JP4974305B2 - ローラスケート - Google Patents
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Description
ここで、「シューズ本体の内側」とは、シューズ本体の踵中央と第三指とを結ぶ線より内側をいい、「シューズ本体の外側」とは、シューズ本体の踵中央と第三指とを結ぶ線より外側をいう。
即ち、前記前輪と前記後輪との間に進行方向における角度差を設けることによって、ユーザは、前記ローラスケートの前記ロール軸を支点に傾ける角度を操作するだけで、直進のみならず、左右のいずれの方向にも進むことができる。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、前記前輪と前記後輪との間のY軸方向の距離/X軸方向の距離の比率が1.6から2.5となる範囲において、前記Z軸を支点とした前記前輪および前記後輪の角度差は、2.5度以下である構成である。係る場合に非常に有効である。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記車輪の直径は、該車輪が接地する接地点から前記靴底部までの距離より大となるように構成されている。従って、走行する際の地面上の前記車輪の転がりを滑らかにすることができる。その結果、高速度で走行する際、非常に有効である。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記前輪および前記後輪の車軸うち、少なくとも前記前輪の車軸の位置は、前記靴底部より上方にある。従って、ユーザの足の位置を接地面により近づけることができる。その結果、より安定感が増す。特に前記車輪が大きい場合に有効である。
またさらに、前記ブレーキ手段は、後輪側である踵側に配設されているので、つま先側に配設された場合と比較して、体重をかけやすい。即ち、負の加速度を大きくすることができ、停止までの移動距離を短くすることができる。
また、前記クロス動作のときだけでなく、一方の足を蹴り出して進む際、前記ブレーキ手段は、前記後輪の後方から突出していないので、前記蹴り出しを妨げる虞がない。例えば、後方の右足を基準に左足を前方へ蹴り出す際、左足をスムーズに蹴り出すことができる。即ち、左足が右足と衝突する虞がない。
本発明の第7の態様によれば、第1から第6のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記前輪は、その上端側が内側へ倒れるように傾いている構成である。従って、前記前輪の接地点が、前記X軸方向において、足の横ではなく足の裏である真下に位置するように構成することができる。その結果、ユーザがスケートする際の安定感を増すことができる。
本発明の第8の態様によれば、第7の態様と同様の作用効果に加え、接地面に垂直な方向に対する前記前輪の上端側が内側へ倒れる傾き角は、15度以下である構成である。係る場合に非常に有効である。
ここで、「足」とは、足首より下の箇所をいう。一方、「脚」とは、足首より上の箇所をいう。
またさらに、ユーザは、外がえしをするとき、前記回動軸が前記X軸に対して傾いていない場合と比較して、容易にカフス部に対して荷重することができる。その結果、ユーザは、前記ローラスケートの姿勢を容易に操作することができる。即ち、走行中の安定感を増すことができる。
本発明の第10の態様によれば、第9の態様と同様の作用効果に加え、前記X軸方向に対する前記カフス部の回動軸の傾き角は、35度以下である構成である。係る場合に非常に有効である。
本発明の第11の態様によれば、第9または第10の態様と同様の作用効果に加え、前記カフス部の回動軸は、前記X軸と前記Z軸とが成す面内において、前記X軸方向に対して内側が上側に離間するように傾いている構成である。従って、該構成は、前記カフス部が回動する際の軌道を調整することができる。具体的には、前記カフス部を傾けたときの前記X軸方向における傾きに対する前記Y軸方向における傾きの程度を調整することができる。その結果、ユーザが外がえしを行うときの脚の軌道を調整することができ、走行中の安定感を増すことが可能である。
本発明の第12の態様によれば、第11の態様と同様の作用効果に加え、前記X軸と前記Z軸とが成す面内における前記X軸方向に対する前記カフス部の回動軸の傾き角は、30度以下である構成である。係る場合に非常に有効である。
図1に示すのは、本発明に係るローラスケートを示す側面図(右足内側)である。また、図2に示すのは、本発明に係るローラスケートを示す背面図(右足)である。またさらに、図3(A)(B)(C)に示すのは、本発明に係るローラスケートの概略平面図である。このうち、図3(A)は外がえし状態、即ち、ローラスケートを左側(内側)に傾けた状態であり、図3(B)は傾けていない状態、図3(C)は内がえし状態、即ち、ローラスケートを右側(外側)に傾けた状態である。
ここで、左右一組のローラスケートは右足と左足と線対称の関係であるので、本願明細書において、右足のローラスケートのみについて説明することとし、左足のローラスケートについての説明は省略する。
また、靴底部10の後輪側であって、後輪3bの内側には、減速・停止する際に地面と当接させ、摩擦抵抗を生じさせることができるブレーキ手段50としてのブレーキシュー51が設けられている。
また、図5(A)(B)は人間工学に基づく足首の曲げ方を示す概略図である。このうち、図5(A)は所謂「外がえし」であり、図5(B)は所謂「内がえし」である。
また、図4(B)に示す如く、足首を曲げないことによって、図3(B)のようにローラスケート1をニュートラル状態にすることができる。
またさらに、図4(C)に示す如く、足首を「内がえし」状態にすることによって、図3(C)のようにローラスケート1を外側へ傾けることができる。
図5(A)の右端に示す状態が「外がえし」であり、具体的には、アキレス腱を伸ばした状態の所謂「背屈」、つま先を外側へ向けた状態の所謂「外転」および踵を外側へ押し出した状態の所謂「踵骨回内」の組み合わせである。
一方、図5(B)の右側に示す状態が「内がえし」であり、具体的には、足の甲を伸ばした状態の所謂「底屈」、つま先を内側へ向けた状態の所謂「内転」および踵を内側へ押し込んだ状態の所謂「踵骨回外」の組み合わせである。
また、「外がえし」および「内がえし」によって、上記組み合わせをしなかった場合と比較して、使用する筋肉、筋、腱および靱帯が多い。従って、ユーザは、「外がえし」および「内がえし」をする際、力を入れやすい。即ち、傾ける程度を容易に微調整することができる。また、容易にその傾きを維持することができる。即ち、足首の姿勢を安定させることができる。
図6に示すのは、本発明に係るニュートラル位置における角度変更手段を示す下面図である。また、図7に示すのは、図6の平面図である。またさらに、図8に示すのは、揺動時における角度変更手段を示す下面図である。また、図9に示すのは、図8の平面図である。
一方、第2規制手段40は、図6において車輪軸23および揺動部21が揺動支点軸22を支点に反時計方向へ回動することを第2弾性体41によって規制するように設けられている。
尚、第2弾性体41は、弾性変形した場合であっても、殆ど揺動部21の揺動変位に影響を及ぼさない程度に薄く設けられている。
図8および図9に示す如く、足首を外がえし状態にして、ローラスケート1を内側に傾けると、フレーム部内の揺動部21の位置は、前輪3aの車輪軸23の位置より高くなる。従って、荷重されたフレーム部内の揺動部21は、フレーム部外の車輪軸23にのしかかるように力が作用する。言い換えると、車輪軸23には、揺動部21を押し込む力が発生する。そして、ねじれ距離Aが設けられているので、てこの原理より、揺動支点軸22を支点に、図8において時計方向へ揺動部21を揺動させる。このとき、揺動部21の第1押圧部24と、可動部34とが、第1弾性体31を弾性変形させる。即ち、ローラスケート1を内側に傾けることに従って、前記押し込む力が増加し、第1弾性体31の変形量が大きくなる。従って、ローラスケート1を内側に傾けた分、前輪3aを、図9において左方向へ傾かせることができる。
また、第1規制手段30は、第1弾性体31が第1押圧部24の揺動方向に効率よく弾性変形することができるように設けられている。
従って、足首を外がえし状態にした場合、図3(A)に示す如く、前輪3aについては、前述したように揺動部21が揺動するので左側へ向きを変え、後輪3bについては、前述したように揺動部21が揺動しないので傾き角は変化しない。その結果、進行中において、左方向へ進路を変更することができる。
即ち、ユーザは、進行中において、ローラスケート1を傾けた側へ進路を変更することができる。
さらに、前後に同じ角度変更手段20、20を設けているので、異なる角度変更手段を設けた場合と比較して低コストである。
尚、本実施形態のローラスケート1は、シューズ本体2と靴底部10と一体に備えている構成であるが、シューズ本体2が靴底部10に対して着脱可能な構成であってもよいのは勿論である。
また、本実施形態のローラスケート1は角度変更手段20を備えているが、角度変更手段20を備えない場合であっても、ユーザの操作によって進行方向を変更することが可能である。
足首の外がえしの程度を大きくすることによって、フレーム部11における後輪3bの内側に設けられたブレーキシュー51を地面と当接させることができる。このとき、ブレーキシュー51と地面との摩擦力によって減速することができる。また、このときの荷重について、ブレーキシュー51に体重の殆どをかけると、摩擦抵抗が増すだけでなく、車輪3に体重が殆どかからないので、前述した押し込む力が殆ど発生しない。従って、減速中において、進路が殆ど変更しない。即ち、安定して減速することができる。尚、ブレーキシュー51と車輪3との荷重比率を変更することによって、減速中に進路を変更することも可能である。
図10に示すのは、本発明に係るカバー部材を示す下面図である。
図10に示す如く、靴底部10には、フレーム部11における角度変更手段20を覆うカバー部材60が設けられている。従って、角度変更手段20を、塵埃から守ることができる。また、地面の突起物との衝突の際、角度変更手段20が破損することを防止することができる。
また、本実施形態のローラスケート1において、角度変更手段20、20は、ローラスケート1を、ロール軸Rを支点に傾けた場合、傾けた側の車輪3が、車輪軸23を靴底部10へ押し込むように力を作用させ、靴底部10に対する車輪軸23の角度を変えるように構成されていることを特徴とする。
また、本実施形態のローラスケート1において、進行中に減速することができるブレーキ手段50としてのブレーキシュー51を備え、ブレーキシュー51は、靴底部10において、後輪3bの内側に配設され、ローラスケート1を内側に傾けた場合、ブレーキシュー51は、地面と接触可能に設けられていることを特徴とする。
図11に示すのは、他の実施形態1に係るローラスケートを示す背面図(右足)である。
他の実施形態1において、車輪73(73a、73b)は、地面に対して垂直、または垂直より10度以内の角度を成すように構成されていることを特徴とする。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
図12に示すのは、他の実施形態2に係るローラスケートを示す平面図(右足)である。
図12に示す如く、他の実施形態2に係るローラスケート101は、靴底部103と、靴底部103の上部に配設されるシューズ本体102と、を有している。また、靴底部103には、つま先側、かつ、内側に前輪軸106と、踵側、かつ、外側に後輪軸107とが設けられている。そして、前輪軸106には、前輪104が回動自在に設けられている。一方、後輪軸107には、後輪105が回動自在に設けられている。
ここで、X軸方向は、シューズ本体102の幅方向である。また、Y軸方向は、シューズ本体102の長尺方向かつ直進時の進行方向である。またさらに、Z軸方向は、Z軸方向およびY軸方向と直交する方向である。
尚、前輪104と後輪105との間のY軸の長さ/X軸の長さの比率が1.6から2.5となる範囲において、θ1は、Z軸を支点とした前輪104および後輪105の角度差は、2.5度以下であることが望ましい。
図13(A)〜(C)に示すのは、他の実施形態2に係るローラスケートの動作を示す概略平面図である。このうち、図13(A)は、ローラスケートを、ロール軸を支点に傾けていない状態である。また、図13(B)は、ロール軸を支点に僅かに足の外側へ傾けた状態である。またさらに、図13(C)は、図13(B)の状態よりさらに足の外側へ傾けた状態である。
尚、図13(A)〜(C)に示すのは、右足のローラスケートである。
図14に示す如く、先ず左足のローラスケート101で接地面を蹴り、右足のローラスケート101で滑走し始める際、右足のローラスケート101は、ユーザの進行方向に対して右前方に蹴り出される。このとき、ユーザの重心は、右足のローラスケート101に乗せられる。
ところが、ユーザの重心が右足のローラスケート101より外側へ移動し、右足のローラスケート101の外側まで移動する虞がある。係る場合、右足の内側にある左足のローラスケート101でユーザの重心を支えることは困難である。そのため、ユーザが転倒する虞がある。
そして、右足のローラスケート101を接地面に対して蹴り、左足のローラスケート101を前方へ蹴り出すと、ユーザは、左足のローラスケート101に重心を乗せて滑走することができる。
また、ローラスケート101を、ロール軸Rを支点に足の外側へ傾けた場合、いずれの傾き加減において、常に足の内側へ緩やかに曲がる力が生じる。従って、図14に示す如く、ユーザの進行方向と蹴り出したときのローラスケート101の方向とに差がある場合、ユーザの進行方向に対して、蹴り出したときのローラスケート101の方向を近づけることができる。その結果、ユーザの力のロスを最小にすることができる。即ち、ユーザの力が、ユーザの進行方向への力と変換される効率がよい。
ここで、「キャンバースラスト効果」とは、車輪の内側と外側との径の差によって曲がることができる効果をいう。例えば、幅のある車輪を内側(左側)へ傾けると、接地箇所において内側の径が外側の径より小さくなる。このとき、車輪は、径の小さい方へ曲がろうとする。
また、他の実施形態2において、前輪104と後輪105との間のY軸方向の距離/X軸方向の距離の比率が1.6から2.5となる範囲において、Z軸を支点とした前輪104および後輪105の角度差θ1は、2.5度以下である構成であることが望ましい。
図15に示すのは、他の実施形態3に係るローラスケートを示す背面図(右足)である。
図15に示す如く、他の実施形態3に係るローラスケート111は、前輪軸114に回動自在に設けられた前輪112と、後輪軸115に回動自在に設けられた後輪113と、を有している。
前輪軸114は、前輪112がY軸を支点に内側へ倒れるように角度θ2だけ傾いて設けられている。従って、前輪112の接地点S1を足の下に持ってくることができる。その結果、ユーザの滑走中の安定感を増すことができる。
尚、その他の部材については、前述した実施形態と同じであるので、同じ符号を用いると共に、その説明は省略する。
また、他の実施形態3において、接地面に垂直な方向であるZ軸方向に対する前輪112の上端側が内側へ倒れる傾き角θ2は、15度以下である構成であることが望ましい。
図16に示すのは、他の実施形態4に係るローラスケートを示す概略斜視図(右足)である。また、図17に示すのは、図16の側面図である。またさらに、図18に示すのは、図16の平面図である。また、図19に示すのは、図16の正面図である。またさらに、図20に示すのは、他の実施形態4に係るローラスケートを示す概略平面断面図である。
尚、前輪および後輪の図示は省略する。
ここで、「足」とは、足首より下の箇所をいう。一方、「脚」とは、足首より上の箇所をいう。
ここで、第1回動軸129の傾き角度θ3の程度は、X軸の方向とロール軸Rの傾きとの間となるように構成されている(図18参照)。
ユーザが右足を傾けていない状態では、カフス部124の姿勢は、実線で示す如くZ軸方向に近い姿勢である。そして、ユーザが右足を外がえし状態にすると、カフス部124は、鎖線で示す如く、第1回動軸129を支点に右斜め前方へ傾くことができる。鎖線で示す状態は、カフス部124が足の外側かつ前方である右斜め前方へ20°傾いた状態である。
図21に示すのは、他の実施形態5に係るローラスケートを示す概略斜視図(右足)である。また、図22に示すのは、図21の側面図である。またさらに、図23に示すのは、図21の平面図である。また、図24に示すのは、図21の正面図である。
尚、前輪および後輪の図示は省略する。
図21〜図24に示す如く、他の実施形態5に係るローラスケート131のシューズ本体132は、本体部133と、本体部133に対して回動可能なカフス部134と、を有する。
尚、その他の部材は、前述した他の実施形態4と同様であるので、同じ符号を用いると共に、その説明は省略する。
図25に示すのは、他の実施形態6に係るローラスケートを示す側面図(右足内側)である。
図25に示す如く、他の実施形態6に係るローラスケート141は、靴底部147と、シューズ本体142とを有している。このうち、シューズ本体142が、本体部143と、カフス部144とを有している。そして、カフス部144は、一対のヒンジ部145、145を支点に本体部143に対して回動可能に設けられている。また、本体部143およびカフス部144には、ユーザの足を固定することができる留め具としてのストラップ146、146…が設けられている。
尚、本体部143の姿勢を前傾にするために、前輪148を後輪149より小さく構成してもよいのは勿論である。
尚、前輪および後輪の両方、または前輪および後輪の一方をロックするロック装置を設けてもよい。係る場合、滑走を休止して階段や急斜面を上り下りする際、ロックすることにより、ユーザは、ローラスケートを履いた状態で容易に移動することができる。即ち、ユーザは、ローラスケートを着脱する必要がない。特に、後輪をロックすると、移動が容易になる。
Claims (8)
- 車輪と、該車輪を回動自在に保持する靴底部と、該靴底部の上方に設けられるシューズ本体とを備えた一組のローラスケートであって、
一組のうちの片足のローラスケートにおいて、前記車輪は、一の前輪および一の後輪を備え、
前記前輪は、前記靴底部の前記シューズ本体の足内側となる部位に、当該部位から他方のローラスケートに向って延設された車輪軸に設けられ、
前記後輪は、前記靴底部の前記シューズ本体の足外側となる部位に、当該部位から他方のローラスケートと反対方向に向って延設された車輪軸に設けられ、
前記前輪の接地点と前記後輪の接地点を結ぶ線であるロール軸が、前記シューズ本体の前後方向に伸びる左右の中心線と交差していると共に、前記中心線に対して前記内側向きの角度を成していることを特徴とするローラスケート。 - 請求項1に記載のローラスケートにおいて、前記車輪の直径は、該車輪が接地する接地点から前記靴底部までの距離より大となるように構成されていることを特徴とするローラスケート。
- 請求項1または2に記載のローラスケートにおいて、前記前輪および前記後輪の車軸のうち、少なくとも前記前輪の車軸の位置は、前記靴底部より上方にあるローラスケート。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローラスケートにおいて、進行中に減速することができるブレーキ手段を備え、
該ブレーキ手段は、前記靴底部において、前記後輪の内側に配設され、
ローラスケートを内側に傾けた場合、前記ブレーキ手段は、地面と接触可能に設けられていることを特徴とするローラスケート。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローラスケートにおいて、前記シューズ本体は、
足を覆う本体部と、
該本体部に対して回動可能に設けられ脚を覆うカフス部と、を有し、
進行方向に対して前記前輪と前記後輪の幅方向をX軸方向、前記前輪と前記後輪の進行方向である前後方向をY軸方向、前記X軸方向および前記Y軸方向に直交する方向をZ軸方向としたとき、
該カフス部の回動軸は、前記X軸方向に対して前記前輪の接地点と前記後輪の接地点とを結ぶ線側に傾いている構成であるローラスケート。 - 請求項5に記載のローラスケートにおいて、前記X軸方向に対する前記カフス部の回動軸の傾き角は、35度以下である構成であるローラスケート。
- 請求項5または6に記載のローラスケートにおいて、前記カフス部の回動軸は、前記X軸と前記Z軸とが成す面内において、前記X軸方向に対して内側が上側に離間するように傾いている構成であるローラスケート。
- 請求項7に記載のローラスケートにおいて、前記X軸と前記Z軸とが成す面内における前記X軸方向に対する前記カフス部の回動軸の傾き角は、30度以下である構成であるローラスケート。
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