JP4975907B2 - 牽引型均平作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は牽引型均平作業機に関し、さらに詳しくは、レ−ザ光を用いて描く基準平面に対して平行な平面仕上げを可能にした大規模圃場に適した牽引型均平作業機に関し、さらには、トラクタに直装することもできる牽引型均平作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、世界的な農産物の市場開放の潮流に対抗するために国内の営農規模の拡大を推進する政策が採用されているところであって、それにより実現した大規模圃場において均平作業を施す場合には、作業の能率化、特に水田にあっては精確な平面を形成する点を考慮しなければならない。
一般的な圃場の均平作業に用いられる作業機、いわゆる、均平作業機は直装型による装着形式が多く採用されており、これによれば比較的小馬力のトラクタによる作業に適しているのであるが、能率化を考慮した作業を行おうとすれば大型のトラクタを用いて大型の均平作業機による均平作業が必要になる。
従来多く行われている均平作業では、圃場の規模がさほど大きくないことから3点ヒッチにより装着されたいわゆる直装形式の均平作業機を用いた作業が行われている関係上、均平作業を行う作業規模にもおのずと制限がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
直装形式によりトラクタに均平作業機を装着した場合、均平作業機の能力に限界があること前述の通りであって、能率的に大規模圃場に対して均平作業を行うには困難な点が多々あった。
営農的にみて有利な大根規模圃場を均平にするには、しかもこれを能率的に行うには、作業能力にすぐれた大型のトラクタを用いて、これに作業能力にすぐれた作業機を装着して作業を行う必要がある。
作業能力に優れた作業機では当然のことながら、作業幅が大きく作業抵抗が大きいが、圃場内での作業移動距離を少なくすることができ、能率的に作業を全うすることができる。
しかし、大型の均平作業機を用いるには牽引形式により均平作業機をトラクタに装着する必要があり、この場合には直装形式のように作業機の均平板を精確に上下昇降制御することができず、圃場全面を精確に均平にすることができない。
したがって、大規模圃場において能率的に、かつ精確に均平作業を行うことができない難点があった。
また、牽引型均平作業機においては、作業機には作業能力が大きいことから重宝されるのであるが、一旦作業が終了して作業機を移動させる場合には、移動用の車輪を装備しておくか、あるいは、搬送用に別途トラック車両を用意するかの対策が必要になってくる。
そこで、本発明は牽引形式による均平作業機により、大規模圃場に対しても能率的で、精確な均平作業を行い得るようにして、所望の平面に圃場表面を形成することができる均平作業機を提供することを目的とするものである。
また、移動時のために移動用の車輪を装備する必要もなく、また、運搬を目的としたトラック車両を用意する必要もない牽引型の均平作業機を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、トラクタに対して牽引杆により牽引され、少なくとも均平板と、タインを列状に備える牽引型均平作業機において、前記牽引杆は、トラクタのヒッチ端部から後方に向かって高くなっていて、しかも幅方向に広がった受圧部をもち、他端部は均平板の背面まで延びて均平板と一体化されており、均平板による削土が盛り上がったとき前記牽引杆の受圧部に土圧が加わるように構成しており、前記均平板は、側面視で湾曲状の板から成り、その幅方向両端には、作業進行方向に沿い、かつ垂直平面に沿った側面板を持ち、この側面板は前記均平板の上縁部より高くなって張出した拡大部をもち、さらに、タイン列の後方には均平板に一端部が枢着された支持ア−ムを介して取り付けられたゲ−ジホィ−ルがあり、このゲ−ジホィ−ルの接地点を支点として前記均平板を昇降させる均平制御シリンダユニットの一端部が牽引杆側に、他端部がゲ−ジホィ−ルの支持ア−ム側に、それぞれ枢着されており牽引杆には、前記均平板の下端縁の上部位置にポ−ルを介して取り付けられたレ−ザ光の受光部があり、発光部からの信号により描かれる基準平面に前記レ−ザ光の受光部が存在するように前記均平制御シリンダユニットの伸縮によって前記ゲ−ジホィ−ルを支点として前記均平板を昇降させながら均平作業を行う制御機構を搭載して構成したことを特徴とする牽引型均平作業機を提供する。
【0005】
前記受光部を支持したポ−ルが前記牽引杆に取り付けられて前記均平板の下端縁の上部空間に位置している構成としてもよい。
【0006】
前記牽引杆は、牽引杆本体と牽引杆基部に分割されており、牽引杆基部は、作業機の機枠に固定され、該牽引杆基部の下部に均平板が固定されており、作業機の機枠には、基部支持板、ロアリンク支持板及び牽引杆支持板がそれぞれ支持軸で支持されて取り付けられており、基部支持板、ロアリンク支持板及び牽引杆支持板は、それぞれ第2の支持軸用の軸孔が形成されており、これらの第2の支持軸用の軸孔に第2の支持軸を挿通することで、互いの位置が固定されるように構成されており、牽引杆本体は、作業進行方向を含む垂直面内で起立可能となるように、その端部が、基部支持板及び牽引杆支持板に牽引杆支点軸によって回転可能に支持されており、牽引杆本体が起立状態では、牽引杆本体及び牽引杆支持板に形成された牽引杆支持軸用の軸孔に牽引杆支持軸を挿通して、トラクタのアッパリンクに装着可能とするとともに、ロアリンク支持板の先端に装着されるロアリンク装着用のクロスシャフトでトラクタのロアリンクに装着可能とする構成としてもよい。
【0007】
その次の発明は、前記均平板の側板は作業幅方向に沿った垂直面内で、あるいは作業進行方向の垂直面内、あるいはこれらの面と斜交する面内で移動できるように構成したことを特徴とするものである。
従って、あぜ際の均平作業では任意側方にだけに削土が寄ることを防止することができ、また削土の多い場合には均平板の側方にその土を逃がすことができ、負荷を軽減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1ないし図13に沿って説明をする。これらの図において、符号Tはトラクタ、符号Pは牽引形式で装着される均平作業機を示しており、この均平作業機Pは、作業進行方向に沿って延びる長さの牽引杆10をもち、その先端位置にはトラクタTのもつヒッチ部hに装着するためのヒッチ部11をもち、この部分から作業進行方向とは逆の後方に向かって延びている。
この牽引杆10は前記ヒッチ部11を除いて側面視上、略「つ」文字状に近い弧を描いた曲線形状になっていて、この牽引杆10は中空状の角型断面形状であり、最も大きく膨らんだ中央部分では幅方向にも張り出した形状になっていて、この張り出した部分が、後で説明を加えるように均平作業中の削土に伴う運土が盛り上がった場合の土圧を受ける受圧部12が形成されている。この受圧部12は必要面積を得るために板状の羽に置き換えること、あるいは幅方向に張り出した拡大部を形成することができる。
【0012】
さらに、牽引杆10の反トラクタ側の端部、言い換えると、後端部15はこれから説明する均平板13の背面においてこれと一体化されている。すなわち、均板13は作業幅方向に幅広く、移動しながら圃場の表面を削土し、運土することができるもので、表面には土離れを良好にするためのプラスチック製の板13Aが貼付けられている。
そして、均平板13の両側には均平板による削土を運土する場合に溢れる量を少なくするために側板14があって、均平板13と両側板14で囲まれる空間内に運土を収容することができるようになっている。
【0013】
この側板14の高さは前記均平板13の上縁部13Xより高くなっていて、その高くなった部分が拡大部14Xになっている。この拡大部14Xにより運土中の土が均平板13の作業幅方向に溢れるのを防いでいる。
この拡大部14Xはその上縁部の高さが高いほど運土作業上からは都合がよいが、余り多くの土を抱え込むと牽引杆10に形成した受圧部12がその土による干渉を受けることになるので係る点を考慮して、その高さを定めることが必要になる。
【0014】
そして、前記牽引杆10の後端部15は、均平板13の背面において均平板と一体化されるのであって、均平板13の後ろ側の作業幅方向に沿って配置され、その両脇に張り出し、かつ牽引杆10の後端部15に固定されているフランジ21が均平板13の後側においてボルトなどにより一体化されている。
【0015】
前記牽引杆10の両脇には、牽引杆10を中心として作業幅方向に左右対称位置に端部が均平板に固定された複数のプレ−ト22があって、このプレ−ト22によって後述する構成部材が支持される。すなわち、このプレ−ト22に箱形のア−ム受ボックス23Aが固定されていて、側面視上L型のタイン支持ア−ム23の挿入端部23Bが前記ア−ム受ボックス23Aに対して抜き差し自在形式により支持され、複数のボルト孔23Xのうちの何れかを選ぶことで、その取り付け高さを選択することができるようになっている。このタイン支持ア−ム23の支持端部23Cにおいて、作業幅方向に沿って1、あるいは2列配置されたタイン軸24が支持されている。このタイン軸24には角型のパイプなどが使用されている関係上、タイン支持ア−ム23の支持端部23Cに対しては軸受26を介して回転運動を許容した状態取り付けられている。このタイン支持軸24は幅方向中央部において分割されて作業幅の略半分をカバ−している。
【0016】
そして、前記タイン支持軸24には等間隔で規則的に取り付けられたタイン25が取り付けられており、2列設けたタイン支持軸24の場合、作業進行方向前側のタイン支持軸に対して後側のタイン支持軸24のタイン25はチドリ型配列になっている。
このタイン軸24は、均平板13の上端縁13X部分と、タイン軸24との間に引張ばね24Xが介在されており、常時タイン25の接地端部25Aが圃場面に対して食い入ることができる姿勢に習性が与えられている。言い換えると、タイン25の作業進行方向前面から負荷が加わるように習性が与えられている。したがって、作業中にトラクタが後退する場合には、タイン25は習性に反して抵抗なくそのタインの接地端部25Aが引張りばね24Xの引張力により跳ね上り過負荷により破損することのないようになっている。
【0017】
また、前記均平板13の背面2か所には、フランジ型の軸受部が設けてあり、この軸受部に端部にタイヤを用いたゲ−ジホィ−ル27の支持ア−ム28の端部がピン28Aにより枢着支持されていて、垂直な平面内においてスイング運動することが許容されている。言い換えると、ゲ−ジホィ−ル27が上下運動することができるようになっている。
【0018】
さらに、左右の支持ア−ム28は幅方向に沿って配置された連結部材29により一体化されている。これらの左右の支持ア−ム28の何れか一つにはその端部においては、支持ア−ム28に対して枢着ピン28Aで取り付けられた延長部28Xがある。この延長部28Xを含めて左右の支持ア−ム28、28は等しい長さになっている。この延長部28Xにゲ−ジホィ−ル27の軸27Aが延長部28Xを貫いて支持されており、この軸27Aにはチルトシリンダ31のロッド32の端部が軸受27Bを介して取り付けられて、この軸受27Bには、チルトシリンダ27Dのロッド27Eが連結されている。このチルトシリンダ27Dは取り付けア−ム27Fによって支持ア−ム28の端部に取り付けられて、上下方向に前記軸受27を単独で動かすことができるようになっている。言い換えると、前記軸受27Bと、ピン28Aを介して支持ア−ム28の延長部28Xがスイング自在になるように取り付けられており、これにより均平板13を作業幅方向に沿って傾けることができ、傾斜地を削土して水平面に形成する作業に使用することができるチルト機構30を構成している。
このチルトシリンダ31はチルト操作を行うもので、トラクタTに装備されている水平センサからの信号により均平板13の左右方向の傾きを自動的に、あるいは人為的に制御することができるようになっている。
【0019】
そして、前記牽引杆10の後端部15近くの上部には後述する制御機構50から供給される油圧により伸縮される均平制御シリンダ40のシリンダ41の端部が枢着状態で取り付けられており、均平制御シリンダ40の伸縮運動に伴う回転を許容している。この均平制御シリンダ40のロッド42の端部が、前記連結部材29の中央部に端部が取り付けられているスイングア−ム43に対して、枢着ピン43Aにより取り付けられており、均平制御シリンダ40の伸縮運動に伴う回転が許容されている。このスイングア−ム43は前記支持ア−ム28と同様に均平板13の背面において枢着ピン41Aにより取り付けされていて、したがって、均平制御シリンダ40の伸縮動作がスイングア−ム43、連結部材29を介してゲ−ジホィ−ル27に伝えられ、ゲ−ジホィ−ル27が均平板13に接近したり、離れたりして均平板13の下端縁13Yの食い込み量を制御することができるようになっている。
【0020】
この均平制御シリンダ40を伸長(シリンダに対してロッドの繰り出し)させると、ゲ−ジホィ−ル27は均平板13から離れる方向に移動させられることから、ゲ−ジホィ−ルを支点として作業機P全体、とくに、均平板13の下端縁13Bが押え込まれて低くなり、圃場表面に対する均平板13の下端縁13Bの刺さり量が多くなり、言い換えると、削土量が増加して圃場の突部を削土することができる。
【0021】
また、均平制御シリンダ40を収縮させると、ゲ−ジホィ−ル27は均平板寄りに引きつけられて、これを支点として均平板13の下端縁13Yが持ち上げられて高くなり、圃場表面に対する均平板13の下端縁の刺さり込み量を少なくし、言い換えると、削土量を減少して圃場の凹部に土を運土することができる。
【0022】
上述のような制御を行うために均平制御機構50がトラクタTに、その一部は作業機Pに搭載されており、圃場外部において設置されるレ−ザ光の発光部51が描く基準平面Hの信号を受光する受光部52がポ−ル53の先端部に取り付けられている。この受光部52の位置を適当に選択することができるように、前記ポ−ル53は油圧シリンダ53Xにより伸縮させることができるようになっていて、ポ−ル53は上部と下部とがテレスコピック型になっている。
【0023】
均平制御機構50はポ−ル53の受光部52から得られた制御信号を処理する各種の制御装置を備えている。すなわち、前記このポ−ル53は牽引杆10上の取付座53Aに設置されていて、側面視上均平板13の下端縁13Y上に位置するように考慮されており、さらには、前記基準平面Hの信号を受ける上で妨害されることのないようにも考慮されている。
この受光部52により受けた基準平面Hの信号はMPLCなどで代表される制御回路54に入力される。この制御回路54において受光部52の高さ位置が前記基準平面Hより高いか、低いか、さらには、基準面Hに対してどの程度の偏差が生じているかを判断させるようになっている。
【0024】
そして、前記制御回路54から得られる制御信号は均平制御シリンダ40の伸縮駆動を司る油圧回路のバルブドライバ55に入力されるようになっている。そのバルブドライバ55の出力により油圧回路における圧油の流れを制御する切換弁56のポジションの選択される。この切換弁56は3位置4ポ−ト形式の切換バルブが用いられており、固定位置56A、伸長位置56B、収縮位置56Cを備えている。これらの中の一つの位置選択をバルブドライバ55により行うものである。この切換弁56には油圧ポンプ57からの圧油供給(戻し)管路58が接続されており、この圧油供給管路58はさらに延長されて均平制御シリンダ40の伸長室41、伸縮室42にそれぞれ接続されて均平制御機構50が構成されている。
【0025】
圧油供給管路58中には供給する圧油の量、速度を制御する制御弁が組み込まれているが、説明は省略してある。
【0026】
そして、次の発明の実施態様では、牽引杆10は長さ方向二つに分割されて牽引杆基部10Aと、牽引杆本体10Bとによって構成されていて、この牽引杆基部10Aは均平板13の背面に回り込んで均平板13を支持するもので、前記牽引杆基部10Aは作業機Pの機枠P1の構成部材に固定一体化されている。
牽引杆基部10Aの後端部15は前記均平板13の背面を固定支持している。
牽引杆基部10Aも後端部15も一体的なもので、両者の形状には限定されるものではない。
そして、機枠P1では支持軸71を支えるボス部71Aが形成されていて、このボス部71Aに対して支持軸71が脱着自在に挿入できるようになっている。
この機枠P1は均平作業機を構成する部材であればよく、たとえば、牽引杆10形成する牽引杆基部10Aであっても構わない。
【0027】
この支持軸71にはこれから説明する3部材が共通する支持軸71により軸支持されている。前記3部材は作業機Pの幅方向左右対称配置されているので、片方のみを代表して説明する。前記3部材のうち、作業機の幅方向中心に対して最も遠い、外側位置に、略3角形状の基部支持板81が前記支持軸71により取り付けられていて、この基部支持板81には軸孔81Aのほかに第2支持軸72を貫通させることができる軸孔82Aが穿たれている。
この基部支持板81の形状を略3角形状としたのは前記第2支持軸72を通す軸孔82Aを形成するためであって、形状には拘束されるものではなく、後で説明する軸孔の位置が確保できれば十分である。
【0028】
また、基部支持板81の先端位置、言い換えると、支持軸71と最も遠い位置には軸孔83Aが穿たれていて、後述する牽引杆本体10Bを支持する牽引杆支軸73を装通することができるようになっている。
【0029】
さらに、基部支持板81の内側には支持軸71により支持されているロアリンク支持板91があって、ロアリンク装着用の支持口91Aが下縁位置を開放された状態で形成されている。このロアリンク支持板91は前記支持軸71により支持されて、垂直面内で回転方向の移動を可能にしている。
【0030】
さらに、支持軸71を中心とする円上に複数のロアリンク位置対応孔が穿たれている。複数のロアリンク位置対応孔は、図面ではロアリンク位置対応孔91Al、91Ah、91Amの3個であって、ロアリンクの位置が上位、中位、下位の3か所を選択できるようなっている。これは均平作業の状態において、トラクタTのもつロアリンクLの位置を上下方向に移動させる必要が生じた場合に選択使用できるようにしてある。選択した位置を固定する場合には、第2支持軸72の挿入位置を前記ロアリンク位置対応孔91Al、91Ah、91Amの中から一つを選択して、その孔、例えば、ロアリンク位置対応孔91Al、91Ah、91Amの内、最も高い位置の孔9Ahを使用すると、ロアリンクLを最も高い位置に支えることができる。また、孔9Alを使用することで、ロアリンクを最も低い位置で支持することができる。中間の孔9Amを使用することで中間位置においてロアリンクLを中間位置で支持することができる。
【0031】
そして、前記3部材のうち、最も内側には、牽引杆本体10Bを支持する牽引杆支持板100が、前述の支持軸71が牽引杆支持板100に穿たれている軸孔101Aに装通されて、前記基部支持板81、ロアリンク支持板91とともに機枠P1に取り付けられていて、前記ロアリンク位置対応孔91Al、91Ah、91Amと重なり合う位置関係にロアリンク位置固定孔102Aが穿たれている。
【0032】
この牽引杆支持板100には、前記支持軸71を装通する孔83Aと、これと共通する軸孔101Aとともに、前記ロアリンク支持板91のロアリンク対応孔91Al、91Ah、91Amと重なり合って、第2支持軸72を装通することができる孔102Aが穿たれている。さらに、この牽引杆支持板100には、その軸孔101Aから最も遠い位置の端部に牽引杆本体10Bを支持する軸孔104Aが穿たれていて、この軸孔10Aに装通した牽引杆支持軸74により、牽引杆本体10Bを垂直面内で起立できるように支持する。
【0033】
また、この軸孔104Aと軸孔102Aとの中間位置には、牽引杆本体10Bの回転支点となる支点軸孔103Aが穿たれており、この支点軸孔103Aに牽引杆支点軸73が装通されて牽引杆本体10Bを垂直面内で回転方向の移動ができるように支持し、牽引杆10Bが起立、あるいは水平に近い状態に倒伏できるようになる。
【0034】
そして、前記基部支持板81より外側にあって、しかも、ロアリンク支持板91に対して枢着ピン75により枢着されたフック110があって、このフック110はクロスシャフトSのもつハンドル113を捉え、クロスシャフトSと一体的なっている爪112がロアリンク支持板91に設けたピン92を捉えることができるようになっていて、このハンドル113が起立させられた状態ではフック110がハンドル113を拘束し、前記ピン92を爪112が捉えた状態が保持されている。
【0035】
前記牽引杆支点軸73は支点軸孔10Aに対して着脱自在であって、同時に牽引杆本体10Bを枢着している軸孔に対しても着脱自在になっており、牽引杆本体10Bを牽引杆支持板100に対して取付けるには、この牽引杆支点軸73を支点軸孔10A、及び牽引杆本体10Bを枢着している軸孔に装通することで行う。また、牽引杆支持板100に牽引杆本体10Bを取り付けた状態では、牽引杆本体10Bを自在に回転方向に移動させることができ、起立させた状態では、図示を省略してあるフックなどにより起立状態を保持することができるようになっている。このフックに対して牽引杆本体10B側にはフック受を設けてある。
【0036】
そして、牽引杆本体10Bを起立状態にすることで、トラクタの持つ3点リンクヒッチによる装着が可能になる。すなわち、牽引杆支持軸7を一旦抜き取り、これをアッパリンクUの端部に設けた装着孔とともに、軸孔104Aを貫かせることで、アッパリンクUの取付を行う。さらにロアリンクLはクロスシャフトSの両端部を捉えた状態でロアリンク支持板91にある支持口91Aの下方から挿入し、ハンドル113を支軸121を中心に起立させるように回転移動させ、そのハンドル113をフック110により拘束する。この状態で、ピン92を爪112が捉えてクロスシャフトSの回転、すなわち、クロスシャフト支持板91から脱落することがないようにしてある。
【0037】
この状態は、トラクタTに対して、牽引型の均平作業機Pを装着した状態、言い換えると、直装形式でヒッチすることになり、作業機Pを上下動させるにはトラクタの持つリフト機能を利用してこれを行い、圃場間移動や、路上走行状態では作業機をリフトアップすることができるので畦の乗り越え、あるいは圃場の脱出、また圃場への乗り込みにも干渉されることがなく便利である。
【0038】
以上の説明において、支持軸71、第2支持軸72、牽引杆支点軸73、さらには、牽引杆支持軸74などにはその端部、詳しくは挿入方向の最先端位置には抜止めピンを挿入することができるピン孔が穿けられていて、各種支持軸の状態を拘束、あるいは解放することができるようになっている。
したがって、支持軸71、第2支持軸72、牽引杆支点軸73、さらには、牽引杆支持軸74の抜止めピンを抜き取れば、基部支持板81、ロアリンク支持板91、牽引杆支持板100を取外すことができ、牽引作業による均平作業において邪魔になることがない。
【0039】
次に、本発明の牽引型均平作業機を用いた作業について説明する。先ず、圃場外部の適当なところにレ−ザの発光部51を設置して発光させる。通常は発光部を回転させることで空中に基準平面Hを描出する。発光部51を回転させながら発光させるのでその軌跡で描かれる発光面がを水平面に平行であれば、基準平面に沿った水平面形成が可能になり、発光面に斜面角度(勾配)が付けられていれば勾配付きの平面形成が可能になる。
この水平な基準平面Hに沿って、常に受光部52が移動するようにトラクタTに牽引された均平作業機を作業移動させると、言い換えると、受光部52が基準平面Hに沿うようにトラクタT、作業機Pが移動することができれば圃場表面は基準平面Hに平行な平面になる。
【0040】
また、圃場表面に凹凸が存在し、作業機Pに対して何らの制御が加えられなければ、トラクタTの移動軌跡は凹凸に沿った平面軌跡となる。しかし、受光部52が常時基準平面Hに沿って移動するように制御することで、凹凸平面は基準平面Hと平行な平面形成が可能になる。圃場表面の凹凸に伴う受光部52の上下幅を偏差として検出し、この偏差を制御回路54において演算して、その偏差に応じて均平板13の下端縁を上下動させる。
【0041】
例えば、受光部52の偏差がプラス(基準平面より高い状態)である場合には、圃場平面が凸状であるから、均平板13(の下端縁)を下げて削土量を多くするのであって、そのためには、偏差との関係で「下げ量」を制御回路54において演算し、演算値に従いバルブドライバ55を駆動する。圃場表面が高くなっているので切換弁56の伸長位置56Aが選ばれ、圧油が伸長室41に供給されて制御シリンダ40が伸長させられる。この伸長に伴いゲ−ジホィ−ル27を支点として均平板13が降ろされて均平板13の下端縁13Yが圃場面に対してより食い入るような姿勢に変化させられる。
そして、受光部52の基準平面Hとの偏差が「0」になるように圃場の凸部を削土する作業になるように行われる。
このとき、圃場に凹凸があっても、均平板13の下端縁13Yの真上に受光部が位置しているので精確に偏差を検出することができる。
【0042】
また、圃場に凹部が存在していて受光部52が基準平面Hより低くなる状態、言い換えると、偏差がマイナス状態では、均平板13の下端縁13Yが表面から離れなくとも、凸部の土を削土して凹部に運土する必要から下端縁の高さを高くする。そのためには、均平制御シリンダ40を収縮させてゲ−ジホィ−ル27を均平板13寄り接近させる。この操作において均平板13を高くする程度は制御回路54において計算されて偏差に応じて切換弁56における位置として収縮位置56Bを選択し、必要とされる時間的長さだけその状態が保持される。
【0043】
均平板13の下端縁13Yの圃場に対する高さを調節、選択することで削土量ならびに運土量を調節して作業移動しながら圃場表面を目的とする平面に形成する。
すなわち、前記偏差が「0」になるように均平板13を上下動させることで、前記基準面H内に受光部42が位置できるように制御する。
均平板13により削土、運土作業を行うのであるが、均平板13にはその両側に側板14が設けてあるので、均平板13と、側板14、14に囲まれる空間に削土した運土を収容して、移動することができる。このとき、側板14には均平板13の上縁13Xより高くなっている拡大部14Aが形成されているので、運土の収容能力を拡大することはもちろん、移動方向の両側に運土が溢れ出すことがない。このことは畦際の作業を行う上で極めて有益である。
【0044】
また、タイン25(下端部25A)は作業進行方向には圃場の表面に食い入ることができるが、後退状態では引張ばね25に従って跳ね上がることになり負荷を回避することができる。
【0045】
さらに、ポ−ル53に取り付けられた受光部52は、均平板13の下端部13Yの側面視上真上に存在させることで圃場の凹凸が受光部52により得られる偏差となり精確に圃場の凹凸状態を検出することができる。
【0046】
とくに、トラクタの牽引能力を越える削土を均平板13が抱え込んだような場合に、その土が高く盛り上がると、牽引杆10の中央部に位置して設けた受圧部12が土圧により押し上げられると、均平板13の下端縁13Yが持ち上げられることで瞬間的に均平板13に加えられている負荷を解放させることができる。これによりトラクタTは作業中に立ち往生することがなくなり、作業を継続することができる。
【0047】
運土中に、とくに畦際において運土を側方に溢れさせることがないので、圃場全体が確実に均平になる。
【0048】
なお、以上の説明では、圃場表面を水平状態にする場合について主に説明したが発光部51が描く基準平面Hに勾配を付することで排水などを考慮した圃場表面に仕上げることが可能になる。
【0049】
以上の説明では本発明は、牽引型均平作業機と表現したが、作業状態ではトラクタに牽引される作業機であることからトラクタを含めたものである。
【0050】
また、圃場間移動に伴い、作業機を圃場から脱出、あるいは圃場乗り込みさせう際には、作業機を直装状態にしてトラクタに装着すれば、トラクタのもつリフト機構を利用することができて、牽引形式の作業機がもつ移動時の不便さを解消させることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明による牽引型均平作業機は、トラクタに対して牽引杆により牽引され、少なくとも均平板と、タインなどを備える牽引型均平作業機において、前記均平板は作業進行方向に沿い、かつ垂直平面に沿った側面板を持ち、この側面板は前記均平板の上縁部より高くなった張出し上縁部をもち、前記タインはタイン支持軸に規則的に配列取り付けされたタイン列があり、このタイン支持軸は背面からタインに加わる負荷に対してこれを避ける方向に回転する習性が与えられており、さらに、タイン列の後方には支持ア−ムに取り付けられたゲ−ジホィ−ルがあり、このゲ−ジホィ−ルの接地点を支点として前記均平板を昇降させる油圧シリンダユニットが前記支持ア−ムと牽引杆を含む作業機のフレ−ムとの間にあって、牽引杆を含む作業機フレ−ムには前記均平板の下端縁の上部位置にポ−ルを介して取り付けられたレ−ザ光の受光部があり、発光部からの信号により描かれる基準平面に前記レ−ザ光の受光部が存在するように前記均平制御シリンダユニットの伸縮によって前記ゲ−ジホィ−ルを支点として前記均平板を昇降させながら均平作業を行うように構成したので、これにより、油圧シリンダユニットの伸縮によりゲ−ジホィ−ルの支持ア−ムの対地面角度を選ぶことで均平板の高さを制御して、削土量を選択し圃場表面を均平にすることができる。しかも、レ−ザ光で描く基準平面に対して均平板の下端縁の移動軌跡が平行面において行われるので極めて精確な平面形成が可能になり、特に水田圃場の形成には頗る有益である。
【0052】
また、前記牽引杆はトラクタのヒッチ端部から後方に向かって弧を描いて高くなっていて、しかも幅方向に広がった受圧部をもち、他端部は均平板の背面まで延びて均平板と一体化されており、均平板による削土が盛り上がったとき前記牽引杆の受圧部に土圧が加わるように構成したので、削土量が多い時には盛り上がり土の圧力により牽引杆の受圧部が押しあげられて均平板そのものを上昇させることで過負荷を解除することができる。さらにまた、前記ポ−ルに支持された受光部が前記牽引杆取り付けられて前記均平板の下端縁の上部空間に位置しているので、均平板が確実にレ−ザ光が描く基準平面と平行な移動をすることができ、精確な平面状の圃場表面を形成することができる。そして、前記均平板の側板は作業幅方向に沿った垂直面内で、あるいは作業進行方向の垂直面内で移動できるようになっているので、畦際の均平作業では任意側方にだけに削土が寄ることを防止することができ、また削土の多い場合には均平板の側方にその土を逃がすことができ、負荷を軽減することができる。均平板に傾き角度を与えることができるので、斜面を削って平面にする作業も可能である。上述のように本発明は、大規模圃場であっても能率的に、かつ、精確な均平圃場形成に寄与することができる。
【0053】
さらに、牽引杆を作業姿勢から牽引杆に設けてある牽引杆支点軸を中心に起立状態にすることで、牽引杆支持軸に対してアッパリンクを装着する共に、ロアリンク支持板を用いてロアリンクを装着することができるので、直装形式により作業機をトラクタに装着させ得て、非作業状態での移動、小回り移動になどに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による牽引型均平作業機の側面図である。
【図2】 本発明による牽引型均平作業機の平面図である。
【図3】 本発明による牽引型均平作業機の背面図である。
【図4】 図1における4部の拡大側面づである。
【図5】 均平板とスイングア−ムの関係を示す側面図である。
【図6】 牽引杆と均平板の取付分の斜面図である。
【図7】 支持ア−ムの後端部の説明斜面図である。
【図8】 タイン軸とその支持ア−ムの関係を示す部分斜面図である。
【図9】 制御機構の説明図である。
【図10】 牽引杆と均平板の側面図である。
【図11】 牽引杆と均平板の分解状態の側面図である。
【図12】 牽引杆と均平板の平面図である。
【図13】 着脱自在の支持板類の分解側面図である。
【符号の説明】
T トラクタ
P 均平作業機
10 牽引杆
10A 牽引杆基部
10B 牽引杆本体
11 ヒッチ部
12 受圧部
13 均平板
13A プラスチックス製の板
13X 上縁部
13Y 下端縁
14 側板
14X 拡大部
15 牽引杆の後端部
21 フランジ
22 プレ−ト
23 タイン支持ア−ム
23A ア−ム上受ボックス
23B 挿入部
23C 支持端部
23X 孔
24 タイン軸
24X 引っ張りばね
25 タイン
25A 下端部
26 軸受
27 ゲ−ジホィ−ル
27A 軸
27B 軸受
28 支持ア−ム
29 連結部材
30 チルトシリンダ
31 シリンダ
32 ロッド
40 均平制御シリンダ
41 シリンダ
42 ロッド
43 スイングア−ム
50 制御機構
51 発光部
52 受光部
53 ポ−ル
54 制御回路
55 バルブドライバ
56 切換弁
57 ポンプ
58 圧油供給管路
71 支持軸
72 第2支持軸
73 牽引杆支点軸
74 牽引杆支持軸
81 基部支持板
81A 軸孔
82A 軸孔
83A 軸孔
91 ロアリンク支持板
91A ロアリンク装着用の支持口
92 ピン
100 牽引杆支持板
101A 軸孔
102A ロアリンク位置固定孔
103A 支点軸孔
102A 軸孔
110 フック
112 爪
113 ハンドル

Claims (3)

  1. トラクタに対して牽引杆により牽引され、少なくとも均平板と、タインを列状に備える牽引型均平作業機において、
    前記牽引杆は、トラクタのヒッチ端部から後方に向かって高くなっていて、しかも幅方向に広がった受圧部をもち、他端部は均平板の背面まで延びて均平板と一体化されており、均平板による削土が盛り上がったとき前記牽引杆の受圧部に土圧が加わるように構成しており、
    前記均平板は、側面視で湾曲状の板から成り、その幅方向両端には、作業進行方向に沿い、かつ垂直平面に沿った側面板を持ち、
    この側面板は前記均平板の上縁部より高くなって張出した拡大部をもち、
    さらに、タイン列の後方には均平板に一端部が枢着された支持ア−ムを介して取り付けられたゲ−ジホィ−ルがあり、
    このゲ−ジホィ−ルの接地点を支点として前記均平板を昇降させる均平制御シリンダユニットの一端部が牽引杆側に、他端部がゲ−ジホィ−ルの支持ア−ム側に、それぞれ枢着されており
    牽引杆には、前記均平板の下端縁の上部位置にポ−ルを介して取り付けられたレ−ザ光の受光部があり、発光部からの信号により描かれる基準平面に前記レ−ザ光の受光部が存在するように前記均平制御シリンダユニットの伸縮によって前記ゲ−ジホィ−ルを支点として前記均平板を昇降させながら均平作業を行う制御機構を搭載して構成したことを特徴とする牽引型均平作業機。
  2. 前記受光部を支持したポ−ルが前記牽引杆取り付けられて前記均平板の下端縁の上部空間に位置していることを特徴とする請求項1記載の牽引型均平作業機。
  3. 前記牽引杆は、牽引杆本体と牽引杆基部に分割されており、
    牽引杆基部は、作業機の機枠に固定され、該牽引杆基部の下部に均平板が固定されており、
    作業機の機枠には、基部支持板、ロアリンク支持板及び牽引杆支持板がそれぞれ支持軸で支持されて取り付けられており、基部支持板、ロアリンク支持板及び牽引杆支持板は、それぞれ第2の支持軸用の軸孔が形成されており、これらの第2の支持軸用の軸孔に第2の支持軸を挿通することで、互いの位置が固定されるように構成されており、
    牽引杆本体は、作業進行方向を含む垂直面内で起立可能となるように、その端部が、基部支持板及び牽引杆支持板に牽引杆支点軸によって回転可能に支持されており、
    牽引杆本体が起立状態では、牽引杆本体及び牽引杆支持板に形成された牽引杆支持軸用の軸孔に牽引杆支持軸を挿通して、トラクタのアッパリンクに装着可能とするとともに、ロアリンク支持板の先端に装着されるロアリンク装着用のクロスシャフトでトラクタのロアリンクに装着可能とする構成としたことを特徴とする請求項1記載の牽引型均平作業機。
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