JP4987124B2 - グラフィックデータ提供方法及びグラフィックデータ表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、グラフィックデータを提供する方法及びグラフィックデータを表示する方法に関する。
今日、インターネットの出現によって、データ、グラフィック、ビデオ又はテキストのような情報は、異なるプラットフォーム上で動作している装置、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、ノートブックコンピュータ、個人情報端末(PDA)、及び携帯電話の間で容易に伝送されて共有される。これらの装置は異なるアプリケーションのために設計されているので、これらの装置が全て、ディスプレイのサイズ、メモリ容量、利用可能な処理パワー、及びパワー消費のような異なる要件及び制約を有していることは、驚くことではない。
ここで、多数のこれらの装置の制約は、どのように情報が提示されるかに影響する。例えば、比較的小さなディスプレイスクリーン(例えば携帯電話のもの)に、大きなディスプレイスクリーン(例えばデスクトップPCのもの)を満たす例えば写真を、画質の視認可能な損失無しに提示する方法は、そのような装置の大きな多様性の観点から問題である。
現時点では、グラフィックを表現するために普通に使用されている方法は2つある。すなわち、ラスターに基づく表現とベクトルに基づく表現である。
ラスターに基づく表現では、各画素は、例えばデジタル写真におけるように別個に定義される。そのため、ラスターに基づく表現は、典型的にはデジタル写真イメージを表現する際に使用される。ラスターに基づく表現の例は、グラフィック・インターチェンジ・フォーマット(GIF)フォーマット及びジョイント・フォトグラフィック・エキスパート・グループ(JPEG)フォーマットを含む。
GIFフォーマットは256色の使用を許容するのみであり、これはしばしば、高品質の写真イメージには不十分である。したがって、GIFフォーマットは、高品質の写真イメージにはめったに使用されない(JPEGフォーマットが典型的にこのアプリケーションのために使用される)。しかし、GIFフォーマットは、損失の少ないデータ圧縮技法を使用しているという利点を有する。それゆえ、GIFフォーマットでは、視覚的な質における損失無しにデジタルイメージのサイズを縮小することが可能である。
デジタル写真のベクトルに基づく表現では、線は、線を描くために使用される数学的な公式を使用して表される(例えば、2点を取って、それらの間の方物線を描く)。これはそれから、受領側で補間されて、グラフィックを作成して表示する。このため、ベクトルに基づく表現では、ラスターに基づく表現に比べて、より小さなファイルを使用してシャープなグラフィックが提供され得る。しかし、ベクトルに基づく表現では、複雑なグラフィックをレンダリングして表示するプロセスは、要求される処理が大量であるために、より遅い。
ベクトルに基づく表現は、典型的には、デスクトップPC、インターネット、及び携帯アプリケーションで使用される。ベクトルに基づく表現の例は、フラッシュ・フォーマット及びスケーラブル・ベクトル・グラフィックス(SVG)フォーマットを含む。
フラッシュ・フォーマットは、インターネットアプリケーション、コンピュータゲーム、及びムービーのためのコンテンツを生成するために使用されるアドビ・フラッシュ・プレーヤー及びマルチメディア・オーサリング・アプリケーション・プログラムによって使用されるフォーマットを意味する。アドビ・フラッシュ・プレーヤーは、たいていのインターネットブラウザで広く入手可能なクライアント側アプリケーションであり、ラスター及びベクトルの両方に基づく表現をサポートする。フラッシュフォーマットファイル(すなわち.swfファイル)におけるベクトルに基づく表現の使用は、いくつかのプログラムコードと組み合わせて、フラッシュフォーマットファイルのサイズを、等価なビットマップファイル又はビデオクリップファイルよりも小さくすることを可能にする。
SVGフォーマットは、XMLに基づくテキストファイルフォーマットである。フラッシュファイルのように、SVGフォーマットファイルのサイズもまた、ラスターに基づく表現フォーマットに比べると比較的小さい。SVGフォーマットの他の利点は、その計量可能性(スケーラビィリティ;scalability)であり、これは、解像度、変換などのようなパラメータを制御することによって、クライアント側の制約を、そのファイルがどのようにレンダリング又は表示されるかを決定するために使用することができることを意味する。
これに関して、ベクトルに基づく表現を使用して得られたファイルのサイズが、ラスターに基づく表現を使用して得られものよりも一般的に小さいことに留意されたい。加えて、ファイルの共有及び伝送に関して、より小さなファイルサイズは、前記ファイルが有線又は無線ネットワークを介したその伝送のために少ない帯域幅しか必要としないという点で有益である。
特開平10−215458号公報 米国特許出願公開2004/009599号明細書 欧州特許第762776号明細書
シー、エイチ、エスら著「人工的な筆使いの表現とディスクBスプライン曲線によるアニメーション」、2005年ACE会報、スペインバレンシア、2005年6月
上記で論じた全てのグラフィック表現フォーマットの利点にかかわらず、これらのフォーマットを使用して得られたファイルのサイズは、依然として相対的に大きい。
本発明の第1の態様では、グラフィックデータを提供する方法が提供される。この方法は、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成するステップと、前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを生成するステップと、前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて及び前記第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて、グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を備えるパラメータセットを生成するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴が、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、前記データベクトルの第1のセット、前記データベクトルの第2のセット、及び前記パラメータセットを備える少なくとも一つのデータファイルを生成するステップと、を包含する。
本発明の第2の態様では、グラフィックデータを表示する方法が提供される。この方法は、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信するステップと、前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを受信するステップと、前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて及び前記第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて、グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を備えるパラメータセットを受信するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴が、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、前記データベクトルの第1のセットから前記第1のデジタル写真を生成するステップと、前記データベクトルの第2のセットから前記第2のデジタル写真を生成するステップと、前記パラメータセット、前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴、及び前記第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を使用して、前記少なくとも一つの第3のデジタル写真を生成するステップと、を包含する。
本発明の第3の態様では、グラフィックデータを提供する方法が提供される。この方法は、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成するステップと、前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を備えるパラメータセットを生成するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴が、前記第1のデジタル写真の前または後に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、前記データベクトルの第1のセット及び前記パラメータセットを備える少なくとも一つのデータファイルを生成するステップと、を包含する。
本発明の第4の態様では、グラフィックデータを表示する方法が提供される。この方法は、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信するステップと、前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を備えるパラメータセットを受信するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴が、前記第1のデジタル写真の前または後に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、前記データベクトルの第1のセットから前記第1のデジタル写真を生成するステップと、前記パラメータセット、及び前記第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を使用して、前記少なくとも一つの第3のデジタル写真を生成するステップと、を包含する。
グラフィックデータを提供する方法の文脈で記述される実施形態は、グラフィックデータを表示する方法及び装置に対して、相似的に有効である。
本発明の実施形態は、以下の効果を有する。
第1に、グラフィックファイルのサイズが、本発明の実施形態を使用して低減され得る。そのため、その小さなサイズのため、本発明の実施形態を使用して生成されたグラフィックファイルは、例えば帯域幅が制限されたチャンネルの間での伝送に適している。
第2に、本発明の実施形態を使用して得られるグラフィックファイルはさらに、エンドユーザに、彼がグラフィックをビューしたい環境を設定する際の容易さ及び柔軟さを提供する。
図面において、同様の参照番号は、異なる図に渡って一般的に同じ部分を指す。図面は必ずしも縮尺通りではなく、その代わりに、本発明の原理の図示が一般的に強調されている。以下の記述では、本発明の様々な実施形態が以下の図面を参照して記述されている。
本発明のある実施形態にしたがってグラフィックデータを生成し且つグラフィックデータを表示するステップを簡潔に記述する流れ図を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックデータを生成し且つグラフィックデータを表示するステップを詳細に記述する流れ図を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルにおけるキーデジタルフレームの構造的概観を提供するダイアグラムを示す図である。 非ベクトル化ストロークのイメージとベクトル化ストロークのイメージとの間の比較を示す図である。 3つのベクトルに基づく表現の比較を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおけるストロークの表現を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける初期形状の表現を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける初期形状として円、矩形、及び多角形の表現を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおけるフィールドカラーの表現を示す図である。 本発明のある実施形態の例を示す図であって、データベクトルのセットがグラフィックオブジェクトの動き経路を改変する手段として使用される図である。 本発明のある実施形態のさらなる例を示す図であって、データベクトルのセットがグラフィックオブジェクトの動き経路を改変する手段として使用される図である。 本発明のある実施形態にしたがってラスターイメージから獲得され且つそれからアニメーション化されたキーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの結果を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトをアニメーション化する例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってレイヤリングを使用してグラフィックオブジェクトをアニメーション化する例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトのアニメーションに対するパラメータセットの改変の効果の例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトのアニメーションに対するパラメータセットの改変の効果の他の例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトのアニメーションに対するパラメータセットの改変の効果のさらに他の例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトのアニメーションに対するパラメータセットの改変の効果のさらなる例を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける音声データの表現の概観を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける音声データを表す方法を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける音声クリップデータを表す方法を示す図である。 本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける音声データライブラリへのインデックスの表現を示す図である。
本発明の実施形態は、従属請求項から生じる。
本発明のある実施形態によれば、グラフィックデータを提供する方法は、さらに、第1のデジタル写真における複数のグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成するステップと、第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真における複数のグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを生成するステップと、を包む。
ここで使用されているように、「複数の」という用語は、前述の用語と一緒に使用される2つ又はそれ以上のアイテムを指す。例えば、この文脈では、複数のグラフィックオブジェクトは、2つ又はそれ以上のグラフィックオブジェクトを意味する。
この実施形態では、第1のデジタル写真には1つより多くのグラフィックオブジェクトが存在してもよい。したがって、データベクトルの第1のセットは、第1の写真の全てのグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定する。
第1のデジタル写真には一つより多くのグラフィックオブジェクトが存在し得るので、第2のデジタル写真にも、一つより多くのグラフィックオブジェクトが存在し得る。この観点では、データベクトルの第2のセットは、第2の写真の全てのグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定し得る。
本発明の他の実施形態によれば、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置から第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置までの動きの経路に関する情報を備えてもよい。
この実施形態では、グラフィックオブジェクトは、第1のデジタル写真のある位置から、第2のデジタル写真の他の位置に動かされてもよい。例えば、グラフィックオブジェクトに対する動き経路は、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置から第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置までの直線、弧、又は任意のラインであり得るが、これらに限られるわけではない。
他の実施形態では、動き経路は特定されるか又は所定のデフォルト値の値を取り得る。
本発明のさらに他の実施形態では、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真におけるその位置から第2のデジタル写真におけるその位置までの動きの経路に沿ったグラフィックオブジェクトの方向に関する情報を備える。
この実施形態では、グラフィックオブジェクトが動き経路に沿って動くとき、グラフィックオブジェクトの方向は、グラフィックオブジェクトの示された点が常に、例えば北を向くように固定され得る。
あるいは、グラフィックオブジェクトは、例えば動き経路に沿って動くにつれて、時計回りに回転してもよい。この場合、グラフィックオブジェクトの方向は、時計回りに回転していると特定され得る。
本発明のさらに他の実施形態では、パラメータセットがさらに、照明効果に関する情報を含む。
ここで使用されているように、照明効果という用語は、デジタル写真から知覚されるときのグラフィックオブジェクトへの光の効果を指している。例えば、グラフィックオブジェクトの左側に光源があるとき、グラフィックオブジェクトの左側が、グラフィックオブジェクトの右側よりも、恐らく明るく見えるであろう。
本発明の他の実施形態では、パラメータセットがさらに、グラフィックオブジェクトが光源であるときに、照明効果に関する情報を含む。
パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真の後であって第2のデジタル写真の前に表示されるべき第4のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第3のセットを含んでもよい。
この実施形態では、データベクトルの第3のセット(これは第4のデジタル写真を直接生成するために使用される)が、グラフィックオブジェクトの動きの経路を改変する他の手段として使用され得る。例えば、動きの経路のデフォルト値が使用される場合、データベクトルの第3のセットを含めることは、第1のデジタル写真におけるその位置から第4のデジタル写真におけるその位置まで、且つそれから第2のデジタル写真におけるその位置までのグラフィックオブジェクトの動きの滑らかな経路が存在するように、動きの経路を自動的に変える。
本発明の一つの実施形態によれば、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真の後であって第2のデジタル写真の前に表示されるべき第3のデジタル写真の数に関する情報を含む。
本発明の他の実施形態によれば、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真、第2のデジタル写真、及び/又は少なくとも一つの第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの形状に関する情報を含む。
この実施形態では、グラフィックオブジェクトの形状は、第1のデジタル写真、第2のデジタル写真、及び/又は少なくとも一つの第3のデジタル写真において同じままであってもよい。あるいは、グラフィックオブジェクトの形状は、例えば、(例えば一つ又はそれ以上の方向に)拡張又は収縮するか、あるいは他の形状に変化または変身するようにさえ、特定してもよい。
本発明の他の実施形態では、第1のデジタル写真、第2のデジタル写真、及び/又は少なくとも一つの第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの形状に関する情報がさらに、グラフィックオブジェクトの形状が第1のデジタル写真から第2のデジタル写真に変化する速さに関する情報を含む。
この実施形態では、第1のデジタル写真の後であって第2のデジタル写真の前に表示されるべき第3のデジタル写真の数に関する情報、ならびに、グラフィックオブジェクトの形状が第1のデジタル写真から第2のデジタル写真に変化する速さに関する情報が、一連のデジタル写真(第1のデジタル写真から第2のデジタル写真まで)が表示されるときにユーザによって知覚されるような、グラフィックオブジェクトの形状に対する変化率を決定するために使用されてもよい。
本発明の他の実施形態では、パラメータセットがさらに、グラフィックオブジェクトの位置が第1のデジタル写真から第2のデジタル写真に変化する速さに関する情報を含む。
この実施形態では、例えば、グラフィックオブジェクトの位置変化の速さが第1のデジタル写真フレームから第2のデジタル写真フレームまで一定であれば、隣接するデジタル写真フレームの間のグラフィックオブジェクトの位置の相違は大まかに同じである。
本発明のある実施形態によれば、前記パラメータセットがさらに、カメラの動き経路、カメラ回転、カメラアングル、及びカメラクローズアップズーム効果のようなカメラパラメータに関する情報を含む。
本発明の他の実施形態によれば、パラメータセットがさらに、グラフィックオブジェクトのレイヤリングに関する情報を含んでおり、グラフィックオブジェクトのレイヤリングがグラフィックオブジェクトの出現順序を決定する。
ここで使用されているように、レイヤリングという用語は、グラフィックオブジェクトの一部の異なるレイヤーへのセグメント化を指す。この点に関して、各レイヤーはグラフィックオブジェクトの一部を有してもよい。
レイヤリングという用語はまた、グラフィックオブジェクトのグループのセグメント化も指し、各レイヤーは一つ又はそれ以上のグラフィックオブジェクトを有してもよい。
例えば、コンピューターグラフィックスにおいて、レイヤリングは典型的には、例えば、グラフィックオブジェクトのグループを正面に持ってきたり、あるいはグラフィックオブジェクトのグループを後方に送ったりするために使用される。この例では、グラフィックオブジェクトの第1のグループがレイヤー1に置かれ、グラフィックオブジェクトの第2のグループがレイヤー2に置かれると推定されている。
ここで、グラフィックオブジェクトの第1のグループを正面に持ってくるために、レイヤーは、レイヤー1がレイヤー2の前に表示されるように順序付けられる。表示の観点からは、グラフィックオブジェクトの第1のグループはグラフィックオブジェクトの第2のグループの上にあるように見える。そのため、グラフィックオブジェクトの第2のグループの一部のビューは、(グラフィックオブジェクトの第1のグループが不透明であれば)グラフィックオブジェクトの第1のグループによってブロックされる。
次に、グラフィックオブジェクトの第2のグループを後方に送るために、レイヤーは、レイヤー2がレイヤー1の前に表示されるように順序付けられる。表示の観点からは、グラフィックオブジェクトの第2のグループはグラフィックオブジェクトの第1のグループの上にあるように見える。そのため、グラフィックオブジェクトの第1のグループの一部のビューは、(グラフィックオブジェクトの第2のグループが不透明であれば)グラフィックオブジェクトの第2のグループによってブロックされる。
本発明のある実施形態によれば、前記パラメータセットがさらに、前記グラフィックオブジェクト、及び/又は前記第1のデジタル写真、前記第2のデジタル写真、及び/又は前記第3のデジタル写真における領域のカラーに関する情報を含む。
ここで使用されているように、領域という用語は、境界内のグラフィックオブジェクト又は範囲のグループを指し、一つ又はそれ以上のベクトルによって規定される。デジタル写真における領域の例は、例えば雲又は丘のような背景シーンにおける範囲であってもよい。
本発明のある実施形態によれば、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真、第2のデジタル写真、及び/又は第3のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの透明性に関する情報を含む。
この実施形態では、グラフィックオブジェクトの透明性は、例えば、不透明(透明性が0%)、完全に透明(透明性が100%)、又は半透明(部分的に透明)であると特定され得る。
本発明のある実施形態によれば、少なくとも一つのデータファイルがバイナリファイルである。
本発明のある実施形態によれば、グラフィックデータを提供する方法がさらに、音声データを前記グラフィックデータと一体化するステップを含む。ある実施形態では、少なくとも一つのデータファイルが音声データを含む。他の実施形態では、パラメータセットがさらに、音声データファイルへのインデックスを含んでいる。
本発明のある実施形態によれば、提供されたグラフィックデータを提供する方法がさらに、少なくとも一つのデータファイルのサイズを低減するために、オブジェクトの形状の所定の定義を使用するステップを含む。ある実施形態では、オブジェクトの形状の所定の定義がライブラリファイルに記憶されている。
本発明のある実施形態によれば、提供されたグラフィックデータを提供する方法がさらに、前記少なくとも一つのデータファイルのサイズを低減するために、少なくとも一つのデータファイルに圧縮技法を適用するステップを含む。
本発明のある実施形態によれば、提供されたグラフィックデータを表示する方法がさらに、一連のデジタル写真を配列するステップを含んでおり、配列された一連のデジタル写真が、第1のデジタル写真の後に少なくとも一つの第3のデジタル写真が続き、それ自身の後に第2のデジタル写真が続くという順である。ある実施形態では、グラフィックデータを表示する方法がさらに、配列された一連のデジタル写真を表示するステップを含む。
他の実施形態では、提供されたグラフィックデータを表示する方法がさらに、第1のデジタル写真における複数のグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信するステップと、第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真における複数のグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを受信するステップと、を含む。
本発明のある実施形態によれば、パラメータセットがさらに、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置から第2のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの位置までの動きの経路に関する情報を含む。
本発明のある実施形態によれば、提供されたグラフィックデータを表示する方法がさらに、一連のデジタル写真を配列するステップを含んでおり、一連のデジタル写真が、第1のデジタル写真の後に少なくとも一つの第3の写真が続くか、又は、第1のデジタル写真が少なくとも一つの第3の写真の後に続くという順である。ある実施形態では、提供されたグラフィックデータを表示する方法がさらに、一連のデジタル写真を表示するステップを含む。
図1は、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックデータを生成し且つグラフィックデータを表示するステップを簡潔に記述する流れ図100を示す図である。
グラフィックデータを生成し且つグラフィックデータを表示するステップは、図1に示されるように、4つのカテゴリー、入力101、符号化103、復号化105、及び出力107にグループ化されてもよい。
入力カテゴリー101の下で言及されるように、グラフィックデータは、例えばマウス又はスタイラスを使用してコンピュータ端末上でグラフィックを描くことによって、コンピュータに直接に入力されてもよい。
あるいは、グラフィックは、最初に伝統的な描画材料(例えば描画キャンバス又は1枚の紙)の上に手書きされてもよい。その後に、そのグラフィックはそれから、例えばカラースキャナを使用してコンピュータにスキャンされる。
両方の場合において、グラフィック描画の各デジタル写真フレームは、一つ又はそれ以上のグラフィックオブジェクトからなっている。
入力カテゴリー101の下で実行され得る他のステップは、各デジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトをそれぞれレイヤーに分解することである。このステップでは、各デジタル写真フレームのグラフィックオブジェクト(単数又は複数)はセグメント化され、それから異なるレイヤーにグループ化される。このステップの目的は主に、例えばアニメーションのような引き続くグラフィックの処理を促進することである。このステップは、後に図14に関連して、より詳細に議論される。
入力カテゴリー101の下で実行され得るさらに他のステップは、グラフィック描画の各デジタル写真フレームへカラーを追加することである。このステップは、デジタル写真フレームのストローク又は範囲(又は領域)に対応するカラーパラメータに適切な値を加えることによって実行してもよい。このステップは、後に図9に関連して、より詳細に議論される。
ここで使用されているように、「キーデジタル写真フレーム」という用語は、例えば先に記述された入力方法を使用してコンピュータにマニュアル作業で入力されるデジタル写真フレームを指す。
一方、「非キーデジタル写真フレーム」という用語は、(キーデジタル写真フレーム(単数又は複数)及びいくつかのパラメータに基づいて)コンピュータ上で(自動的に)生成され得るデジタル写真フレームを指す。
符号化カテゴリー103の下では、図1で言及された最初のステップは、グラフィック描画の各キーデジタル写真フレームをベクトル化して且つ表現することである。このステップでは、キーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクト(単数又は複数)を表すデータベクトルのセットが生成される。これに関して、一つのキーデジタル写真フレームに対して、データベクトルの一つのセットが生成されることに留意されたい。
キーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトをデータベクトルのセットとして表す方法は、後に図3及び図5に関して、より詳細に議論される。
図1で言及され符号化において実行される第2のステップは、ベクトル情報(又はデータベクトルのセット)をバイナリファイルに記憶することである。バイナリファイルが使用されるので、従われるべきファイル構造及びファイルフォーマットがある。ファイル構造及びファイルフォーマットは、後に図6〜図9及び図19〜図22に関して、より詳細に議論される。
図1で言及され符号化において実行される第3のステップは、他の必要な情報をバイナリファイルへ追加することである。必要な情報は、動きの経路、動きの経路に沿って生成されるべきデジタル写真フレーム(非キーデジタル写真フレーム又は中間フレームとも称される)の数、デジタル写真における範囲又は領域のカラー及び/又はテクスチュア、(視点及び焦点長のような)カメラパラメータ、及び音声サウンドトラックを含んでもよい。本発明の実施形態に関連して先に述べたように、これらの必要なパラメータは全て、パラメータセットに含まれる。
先に言及したように、データベクトルのセットは、各キーデジタル写真フレームに対して生成される。それゆえ、グラフィック表示の側では、キーデジタル写真フレームは、対応するデータベクトルのセットのみから生成される。
一方、非キーデジタル写真フレームは、データベクトルのセット(単数又は複数)及びパラメータセットに基づいて生成される。この理由により、生成されるグラフィックファイルのサイズは、特に非キーデジタル写真フレームの数がキーデジタル写真フレームの数に比べて多い場合に、相対的に小さくなり得る。
傍注として、生成されたグラフィックファイルの小さなサイズは、グラフィックが表示される装置において、より高い処理/計算パワー要件をコストとして達成され得る。
先に述べたように、本発明の好適な実施形態では、2セットのデータベクトル及び一つのパラメータセットが、グラフィック描画の一連のデジタル写真フレーム(これは例えばグラフィックアニメーションクリップでもよい)に対して生成され、データベクトルの第1のセットは第1のキーデジタル写真フレームを表し、データベクトルの第2のセットは第2のキーデジタル写真フレームを表す。パラメータセットは、例えば、あるグラフィックオブジェクトに対して、第1のデジタル写真におけるその位置から第2のデジタル写真におけるその位置までの動きの経路に関する情報を含んでもよい。
この実施形態では、もしパラメータセットが、あるグラフィックオブジェクトに対して、第1のデジタル写真フレームにおけるその位置から第2のデジタル写真フレームにおけるその位置までの動きの経路に関する情報を含まなければ、動きの経路に対するデフォルト値は、例えば第1のデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの位置から第2のデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの位置までの直線を使用してもよい。
本発明の代替的な実施形態では、一連のグラフィック描画に対して、1セットのデータベクトルのみ及び一つのパラメータセットが生成される。この場合、データベクトルの第1のセットは第1のキーデジタル写真フレームを含む。この実施形態では、パラメータセットが、あるグラフィックオブジェクトに対して、第1のデジタル写真フレームにおけるその位置からの動きの経路に関して十分な情報を含むことが要求される。これは、動きのデフォルト経路が使用される場合に(例えば第1のデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの位置からの直線経路)、その動き経路の終端点が、更なる情報無しには決定されないかもしれないからである。
符号化において実行され得る符合化カテゴリー103で図1に言及される最後のステップは、生成されたバイナリファイルをさらに圧縮することである。
復号カテゴリー105では、復号において実行され得る図1で言及された最初のステップは、受信されたグラフィックファイルにおけるデータベクトルのセット及びパラメータセットに基づいて、非キーデジタル写真フレーム(すなわち中間フレーム)を自動的に生成することである。非キーデジタル写真フレームを生成する方法は、後に図2に関して、より詳細に議論される。
復号において実行され得る復号カテゴリー105での図1で言及された第2のステップは、パラメータセットにおけるいくつかのパラメータを改変し、それから、行われた改変の観点で非キーデジタル写真フレームを自動的に再生成することである。
このオプションのステップは、ユーザに、自分の好みにしたがったグラフィックをビューする際に、容易さ及び柔軟さを提供する。例えば、ユーザは、グラフィック上でクローズアップビューを持ちたいと思うかもしれない。彼は、これを行うために、カメラパラメータ、すなわち例えばカメラクローズアップズーム効果パラメータを変えることのみを必要とする。
出力カテゴリー107では、出力において実行され得る図1で言及された最初のステップは、ユーザが、例えばデジタル写真フレームの解像度、フレームレート、及びグラフィック出力フォーマットのような表示に関連した設定を改変することを許容することである。
出力において実行され得る出力カテゴリー107での図1で言及された第2のステップは、受信されたグラフィックファイルに基づいてグラフィック全体(又はグラフィックアニメーション)をレンダリングするオプションのステップである。このステップは、デジタル写真フレーム(キー及び非キーの両方)に自動的にカラーを付け、且つ音声サウンドトラックを組み込むことを含む。
傍注として、レイヤーが使用されるならば、この第2のステップはまた、一つより多くのレイヤーにそれに合わせて分けられているグラフィックオブジェクト又は複数のグラフィックオブジェクトのグループを、一つのデジタル写真フレームに自動的に再結合する。
出力において実行され得る出力カテゴリー107での図1で言及された第3のステップは、ユーザの好みにしたがって、レンダリングされたグラフィックをユーザの装置の表示可能なグラフィックファイルに出力するか、又はグラフィックをユーザの装置の表示スクリーン上に出力することである。
傍注として、本発明のこの実施形態では、(一連のデジタル写真フレームからなる)アニメーションクリップを作り出すために、例えば、グラフィックアーティストは、多くのキーデジタル写真フレームをマニュアル作業で「描き」、それからコンピュータに(本発明のこの実施形態の機能/ステップを実行することができるアプリケーションプログラムで)残りの非キーデジタル写真フレームを自動的に生成させることを必要とするのみである。言い換えると、グラフィックアーティストはもはや、アニメーションクリップの全デジタル写真フレームをマニュアル作業で「描く」ことは必要としない。
図2には、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックデータを生成し且つグラフィックデータを表示するステップを詳細に記述する流れ図200が示されている。
この流れ図200は、2つの副ダイアグラム、グラフィックデータを生成する(又は提供する)方法を描く第1の副ダイアグラム201、及びグラフィックデータを表示する方法を描く第2の副ダイアグラム203からなる。
グラフィックデータを生成する方法において、第1のキーデジタル写真フレーム及び第2のキーデジタル写真フレームが生成され、ベクトル化されて、それからそれぞれステップ205及び207でグラフィックファイルに記憶される。これに関して、ベクトル化のプロセスの間に、各キーデジタル写真フレームはデータベクトルのセットとして表される。
ステップ209で、より多くのキーデジタル写真フレームが必要とされると判定されると、より多くのキーデジタル写真フレームが生成され、ベクトル化されて、(ステップ211で)グラフィックファイルに記憶される。
ステップ209で、これ以上のキーデジタル写真フレームは必要ないと判定されると、処理はステップ213に進み、そこでは、本質的な補間パラメータがグラフィックファイルに追加される。本質的な補間パラメータは、先に言及したパラメータセットの一部を形成する。これに関して、本質的な補間パラメータの例は、動き経路に沿って生成されるデジタル写真フレームの数であり得る。
ステップ215で、オプションの補間パラメータが必要であると判定されると、処理はステップ217に進み、そこでは、オプションの補間パラメータがグラフィックファイルに追加される。オプションの補間パラメータもまた、先に言及したパラメータセットの一部を形成する。次に、処理はステップ219に進む。
ステップ215で、これ以上のオプションの補間パラメータは必要ないと判定されると、処理は直接ステップ219に進む。
ステップ219で、音声データがグラフィックファイルに組み込まれるべきであると判定されると、音声データがそれから(ステップ221で)グラフィックファイルに追加される。処理はそれからステップ223に進む。
ステップ219で、音声データがグラフィックファイルに組み込まれるべきではないと判定されると、処理はそれから直接ステップ223に進む。
ステップ223で、グラフィックファイルは、結果として得られる出力グラフィックファイルのサイズを低減するために、さらに圧縮されてもよい。これに関して、ステップ223がオプションのステップであることに留意すべきである。
次に、圧縮されたグラフィックファイルはステップ225で出力される。
第2の副ダイアグラム203にしたがってグラフィックデータを表示する方法では、ステップ227で入力として受信されたグラフィックファイルは、グラフィックファイルを生成するプロセスの間に圧縮が実行されたと判定されると、最初にステップ229で復元される。
次に、第1のキーデジタル写真フレーム及び第2のキーデジタル写真フレームが、(それぞれステップ231及び233で)グラフィックファイルのデータベクトルの第1及び第2のセットから再構築される。
それに引き続いて、(ステップ235で)より多くのデータベクトルのセットがグラフィックファイルにあると判定されると、それにしたがってさらなるキーデジタル写真フレームがステップ237で再構築される。
グラフィックファイルにはもうデータベクトルのセットがないと(ステップ235で)判定されると、これはキーデジタル写真フレームがないことを意味し、処理はそれからステップ239に進み、そこでは、パラメータセットの一部として記憶されている本質的な補間パラメータがグラフィックファイルから読み出される。
次に、(ステップ241で)オプションの補間パラメータがグラフィックファイルにあると判定されると、オプションの補間パラメータが、ステップ243でグラフィックファイルから読み出される。処理はそれからステップ245に進む。
グラフィックファイルにはもうオプションの補間パラメータがないと(ステップ241で)判定されると、処理はそれから直接ステップ245に進む。
ステップ245で、ユーザによって行われた調整があると判定されると、例えば調整パラメータがステップ247で読み出される。処理はそれからステップ249に進む。
ステップ245で、ユーザによって行われた調整がないと判定されると、例えば処理は直接ステップ249に進む。
ステップ249で、非デジタル写真フレームがそれにしたがって最構築され、それからそれにしたがって、補間パラメータによって決定された適当なシーケンスに挿入される。
次にステップ251で、グラフィックファイルに音声に関連した情報があると判定されると、グラフィックは(ステップ253で)音声でレンダリングされる。そうでなければ、グラフィックはステップ255で音声なしでレンダリングされる。
それに続いて、レンダリングされたグラフィックがそれからステップ257で表示される。
次にステップ259で、レンダリングされたグラフィックがファイルにエクスポートされるべきであると判定されると、レンダリングされたグラフィックはそれからステップ 261でエクスポートされる。
これに関して、レンダリングされたグラフィックがエクスポートされるファイルが、グラフィックデータを再び表示する方法を実行することなく再生され得ることは、典型的に望ましい。したがって、この直接再生可能なファイルのサイズは、(グラフィックがそこからレンダリングされた)グラフィックファイルよりも大きい。
加えて、より大きなサイズのこの直接再生可能なファイルは、同じ装置上に記憶されて引き続いて再び再生されるのみであるので、アクセス可能である。
しかし、グラフィックが他の装置に伝送されることになっていれば、その代わりに、より小さなサイズのグラフィックを送ることが有益であり得る。
図3には、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルにおけるキーデジタルフレームの構造的概観を提供するダイアグラム300が示されている。
図3に示されるように、キーデジタル写真フレーム301は、それぞれのレイヤー303にしたがってグループ化され得るグラフィックオブジェクトを含む。すなわち、各レイヤー303は、グラフィックオブジェクトの一つ又はそれ以上のグループ305に関連付けられる。
各グラフィックオブジェクトは、ベクトルに基づくイメージ307又はラスターに基づくイメージ309であってもよい。ベクトルに基づくイメージ307であるグラフィックオブジェクトは、ストローク309、初期形状311、又はフィールドカラー313の少なくとも一つ又はその組み合わせによって表されてもよい。
傍注として、イメージは、ラスター表現からベクトルに基づく表現に変換されてもよい。そうすることの一つの利点は、イメージを含んでいるグラフィックファイルのサイズがさらに縮小されることである。そうすることの他の利点は、図4に描かれているように、イメージの明瞭さをさらに改善することである。
図4には、非ベクトル化ストローク401のイメージ及びベクトル化ストローク403のイメージの間の比較が示されている。
傍注として、図4に示されるイメージは25倍拡大されている点に留意されたい。
図4から、非ベクトル化ストローク401のエッジの近傍のカラーがシャープではなく、ストロークのエッジがぎざぎざになっていることがわかる。しかし、これらの影響はベクトル化ストローク403では見られず、その代わりに、ベクトル化ストローク403のエッジがかなり滑らかであることがわかる。
したがって、先に述べたように、イメージの明瞭さは、ラスター表現からベクトルに基づく表現に変換することによって改善されてもよい。
図5には、3つのベクトルに基づく表現の比較が示されている。
第1のベクトルに基づく表現、ベジア曲線501は、広く使用されているベクトルに基づく表現である。
第2のベクトルに基づく表現、ディスクBスプライン曲線(DBSC)503は、ベジア曲線501の代替として開発されている。DBSC表現は、特に不均一な幅を有するストロークを表すときに、且つテクスチュアを有するストロークを表す能力において同様に、より大きな柔軟さを提供することが見出された(非特許文献1)。
第3のベクトルに基づく表現、カラー付きDBSC505は、カラー特徴を追加する能力を有する拡張DBSC表現である。
DBSC表現では、ストロークは少なくとも一つの制御円によって表されてもよく、これはストローク自身の内部にある。各制御円は、その制御(又は中心)点の位置(これは、2次元イメージではX−Y軸上の、又は3次元イメージではX−Y−Z軸上の位置座標として、表され得る)、及び半径によって、示される。また、カラー特徴の追加は、現存するパラメータへのカラーパラメータの追加のみを必要とする。
より詳細には、ディスクBスプライン曲線(DBSC)は、
Figure 0004987124
と定義される。ここでPは制御点であり、rは制御半径である。加えて〈P;r〉は、
Figure 0004987124
と定義される平面内のディスクである。
Figure 0004987124
であるので、ディスクBスプライン曲線(DBSC)は、2つの部分として見られ得る。第1の部分は中心曲線であり、
Figure 0004987124
として与えられ、これはBスプライン曲線である。第2の部分は半径関数であり、
Figure 0004987124
として与えられ、これはBスプラインスカラー関数である。
図6には、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおけるストロークの表現が示されている。
図6に示されるように、ストロークは、カラーパラメータ、制御点位置パラメータ、及び半径パラメータによって表されてもよい。これは、図5に関連して先に記述されたカラー付きDBSC表現にしたがっている。
図7には、本発明のある実施形態にしたがったグラフィックファイルフォーマットにおける初期形状の表現が示されている。
図3に関連して言及したように、グラフィックオブジェクトは、ストローク、初期形状、又はフィールドカラーの少なくとも一つ又はその組み合わせによって表されてもよい。ストロークの表現に関する記述は、図6に関連して先に与えられている。ここでは、以下のように、初期形状の表現に関する記述が与えられる。
図7に示されるように、初期形状は、形状タイプ、カラーパラメータ、及び形状依存データによって表されてもよい。例えば円、矩形、及び多角形のようないくつかの既知の初期形状の例示的な表現が、図8に関連して議論される。
図8には、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける初期形状として円、矩形、及び多角形の表現が示されている。
図8の第1の表に示されるように、円は、中心位置パラメータ及び半径パラメータによって表されてもよい。これに関して、円の場合に対する形状依存データのセットは、中心位置パラメータ及び半径パラメータである。
図8の第2の表に示されるように、矩形は、位置パラメータ、幅パラメータ及び高さパラメータによって表されてもよい。これに関して、矩形の場合に対する形状依存データのセットは、位置パラメータ、幅パラメータ及び高さパラメータである。
図8の第3の表に示されるように、多角形は、多くの点パラメータ、及び多角形の各点に対する位置パラメータによって表されてもよい。これに関して、多角形の場合に対する形状依存データのセットは、多くの点パラメータ、及び多角形の各点に対する位置パラメータである。
図9には、本発明のある実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおけるフィールドカラーの表現が示されている。
図3に関連して言及したように、グラフィックオブジェクトは、ストローク、初期形状、又はフィールドカラーの少なくとも一つ又はその組み合わせによって表されてもよい。ストローク及び初期形状の表現に関する記述は、図6及び図7に関連して先に与えられている。ここでは、以下のように、フィールドカラーの表現に関する記述が与えられる。
図9に示されるように、フィールドカラーは、位置パラメータ及びカラーパラメータによって表されてもよい。これに関して、位置パラメータは、デジタル写真フレームにおける点の座標を指し、カラーパラメータは、前記の点のカラーを指す。
傍注として、カラーパラメータの表現は多くの形式、例えば(例えば赤・緑・青アルファ(RGBA)によって表されるような)単調(フラット)カラー、傾斜カラー、及びテクスチュアを取りいれてもよい。
図10は、本発明のある実施形態の例を示した図であり、データベクトルのセットがグラフィックオブジェクトの動き経路を改変する手段として使用される。
この図において、図10(a)では、グラフィックオブジェクトの第1のキーデジタル写真フレーム1001における位置から第2のキーデジタル写真フレーム1003における位置までのデフォルトの動き経路が、直線1005である。
第3のキーデジタル写真フレーム1007を追加すると、グラフィックオブジェクトの動き経路は、それが第3のキーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの位置を通るように変更される。その結果、グラフィックオブジェクトの動き経路は、弧1009のように見える。
前述したように、各キーデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトは、データベクトルのセットによって表される。そのため、第3のキーデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトもまた、データベクトルのセットによって表される。したがって、この図に示されるように、グラフィックオブジェクトの動き経路は、(第3のキーデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトを表している)データベクトルのセットによって改変される。
傍注として、第3のキーデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトを表しているデータベクトルのセットは、先に述べられたパラメータセットに記憶されてもよい。
図11は、本発明のある実施形態のさらなる例を示す図であって、データベクトルのセットがグラフィックオブジェクトの動き経路を改変する手段として使用されている。
図11(a)は、デジタル写真フレームのシリーズ(1101から1111までのラベルが付けられている)を示しており、デジタル写真フレーム1101、1106及び1111がキーフレームであり、他のデジタル写真フレームが生成された非キーフレームである。
図11(b)は、同じデジタル写真フレームのシリーズ(1101〜1111)をお互いに重ねて示しており、これにより、ボールの動きの「アニメーション」を示している。
図10で使用されたものと同じ用語法を使うと、この場合、第1のキーデジタル写真フレームが1101、第2のキーデジタル写真フレームが1111、及び第3のキーデジタル写真フレームが1106である。
図10で描かれた実施形態と同様に、この実施形態では、グラフィックオブジェクトの第1のキーデジタル写真フレームにおける位置から第2のキーデジタル写真フレームにおける位置までの動き経路のデフォルト値がまた、直線である。
第3のキーデジタル写真フレーム1106を追加することによって、グラフィックオブジェクトの動き経路は、それが第3のキーデジタル写真フレーム1106におけるグラフィックオブジェクトの位置を通るように変更される。その結果、グラフィックオブジェクトの動き経路は、図11(b)に示されるように弧1113のように見える。したがって、図10の図示と同様に、グラフィックオブジェクトの動き経路は、(第3のキーデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトを表している)データベクトルのセットによって改変される。
図12には、本発明のある実施形態にしたがってラスターイメージから獲得され且つそれからアニメーション化されたキーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの結果が示されている。
ある実施形態では、第1のキーデジタル写真フレーム1201におけるグラフィックオブジェクトは、ラスターイメージをベクトルに基づくイメージへ変換することによって得られてもよい。次に、グラフィックオブジェクトの一部が、それにしたがって(例えばレイヤーに)グループ化される。変換されたグラフィックオブジェクトの全体が第1のキーデジタル写真フレーム1201の一部であり、第1のキーデジタル写真フレーム1201に対して生成されたデータベクトルのセットがグラフィックファイルに記憶される。
同様のやり方で、データベクトルのセットが第2のキーデジタル写真フレーム1203に対して生成されてもよく、それからグラフィックファイルに記憶されてもよい。
その後に、動き経路を含むいくつかのパラメータが定義されてもよく、パラメータセットとしてグラフィックファイルに追加されてもよい。
グラフィックをレンダリングして表示するプロセスの間に、2つの非キーデジタル写真フレームが生成される。この2つの非キーデジタル写真フレームは、図12においてそれぞれ1205及び1207とラベルされている。
図12では、グラフィックオブジェクトの一部のみが「動く」こと、例えば手及び足が動くが頭は動かないことを、見ることができる。この特徴は、グラフィックオブジェクトの一部を、例えばレイヤリングを使用して、別個のグループとしてのグループ化することによって実現されてもよい。この特徴の実現は、図14に関連して、より詳細に議論される。
傍注として、この実施形態では、ラスターイメージが、最初にベクトルに基づくイメージに変換される。しかし、これは、引き続いて議論される実施形態に示されるように、いつもそうである訳ではない。
他の実施形態では、ラスターイメージの「一部」のみがベクトルデータに「変換」される、すなわち「ベクトル化」される。より詳細には、グラフィックオブジェクトの輪郭のみが、ベクトルデータに変換され得る。
例えば、図12の人物が着ているシャツが、この図示の目的のために使用される。このシャツに関して、シャツの輪郭がベクトルデータに変換され得る一方で、シャツを記述する他のパラメータ(例えばカラーなど)は、非ベクトルデータであるテクスチュア情報又はカラー情報とみなされ得る。この図示で記述された例がまた、図12の他のグラフィックオブジェクトにも適用され得ることに留意されたい。
したがって、キーデジタル写真フレーム1201及び1203から得られたベクトルデータ及び他の(非ベクトル)データは、グラフィックファイルとして記憶され得る。さらに、グラフィックオブジェクトの動き経路のような付加的なパラメータが、ユーザによって規定され得て、引き続いてグラフィックファイル内に記憶され得る。
それに引き続いて、グラフィックファイルをレンダリングして表示するプロセスの間に、中間デジタル写真フレーム1205及び1207が、それから本発明の実施形態にしたがって生成される。
図13には、本発明の実施形態にしたがってグラフィックオブジェクトをアニメーション化する例が示されている。
この例では、第1のキーデジタル写真フレーム1301及び第2のキーデジタル写真フレーム1303が提供され、3つの非キーデジタル写真フレーム(それぞれ1305、1307及び1309とラベルされている)が生成される。
図12に示された例と同様に、グラフィックオブジェクトのいくつかの部分が、グラフィックオブジェクトの他の部分、例えば手、足、及び頭とは異なって「動かされる」ことに留意されたい。先に言及したように、この特徴は、例えばレイヤリングを使用したグラフィックオブジェクトの一部の別個のグループとしてのグループ化を使用することによって、実現され得る。この特徴の実現は、図14に関連して、より詳細に議論される。
図14は、本発明の実施形態にしたがってレイヤリングを使用してグラフィックオブジェクトをアニメーション化する例を示す。
この図示では、2つのキーデジタル写真フレーム(キーデジタル写真フレーム1 1401及びキーデジタル写真フレーム2 1403)、及び3つの生成された非キーデジタル写真フレーム(それぞれ1405、1407及び1409とラベルされている)が存在する。
各デジタル写真フレームにおいて、グラフィックオブジェクトの一部は異なるレイヤーにグループ化される。右側の四肢(手及び足)はレイヤー1にグループ化され、頭はレイヤー2に、胴体はレイヤー3に、及び左側の四肢(手及び足)はレイヤー4にグループ化される。
各レイヤーにおけるグラフィックオブジェクトの一部に対する動き経路が、他のレイヤーに対するものとは異なることがわかる。この図示に示されているように、そうすることによって、レイヤリングはまた、複雑なグラフィックオブジェクトをアニメーション化するか又は複雑な動作を実行するグラフィックオブジェクトをアニメーション化する手段として、使用されてもよい。
傍注として、リアルなアニメーションを得るために、普通はビューから隠される範囲もまた、図14の下部に示されるように除去される。加えて、ビューから隠される範囲を除去するステップは、自動的に実行されてもよい。
図15には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックオブジェクトのアニメーション化に対するパラメータセットの改変の効果の例が示されている。
図15には、2つのキーデジタル写真フレームのみがあり、これらはそれぞれ1501及び1503とラベルされている。他のデジタル写真フレームは非キーであり、これより、全て生成される。そのため、図15(a)、15(b)及び15(c)の各図では、3つの非キーデジタル写真フレームのみが生成される。生成された非キーデジタル写真フレームはしたがって、第1のキーデジタル写真フレーム1501及び第2のキーデジタル写真フレーム1503の間に、順に配列される。
図15(a)は一連のデジタル写真フレームを示した図であり、ここでは、非キーデジタル写真フレームが、グラフィックオブジェクトの形状変化速度及び位置変化速度パラメータに対するデフォルト値を使用して、生成される。
この図では、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1501、1505、1507、1509、及び1503の順)へのグラフィックオブジェクトの変化が次第に起こって自然に見えることがわかる。
図15(b)は一連のデジタル写真フレームを示した図であり、ここでは、非キーデジタル写真フレームが、グラフィックオブジェクトの位置変化速度パラメータに対するデフォルト値を使用して生成されるが、グラフィックオブジェクトの形状変化速度パラメータに対しては規定された値を使用している。
この図では、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1501、1511、1513、及び1515の順)へのグラフィックオブジェクトの変化が次第に起こって自然に見えることがわかる。しかし、デジタル写真フレーム1515からデジタル写真フレーム1503へのグラフィックオブジェクトの変化は、かなり突然である。
これは、形状変化速度パラメータがデフォルト値よりも遅い値に設定されているからである。この結果、グラフィックオブジェクトの形状は、生成された非キーデジタル写真フレームではゆっくりと変化される。したがって、第2のキーデジタル写真フレーム(1515)の直前の非キーデジタル写真フレームならびに第2のキーデジタル写真フレーム(1503)それ自身の間の形状変化が、シーケンスの中の任意の2つの隣接するデジタル写真フレームの間の形状変化に比べて、かなり大きい。
図15(c)は一連のデジタル写真フレームを示した図であり、ここでは、非キーデジタル写真フレームが、グラフィックオブジェクトの形状変化速度パラメータに対するデフォルト値を使用して生成されるが、グラフィックオブジェクトの位置変化速度パラメータに対しては規定された値を使用している。
この図では、一つのデジタル写真フレームのグラフィックオブジェクトから隣接するデジタル写真フレーム(1501、1517、1519及び1521の順)のグラフィックオブジェクトへの位置変化が、比較的等しいことがわかる。しかし、デジタル写真フレーム1521のグラフィックオブジェクトとデジタル写真フレーム1503のグラフィックオブジェクトの間の位置変化は、比較的大きい。
これは、位置変化速度パラメータがデフォルト値よりも遅い値に設定されているからである。この結果、グラフィックオブジェクトの位置は、生成された非キーデジタル写真フレームではゆっくりと変化される。したがって、第2のキーデジタル写真フレーム(1521)の直前の非キーデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトならびに第2のキーデジタル写真フレーム(1503)それ自身におけるグラフィックオブジェクトの間の位置変化が、シーケンスの中の任意の2つの隣接するデジタル写真フレームにおけるグラフィックオブジェクトの間の位置変化に比べて、かなり大きい。
図16には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックオブジェクトのアニメーション化に対するパラメータセットの改変の効果の他の例が示されている。
図16には、2つのキーデジタル写真フレームのみがあり、これらはそれぞれ1601及び1603とラベルされている。他のデジタル写真フレームは非キーであり、これより、全て生成される。そのため、図16(a)及び16(b)の各図示で、3つの非キーデジタル写真フレームのみが生成される。加えて、生成された非キーデジタル写真フレームはしたがって、第1のキーデジタル写真フレーム1601及び第2のキーデジタル写真フレーム1603の間に、順に配列される。
図16(a)は一連のデジタル写真フレームを示した図であり、ここでは、非キーデジタル写真フレームが、動き経路に沿ったグラフィックオブジェクトの方向パラメータに関するパラメータに対するデフォルト値を使用して、生成される。
この図では、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1601、1605、1607、1609、及び1603の順)へのグラフィックオブジェクトの方向が固定されている(常に大まかに北東方向を指している)ことがわかる。
図16(b)は一連のデジタル写真フレームを示した図であり、ここでは、非キーデジタル写真フレームが、動き経路に沿ったグラフィックオブジェクトの方向パラメータに関するパラメータに対する規定値を使用して、生成される。
この図では、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1601、1611、1613、1615、及び1603の順)へのグラフィックオブジェクトの方向が動き経路をたどっている(デフォルト値を使用する場合のように常に北東方向を指していない)ことがわかる。
図17には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックオブジェクトのアニメーション化に対するパラメータセットの改変の効果のさらに他の例が示されている。
図17には、2つのキーデジタル写真フレームのみがあり、これらはそれぞれ1701及び1703とラベルされている。他の3つのデジタル写真フレームは非キーであり、これより、全て生成される。生成された非キーデジタル写真フレームはしたがって、第1のキーデジタル写真フレーム1701及び第2のキーデジタル写真フレーム1703の間に、順に配列される(且つそれぞれ1705、1707、及び1709とラベルされる)。
この図では、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1601、1605、1607、1609、及び1603の順)へ、グラフィックオブジェクトのカラーが、暗いカラーから明るいカラーへ次第に変化していることがわかる。この効果は、先に記述されたグラフィックオブジェクトパラメータのカラーを使用することによって、達成される。
図18には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックオブジェクトのアニメーション化に対するパラメータセットの改変の効果のさらなる例が示されている。
この図では、グラフィックオブジェクトは光源である。そのため、光源が動くので、一つのデジタル写真フレームから他のもの(1801、1805、1807、1809、及び1803の順)へ、照明効果が異なる。そのような照明効果は、先に記述された照明効果パラメータを使用することによって達成される。
図19には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックファイルフォーマットにおける音声データの表現の外観が示されている。
先に言及したように、音声データのグラフィックファイルフォーマットへの組み込みはオプションである、オプションの情報は典型的なファイルフォーマットの最後に記憶されるので)、オプションの音声セクションデータに関する情報は、図19に示されるように、グラフィックファイルの最後に記憶される。
やはり先に言及したように、音声データをグラフィックファイルに組み込む2つの方法がある。第1の方法は、音声データをグラフィックファイルに直接に記憶することである。この方法は、図20及び21に関連して、より詳細に議論される。
第2の方法は、音声データを例えば音声ライブラリに記憶し、それから音声データへのインデックスをグラフィックファイルに記憶することである。音声データはそれから、グラフィックファイルに記憶されたインデックスを使用してアクセスされ得る。そのため、この第2の方法では、音声データへのインデックスのみが(且つ音声データ自身ではない)グラフィックファイルに記憶されるので、それゆえ、例えば第1の方法に比べて、より小さなファイルサイズのグラフィックファイルを得ることが可能になる。この第2の方法は、図22に関連して、より詳細に議論される。
図20には、本発明の実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットに音声データを表す方法が示されている。
この図では、音声データは音声チャンネルにしたがってグループ化される。各音声チャンネルデータは、音声チャンネル識別子(ID)、データサイズパラメータ、及び音声クリップデータを含む。
この点に関して、音声チャンネル識別子(ID)は、特定の音声チャンネルを参照するために使用される。データサイズパラメータは、対応する音声チャンネル内の全ての音声クリップのサイズに関する情報を含む。
さらに、音声クリップデータの表現は、図21に関連してより詳細に議論される。
図21には、本発明の実施形態にしたがってグラフィックファイルフォーマットにおける音声クリップデータを表す方法が示されている。
この表現では、各音声クリップデータは、音声クリップ識別子(ID)、音声クリップサイズパラメータ、音声開始タイミングパラメータ、音声終了タイミングパラメータ、音声クリップデータ、及びオプションの音声効果データを含む。
この点に関して、音声チャンネル識別子(ID)が、特定の音声クリップを参照するために使用される。音声クリップサイズパラメータは、音声クリップデータのサイズに関する情報を含む。音声開始タイミング及び音声終了タイミングパラメータは、音声クリップを再生する開始及び終了タイミングをそれぞれ示すために使用される。
オプションの音声効果データは、音声効果識別子(ID)及び対応する音声効果パラメータのセットを含む。
図22には、本発明の実施形態にしたがったグラフィックファイルフォーマット内の音声データライブラリへのインデックスの表現が示されている。
図21における音声クリップデータの表現を使用した、音声ライブラリに記憶された音声クリップへのインデックスを使用してグラフィックファイルに音声データを組み込む第2の方法に従って、音声クリップデータへのインデックスを図22に示したように表現してもよい。
この表現では、音声クリップへのインデックスは、音声クリップ形式パラメータ、音声ライブラリ識別子(ID)、及び音声クリップ識別子(ID)を含む。この点に関して、音声クリップ形式パラメータは、参照されている音声クリップがグラフィックファイルに記憶されているか又は音声ライブラリに記憶されているかを示すために使用される。
参照されている音声クリップが音声ライブラリに記憶されている場合には、音声ライブラリ識別子(ID)が、特定の音声ライブラリへの参照として使用される。音声クリップ識別子(ID)がそれから、特定の音声クリップへの参照として使用される。
本発明が特定の実施形態を参照して特に示され記述されてきたが、当業者は、添付の請求項によって規定される本発明の思想及び範囲を逸脱することなく、形態及び詳細における様々な変化がなされ得ることを理解すべきである。本発明の範囲は、これより、添付の請求項、ならびに請求項の均等の意味及び範囲内に入り、それゆえ包含されることが意図されている全ての変化によって、示される。
101 入力、103 符号化、105 復号化、107 出力。

Claims (29)

  1. グラフィックデータを提供する方法であって、
    コンピュータが、入力された第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成するステップと、
    コンピュータが、入力された第2のデジタル写真であって前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを生成するステップと、
    コンピュータが、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴及び前記第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて、前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を含むパラメータセットを生成するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴は、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、
    コンピュータが、前記データベクトルの第1のセット、前記データベクトルの第2のセット、及び前記パラメータセットを含む少なくとも一つのデータファイルを生成するステップと、
    を含むグラフィックデータ提供方法。
  2. 前記第1のセットを生成するステップは、前記第1のデジタル写真における複数の前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成し、
    前記第2のセットを生成するステップは、前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき前記第2のデジタル写真における複数の前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを生成する請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  3. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの位置から前記第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの位置までの動きの経路に関する情報を含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  4. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真におけるその位置から前記第2のデジタル写真におけるその位置までの動きの経路に沿った前記グラフィックオブジェクトの方向に関する情報を含む請求項3に記載のグラフィックデータ提供方法。
  5. 前記パラメータセットはさらに、照明効果に関する情報を含む請求項3に記載のグラフィックデータ提供方法。
  6. 前記パラメータセットはさらに、前記グラフィックオブジェクトが光源であるときに、照明効果に関する情報を含む請求項5に記載のグラフィックデータ提供方法。
  7. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき第4のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第3のセットを含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  8. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき第3のデジタル写真の数に関する情報を含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  9. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真、前記第2のデジタル写真、及び/又は前記少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの形状に関する情報を含む請求項8に記載のグラフィックデータ提供方法。
  10. 前記第1のデジタル写真、前記第2のデジタル写真、及び/又は前記少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの形状に関する前記情報はさらに、前記グラフィックオブジェクトの形状が前記第1のデジタル写真から前記第2のデジタル写真まで変化する速さに関する情報を含む請求項9に記載のグラフィックデータ提供方法。
  11. 前記パラメータセットはさらに、前記グラフィックオブジェクトの位置が前記第1のデジタル写真から前記第2のデジタル写真まで変化する速さに関する情報を含む請求項8に記載のグラフィックデータ提供方法。
  12. 前記パラメータセットはさらに、カメラの動き経路、カメラ回転、カメラアングル、又はカメラクローズアップズーム効果の少なくとも一つを含むカメラパラメータに関する情報を含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  13. 前記パラメータセットはさらに、前記グラフィックオブジェクトのレイヤリングに関する情報を含んでおり、前記グラフィックオブジェクトのレイヤリングが前記グラフィックオブジェクトの出現順序を決定する請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  14. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真、前記第2のデジタル写真、及び/又は前記第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクト及び/又は領域のカラーに関する情報を含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  15. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真、前記第2のデジタル写真、及び/又は前記第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの透明性に関する情報を含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  16. 前記少なくとも一つのデータファイルはバイナリファイルである請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  17. コンピュータが、音声データを前記グラフィックデータと一体化するステップをさらに含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  18. 前記少なくとも一つのデータファイルは音声データを含む請求項17に記載のグラフィックデータ提供方法。
  19. 前記パラメータセットはさらに、音声データファイルへのインデックスを含む請求項17に記載のグラフィックデータ提供方法。
  20. コンピュータが、前記少なくとも一つのデータファイルのサイズを低減するために、前記少なくとも一つのデータファイルに圧縮技法を適用するステップをさらに含む請求項1に記載のグラフィックデータ提供方法。
  21. コンピュータが、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信するステップと、
    コンピュータが、前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを受信するステップと、
    コンピュータが、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴及び前記第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて、前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を含むパラメータセットを受信するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴は、前記第1のデジタル写真の後であって前記第2のデジタル写真の前に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、
    コンピュータが、前記データベクトルの第1のセットから前記第1のデジタル写真を生成するステップと、
    コンピュータが、前記データベクトルの第2のセットから前記第2のデジタル写真を生成するステップと、
    コンピュータが、前記パラメータセット、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴、及び前記第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を使用して、前記少なくとも一つの第3のデジタル写真を生成するステップと、
    を含むグラフィックデータ表示方法。
  22. コンピュータが、一連のデジタル写真を配列するステップをさらに含み、前記配列された一連のデジタル写真は、前記第1のデジタル写真の後に前記少なくとも一つの第3の写真が続き、それ自身の後に前記第2のデジタル写真が続くという順である請求項21に記載のグラフィックデータ表示方法。
  23. コンピュータが、前記配列された一連のデジタル写真を表示するステップをさらに含む請求項22に記載のグラフィックデータ表示方法。
  24. 前記第1のセットを受信するステップは、前記第1のデジタル写真における複数の前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信し、
    前記第2のセットを受信するステップは、前記第1のデジタル写真の後に表示されるべき前記第2のデジタル写真における複数の前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第2のセットを受信する請求項21に記載のグラフィックデータ表示方法。
  25. 前記パラメータセットはさらに、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの位置から前記第2のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの位置までの動きの経路に関する情報を含む請求項21に記載のグラフィックデータ表示方法。
  26. コンピュータが、入力された第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを生成するステップと、
    コンピュータが、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を含むパラメータセットを生成するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴は、前記第1のデジタル写真の前または後に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、
    コンピュータが、前記データベクトルの第1のセット及び前記パラメータセットを備える少なくとも一つのデータファイルを生成するステップと、
    を含むグラフィックデータ提供方法。
  27. コンピュータが、第1のデジタル写真におけるグラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を特定するデータベクトルの第1のセットを受信するステップと、
    コンピュータが、前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴に基づいて前記グラフィックオブジェクトの中間的な輪郭的特徴を特定する情報を含むパラメータセットを受信するステップであって、前記中間的な輪郭的特徴は、前記第1のデジタル写真の前または後に表示されるべき少なくとも一つの第3のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴である、ステップと、
    コンピュータが、前記データベクトルの第1のセットから前記第1のデジタル写真を生成するステップと、
    コンピュータが、前記パラメータセット、及び前記第1のデジタル写真における前記グラフィックオブジェクトの輪郭的特徴を使用して、前記少なくとも一つの第3のデジタル写真を生成するステップと、
    を含むグラフィックデータ表示方法。
  28. コンピュータが、一連のデジタル写真を配列するステップをさらに含み、前記配列された一連のデジタル写真は、前記第1のデジタル写真の後に前記少なくとも一つの第3の写真が続くか、又は、前記第1のデジタル写真が前記少なくとも一つの第3の写真の後に続くという順である請求項27に記載のグラフィックデータ表示方法。
  29. 前記配列された一連のデジタル写真を表示するステップをさらに含む請求項28に記載のグラフィックデータ表示方法。
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