JP4979460B2 - 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4979460B2 JP4979460B2 JP2007138957A JP2007138957A JP4979460B2 JP 4979460 B2 JP4979460 B2 JP 4979460B2 JP 2007138957 A JP2007138957 A JP 2007138957A JP 2007138957 A JP2007138957 A JP 2007138957A JP 4979460 B2 JP4979460 B2 JP 4979460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing roller
- particles
- biconvex lens
- developer
- surface layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
(a)0.6≦T/Y≦2.0
(b)4μm≦T≦14μm
(c)2μm≦Y≦7μm
(d)1.5≦X/Y≦2.0
(e)平均粒子間距離が30μm以下
(f)現像ローラの長手方向および周方向に対する両凸レンズ状粒子の配向度(θ)が30度以下
(a)0.6≦T/Y≦2.0、
(b)2μm≦T≦14μm、
(c)2μm≦Y≦7μm、
(d)1.5≦X/Y≦2.0、
(e)平均粒子間距離が30μm以下、及び
(f)現像ローラの長手方向および周方向に対する両凸レンズ状粒子の配向度(θ)が30度以下。
液体窒素を用いて現像ローラを凍結させた。導電性軸体の回転中心を含む平面で現像ローラを導電性軸体の長手方向に切断したときの切断面を、ビデオマイクロスコープの如き光学的拡大観察手段で観察した。観察倍率は500〜2000倍が好ましい。観察された切断面から、両凸レンズ状粒子の輪郭線が全て観察可能である両凸レンズ状粒子のみを100個選び出し、長径と短径の相加平均値を求めた。その後、以下の補正係数を用いて現像ローラに添加した両凸レンズ状粒子の平均長径と平均短径を求めた。
添加した粒子の平均長径と平均短径を導出するには、図7(A)粒子の切断位置、図7(B)粒子の配向、図7(C)粒子の形状係数SF−1値、の3点を考慮しなければならない。図7に示した粒子内の実線は理想の切断位置、点線は実際の切断位置の模式図を示している。つまり、実線の位置で両凸レンズ状粒子が切断された場合の補正係数は1であり、点線の位置で切断された場合はしかるべき補正係数を用いて補正する必要がある。本発明においては、粒子の配向度が小さかったために、粒子の配向による影響は無視できる。SF−1値に関しても、粒子は様々な方向で切断されるために、また本発明で用いた両凸レンズ状粒子の形状係数SF−1値が100に近いために、SF−1値による影響は無視できる。以下に粒子の切断位置に関して説明する。
(W1+W2+W3+・・・+Wn)×X/n=π(X/2)2
となる。ところで、(W1+W2+W3+・・・+Wn)/nは、現像ローラを切断して観察した両凸レンズ状粒子の相加平均長径xとなる。よって、
X=(4/π)x
となり、現像ローラを切断して観察した両凸レンズ状粒子の相加平均長径の1.27倍を両凸レンズ状粒子の平均長径とする。また、平均短径に関しても、現像ローラの切断位置によらず粒子の切断面は相似であるので、現像ローラを切断して観察した両凸レンズ状粒子の相加平均短径の1.27倍を両凸レンズ状粒子の平均短径とする。
SF−1={(MXLNG)2 /AREA}×(100π/4)
で定義されるものである。
平均粒子間距離は、隣り合う粒子の隙間の距離100個の相加平均値とする。
現像ローラから任意の方向に最表面層を切断し、切断面をビデオマイクロスコープの如き光学的拡大観察手段を用いて、観察倍率500〜2000倍で観察した。観察した切断面から平均粒子間距離を求めた。
<現像ローラの長手方向および周方向に対する両凸レンズ状粒子の配向度(θ)の測定方法>
以下の2つの切断面をビデオマイクロスコープの如き光学的拡大観察手段を用いて、観察倍率500〜2000倍で観察した。
・導電性軸体の回転中心を含む平面で現像ローラを導電性軸体の長手方向に切断したときの切断面(図4(A))。
・導電性軸体の長手方向に垂直な平面で現像ローラを切断したときの切断面(図4(B))。
(ア)T/Yが2.0を超える場合
(イ)Yが2μm未満の場合
(ウ)X/Yが2.0を超える場合
(エ)平均粒子間距離が30μmを超える場合
また、両凸レンズ状粒子の面積が最小となるように投影した投影図における平均長径、平均短径と配向度において、以下の(オ)から(キ)の場合、ブレードで摺擦しても現像剤が滞留する。
(オ)T/Yが0.6未満になり、粒子がある場所と粒子が無い場所のギャップが大きくなる場合
(オ)Yが7μmを超えて、粒子がある場所と粒子が無い場所のギャップが大きくなる場合
(カ)X/Yが1.5未満になり、粒子の形状が球状に近づき、現像ローラ表面の曲率が大きくなる場合
(キ)現像ローラの長手方向および周方向に対する両凸レンズ状粒子配向度が30度を超えて、両凸レンズ状粒子の端部が現像ローラ表面に飛び出したし、現像ローラ表面の曲率が大きくなる場合
一方、膜厚Tが4未満の場合は、耐久印刷時に現像ローラの最表面層が磨耗し、削れてしまうので好ましくない。
ポリウレタン。
天然ゴム。
ブチルゴム。
ニトリルゴム。
ポリイソプレンゴム。
ポリブタジエンゴム。
シリコーンゴム。
スチレン−ブタジエンゴム。
エチレン−プロピレンゴム。
エチレン−プロピレン−ジエンゴム。
クロロプレンゴム。
アクリルゴム。
上記のいずれかから選ばれる少なくとも2つ以上の混合物。
ウレタン樹脂。
エポキシ樹脂。
ジアリルフタレート樹脂。
ポリエチレン樹脂。
ポリカーボネート樹脂。
フッ素樹脂。
ポリプロピレン樹脂。
ユリア樹脂。
メラミン樹脂。
珪素樹脂。
ポリエステル樹脂。
スチロール系樹脂。
アクリル樹脂。
酢酸ビニル樹脂。
フェノール樹脂。
ポリアミド樹脂。
繊維素系樹脂。
塩化ビニル樹脂。
シリコーン樹脂。
水系樹脂。
上記の樹脂から選ばれる少なくとも2つ以上の樹脂の混合物。
エチレンジイソシアネート。
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ポリイソシアネート。
イソホロンジイソシアネート(IPDI)、シクロヘキサン1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン1,4−ジイソシアネート等の脂環族ポリイソシアネート。
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の芳香族ポリイソシアネート。
上記のイソシアネートから選ばれる何れかイソシアネートの変性物。
上記のイソシアネートから選ばれる2つ以上のイソシアネートの共重合物。
上記のイソシアネートから選ばれる2つ以上のイソシアネートのブロック体。
アクリル樹脂。
ウレタン樹脂。
シリコーン樹脂。
アミノ樹脂。
ポリエステル樹脂。
ポリアミド樹脂。
ポリカーボネート樹脂。
エポキシ樹脂。
また、現像ローラ表面のMD1硬度を30度以上38度以下にすることにより、カブリの抑制効果を高めることができる。これは、現像ローラ表面硬度を適度に小さくすることにより現像剤に対するダメージを軽減できることによるものである。
日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い、拡大倍率3000倍で両凸レンズ状粒子を観察した。面積が最大となるように投影された両凸レンズ状粒子像を無作為に100個サンプリングし、その画像情報をニレコ社製画像解析装置(Luzex3)にインターフェースを介して導入し、解析を行い、下式より算出して得られた値と定義している。
(MXLNG:絶対最大長、AREA:両凸レンズ状粒子投影面積)
本発明の現像ローラは、該導電性軸体の周囲に公知の方法を用いて弾性層を形成しその外周に最表面層を公知の方法により形成することにより得ることができる。ここで、弾性層の形成方法としては特に限定されるものではないが、高い寸法精度で弾性層を形成できることから型内に弾性材料を注入することにより弾性層を形成する方法が好ましい。
過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、塩化リチウムの無機イオン性導電物質。
変性脂肪族ジメチルアンモニウムエトサルフェート、ステアリルアンモニウムアセテートの有機イオン性導電物質。
電気抵抗測定装置としては、23℃/55%Rhの環境下で図11に示されるような装置を用いる。現像ローラ6は、現像ローラの導電性軸体の両端にそれぞれ4.9Nの荷重をかけて直径50mmの金属ドラム29に当接されており、金属ドラム29を不図示の駆動手段により表面速度50mm/secで駆動することにより現像ローラ6は従動回転される。具体的には、高圧電源HVから現像ローラの導電性軸体に+50Vの電圧を印加する。金属ローラ29とグランドとの間に配設した既知の電気抵抗(現像ローラの電気抵抗に対して2桁以上電気抵抗が低いもの)を有する抵抗器Rの両端の電位差を計測する。当該電位差の計測には、デジタルマルチメーターDMM(FLUKE社製 189TRUE RMS MULTIMETER)を用いる。測定した電位差と抵抗器の電気抵抗から、現像ローラを介して金属ローラに流れた電流を計算により求める。その電流と印加電圧50Vから計算することにより現像ローラの電気抵抗値を求める。
日立製作所FE−SEM(S−800)を用いる。拡大倍率3000倍でトナー像を無作為に100個サンプリングする。その画像情報をニレコ社製画像解析装置(Luzex3)にインターフェースを介して導入し、解析し、下式より算出する。その結果得られた値をSF−1、SF−2と定義する。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(1/4π)×100
(MXLNG:絶対最大長、AREA:トナー投影面積、PERI:周長)
また、前記現像ブレードにバイアスを印加する機構を有する電子写真プロセスカートリッジにおいても、本発明の現像ローラを用いた場合、カブリを改善できることから好ましい。
・現像ローラ6。
・現像剤塗布部材7。
・現像剤8及びブレードバイアスを印加できるような機構を有する現像ブレード9からなる現像装置10。
・感光ドラム5。クリーニングブレード14。
・廃トナー収容容器13。
・帯電装置12。
このトナー塗布部材7の現像ローラ6に対する当接幅としては、1〜8mmが好ましく、また、現像ローラ6に対してその当接部において相対速度をもたせることが好ましい。
[弾性層の形成]
導電性軸体1としてSUS製のΦ8mm芯金にニッケルメッキを施し、さらにプライマ−(商品名DY35−051、東レダウコーニングシリコーン社製)を塗布、焼付けしたものを用いた。
・液状シリコーンゴム材料(商品名SE6724A/B、東レ・ダウコーニングシリコ ーン社製) 100質量部。
・カーボンブラック((商品名トーカブラック#7360SB、東海カーボン社製)3 5質量部。
・耐熱性付与剤としてシリカ粉体を0.2質量部。
・白金触媒0.1質量部。
最表面層3の結着樹脂成分として下記の材料をMEK溶媒中で段階的に混合し、窒素雰囲気下温度80℃にて7時間反応させて、水酸基価が20のポリエーテルポリオールを作製した。
・ポリテトラメチレングリコール(商品名PTG1000SN、保土谷化学社製)10 0質量部。
・イソシアネート化合物(商品名ミリオネートMT、日本ポリウレタン工業社製)20 質量部。
窒素雰囲気下、数平均分子量500のポリプロピレングリコール100質量部に対し、粗製MDI57質量部を温度90℃で2時間加熱反応した。その後、ブチルセロソルブを固形分70%になるように加えた。そして、固形分当たりのNCO%が5.0%のイソシアネート化合物を得た。その後、反応物温度50℃の条件下、MEKオキシムを22質量部を滴下し、ブロックポリイソシアネートAを得た。
水200gに対し、懸濁安定剤として複分解法で得られたピロリン酸マグネシウム5gを分散させた分散媒を、500mlセパラブルフラスコに入れ、分散媒に重合禁止剤としての亜硝酸ナトリウム0.1gを溶解させた。
・重合性単官能性ビニルモノマーとしてメタクリル酸メチル87.4g。
・重合性多官能性ビニルモノマーとしてエチレングリコールジメタクリレート2.6g (重合性単官能性ビニルモノマー100重量部に対して、約3.0重量部)。
・疎水性の液状媒体としてジメチルポリシロキサン(温度25℃における粘度1000 cSt)30g(重合性ビニルモノマー100重量部に対して、34重量部)。
・リン酸エステルとしてラウリルリン酸0.06g(重合性ビニルモノマー100重量 部に対して、0.07重量部)。
・重合開始剤として2,2´−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.5g 。をモノマー組成物を得た。
両凸レンズ状粒子の平均長径、平均短径、SF−1値を前述の方法により測定した。水に対するメタクリル酸メチル重量比を大きくし、攪拌速度を遅くすると、両凸レンズ状粒子の粒径は小さくなる。また、ジメチルポリシロキサンを多く加えるとX/Yが大きくなり、ジメチルポリシロキサンの粘度を高くするとSF−1が大きくなる。
上記のようにして作製したポリオールに対し、ブロックポリイソシアネートAをNCO/OH基比が1.4になるように混合した。結着樹脂固形分100質量部に対し、カーボンブラック(商品名MA100、三菱化学社製、Ph=3.5)30質量部を混合した。総固形分比が35質量%になるようにMEKに溶解、混合した。そして、1.5mmの粒径のガラスビーズを用いてサンドミルを用いて4時間分散して分散液1を作製した。一方、分散液1中の結着樹脂成分固形分と同量のMEK中に両凸レンズ状粒子(平均短径5.1μm、平均長径/平均短径1.7)を25質量部添加した。次いで、超音波分散することにより両凸レンズ状粒子分散液を得た。得られた両凸レンズ状粒子分散液を分散液1に追加して、サンドミルを用いてさらに30分間分散して最表面層用塗料を得た。
上記のようにして得られた最表面層用塗料を、図10に示すオーバーフロー方式の浸漬塗工装置を用いて前記弾性層上にそれぞれ浸漬塗工した。その後、当該塗料の塗膜を乾燥させ、温度150℃にて2時間加熱処理した。そして、弾性層表面に厚さ8μmの最表面層を設けた実施例1の現像ローラを得た。当該現像ローラを温度23℃/湿度55%Rhの環境に24時間以上静置した。そして以下の各種測定を行った。
現像ローラの中央部、ローラ両端部からそれぞれ30mm中央部側の合計3点から、鋭利なかみそり刃を用いて、現像ローラの表面層を弾性層ごとかまぼこ形状に切り出して表面層厚さ測定サンプル(1)〜(3)を得た。得られたサンプル(1)〜(3)それぞれにおいて、測定位置を変えて5点表面層厚さを測定し、合計15点の測定結果の相加平均値を現像ローラの最表面層厚さとした。ここで、最表面層厚さを測定する手段としては、ビデオマイクロスコープ(キーエンス社製、倍率2000倍)を用いた。測定結果を表1に示す。
上記のようにして得られた現像ローラの最表面層中における両凸レンズ状粒子の平均長径と平均短径を前述の方法により測定した。実施例と比較例に用いた両凸レンズ状粒子の測定結果を表1に示す。
上記のようにして得られた現像ローラの最表面層中における両凸レンズ状粒子の平均粒子間距離を前述の方法により測定した。実施例と比較例に用いた両凸レンズ状粒子の測定結果を表1に示す。
上記のようにして得られた現像ローラの最表面層中における両凸レンズ状粒子の配向度を前述の方法により測定した。測定結果を表1に示す。
[現像ローラ表面のマイクロゴム硬度の測定]
マイクロゴム硬度計MD−1タイプA(高分子計器社製)を用いて、現像ローラの最表面硬度を測定した。測定位置は軸方向中心部と、軸方向両端部から内側に各30mmの位置の3点を周方向に角度90°刻みで合計12点に関して、現像ローラ軸方向に測定し、その平均値を現像ローラの最表面硬度とした。測定結果を表1に示す。
上記のようにして得られた現像ローラの電気抵抗を前述の方法により測定した。測定結果を表1に示す。
プリンター(LBP5500;商品名、キヤノン製)改造カートリッジに非磁性一成分のマゼンタ現像剤を充填した。当該カートリッジは、OPC感光ドラムを有している。また、現像ローラはOPC感光ドラムを押圧している、現像ブレードとして厚み80μmのSUSブレードを用いている。当該現像ブレードには、ブレードバイアスを印加できるように改造してある。また、当該マゼンタ現像剤は、特開2006−106198の実施例1に記載された重合方法により製造した重量平均粒径6.5μm、形状係数SF−1が114、SF−2が108である。
・温度23℃/湿度55%Rh(N/N環境)。
・温度15℃/湿度10%Rh(L/L環境)。
・温度30℃/湿度80%Rh(H/H環境)。
メタクリル酸メチルを91.1g、攪拌速度を120rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを91.1g、攪拌速度を120rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを78.1g、攪拌速度を500rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを91.1g、攪拌速度を120rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを81.6g、攪拌速度を300rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
最表面層用塗料中の両凸レンズ状粒子の添加量を8質量部に変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
ジメチルポリシロキサン(温度25℃における粘度1000cSt)35g(重合性ビニルモノマー100重量部に対して、40重量部)にして両凸レンズ状粒子を合成した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
最表面層用塗料中の両凸レンズ状粒子の添加量を12質量部に変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
最表面層用塗料中の両凸レンズ状粒子の添加量を60質量部に変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
弾性層中のカーボンブラックの添加量を30質量部に変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
弾性層中のカーボンブラックの添加量を42質量部に変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
ジメチルポリシロキサン(温度25℃における粘度10000cSt)20g(重合性ビニルモノマー100重量部に対して、23重量部)にして両凸レンズ状粒子を合成した。最表面層の膜厚を表2に示すように変更した。それ以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを91.1g、攪拌速度を120rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを81.6g、攪拌速度を300rpmにして両凸レンズ状粒子を合成した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
比較例3
メタクリル酸メチルを97.0g、攪拌速度を50rpmして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを70.2g、攪拌速度を700rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを81.6g、攪拌速度を300rpmにし、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
ジメチルポリシロキサンを加えずに両凸レンズ状粒子を合成した以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
最表面層用塗料中の両凸レンズ状粒子の添加量を4質量部に変更以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを91.1g、攪拌速度を120rpmにして両凸レンズ状粒子を合成し、最表面層の膜厚を表2に示すように変更した。また、最表面層をスプレー塗工した。上記変更点以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
メタクリル酸メチルを89.2g、ジメチルポリシロキサン(温度25℃における粘度1000cSt)50g(重合性ビニルモノマー100重量部に対して、56重量部)、攪拌速度を180rpmにして両凸レンズ状粒子を合成した。それ以外は実施例1と同様にして現像ローラを作成した。また、実施例1と同様に各種測定、評価を行った。
*2:8000枚で最表面層が剥がれたために、カブリ測定が不可能であった
2 導電性弾性層
3 導電性最表面層
4 プロセスカートリッジ
5 感光ドラム
6 現像ローラ
7 現像剤塗布部材
8 現像剤
9 規制ブレード
10 現像装置
11 レーザー光
12 帯電部材
13 廃トナー容器
14 クリーニングブレード
15 定着装置
16 駆動ローラ
17 転写ローラ
18 バイアス電源
19 テンションローラ
20 転写搬送ベルト
21 従動ローラ
22 紙
23 給紙ローラ
24 吸着ローラ
25 浸漬槽
26 液送ポンプ
27 攪拌タンク
28 昇降装置
29 金属ドラム
R 抵抗器
HV 高圧電源
DMM デジタルマルチメーター
30 球状粒子
31 板状粒子
32 両凸レンズ状粒子
Claims (5)
- 導電性軸体と、該導電性軸体の周囲に設けられた少なくとも一層以上の弾性層とを有する現像ローラにおいて、該現像ローラの最表面層に両凸レンズ状粒子を含有しており、該最表面層の膜厚をTμm、該両凸レンズ状粒子の面積が最小となるように投影した投影図における平均長径をXμm、平均短径をYμm、とした時に、最表面層またはその構成物が下記(a)から(f)を満たしていることを特徴とする現像ローラ。
(a)0.6≦T/Y≦2.0
(b)4μm≦T≦14μm
(c)2μm≦Y≦7μm
(d)1.5≦X/Y≦2.0
(e)平均粒子間距離が30μm以下
(f)現像ローラの長手方向および周方向に対する両凸レンズ状粒子の配向度(θ)が30度以下 - 該最表面層のMD−1硬度が30度以上38度以下であることを特徴とする請求項1に記載の現像ローラ。
- 該両凸レンズ状粒子の面積が最大となるように投影した形状の形状係数SF−1が100以上120以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像ローラ。
- 現像ローラと、該現像ローラに当接したブレードとが装着されてなり、該現像ローラの表面に重量平均粒径4μm以上8μm以下の現像剤の薄層を形成し、該現像ローラを感光ドラムに接触させて該感光ドラム表面に該現像剤を供給することにより該感光ドラム表面に可視画像を形成させる電子写真プロセスカートリッジにおいて、該現像ローラが、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像ローラを具備することを特徴とする、電子写真プロセスカートリッジ。
- 現像ローラと、該現像ローラに当接したブレードとが装着されてなり、該現像ローラの表面に重量平均粒径4μm以上8μm以下の現像剤の薄層を形成し、該現像ローラを感光ドラムに接触させて該感光ドラム表面に該現像剤を供給することにより該感光ドラム表面に可視画像を形成させる画像形成装置において、該現像ローラが、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像ローラを具備することを特徴とする、電子写真用画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007138957A JP4979460B2 (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007138957A JP4979460B2 (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008292806A JP2008292806A (ja) | 2008-12-04 |
JP4979460B2 true JP4979460B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=40167567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007138957A Active JP4979460B2 (ja) | 2007-05-25 | 2007-05-25 | 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4979460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5465039B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2014-04-09 | 東海ゴム工業株式会社 | 電子写真機器用現像ロールおよび成形用金型の製造方法ならびに成形用金型 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1031367A (ja) * | 1996-05-15 | 1998-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像スリーブ、画像形成方法及び現像スリーブの再生方法 |
JP3456116B2 (ja) * | 1997-06-19 | 2003-10-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 被覆層を有する現像スリーブ及びその製造方法、画像形成方法 |
JPH1184858A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像スリーブ及び画像形成方法 |
JPH11109744A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像スリーブ及び画像形成方法 |
-
2007
- 2007-05-25 JP JP2007138957A patent/JP4979460B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008292806A (ja) | 2008-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4898620B2 (ja) | 現像ローラ、それを用いた現像装置及び画像形成装置 | |
KR101049326B1 (ko) | 현상 롤러, 그것을 사용한 현상 장치 및 화상 형성 장치 | |
JP6231875B2 (ja) | 現像装置、現像方法、画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP2009237463A (ja) | 現像ローラ | |
JP4612697B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5031359B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP5424585B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP5388554B2 (ja) | 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4979460B2 (ja) | 現像ローラ、それを用いた電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5241471B2 (ja) | 現像ローラ、それを用いた現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5701102B2 (ja) | 現像ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2003043785A (ja) | 現像方法及び画像形成方法 | |
JP5013983B2 (ja) | 弾性ローラの再生方法 | |
JP4952327B2 (ja) | 電子写真用現像ローラの製造方法 | |
JP2008089656A (ja) | 現像カートリッジ | |
JP5213726B2 (ja) | 現像ローラ、それを用いた現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真用画像形成装置 | |
JP5552389B2 (ja) | 現像ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP4935587B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2005077870A (ja) | 現像剤担持体およびそれを用いた現像方法 | |
JP2009058864A (ja) | 電子写真用現像ローラ | |
JP2002214887A (ja) | 画像形成装置及び当該装置用の磁性現像剤 | |
JP2009058866A (ja) | 現像ローラの製造方法、現像ローラ | |
JP2008015075A (ja) | 現像ローラ | |
JP2008076944A (ja) | 現像ローラ | |
JP2018005107A (ja) | 現像装置及び電子写真画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120321 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120417 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4979460 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |