JP4978549B2 - ミキサ及びδς変調器 - Google Patents

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Description

本発明は、ミキサ及びデルタシグマ(ΔΣ)変調器に関し、より詳細には、搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波が入力される場合のミキサ及びΔΣ変調器に関する。
従来、比較的小型で高精度なAD変換器を実現できる回路として、ΔΣ変調器が知られている。このΔΣ変調器にはいくつかのタイプがあって、一般に、ローパスΔΣ変調器はAD変換したい信号に含まれる最大周波数が低い場合(例えば、その最大周波数がΔΣ変調回路内のスイッチトキャパシタ回路の動作速度の数十分の一以下の場合など)に使用され、バンドパスΔΣ変調器はある程度高い搬送波に載った信号をAD変換するような場合に使用されていた。特許文献1には、バンドパスΔΣ変調器をトランシーバに使用した例が開示されている。
特表2002−521954号公報
ある搬送波B(周波数f)に信号C(周波数f)を載せて伝送するアナログ入力信号Aがあるとする(f>f)。アナログ入力信号Aに含まれる信号CをバンドパスΔΣ変調器によってAD変換する場合、アナログ入力信号AはバンドパスΔΣ変調器によってデジタルデータに変換され、この変換後のデジタルデータはデジタルミキサによって周波数変換される。しかしながら、バンドパスΔΣ変調器は、同じ次数を持つローパスΔΣ変調器に比べて、一般に回路規模が大きい。
一方、上記信号CをローパスΔΣ変調器によってAD変換する場合、信号Aの最大周波数はfであるため、高精度なAD変換をかけるためにオーバーサンプリング比(=サンプリング周波数/(2×アナログ入力信号の最大周波数))を上げようとすると、その最大周波数より高いサンプリング周波数(例えば、数十倍から数百倍)でサンプリングする必要がある。これを避けるために、アナログ入力信号Aの周波数をアナログのミキサで下げてからローパスΔΣ変調器に入力されてAD変換が行われることが多い。
しかしながら、従来のアナログミキサは、一般に、ダイオードやトランスなどのアナログ部品で構成されるため、デジタルミキサに比べ回路規模などが増大してしまう。
その結果、ローパスΔΣ変調器は同じ次数のバンドパスΔΣ変調器に比べ回路規模が小さいものの、「従来のアナログミキサとローパスΔΣ変調器」との組み合わせは、「バンドパスΔΣ変調器とデジタルミキサ」との組み合わせに比べ、回路規模が大きくなる場合がある。
そこで、本発明は、搬送波に載った信号をAD変換するための回路を小型化できる、ミキサ及びΔΣ変調器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るミキサは、
搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波を前記搬送波の搬送周波数の少なくとも2を超える倍数のサンプリング周波数でサンプリングをすることによって第1の多値信号を生成するサンプリング手段と、
前記搬送周波数と同じ周波数の周期関数から前記サンプリングのサンプリング周期毎に標本化された標本値を前記第1の多値信号の振幅値に順番に乗算をすることによって第2の多値信号を生成する乗算手段とを備えるものである。
ここで、前記倍数を4とすると好適であり、前記倍数を4とした場合では、前記標本値は、正弦波の変位1,0,−1,0であるとよい。
また、前記倍数を4とした場合において、
前記サンプリング手段と前記乗算手段は、
前記被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と前記第2の多値信号が出力される出力端に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタを構成要素とし、
前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記出力端と基準電位とする状態を第1の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記出力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第2の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記出力端とする状態を第3の状態とした場合、
前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態の順に前記サンプリング周期毎に状態を切り替えて、前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態を1サイクルとした切り替え動作を繰り返すと好適である。
また、本発明に係るミキサは、
搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と出力端に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタを備え、
前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記出力端と基準電位とする状態を第1の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記出力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第2の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記出力端とする状態を第3の状態とした場合、
前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態の順に前記搬送波の搬送周波数の4倍の切替周波数で状態を切り替えて、前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態を1サイクルとした切り替え動作を繰り返すものでもよい。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るΔΣ変調器は、
積分器と、
搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と前記積分器の入力部に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタと、
基準電位を基準に前記積分器の入力部の電圧を積分した前記積分器の出力信号を所定の閾値と比較したものを出力する量子化器と、
前記量子化器の出力信号をアナログ信号に変換して出力するDA変換器とを備え、
前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第1の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記DA変換器の出力側とし前記第2の電極の接続先を前記積分器の入力部とする状態を第2の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第3の状態とし、
前記第1の電極の接続先を前記積分器の入力部とし前記第2の電極の接続先を前記DA変換器の出力側とする状態を第4の状態とし、
前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる状態を第1の遷移状態とし、
前記第3の状態から前記第2の状態に切り替わる状態を第2の遷移状態とし、
前記第3の状態から前記第4の状態に切り替わる状態を第3の遷移状態とした場合、
前記第1の遷移状態、前記第2の遷移状態、前記第1の遷移状態、前記第3の遷移状態の順に前記搬送波の搬送周波数の4倍の遷移周波数で遷移状態を遷移して、前記第1の遷移状態、前記第2の遷移状態、前記第1の遷移状態、前記第3の遷移状態を1サイクルとした遷移動作を繰り返すと好適である。
本発明によれば、搬送波に載った信号をAD変換するための回路を小型化できる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施例であるΔΣ型AD変換器20のブロック図である。AD変換器20は、アナログ入力信号Aを所定の周波数でミキシングするアナログミキサ10と、アナログミキサ10によってミキシングされたミキシング後信号が入力されるローパスフィルタ21と、ローパスフィルタ21によってフィルタリングされたアナログ信号が入力されるΔΣ変調器22と、ΔΣ変調器22によってAD変換されたデジタルデータについてフィルタ処理を行って出力するデジタルフィルタ23とを備える。ローパスフィルタ21は、必要に応じて設けられる。ローパスフィルタ21によって、ΔΣ変調器22に入力される入力信号の雑音を適正に除去できる。
アナログミキサ10は、アナログ入力信号Aをサンプリング周波数fでサンプリングするサンプリング部11と、被変調波であるアナログ入力信号Aに含まれる変調信号を搬送する搬送波Bの周波数fと同一の周波数の周期関数で表される基準信号として正弦波の基準信号を生成可能な正弦波生成器12と、サンプリング部11によってサンプリングされたサンプリング信号と正弦波生成器12によって生成された正弦波とを乗算したミキシング後信号を出力する乗算器13とを備える。
ΔΣ変調器22は、例えば14ビット以上の高分解能を実現するAD変換器アーキテクチャである。入力信号をΔΣ変調器22で1ビットデジタル信号に変換し、これにデジタルフィルタ処理を施すことにより、高精度なAD変換出力が得られる。例えば、2次ΔΣ型AD変換器において、オーバサンプリングレシオを500以上とれば、16ビット超、数十μV以下の分解能は十分に実現可能となる。
ΔΣ変調器22とデジタルフィルタ23との間に固定のフィルタ特性を有する固定特性デジタルフィルタを備えてよい。また、固定特性デジタルフィルタでのフィルタ後に一定のデータ間隔の間引き処理(デシメーション)を行ってもよい。特に、固定特性デジタルフィルタとして移動平均フィルタを適用すると、回路規模を抑えた効率的なデシメーション処理を行うことができる。例えば、4MHzの1ビットデータを全て処理するのは負荷が高いとして、64分の1の62.5kHzにデシメーション処理を行う。
ΔΣ変調器22は、1ビットのデジタルデータ列を出力する。このデジタルデータ列にデジタルフィルタ23が移動平均フィルタ処理を行ってマルチビットデータに変換した後に間引き(デシメーション)処理を行うことによって、これ以降の演算の内部処理周波数を下げる。また、これ以降のデジタルフィルタ演算処理量を下げてその後の回路規模を簡単化することができる。この後、デジタルフィルタ23の出力データに基づいて、不図示の検出ロジック部において、入力信号Aに含まれる変調信号の値などが検出される。
図2は、アナログミキサ10の動作を説明するための波形である。サンプリング部11に入力されるアナログ入力信号Aは、周波数fの搬送波に載せて周波数fの信号Cを伝送する信号であるとする(f>f)。すなわち、信号Aは被変調波に相当し、信号Cは変調信号に相当する。サンプリング部11は、アナログ入力信号Aをサンプリング周波数fでサンプリングする。サンプリング周波数fは、搬送波Bの周波数fの4倍に設定されている(f=4f)。サンプリング部11から出力されたサンプリング後の多値信号(multi-level signal)をASAMPLEとする。多値信号ASAMPLEは、その振幅値が離散的な値である。
乗算器13は、正弦波生成器12によって生成された正弦波の周波数f(搬送波Bと同じ周波数)で、多値信号ASAMPLEをミキシングする。多値信号ASAMPLEは周波数fでサンプリングされているので、多値信号ASAMPLEの振幅値は、アナログ入力信号Aの変位に応じて時間(1/f)秒毎に変化する。そこで、乗算器13において多値信号ASAMPLEとミキシングする周波数fの信号を、連続時間信号ではなく、多値信号ASAMPLEに対応するだけの離散時間信号(標本値系列(sampled-data sequence))に設定する。すなわち、その離散時間信号の標本値と多値信号ASAMPLEとを掛け合わせることによって、ミキシングすることが可能になる。
ここで、「f=4f」に設定されているので、多値信号ASAMPLEには時間(1/f)の間に周波数fでサンプリングした4つのサンプルがあることになる。つまり、周波数fの基準信号から1/4周期毎に標本化された標本値を多値信号ASAMPLEの振幅値に順番に乗算することによって、ミキシングできることになる。これを一般化すれば、サンプリング周波数fが基準信号の周波数fのx倍に設定されている場合、周波数fの基準信号から(1/x)周期毎に標本化された標本値を多値信号ASAMPLEの振幅値に順番に乗算することによって、ミキシングできることになる。
ここで、4点の標本値の選び方は、1/4周期毎の値であれば任意に選べるが、回路規模を簡易化するため、周波数fの正弦波の変位で時間的に等間隔な4点として、「1」,「0」,「−1」,「0」の4点を標本値として選択する。すなわち、「1」,「0」,「−1」,「0」の標本値の場合、「1」,「0」,「−1」,「0」以外の標本値の場合に比べ、抵抗分圧などによってその標本値を正確に作り込む必要がない分、回路規模が小さくなるなどの点で有利である。
乗算器13は、多値信号ASAMPLEに、
(1)「1」をかける:多値信号ASAMPLEをそのまま出力
(2)「0」をかける:グランド等の基準電位(例えば、0)を出力
(3)「−1」をかける:多値信号ASAMPLEの符号を反転した反転信号を出力
(もしくは、基準電位に対して対称な電位を出力)
(4)「0」をかける:グランド等の基準電位(例えば、0)を出力
という順番で4つの出力動作を1サイクルとして繰り返す(周期:1/f)。各出力動作は、時間(1/f)毎に切り替わる。
乗算器13の出力は、時間(1/f)毎に値が変化するアナログデータ(多値信号)である。乗算器13の出力されるアナログデータは、必要であれば、ローパスフィルタ(LPF)などのフィルタ21で余分な周波数帯をカットした後に、ΔΣ変調器22に入力される。ΔΣ変調器22は、1ビットストリームに変換し、移動平均フィルタなどのデジタルフィルタ23によるフィルタ処理の後のデジタルデータがAD変換器20の出力データとして出力される。
図3は、アナログミキサ10の回路図である。図3の回路によれば、上述のアナログミキサ10で行われるサンプリングとミキシングの演算を同時に行うことができる。アナログミキサ10は、入力端から入力されるアナログ入力信号をミキシングしたミキシング後信号を出力端から出力する。アナログミキサ10は、アナログミキサ10の入力信号としてアナログ入力信号Aが入力される入力端子INと、アナログミキサ10の出力信号としてミキシング後信号が出力される出力端子OUTと、入力端子INと出力端子OUTとの間にキャパシタ35とを備える。また、入力端子IN(入力端子30a)とハイインピーダンスのZ端子30bと基準電位に接続される基準電位端子30cとにキャパシタ35の第1の電極を選択的に切り替え接続する切替手段としてのスイッチ30と、基準電位にキャパシタ35の第2の電極を接続又は非接続にする切替手段としてのスイッチ31と、キャパシタ35の第1の電極とキャパシタ35の第2の電極とに出力端子OUTを選択的に切り替え接続する切替手段としてのスイッチ32とを有する。出力端子OUTは、CMOS入力オペアンプなどのハイインピーダンスな素子に接続される。
図4は、アナログミキサ10のスイッチング動作を説明するための図である。図4の(1)(2)(3)(4)(1)(2)(3)(4)・・・の順番に各スイッチのスイッチ動作を繰り返すことによって、乗算器13における「0,1,0,−1,0,1,0,−1・・・」の上述の乗算を実現できると同時にサンプリング部11における上述のサンプリング動作も実現することができる。なお、図4の(1)と(3)は同じ回路接続のため、繰り返されるスイッチ動作の状態数は3である。
図4(1)では、基準電位に出力端子OUTとキャパシタ35の出力端子OUT側電極である第2の電極とを共に接続するとともに、キャパシタ35を入力信号(入力電圧)で充電する。この状態は、多値信号ASAMPLEに「0」をかけることに相当する。
図4(2)では、入力信号とキャパシタ35との接続を切り離すことによって、キャパシタ35には切り離した時の入力端子INの電圧が保存される(サンプリング)。また、キャパシタ35の入力端子IN側電極である第1の電極を出力端子OUTに接続することによって、キャパシタ35の充電電圧を出力端子OUT端子に伝達することができる。この状態は、多値信号ASAMPLEに「1」をかけることに相当する。
図4(3)では、再び、基準電位に出力端子OUTとキャパシタ35の第2の電極とを共に接続するとともに、キャパシタ35を入力信号(入力電圧)で充電する。この状態は、図4(1)の接続状態と同じであり、多値信号ASAMPLEに「0」をかけることに相当する。
図4(4)では、キャパシタ35の第1の電極を基準電位に接続し第2の電極を出力端子OUTに接続することによって、キャパシタ35の極性を図4(2)と逆にして充電電圧を出力端子OUTに伝達する。この状態は、多値信号ASAMPLEに「−1」をかけることに相当する。
なお、図4の動作を行うことによって、多値信号ASAMPLEはキャパシタ35の第1の電極の電圧変化を表す信号に相当することになり、乗算器13から出力されるアナログデータの多値信号は出力端子OUTの電圧変化を表す信号に相当することになる。このようなアナログミキサ10のスイッチング動作によって、アナログミキサ10の出力信号は、図1に示したように、必要に応じてローパスフィルタ21を介して、ΔΣ変調器22に入力される。
ΔΣ変調器22の一例を図5に示す。図5は、1次ΔΣ変調器40のブロック図である。1次ΔΣ変調器40は、アナログ入力信号から帰還信号を減算したものを出力する減算器41と、減算器41の出力信号を積分して出力する積分器42と、積分器42の出力信号を所定の閾値と比較したものを出力する比較器(量子化器)43と、比較器15の出力信号を単位時間遅延させる遅延素子である遅延器(例えば、Dフリップフロップ)44と、遅延器44のデジタル出力信号を前記帰還信号としてアナログ信号に変換して出力する1ビットデジタルアナログ変換器(DAC)45とを備える。
図6は、1次ΔΣ変調器40の回路図である。1次ΔΣ変調器40は、アナログ入力信号が入力されるスイッチトキャパシタ(キャパシタ57とその両端に備えられた切替スイッチ51と切替スイッチ52とを構成)と、スイッチトキャパシタの出力信号を増幅するオペアンプ53と積分コンデンサ54とを備えた積分器と、積分器の出力信号が入力される比較器55と、比較器55から出力されるデジタル信号をスイッチトキャパシタの切替スイッチ51,52の切替信号に帰還信号として変換する1ビットDA変換器56とを備える。切替信号ΦとΦに応じて各切替スイッチはオン/オフすることによって、キャパシタ57の入力側電極と出力側電極の接続先が選択的に変更する。ΦがオンのときΦはオフし、ΦがオフのときΦはオンする。サンプリング用のキャパシタ57は、切替信号Φのときに、アナログ入力信号をサンプリングし、クロック信号Φの反転信号であるクロック信号Φのときに、1ビットDA変換器56の出力との差分をとりつつCMOSオペアンプ53側と接続される積分器の入力側容量として構成されている。
ところで、上述の図3,4で例示したようなアナログミキサ10の後段に図5,6に例示したような1次ΔΣ変調器40を配置することも可能であるが、アナログミキサ10のキャパシタ35と1次ΔΣ変調器40のスイッチトキャパシタ回路のキャパシタ57を兼用することによって、回路の更なる小規模化を図ることができる。また、その兼用したキャパシタの前後段に配置された切替スイッチのスイッチング制御を後述のように行うことによって、乗算器13における「0,1,0,−1,0,1,0,−1・・・」の上述の乗算動作とサンプリング部11における上述のサンプリング動作を同時に実現することができるとともに、その乗算機能とそのサンプリング機能と更にはΔΣ変調器内の入力信号と帰還信号との減算機能との3つの機能を一つのその兼用キャパシタで実現することができる。すなわち、図1で言えば、アナログミキサ10の機能とΔΣ変調器22の機能とをまとめた機能を備えた小型の回路を実現できる。
図7は、アナログミキサ10のキャパシタ35と1次ΔΣ変調器40のスイッチトキャパシタ回路のキャパシタ57とを兼用するキャパシタ67を備える1次ΔΣ変調器60の回路図である。1次ΔΣ変調器60は、1次ΔΣ変調器60の入力信号としてアナログ入力信号Aが入力される入力端子INと、1次ΔΣ変調器60の出力信号として1ビットデジタル出力信号が出力される出力端子OUTとを備える。また、1次ΔΣ変調器60は、アナログ入力信号Aが入力されるスイッチトキャパシタ(キャパシタ67とその両端に備えられた切替スイッチ61と切替スイッチ62とを構成)と、スイッチトキャパシタの出力信号を増幅するオペアンプ63と積分コンデンサ64とを備えた積分器と、積分器の出力信号が入力される比較器65と、比較器65から出力されるデジタル信号を帰還信号として変換したアナログ信号をスイッチトキャパシタの切替スイッチ61,62の接続端子に供給する1ビットDA変換器66とを備える。
1次ΔΣ変調器60の積分器は、オペアンプ63と、オペアンプ63の反転入力端子と出力端子との間に挿入された積分コンデンサ64とを備える。オペアンプ63の非反転入力端子は、基準電位に接続される。基準電位は、グランドでも、所定の正電位(例えば、オペアンプ63の電源電圧の2分の1の電圧)でもよい。
切替スイッチ61は、オペアンプ63の反転入力端子に接続される端子61aと、入力端子IN(入力端子61b)と、オペアンプ63の非反転入力端子と同じ電位の基準電位に接続される端子61cと、1ビットDA変換器66の出力側に接続される端子61dとの4つの端子に、キャパシタ67の第1の電極を選択的に切り替え接続する切替手段である。また、切替スイッチ62は、オペアンプ63の反転入力端子に接続される端子62aと、オペアンプ63の非反転入力端子と同じ電位の基準電位に接続される端子62bと、1ビットDA変換器66の出力側に接続される端子62cとの3つの端子に、キャパシタ67の第2の電極を選択的に切り替え接続する切替手段である。
図8は、1次ΔΣ変調器60の動作を説明するための図である。図8に示した奇数番号(1)(3)(5)(7)の回路接続状態によって、アナログ入力信号の上述のサンプリング動作を実現し、図8に示した偶数番号(2)(4)(6)(8)の回路接続状態によって、アナログ入力信号の上述の乗算動作を実現しつつアナログ入力信号と1ビットDA変換器66の出力との差分をとって積分する動作を実現している。なお、図8の(2)と(4)と(6)は同じ回路接続のため、また、図8の(3)と(7)は同じ回路接続のため、繰り返さるスイッチ動作の状態数は4である。
図8(1)(5)では、キャパシタ67の入力端子IN側電極である第1の電極を基準電位に接続するとともにキャパシタ67のオペアンプ63の反転入力端子側の電極である第2の電極を基準電位に接続することによって、基準電位をサンプリングする。そして、図8(2)(6)では、第1の電極を端子61dに接続するとともに第2の電極を端子62aに接続することによって、図8(1)(5)においてサンプリングされたサンプリング値と1ビットDA変換器66の出力値との差分を積分する。(1)から(2)への遷移状態(a)及び(5)から(6)への遷移状態(a)は、多値信号ASAMPLEに「0」の乗算をした後に積分を行うことに相当する。
図8(3)では、第1の電極を入力端子INに接続するとともに第2の電極を端子62bに接続することによって、アナログ入力信号の入力電位をサンプリングする。そして、図8(4)では、第1の電極を端子61dに接続するとともに第2の電極を62aに接続することによって、図8(3)においてサンプリングされたサンプリング値と1ビットDA変換器66の出力値との差分を積分する。(3)から(4)への遷移状態(b)は、多値信号ASAMPLEに「1」の乗算をした後に積分を行うことに相当する。
図8(7)では、第1の電極を入力端子INに接続するとともに第2の電極を端子62bに接続することによって、アナログ入力信号の入力電位をサンプリングする。そして、図8(8)では、第1の電極を端子61aに接続するとともに第2の電極を62cに接続することによって、キャパシタ67を図8(4)と逆の極性で接続し、図8(7)においてサンプリングされたサンプリング値と1ビットDA変換器66の出力値との差分を積分する。(7)から(8)への遷移状態(c)は、多値信号ASAMPLEに「−1」の乗算をした後に積分を行うことに相当する。
したがって、図8の遷移状態(a)(b)(a)(c)(a)(b)(a)(c)・・・の順番に各スイッチのスイッチ動作を繰り返すことによって、サンプリング部11における上述のサンプリング動作と乗算器13における「0,1,0,−1,0,1,0,−1・・・」の上述の乗算を実現できるとともに、ΔΣ変調器の動作も実現することができる。なお、各遷移状態は、時間(1/f)毎に遷移する(f=4f)。
なお、上述したように、ΔΣ変調器60から出力される1ビットのデジタルデータ列は、デジタルフィルタ23によってフィルタ処理されて、デジタルフィルタ23の出力データに基づいて検出ロジック部において、入力信号Aに含まれる変調信号Cの値がAD変換されて検出され得る。
したがって、図6に示す1次ΔΣ変調器40のスイッチトキャパシタの電極の接続先を追加するとともに、図8に示す繰り返し動作をさせることによって、図7に示す1次ΔΣ変調器60は、アナログミキサ10の機能とΔΣ変調器22の機能とを融合させた機能を持たせることができる。また、アナログミキサ10の機能をΔΣ変調器22の機能とを融合させたローパスΔΣ変調器60は、「ダイオードやトランスなどが使用される従来のアナログミキサとローパスΔΣ変調器とを組み合わせた構成」や「バンドパスΔΣ変調器とデジタルミキサとを組み合わせた構成」に比べ、回路規模を小型化することができる。特に、サンプリング周波数fと搬送波の搬送周波数fの比を4:1にすることによって、スイッチトキャパシタ回路の簡単な動作でアナログミキサを構成できる結果、回路規模を大幅に小さくできるとともに、ΔΣ変調器と組み合わせることでアナログミキサとΔΣ変調器を一体化して回路規模を小型化できる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、回路規模を簡単化するため「f=4f」に設定した実施例を詳細に示したが、倍数は4に限らず2を超える倍数でもよい。この場合、抵抗分圧や他の演算回路などによって上述の標本値を正確に作り込む必要があるものの、「f=4f」に設定した場合と同様の効果が得られる。
また、周期関数で表される基準信号として正弦波を例示したが、方形波、三角波、ノコギリ波又はこれらの類似の波形でもよい。
また、1次ΔΣ変調器を例示したが、2次又はそれ以上の高次のデルタシグマ変調器でも同様の構成で同様の制御を行うことによって同様の効果が得られる。
図9は、2次ΔΣ変調器70の動作を説明するための図である。2次ΔΣ変調器70は、図7,8の1次ΔΣ変調器60の構成に加え、1段目の積分器のオペアンプ63の出力信号が入力されるスイッチトキャパシタ(キャパシタ77とその両端に備えられた切替スイッチ71と切替スイッチ72とを構成)と、スイッチトキャパシタの出力信号を増幅するオペアンプ73と積分コンデンサ74とを備えた積分器と、1ビットDA変換器66の出力信号から出力される帰還信号としてのアナログ信号を所定の乗数で乗算して切替スイッチ71の接続端子に供給する乗算器78とを、オペアンプ63と比較器65との間に備える。
切替スイッチ71は、オペアンプ63の出力端子に接続される端子71aと、乗算器78の出力側に接続される端子71bとの2つの端子に、キャパシタ77の第1の電極を選択的に切り替え接続する切替手段である。また、切替スイッチ72は、オペアンプ73の反転入力端子に接続される端子72aと、オペアンプ63,73の非反転入力端子と同じ電位の基準電位に接続される端子72bとの2つの端子に、キャパシタ77の第2の電極を選択的に切り替え接続する切替手段である。
1次ΔΣ変調器70の動作については、図8と同様であるためその説明を簡略するが、図9の遷移状態(a)(b)(a)(c)(a)(b)(a)(c)・・・の順番に各スイッチのスイッチ動作を繰り返すことによって、サンプリング部11における上述のサンプリング動作と乗算器13における「0,1,0,−1,0,1,0,−1・・・」の上述の乗算を実現できるとともに、ΔΣ変調器の動作も実現することができる。なお、各遷移状態は、時間(1/f)毎に遷移する(f=4f)。
本発明の実施例であるΔΣ型AD変換器20のブロック図である。 アナログミキサ10の動作を説明するための波形である。 アナログミキサ10の回路図である。 アナログミキサ10のスイッチング動作を説明するための図である。 1次ΔΣ変調器40のブロック図である。 1次ΔΣ変調器40の回路図である。 アナログミキサ10のキャパシタ35と1次ΔΣ変調器40のスイッチトキャパシタ回路のキャパシタ57とを兼用するキャパシタ67を備える1次ΔΣ変調器60の回路図である。 1次ΔΣ変調器60の動作を説明するための図である。 2次ΔΣ変調器70の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 アナログミキサ
11 サンプリング部
12 正弦波生成器
13 乗算器
20 ΔΣ型AD変換器
22 ΔΣ変調器
30,31,32,51,52,61,62,71,72 切替スイッチ
35,57,67、77 キャパシタ
40,60,70 ΔΣ変調器

Claims (3)

  1. 搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波を前記搬送波の搬送周波数の4倍のサンプリング周波数でサンプリングをすることによって第1の多値信号を生成するサンプリング手段と、
    前記搬送周波数と同じ周波数の周期関数から前記サンプリングのサンプリング周期毎に標本化された標本値を前記第1の多値信号の振幅値に順番に乗算をすることによって第2の多値信号を生成する乗算手段とを備え
    前記サンプリング手段と前記乗算手段は、
    前記被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と前記第2の多値信号が出力される出力端に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタを構成要素とし、
    前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記出力端と基準電位とする状態を第1の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記出力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第2の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記出力端とする状態を第3の状態とした場合、
    前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態の順に前記サンプリング周期毎に状態を切り替えて、前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態を1サイクルとした切り替え動作を繰り返す、キサ。
  2. 搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と出力端に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタを備え、
    前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記出力端と基準電位とする状態を第1の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記出力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第2の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記出力端とする状態を第3の状態とした場合、
    前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態の順に前記搬送波の搬送周波数の4倍の切替周波数で状態を切り替えて、前記第1の状態、前記第2の状態、前記第1の状態、前記第3の状態を1サイクルとした切り替え動作を繰り返す、ミキサ。
  3. 積分器と、
    搬送波に変調信号を載せて伝送する被変調波が入力される入力端に少なくとも接続可能な第1の電極と前記積分器の入力部に少なくとも接続可能な第2の電極とを有するキャパシタと、
    基準電位を基準に前記積分器の入力部の電圧を積分した前記積分器の出力信号を所定の閾値と比較したものを出力する量子化器と、
    前記量子化器の出力信号をアナログ信号に変換して出力するDA変換器とを備え、
    前記第1の電極の接続先を前記基準電位とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第1の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記DA変換器の出力側とし前記第2の電極の接続先を前記積分器の入力部とする状態を第2の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記入力端とし前記第2の電極の接続先を前記基準電位とする状態を第3の状態とし、
    前記第1の電極の接続先を前記積分器の入力部とし前記第2の電極の接続先を前記DA変換器の出力側とする状態を第4の状態とし、
    前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる状態を第1の遷移状態とし、
    前記第3の状態から前記第2の状態に切り替わる状態を第2の遷移状態とし、
    前記第3の状態から前記第4の状態に切り替わる状態を第3の遷移状態とした場合、
    前記第1の遷移状態、前記第2の遷移状態、前記第1の遷移状態、前記第3の遷移状態の順に前記搬送波の搬送周波数の4倍の遷移周波数で遷移状態を遷移して、前記第1の遷移状態、前記第2の遷移状態、前記第1の遷移状態、前記第3の遷移状態を1サイクルとした遷移動作を繰り返す、ΔΣ変調器。
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