JP4982323B2 - 受信装置及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信における周波数利用効率向上のため、同一周波数帯の複数の送信信号を使用する無線通信システム及び該無線通信システムの受信装置に関する。
図5に示す様に、周波数利用効率向上のため、同一周波数帯の複数の送信信号を利用する無線通信システムが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。図5によると、無線通信システムは、送信装置と受信装置とを有し、送信装置は、変調回路71及び72と、周波数変換回路73及び74と、発振回路75及び76と、送信アンテナ77及び78を備え、受信装置は、受信アンテナ79及び80と、周波数変換回路81及び82と、発振回路83及び84と、周波数誤差検出回路85及び86と、周波数誤差補償回路87、88、89及び90と、ユニークワード(UW)マッチトフィルタ91、92、93及び94と、干渉補償回路95と、復調回路96及び97とを備えている。
図5は、例えば、衛星通信システムにおいて、2つの偏波を同時に使用する偏波多重通信を行う場合の構成である。通常の衛星通信用の送信装置は、どちらか片方の偏波のみを使用する様に設計されているため、既存の送信装置を用いて偏波多重通信を行う場合、送信装置の発振回路75及び76は、一般的に非同期となる。これに対応させて、図5の構成においては、送信装置の発振回路75及び76は非同期としている。一方、受信装置の発振回路83及び84は、互いに同期しているものとする。
続いて、上記無線通信システムの信号の流れについて説明する。送信装置において、変調回路71で変調された第1の送信信号は、発振回路75が生成する信号に基づき周波数変換回路73で周波数変換され、送信アンテナ77から無線信号として出力される。同様に、変調回路72で変調された第2の送信信号は、発振回路76が生成する信号に基づき周波数変換回路74で周波数変換され、送信アンテナ78から無線信号として出力される。
図2は、第1の送信信号及び第2の送信信号のフレーム構成を示す図である。図2によると、第1の送信信号は、第1の周波数同期信号と、第1のユニークワードと、送信するデータである第1のデータを含んでおり、第2の送信信号は、第2の周波数同期信号と、第2のユニークワードと、送信するデータである第2のデータを含んでいる。ここで、第1の周波数同期信号が送信されている間、第2の送信信号は無信号であり、第2の周波数同期信号が送信されている間、第1の送信信号は無信号となる様に、両信号は調整される。なお、第1の周波数同期信号と、第1のユニークワードと、第2の周波数同期信号と、第2のユニークワードは、受信装置において既知のパターンであり、第1のユニークワードと第2のユニークワードは異なるパターンである。
受信装置において、受信アンテナ79が受信する無線信号は、発振回路83が生成する信号に基づき周波数変換回路81で第1の中間信号に周波数変換される。同様に、受信アンテナ80が受信する無線信号は、発振回路84が生成する信号に基づき周波数変換回路82で第2の中間信号に周波数変換される。
ここで、受信アンテナ79が受信する無線信号と、受信アンテナ80が受信する無線信号は、それぞれ、第1の送信信号と第2の送信信号が混在したものである。つまり、発振回路75の周波数をft1、発振回路76の周波数をft2、発振回路83及び84の周波数をfとすると、第1の中間信号及び第2の中間信号は、それぞれ、Δf=ft1−fの周波数誤差を有する第1の送信信号成分と、Δf=ft2−fの周波数誤差を有する第2の送信信号成分の混在信号となる。しかしながら、図2に示す第1の送信信号及び第2の送信信号の関係から明らかな様に、第1の周波数同期信号と第2の周波数同期信号は、互いに他の信号からの影響を受けない。したがって、図6にそのフレーム構成を示す様に、第1の中間信号及び第2の中間信号は、第1の周波数同期信号の区間においては、Δfの周波数誤差を有する第1の送信信号成分のみを含み、第2の周波数同期信号の区間においては、Δfの周波数誤差を有する第2の送信信号成分のみを含んだものとなる。
周波数誤差検出回路85は、第1の中間信号及び第2の中間信号の第1の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δfを検出し、平滑化したものを周波数誤差補償回路87及び90に出力する。同様に、周波数誤差検出回路86は、第1の中間信号及び第2の中間信号の第2の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δfを検出し、平滑化したものを周波数誤差補償回路88及び89に出力する。
周波数誤差補償回路87は、周波数誤差Δfに基づき第1の中間信号の周波数誤差の補償を行い、周波数誤差補償回路90は、周波数誤差Δfに基づき第2の中間信号の周波数誤差の補償を行う。よって、周波数誤差補償回路87及び90が出力する信号は、それぞれ、周波数誤差のない第1の送信信号成分と、周波数誤差が、Δf−Δfである第2の送信信号成分を含んだものとなる。
同様に、周波数誤差補償回路88は、周波数誤差Δfに基づき第1の中間信号の周波数誤差の補償を行い、周波数誤差補償回路89は、周波数誤差Δfに基づき第2の中間信号の周波数誤差の補償を行う。よって周波数誤差補償回路88及び89が出力する信号は、それぞれ、周波数誤差がΔf−Δfである第1の送信信号成分と、周波数誤差のない第2の送信信号成分を含んだものとなる。
UWマッチトフィルタ91は、周波数誤差補償回路87の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、当該出力信号と第1のユニークワードとの畳み込み演算を行い、第1の中間信号における第1の送信信号の割合である伝搬路行列成分h11を出力し、UWマッチトフィルタ94は、周波数誤差補償回路90の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、当該出力信号と第1のユニークワードとの畳み込み演算を行い、第2の中間信号における第1の送信信号の割合である伝搬路行列成分h21を出力する。ここで、周波数誤差補償回路87及び90の出力信号において、第1の送信信号成分については、周波数誤差が0であるため、伝搬路行列成分h11及びh21の推定は、周波数誤差の影響を受けない。
同様に、UWマッチトフィルタ92は、周波数誤差補償回路88の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、当該出力信号と第2のユニークワードとの畳み込み演算を行い、第1の中間信号における第2の送信信号の割合である伝搬路行列成分h12を出力し、UWマッチトフィルタ93は、周波数誤差補償回路89の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、当該出力信号と第2のユニークワードとの畳み込み演算を行い、第2の中間信号における第2の送信信号の割合である伝搬路行列成分h22を出力する。ここで、周波数誤差補償回路88及び89の出力信号において、第2の送信信号成分については、周波数誤差が0であるため、伝搬路行列成分h12及びh22の推定は、周波数誤差の影響を受けない。
干渉補償回路95は、伝搬路行列成分h11、h12、h21及びh22用い、第1の中間信号及び第2の中間信号から、第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を、それぞれ、取り出し、復調回路96は、第1の受信信号を復調し、復調回路97は、第2の受信信号を復調する。
Fumihiro Yamashita、et al、"Variable Polarization Frequency Division Multiplexing (VPFDM) for satellite communications"、AIAA ICSSC AIAA-2007−3244、2007年4月
図5に示す構成は、受信装置の発振回路83と84が互いに同期していることを前提としている。しかしながら、図5の構成をより一般化し、発振回路83と84が非同期であり、発振回路83の発振周波数がfr1、発振回路84の発振周波数がfr2である場合を想定する。この場合、第1の中間信号は、周波数誤差がΔf11=ft1−fr1である第1の送信信号成分と、周波数誤差がΔf12=ft2−fr1である第2の送信信号成分の混在信号となり、第2の中間信号は、周波数誤差がΔf21=ft1−fr2である第1の送信信号成分と、周波数誤差がΔf22=ft2−fr2である第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差検出回路85は、第1の中間信号及び第2の中間信号からΔf11とΔf12の平均周波数誤差Δfを検出して、周波数誤差補償回路87及び90に出力し、周波数誤差検出回路86は、第1の中間信号及び第2の中間信号からΔf21とΔf22の平均周波数誤差Δfを検出して、周波数誤差補償回路88及び89に出力する。
周波数誤差補償回路87は、第1の中間信号に対してΔfの周波数補償を行い出力するが、ΔfとΔf11は異なる値であるため、周波数誤差補償回路87が出力する信号は、Δf11−Δfと、Δf12−Δfの、2つの周波数誤差を有する信号の混在となる。同様に、周波数誤差補償回路90が出力する信号は、Δf21−Δfと、Δf22−Δfの、2つの周波数誤差を有する信号の混在となり、周波数誤差補償回路88が出力する信号は、Δf11−Δfと、Δf12−Δfの、2つの周波数誤差を有する信号の混在となり、周波数誤差補償回路89が出力する信号は、Δf21−Δfと、Δf22−Δfの、2つの周波数誤差を有する信号の混在となる。
つまり、UWマッチトフィルタ91、92、93及び94は、周波数誤差を有するユニークワードとの相関を検出することとなり、伝搬路行列の推定精度が劣化し、これにより、干渉補償回路95での補償精度も劣化するという問題がある。
したがって、本発明は、同一周波数帯の複数の信号を使用する無線システム、つまり空間多重無線通信システムにおいて、送信装置及び受信装置の発振回路が、それぞれ、非同期であっても、品質劣化を生じさせない受信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明における受信装置によれば、
空間多重された第1の送信信号及び第2の送信信号を受信する受信装置であって、第1の受信アンテナと、第2の受信アンテナと、第1の受信アンテナが受信する信号を周波数変換し、第1の中間信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、第2の受信アンテナが受信する信号を、第1の受信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換し、第2の中間信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、第1の中間信号の周波数補償を行う第1の周波数誤差補償手段と、第2の中間信号の周波数補償を行う第2の周波数誤差補償手段と、第1の中間信号及び第2の中間信号の周波数補償を行って伝搬路行列を算出する手段と、伝搬路行列に基づき第1の周波数誤差補償手段の出力信号と、第2の周波数誤差補償手段の出力信号から第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を生成する干渉補償手段とを備えている。
本発明の受信装置における他の実施形態よれば、
第1の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第1の周波数誤差、第1の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第2の周波数誤差、第2の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第3の周波数誤差、及び、第2の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第4の周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を、更に、備えており、第1の周波数誤差補償手段は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の和に基づき第1の中間信号の周波数補償を行い、第2の周波数誤差補償手段は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の和に基づき第2の中間信号の周波数補償を行うことも好ましい。
本発明の受信装置における他の実施形態よれば、
伝搬路行列を算出する手段は、第1の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、第2の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、第3の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、第4の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段とを備えていることも好ましい。
更に、本発明の無線受信装置における他の実施形態よれば、
第1の送信信号は、第1の特定パターンを含み、第2の送信信号は、第2の特定パターンを含み、伝搬路行例は、第3の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、第4の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、第5の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、第6の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関とにより算出することも好ましい。
更に、本発明の無線受信装置における他の実施形態よれば、
第5の周波数誤差に基づき、第1の受信信号の周波数補償を行う第7の周波数誤差補償手段と、第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第2の受信信号の周波数補償を行う第8の周波数誤差補償手段とを備えており、第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出されることも好ましい。
更に、本発明の無線受信装置における他の実施形態よれば、
第1の送信信号及び第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、第1の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第1の中間信号から検出し、第2の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第1の中間信号から検出し、第3の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第2の中間信号から検出し、第4の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第2の中間信号から検出することも好ましい。
本発明における無線通信システムによれば、
前記受信装置と、送信装置とを有する無線通信システムであって、送信装置は、第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段とを備えている。
本発明による受信装置は、空間的に多重された第1の送信信号及び第2の送信信号から、伝搬経路毎に周波数誤差を個別推定し、推定した周波数誤差を用いて第1の中間信号及び第2の中間信号に混在している各周波数誤差を個別に補償することで、周波数誤差の影響を受けずに伝搬路行列の推定を行う。これにより、信号間干渉を精度良く補償し、よって、復調後の信号品質の劣化を抑えることができる。本発明を用いることで、RF装置の選択に柔軟性が増し、装置コストを低減することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による無線通信システムの構成図であり、無線通信システムは、送信装置と受信装置を含んでいる。図1によると、送信装置は、変調回路11及び12と、周波数変換回路13及び14と、発振回路15及び16と、送信アンテナ17及び18とを備えている。
周波数変換回路13は、変調回路11で変調された第1の送信信号を発振回路15が出力する周波数ft1の信号に基づき周波数変換し、送信アンテナ17は、周波数変換された第1の送信信号を無線信号として出力する。同様に、周波数変換回路14は、変調回路12で変調された第2の送信信号を発振回路16が出力する周波数ft2の信号に基づき周波数変換し、送信アンテナ18は、周波数変換された第2の送信信号を無線信号として出力する。本発明において、発振回路15と、発振回路16とは異なるもの、つまり、非同期であり、よって、周波数変換回路13の出力信号の周波数と、周波数変換回路14の出力信号の周波数は、一般的には一致せず、ずれが生ずることになる。
図2は、第1の送信信号及び第2の送信信号のフレーム構成を示す図である。図2によると、第1の送信信号は、第1の周波数同期信号と、第1のユニークワードと、送信するデータである第1のデータを含んでおり、第2の送信信号は、第2の周波数同期信号と、第2のユニークワードと、送信するデータである第2のデータを含んでいる。ここで、第1の周波数同期信号が送信されている間、第2の送信信号は無信号であり、第2の周波数同期信号が送信されている間、第1の送信信号は無信号となる様に、両信号は調整される。なお、第1の周波数同期信号と、第1のユニークワードと、第2の周波数同期信号と、第2のユニークワードは、受信装置において既知の特定パターンであり、第1のユニークワードと第2のユニークワードは、異なるパターンである。
また、図1によると、本発明による受信装置は、受信アンテナ19及び20と、周波数変換回路21及び22と、発振回路23及び24と、周波数誤差検出回路25、26、27及び28と、周波数誤差補償値制御回路29と、周波数誤差補償回路30、31、32、33、38、39、41及び42と、UWマッチトフィルタ34、35、36及び37と、干渉補償回路40と、復調回路43及び44とを備えている。
周波数変換回路21は、受信アンテナ19が受信した無線信号を、発振回路23が出力する周波数fr1の信号に基づき周波数変換して第1の中間信号を出力し、周波数変換回路22は、受信アンテナ20が受信した無線信号を、発振回路24が出力する周波数fr2の信号に基づき周波数変換して第2の中間信号を出力する。送信装置と同様、本発明において、発振回路23と、発振回路24は、それぞれ独立して発振、つまり、非同期である。
ここで、受信アンテナ19が受信する無線信号と、受信アンテナ20が受信する無線信号は、それぞれ、第1の送信信号成分と第2の送信信号成分が混在したものであり、そのフレーム構成を図3に示す。図2に示す第1の送信信号及び第2の送信信号の関係から明らかな様に、第1の中間信号及び第2の中間信号それぞれにおいて、第1の周波数同期信号と第2の周波数同期信号は、他の信号から影響を受けない。したがって、図3に示す様に、第1の中間信号の、第1の周波数同期信号の区間は、周波数誤差Δf11=Δft1−Δfr1である第1の送信信号成分のみであり、第2の周波数同期信号の区間は、周波数誤差Δf12=Δft2−Δfr1である第2の送信信号成分のみであり、その他の区間は、周波数誤差Δf11である第1の送信信号成分と、周波数誤差Δf12である第2の送信信号成分の混在信号である。同様に、第2の中間信号の、第1の周波数同期信号の区間は、周波数誤差Δf21=Δft1−Δfr2である第1の送信信号成分のみであり、第2の周波数同期信号の区間は、周波数誤差Δf22=Δft2−Δfr2である第2の送信信号成分のみであり、その他の区間は、周波数誤差Δf21である第1の送信信号成分と、周波数誤差Δf22である第2の送信信号成分の混在信号である。
周波数誤差検出回路25は、第1の中間信号における第1の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δf11を検出し、周波数誤差検出回路26は、第1の中間信号における第2の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δf12を検出し、周波数誤差検出回路27は、第2の中間信号における第1の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δf21を検出し、周波数誤差検出回路28は、第2の中間信号における第2の周波数同期信号の区間から周波数誤差Δf22を検出し、それぞれ、周波数誤差補償値制御回路29に出力する。
周波数誤差補償値制御回路29は、Δf11、Δf12、Δf21、Δf22から、以下の式に基づきΔfh1、Δfh2、Δf、Δfを算出し、Δf11を周波数誤差補償回路30に、Δf12を周波数誤差補償回路31に、Δf21を周波数誤差補償回路32に、Δf22を周波数誤差補償回路33に、Δfh1を周波数誤差補償回路38に、Δfh2を周波数誤差補償回路39に、Δfを周波数誤差補償回路41に、Δfを周波数誤差補償回路42に出力する。
Δfh1=(Δf11+Δf12)/2=(ft1+ft2)/2−fr1
Δfh2=(Δf21+Δf22)/2=(ft1+ft2)/2−fr2
Δf=(Δf11−Δf12)/2=(Δf21−Δf22)/2=(ft1−ft2)/2
Δf=(Δf12−Δf11)/2=(Δf22−Δf12)/2=(ft2−ft1)/2
周波数誤差補償回路38は、Δfh1を用いて第1の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路38が出力する信号は、周波数誤差Δfe1である第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe2である第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe1及びΔfe2は、
Δfe1=Δf11−Δfh1=ft1−fr1−{(ft1+ft2)/2−fr1}
=(ft1−ft2)/2=Δf=−Δf
Δfe2=Δf12−Δfh1=ft2−fr1−{(ft1+ft2)/2−fr1}
=(ft2−ft1)/2=Δf=−Δf
である。
周波数誤差補償回路39は、Δfh2を用いて第2の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路39が出力する信号は、周波数誤差Δfe3である第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe4である第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe3及びΔfe4は、
Δfe3=Δf21−Δfh2=ft1−fr2−{(ft1+ft2)/2−fr2}
=(ft1−ft2)/2=Δf
Δfe4=Δf22−Δfh2=ft2−fr2−{(ft1+ft2)/2−fr2}
=(ft2−ft1)/2=Δf
である。
周波数誤差補償回路30は、Δf11を用いて第1の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路30が出力する信号は、周波数誤差のない第1の送信信号成分と周波数誤差Δfe5である第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe5は、
Δfe5=Δf12−Δf11=ft2−fr1−(ft1−fr1)=ft2−ft1
である。なお、周波数誤差検出回路25が、周波数誤差補償回路30にΔf11を通知する構成であっても良い。
周波数誤差補償回路31は、Δf12を用いて第1の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路31が出力する信号は、周波数誤差Δfe6である第1の送信信号成分と周波数誤差のない第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe6は、
Δfe6=Δf11−Δf12=ft1−fr1−(ft2−fr1)=ft1−ft2
である。なお、周波数誤差検出回路26が、周波数誤差補償回路31にΔf12を通知する構成であっても良い。
周波数誤差補償回路32は、Δf21を用いて第2の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路32が出力する信号は、周波数誤差のない第1の送信信号成分と周波数誤差Δfe7である第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe7は、
Δfe7=Δf22−Δf21=ft2−fr2−(ft1−fr2)=ft2−ft1
である。なお、周波数誤差検出回路27が、周波数誤差補償回路32にΔf21を通知する構成であっても良い。
周波数誤差補償回路33は、Δf22を用いて第2の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路33が出力する信号は、周波数誤差Δfe8である第1の送信信号成分と周波数誤差のない第2の送信信号成分の混在信号となる。なお、Δfe8は、
Δfe8=Δf21−Δf22=ft1−fr2−(ft2−fr2)=ft1−ft2
である。なお、周波数誤差検出回路28が、周波数誤差補償回路33にΔf22を通知する構成であっても良い。
UWマッチトフィルタ34は、周波数誤差補償回路30の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、周波数誤差補償回路30の出力信号と第1のユニークワードの相関をとり、より具体的には畳み込み演算を行い、第1の中間信号における第1の送信信号の割合である伝搬路行列成分h11を干渉補償回路40に出力し、UWマッチトフィルタ35は、周波数誤差補償回路31の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、周波数誤差補償回路31の出力信号と第2のユニークワードの畳み込み演算を行い、第1の中間信号における第2の送信信号の割合である伝搬路行列成分h12を干渉補償回路40に出力し、UWマッチトフィルタ36は、周波数誤差補償回路32の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、周波数誤差補償回路32の出力信号と第1のユニークワードの畳み込み演算を行い、第2の中間信号における第1の送信信号の割合である伝搬路行列成分h21を干渉補償回路40に出力し、UWマッチトフィルタ37は、周波数誤差補償回路33の出力信号のユニークワードのタイミングにおいて、周波数誤差補償回路33の出力信号と第2のユニークワードの畳み込み演算を行い、第2の中間信号における第2の送信信号の割合である伝搬路行列成分h22を干渉補償回路40に出力する。
干渉補償回路40は、伝搬路行列成分h11、h12、h21及びh22を用いて、周波数誤差補償回路38及び39の出力信号から、それぞれ、第1の送信信号成分と第2の送信信号成分を分離合成することで、第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を得て、第1の受信信号を周波数誤差補償回路41に、第2の受信信号を周波数誤差補償回路42に出力する。
上述した様に、周波数誤差補償回路38及び39が出力する信号に含まれる第1の送信信号成分は周波数誤差がΔfであるため、周波数誤差補償回路41は、Δfだけ第1の受信信号の周波数誤差補償を行い復調回路43に出力する。同様に、周波数誤差補償回路38及び39が出力する信号に含まれる第2の送信信号成分は周波数誤差がΔfであるため、周波数誤差補償回路42は、Δfだけ第2の受信信号の周波数誤差補償を行い復調回路44に出力する。
以上、本発明による受信装置は、発振回路23と24が非同期であるにもかかわらず、周波数誤差の影響を受けずに伝搬路行列成分の推定を行い、かつ、復元した第1の送信信号及び第2の送信信号に残留する周波数誤差を除去する。よって、発振回路23と24を非同期としたことによる信号品質の劣化を抑えるという効果がある。
続いて、本発明の無線通信システムの他の実施形態について説明する。本実施形態における送信装置は、図1に示す構成と同じであり説明は省略する。図4は、本実施形態による受信装置のブロック図であり、図1と同じ機能であるブロックについては、同じ参照符号を使用して説明を省略する。図4によると、受信装置は、受信アンテナ19及び20と、周波数変換回路21及び22と、発振回路23及び24と、周波数誤差検出回路25、26、27及び28と、周波数誤差補償値制御回路45と、周波数誤差補償回路46、47、48、49、50、51、41及び42と、UWマッチトフィルタ34、35、36及び37と、干渉補償回路40と、復調回路43及び44とを備えている。
図1と同様、周波数誤差検出回路25、26、27及び28は、それぞれ、周波数誤差Δf11、Δf12、Δf21及びΔf22を周波数誤差補償値制御回路45に出力し、図1の構成と同様、周波数誤差補償値制御回路45は、Δf11、Δf12、Δf21、Δf22からΔfh1、Δfh2、Δf、Δfを算出し、Δfh1を周波数誤差補償回路50に、Δfh2を周波数誤差補償回路51に、Δfを周波数誤差補償回路46、48及び41に、Δfを周波数誤差補償回路47、49及び42に出力する。
周波数誤差補償回路50は、Δfh1を用いて第1の中間信号の周波数誤差補償を行い、周波数誤差補償後の信号を、周波数誤差補償回路46及び47と、干渉補償回路40に出力する。図1の実施形態にて説明した様に、周波数誤差補償回路50が出力する信号は、周波数誤差Δfe1=Δfである第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe2=Δfである第2の送信信号成分の混在信号となる。
同様に、周波数誤差補償回路51は、Δfh2を用いて第2の中間信号の周波数誤差補償を行い、周波数誤差補償後の信号を、周波数誤差補償回路48及び49と、干渉補償回路40に出力する。図1の実施形態にて説明した様に、周波数誤差補償回路51が出力する信号は、周波数誤差Δfe3=Δfである第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe4=Δfである第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差補償回路46は、Δfを用いて周波数誤差補償回路50による周波数補償後の第1の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路46が出力する信号は、周波数誤差のない第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe5である第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差補償回路47は、Δfを用いて周波数誤差補償回路50による周波数補償後の第1の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路31が出力する信号は、周波数誤差Δfe6である第1の送信信号成分と、周波数誤差のない第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差補償回路48は、Δfを用いて周波数誤差補償回路51による周波数補償後の第2の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路48が出力する信号は、周波数誤差のない第1の送信信号成分と、周波数誤差Δfe7である第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差補償回路49は、Δfを用いて周波数誤差補償回路51による周波数補償後の第2の中間信号の周波数誤差補償を行う。したがって、周波数誤差補償回路49が出力する信号は、周波数誤差Δfe8である第1の送信信号成分と、周波数誤差のない第2の送信信号成分の混在信号となる。
周波数誤差補償回路46、47、48、49、50及び51が出力する信号は、それぞれ、図1における周波数誤差補償回路30、31、32、33、38及び39と同じであり、よって、既に説明したのと同じ処理により第1の中間信号及び第2の中間信号から第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号が生成されて復調される。
本発明による無線通信システムのブロック図である。 第1の送信信号及び第2の送信信号のフレーム構成を示す図である。 本発明による第1の中間信号及び第2の中間信号のフレーム構成を示す図である。 本実施形態による受信装置のブロック図である。 従来技術による無線通信システムのブロック図である。 従来技術による第1の中間信号及び第2の中間信号のフレーム構成を示す図である。
符号の説明
11、12、71、72 変調回路
13、14、21、22、73、74、81、82 周波数変換回路
15、16、23、24、75、76、83、84 発振回路
17、18、77、78 送信アンテナ
19、20、79、80 受信アンテナ
25、26、27、28、85、86 周波数誤差検出回路
29、45 周波数誤差補償値制御回路
30、31、32、33、38、39、41、42、46 周波数誤差補償回路
47、48、49、50、51、87、88、89、90 周波数誤差補償回路
34、35、36、37、91、92、93、94 ユニークワードマッチトフィルタ
40、95 干渉補償回路
43、44、96、97 復調回路

Claims (7)

  1. 空間多重された第1の送信信号及び第2の送信信号を受信する受信装置であって、
    第1の受信アンテナと、
    第2の受信アンテナと、
    第1の受信アンテナが受信する信号を周波数変換し、第1の中間信号を出力する第1の受信周波数変換手段と、
    第2の受信アンテナが受信する信号を、第1の受信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換し、第2の中間信号を出力する第2の受信周波数変換手段と、
    第1の中間信号の周波数補償を行う第1の周波数誤差補償手段と、
    第2の中間信号の周波数補償を行う第2の周波数誤差補償手段と、
    第1の中間信号及び第2の中間信号の周波数補償を行って伝搬路行列を算出する手段と、
    伝搬路行列に基づき第1の周波数誤差補償手段の出力信号と、第2の周波数誤差補償手段の出力信号から第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号を生成する干渉補償手段と、
    を備えている受信装置。
  2. 第1の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第1の周波数誤差、第1の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第2の周波数誤差、第2の中間信号に含まれる第1の送信信号成分が受けた第3の周波数誤差、及び、第2の中間信号に含まれる第2の送信信号成分が受けた第4の周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を、更に、備えており、
    第1の周波数誤差補償手段は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の和に基づき第1の中間信号の周波数補償を行い、
    第2の周波数誤差補償手段は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の和に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う、
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 伝搬路行列を算出する手段は、
    第1の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第3の周波数誤差補償手段と、
    第2の周波数誤差に基づき第1の中間信号の周波数補償を行う第4の周波数誤差補償手段と、
    第3の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第5の周波数誤差補償手段と、
    第4の周波数誤差に基づき第2の中間信号の周波数補償を行う第6の周波数誤差補償手段と、
    第3、第4、第5及び第6の周波数誤差補償手段の出力信号から伝搬路行列成分を出力する手段と、
    を備えている請求項2に記載の受信装置。
  4. 第1の送信信号は、第1の特定パターンを含み、
    第2の送信信号は、第2の特定パターンを含み、
    伝搬路行例は、
    第3の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、
    第4の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、
    第5の周波数誤差補償手段の出力信号と第1の特定パターンとの相関と、
    第6の周波数誤差補償手段の出力信号と第2の特定パターンとの相関と、
    により算出する、
    請求項3に記載の受信装置。
  5. 第5の周波数誤差に基づき、第1の受信信号の周波数補償を行う第7の周波数誤差補償手段と、
    第5の周波数誤差とは絶対値が同一で、その符号が反転する第6の周波数誤差に基づき、第2の受信信号の周波数補償を行う第8の周波数誤差補償手段と、
    を備えており、
    第5の周波数誤差は、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差の差、又は、第3の周波数誤差と第4の周波数誤差の差に基づき算出される、
    請求項2からのいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 第1の送信信号及び第2の送信信号は、それぞれ、無信号である区間を含み、
    第1の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第1の中間信号から検出し、
    第2の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第1の中間信号から検出し、
    第3の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号ではなく、かつ、第2の送信信号が無信号である区間における第2の中間信号から検出し、
    第4の周波数誤差は、第1の送信信号が無信号であり、かつ、第2の送信信号が無信号でない区間における第2の中間信号から検出する、
    請求項2からのいずれか1項に記載の受信装置。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の受信装置と、送信装置とを有する無線通信システムであって、
    送信装置は、
    第1の送信信号を周波数変換する第1の送信周波数変換手段と、
    第2の送信信号を、第1の送信周波数変換手段とは異なる発振手段を用いて周波数変換する第2の送信周波数変換手段と、
    を備えている無線通信システム。
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