JP4982760B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は広い温度範囲での液晶表示装置の応答速度を向上させた液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置においては、各液晶セルに信号電圧を印加して液晶の状態を変化させて透過率を変えて階調を変える。階調を8ビットの256段階で変化させる場合、例えば図1のグラフに示すように、横軸の表示データ値0からデータ255までの256段階の階調値に対応して予め定められたカーブ上の縦軸の電圧値が液晶表示素子に印加される。
液晶表示装置ではフレームごとにデータが変わるため、ある一つ液晶表示素子について見ると、与えられる階調データが変化し、印加される電圧が変化し、これに伴って透過率が変化しなければならないが、液晶の応答速度は一般に必ずしも速くない。なお、応答速度は通常、所望の輝度の10%から90%に達する時間で定義される。
この応答速度は低温では特に遅くなる傾向があり、例えば北欧などの寒冷地で用いる機器、例えば車載用のカーナビゲーションなどにおいては、マイナス数十℃の状態から始動させる場合もあるが、このような始動時には液晶の低温時の粘度が高いために、応答が遅く、動く被写体に追従できず、ぼやけた画像となったり、表示そのものが欠ける等の不十分な品質の表示しか得られないことがある。
液晶の応答速度を向上させる一方法として、一般にオーバードライブが知られている。
これは、液晶では階調(例えば0レベルから255レベルの256段階)に対して液晶セルに印加される電圧が決まっているが、ある階調に対して与えられる電圧よりも高い電圧(より高い階調に対する電圧)をかけることにより液晶の状態変化を早めるようにした技術である。
画素ごとに、オーバードライブ電圧をきめ細かに制御するため、前フレーム画像における1つずつのピクセルについて階調データを予測し、これに基づいてオーバードライブされた階調データを出力させることが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の方法でも、オーバードライブは1フレームごとに更新されるため、低温環境などの液晶の応答速度が非常に遅い場合には、1フレーム後の階調データの変化量が非常に小さく、予測値が変化せず、オーバードライブの効果が現れないという問題がある。
このため、本発明の発明者は、先の出願(特願2008−111730)において、温度毎に所定フレーム後の予測階調値のルックアップテーブルを準備することにより、例えば低温時のように液晶分子の活性度が低く応答速度が遅い場合でも、予め設定されたオーバードライブ値を用い、しかもその温度での所定フレーム後の予測階調値を用いてその所定フレーム数同じ値でのオーバードライブを行うようにして、液晶表示装置の応答速度を改善することを提案した。
特開2005−107531号公報
しかし、先の出願における構成では、常にすべての画素について駆動電圧を予測値を参照しながら計算して制御する必要がある。また、オーバードライブ値を記憶するルックアップテーブルはオーバードライブ開始時と終了時の階調の組み合わせすべてについてデータを持っていなければならないため、記憶容量が多くなるという問題もある。
例えば、8ビットグレイスケール表示で−30℃から35℃までの14段階の温度(−30、−25、−20、−15、−10、−5、0、5、10、15、20、25、30、35℃)のルックアップテーブルを準備するためには、 256×256×8×14=
7.3Mbit のメモリが必要となる。表示グレイスケールや温度条件をより細かく設定すればさらに多くのメモリが必要となり、コストを上昇させることになる。
一方、5℃ごとのルックアップテーブルは液晶の応答時間が温度にきわめて敏感であることを考慮すれば、間隔が広すぎる場合もある。このため、温度が急激に変化したときに、ルックアップテーブルが異なるものに変化したときに画質の差が明確にわかってしまうという問題がある。
したがって、温度を細かく設定してよりきめ細かな制御を行うことが望まれるが、メモリ上の制約から実現が困難であるという問題がある。
さらに、特に液晶テレビ等においては、動画の速い動きに対する応答速度を向上させるため、2倍速や4倍速駆動が行われるが、25℃などの室温を標準に製造されているため、例えば10℃程度の温度下降があったときには、高速駆動では追随できないという問題があり、このため、上述したルックアップテーブルを用いたフィードバックタイプ制御を適用することも考えられている。
上述のメモリ容量に関しては、前述した特許文献1にオーバードライブ値を記憶するメモリを一対の一次元テーブルとして容量を減少させることが開示されているが、設定されるオーバードライブ値は液晶表示装置の表示特性を最大限発揮できるものではなかった。
そこで、本発明の目的は、メモリ容量を増加させずに、よりきめ細かなオーバードライブ制御を行って表示品質を向上させることのできる液晶表示装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明によれば、
液晶表示モジュールと、
前記液晶表示モジュール中に設けられた温度センサと、
イメージデータ中のスタート階調値とエンド階調値から、前記液晶表示モジュールに対するオーバードライブ電圧と次フレームに対する予測値を演算し出力する演算装置と、
前記予測値を記憶し、前記スタート階調値として前記演算装置に対して出力するフレームメモリとを備え、
前記演算装置は、
前記スタート階調値と前記エンド階調値が一致するか否かを検知する第1の比較器と、
階調値と、階調値に応じる電圧の2乗値で構成される曲線が一致するように正規化されたオフセット量との関係を表す一次元の第1のルックアップテーブルと、
階調値と、階調値に応じる電圧の2乗値との関係を表す一次元の第2のルックアップテーブルと、
前記スタート階調値と前記エンド階調値と、前記第1および第2のルックアップテーブルの値を参照して、前記電圧の2乗値に関連したオーバードライブ用の中間出力値を求める演算器と、
前記演算器の出力が所定の最大値より大きいか、所定の最小値より小さいか、中間値かを判断する第2の比較器と、
前記第1および第2の比較器の出力に応じて参照されるオーバードライブ値算出のための一次元の第3のルックアップテーブルと、
前記第1および第2の比較器の出力に応じて参照される予測値算出のための一次元の第4のルックアップテーブルとを備え、
前記第1〜4のルックアップテーブルは前記温度センサの値に応じて随時更新され、
前記第1の比較器、前記第2の比較器、前記演算器の出力を用いて、前記スタート階調値とエンド階調値が一致する第1の場合、前記階調差が前記所定の最大値よりも大きい第2の場合、前記階調差が前記所定の最小値よりも小さい第3の場合、前記階調差が前記所定の最大値と最小値の間にある第4の場合の4つの場合に応じてオーバードライブ出力および予測出力を発生する選択器/データ発生器とを備えたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
この液晶表示装置によれば、使用するルックアップテーブルは、関係量の一方を電圧の2乗値を採用することにより、従来の2次元のものに代わり、複数の一次元のものを用いることができるため、必要なメモリ容量が減少してコストダウンを図ることができ、あるいは温度間隔を狭めたルックアップテーブルを使用できるため、より適切なオーバードライブが可能となって、画質の向上を図ることができる。
液晶表示装置において、データと液晶表示素子に印加される電圧の関係を示すグラフである。 本発明にかかる液晶表示装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。 図2に示されたオーバードライブ/予測演算装置の第1の実施例を示すブロック図である。 スタート階調値に対してオーバードライブ値として最小値および最大値を与えたときの予測階調値を示す、予測値ルックアップテーブルの内容を示す図表である。 図4の数値をプロットしたグラフである。 横軸を最終的に液晶素子に印加される電圧の2乗、縦軸を到達階調値としてスタート階調値をパラメータとしてプロットしたグラフである。 図6のグラフにおいて、各線にオフセットを与えることにより1つの曲線が得られることを示すグラフである。 図3の構成におけるルックアップテーブルLUT_G2Vsの記憶内容をプロットしたグラフである。 図3の構成におけるルックアップテーブルLUT_G2VVの記憶内容をプロットしたグラフである。 図3の構成におけるルックアップテーブルLUT_G2VV2Gの記憶内容をプロットしたグラフである。 図3の構成における動作を表すフローチャートである。 図2に示されたオーバードライブ/予測演算装置の第2の実施例を示すブロック図である。 図12の構成におけるルックアップテーブルLUT_G2VsVeの記憶内容をプロットしたグラフである。 図12の構成におけるルックアップテーブルLUT_VsVe2Gの記憶内容をプロットしたグラフである。 図12の構成における動作を表すフローチャートである。 図12の構成におけるスタート階調値とエンド階調値が変化しない場合の動作例を示すグラフである。 図12の構成においてスタート階調値からエンド階調値への変化がオーバードライブ電圧に対して適度である場合の動作例を示すグラフである。 図12の構成においてスタート階調値からエンド階調値への変化がオーバードライブ電圧の出力範囲を超える場合の動作例を示すグラフである。
発明の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図2は本発明にかかる液晶表示装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。
周知のごとく、液晶表示素子LQは、例えばVGA表示画面の場合640×480の画素構成をなすように、マトリクス状に配列されて液晶パネル10を構成しており、ゲートがロウデコーダ11で選択される行線RLに接続され、ソースがカラムデコーダ12で制御される列線(データ線)に接続されたトランジスタTRを介して各液晶表示素子LQが接続されている。
行線RLは行デコーダRDにより1ライン表示期間ごとにラインが順次活性化され、列デコーダCDにより順次活性化される列線CLに、表示すべき階調データを電圧に変化して印加する電圧変換部13により選択された液晶表示素子に対応する列線CLに所望の階調に応じた電圧が印加されることにより、液晶の透過率が変化し、表示が行われるようになっている。この液晶パネル10には、環境温度、すなわち液晶の実際の温度を測定するために温度に関連した情報を取得するための温度情報取得手段14が設けられている。この温度情報取得手段は、温度に関連する物理量を発生するものであればどのようなものでも使用できるが、この実施例では例えば直接温度を測定する温度センサが用いられる。
電圧変換部13には、オーバードライブ/予測演算装置20からオーバードライブ値が供給され、最終的に各液晶表示素子に供給される電圧はオーバードライブが適用された階調値に相当する電圧である。
オーバードライブ/予測演算装置20には温度センサ14の出力が与えられ、入力されたイメージデータをエンド階調値Gnとして温度センサ14の出力に基づいてオーバードライブ値ODと1フレーム後の予測値PDが出力される。予測値PDはフレームメモリ15を参照してスタート階調値Gn-1としてオーバードライブ/予測演算装置20にフィードバックされ、演算が行われる。フレームメモリは1フレーム分の全画素の表示データよりなり、VGA画像の場合640×480の画素数分のデータである。
なお、液晶には電圧が印加されないときは黒であるノーマリーブラックのものと、同様の場合に白であるノーマリーホワイトの2種類があるが、以下の説明ではノーマリーブラック(階調0で黒)として説明する。
図3は図2に示されたオーバードライブ/予測演算装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
以下では60フレーム/秒表示を行うものとし、1フレーム(約16.7ms)ごとにイメージデータが入力される。以下の処理においては、1行の全画素について並行処理や時分割処理が行われるが、説明を簡略化するため、以下、1つの画素に着目して説明を行う。
スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnはまず比較器21に入力され、これらが同じ値かどうかが比較され、その比較結果である1ビット出力は選択器/データ発生器22の第1の選択入力Sel0に入力される。
スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnは演算器23にも入力され、これらの入力値をアドレスとして2つのルックアップテーブルLUT_G2VsおよびLUT_G2VVを参照してデータを取り出し、所定の演算を行ってオーバードライブ演算値VVodを出力して選択器/データ発生器22および比較器26に供給される。これらのルックアップテーブルについては後述する。
比較器26ではオーバードライブ値の最大値、最小値、他の値のいずれであるかを比較し、結果は2ビット出力として選択器/データ発生器22の第2の選択入力Sel1に入力される。
スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnはそれぞれタイミング調整用の遅延器(DL)29および30を介して選択器/データ発生器22にも入力されており、選択器/データ発生器22ではこれらの5つの入力データをもとに2つのルックアップテーブルLUT_VV2GおよびLUT_Predictを参照して最終的にオーバードライブ値ODおよび予測値PDを出力し、オーバードライブ値ODは液晶パネル10に、予測値PDはフレームメモリ15にそれぞれ与えられる。
次に、ルックアップテーブルの構成について説明する。なお、以下の説明ではある温度例えば−10℃に対する記憶内容を説明しているものとする。温度が特に低温域で変化したときには、液晶の特性に大きな変化が生ずるため、参照されるルックアップテーブルを変える必要があり、通常5℃おきにルックアップテーブルが作成される。
本発明におけるルックアップテーブルの基本例として温度−10℃における数値を図4の図表およびその数値をプロットしたグラフである図5に示す。これらは0〜63の64階調として説明する。
図4において、左の欄はスタート階調値を、中央の欄はオーバードライプ値を最小の0としたときの1フレーム後の予測階調値、右欄はオーバードライブ値を最大の63としたときの1フレーム後の予測階調値を示す。
例えば、スタート階調が0、すなわち黒であるときには、この温度では最大のオーバードライブ値63をかけても1フレーム後の階調は4までしか増加しないため、予測階調値を4以上にする場合にはオーバードライブ値は63に設定すれば良く、逆にスタート階調が63、すなわち白であるときには、オーバードライブ値を0にしても階調51までしか低下しないため、予測階調値を51以下にする場合にはオーバードライブ値を0にすれば良い。
したがって、図5のグラフで上の実線よりも上の予測階調値に対してはオーバードライブ値63を、下の実線よりも下の予測階調値に対してはオーバードライブ値0を適用すれば良く、これらの間の領域では以下に説明する手法によりオーバードライブ値を決定する。
換言すれば、図5に示す2つの実線に相当する図4の2つの一次元ルックアップテーブルを持てば、この値を用いてオーバードライブ値と予測値を決定できることとなる。
図5に示す実線のデータは、図3におけるルックアップテーブルLUT_Predict28に記憶される。このルックアップテーブルのデータ内容は2本の曲線のデータのみとなり、従来のような64階調に対応するマトリクスデータは必要なく、データ容量は2/64=1/32となって、メモリ容量を著しく削減できる。また256階調表示の液晶表示装置の場合は、データ容量は1/128にさらに大きく削減可能である。
ところで、発明者は、オーバードライブ値をパラメータとして、横軸に液晶に印加される電圧の2乗値を、縦軸を1フレーム期間後に液晶が到達した階調値としてプロットすると、図6のようなグラフが得られ、オーバードライブ値が異なっても各到達階調値曲線の形状が近似し、特に中央部については直線で近似でき、それらの傾きもほぼ一致することを発見した。
したがって、適当なオフセットを与えて横軸方向に移動させると、図7に示すように、全部の特性曲線は1本の到達階調値曲線に一致させることができる。つまりこのグラフは、液晶に印加される電圧の2乗値Ve^2と、印加直前の液晶の状態すなわちスタート階調に対応するオフセット電圧Vsoffsetがわかれば、1フレーム後の到達階調を予測することができるということを示すもので、本発明のアイデアの基礎となるものである。
なお、図7の関係は、広い液晶動作温度範囲に渡って成立することが確認されている。
次に、図3において用いられるルックアップテーブルについて説明する。
図8はLUT_G2Vs24に格納されるデータを示すグラフであり、横軸を6ビットの階調値、縦軸をオフセットされた印加電圧Vsoffsetとしたときの関係を示しているので、一次元のルックアップテーブルとなる。なお、縦軸の単位は無次元で単に比較のための相対的数値である。すなわち、このグラフは オーバードライブ階調値に対してどの程度のオフセットが必要かを相対的に示すものである。
図9はルックアップテーブルLUT_G2VV25において記憶される、横軸を6ビットの階調値、縦軸を正規化された印加電圧Veの自乗値Ve^2(8ビット値)としてプロットした関係を示すグラフであり、図10はルックアップテーブルLUT_VV2G27はルックアップテーブルLUT_G2VV25の縦軸と横軸を交換してプロットしたものである。いずれも一次元のルックアップテーブルである。
次にこれらのルックアップテーブルを用いる図3の構成における動作を図11を参照して説明する。
スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnが入力されると、比較器21においてこれらが同じ値であるか否かが比較され(ステップS101)、同じである場合(場合0)のときは、オーバードライブ値ODをGn、予測階調値PDをGnとして出力する(ステップS111)。
スタート階調値Gn-1とエンド階調値Gnとが異なる場合、演算器23においてルックアップテーブルLUT_G2Vs24およびLUT_G2VV25を参照してVVod=LUT_G2Vs(Gn)− LUT_G2Vs(Gn-1)+LUT_G2VV(Gn)を演算し(ステップS102)、VVodは比較器26に与えられると共に選択器/データ発生器22に送られる。
ここでVVodとは、要求されるオーバードライブ値を正規化された液晶印加電圧の2乗値で表現した値である。
比較器26では、VVodの値とVVの最大値(MaxVV)および最小値MinVVとが比較され(ステップS103)、MaxVVよりも大きいときには飽和最大オーバードライブを表す場合Aとして、オーパドライブ値ODを63、予測階調値PDはGn-1とオーバードライブ値63に対する値をルックアップテーブルLUT_Predictから取り出して出力する(ステップS112)。一方、MinVVよりも小さいときには飽和最小オーバードライブを表す場合Bとして、オーバードライブ値ODを0、予測階調値PDはGn-1とオーバードライブ値0に対する値をルックアップテーブルLUT_Predictから取り出して出力する(ステップS113)。
VVodの値がVVの最大値(MaxVV)と最小値MinVVとの間にあるときには、適度なオーバードライブを表す場合Cとして、オーバードライブ値ODをルックアップテーブルLUT_VV2G27を参照しVVodに対応する階調値として取り出し、予測値PDをGnとして出力する(ステップS114)。
この実施例では、参照するLUTはいずれも一次元のものであり、LUTの容量を小さくできるとともに、精度の高い制御が可能となる。
本発明の第2の実施例を図12から図18までを参照して説明する。
図12は図2に示されたオーバードライブ/予測演算装置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
図3に示した第1の実施例と構成上類似するので、同じ構成要素については説明を省略する。
図3との相違点は、演算器23が出力VVodを発生させるために参照するルックアップテーブルとしてLUT_G2Vs24に代わるLUT_G2VsVe31とLUT_G2VV25が用いられ、選択器/データ発生器22がオーバードライブ値ODおよび予測値PDを発生させるために参照するルックアップテーブルとしてLUT_VV2G27とLUT_Predict28に代わるLUT_G2VsVe2G32となっている点である。
LUT_G2VsVe31の記憶内容を図13に、LUT_VsVe2G32の記憶内容を図14に示す。
LUT_G2VsVe31の横軸は0から63までの階調値となっているが、縦軸はオフセットされた印加電圧VsoffsetにVe^2の値を加えたものとなっており、そのサイズは64×1×13ビットとなっている。
すなわち、LUT_G2VsVe = LUT_G2VV + LUT_G2Vs
の関係が成立する。
図14に示すルックアップテーブルLUT_VsVe2G32は、図13に示すLUT_G2VsVe31の縦軸と横軸を交換したものであり、そのサイズは8192(13ビットに相当)×1×6ビットとなっている。なお、13ビットは−30度までの動作温度範囲を考慮した場合であって、よりせまい(高温側の)動作温度範囲のみを考える場合は、より少ないビット数であってもよい。
図15は第1の実施例における図11と対応する、図12の構成における動作を示すフローチャートである。
スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnが入力されると、比較器21においてこれらが同じ値であるか否かが比較され(ステップS201)、同じである場合(場合0)のときは、オーバードライブ値ODをGn、予測階調値PDをGnとして出力する(ステップS211)。
スタート階調値Gn-1とエンド階調値Gnとが異なる場合、演算器23においてルックアップテーブルLUT_G2VsVe31およびLUT_G2VV25を参照してまず
Vs(Gn-1)=LUT_G2VsVe(Gn-1)− LUT_G2VV(Gn-1)
として求める。次に、
VVod=LUT_G2VsVe(Gn)− Vs(Gn-1)
として求め、これら両方は選択器/データ発生器22に供給されるが、比較器26にはVVodのみが送られる(ステップS202)。
比較器26では、VVodの値とVVの最大値(MaxVV)および最小値MinVVとが比較され(ステップS203)、MaxVVよりも大きいときには飽和最大オーバードライブを表す場合Aとして、オーバードライブ値を63、予測階調値PDはLUT_VsVe2G(LUT_G2VV(63)+Vs(Gn-1)として出力される(ステップS212)。
一方、VVodの値がMinVVよりも小さいときには飽和最小オーバードライブを表す場合Bとして、オーバードライブ値を0、予測階調値PDはLUT_VsVe2G(LUT_G2VV(0)+Vs(Gn-1)として出力される(ステップS213)。
VVodの値がVVの最大値(MaxVV)と最小値MinVVとの間にあるときには、適度なオーバードライブを表す場合Cとして、オーバードライブ値ODをルックアップテーブルLUT_VV2G(VVod)により階調値に変換した値とし、予測値PDをGnとして出力する(ステップS214)。
この実施例でも、参照するLUTはいずれも一次元のものであり、LUTの容量を小さくできるとともに、精度の高い制御が可能となる。
図16から図18はVsoffset、正規化されたエンド電圧Veの2乗値Ve^2(=VV)、これらの合計の値Ve^2 +Vsoffset(=VsVe)を表す3つの曲線を用いてスタート値Gn-1、エンド値Gn、オーバードライブ値God、予測値Gpredictを求める手順を示す説明図である。ここで記号のVは電圧に基づく値、Gは階調の値を意味する。
前述したように、VsoffsetはルックアップテーブルLUT_G2Vs24の記憶内容であり、Ve^2はルックアップテーブルLUT_G2VV25の記憶内容であり、Ve^2 +VsoffsetはルックアップテーブルLUT_G2VsVe31の記憶内容となっている。
図16は、スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnが同じ場合を示している。(Gn=Gn-1=32)
この場合には、図11および図15からオーバードライブ値ODはGn、予測階調値PDもGnであるから、
Gn-1=Gn=God=Gpredict
であり、各曲線の縦軸の値を参照することなくGod=Gpredict=32と決定される。
なお、この場合は、ルックアップテーブルLUT_G2VsVe31の記憶内容を定義する。すなわち、各階調に対するVsoffsetの値と、Ve^2の値を合計した値が同じ階調値に対するVe^2 +Vsoffset上の値となっている。
図16においては、階調値32に対し、ルックアップテーブルLUT_G2Vs24から取り出された値54とルックアップテーブルLUT_G2VV25から取り出された値117の合計値171がルックアップテーブルLUT_G2VsVe31の階調値32に対する値となり、以下、各階調値毎に2つのルックアップテーブルを参照することによりルックアップテーブルLUT_G2VsVe31を作成できる。
LUT_G2VsVe(x) = LUT_G2Vs(x) + LUT_G2VV(x);ここでxは任意の階調値0〜63
そして、このルックアップテーブルが作成された後はVsoffsetの値は2つのルックアップテーブルLUT_G2VsVe31とLUT_G2VV25により求めることができるので、図12のように、ルックアップテーブルLUT_G2Vs24は不要となる。
図17は、スタート階調値Gn-1およびエンド階調値Gnが適度に離れている場合を示し、スタート階調値Gn-1が8、エンド階調値Gnが32の場合を示している。これは図11、図15における場合C;適度なODの例である。
まず曲線Ve^2+Vsoffset上のポイント(32、171)を参照されたい。このポイントのエンド階調Gn=32を得るためには、Ve^2+Vsoffset=171が必要である。次に曲線Vsoffset上のポイント(8、26)を見ると、スタート階調Gn-1=8に対するVsoffsetは26であることがわかる。よって、オーバードライブに必要なVe^2の値は残り171−26=145(=VVod)である。これを曲線Ve^2上で参照すると、ポイント(44、145)になる。つまりオーバードライブ階調値Godは44である。なお、予測階調値はエンド階調に等しくなるので、Gpredict=Gn=32である。
さらに、これらの事を図16との対比で説明する。まずスタート階調Gn-1は32から8に変わっていることから、Vsoffsetは54から26へと、−28変化している。この分をVe^2で補償するには、Ve^2を+28する必要がある。つまりVe^2=117+28=145とすればよい。このとき階調値44がGodとなる。このようにして、Ve^2+Vsoffsetが一定値を保つようにバランスをとることで、同じエンド階調値Gnを達成できる。
このように、適度なODの例では予測階調値は計算によって求める必要が無く、常にGpredict=Gnである。
図18は最大オーバードライブの場合であり、スタート階調値Gn-1が0、エンド階調値Gnが60の場合を示している。これは図11、図15における場合Aの例である。
まず曲線Ve^2+Vsoffset上のポイント(60、301)を参照されたい。このポイントのエンド階調Gn=60を得るためには、Ve^2+Vsoffset=301が必要である。これに対して、曲線Vsoffset上のポイント(0,0)を見ると、スタート階調Gn-1=0に対するVsoffsetは0であることがわかる。よって、オーバードライブに必要なVe^2の値は残り301−0=301(=VVod)である。しかしながら、曲線Ve^2上のポイント(63、255)を参照すると、Ve^2の最大値(maxVV)は、God=63のときに255である。つまり、残り301−255=46は最大オーバードライブでも補償できないことになる(VVod > maxVV)。この場合、最大オーバードライブGodとして63を出力し、予測階調値Gpredictは、曲線Ve^2+Vsoffset上で、Ve^2+Vsoffset=0+255=255となる点を見ると、54とわかる。(Gpredict≠Gn)
また、これらの事をGn=Gn-1=60であった場合との対比で説明する。まずスタート階調Gn-1は60から0に変わっていることから、Vsoffsetは77から0へと、−77変化している。この分をVe^2つまりオーバードライブで補償する必要がある。よってVe^2を224から301へと+77とすればよい。しかしながら、Ve^2の最大値(maxVV)は255であるから、実際の補償は255−224=+31と十分でなく、エンド階調値Gnを達成することはできない。
これまでの図16から図18の説明で行われた計算を、あらためてルックアップテーブルを用いた計算式で示す。
VVod = LUT_G2VsVe(Gn)−LUT_G2Vs(Gn-1) ・・・・・・・・・・実施例2
= LUT_G2Vs(Gn)+LUT_G2VV(Gn)−LUT_G2Vs(Gn-1) ・・・実施例1
ここで、実施例2から1への式変形は、前述の関係式を代入することでなされる。
OD=LUT_VV2G(VVod) (0<VVod<255のとき)
=63 (VVod>255のとき)
=0 (VVod<0のとき)
PD=LUT_VsVe2G(LUT_G2Vs(Gn-1)+LUT_G2VV(VVod))
=LUT_VsVe2G(LUT_G2VsVe(Gn-1)−LUT_G2VV(Gn-1)+LUT_G2VV(VVod)) ・・・実施例2
上記の式変形にも前述の関係式を用いた。さらに、PDはGn-1とVVodの2変数で決まるといえるが、VVodが0から255の範囲内では予測階調値はエンド階調に一致する(PD=Gn)ので計算により求める必要が無い。そこでVVod=0とVVod=255のときの予測階調値のみをあらかじめ計算により求めておけば、2本の一次元ルックアップテーブルとして計算を簡略化できる。すなわち、
PD=LUT_predict(Gn-1, OD0/OD255) ・・・実施例1
このように、電圧値の2乗を座標値にしたルックアップテーブルを採用することにより、装置の構成が簡単になり、演算が容易になる。
なお、液晶の温度特性は温度で劇的に変わるため、実施例では5℃刻で設けられていたものとしたが、メモリ容量が削減された分をルックアップテーブルの温度の刻みを細かくすることに振り分けることもできる。
以上の説明は一例であって、当業者が通常行う変形、置換などは本発明の範囲である。
以上説明した本発明にかかる液晶表示装置は、携帯電話、デジタルカメラ、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、自動車用ディスプレイ、航空用ディスプレイ、デジタルフォトフレーム、またはポータブルDVDプレーヤなどの各種電子装置に使用することができ、特に低温環境で用いるものに好適である。
10 液晶パネル
11 行デコーダ
12 列デコーダ
13 電圧変換部
14 温度センサ
15 フレームメモリ
20 オーバードライブ/予測演算装置
21 比較器
22 選択器
23 演算器
24 ルックアップテーブルLUT_G2Vs
25 ルックアップテーブルLUT_G2VV
26 選択器/データ発生器22
27 ルックアップテーブルLUT_VV2G
28 ルックアップテーブルLUT_Predict
29 遅延器
30 遅延器
31 ルックアップテーブルLUT_G2VsVe
32 ルックアップテーブルLUT_VsVe2G

Claims (4)

  1. 液晶表示モジュールと、
    前記液晶表示モジュール中に設けられた温度センサと、
    イメージデータ中のスタート階調値とエンド階調値から、前記液晶表示モジュールに対するオーバードライブ電圧と次フレームに対する予測値を演算し出力する演算装置と、
    前記予測値を記憶し、前記スタート階調値として前記演算装置に対して出力するフレームメモリとを備え、
    前記演算装置は、
    前記スタート階調値と前記エンド階調値が一致するか否かを検知する第1の比較器と、
    階調値と、階調値に応じる電圧の2乗値で構成される曲線が一致するように正規化されたオフセット量との関係を表す一次元の第1のルックアップテーブルと、
    階調値と、階調値に応じる電圧の2乗値との関係を表す一次元の第2のルックアップテーブルと、
    前記スタート階調値と前記エンド階調値と、前記第1および第2のルックアップテーブルの値を参照して、前記電圧の2乗値に関連したオーバードライブ用の中間出力値を求める演算器と、
    前記演算器の出力が所定の最大値より大きいか、所定の最小値より小さいか、中間値かを判断する第2の比較器と、
    前記第1および第2の比較器の出力に応じて参照されるオーバードライブ値算出のための一次元の第3のルックアップテーブルと、
    前記第1および第2の比較器の出力に応じて参照される予測値算出のための一次元の第4のルックアップテーブルとを備え、
    前記第1〜4のルックアップテーブルは前記温度センサの値に応じて随時更新され、
    前記第1の比較器、前記第2の比較器、前記演算器の出力を用いて、前記スタート階調値とエンド階調値が一致する第1の場合、前記階調差が前記所定の最大値よりも大きい第2の場合、前記階調差が前記所定の最小値よりも小さい第3の場合、前記階調差が前記所定の最大値と最小値の間にある第4の場合の4つの場合に応じてオーバードライブ出力および予測出力を発生する選択器/データ発生器とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 第2のルックアップテーブルが階調値に対する正規化された液晶印加電圧の2乗値を記憶したものであり、
    第3のルックアップテーブルが正規化された液晶印加電圧の2乗値に対する階調値を記憶したものであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 第4のルックアップテーブルがスタート階調値と予測階調値の関係を記憶するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 第1のルックアップテーブルは、階調値に対する、前記正規化オフセット量に前記第2のルックアップテーブルで規定される電圧の2乗値を加算したものであり、
    第4のルックアップテープルはこの第1のルックアップテーブルの横座標と縦座標を交換したものである、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
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