JP4976415B2 - 炭素ナノチューブの生成システム及びその生成方法 - Google Patents

炭素ナノチューブの生成システム及びその生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、炭素ナノチューブの生成システム及びその生成方法に関する。
炭素ナノチューブ(carbon nanotubes、CNT)は、炭素原子からなる中空の円筒であり、黒鉛膜を巻いてチューブ状にした外観をしており、その壁面は、一つの炭素原子に隣接する三個の炭素原子が結合された六角環が蜂の巣状に繰り返されて形成される。
炭素ナノチューブは、その構造によって金属的な導電性又は半導体的な導電性を表すことができる性質の材料であって、様々な技術分野に幅広く応用できるから、未来の新素材のトップ候補として脚光を浴びている。例えば、炭素ナノチューブは、二次電池、燃料電池又はスーパーキャパシタのような電気化学的蓄電装置の電極、電磁波遮蔽、電界放出ディスプレイ、又はガスセンサなどに適用できる。
このような炭素ナノチューブの生産は、大部分手作業に依存しているので少量である。特に、合成基板に触媒を塗布する作業、合成基板を反応管にロード/アンロードする作業、炭素ナノチューブが合成された合成基板を反応管からアンロードして、合成基板から炭素ナノチューブを回収する工程などが手作業により行われるので、連続処理及び大量生産が困難である。
本発明の目的は、炭素ナノチューブを自動的に生成できる、炭素ナノチューブの生成システム及び方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、炭素ナノチューブを大量に生成できる、炭素ナノチューブの生成システム及び方法を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、炭素ナノチューブを連続的に逐次合成し、設備稼動率を向上できる、効率的な炭素ナノチューブの生成システム及び方法を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は正確かつ信頼性のある自動的な触媒供給により工程信頼性を確保できる、炭素ナノチューブの生成システム及び方法を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、炭素ナノチューブの自動回収により正確な生産量算出が可能である、炭素ナノチューブの生成システム及び方法を提供することにある。
本発明は、炭素ナノチューブを生成するシステムを提供する。前記システムは、反応チャンバ、ステーション部、基板保管部を有する。前記反応チャンバでは、合成基板の上に炭素ナノチューブを生成する工程が行われる。前記ステーション部は、前記反応チャンバの一方に位置する。前記ステーション部には、前記反応チャンバに合成基板をロードし、前記反応チャンバから合成基板をアンロードする第1移送装置が設置される。前記基板保管部には、前記反応チャンバにロードされる前の合成基板が格納され、前記反応チャンバからアンロードされた後の合成基板が待機する。
本発明の一特徴によると、前記ステーション部は、前記反応チャンバからアンロードされる合成基板が酸素と接触しないように、外部と隔離されたチャンバを備える。
前記ステーション部には、前記チャンバの内部空間に不活性ガスを供給するガス供給部材が提供されうる。
一例によると、前記基板保管部は、カセットを有する。前記カセットは、前記反応チャンバにロードされる合成基板が格納される第1支持部と、前記反応チャンバからアンロードされた合成基板が格納される第2支持部を有する。
一特徴によると、前記第1支持部と前記第2支持部とは、上下に積層されるように配置され、前記第2支持部の間隔は、前記第1支持部の間隔より広い。
前記カセットは、高低の調節が可能である。
前記システムは、合成基板が前記ステーション部の基板保管部に格納される前に合成基板の表面に触媒を塗布する触媒塗布部をさらに備え得る。
一例によると、前記触媒塗布部は、合成基板の上面に一定量の触媒を供給する吐出口を有する触媒格納タンクと、合成基板の上面に供給された触媒を合成基板の全面に均一な厚さに塗布するためのブラシユニットと、を有する。
前記触媒格納タンクは、合成基板の上面に既設定された量の触媒を供給する定量供給部を備え得る。
前記定量供給部は、前記触媒格納タンクの吐出口の上部に既設定された量の触媒を収容できる定量空間を提供し、それぞれ移動可能な上部遮断板と下部遮断板とを有し、前記下部遮断板が開放されると、前記定量空間に収容された触媒が吐出口を介して合成基板の上面に供給される。
前記ブラシユニットは、合成基板の長さ方向に設置されるガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動可能に設置される移動体と、触媒を合成基板の全面に均一な厚さに塗布するために前記ステージ上部に配置され、前記移動体によりスライド移動する塗布用ブラシと、を備え、前記塗布用ブラシは、前記移動体で高低の調節が可能である。
前記システムは、前記基板保管部で工程を終えて待機中である合成基板の提供を受けて合成基板に合成された炭素ナノチューブを回収する回収部を備え得る。
前記回収部は、合成基板から回収される炭素ナノチューブが格納される回収筒と、合成基板の上面から炭素ナノチューブを前記回収筒に掃き落とす回収ユニットと、を備える。
一例によると、前記回収ユニットは、合成基板の上面の一方から他方にスライド移動しつつ合成基板の上面の炭素ナノチューブを掃き落とす回収用ブラシを備える。
本発明の一特徴によると、前記システムは、前記ステーション部と前記反応チャンバとを連結する第1ゲートバルブと、前記反応チャンバの内部の熱が前記第1ゲートバルブに伝達されることを防止するために、前記第1ゲートバルブと前記反応チャンバとの間に設置される熱遮断部材を有する。
一例によると、前記反応チャンバは、前段及び後段にそれぞれフランジが結合され、合成基板が収容される空間を提供する反応炉と、前記フランジと前記反応炉との間に提供されるシーリング部材と、前記反応炉を工程温度に加熱する加熱部と、前記シーリング部材を冷却する冷却部材と、を有する。前記ヒータ部材は、前記反応炉の中央領域を加熱する中央ヒータと、前記反応炉の前段及び後段と隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱するエッジヒータと、前記中央ヒータ及び前記エッジヒータを独立的に制御するヒータ制御機と、を有し得る。
前記エッジヒータは、前記反応炉の前段に結合されたフランジと隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱する第1ヒータと、前記反応炉の後段に結合されたフランジと隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱する第2ヒータと、を備え、前記ヒータ制御機は、前記第1ヒータと前記第2ヒータとを独立的に制御できる。
一例によると、前記第1移送装置は、前記合成基板を支持するブレードと、前記ブレードに固定結合され駆動器により直線移動可能なアームと、を備える。前記ブレードは、プレートと、前記プレートから上部に突出して基板と接触される複数の突起と、を備え得る。
前記第1移送装置は、前記合成基板を支持するブレードと、前記ブレードに固定結合され、駆動器により直線移動可能なアームと、前記アームが前記反応チャンバ内に流入するときに熱的に変形されることを減らすために、前記アームを冷却する冷却部材を備え得る。
一例によると、前記反応チャンバは、前段及び後段に各々フランジが結合され、合成基板が収容される空間を提供する反応炉と、前記反応炉を工程温度に加熱する加熱部と、前記反応炉内に提供され、前記合成基板を支持する支持フレームと、を備え、前記反応炉内には、前記合成基板を支持する支持フレームが提供される。前記支持フレームは、前記反応炉の内壁から前記反応炉の内側に突出するように提供され、複数の合成基板を支持するように上下に離隔して提供される複数のフレームを備える。
一例によると、前記反応チャンバは、炭素ナノチューブの生成が行われる反応炉と、前記反応炉を加熱する加熱部と、前記反応チャンバには、前記反応炉内にソースガスを供給するガス供給管と、ソースガスが前記反応炉内に供給される前にソースガスを加熱する加熱部材と、をさらに備え得る。
また、本発明の炭素ナノチューブを生成するシステムは、合成基板の上に炭素ナノチューブを生成する工程が行われる反応チャンバ、前記反応チャンバと連結され、前記反応チャンバからアンロードされる合成基板が外部空気と接触しないように外部と隔離された内部空間を提供するステーション部と、前記ステーション部の内部に設置され、前記反応チャンバに合成基板をロードし、前記反応チャンバから合成基板をアンロードする第1移送装置と、前記ステーション部の内部に設置され、前記反応チャンバにロードされる前の合成基板が格納され、かつ前記反応チャンバからアンロードされた後の合成基板が待機する基板保管部と、前記基板保管部から合成基板を引き出して合成基板に生成された炭素ナノチューブを回収する回収部と、前記回収部で炭素ナノチューブを回収した合成基板の表面に触媒を塗布する触媒塗布部と、前記回収部、前記触媒塗布部、及び前記基板保管部の間における合成基板の移送を担当する第2移送装置と、を備える。
一例によると、前記ステーション部は、前記反応チャンバと隣接するように位置し、前記基板保管部が配置される第1領域と、前記第1領域を基準に前記反応チャンバと反対の位置に前記反応チャンバと一直線上に位置し、前記第1移送装置が配置される第2領域と、を有する。前記第1領域は、前記反応チャンバ及び前記基板保管部と一直線上に位置する上部領域と、前記上部領域から前記一直線と垂直な方向に延びる下部領域と、を有する。前記基板保管部は、合成基板を保管し、前記上部領域と前記下部領域との間に移動可能なカセットを有する。
一例によると、前記塗布部、前記第2移送装置、そして前記回収部は、前記ステーションの外側に配置され、前記第2移送装置は、前記第1領域の上部領域を基準に前記下部領域と反対の方向に位置し、前記第2移送装置は、前記塗布部と前記回収部との間に配置される。
また、本発明は、炭素ナノチューブを生成する方法を提供する。本発明の方法は、合成基板の表面に触媒を塗布するステップと、触媒が塗布された前記合成基板を反応チャンバにロードするステップと、前記反応チャンバにソースガスを供給して前記合成基板に炭素ナノチューブを合成するステップと、前記反応チャンバから工程を終えた前記合成基板をアンロードするステップと、前記反応チャンバからアンロードされた合成基板を一定温度以下に冷却するステップと、前記冷却された合成基板から炭素ナノチューブを回収するステップと、を含む。
前記冷却ステップは、前記反応チャンバからアンロードされる合成基板が酸素と接触しないように、不活性ガス雰囲気下で冷却されることが好ましい。
前記反応チャンバから工程を終えた合成基板がアンロードされると、触媒が塗布された合成基板が前記反応チャンバにロードされることによって、前記反応チャンバで直ちに炭素ナノチューブ合成工程が実行できる。
前記反応チャンバからアンロードされた合成基板は、不活性ガス雰囲気の空間に配置されたカセットに保管され、前記反応チャンバで炭素ナノチューブの合成工程が行われる間に触媒が塗布された合成基板は、前記カセットで待機できる。
前記触媒塗布ステップは、合成基板の上面に一定量の触媒を供給するステップと、合成基板の上面に供給された触媒を合成基板の全面に均一な厚さに塗布するステップと、を含有できる。
前記回収ステップは、合成基板の上面から炭素ナノチューブを掃き落として回収筒に格納するステップを含有できる。
前記反応チャンバでは、複数の合成基板に対して同時に工程を実行し、前記反応チャンバへの前記合成基板のロード、及び前記反応チャンバからの前記合成基板のアンロードは、一つの合成基板ごとに順次に実行できる。
前記合成基板の冷却は、自然冷却方式により実行できる。
前記反応チャンバに供給されるソースガスは、前記反応チャンバの外部から予熱された状態で供給できる。
前記反応チャンバから合成基板をアンロードするとき、前記反応チャンバ内に進入する移送装置のアームは冷却され得る。
本発明によると、炭素ナノチューブの生産工程を自動化できる。
また、本発明によると、炭素ナノチューブを大量に生産できる。
また、本発明によると、反応チャンバ内の工程は連続的に維持されるので、合成基板の炭素ナノチューブは連続的に逐次合成され、設備稼動率を向上できる。
また、本発明によると、正確かつ信頼性のある自動的な触媒供給により、工程信頼性を確保できる。
また、本発明によると、炭素ナノチューブの自動回収により、正確な生産量算出が可能である。
以下、添付した図1〜図23を参照して、本発明の実施の形態に係る炭素ナノチューブの生成システムと生成方法を詳細に説明する。本発明の実施の形態は、様々な形態に変形でき、本発明の範囲が以下に記述する実施の形態によって限定されるものではない。本実施の形態は、当業界で平均的な知識を有した者に本発明をさらに徹底的かつ完全に説明するために提供されたものである。図面において領域や層の厚さは、明確さのために誇張してある。
図1は、炭素ナノチューブ生産システムの一例を概略的に示す構成図である。図1に示すように、システム1は、合成基板10、反応チャンバ100、及び前後処理室を有する。
合成基板10は、炭素ナノチューブの合成が行われる基底板として使用される。炭素ナノチューブが合成される合成基板10としては、シリコンウエハ、ITO基板、ITOでコーティングされたガラス、ソーダライムガラス、コーニングガラス、アルミナなどが使用されうる。しかしながら、その上に炭素ナノチューブを合成(成長、生成)させるのに十分な能力を有するならば、合成基板としては、上述した種類の基板の他に多様な種類の材質が使用されうる。
反応チャンバ100は、合成基板10上に炭素ナノチューブを生成する工程を行い、前後処理室は、反応チャンバ100にロードされ、又は反応チャンバ100からアンロードされる合成基板10に対して各々前処理工程及び後処理工程を行う。前処理工程及び後処理工程は、基板に触媒20を塗布する工程と合成基板上に生成された炭素ナノチューブ30を回収する工程を含む。前後処理室は、ステーション部200、第1移送装置300、基板保管部400、触媒塗布部500、回収部600、及び第2移送装置700を有する。
ステーション部200は、反応チャンバ100からアンロードされる合成基板10が大気中に露出するのを防止する。第1移送装置300は、反応チャンバ100に合成基板をロードし、また反応チャンバから合成基板をアンロードする。基板保管部400は、反応チャンバ100にロードされる前か、又は反応チャンバからアンロードされた後の合成基板を保管する。触媒塗布部500は、合成基板10が反応チャンバ100にロードされる前に、合成基板10上に触媒20を塗布する工程を行う。回収部600は、反応チャンバ100からアンロードされた合成基板10上に生成された炭素ナノチューブ30を合成基板10から回収する工程を行う。第2移送装置700は、基板保管部400、触媒塗布部500、及び回収部600の間に合成基板10を移送する。
一例によると、ステーション部200は、反応チャンバ100の一側に反応チャンバ100と近接して配置される。ステーション部200は、第1領域240と第2領域260とを有する。第1領域240は、反応チャンバ100と隣接するように配置され、第1領域240には、基板保管部400が位置する。第2領域260は、第1領域240を基準として反応チャンバ100と反対側に配置され、第1移送装置300が位置する。反応チャンバ100と第2領域260とは、第1方向42に同一線上に位置するように配置される。第1領域240は、上部領域242と下部領域244とを有する。上部領域242は、反応チャンバ100及び第2領域260と同一線上に位置する領域であり、下部領域244は、上部領域242から第1方向42と垂直な第2方向44に延びる領域である。第1領域240と第2領域260は、それぞれ概して長方形の形状を有する。上述した構造によって、ステーション部200は、全体としてほぼ‘「’(鍵型)形状を有する。触媒塗布部500、回収部600、及び第2移送装置700は、ステーション部200と隣接するように位置し、第1領域240の上部領域242を基準として下部領域244と反対側に第1方向42と平行に近接して配置される。第2移送装置700は、ステーション部200の第1領域240と対向する位置に配置される。また、第2移送装置700は、触媒塗布部500と回収部600との間に位置する。ステーション部200の形状及びステーション部200、第1移送装置300、第2移送装置700、触媒塗布部500、及び回収部600の配置は、以上とは異なり、多様に変更できる。
次には、本発明のシステムの各々の構成要素について詳細に説明する。
図1に示すように、反応チャンバ100は、反応炉120、第1及び第2フランジ(flange)132、134、加熱部140、冷却部材150、及びボート(boat)160を有する。反応炉120は、石英(quartz)又はグラファイト(graphite)などのように熱に強い材質からなる。反応炉120は、概して円筒形状である。工程を行う途中に反応炉120は、加熱部140により略、摂氏500〜1100度(℃)に維持される。
反応炉120の前段には、円板形状の第1フランジ132が結合され、反応炉120の後段には、第2フランジ134が結合される。第1フランジ132は、概して円板形状を有する。第1フランジ132には、反応炉120内にソースガスを供給するガス供給部材180が連結される。ガス供給部材180は、ガス供給源182、ガス供給管184、及び加熱部材186を有する。ガス供給管184は、第1フランジ132に結合されて、ガス供給源182から反応炉120内にソースガスを供給する。ここで、ソースガスには、アセチレン、エチレン、メタン、ベンゼン、キシレン、一酸化炭素及び二酸化炭素からなるグループから選択された少なくとも一つが使用されうる。ガス供給管184には、その内部通路を開閉するか、又はその内部を流れるソースガスの流量を調節するバルブ184aが設置される。加熱部材186は、ガス供給管184に設置される。加熱部材186は、ソースガスが反応炉120内に供給される前に、ソースガスを設定温度に加熱する。これは、反応炉120内でソースガスが活性化されるまで必要な時間を短縮して、工程に必要な全体時間を減らす。ソースガスは、熱分解により活性化され、これらが合成基板10上に塗布された触媒と反応して、炭素ナノチューブが生成される。第2フランジ134は、環状(リング状)を有し、第2フランジには、反応後に反応炉120の内部の残留ガスを排出する排気ライン189が結合される。
第1フランジ132と反応炉120との接触面及び第2フランジ134と反応炉120との接触面には、反応炉120の内部を外部からシーリングするためのシーリング部材132a、134aが設置される。シーリング部材132a、134aには、O(字型)リングが使用されうる。シーリング部材は、冷却部材により冷却される。図2を参照すると、冷却部材は、冷却ライン152、冷却水供給管156、センサ158を有する。冷却ライン152は、第1フランジ132の内部及び第2フランジ134の内部それぞれに形成され、冷却流体が流れる。冷却流体には、冷却水が使用される。選択的に、冷却流体には、不活性ガスが使用されうる。冷却ライン152を流れる冷却水は、シーリング部材132a、134aが反応炉内の熱により損傷するのを防止するために、シーリング部材132a、134aを冷却する。
図2に示すように、冷却ライン152には、冷却水供給管156と冷却水回収管(図示せず)とが結合される。冷却水供給管156には、その内部通路を開閉するか、又は内部を流れる冷却水の流量を調節するバルブ156aが設置される。また、冷却水供給管156には、その内部を流れる冷却水の流量又は温度を測定するセンサ158が設置され、センサ158により測定された信号は、設備全体を制御する制御機159に送信される。制御機159は、センサ158から送信された信号を分析して、冷却水の流量又は温度がある設定時間にわたって、ある設定範囲から外れると、システムを停止させるか、又は作業者にディスプレイ又は警告音により知らせる。こうすると、冷却水供給管156を介して冷却水が一時的に設定された流量又は設定された温度で流れなくても、一定時間だけは、継続的に工程を実行できる。上述した設定時間は、冷却水の供給が続いて円滑に行われない場合に、シーリング部材132a、134aが影響を受けるのに要する時間を考慮して決定される。
加熱部140は、反応炉120の内部を工程温度に加熱する。加熱部140は、反応炉120の外壁を取り囲むように設置されることが好ましい。反応炉120を加熱する方式としては、発熱コイルによる方式又は発熱ランプによる方式などが使用されうる。
図3は、本発明の加熱部140の一例が示された反応チャンバ100を示す図である。説明を容易にするために、反応炉120内で第1フランジ132及び第2フランジ134と隣接した領域をエッジ部領域122a、122bとし、エッジ部領域122a、122bの間に位置する領域を中央部領域124とする。反応炉120の全体領域が一つのヒータにより加熱される場合に、エッジ部領域122a、122bは、中央部領域124に比べて温度が低い。これは、反応炉120のエッジ部領域122a、122bがフランジ132、134に設置された冷却ライン152により影響を受けるためである。したがって、同じ温度状態で合成基板10に対して工程を行うために、合成基板は、反応炉の中央部領域124にのみ提供されなければならないので、反応炉120の長さは長くなる。
上述した問題を解決するために、図3を参照すると、加熱部140は、エッジヒータ142、中央ヒータ144、及びヒータ制御機146を有する。エッジヒータ142は、反応炉120のエッジ部領域122a、122bを加熱し、中央ヒータ144は、反応炉120の中央部領域124を加熱する。ヒータ制御機146は、中央ヒータ144とエッジヒータ142とをそれぞれ独立的に制御する。反応炉120内で全体的に工程温度が均一に提供されるように、エッジヒータ142は、中央ヒータ144に比べてより高い温度で反応炉120を加熱する。エッジヒータ142は、第1フランジ132と隣接した反応炉120のエッジ部領域122aを加熱する第1ヒータ142a、及び第2フランジ134と隣接した反応炉120のエッジ部領域122bを加熱する第2ヒータ142bを有する。これは、反応炉120のエッジ部領域122a、122bの間の温度が互いに異なる場合に有用である。この場合に、ヒータ制御機146は、第1ヒータ142aと第2ヒータ142bを独立的に制御する。
ボート160は、反応炉120内に一つのみ提供されるか、又は複数個提供される。ボート160のサイズは十分に大きく、一つのボート160に反応炉120の長手(上述した第1方向42)に沿って複数の合成基板10を置き得る。選択的に、ボート160は長手方向及びクロックワイズ(clockwise)にそれぞれ複数の合成基板10を支持できる大きさ及び構造を有し得る。一例によると、ボート160は、長さ方向に2個ずつ、そしてクロックワイズに2個ずつ、合成基板10を支持できる大きさ及び構造を有する。ボート160は、反応炉120内に固設されるか、又はロード・アンロードできる。
また、ボート160のサイズは、一つの合成基板10を支持できる大きさでもよい。この場合に、ボート160は、一つ又は複数個が提供される。ボート160が複数個提供される場合に、ボート160は、反応炉120の長手(上述した第1方向42)に沿って複数個配置されるか、又は選択的に第1方向42と垂直な方向に積層されうる。
選択的にボート160の代わりに、反応炉120内には、合成基板10が置かれる支持フレーム160’を設置してもよい。図4と図5は、それぞれ内部に支持フレーム160’が設置された反応炉120の断面図である。図4に示すように、支持フレーム160’は、反応炉120の長さ方向に沿って反応炉120の内壁から反応炉120の内側に突出する2個のフレーム162、164からなる。第1フレーム162と第2フレーム164とは、互いに対向するように配置されて、それぞれ合成基板10のエッジを支持する。合成基板10を安定に支持するために、第1フレーム162及び第2フレーム164の先端には、上部に突出した案内突起162a、164aが設けられ、合成基板10のエッジ領域には、案内突起162a、164aにかかるように下方向に突出した係止顎10aを設けてもよい。
一つの支持フレーム160’に反応炉120の長手に沿って複数の合成基板10を置けるように、第1フレーム162と第2フレーム164とは、十分に長くとるとよい。支持フレーム160’は、上下に一定距離離隔して複数個を設けてもよい。反応炉120が円形断面の場合に、支持フレーム160’は、上下に2個設置できる。選択的に中央へ行くほど、支持フレーム160’の幅を広くとると、支持フレームは3個以上に提供できる。又は、図5のように、反応炉120が長方形の断面120aの場合、支持フレーム160’は、複数個を上下に積層できる。
本実施の形態では、炭化水素を熱分解して炭素ナノチューブ30を生産する熱分解法(pyrolysis of hydrocarbon)が適用された構造を有した反応チャンバ100を例に挙げて説明したが、これは、一つの例に過ぎず、この他に、レーザ蒸着法、プラズマ化学気相蒸着法、熱化学気相蒸着法、フレーム(flame、frame)合成方法、及び電弧(アーク)放電法などの多様な生成方式を適用した反応チャンバが使用されうる。
また、図1に戻って、ステーション部200は、外部と隔離されたチャンバ200aを含む。ステーション部200と反応チャンバ100との間には、これらの間を合成基板10が移動する通路を開閉する第1ゲートバルブ222が設置され、ステーション部200と第2移送装置700との間には、これらの間を合成基板10が移動する通路を開閉する第2ゲートバルブ224が設置される。
ステーション部200には、その内部に窒素、アルゴンなどのような不活性ガスを供給するガス供給部材280が設置される。不活性ガスは、ステーション部200の内部の空気(特に、酸素)を除去し、ステーション部200の内部を不活性ガス雰囲気に維持する。これは、ステーション部200内に反応チャンバ100から合成基板10がアンロードされるとき、合成基板10上に生成された高温の炭素ナノチューブ30が酸素と接触されるのを防止する。ガス供給部材280は、基板保管部400が設置された第1領域240に提供されることが好ましい。
第1ゲートバルブ222が反応チャンバ100と隣接して配置された場合に、反応チャンバ100内の輻射熱により第1ゲートバルブ222が損傷され得る。これを防止するために、反応チャンバ100の長さを十分に長くするならば、加熱部140と第1ゲートバルブ222との温度差を十分に維持できる。しかしながら、この場合には、反応チャンバ100の長さが増加し、システム1が大型化してしまう。
本実施の形態によると、システム1の大型化を防止し、かつ、第1ゲートバルブ222が輻射熱により損傷されるのを防止するために、第1ゲートバルブ222と反応チャンバ100との間に熱遮断部材190が設置される。熱遮断部材190は、反応チャンバ100から第1ゲートバルブ222に伝達される輻射熱を遮断する。熱遮断部材190は、アルミナのように熱伝導率の低い材質の遮断板192と、これを駆動する駆動器194とを有する。選択的に、遮断板192は、一般金属材質で製造できる。この場合に、遮断板192が反応炉120内の熱により損傷されるのを防止し、遮断効率を上げるために、遮断板192を冷却する冷却部材(図示せず)を設置できる。
遮断板192は、第1ゲートバルブ222が閉められている間は、第1ゲートバルブ222の前方に位置して第1ゲートバルブ222が熱により損傷するのを防止し、第1ゲートバルブ222が開放されたときには、合成基板10の移動経路を閉塞しない位置に移動する。
合成基板10が反応チャンバ100にロードされる前に、触媒20(金属膜)が触媒塗布部500で合成基板10の上面に塗布される。図6は、図1に示された触媒塗布部500の構成図であり、図7は、図6のA−A’線に沿って切断した後に上部から見た触媒塗布部500の平面図である。
図6と図7に示すように、触媒塗布部500は、触媒格納タンク(ホッパー)520、定量供給部560、ブラシユニット580、及びステージ590を有する。工程を行う際に、合成基板10は、ステージ590上に置かれる。触媒格納タンク520は、ステージ590の上部に配置され、合成基板10の上面に一定量の触媒20を供給する吐出口526aを有する。ブラシユニット580は、合成基板10の上面に供給された触媒20を合成基板10の上面に均一な厚さに塗布する。
ステージ590は、合成基板10を位置決めするように一定間隔離隔して互いに対向するように配置された側板592と、それぞれの側板592から内側に突出するように設置されて、合成基板10のエッジ領域を支持する複数の支持突起594を有する。それぞれの側板592には複数個の支持突起594を設けてもよい。
ブラシユニット580は、ガイドレール584、塗布用ブラシ587、及び移動体588を備える。ガイドレール584は、合成基板10が置かれるステージ590の両側に長手方向に設置される。移動体588は、ガイドレール584に移動可能に設置され、移動体588は、リニアモータ駆動方式、シリンダー駆動方式、モータ駆動方式のような公知の直線移動駆動部586により直線移動する。塗布用ブラシ587は、ステージ590の上部に位置し、触媒20を合成基板10の全面に均一な厚さに塗布する。塗布用ブラシ587は、その両端が移動体588に連結されて移動体588と共にスライド方式により移動する。塗布用ブラシ587は、進行方向に対して特定の傾斜面を有する金属又は非金属材質のプレートからなる。
移動体588上において塗布用ブラシ587は、高低の調節が可能なように垂直移動器589により上下に移動する。これにより、合成基板10の上面に塗布される触媒20の塗布厚を調節できる。垂直移動器589は、移動体588の上段に固定結合される上部板589a、これと対向するように移動体588の下段に固定結合される下部板589b、及び上部板589aと下部板589bとを連結するように垂直に配置されたガイド軸589cを有する。ガイド軸589cには、駆動器(図示せず)によりガイド軸589cに沿って上下方向に直線移動し、塗布用ブラシ587が固定装着されるブラケット589dが設置される。
触媒格納タンク520は、内部に格納された触媒20を合成基板10上に供給する。触媒格納タンク520は、上部面522、側面524、及び吐出口526aが形成された下部面526を有する。側面524は、ほぼ垂直な上側部524a、これから下へ延びて下へ行くほど内側に傾斜した中間側部524b、及びこれから下へほぼ垂直に延びた下側部524cを有する。上述した構造によって、上側部524aにより提供された空間には、下側部524cにより提供された空間に比べて同一高さに該当する領域に多量の触媒20が格納される。上述した中間側部524bの形状により、上側部524aにより提供された空間内の触媒20は、円滑に下側部524cにより提供された空間に供給される。
触媒格納タンク520には、合成基板10の上面に設定された量だけ触媒20が供給されるようにする定量供給部560が設置される。定量供給部560は、設定された量の触媒20を収容できる定量空間568を提供できる上部遮断板564と下部遮断板562とを有する。上部遮断板564と下部遮断板562とは、下側部524cに提供される。定量空間568は、触媒格納タンク520の吐出口526aの上部に位置し、上部遮断板564は、定量空間568の上段に提供され、下部遮断板562は、定量空間568の下段に提供される。上部遮断板564と下部遮断板562とは、シリンダー566のような駆動手段により作動される。下部遮断板562が閉められた状態で上部遮断板564が閉められると、下部遮断板562と上部遮断板564との間に設定された量の触媒20が含まれた定量空間568が再度提供される。
下部遮断板562が開放されると、定量空間568に収容された触媒20が吐出口526aを介して合成基板10の上面に供給される。一方、触媒格納タンク520の中間側部524bには、触媒20を攪拌させる攪拌器540が設置される。攪拌器540の攪拌翼542は、触媒20が定量空間に供給される前に回転して、触媒格納タンク520の内部の空いた空間を除去し、かつ触媒20が定量空間568に自然に供給されるように誘導する機能を有する。
図8〜図10は、触媒塗布部500での触媒塗布過程を段階的に説明するための図である。図8〜図10に示すように、合成基板10が第2移送装置700によりステージ590に置かれると、下部遮断板562がシリンダー566により作動して側方向に移動しつつ定量空間568の下部を開放し、定量空間568を占有していた所定量の触媒20が合成基板10の上面に落下する(図8)。合成基板10の上面に堆積した触媒20は、ブラシユニット580により合成基板10の全面に均一な厚さに塗布される(図9、図10)。すなわち、塗布用ブラシ587は、移動体588と共に合成基板10の一方から他方までスライド移動しつつ、触媒20を合成基板10の全面に均一に塗布する。このとき、触媒20の均一な塗布のために塗布用ブラシ587又は合成基板10に微細な振動を加えることのできる振動器(図示せず)をさらに設置してもよい。
ここで、触媒20は、例えば、鉄、白金、コバルト、ニッケル、イットリウムなどの遷移金属又はこれらの合金を、酸化マグネシウム(MgO)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化シリコン(SiO2)などの多孔性物質と混合して得られる粉末である。又はこのような素材が含まれた液状の触媒20でもよい。触媒20が液状の場合には、触媒格納タンクと、供給ライン、供給ライン上に設置される定量供給用ポンプ、そして液状の触媒20を合成基板の上面に供給する供給ノズルを備えるとよい。
上述した例では、塗布用ブラシ587が移動しつつ合成基板10上に触媒20を均一に塗布した。これとは異なり、塗布用ブラシ587を固定し、ステージ590を移動してもよい。しかしながら、触媒塗布部500の占有する空間を減らすためには、上述した例のように、塗布用ブラシ587を移動する方が好ましい。
また、上述した例では、触媒20は、触媒塗布部500で別途に合成基板10上に塗布され、反応チャンバ100内では、触媒20が塗布された合成基板10上に炭素ナノチューブ30が生成される。しかしながら、これとは異なり、触媒塗布部を除去し、反応チャンバ内で触媒ガス及びソースガスを供給して合成基板上に触媒を塗布し、炭素ナノチューブを生成できる。
図11は、基板保管部400と第1移送装置300の平面図であり、図12は、基板保管部400の側面図である。図11と図12に示すように、基板保管部400は、合成基板10を保管するカセット420、垂直レール442、水平レール444、及び移動フレーム446を有する。垂直レール442は、第1領域240の隅部分にそれぞれ配置される。各々の垂直レール442は、上下方向に長いロッド状を有し、移動フレーム446の上下移動を案内する。各々の垂直レール442には、垂直レール442に沿って垂直駆動部(図示せず)により上下に移動するブラケット448が結合される。それぞれの移動フレーム446は、第1方向42を長手とし、互いに対向するように配置される。それぞれの移動フレーム446は、その両端でそれぞれ第1方向42に互いに対向するブラケット448に固設され、ブラケット448と共に上下に移動する。移動フレーム446上には、水平レール444が固定設置される。各々の水平レール444は、第2方向44を長手とし、互いに対向するように配置される。水平レール444は、第1領域240の全体にわたって提供され、水平レール444上には、水平レール444に沿って第2方向44へ移動可能なようにカセット420が装着される。
図11に示すように、カセット420は、点線で表示された待機位置X1と実線で表示されたロード/アンロード位置X2(反応チャンバ100と連結される第1ゲートバルブ222の面前)の間で水平移動する。待機位置X1は、第1領域240の下部領域244内にあり、ロード/アンロード位置X2は、第1領域240の上部領域242内にある。カセット420は、反応チャンバ100に/から合成基板10をロード/アンロードするときと、第2移送装置700により合成基板10を移送するときにロード/アンロード位置X2に移動し、合成基板10の温度を下げるために待機するときには、待機位置X1に移動する。
図13は、カセット420の斜視図である。反応チャンバ100にロードされる合成基板10及び反応チャンバ100からアンロードされた合成基板10は、カセット420に保管される。図11に示すように、カセット420は、支持部422、上板424及び下板426、及び垂直軸428を有する。上板424と下板426は、ほぼ長方形で提供され、上下に互いに対向するように配置される。垂直軸428は、上板424と下板426の互いに対向する隅領域を連結し、従って4個ある。垂直軸428には、合成基板10をカセット420に積層して保管できるように、合成基板10を支持する支持部422が設置される。それぞれの支持部422は、合成基板10のエッジ部分を支持する4個の支持ブロック423を有する。支持部422は、2個のグループにグループ化される。第1グループに属する支持部422a(以下、第1支持部とする)は、反応チャンバ100にロードされる合成基板10を支持し、第2グループに属する支持部422b(以下、第2支持部とする)は、反応チャンバ100からアンロードされた合成基板10を支持する。一例によると、第1支持部422a及び第2支持部422bは、それぞれ4個ずつ提供され、第1支持部422aは、第2支持部422bの上部に位置するように提供される。
第2支持部422b間の上下間隔は、第1支持部422a間の上下間隔より広く提供される。上述した構造によって、カセット420全体の高さを減らし、かつ反応チャンバ100からアンロードされた合成基板10の上面に生成された炭素ナノチューブ30が隣接した合成基板10と接触しないようにする空間を十分に提供できる。
カセット420の第1支持部422aに保管中である合成基板10は、第1移送装置300により反応チャンバ100の内部にロードされる。反応チャンバ100のボート160には、4枚の合成基板10が置かれる。第1移送装置300は、合成基板を一つずつ反応チャンバ100に/から順次ロードしアンロードする。
合成基板10のロードが完了すると、反応チャンバ100で炭素ナノチューブ30を生成するための工程が行われる。反応チャンバ100で工程が行われる間に、さらに他の4枚の合成基板10は、触媒塗布部500で触媒塗布後にカセット420の第1支持部422aで待機する。
反応チャンバ100で炭素ナノチューブ30の生成工程が完了すると、高温状態の合成基板10は、第1移送装置300により反応チャンバ100からアンロードされて、カセット420の第2支持部422bに格納され、高温の合成基板10は、第2支持部422bで一定時間の間に冷却過程を経る。冷却は、自然冷却方式により行われる。選択的に、冷却水などのような冷却手段を使用して強制冷却できる。
炭素ナノチューブ30の生成が完了した合成基板10が迅速に(一定温度以下に低下するのを待たずに)反応チャンバ100から引き出されると、ただちにカセット420の第1支持部422aで待機中である4枚の合成基板(炭素ナノチューブ30を生成するために待機中である合成基板)10が反応チャンバ100にロードされる。このように、反応チャンバ100では、反応炉120の温度が工程温度を維持した状態で迅速に合成基板10がロードされるので、反応炉120の温度を工程温度に上げるための昇温過程を省略できる。
炭素ナノチューブ30が生成された合成基板10は、一定温度以下に低下するまでカセット420の第2支持部422bで待機する。合成基板10が待機するカセット420は、ステーション部200の内部に位置する。ステーション部200の内部は不活性ガスで満たされているので、カセット420で待機中である合成基板10は外部の空気(特に酸素)と接触しない。
反応チャンバ100で工程を終えた合成基板10が一定温度以下に低下した状態では問題ないが、合成基板10が高温状態で常温の大気中に露出すると、合成基板10の表面に生成された炭素ナノチューブ30が大気中の酸素と反応して変形を起こす。このような問題を予防するために、反応チャンバ100でアンロードされた合成基板10が酸素と接触しないように、上述したようにステーション部200は不活性ガスで満たされる。
一方、カセット420の第2支持部422bで一定時間待機した合成基板10は、第2ゲートバルブ224を介して第2移送装置700により回収部600に移送される。そして、回収部600で炭素ナノチューブ30の回収を終えた合成基板10は、触媒塗布部500で触媒20を塗布した後、再度カセット420の第1支持部422aに格納される。
このように、本発明のシステムでは、総計8枚の合成基板が2つのグループに分けられて交互に反応チャンバで炭素ナノチューブ30の合成工程を連続して行うので処理量の向上が期待でき、それにより大量生産が可能であるという利点がある。
図14は、第1移送装置の斜視図である。図14に示すように、第1移送装置300は、アーム320、ブレード340、駆動器360を有する。駆動器360は、垂直レール362、水平レール364、移動フレーム366、及び移動ブロック368を有する。垂直レール362は、第2領域260の隅部分にそれぞれ配置される。垂直レール362は、上下方向を長手とするロッド状を有し、移動フレーム366の上下移動を案内する。それぞれの垂直レール362には、垂直レール362に沿って垂直駆動部(図示せず)により上下に移動するブラケット365が結合される。それぞれの移動フレーム366は、第2方向44を長手とし互いに対向するように配置される。移動フレーム366は、ブラケット365に固定結合されてブラケット365と共に垂直レール362に沿って上下に直線移動する。それぞれの移動フレーム366の両端は、それぞれ第2方向44に互いに対向するブラケット365に固設され、移動フレーム366は、ブラケット365と共に上下に移動する。移動フレーム366上には、水平レール364が固設される。それぞれの水平レール364は、第1方向42を長手として、第2領域260の全体領域にわたって提供され、水平レール364上には、水平レール364に沿って第2方向44へ移動可能なように移動ブロック368が装着される。移動ブロック368には、第1方向42を長手とするアーム320が固設され、アーム320の先端には、合成基板10を支持するブレード340が装着される。
また、第1移送装置300には、アーム320を冷却する冷却部材330が提供される。反応炉120の長さが長い場合に、合成基板10のロード/アンロードのために長い長さのアーム320が使用される。しかしながら、反応炉120の内部は極めて高温に維持されているので、アーム320が反応炉120内に進入する際に、冷却しない場合アーム320は熱により伸張し、これによってブレード340上の設定された位置から外れた位置に合成基板10がロードされる。即ち、ブレード340により合成基板10が移動する途中に合成基板10がブレード340から離脱するか、又は合成基板10が定位置から外れてカセット420に置かれてしまう。
冷却部材330は、アーム320が反応炉120内に進入する際に、熱によりアーム320が損傷するのを防止する。図15は、冷却部材330が提供された第1移送装置300を示す。図15に示すように、冷却部材330は、冷却ライン332、冷却水供給管334、及び冷却水回収管336を有する。冷却ライン332は、アーム320の長手に沿ってアーム320内に提供される。冷却ライン332の一方には、冷却ライン332に冷却水を供給する冷却水供給管334が連結され、他方には、冷却ライン332から冷却水を回収する冷却水回収管336が連結される。冷却水供給管334には、その内部通路を開閉するか、又は冷却水の流量を調節するバルブ334aが設置される。
工程が完了した合成基板10は、高温に加熱されている。ステーション部200で待機していたブレード340が高温の合成基板10を反応炉120からアンロードさせるために接触する際に、合成基板10が急激な温度変化により破損しうる。したがって、ブレード340と合成基板10との接触面積は、最小にすることが好ましい。
図16は、図15のブレード340の斜視図である。図16に示すように、ブレード340は、上部面が平らなプレート342とこれから上部に突出して合成基板10と接触する突起344とを有する。プレート342は、工程中に合成基板10のロード/アンロードのために反応炉120の内部に進入するので、耐熱性に優れた材質で製作される。突起は、ブレードと合成基板との間の接触面積を減らすためのものであって、プレートの隅領域に又は全体領域に均一に提供される。
突起344は、図17及び図18に示すように、半球344a、多角錐344bなどの形状に形成されて合成基板10と点接触するか、又は図19に示すように、円錐台又は多角柱形状344cに形成されて合成基板10と面接触する。
突起344の形状は、多様に変形及び変更が可能であり、上述した実施の形態によって限定されるものではない。突起344は、合成基板10が突然の温度変化により破損されるのを防止するためのものであり、突起344の形状、個数、そして配置などは、多様に変更可能である。
カセット420の第2支持部422で一定時間の間に冷却過程を終えた合成基板10は、第2ゲートバルブ224を介して第2移送装置700により回収部600に移送される。
図20及び図21は、それぞれ回収部の斜視図及び平面図であり、図22は、回収部での炭素ナノチューブ30の回収過程を説明するための図である。
図20〜図22に示すように、回収部600は、合成基板10が置かれるステージ620を有する。ステージ620の下段には、合成基板10から回収される炭素ナノチューブ30が格納される回収筒660が位置する。そして、ステージ620には、合成基板10の上面から炭素ナノチューブ30を回収筒660に掃き落とす回収ユニット640が配置される。回収ユニット640には、ガイドレール646が合成基板10の長手方向に設置される。ガイドレール646には、移動体644が設置され、移動体644には、回収用ブラシ642が設置される。回収用ブラシ642は、合成基板10の一側から長手方向にスライド移動しつつ合成基板10の上面の炭素ナノチューブ30を回収筒660に掃き落とす。回収用ブラシ642は、移動体644で高低の調節が可能であり得る。
上述した例では、回収用ブラシ642が移動しつつ合成基板10上の炭素ナノチューブ30を掃き落とした。これとは異なり、回収用ブラシ642を固定し、ステージ620を移動してもよい。しかしながら、回収部600の占有する空間を減らすためには、回収用ブラシ642を移動する方が好ましい。
回収筒660に蓄積された炭素ナノチューブ30の量は、回収筒660の下方に設けた測定部690により計測でき、測定部690により計測された炭素ナノチューブ30の量は測定部690に接続された表示部692に表示される。
炭素ナノチューブ30が回収された合成基板10は、第2移送装置700により触媒塗布部500に移送されて、上述した触媒塗布過程を経た後、カセット420の第1支持部422aに格納される。
図23に示すように、このような構成を有する炭素ナノチューブ30の大量生産のためのシステムでの工程進行は、触媒塗布ステップ(S110)、炭素ナノチューブ30の生成ステップ(S120)、冷却(待機)ステップ(S130)、回収ステップ(S140)を有する。触媒塗布ステップ(S110)は、触媒格納タンク520から1回塗布量に該当する触媒20が合成基板10の上面に供給されると、ブラシユニット580の塗布用ブラシ587が移動しつつ合成基板10の上面に触媒20を均一に分布させる。このように触媒20の塗布が完了した合成基板10は、第2移送装置700によりステーション部200に設置された基板保管部400のカセット420に格納される。カセット420の第1支持部422aに格納された合成基板10は、炭素ナノチューブ30の生成ステップ(S120)を終えた別の組の合成基板10が反応チャンバ100からアンロードされた直後に、第1移送装置300により反応チャンバ100のボート160にロードされる。合成基板10のロードが完了すると、反応チャンバ100で炭素ナノチューブ30の生成のための工程が行われる(S120)。一方、反応チャンバ100からアンロードされた合成基板10は、カセット420の第2支持部422bに格納された後、一定時間の間に冷却過程を経る(S130)。一定時間が過ぎると、合成基板10は、ステーション部400の外に引き出されて、回収部600に移動する(S140)。回収部600で炭素ナノチューブ30の回収を終えた合成基板10は、再度触媒塗布部500に移動して、触媒塗布後にカセット420の第1支持部422aに格納される。反応チャンバ100で工程を終えた合成基板10は、カセット420の第2支持部422bに格納された後、上述のステップを繰り返して行う。
本発明によると、炭素ナノチューブの生産工程を自動化できる。
また、炭素ナノチューブを大量に生産できる。
また、反応チャンバ内の工程は連続的に維持されるので、合成基板の炭素ナノチューブは連続的に逐次合成され、設備稼動率を向上できる。
また、正確かつ信頼性のある自動的な触媒供給により、工程信頼性を確保できる。
また、炭素ナノチューブの自動回収により、正確な生産量算出が可能である。
本発明の反応チャンバが適用された炭素ナノチューブの生産システムを概略的に示す図である。 反応チャンバに設置されたOリングを冷却する冷却ラインを示す図である。 反応炉を加熱する加熱部材を示す図である。 支持フレームが設置された反応チャンバの一例を示す断面図である。 支持フレームが設置された反応チャンバの他の例を示す断面図である。 図1の触媒塗布部の構成図である。 図6のA−A’線に沿って切断された状態で上から見た平面図である。 触媒塗布部での触媒塗布過程を説明する図である。 触媒塗布部での触媒塗布過程を説明する図である。 触媒塗布部での触媒塗布過程を説明する図である。 図1の基板保管部と第1移送装置とを示す平面図である。 基板保管部の側面図である。 基板保管部のカセットを示す斜視図である。 第1移送装置の斜視図である。 図14のアームを冷却する冷却部材を示す図である。 図15のブレードの斜視図である。 ブレードに形成された突起の多様な例を示す図である。 ブレードに形成された突起の多様な例を示す図である。 ブレードに形成された突起の多様な例を示す図である。 図1の回収部の斜視図である。 図20の回収部の平面図である。 回収部での炭素ナノチューブの回収過程を説明するための図である。 炭素ナノチューブを生成するためのシステムでの工程フローチャートである。
符号の説明
1 (炭素ナノチューブ生成)システム
10 合成基板
10a 係止顎
20 触媒
30 炭素ナノチュ−ブ(CNT)
42 第1方向
44 第2方向
100 反応チャンバ
120 反応炉
122a、122b エッジ部領域
124 中央部領域
132 第1フランジ
132a、134a シーリング部材
134 第2フランジ
140 加熱部
142 エッジヒータ
142a、142b 第1、第2ヒータ
144 中央ヒータ
146 ヒータ制御機
152 冷却ライン
156 冷却水供給管
156a バルブ
158 センサ
159 制御機
160 ボート
160’ 支持フレーム
162、164 第1、第2フレーム
162a、164a 案内突起
180 ガス供給部材
182 ガス供給源
184 ガス供給管
184a バルブ
186 加熱部材
189 排気ライン
190 熱遮断部材
192 遮断板
194 駆動器
200 ステーション部
222、224 第1、第2ゲートバルブ
242 上部領域
244 下部領域
240 第1領域
260 第2領域
280 (不活性ガス)供給部材
300 第1移送装置
320 アーム
330 冷却部材
332 冷却ライン
334 冷却水供給管
334a バルブ
336 冷却水回収管
340 ブレード
342 プレート
344 突起
360 駆動器
362 垂直レール
364 水平レール
365 ブラケット
366 移動フレーム
368 移動ブロック
400 基板保管部
420 カセット
422 支持部
422a、422b 第1、第2支持部
423 支持ブロック
424 上板
426 下板
428 垂直軸
442 垂直レ−ル
444 水平レール
446 移動フレーム
448 ブラケット
500 触媒塗布部
520 触媒格納タンク(ホッパー)
522 上部面
524 側面
524a 上側部
524b 中間側部
524c 下側部
526 下部面
526a 吐出口
540 攪拌器
542 攪拌翼
560 定量供給部
562 下部遮断板
564 上部遮断板
566 シリンダー(駆動手段)
568 定量空間
580 ブラシユニット
584 ガイドレール
586 直線移動駆動部
587 塗布用ブラシ
588 移動体
589 垂直移動器
589a 上部板
589b 下部板
589c ガイド軸
589d ブラケット
590 ステージ
592 側板
594 支持突起
600 回収部
620 ステージ
640 回収ユニット
642 回収用ブラシ
644 移動体
646 ガイドレール
660 回収筒
700 第2移送装置

Claims (26)

  1. 炭素ナノチューブを生成するシステムであって、
    合成基板の上に炭素ナノチューブを生成する工程が行われる反応チャンバと、
    前記反応チャンバの一方に位置し、前記反応チャンバに合成基板をロードし、前記反応チャンバから合成基板をアンロードする第1移送装置が設置されたステーション部と、
    前記反応チャンバにロードされる前の合成基板が格納され、前記反応チャンバからアンロードされた後の合成基板が待機する基板保管部と、
    を備え、
    前記基板保管部は、
    前記反応チャンバにロードされる合成基板が格納される第1支持部と、前記反応チャンバからアンロードされた合成基板が格納される第2支持部とを有するカセットを備え、
    前記第1支持部と前記第2支持部とは、上下に積層されるように配置され、
    前記第2支持部の間隔は、前記第1支持部の間隔より広いことを特徴とする炭素ナノチューブの生成システム。
  2. 前記カセットは、高低の調節が可能であることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  3. 前記システムは、合成基板が前記ステーション部の基板保管部に格納される前に合成基板の表面に触媒を塗布する触媒塗布部をさらに備え
    前記触媒塗布部は、
    合成基板の上面に一定量の触媒を供給する吐出口を有する触媒格納タンクと、
    合成基板の上面に供給された触媒を合成基板の全面に均一な厚さに塗布するためのブラシユニットと、を備えることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  4. 前記触媒格納タンクは、
    合成基板の上面に既設定された量の触媒を供給する定量供給部を備えることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  5. 前記定量供給部は、
    前記触媒格納タンクの吐出口の上部に既設定された量の触媒を収容できる定量空間を提供し、各々移動可能な上部遮断板と下部遮断板とを有し、前記下部遮断板が開放されると、前記定量空間に収容された触媒が吐出口を介して合成基板の上面に供給されることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  6. 前記ブラシユニットは、
    合成基板の長さ方向に設置されるガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って移動可能に設置される移動体と、
    触媒を合成基板の全面に均一な厚さに塗布するために前記ステージの上部に配置され、前記移動体によりスライド移動する塗布用ブラシと、を備え、
    前記塗布用ブラシは、前記移動体で高低の調節が可能であることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  7. 前記システムは、前記基板保管部で工程を終えて待機中である合成基板の提供を受けて、合成基板に合成された炭素ナノチューブを回収する回収部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  8. 前記回収部は、
    合成基板から回収される炭素ナノチューブが格納される回収筒と、
    合成基板の上面から炭素ナノチューブを前記回収筒に掃き落とす回収ユニットと、を備えることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  9. 前記回収ユニットは、合成基板の上面の一方から他方にスライド移動しつつ合成基板の上面の炭素ナノチューブを掃き落とす回収用ブラシを備えることを特徴とする請求項に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  10. 前記システムは、
    前記ステーション部と前記反応チャンバとを連結する第1ゲートバルブと、
    前記反応チャンバの内部の熱が前記第1ゲートバルブに伝達されることを防止するために、前記第1ゲートバルブと前記反応チャンバとの間に設置される熱遮断部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  11. 前記反応チャンバは、
    前段及び後段に各々フランジが結合され、合成基板が収容される空間を提供する反応炉と、
    前記フランジと前記反応炉との間に提供されるシーリング部材と、
    前記反応炉を工程温度に加熱する加熱部と、
    前記シーリング部材を冷却する冷却部材と、を備え、
    前記ヒータ部材は、
    前記反応炉の中央領域を加熱する中央ヒータと、
    前記反応炉の前段及び後段と隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱するエッジヒータと、
    前記中央ヒータ及び前記エッジヒータを独立的に制御するヒータ制御機と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  12. 前記エッジヒータは、
    前記反応炉の前段に結合されたフランジと隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱する第1ヒータと、
    前記反応炉の後段に結合されたフランジと隣接した前記反応炉のエッジ領域を加熱する第2ヒータと、を備え、
    前記ヒータ制御機は、前記第1ヒータと前記第2ヒータとを独立的に制御することを特徴とする請求項11に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  13. 前記第1移送装置は、
    前記合成基板を支持するブレードと、
    前記ブレードに固定結合され、駆動器により直線移動可能なアームと、を備え、
    前記ブレードは、
    プレートと、
    前記プレートから上部に突出して基板と接触される複数の突起と、を有することを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  14. 前記第1移送装置は、
    前記合成基板を支持するブレードと、
    前記ブレードに固定結合され、駆動器により直線移動可能なアームと、
    前記アームが前記反応チャンバ内に流入するときに熱的に変形されることを減らすために、前記アームを冷却する冷却部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  15. 前記反応チャンバは、
    前段及び後段に各々フランジが結合され、合成基板が収容される空間を提供する反応炉と、
    前記反応炉を工程温度に加熱する加熱部と、
    前記反応炉内に提供され、前記合成基板を支持する支持フレームと、を備え、
    前記支持フレームは、前記反応炉の内壁から前記反応炉の内側に突出するように提供され、複数の合成基板を支持するように上下に離隔して提供される複数のフレームを備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  16. 前記反応チャンバは、
    炭素ナノチューブの生成が行われる反応炉と、
    前記反応炉を加熱する加熱部と、
    前記反応炉内にソースガスを供給するガス供給管と、
    ソースガスが前記反応炉内に供給される前に、ソースガスを加熱する加熱部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  17. 炭素ナノチューブを生成するシステムであって、
    合成基板の上に炭素ナノチューブを生成する工程が行われる反応チャンバと、
    前記反応チャンバと連結され、前記反応チャンバからアンロードされる合成基板が外部空気と接触しないように、外部と隔離された内部空間を提供するステーション部と、
    前記ステーション部の内部に設置され、前記反応チャンバに合成基板をロードし、前記反応チャンバから合成基板をアンロードする第1移送装置と、
    前記ステーション部の内部に設置され、前記反応チャンバにロードされる前の合成基板が格納され、かつ前記反応チャンバからアンロードされた後の合成基板が待機する基板保管部と、
    前記基板保管部から合成基板を引き出して、合成基板に生成された炭素ナノチューブを回収する回収部と、
    前記回収部で炭素ナノチューブを回収した合成基板の表面に触媒を塗布する触媒塗布部と、
    前記回収部、前記触媒塗布部、及び前記基板保管部の間における合成基板の移送を担当する第2移送装置と、を備えることを特徴とする炭素ナノチューブの生成システム。
  18. 前記基板保管部は、
    前記反応チャンバにロードされる合成基板が格納される第1支持部と、前記反応チャンバからアンロードされた合成基板が格納される第2支持部と、を有するカセットを備えることを特徴とする請求項17に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  19. 前記第2支持部の間隔は、前記第1支持部の間隔より広いことを特徴とする請求項18に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  20. 前記ステーション部は、
    前記反応チャンバからアンロードされる合成基板が酸素と接触しないように外部と隔離されたチャンバと、
    前記チャンバの内部に不活性ガスを供給するガス供給部材と、を備えることを特徴とする請求項17に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  21. 前記ステーション部と前記反応チャンバとは、第1ゲートバルブにより連結され、前記反応チャンバの内部の熱が前記第1ゲートバルブに伝達されないようにする前記第1ゲートバルブと前記反応チャンバとの間に設置される熱遮断部材をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  22. 前記ステーション部は、
    前記反応チャンバと隣接するように位置し、前記基板保管部が配置される第1領域と、
    前記第1領域を基準に前記反応チャンバと反対の位置に前記反応チャンバと一直線上に位置し、前記第1移送装置が配置される第2領域を有し、
    前記第1領域は、
    前記反応チャンバ及び前記基板保管部と一直線上に位置する上部領域と、
    前記上部領域から前記一直線と垂直な方向に延びる下部領域と、を有し、
    前記基板保管部は、合成基板を保管し、前記上部領域と前記下部領域との間に移動可能なカセットを備えることを特徴とする請求項17に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  23. 前記塗布部、前記第2移送装置、及び前記回収部は、前記ステーションの外側に配置され、
    前記第2移送装置は、前記第1領域の上部領域を基準に前記下部領域と反対方向に位置し、
    前記第2移送装置は、前記塗布部と前記回収部との間に配置されることを特徴とする請求項22に記載の炭素ナノチューブの生成システム。
  24. 炭素ナノチューブを生成する方法であって、
    合成基板の表面に触媒を塗布するステップと、
    触媒が塗布された前記合成基板を反応チャンバにロードするステップと、
    前記反応チャンバにソースガスを供給して、前記合成基板に炭素ナノチューブを合成するステップと、
    前記反応チャンバから工程を終えた前記合成基板をアンロードするステップと、
    前記反応チャンバからアンロードされた合成基板を一定温度以下に冷却するステップと、
    前記冷却された合成基板から炭素ナノチューブを回収するステップと、を含み、
    前記反応チャンバからアンロードされた合成基板は、不活性ガス雰囲気の空間に配置されたカセットに保管され、
    前記反応チャンバで炭素ナノチューブの合成工程が行われる間に触媒が塗布された合成基板は、前記カセットで待機することを特徴とする炭素ナノチューブの生成方法。
  25. 前記反応チャンバに供給されるソースガスは、前記反応チャンバの外部から予熱された状態で供給されることを特徴とする請求項24に記載の炭素ナノチューブの生成方法。
  26. 前記反応チャンバから合成基板をアンロードするとき、前記反応チャンバ内に進入する移送装置のアームは冷却されることを特徴とする請求項24に記載の炭素ナノチューブの生成方法。
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