JP4977368B2 - 媒体処理装置,媒体処理方法,媒体処理システム,及び媒体処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
上述のような帳票処理装置において、帳票処理をより高効率に実行するために、同一種類の帳票の多量処理を行なうだけでなく、多種多様なフォーマットを有する帳票を自動的に処理する技術がある(例えば、下記特許文献1,2参照)。
つまり、帳票認識装置は、例えば、予めデータベース等に保持された、帳票IDと識別用帳票における帳票群情報の記入箇所や記入項目との対応を示す情報に基づいて、識別用帳票100のどこにどのような帳票群情報が記入されているかを判別した上で、かかる帳票群情報の内容を認識する。
また、帳票群の各帳票にも、識別用帳票100と同様に帳票IDを記入し、帳票認識装置が各帳票を認識する際に、まず、この帳票IDを認識することにより、当該帳票のどこにどのような情報が記載されているかを判別する。
したがって、これらの帳票IDは非常に高精度に認識する必要がある。
しかしながら、帳票認識装置は、100%の認識率で文字を認識することができるわけではなく、文字を認識する精度に限界があるので、帳票IDを誤って認識してしまうことがある他、帳票IDを構成する文字がリジェクトされてしまう(つまり、一つの文字を一文字として認識できない)ことや、最悪の場合には帳票IDが全く認識されないこともある。
ここで、上述のような、帳票認識装置が、種類が異なる複数の帳票群をまとめて自動認識する場合に、かかる補正処理のために一度でも処理を中断すると、処理時間が大幅に遅延してしまう。
なお、より高精度な認識処理を実現するために、帳票をイメージデータとして読み取るスキャナ装置の解像度を上げることが考えられるが、スキャナ装置の解像度を上げると、逆に、処理速度が低下してしまったり、あるいは、僅かではあるが文字認識精度が下がってしまうことがある。特に、高速スキャナの場合には中速機に比べてこの傾向が顕著である。
また、上記目的を達成するために、本発明の媒体処理方法は、複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られたイメージデータから前記複数の情報のそれぞれを抽出し、抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識し、認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を認識されたとおりに確定する一方、認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて認識された内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定するとともに、前記媒体が、第1情報と第2情報とを含む前記複数の情報を記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する文字からなるとともに、前記一対一の対応関係は、各文字の認識率に応じて設定され、前記対応関係に基づいて前記判定を行なうことを特徴としている。
〔1〕本発明の一実施形態について
〔1−1〕媒体処理システムの構成について
まず、図1に示すブロック図を参照しながら、本発明の一実施形態としての帳票認識システム(媒体処理システム)1の構成について説明する。この図1に示すように、本帳票認識システム1は、認識(処理)対象であり、複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報(文字,記号,数字,絵,バーコード等(以下、これらをまとめて単に文字という))をそれぞれ記入された複数の帳票(媒体)30と、これら複数の帳票30のそれぞれを読み取って当該帳票30のイメージデータを取得するスキャナ装置40と、このスキャナ装置40によって取得されたイメージデータに基づいて、当該帳票30に記入された情報を認識する帳票認識装置(媒体処理装置)10とをそなえて構成されている。
〔1−2〕帳票について
まず、本帳票認識システム1における帳票30について説明すると、図2に示すように、帳票30は領域31に第1の帳票ID31a(図中“ID1”と表記)を記入され、領域32に第2の帳票ID32a(図中“ID2”と表記)を記入されている。
〔1−2−1〕第1の帳票IDと第2の帳票IDとの間の所定の関係について
以下、帳票30の第1の帳票ID31aと第2の帳票ID32aとの間の所定の関係について具体例をあげて説明すると、例えば、帳票ID31aと帳票ID32aとの間には、同一であるという関係が設定されたり、あるいは、図3に示すように、帳票ID31aと帳票ID32aとの和が一定値であるという関係が設定される。
また、他の例としては、帳票ID31aを構成する文字のそれぞれと、帳票ID32aを構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する異なる文字からなるように設定される場合がある。
つまり、図6(a)に示すように、帳票認識装置10では、文字(ここでは数字0〜9)によって、その文字を正しく認識することができる認識率が異なる。
したがって、図4に示す一対一の対応関係では、図6(b)に示すように、図6(a)に示す帳票認識装置10による各数字0〜9の認識率に基づいて、認識率が最上位の“1”と最下位の“8”とが互いに対応するように設定し、第2位の“3”が第9位の“6”と、第3位の“7”が第8位の“4”と、第4位の“5”が第7位の“0”と、第5位の“9”が第6位の“2”と、それぞれ対応するように設定して、これらの一対一の対応を示す一対の数字の認識率の合計ができるだけ均一になるように設定することが好ましい。
また、帳票30の帳票ID31aと帳票ID32aとを、図4に示すような一対一の対応関係を満たすように設定することにより、帳票ID31aと帳票ID32aとを単に同一にする場合よりも、帳票認識装置10による認識率を向上させることができる。
このように、ケース1とケース2とでは、これらの帳票判別不可率に0.036%の差が生じ、ケース2のように帳票ID31a,32aが図4に示す補填関係を満足するように設定している方が、ケース1のように帳票ID31a,32aが単に同一である場合よりも認識率を向上させることができる。
次に、帳票ID31a,32aのそれぞれを構成する文字について説明すると、図8(a)に示すように、帳票ID32a,32aのそれぞれを構成する文字として、数字と英字(ここでは大文字)とを使用する場合、各文字の認識率に基づいて、認識率が所定値以下の文字は帳票ID31a,32aを構成する文字として使用しない。
さらに、図8(c)に示すように、数字の“1”と英字の“I”とも、帳票認識装置10にとって類似文字(図中“類似文字グループ2”)である。
このように、帳票ID31a,32aを構成する文字を所定の認識率を有する文字だけにすることにより、帳票ID31a,32aに対する帳票認識装置10の認識率を高めることができ、帳票認識装置10が帳票30を高い精度で認識することができるようになる。
また、図8(a)〜(d)では、2種類の文字(数字及び英字)を使用する場合を例にあげて説明したが、図9(a)〜(e)に示すように、3種類以上(ここでは、数字,英字,及び記号)を使用して帳票ID31a,32aを構成してもよい。この場合には図9(b)に示すように3種類のそれぞれの間及び3種類すべての間において類似文字が現れることになるが、図9(c)及び図9(d)に示すような類似文字グループの中で一文字だけを帳票ID31a,32aを構成する文字として使用することにより(図9(a)参照)、帳票認識装置10による高精度な文字認識を実現することができる。
なお、図9(e)は、数字と記号とを組み合わせて帳票ID31aを構成した例を示している。
なお、本帳票認識システム1における帳票の変形例として、例えば、図10に示すごとく、帳票30aが、帳票ID31a,32aに加えて、領域33,34に帳票ID33a(図中“ID3”と表記),34a(図中“ID4”と表記)をそれぞれ記入され、3以上(ここでは4つ)の帳票ID31a〜34aをそなえるように構成してもよい。
次に、本帳票認識システム1のスキャナ装置40について説明すると、スキャナ装置40は、媒体(ここでは帳票30)を光学的にイメージデータとして読み取るものである。
ここで、図11に、図2に示す帳票30をスキャナ装置40が読み取って得られたイメージデータ40aを示す。なお、上記図2を参照しながら説明したように、帳票30は領域31に第1の帳票ID31a(図中“ID1”と表記)を記入され、領域32に第2の帳票ID32a(図中“ID2”と表記)を記入されている。
次に、本帳票認識システム1における、本発明の帳票認識装置10の構成について説明すると、図1に示すように、本帳票認識装置10は、イメージデータ読込部11,IDデータベース(IDDB)12,IDDB読込部13,抽出部14,認識部15,検査部16,補正部17,確定部18,帳票情報データベース(帳票情報DB)21,帳票判別部(媒体判別部)22,判断部23,画像状態検出部24,及び選択部25をそなえて構成されている。
つまり、本帳票認識システム1のスキャナ装置40が演算部7に接続され、本帳票認識装置10のイメージデータ読込部11,IDDB読込部13,抽出部14,認識部15,検査部16,補正部17,確定部18,帳票判別部22,判断部23,画像状態検出部24,及び選択部25は、演算部7が、所定のアプリケーションプログラム(例えば、後述する媒体処理プログラム)を実行することによって実現される。
イメージデータ読込部11は、スキャナ装置40が帳票30を読み取って得られたイメージデータ40aを読み込むものである。
(1)帳票30における、領域31,32のそれぞれの原点(ここでは領域の左上端)の座標。つまり、図11における座標(X1,Y1)及び(X2,Y2)。
(3)第1の帳票ID31a及び第2の帳票ID32aのそれぞれにおけるチェックデジット(Check Digit)の位置。
(4)第1の帳票ID31a及び第2の帳票ID32aのそれぞれの文字種類。
(5)領域31,32のそれぞれのサイズ。
ここで、IDDB12が保持するテーブルの構成例を図13〜図15に示すと、まず、図13に示す第1例では、IDDB12が保持するテーブル12aは、図11に示す帳票30を処理対象とする場合のものであって、上記(1)〜(4)の情報を保持している。なお、テーブル12aにおいて、“ID”項目が“1”は第1の帳票ID31aを示しており、“2”は第2の帳票ID32aを示している。
また、テーブル12aは、上記(2)の情報として第1の帳票ID31a及び第2の帳票ID32aのそれぞれの桁数“4”を保持している。
さらに、テーブル12aは、上記(3)の情報として第1の帳票ID31aのチェックデジットの位置(図中“CD”と表記)“前”及び第2の帳票ID32aのチェックデジットの位置“後”を保持している。なお、ここで“前”とは帳票ID31a,32aの左端を表わし、“後”とは帳票ID31a,32aの右端を表わしている。
また、図14に示す第2例としてのテーブル12bについて説明すると、この例は本帳票認識装置10が複数種類の帳票を認識対象とする場合のものであり、テーブル12bは、帳票種類(ここでは“種01”及び“種02”)ごとに、上述した図13のテーブル12aと同一の内容を保持している。なお、テーブル12bにおいて、“種01”の帳票の第1の帳票IDの原点座標は(X11,Y11)であり、第2の帳票IDの原点座標は(X12,Y12)であるとともに、帳票種類が“種02” の帳票の第1の帳票IDの原点座標は(X21,Y21)であり、第2の帳票IDの原点座標は(X22,Y22)である。また、帳票種類が“種02” の帳票の第1の帳票ID及び第2の帳票IDは桁数が“6”で文字種類が“英字”である。
ここで、上記(2)〜(4)の情報はテーブル12aと同様である。なお、テーブル12cにおいてもテーブル12aと同様に、“ID”項目が“1”は第1の帳票ID31aを示しており、“2”は第2の帳票ID32aを示している。
さらに、テーブル12cは、上記(6)の情報として、抽出部14が領域31,32を抽出するために使用する探索テンプレート(後述する図17参照)におけるクリアエリア(図中単に“クリアエリア”と表記)“上下左右:5mm”を各帳票ID31a,32aそれぞれについて保持している。
抽出部14は、イメージデータ読込部11によって読み込まれた帳票30のイメージデータ40aから、IDDB読込部13によって読み込まれた情報に基づいて、帳票ID31a,32aのそれぞれを抽出する。
ここで、抽出部14がテーブル12cに示す上記(5),(6)の情報に基づいて領域31を抽出する場合について、図16〜図19を参照しながら説明する。
そして、抽出部14の帳票ID探索部14−2は、図18に示すように、イメージデータ40aにおける帳票30に対して探索テンプレート14aを用いた横方向検索を実行する。この横方向検索では、探索テンプレート14aを帳票30の左上端部から右方向に移動することにより探索を開始し、帳票30の右側端部に到達すると、探索テンプレート14aを所定距離下方に移動させて、左側端部から右方向へ移動させながら探索を実行する。帳票ID探索部14−2は、この探索処理を帳票ID31a,32a(ここでは帳票ID31aのみ)が抽出されるまで実行する。
なお、この探索テンプレート14aを用いた処理によれば、抽出部14は、上記(1)の情報がなくても、イメージデータ40aの帳票30上から領域31,32を抽出することができる。
つまり、抽出部14は、例えば、テーブル12a,12bに保持された領域31,32の原点の座標と、帳票ID31a,32aの文字数とを用いて、イメージデータ40aから直接領域31,32に記入された帳票ID31a,32aを抽出する。
つまり、認識部15は、各帳票ID31a,32aの一文字ごとに複数の候補文字との一致度(確信度)を算出し、算出された一致度が最も高かった候補文字をかかる各帳票ID31a,32aの一文字として認識する。
つまり、図20に示すように、認識部15は、日本字辞書15a−1や数字辞書15a−2や英字辞書15a−3や記号辞書15a−4などからなる文字辞書15aに接続され、抽出部14によって抽出された帳票ID31aが“1237”であるとき、IDDB読込部13によって読み込まれた上記(4)の情報(文字種類情報)に基づいて帳票ID31aが数字であることを認識し、文字辞書15aにおける数字辞書15a−2を用いて文字認識を行なう。
そして、認識部15は、抽出部14によって抽出された帳票ID31aの一文字ごとに、数字辞書15a−2に基づく候補文字との一致度を算出し、算出された一致度が最も高い第1位の一致度を有する候補文字を、帳票ID31aを構成する文字として採用する。この作業を、ここでは4文字ごとに行ない、認識部15は、帳票ID31aを“1237”と認識する。
また、認識部15が、文字として認識できない場合とは、例えば、すべての候補文字の一致度が所定値以下であった場合である。
つまり、検査部16は、IDDB読込部13がIDDB12から読み込んだ上記(3)の情報を用いて、上記各帳票ID31a,32aからチェックデジットを抽出し、抽出したチェックデジットに基づいて、当該帳票ID31a,32aが認識部15によって正しく認識されたか否かを検査する。
ここで、チェックデジットのアルゴリズムは、4桁の帳票IDにおいて、下3桁が表わす数(ここでは“247”)を右端の数字(ここでは“7”)で割ったときの余りを、右端の数字から差し引いた値が、チェックデジットと同一であるというものとする。
247/7=35...2 ・・・(A)
7−2=5 ・・・(B)
そして、検査部16は、上記計算(B)の結果“5”とチェックデジット“1”とが同一であるか否かを判断するが、ここではこれらの値が同一ではないので、検査部16は、認識部15による帳票ID31aの認識“1247”は誤っていると判断する。
確定部18は、認識部15によって認識された帳票ID31a,32aの内容(文字)を確定するものであり、図1に示すように、判定部19及び相互補正部20をそなえて構成されている。
相互補正部20は、判定部19が認識部15による文字認識が正しいと判定した場合には、帳票ID31a,32aの文字を認識部15によって認識されたとおりに確定する。
一方、相互補正部20は、判定部が認識部15による文字認識が誤っていると判定した場合には、帳票ID31a,32a間の所定の関係に基づいて、認識部15による認識内容を補正して帳票ID31a,32aの文字を確定する。
また、図27(a)に示すように、補正部17によって帳票ID31aが複数算出された(つまり、“1237”と“1937”とが算出された)場合には、判定部19は複数の内容が存在するので、この認識内容は誤っていると判断する。そして、帳票30において、帳票ID31a,32aが同一であるという関係を満たしている場合、相互補正部20は、図27(b)に示すように、帳票ID32aの認識結果(つまり、“1237”)に基づいて、帳票ID31aの内容を“1237”に確定する。
帳票判別部22は、確定部18によって帳票30の帳票ID31a,32aの内容が確定すると、確定した帳票ID31a,32aの内容に基づいて、帳票30を判別するものであり、図31に示すように、帳票ID照合部22a,定義情報判別部22b,及び記載内容認識部22cをそなえて構成されている。
そして、定義情報判別部22bは、判別した帳票30の種類に基づいて、例えば、テーブル21aから帳票30の帳票情報を抽出する。
具体的には、判断部23は、例えば、図32(a)に示すように、帳票30の帳票ID31a,32a部分にしわ23aがある場合に、認識部15による帳票ID31a,32aの認識の結果、図32(b)に示すように、帳票ID31a,32aのそれぞれが2文字認識できなかった場合には、判断部23は、この帳票30をスキャナ装置40によって再度読み取らせると判断する。
画像状態検出部24は、スキャナ装置40によって得られたイメージデータ40a(図11参照)において、帳票ID31a,32a(つまり領域31,32)を含むこれら帳票ID31a,32aのそれぞれの周辺領域の画像状態(すなわち、帳票30の用紙状態)を検出するものであり、例えば、対象領域における色(ここでは白黒の階調度0〜255)に関するヒストグラムを算出することにより画像状態を検出する。
この図36(b)に示す例では、正常状態(帳票30が良好な状態)のヒストグラム図35(b)に対して、文字部分を表わす領域が太く大きくなるとともに、背景部分に接近する。また、背景部分は台形で表わされるように変形しその面積も大きくなる。
この図37(b)に示す例では、図35(b)に示す正常状態に対して、文字部分を表わす領域が非常に太く大きくなるとともに、背景部分を表わす領域も非常に太く大きくなる。
選択部25は、画像状態検出部24によって検出された画像状態に基づいて、認識部15が文字認識を行なう帳票IDを選択するものである。
ここで、これら認識部15,画像状態検出部24,及び選択部25の動作例について、図38(a)〜(e)を参照しながら説明すると、本帳票認識装置10では、画像状態検出部24及び選択部25は、特に、上記図10に示したような3以上の帳票ID31a〜34aが記入された帳票30aに対して認識処理を実行する場合に動作する。
このとき、図38(a)に示すように、帳票30aの第1の帳票ID31aの付近にはしわ24aがあり、第4の帳票ID34a上には記入24cがある場合には、画像状態検出部24は、第1の帳票ID31aを含む所定領域のヒストグラムを図38(b)に示すごとく算出し、第2の帳票ID32aを含む所定領域のヒストグラムを図38(c)に示すごとく算出し、第3の帳票ID33aを含む所定領域のヒストグラムを図38(d)に示すごとく算出し、第4の帳票ID34aを含む所定領域のヒストグラムを図38(e)に示すごとく算出する。
そして、認識部15は、選択部25によって選択された2つの帳票ID32a,33aの文字認識を実行する。
このように、画像状態検出部24によって検出された画像状態に基づいて、選択部25が、状態が良好な画像を認識部15の文字認識対象として選択するので、認識部15による文字認識をより高効率、且つ、より高精度なものにすることができる。しかも、結果的に認識部15による認識処理において、リジェクト等のエラーが少なくなるので、帳票ID31a,32aの内容認識だけでなく、帳票30の判別を高効率に行なうことができる。
次に、本帳票認識装置10の具体的な動作例について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においても本帳票認識装置10の処理対象が帳票30である場合を例にあげて説明する。
〔1−5−1〕第1動作例について
まず、図39に示すフローチャート(ステップS1〜S10)を参照しながら、本帳票認識装置10の第1動作例(帳票処理方法)について説明すると、まず、イメージデータ読込部11がスキャナ装置40によって読み取られた帳票30のイメージデータ40aを読み込む(ステップS1)。
そして、抽出部14が、イメージデータ40aから帳票ID31aが記入された領域31と帳票ID32aが記入された領域32とを抽出する(ステップS3)。
次に、認識部15が、抽出部14によって抽出された帳票ID31a,32aの内容(文字)を認識する(ステップS4)。
ここで、検査部16による検査の結果、認識部15による認識内容が正しければ、(ステップS5のYesルート)、確定部18の判定部19が、帳票ID31a,32a間に予め設定された所定の関係(上記図3〜図6(a),(b)参照)に基づいて、再度、認識部15による認識内容が正しいか否かを判定する(ステップS8)。
補正部17によるチェックデジットを用いた補正処理を行なった場合にも、次に、確定部18の判定部19が、再度、補正部17による補正処理を施された帳票ID31a,32aの認識内容が正しいか否かを、かかる所定の関係に基づいて判定する(ステップS8)。
なお、判定部19による判定の結果、帳票ID31a,32aの認識内容が正しいと判定されると(ステップS8のYesルート)、上記ステップS9の処理をスキップする。
このように、本帳票認識装置10の第1動作例によれば、認識部15によって認識された帳票ID31a,32aの内容に対して、検査部16によるチェックデジットを用いた検査及び判定部19による所定の関係に基づいた判定を行なうので、認識内容を2重にチェックすることになり、より高精度に帳票ID31a,32aの内容を認識することができる。
さらに、認識部15による認識内容に対する補正処理についても、補正部17及び相互補正部20によって対応することができるので、より確実に帳票ID31a,32aの内容を認識することができる。
次に、図40に示すフローチャート(ステップS1〜S4,S5a,S8〜S10)を参照しながら、本帳票認識装置10の第2動作例(帳票処理方法)について説明する。なお、図40において既述の処理ステップと同一の処理ステップは、既述の処理ステップと同一もしくは略同一の処理ステップを示しているので、ここではその詳細な説明を省略する。
つまり、図40に示す第2動作例は、認識部15による帳票ID31a,32aの文字認識(ステップS4)後、検査部16がチェックデジットを用いた検査を実行する(ステップS5a)。
例えば、図41(a)に示すように、帳票30の帳票ID31aの一部(ここでは、左端の“1”の部分)が用紙が折れて生じた折れ線30bによって、図41(b)に示すように認識部15によって正しく認識されなかった場合(図中“?”と表記)、第2動作例によれば、図41(c)に示すように、補正部17によるチェックデジットを用いた補正処理を行なうことなく、相互補正部20が補正処理を行なう。つまり、補正部17は、帳票ID31a,32aのうちのいずれかのチェックデジットがリジェクトされた場合には、補正処理を実行しない。なお、相互補正部20は、ここでは、帳票ID31a,32aが同一であるという所定の関係に基づいて、帳票ID31a,32aを一意に“1237”に補正する。
このように、本発明の一実施形態としての帳票認識システム1によれば、所定の関係を満たす複数の帳票ID31a,32aが記入された帳票30を認識するにあたり、帳票認識装置10の確定部18が、認識部15による認識内容が正しいか否かを帳票ID31a,32aに予め設定された所定の関係に基づいて判断し、誤っていると判定した場合には、この所定の関係に基づいて帳票ID31a,32aを補正した上で確定する。
さらに、検査部16がチェックデジットを用いた検査を実行するので、認識部15によって認識された帳票ID31a,32aの認識内容に対して、検査部16と判定部19とによって2重の検査が実行されることになり、その結果、より高精度な文字認識を行なうことができる。
また、補正部17が、認識部15によって帳票ID31a,32aのいずれかのチェックデジットがリジェクトされた場合には、チェックデジットを用いた補正処理を行なわないので、チェックデジットを逆算するような処理時間が比較的長くなる処理を省くことができ、この場合には相互補正部20が補正処理を実行することによって、認識部15による認識内容に対する補正処理を非常に高効率に実行することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
〔2−1〕変形例1について
上述した実施形態では、帳票認識装置10の補正部17が、チェックデジットに基づいて補正処理を実行する例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、補正部17が、認識部15によって算出された一致度に基づいて、補正処理を実行するように構成してもよく、これによっても上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
つまり、図42(a)に示すように、帳票30の帳票ID31a,32aがそれぞれ“1237”,“2964”であった場合に、認識部15によって、図42(b)に示すように帳票ID31aが“1737”と認識され、帳票ID32aが“2984”と認識されたとする。
そして、再度、検査部16による検査を受けた結果、誤っていると判定された場合には、最初に認識部15によって認識された“2984”のうちの、一致度が2番目に低い左端から3桁目の“8”を一致度が第2位の“6”に補正(つまり、“2964”に補正)する。
そして、再度、検査部による検査を受け、ここで正しいと判定されると、この数字を帳票ID32aとする。
これにより、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態では、確定部18の相互補正部20が、判定部19によって認識部15による認識内容が誤っていると判定されると、必ず補正処理を実行するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、相互補正部20は、図43(a)に示すように、帳票ID31a,32aが同一であるという関係を満たしている場合に、認識部15によって、これら帳票ID31a,32aのそれぞれにおいて、チェックデジット(ここでは、左端の“?”参照)がリジェクトされた場合であって、且つ、図43(b)に示すように、帳票情報DB21aが保持する帳票情報(ここではテーブル21b)が、帳票ID31a,32aのチェックデジットを除いた部分で構成されている場合には、補正処理を実行しない。
したがって、この場合には、相互補正部20による補正処理を省くことができ、高効率に帳票ID31a,32aを認識することができるとともに、相互補正部20による補正処理の分、帳票30の判別処理を高速に実行することができる。
上述した実施形態では、確定部18の相互補正部20が、帳票ID31a,32a間に予め設定された所定の関係に基づいて補正処理を実行する例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、相互補正部20が、認識部15によって算出された一致度に基づいて補正を行なうように構成してもよい。
これにより、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、図44(d)に示すように、帳票ID31aにおける“3”の一致度(ここでは90%)と、帳票ID32aにおける“8”の一致度(ここでは90%)とが等しい場合には、相互補正部20は、帳票ID31a,32aのそれぞれについて、認識部15によって算出された一致度が第1位の内容についての一致度と第2位の内容についての一致度との差を算出し(ここでは、帳票ID31aが“50%”、帳票ID32aが“20%”)、この差が大きい方の帳票ID31a,32aの第1位の内容を、帳票ID31a,32aの内容として確定するように補正する。
これにより、帳票ID31a,32aの内容をより確実に認識することができる。
また、図44(e)に示すような、認識部15によって算出される一致度(一位と二位の候補文字に対する一致度)を示すテーブル15bを予めそなえ、相互補正部20が、図44(c)もしくは図44(d)に示す一致度と、このテーブル15bに示す一致度とを比較し、一致度が異なっていれば、その一致度が異なっている文字が誤っていると判断するようにしてもよく、これによっても上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
これにより、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態では、判断部23が、認識部15による帳票ID31a,32aの認識状態に基づいて判断処理を行なう場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、判断部23が、帳票30のスキャナ装置40による再読み取り回数に基づいて、オペレータによる手入力をさせるか否かを決定するように構成してもよい。
ここで帳票が判別されれば(ステップS22のYesルート)、処理は終了する。
ここで、再読み取り回数が所定回数よりも小さければ(ステップS24のNoルート)、再度、上記ステップS21〜S24までの処理を実行する。
これにより、上述した実施形態と同様に、帳票の判別処理を高精度に効率良く実行することができる。
また、この判断部23によって判断された、オペレータによる手入力処理は、例えば、図46に示すフローチャート(ステップS30〜S36)に示すように、所定時間経過後、もしくは、所定枚数到達後、に実行することが好ましく、これにより、オペレータによる手入力処理をある程度まとめて実行することができ、帳票認識装置10の自動的な認識処理を中断することなく、効率良い認識処理を実行することができる。
一方、手入力処理と判断されると(ステップS32のNoルート)、判断部23が、NG枚数を一つカウントアップし(ステップS33)、NG枚数が所定間数よりも小さいか否かを判断する(ステップS34)。
一方、NG枚数が所定値より小さければ(ステップS34のYesルート)、判断部23は、現在の時間が予め設定された所定時間(TngMax)に達していないかを判断する(ステップS35)。
一方、所定時間に達していれば(ステップS35のYesルート)、判断部23は、上記ステップS36の処理を実行する。
このようにして、オペレータによる手入力処理を、帳票認識処理開始から所定時間経過後、もしくは、NG枚数が所定枚数到達後に実行させることができる。
上述した実施形態では、確定部18が、複数の帳票ID間に予め設定された所定の関係に基づいて、帳票IDの内容を確定するように構成したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、確定部18が、画像状態検出部24によって検出された画像状態に基づいて、帳票IDの内容を確定してもよく、これによっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
これにより、確定部18による確定処理を効率良く、且つ、高精度に実行することができる。
なお、上述した本帳票認識装置10のイメージデータ読込部11,IDDB読込部13,抽出部14,認識部15,検査部16,補正部17,確定部18,帳票判別部22,判断部23,画像状態検出部24,及び選択部25としての機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラム(帳票認識プログラム)を実行することによって実現されてもよい。
ここで、コンピュータとは、ハードウェアとOS(オペレーティングシステム)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウェアを意味している。
ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえている。
上記帳票認識プログラムとしてのアプリケーションプログラムは、上述のようなコンピュータに、イメージデータ読込部11,IDDB読込部13,抽出部14,認識部15,検査部16,補正部17,確定部18,帳票判別部22,判断部23,画像状態検出部24,及び選択部25としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
(付記1)
複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られたイメージデータから、前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部と、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容の補正を行なって、前記複数の情報の内容を確定する確定部とをそなえて構成されていることを特徴とする、媒体処理装置。
前記確定部によって前記情報の内容が確定されると、当該情報の内容に基づいて、前記媒体を判別する媒体判別部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記1記載の媒体処理装置。
(付記3)
前記媒体判別部は、前記確定部によって前記情報の内容が確定されなかった場合には、前記媒体の定義情報に基づいて前記媒体を判別することを特徴とする、付記2記載の媒体処理装置。
前記媒体判別部によって前記媒体を判別することができなかった場合に、当該判別できなかった媒体を再読取させるかオペレータによって手入力させるかを、当該媒体の情報の前記認識部による認識状態に応じて判断する判断部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記2または付記3記載の媒体処理装置。
前記判断部が、予め設定された前記媒体の再読取回数を超えた場合に、当該媒体を前記オペレータによって手入力させるものと判断することを特徴とする、付記4記載の媒体処理装置。
(付記6)
前記複数の情報のそれぞれがチェックデジットを含み、前記認識部によって認識された前記複数の情報のそれぞれの内容を前記チェックデジットに基づいて検査する検査部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
前記検査部による前記チェックデジットを用いた検査の結果、前記認識部によって認識された情報の内容が誤っていた場合に、当該チェックデジットを用いて当該情報の内容の補正を行なう補正部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記6記載の媒体処理装置。
前記認識部が前記情報としての文字を認識する際に、候補文字ごとに一致度を算出するとともに、
前記検査部による前記検査の結果、前記認識部によって認識された情報としての文字が誤っていた場合に、前記補正部が、前記一致度に基づいて前記候補文字を用いて前記情報を補正することを特徴とする、付記7記載の媒体処理装置。
前記複数の情報が第1情報と第2情報とからなり、前記検査部による前記検査の結果、前記第1情報及び前記第2情報ともに誤っていた場合に、前記補正部が前記補正を実行することを特徴とする、付記8記載の媒体処理装置。
(付記10)
前記認識部によって前記複数の情報のうちのいずれかのチェックデジットがリジェクトされた場合もしくは認識されなかった場合には、前記補正部は、チェックデジットを用いた補正を実行しないことを特徴とする、付記7〜付記9のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
前記複数の情報のそれぞれがチェックデジットを含み、前記認識部によって認識された前記複数の情報のそれぞれの内容を前記チェックデジットに基づいて検査する検査部と、
該検査部による前記チェックデジットを用いた検査の結果、前記認識部によって認識された情報の内容が誤っていた場合に、当該チェックデジットを用いて当該情報の内容を補正する補正部とをそなえ、
前記認識部によって前記複数の情報のそれぞれにおいてチェックデジットだけがリジェクトされた場合もしくは認識されなかった場合には、前記補正部は、チェックデジットを用いた補正を実行せず、前記媒体判別部は、前記複数の情報のそれぞれにおいてチェックデジットを除いた内容を用いて前記媒体を判別することを特徴とする、付記2〜付記5のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
前記認識部が、前記情報の内容を認識する際に当該内容に対する一致度を算出するように構成され、
前記認識部によって認識された前記複数の情報のそれぞれの内容が前記所定の関係を満たしていない場合には、前記確定部は、前記認識部による認識内容が誤っていると判定するとともに、前記複数の情報のそれぞれにおける前記内容が異なっている部分に対する前記認識部の前記一致度に基づいて、前記補正を行なうことを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
前記認識部が前記情報の内容を認識する際に複数の候補の中から前記一致度が最も高い第1位の内容を当該情報に対する認識内容として採用するように構成され、
前記認識部によって認識された前記複数の情報のそれぞれの内容が前記所定の関係を満たしていない場合には、前記確定部は、前記認識部における前記一致度が第1位の内容についての一致度と第2位の内容についての一致度との差を、前記複数の情報のそれぞれについて算出し、算出された前記複数の情報のそれぞれの差に基づいて、前記補正を行なうことを特徴とする、付記12記載の媒体処理装置。
前記抽出部によって3以上の情報が抽出された場合に、前記イメージデータにおける、前記3以上の情報を含むこれら3以上の情報のそれぞれの周辺領域の画像の状態を検出する画像状態検出部と、
該画像状態検出部によって検出された画像状態に基づいて、前記3以上の情報から少なくとも2つの情報を選択する選択部とをそなえ、
前記認識部が、前記選択部によって選択された情報の内容を認識することを特徴とする、付記1〜付記13のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
前記確定部が前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合であって、且つ、前記複数の情報が3以上ある場合に、前記イメージデータにおける、前記3以上の情報を含むこれら3以上の情報のそれぞれの周辺領域の画像の状態を検出する画像状態検出部をそなえ、
前記確定部が、該画像状態検出部によって検出された画像状態に基づいて前記複数の情報の内容を確定することを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られたイメージデータから前記複数の情報のそれぞれを抽出し、
抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識し、
認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を認識されたとおりに確定する一方、認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて認識された内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定することを特徴とする、媒体処理方法。
複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体と、
該媒体を読み取って該媒体のイメージデータを取得するスキャナ装置と、
該スキャナ装置によって取得された前記イメージデータに基づいて、前記情報の内容を認識する媒体処理装置とをそなえ、
該媒体処理装置が、
前記イメージデータから、前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部と、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定する確定部とをそなえて構成されていることを特徴とする、媒体処理システム。
前記媒体が、前記複数の情報として第1情報と第2情報とを記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する異なる文字からなり、
前記媒体処理装置の前記確定部が、前記対応関係に基づいて前記判定を行なうことを特徴とする、付記17の媒体処理システム。
前記媒体の前記第1情報及び前記第2情報が、前記媒体処理装置の前記認識部による認識率が所定値以上の文字からなり、さらに、前記対応関係が前記認識率に基づいて決定されていることを特徴とする、付記18記載の媒体処理システム。
(付記20)
複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られるイメージデータに基づいて、前記情報の内容を認識する機能をコンピュータに実現させるための媒体処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記媒体処理プログラムが、
前記イメージデータから前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部、及び、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定する確定部として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする、媒体処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
したがって、本発明は、種類が異なる複数の帳票群をまとめて処理する場合に、各帳票群の先頭に帳票群を識別するための識別情報を記入された識別用帳票を挿入し、帳票群の各帳票に対する処理に先立って、まず識別用帳票を識別することによって、その識別用帳票に後続する帳票群の種類や枚数を認識した上で、かかる帳票群の処理を実行するような帳票認識システムに用いて好適であり、その有用性は極めて高いものと考えられる。
本発明によれば、このような識別用帳票30cを用いることによって、種類が異なる複数の帳票群に対する認識処理を非常に高精度に且つ高効率に実行することができる。
2 コンピュータ
3 表示部
4 キーボード
5 マウス
6 記憶装置
7 演算部(CPU:Central Processing Unit)
10 帳票認識装置(媒体処理装置)
11 イメージデータ読込部
12 IDデータベース
12a〜12c,15b,21a,21b テーブル
13 IDDB読込部
14 抽出部
14−1 帳票ID特徴解析部
14−2 帳票ID探索部
14a 探索テンプレート
15 認識部
15a 文字辞書
15a−1 日本字辞書
15a−2 数字辞書
15a−3 英字辞書
15a−4 記号辞書
16 検査部
17 補正部
18 確定部
19 判定部
20 相互補正部
21 帳票情報データベース
22 帳票判別部(媒体判別部)
22a 帳票ID照合部
22b 定義情報識別部
22c 帳票内容認識部
23 判断部
24 画像状態検出部
25 選択部
30,30c,100 帳票(媒体)
31〜34 領域
31a〜34a 帳票ID
40 スキャナ装置
40a イメージデータ
Claims (5)
- 複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られたイメージデータから、前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部と、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容の補正を行なって、前記複数の情報の内容を確定する確定部とをそなえ、
前記媒体が、第1情報と第2情報とを含む前記複数の情報を記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する文字からなるとともに、前記一対一の対応関係は、各文字の認識率に応じて設定され、
前記確定部が、前記対応関係に基づいて前記判定を行なうことを特徴とする、媒体処理装置。 - 前記確定部によって前記情報の内容が確定されると、当該情報の内容に基づいて、前記媒体を判別する媒体判別部をそなえて構成されていることを特徴とする、請求項1記載の媒体処理装置。
- 複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られたイメージデータから前記複数の情報のそれぞれを抽出し、
抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識し、
認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を認識されたとおりに確定する一方、認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて認識された内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定するとともに、
前記媒体が、第1情報と第2情報とを含む前記複数の情報を記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する文字からなるとともに、前記一対一の対応関係は、各文字の認識率に応じて設定され、
前記対応関係に基づいて前記判定を行なうことを特徴とする、媒体処理方法。 - 複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体と、
該媒体を読み取って該媒体のイメージデータを取得するスキャナ装置と、
該スキャナ装置によって取得された前記イメージデータに基づいて、前記情報の内容を認識する媒体処理装置とをそなえ、
該媒体処理装置が、
前記イメージデータから、前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部と、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部と、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定する確定部とをそなえ、
前記媒体が、第1情報と第2情報とを含む前記複数の情報を記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する文字からなるとともに、前記一対一の対応関係は、各文字の認識率に応じて設定され、
前記確定部が、前記対応関係に基づいて前記判定を行なうことを特徴とする、媒体処理システム。 - 複数の領域に所定の関係を満たす複数の情報をそれぞれ記入された媒体を読み取って得られるイメージデータに基づいて、前記情報の内容を認識する機能をコンピュータに実現させるための媒体処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記媒体処理プログラムが、
前記イメージデータから前記複数の情報のそれぞれを抽出する抽出部、
該抽出部によって抽出された前記複数の情報のそれぞれの内容を認識する認識部、及び、
該認識部によって認識された前記複数の情報の内容が正しいか否かを前記所定の関係に基づいて判定し、正しいと判定した場合には、前記複数の情報の内容を前記認識部によって認識されたとおりに確定する一方、前記認識部によって認識された前記複数の情報の内容が誤っていると判定した場合には、前記所定の関係に基づいて前記認識部による認識内容を補正して、前記複数の情報の内容を確定する確定部として、前記コンピュータを機能させるとともに、
前記媒体が、第1情報と第2情報とを含む前記複数の情報を記入され、前記第1情報を構成する文字のそれぞれと前記第2情報を構成する文字のそれぞれとが、互いに一対一の対応関係を有する文字からなるとともに、前記一対一の対応関係は、各文字の認識率に応じて設定され、
前記確定部が、前記対応関係に基づいて前記判定を行なうように、前記コンピュータを機能させることを特徴とする、媒体処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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