JP4983971B2 - 光ディスク装置および光ディスクの再生方法 - Google Patents
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Description
(λ/NA) … (式1)
に比例し、レーザー光の光ディスク上でのスポット面積は、
(λ/NA)2 … (式2)
に比例ことが知られている。つまり、BD規格、HD−DVD規格では、光ディスク上でのスポット面積が異なる。BD規格、HD−DVD規格は、再生レーザーパワー値を0.3mW、0.5mWと異ならせることで、単位面積あたりのレーザー光のパワーがほぼ等しくなるようにしている。
P1 < P2 … (式4)
この光ディスク1,2の両方を再生できる光ディスク装置を考える。
C2 = C2’ + ( HFamp2 / HFfreq2) … (式6)
図7は、光ディスク1を再生するときの、レーザー発光波形と発光パワー、駆動電流値の関係を示したものである。高周波を重畳していない期間701では、レーザーパワーはP1、DCレーザー駆動電流はC1である。P1,C1と図6のP2,C2の関係は、
P1 < P2 … (式7)
C1 < C2 … (式8)である。
Cpk2’ = C1x + HFamp2 … (式9)
C1 = C1x + ( HFamp2 / HFfreq2) … (式10)
ここで、図4に示したように、光ディスク1に対する光スポット面積は光ディスク2に対する光スポット面積の約0.6倍であるため、仮に同一レーザーパワーを照射した場合、光ディスク1の単位面積あたりのレーザーパワーは、光ディスク2に比べて1 / 0.6 ≒ 1.7倍となる。再生レーザーパワーC1(0.3mW)は再生レーザーパワーC2(0.5mW)の約0.6倍に設定されるため、平均再生レーザーパワーC1,C2に着目すれば、単位面積あたりのレーザーパワーはほぼ等しくなる。
HFfrq1 = HFfrq2 … (式12)
この条件を満たすようにして、平均発光パワーP1、平均駆動電流C1を実現すると、高周波重畳によるレーザー発光波形は図7の期間703に示すように図6の期間602と相似となり、高周波重畳ピークパワーPpk1と図6におけるPpk2の単位面積あたりのレーザーパワーをほぼ同じとすることができる。
再生パワー = P2 … (式14)
高周波重畳ピークパワー=Ppk2 … (式15)
光ディスク2用の再生設定で光ディスクの種類の判別を行なうのは、光ディスク2に対する光スポット径が光ディスク1に対する光スポット径より大きいため、高周波重畳ピークパワーが同じときでも、光ディスク上の単位面積あたりのレーザーパワーが小さくなり、記録済みデータの破壊を避けることができるからである。
開口率 = NA1 … (式16)
再生パワー = P1 … (式17)
高周波重畳ピークパワー=Ppk1 … (式18)を設定し、再生処理を開始する(ステップ807)。
Claims (5)
- 記録層の数が異なる複数種類の光ディスクから情報を再生可能な光ディスク再生装置であって、
所定の波長のレーザー光を照射するレーザーと、
光ディスクの種類を判別する光ディスク判別部と、
所定の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳する高周波発生回路と、
前記レーザー光のレーザーパワーを制御するレーザーパワー制御回路と、を備え、
前記光ディスク判別部は、光ディスクの表面から第1の距離の位置に設けられた第1の記録層と、光ディスクの表面から第2の距離の位置に設けられた第2の記録層とを有する複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されているかを判別し、
前記第1の記録層と前記第2の記録層に照射するレーザーパワーは異ならせる必要があり、
前記光ディスク判別部が、前記複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別した場合において、前記高周波発生回路は、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、第1の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳し、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅よりも小さい第2の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳し、
前記光ディスク判別部が、前記複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別した場合において、前記レーザーパワー制御回路は、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅の高周波が重畳されたレーザー光を第1のレーザーパワーで前記第1の記録層に照射するよう制御し、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第2の振幅の高周波が重畳されたレーザー光を、前記第1のレーザーパワーよりも小さい第2のレーザーパワーで前記第2の記録層に照射するよう制御し、
前記第1の振幅の前記第1のレーザーパワーに対する比と前記第2の振幅の前記第2のレーザーパワーに対する比が略等しいことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 記録層の数が異なる複数種類の光ディスクから情報を再生可能な光ディスク装置における情報再生方法であって、
光ディスクの表面から第1の距離の位置に設けられた第1の記録層と、光ディスクの表面から第2の距離の位置に設けられた第2の記録層とを有する複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されているかを判別し、
前記第1の記録層と前記第2の記録層に照射するレーザーパワーは異ならせる必要があり、
前記複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別された場合であって、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、第1の振幅の高周波を第1のレーザー光に重畳し、第1のレーザーパワーで前記第1の振幅の高周波が重畳された前記第1のレーザー光を前記第1の記録層に照射することにより、前記第1の記録層に記録されている情報を再生し、
前記複数記録層の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別された場合であって、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅よりも小さい前記第2の振幅の高周波を第2のレーザー光に重畳し、前記第1のレーザーパワーよりも小さい第2のレーザーパワーで、前記第2の振幅の高周波が重畳された前記第2のレーザー光を前記第2の記録層に照射することにより、前記第2の記録層に記録されている情報を再生し、
前記第1の振幅の前記第1のレーザーパワーに対する比と前記第2の振幅の前記第2のレーザーパワーに対する比が略等しいことを特徴とする光ディスクの情報再生方法。 - フォーマットの異なる第1の光ディスクと第2の光ディスクから情報を再生可能な光ディスク再生装置であって、
所定の波長のレーザー光を照射するレーザーと、
光ディスクの種類を判別する光ディスク判別部と、
所定の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳する高周波発生回路と、
前記レーザー光のレーザーパワーを制御するレーザーパワー制御回路と、を備え、
前記第1の光ディスクは、光ディスクの表面から第1の距離の位置に設けられた第1の記録層と、光ディスクの表面から第2の距離の位置に設けられた第2の記録層とを有する光ディスクであり、
前記光ディスク判別部は、前記第1の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されているかを判別し、
前記第1の記録層と前記第2の記録層に照射するレーザーパワーは異ならせる必要があり、
前記光ディスク判別部が、前記第1の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別した場合において、前記高周波発生回路は、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、第1の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳し、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅よりも小さい第2の振幅の高周波を前記レーザーから照射されるレーザー光に重畳し、
前記光ディスク判別部が、前記第1の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別した場合において、前記レーザーパワー制御回路は、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅の高周波が重畳されたレーザー光を第1のレーザーパワーで前記第1の記録層に照射するよう制御し、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第2の振幅の高周波が重畳されたレーザー光を、前記第1のレーザーパワーよりも小さい第2のレーザーパワーで前記第2の記録層に照射するよう制御し、
前記第1の振幅の前記第1のレーザーパワーに対する比と前記第2の振幅の前記第2のレーザーパワーに対する比が略等しいことを特徴とする光ディスク再生装置。 - フォーマットの異なる第1の光ディスクと第2の光ディスクから情報を再生可能な光ディスク装置における情報再生方法であって、
前記第1の光ディスクは、光ディスクの表面から第1の距離の位置に設けられた第1の記録層と、光ディスクの表面から第2の距離の位置に設けられた第2の記録層とを有する光ディスクであり、
前記第1の記録層と前記第2の記録層に照射するレーザーパワーは異ならせる必要があり、
前記第1の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別された場合であって、前記第1の記録層に記録されている情報を再生する場合、第1の振幅の高周波を第1のレーザー光に重畳し、第1のレーザーパワーで前記第1の振幅の高周波が重畳された前記第1のレーザー光を前記第1の記録層に照射することにより、前記第1の記録層に記録されている情報を再生し、
前記第1の光ディスクが前記光ディスク装置に装着されていると判別された場合であって、前記第2の記録層に記録されている情報を再生する場合、前記第1の振幅よりも小さい前記第2の振幅の高周波を第2のレーザー光に重畳し、前記第1のレーザーパワーよりも小さい第2のレーザーパワーで、前記第2の振幅の高周波が重畳された前記第2のレーザー光を前記第2の記録層に照射することにより、前記第2の記録層に記録されている情報を再生し、
前記第1の振幅の前記第1のレーザーパワーに対する比と前記第2の振幅の前記第2のレーザーパワーに対する比が略等しいことを特徴とする光ディスクの情報再生方法。 - 請求項1〜4記載の再生装置であって、
前記レーザーの波長は405nmであることを特徴とする再生装置。
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