JP4988799B2 - 圧電振動デバイス及び圧電振動デバイスの製造方法 - Google Patents

圧電振動デバイス及び圧電振動デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、特に量産に優れた圧電振動デバイス及び圧電振動デバイスの製造方法に関する。
従来、移動体通信機器やOA機器等の小型軽量化及び高周波数化に伴って、それらに用いられる圧電振動デバイスも、より一層の小型化及び高周波数化への対応が求められている。また製造コストを下げるために量産性に優れた圧電振動デバイスの製造方法が求められている。
特許文献1の圧電振動デバイスの製造方法によれば、圧電振動片を収納するパッケージを複数有するウエハのガイド部に個々のリッドを載置している。そして、その製造方法はガイド部を介してリッドとパッケージとを嵌合し気密封止した後、パッケージウエハを切断して複数の圧電振動デバイスを形成している。特許文献1の圧電振動デバイスの製造方法は、パッケージケースとリッドとの位置ずれを防ぐことができるため、生産性を向上させることができる。
特開2008−182468号公報
しかしながら、特許文献1の製造方法は、圧電振動片を収納するパッケージがウエハ単位となっているに過ぎず、リッドは個片の状態になっている。このため、複数のパッケージを形成したウエハに個々にリッドを搭載しなければならない。したがってさらなる生産性の向上が求められている。
本発明は、生産性を向上させ長期にわたって周波数の安定性の高い圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
第1観点の圧電振動デバイスは、励振電極が形成された圧電振動片及び圧電振動片の外周に配置される枠体を有する圧電フレームと、圧電フレームの枠体の一方の面に接合するプレートと、を備えている。そして、枠体とプレートとには嵌め合わせ部が形成され、嵌め合わせ部は接合材を介して接合している。
このような構成によれば、生産性の向上が求められ且つ圧電振動デバイスの密封性も高い。
またこの圧電振動デバイスにおいて、接合材は金属材料であり、嵌め合わせ部には金属膜が形成されている。
またこの圧電振動デバイスにおいて、接合材は樹脂材料である。そして接合材を介して接合した圧電振動デバイスの外側に耐蝕膜が形成されている。この耐蝕膜は無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つを含む。
またこの圧電振動デバイスにおいて、プレートはガラス、セラミック又は圧電材料のいずれか一つからなる。
さらに圧電振動デバイスの圧電振動片はATカット水晶振動片又は音叉型水晶振動片を含む。
第1観点の圧電振動デバイスの製造方法は、励振電極が形成された圧電振動片及び圧電振動片の外周に配置され且つ第1嵌め合わせ部が形成された枠体を有する圧電フレームが複数形成された圧電ウエハを用意する工程と、第1嵌め合わせ部と嵌め合う第2嵌め合わせ部が形成され枠体とほぼ同じ大きさのプレートが複数形成されたプレートウエハを用意する工程と、第1嵌め合わせ部と第2嵌め合わせ部との間に接合材を形成する工程と、圧電ウエハ及びプレートウエハを重ね合わせ接合材を用いて接合する工程と、を備える。
このような構成によれば、ウエハ単位で生産できるため生産性の向上を図ることができる。
第2観点の圧電振動デバイスの製造方法は、さらに接合の工程後に、接合されたウエハを枠体の最外周に沿って切断する工程を備える。
また、接合材による接合の工程後に、圧電ウエハの第1嵌め合わせ部及びプレートウエハの第2嵌め合わせ部を通過するスリットを形成する工程と、スリットに耐蝕膜を形成する工程と、を備える。この耐蝕膜は無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つを含み、化学気相成長法又はスパッタ法により無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つが形成される。
また圧電振動デバイスの製造方法は、接合の工程後に、接合されたウエハをスリットに沿ってスリットより細い幅で切断する工程を備える。
本発明によれば、ウエハ単位でパッケージを形成することができるとともに、圧電振動デバイスの安定性及び耐久性を向上させることができる。
(a)は、第一水晶振動デバイス100を構成する第一リッド10の内面図である。 (b)は、音叉型水晶振動片30を有する第一水晶フレーム20の上面図である。 (c)は、第一ベース40の上面図である。 (d)は、(a)から(c)のA−A断面で第一水晶振動デバイス100を示した断面構成図である。 リッド用ウエハ10W側から見たパッケージウエハ80Wの上面図である。 第一水晶振動デバイス100を有するパッケージウエハ80WのB−B断面線で切った拡大断面図である。ただし、各ウエハが分離された状態を示している。 リッド用ウエハ10WA側から見たパッケージウエハ85Wの上面図である。 第二水晶振動デバイス110を有するパッケージウエハ85WのC−C断面線で切った拡大断面図である。ただし、各ウエハが分離された状態を示している。 (a)は、パッケージウエハ85WのD−D断面線で切った拡大断面図である。 (b)は、スリット87を形成した状態を示す図6A(a)の断面図である。 (c)は、耐蝕膜90を形成した状態を示す図6A(b)の断面図である。 (d)は、切断により個別化された状態を示す第二水晶振動デバイス110の断面図である。
<第1実施形態;第一水晶振動デバイスの構成>
図1(a)は、第一水晶振動デバイス100を構成する第一リッド10の内面図であり、(b)は音叉型水晶振動片30を有する第一水晶フレーム20の上面図であり、(c)は第一ベース40の上面図であり、(d)は(a)から(c)のA−A断面で第一水晶振動デバイス100を示した断面構成図である。第一水晶振動デバイス100は、最上部の第一リッド10、第一水晶フレーム20及び第一ベース40から構成される。
第一リッド10及び第一ベース40は、ガラス、セラミック材料または水晶材料のいずれか一つから形成される。第一水晶フレーム20は、エッチングにより形成された音叉型水晶振動片30を有している。
図1(a)に示されるように第一リッド10は、リッド側凹部17を第一水晶フレーム20側の片面に有している。第一リッド10は、第一水晶フレーム20側の最外周の内側に嵌め合わせ用凹部73を形成している。この嵌め合わせ用凹部73の凹みには金属膜15が形成されている。
図1(b)に示されるように第一水晶フレーム20は、音叉型水晶振動片30と、外枠部29と、支持腕26とから構成され、同じ厚さの水晶ウエハ20W(図2参照)に一体に形成されている。音叉型水晶振動片30は、一対の振動腕21と基部23とからなる。第一水晶フレーム20は、外枠部29の最外周の内側の一面に嵌め合わせ用凸部72を形成し、他方の面に嵌め合わせ用凹部73を形成している。また嵌め合わせ用凸部72及び嵌め合わせ用凹部73にはそれぞれ金属膜25が形成されている。
第一水晶フレーム20は、外枠部29と、基部23と、支持腕26とに第1基部電極31及び第2基部電極32を備える。一対の振動腕21は、表面、裏面及び側面に第1励振電極33及び第2励振電極34が形成されている。第1励振電極33は第1基部電極31につながっており、第2励振電極34は第2基部電極32につながっている。音叉型水晶振動片30は、たとえば32.768kHzで発振する振動片で、極めて小型の振動片となっている。
第1基部電極31、第2基部電極32、第1励振電極33及び第2励振電極34は、150Å〜700Åのクロム(Cr)層の上に400Å〜2000Åの金(Au)層が形成された構成である。
一対の支持腕26は、基部23の一端から振動腕21が伸びる方向(Y方向)に伸びて外枠部29に接続している。一対の支持腕26は、振動腕21の振動を第一水晶振動デバイス100の外部へ振動漏れとして伝えづらくさせ、またパッケージ外部の温度変化、または衝撃の影響を受けづらくさせる効果を持つ。
図1(c)に示されるように、第一ベース40は、ベース側凹部47を第一水晶フレーム20側の片面に有している。第一ベース40は、エッチングによりベース側凹部47を設ける際、同時に第1スルーホール41と第2スルーホール43とを形成する。第一ベース40の表面には、接続電極用段差49が形成され、接続電極用段差49に第1接続電極42及び第2接続電極44を形成する。第一ベース40の底部には、メタライジングされた第1外部電極EX1及び第2外部電極EX2が形成されている。第一ベース40は、第一水晶フレーム20側の最外周の内側に嵌め合わせ用凸部72を形成している。そして、嵌め合わせ用凸部72には、金属膜45が形成されている。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、その内面に金属膜が形成され、その内面の金属膜は、第1接続電極42及び第2接続電極44と同時にフォトリソグラフィ工程で作成されている。第1接続電極42は、第1スルーホール41の金属膜を通じて第1ベース40の底面に設けた第1外部電極EX1に接続する。第2接続電極44は、第2スルーホール43の金属膜を通じて第1ベース40の底面に設けた第2外部電極EX2に接続する。
外枠部29の裏面に形成された第1基部電極31及び第2基部電極32は、それぞれ第一ベース40の表面の第1接続電極42及び第2接続電極44に接続する。つまり、第1基部電極31は第1外部電極EX1と電気的に接続し、第2基部電極32は第2外部電極EX2と電気的に接続している。
第一水晶フレーム20に形成される金属膜25は、150Å〜700Åのクロム(Cr)層の上に400Å〜1500Åの金(Au)層が形成された構成である。リッド及びベースが水晶材料で形成される場合には、金属膜15及び金属膜45はクロム層の上に金層が形成される。リッド及びベースがガラス又はセラミック材料であれば金属膜15及び金属膜45は金層のみが形成される。
図1(d)の概略断面構成図で示されるように、第一水晶振動デバイス100は,図1(a)の第一リッド10と(b)の第一水晶フレーム20と(c)の第一ベース40とが重ね合わされて形成される。特に音叉型水晶振動片30を除く、外形部分をパッケージ80と呼ぶ。図1(d)では説明のためそれぞれが分離して描かれている。パッケージ80の第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、封止材70により封止されている。
図1(d)に示されているように、第一リッド10、第一ベース40及び第一水晶フレーム20は、接合面に嵌合用段差部が形成されている。第一リッド10の嵌め合わせ用凹部73は、第一水晶フレーム20の嵌め合わせ用凸部72に嵌め合わされる。第一ベース40の嵌め合わせ用凸部72は、第一水晶フレーム20の嵌め合わせ用凹部73に嵌め合わされる。
図1(d)は、一個の第一水晶振動デバイス100を接合する前の図を示しているが、実際の製造においては、数百から数千の第一水晶フレーム20が形成された1枚の水晶ウエハ20W(図2を参照)に、数百から数千の第一リッド10が形成された1枚のリッドウエハ10W(図3を参照)と、数百から数千の第一ベース40が形成されたベースウエハ40W(図3を参照)とが重ね合わされ接合される。そしてウエハ単位で一度に数百から数千の第一水晶振動デバイス100が製造される。なお、水晶ウエハ20W、リッド用ウエハ10W及びベース用ウエハ40Wが重ねられたウエハをパッケージウエハ80Wと呼ぶ。
図2は、リッド用ウエハ10W側から見たパッケージウエハ80Wの上面図である。また、図2は特にリッド用ウエハ10Wが透明の状態で、水晶ウエハ20Wの音叉型水晶振動片30が主体的に描かれている。パッケージウエハ80Wは、説明の都合上、1つの第一水晶振動デバイス100の外形(XY平面の大きさ)に相当する領域を仮想線(二点鎖線)で表示している。また、音叉型水晶振動片30と外枠部29とが区別し易いように空間22が網目で示されている。
図2に示されるように、リッド用ウエハ10Wには切断溝60が形成されている。ベース用ウエハ40W(図3を参照)にも、リッド用ウエハ10Wの切断溝60と同じ位置(XY平面)で同様な切断溝60が形成される。パッケージウエハ80Wは不図示のダイシングフィルムに固定されて、ダイシングソーで切断される。リッド用ウエハ10W及びベース用ウエハ40Wの切断溝60は、ダイシングソーで切断される際に、第一水晶振動デバイス100に割れなどが生じないように設けられている。ダイシングソーは直線状に移動するため、リッド用ウエハ10W及びベース用ウエハ40Wの切断溝60はそれらウエハの周縁部にまで伸びている。切断溝60の深さは、例えば20μmから40μmである。
また、図2に示されるように、リッド用ウエハ10Wに形成された金属膜15、水晶ウエハ20Wに形成された金属膜25及びベース用ウエハ40Wに形成された金属膜45は、XY平面において重なり合うように形成されている。第一リッド10の嵌め合わせ用凹部73は、第一水晶フレーム20の嵌め合わせ用凸部72とは重なって嵌め合わされている。また、金属膜15、金属膜25及び金属膜45は、切断溝60に接することがないように、第一水晶振動デバイス100の外形の内側に形成されている。ダイシングソーの歯先に金属膜の金属が付着してしまうことを防ぐためである。
図3は、図2に示された第一水晶振動デバイス100を有するパッケージウエハ80WのB−B断面線で切断して分離した状態を示す断面図である。パッケージウエハ80Wは、説明の都合上第一水晶振動デバイス100の大きさに相当する部分を仮想線(二点鎖線)で表示している。
図3に示されるように、パッケージウエハ80Wは、第一リッド10を備えたリッド用ウエハ10Wと第一水晶フレーム20を備えた水晶ウエハ20Wと第一ベース40を備えたベース用ウエハ40Wとから構成されている。図3は、説明の都合上、水晶ウエハ20Wを中央に挟んでリッド用ウエハ10Wを下に、ベース用ウエハ40Wを上に配置し接合する前の状態を示している。リッド用ウエハ10W及びベース用ウエハ40Wには、第一水晶振動デバイス100の大きさに相当する切断溝60が形成されている。
リッド用ウエハ10Wは、ウエットエッチングによりリッド側凹部17が形成される。同時に、リッド用ウエハ10Wにはウエットエッチングにより水晶ウエハ20W側に嵌め合わせ用凹部73が形成される。またリッド用ウエハ10Wは、リッド側凹部17の反対面に第一水晶振動デバイス100の大きさに相当する切断溝60がウエットエッチングにより形成される。ベース用ウエハ40Wも、ウエットエッチングにより、ベース側凹部47と嵌め合わせ用凸部72とが形成される。またベース用ウエハ40Wは、第一水晶振動デバイス100の大きさに相当する切断溝60がウエットエッチングにより形成される。
また水晶ウエハ20Wは、リッド用ウエハ10W側に嵌め合わせ用凸部72が形成され、ベース用ウエハ40W側に嵌め合わせ用凹部73がウエットエッチングにより形成される。リッド用ウエハ10Wに形成された嵌め合わせ用凹部73は、水晶ウエハ20Wの嵌め合わせ用凸部72に嵌め込まれる。ベース用ウエハ40Wに形成された嵌め合わせ用凸部72は、水晶ウエハ20Wの嵌め合わせ用凹部73に嵌め込まれる。
図3に示されるように、リッド用ウエハ10Wは、嵌め合わせ用凹部73に金属膜15を備える。水晶ウエハ20Wは,嵌め合わせ用凸部72及び嵌め合わせ用凹部73に金属膜25を備える。ベース用ウエハ40Wは、嵌め合わせ用凸部72に金属膜45を備える。
嵌め合わせ用凹部73には、球形状の共晶金属ボール75を転がり落ちない状態で配置することができる。嵌め合わせ用凸部72と嵌め合わせ用凹部73とが嵌め込まれた状態で共晶金属ボール75が溶けると、溶けた共晶金属が金属膜15、金属膜25及び金属膜45に沿って流れていく。すなわち溶けた共晶金属は毛細管現象により金属膜15、金属膜25及び金属膜45の表面を濡らす。そして、溶けた共晶金属が固まると、金属膜15と金属膜25とが接合し、金属膜25と金属膜45とが接合する。つまり、第一水晶振動デバイス100は、パッケージの形成に金属膜15,25,45を介して接合が行われる。
なお、共晶金属ボール75は、金シリコン(Au3.15Si)合金、金ゲルマニューム(Au12Ge)合金、又は金スズ(Au20Sn)合金で構成される。金シリコン合金は溶融温度が363°Cであり、金ゲルマニューム合金は溶融温度が356°Cであり、金スズ合金は溶融温度が280°Cである。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、封止材70により封止されるが、接合材と同じく金シリコン合金、金ゲルマニューム合金、または金スズ合金が使われる。同じ共晶金属を使用すると、封止と接合とを同時に行うことができる。例えば、真空又は不活性ガスで満たされたリフロー炉にパッケージウエハ80Wを配置することにより、スルーホールの封止と各ウエハの接合とを同じ温度で行うことができる。
もちろん、封止材70と接合材(共晶金属ボール75)とに別々の合金を使用することもできる。その際には、先に溶かす共晶金属を溶融温度が高い金属とする。後工程で共晶金属を溶かす際に先に溶かした共晶金属が溶けないようにするためである。
仮想線(二点鎖線)で表示している第一水晶振動デバイス100の大きさに切断する領域は、金属膜15,25,45が存在しない。このためその領域には共晶金属ボール75の溶けた接合材も存在しない。したがって、ダイシングソーで第一水晶振動デバイス100を個別化する際に、ダイシングソーが金属部分を切断することがなく、ダイシングソーの摩耗、目詰まりが抑制され、パッケージウエハ80Wにチッピング及びクラック等を発生するトラブルを回避できる。
リッド用ウエハ10W及びベース用ウエハ40Wは切断溝60を有しているため、ダイシングソーの切断負荷が軽減され作業効率が高くなる。また、ダイシングする際には、不図示のダイシングテープにリッド用ウエハ10W又はベース用ウエハ40Wが貼り付けられてからダイジングされる。その際に、切断溝60は切削した切りくずがリッド用ウエハ10W又はベース用ウエハ40Wに衝突することを防止する。
<第2実施形態;第二水晶振動デバイス110の構成>
図4はリッド用ウエハ10WA側から見たパッケージウエハ85Wの上面図である。また、図4は特にリッド用ウエハ10WAが透明の状態で、水晶ウエハ20WAの音叉型水晶振動片30を主体に描かれている。パッケージウエハ85Wは、説明の都合上、1つの第二水晶振動デバイス110の外形(XY平面の大きさ)に相当する領域を仮想線(二点鎖線)で表示している。また、音叉型水晶振動片30と外枠部29とが区別し易いように空間22が網目で示されている。
図4に示されるように、リッド用ウエハ10WAには切断溝60が形成されている。ベース用ウエハ40WA(図5を参照)にも、リッド用ウエハ10WAの切断溝60と同じ位置(XY平面)で同様な切断溝60が形成される。第二水晶振動デバイス110の外形(XY平面の大きさ)に相当する領域に沿って嵌め合わせ用凹部68及び嵌め合わせ用凸部69の領域が実線で示されている。
図5は、図4に示された第二水晶振動デバイス110を有するパッケージウエハ85WのC−C断面線で切断して分離した状態を示す断面図である。第二水晶振動デバイス110は、パッケージの形成に樹脂材料を介して接合が行われる。パッケージウエハ85Wは、説明の都合上第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する領域を仮想線(二点鎖線)で表示している。
図5に示されるように、パッケージウエハ85Wは、第二リッド10Aを備えたリッド用ウエハ10WAと第二水晶フレーム20Aを備えた水晶ウエハ20WAと第二ベース40Aを備えたベース用ウエハ40WAとから構成されている。図5は、説明の都合上、水晶ウエハ20WAを中央に挟んでリッド用ウエハ10WAを下に、ベース用ウエハ40WAを上に配置し接合する前の状態を示している。リッド用ウエハ10WA及びベース用ウエハ40WAは、第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する領域に切断溝60が形成されている。
リッド用ウエハ10WAは、ウエットエッチングにより凹んだリッド側凹部17が形成される。同時に、リッド用ウエハ10WAにはウエットエッチングにより水晶ウエハ20WA側に凹んだ嵌め合わせ用凹部68が形成される。またリッド用ウエハ10WAは、リッド側凹部17の反対面に第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する切断溝60がウエットエッチングにより形成される。ベース用ウエハ40WAも、ウエットエッチングにより、凹んだベース側凹部47と凸状の嵌め合わせ用凸部69とが形成される。またベース用ウエハ40WAは、第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する切断溝60がウエットエッチングにより形成される。
また水晶ウエハ20WAは、リッド用ウエハ10WA側に嵌め合わせ用凸部69が形成され、ベース用ウエハ40WA側に嵌め合わせ用凹部68がウエットエッチングにより形成される。リッド用ウエハ10WAに形成された嵌め合わせ用凹部68は、水晶ウエハ20WAの嵌め合わせ用凸部69に嵌め込まれる。ベース用ウエハ40WAに形成された嵌め合わせ用凸部69は、水晶ウエハ20WAの嵌め合わせ用凹部68に嵌め込まれる。
第二水晶振動デバイス110は、樹脂などの接着材で簡易的に接合を行うため嵌め合わせ用凸部69又は嵌め合わせ用凹部68に金属膜を形成しない。樹脂などの接着材として、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂及びポリイミド樹脂などの一つ又は複数が使用される。
<第二水晶振動デバイス110の製造工程>
図6A及び図6Bは、図4に示された第二水晶振動デバイス110を有するパッケージウエハ85WのD−D断面線で切断して接合した状態を示す断面図である。図6A及び図6Bは、第二水晶振動デバイス110の製造工程を説明する図である。パッケージウエハ85Wは、説明の都合上第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する領域を仮想線(二点鎖線)で表示している。
図6A(a)は、第二リッド10Aが形成されたリッド用ウエハ10WAと、音叉型水晶振動片30を有する第二水晶フレーム20Aが形成された振動片用の水晶ウエハ20WAと、第二ベース40Aが形成されたベース用ウエハ40WAとを重ね合わせた状態を示した図である。それらウエハの嵌め合わせ用凹部68が嵌め合わせ用凸部69に嵌め合わされて接合している。それらウエハが互いに剥がれないように、嵌め合わせ用凹部68に樹脂の接着剤が塗布されており、3枚のウエハは重ね合わせられる。
リッド用ウエハ10WA及びベース用ウエハ40WAには、切断溝60が形成されている。切断溝60はダイシングの際にパッケージウエハ85Wがクラックなどの割れが生じることを防ぐが、必ずしも必要でない。
重ね合わせる際には、すでに第二リッド10Aのリッド側凹部17及び切断溝60はエッチングで形成されている。また、第二ベース40Aのベース側凹部47及び切断溝60がエッチングで形成されており、さらに第1接続電極42及び第2接続電極44も形成されている。
リッド用ウエハ10WA、振動片用の水晶ウエハ20WA及びベース用ウエハ40WAの接合面は、位置合わせして接合面に例えばエポキシ樹脂を配置し重ね合わされた後、大気中でエポキシ樹脂の接着を強固にするために加圧する。これにより、強固に樹脂接合しパッケージウエハ85Wを形成する。接合の際に、第1基部電極31及び第2基部電極32(図5参照)と第1接続電極42及び第2接続電極44ともしっかりと接合する。
パッケージウエハ85Wは、第1スルーホール41及び第2スルーホール43に封止材70を配置し、不図示の真空リフロー炉の真空中又は不活性雰囲気中に保持し封止を行う。封止材70は、例えば金・ゲルマニューム(Au12Ge)合金が使われる。溶融温度は356°Cである。
図6A(b)は、スリット87を形成した状態を示す図6A(a)の断面図である。
図6A(b)に示されるように、パッケージウエハ85Wは、第二水晶振動デバイス110の大きさに相当する領域の切断溝60の仮想線(二点鎖線)に沿ってダイシングソーで切断され、パッケージウエハ85Wにスリット87が形成される。このスリット87の切り込み深さは、重ねられて接合した嵌め合わせ用凸部69及び嵌め合わせ用凹部68を越える範囲までである。ウエハ単位でなく個々の第二水晶振動デバイス110で扱う場合にはスリット87はパッケージウエハ85Wの底面まで貫通し、個々の第二水晶振動デバイス110に切断してもよい。
図6B(c)は、耐蝕膜90を形成した状態を示す図6A(b)の断面図である。
図6B(c)に示されるように、スリット87が形成されたパッケージウエハ85Wに対して、耐蝕膜90が形成される。耐蝕膜90は、化学的気相成長法(CVD)及び物理的気相成長法(PVD)によって、パッケージウエハ85Wの側面及び上面に成膜される。特に、嵌め合わせ用凸部69及び嵌め合わせ用凹部68の側面は、耐蝕膜90で厚く覆われることが好ましい。
耐蝕膜90は、無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つを成膜する。2重に成膜してもよい。例えば、無機酸化膜は、シリカ(SiO)膜、酸化チタン(TiO)膜及び酸化アルミニューム(Al)膜などがある。窒化膜は、窒化ケイ素(Si3)膜及び窒化アルミニューム(AlN)膜などがある。酸化窒化膜は、酸窒化ケイ素(SiON)膜がある。
第二水晶振動デバイス110は樹脂などの接着材で嵌め合わせ用凸部69及び嵌め合わせ用凹部68を接合した。樹脂などの接着材は、時間経過とともに接着力又は接合力が劣化していく割合が大きい。このため、樹脂などの接着材は、第二水晶振動デバイス110の真空度又は不活性ガスの濃度を長期にわたり保つことが困難である。耐蝕膜90は、このような困難を克服し、第二水晶振動デバイス110の真空度又は不活性ガスの濃度を長期にわたり保つことができる。
なお、化学的気相成長法(CVD)は、ガスとして供給される薄膜の構成材料にプラズマ等のエネルギーを加えて原料ガス分子の分解・反応・中間生成物を形成し、基板表面での吸着、反応、脱離を経て薄膜を堆積させる方法である。物理的気相成長法(PVD)は、薄膜化する原料を熱やプラズマ等のエネルギーで一旦蒸発・気化し基板上に薄膜を堆積させる方法である。PVDの代表的な手法として、真空蒸着法やスパッタリング法等がある。
図6B(d)は、耐蝕膜90を形成後、切断により個別化された状態を示す第二水晶振動デバイス110の断面図である。
図6B(d)に示されるように、スリット87に沿ってスリット87より細い幅のダイシングソーで切断部96を形成する。第二水晶振動デバイス110は、ダイシングにより個々の第二圧電振動デバイス110に切り離される。
図6A及び図6Bでは、第1スルーホール41及び第2スルーホール43に封止材70で封止した後に、パッケージウエハ85Wにスリット87が形成される。しかしこの順序に限られない。例えば、パッケージウエハ85Wにスリット87及び耐蝕膜90が形成された後、真空中又は不活性雰囲気中でパッケージウエハ85Wを封止してもよい。
以上、本発明の好適実施形態である第一水晶振動デバイス100、第二水晶振動デバイス110,について説明したが、リッド、圧電フレーム及びベースに形成された嵌合部を介してパッケージを形成することにより、圧電振動デバイスの気密性を向上することができる。以上の説明で、振動腕に溝が形成されていない音叉型水晶振動子を用いて実施例を述べたが、振動腕に溝が形成された音叉型水晶振動子でもよいし、他の厚み滑り振動を用いたATカット水晶板を用いた水晶振動子でも同様の効果が得られる。また、接合面、嵌合部及び接合材の形状などの組合せを変えることが可能である。
10 … 第一リッド、10A … 第二リッド、
15、25、45… 金属膜
17 … リッド側凹部
20 … 第一水晶フレーム、20A … 第二水晶フレーム
21 … 振動腕、22 …空間部、23 … 基部、26 … 支持腕
29 … 外枠部
30 … 音叉型水晶振動片
31、32 … 基部電極、33、34 … 励振電極
40 … 第一ベース、40A … 第二ベース、
41 … 第1スルーホール、43 … 第2スルーホール
42 … 第1接続電極、 44 … 第2接続電極
47 … ベース側凹部
49 … 接続電極用段差
60 … 切断溝
68,73 … 嵌め合わせ用凹部、69,72 … 嵌め合わせ用凸部
70 … 封止材、75 … 共晶金属ボール
80W、85W … パッケージウエハ
87 … スリット
90 … 耐蝕膜
96 … 切断部
100 … 第一水晶振動デバイス、110 … 第二水晶振動デバイス
EX1 … 第1外部電極、 EX2 … 第2外部電極
10W、10WA … リッド用ウエハ
20W、20WA … 振動片用の水晶ウエハ
40W、40WA … ベース用ウエハ

Claims (14)

  1. 励振電極が形成された圧電振動片及び前記圧電振動片の外周に配置される枠体を有する圧電フレームと、
    前記圧電フレームの枠体の一方の面に接合する第1プレートと、
    前記圧電フレームの枠体の他方の面に接合する第2プレートと、を備え、
    前記枠体の一方の面に凸状の第1嵌め合わせ部が形成され前記枠体の他方の面に前記凸状を逆にした凹状の第3嵌め合わせ部が形成され、
    前記第1プレートに凹状の第2嵌め合わせ部が形成され、
    前記第2プレートに凸状の第4嵌め合わせ部が形成され、
    前記第1嵌め合わせ部と前記第2嵌め合わせ部とが接合材を介して接合し、前記第3嵌め合わせ部と前記第4嵌め合わせ部とが接合材を介して接合している圧電振動デバイス。
  2. 前記凸状は、前記面の法線方向に所定の高さと前記法線方向と直交する方向に所定の幅とを有し、
    前記凹状は、前記所定の高さと同じ深さと前記所定の幅と同じ幅を有する請求項1に記載の圧電振動デバイス。
  3. 前記接合材は金属材料であり、前記第1嵌め合わせ部から前記第4嵌め合わせ部には金属膜が形成されている請求項1又は請求項2に記載の圧電振動デバイス。
  4. 前記接合材は樹脂材料である請求項1又は請求項2に記載の圧電振動デバイス。
  5. 前記接合材を介して接合した圧電振動デバイスの外側に耐蝕膜が形成されている請求項4に記載の圧電振動デバイス。
  6. 前記耐蝕膜は無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つを含む請求項5に記載の圧電振動デバイス。
  7. 前記第1プレート及び前記第2プレートガラス、セラミック又は圧電材料のいずれか一つからなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の圧電振動デバイス。
  8. 前記圧電振動片がATカット水晶振動片又は音叉型水晶振動片を含む請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の圧電振動デバイス。
  9. 励振電極が形成された圧電振動片及び前記圧電振動片の外周に配置され且つ一方の面に凸状の第1嵌め合わせ部及び他方の面に前記凸状を逆にした凹状の第3嵌め合わせ部が形成された枠体を有する圧電フレームが複数形成された圧電ウエハを用意する工程と、
    前記第1嵌め合わせ部と嵌め合う凹状の第2嵌め合わせ部が形成され前記枠体とほぼ同じ大きさの第1プレートが複数形成された第1プレートウエハを用意する工程と、
    前記第3嵌め合わせ部と嵌め合う凸状の第4嵌め合わせ部が形成され前記枠体とほぼ同じ大きさの第2プレートが複数形成された第2プレートウエハを用意する工程と、
    前記第1嵌め合わせ部と前記第2嵌め合わせ部との間、及び前記第3嵌め合わせ部と前記第4嵌め合わせ部との間に接合材を配置する工程と、
    前記圧電ウエハ及び前記プレートウエハを重ね合わせ、前記接合材を用いて接合する工程と、
    を備える圧電振動デバイスの製造方法。
  10. 前記凸状は、前記面の法線方向に所定の高さと前記法線方向と直交する方向に所定の幅とを有し、
    前記凹状は、前記所定の高さと同じ深さと前記所定の幅と同じ幅を有する請求項9に記載の圧電振動デバイスの製造方法。
  11. 前記接合の工程後に、前記接合されたウエハを前記枠体の最外周に沿って切断する工程を備える請求項9又は請求項10に記載の圧電振動デバイスの製造方法。
  12. 前記接合材による接合の工程後に、前記圧電ウエハの第1嵌め合わせ部及び第3嵌め合わせ部、前記第1プレートウエハの第2嵌め合わせ部並びに前記第2プレートウエハの第4嵌め合わせ部を通過するスリットを形成する工程と、
    前記スリットに耐蝕膜を形成する工程と、
    を備える請求項9に記載の圧電振動デバイスの製造方法。
  13. 前記耐蝕膜は無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つを含み、化学気相成長法又はスパッタ法により前記無機酸化膜、窒化膜又は酸化窒化膜の少なくとも1つが形成される請求項12に記載の圧電振動デバイスの製造方法。
  14. 前記接合の工程後に、前記接合されたウエハを前記スリットに沿って前記スリットより細い幅で切断する工程を備える請求項12に記載の圧電振動デバイスの製造方法。
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