JP4973709B2 - 液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4973709B2
JP4973709B2 JP2009216814A JP2009216814A JP4973709B2 JP 4973709 B2 JP4973709 B2 JP 4973709B2 JP 2009216814 A JP2009216814 A JP 2009216814A JP 2009216814 A JP2009216814 A JP 2009216814A JP 4973709 B2 JP4973709 B2 JP 4973709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
liquid crystal
crystal cell
region
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009216814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009294677A (ja
Inventor
正雄 吉野
信 岩崎
利晴 西野
信二 檀上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2009216814A priority Critical patent/JP4973709B2/ja
Publication of JP2009294677A publication Critical patent/JP2009294677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4973709B2 publication Critical patent/JP4973709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

この発明は、液晶セルの製造方に関する。
液晶表示装置に用いられる液晶セルは、間隙を存して対向配置され、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材を介して接合された一対の基板の対向する内面のうち、一方の基板の内面に、前記画面エリアに対応させて複数の第1の電極が設けられ、他方の基板の内面に、前記複数の第1の電極と対向する領域により複数の画素を形成する少なくとも1つの第2の電極が設けられ、前記一方の基板の周縁部の一部に、前記他方の基板の外方に張出す端子配列部が形成され、その端子配列部に、前記複数の第1の電極と前記第2の電極にそれぞれ電気的に接続された複数の端子が設けられた構成となっている。
ところで、前記液晶セルの製造方法として、複数の液晶セルを配列させて形成した液晶セル集合体を組立て、その液晶セル集合体を前記複数の液晶セルに分離する方法があり、この製造方法によれば、複数の液晶セルを一括して製造することができる(特許文献1参照)。
この製造方法において、前記液晶セル集合体は、従来、前記液晶セルの基板を複数枚採取できる面積を有し、その面を、前記液晶セルの前記端子配列部が形成された一方の基板に対応する形状で、且つ前記端子配列部以外の全周の外形が、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材の外形よりも大きい複数の第1の基板領域に区画され、その複数の第1の基板領域毎に、前記複数の第1の電極と前記複数の端子が形成された第1の基板材と、前記液晶セルの基板を複数枚採取できる面積を有し、その面を、前記液晶セルの他方の基板に対応する形状で、且つ全周の外形が、前記枠状シール材の外形よりも大きい複数の第2の基板領域と、前記複数の第1の基板領域の前記端子配列部にそれぞれ対応する切捨て部とに区画され、その複数の第2の基板領域毎に前記第2の電極が形成された第2の基板材とを、前記複数の第1の基板領域の前記端子配列部以外の領域と前記複数の第2の基板領域とを互いに対向させて配置し、その第1と第2の基板材を、前記複数の第2の基板領域の周縁部にそれぞれ対応させて、隣合う第2の基板領域の分断線よりも前記基板領域内側に、前記画面エリアを囲んで形成した複数の枠状シール材を介して接合することにより組立てられている。
そして、この液晶セル集合体は、前記接合された第1と第2の基板材を、前記複数の第1の基板領域と前記複数の第2の基板領域及び前記複数の切捨て部のそれぞれの分断線に沿って切離すことにより、複数の液晶セルに分離されている。
特開2000−19536号公報
しかし、上記従来の液晶セルの製造方法は、前記第1基板材を、前記端子配列部以外の全周の外形が、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材の外形よりも大きい形状の複数の第1の基板領域に区画し、前記第2の基板材を、全周の外形が前記枠状シール材の外形よりも大きい形状の複数の第2の基板領域に区画するものであるため、前記第1及び第2の基板材から採取できる基板数が少なく、したがって、液晶セルの製造コストが高くなる。
この発明は、第1及び第2の基板材から採取できる基板数を多くし、液晶セルの製造コストを低減することができる液晶セルの製造方法及び液晶セル集合体を提供することを目的としたものである。
の発明は、間隙を存して対向配置され、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材を介して接合された一対の基板の対向する内面のうち、一方の基板の内面に、前記画面エリアに対応させて複数の第1の電極が設けられ、他方の基板の内面に、前記複数の第1の電極と対向する領域により前記画面エリアに対応する複数の画素を形成する少なくとも1つの第2の電極が設けられ、前記一方の基板の周縁部の一部に、前記他方の基板の外方に張出す端子配列部が形成され、その端子配列部に、前記複数の第1の電極と前記第2の電極にそれぞれ電気的に接続された複数の端子が設けられた液晶セルの製造方法において、
前記一方の基板を少なくとも複数枚採取できる面積を有する第1の基板材の板面上において、直交する2つの方向に連続して複数配列され且つそれぞれが前記一方の基板に対応する形状である複数の第1の基板領域に、前記複数の第1の電極と前記複数の端子を形成する工程と、
前記他方の基板を少なくとも複数枚採取できる面積を有する第2の基板材の板面上において、直交する2つの方向に複数配列され、それぞれが前記他方の基板に対応する形状であり且つ複数の前記第1の基板領域の前記端子配列部となる部分に対向する切捨て部以外の部分である複数の第2の基板領域前記第2の電極を形成する工程と、
前記第1の基板材と第2の基板材とを、前記複数の第1の基板領域の前記端子配列部以外の領域と前記複数の第2の基板領域とを互いに対向させて配置し、記複数の第2の基板領域の複数の周縁部に画面エリアを囲んだ状態でそれぞれ形成され、前記複数の第2の基板領域のうち前記切捨て部を介さずに直接隣合う2つの第2の基板領域第1分断線に沿った共通辺が前記第1分断線及び前記直接隣合う2つの第2の基板領域の各周縁部にまたがって形成された複数の枠状シール材を介して接合し液晶セル集合体を組立てる工程と、
合された前記第1の基板材前記第2の基板材を、前記第1分断線と、前記複数の第1の基板領域のうち直接隣合う2つの前記複数の第1の基板領域間の第2分断線前記複数の第2の基板領域前記複数の切捨て部間の第3分断線に沿って切離すとともに、前記複数の枠状シール材の前記共通辺を、直接隣合う2つの第2の基板領域のうち一方の第2の基板領域側の部分と他方の第2の基板領域側の部分とに、前記第1分断線に沿って分断し、前記液晶セル集合体を前記複数の液晶セルに分離する工程とを含み、
前記液晶セル集合体を組立てる工程の前に、前記直接隣合う2つの第2の基板領域の周縁部に、前記第2の電極のうち前記2つの第2の基板領域に形成された各部分から導出された2つのクロス接続部を、前記第1分断線を挟んだ状態で設け、
前記第1の基板材のうち前記直接隣合う2つの第2の基板領域にそれぞれ対向する2つの第1の基板領域の各周縁部の前記クロス接続部に対する部分に前記2つの第1の基板領域の端子配列部にそれぞれ形成された前記複数の端子に接続されたクロス電極を、前記共通辺及び前記2つのクロス接続部にまたがる形状に、前記第1分断線に沿って破断される連続した金属膜により形成して設けことを特徴とする。
この製造方法においては、前記液晶セル集合体を組立てる工程において、前記複数の第2の基板領域の1つに形成された前記枠状シール材を、該1つの第2の基板領域に設けられた前記クロス電極に隣接する部分がクロス電極よりも該1つの第2の基板領域内側に位置する形状となるように形成し、2つのクロス接続部と前記クロス電極とを、2つのクロス接続部に対応させてその両方のクロス接続部にまたがる形状に形成された導電性クロス材を介して接続し、
前記複数の液晶セルに分離する工程において、前記クロス材を、直接隣合う2つの第2の基板領域のうち一方の第2の基板領域側の部分と他方の第2の基板領域側の部分とに、前記分断線に沿って分断するのが好ましい。
この発明の液晶セルの製造方法は、前記第1の基板材と第2の基板材とを、前記複数の第1の基板領域の前記端子配列部以外の領域と前記複数の第2の基板領域とを互いに対向させて配置し、記複数の第2の基板領域の複数の周縁部に画面エリアを囲んだ状態でそれぞれ形成され、前記複数の第2の基板領域のうち前記切捨て部を介さずに直接隣合う2つの第2の基板領域第1分断線に沿った共通辺が前記第1分断線及び前記直接隣合う2つの第2の基板領域の各周縁部にまたがって形成された複数の枠状シール材を介して接合し液晶セル集合体を組立てる工程と、合された前記第1の基板材前記第2の基板材を、前記第1分断線と、前記複数の第1の基板領域のうち直接隣合う2つの前記複数の第1の基板領域間の第2分断線前記複数の第2の基板領域前記複数の切捨て部間の第3分断線に沿って切離すとともに、前記複数の枠状シール材の前記共通辺を、直接隣合う2つの第2の基板領域のうち一方の第2の基板領域側の部分と他方の第2の基板領域側の部分とに、前記第1分断線に沿って分断し、前記液晶セル集合体を前記複数の液晶セルに分離するものであるため、前記第1及び第2の基板材から採取できる基板数を多くし、液晶セルの製造コストを低減することができる。
しかも、この製造方法は、前記複数の第2の基板領域の複数の周縁部に前記各画面エリアを囲んだ状態でそれぞれ形成され、前記複数の第2の基板領域のうち前記各切捨て部を介さずに直接隣合う2つの第2の基板領域間の第1分断線に沿った共通辺が前記第1分断線及び前記直接隣合う2つの第2の基板領域の各周縁部にまたがって形成された複数の枠状シール材を介して接合しているため、前記枠状シール材の形成を容易にし、前記液晶セルの製造コストをより低減することができる。
また、この製造方法前記液晶セル集合体を組立てる工程の前に、前記直接隣合う2つの第2の基板領域の周縁部に、前記第2の電極のうち前記2つの第2の基板領域に形成された各部分から導出された2つのクロス接続部を、前記第1分断線を挟んだ状態で設け、前記第1の基板材のうち前記直接隣合う2つの第2の基板領域にそれぞれ対向する2つの第1の基板領域の各周縁部の前記クロス接続部に対する部分に前記2つの第1の基板領域の端子配列部にそれぞれ形成された前記複数の端子に接続されたクロス電極を、前記共通辺及び前記2つのクロス接続部にまたがる形状に、前記第1分断線に沿って破断される連続した金属膜により形成して設けるため、前記クロス材の形成も容易にし、液晶セルの製造コストをさらに低減することができる。
この発明の第1の実施例を示す液晶セル集合体の一部分の平面図。 図1のII−II線に沿うハッチングを省略した断面図。 図1のIII−III線に沿うハッチングを省略した断面図。 図2のIV部の拡大図。 図1のV部の拡大図。 図5のVI−VI線に沿う断面図。 前記液晶セル集合体1の分離方法を示す分離工程図。 上記実施例の製造方法で製造された液晶セルと従来の製造方法で製造された液晶セルの平面図。 この発明の第2の実施例を示す液晶セル集合体の図1のV部に対応する部分の拡大図。 第2の実施例の変形例を示す液晶セル集合体の図1のV部に対応する部分の拡大図。
図1〜図8はこの発明の第1の実施例を示しており、図1は組立てられた液晶セル集合体の一部分の平面図、図2及び図3は図1のII−II線及びIII−III線に沿うハッチングを省略した断面図、図4は図2のIV部の拡大図、図5は図1のV部の拡大図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は前記液晶セル集合体の分離方法を示す分離工程図、図8(a)はこの実施例の製造方法で製造された液晶セルの平面図である。
まず、製造する液晶セル10について説明すると、この液晶セル10は、図8(a)に示したように、第1の基板11と第2の基板12とが、間隙を設けて対向配置され、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材18を介して接合されている。
この液晶セル10の一対の基板の対向する内面のうち、前記第1の基板11の内面には、図4に示すように、前記画面エリアに対応させて複数の透明な第1の電極13が設けられ、前記第2の基板12の内面には、前記複数の第1の電極13と対向する少なくとも1つの透明な第2の電極15が設けられており、この第2の電極15に前記複数の第1の電極13が対向する複数の領域によりそれぞれの画素を形成している。さらに、前記一対の基板の内面の前記画面エリアに対応する領域にはそれぞれ、前記電極13,15を覆って配向膜(図示せず)が形成されている。
また、図8(a)に示すように、前記一方の第1の基板11の周縁部の一部、例えば前記列方向の一端側の縁部には、前記他方の第2の基板12の外方に張出す端子配列部11aが形成されており、その端子配列部11aに、前記複数の第1の電極13と前記第2の電極15にそれぞれ電気的に接続された複数の端子(図示せず)が設けられている。
この液晶セル10は、前記第1の基板11の内面に、前記画面エリアに対応させて、第1の電極13としての行方向及び列方向にマトリックス状に配列された複数の第1の電極13(以下、画素電極13という)と、これらの画素電極13にそれぞれ対応する複数のTFT(薄膜トランジスタ)14と、各行のTFT14にゲート信号を供給する複数の走査線(図示せず)と、各列のTFT14にデータ信号を供給する複数の信号線(図示せず)とを設け、前記他方の基板の内面に、前記画面エリアの全域にわたって、前記複数の画素電極13に対向する一枚膜状の第2の電極(以下、対向電極15という)を設けたアクティブマトリックス液晶セルである。
また、図4に示すように、この液晶セル10は、前記第2の基板の内面の前記枠状シール材18により囲まれた画面エリア内の前記複数の画素にそれぞれ対応させて設けられた赤、緑、青の3色のカラーフィルタ16R,16G,16Bを備えており、これらのカラーフィルタ16R,16G,16Bは、前記他方の基板の基板面上に形成され、その上に前記対向電極15が形成されている。
なお、図4では前記TFT14を簡略化しているが、前記TFT14は、前記一方の基板の基板面上に形成されたゲート電極と、各TFT14のゲート電極を覆って前記基板面の略全体に形成された透明なゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極と対向させて形成されたi型半導体膜と、前記i型半導体膜のチャンネル領域を挟む両側部の上にそれぞれn型半導体膜を介して形成されたソース電極及びドレイン電極と、これらを覆って設けられたオーバーコート絶縁膜とからなっている。
また、前記複数の走査線は、前記基板面上に各行のTFT14のゲート電極と一体に形成され、前記複数の信号線は、前記ゲート絶縁膜の上に各列のTFT14のドレイン電極と一体に形成されており、前記複数の画素電極13は、前記ゲート絶縁膜の上に形成され、その1つの角部において、その画素電極13に対応するTFT14のソース電極に接続されている。
そして、図8(a)に示した前記第1の基板11の端子配列部11aには、図示しない複数の信号線端子及び走査線端子が形成されており、前記複数の信号線は、前記端子配列部11aに導出されて前記複数の信号線端子に接続され、前記複数の走査線は、前記複数の画素電極13の配列領域の外側を迂回させて前記端子配列部11aに導出され、前記複数の走査線端子に接続されている。
また、図5及び図6に示したように、前記第2の基板12の内面には、その周縁部の予め定めた部分、例えば前記第1の基板11の端子配列部11aとは反対側の縁部の両端の角部に、前記対向電極15から導出されたクロス接続部15aが形成されており、前記第1の基板11には、その縁部の前記クロス接続部15aに対応する部分に、前記端子配列部11aに形成された図示しない対向電極端子にリード配線(図示せず)を介して接続されたクロス電極17が設けられている。
そして、前記枠状シール材18は、第2の基板12の外周に沿った矩形の1つの隅を内側に切欠部を設けた形状に形成され、前記クロス電極17は、前記枠状シール材18の外側の前記切欠部に形成されている。前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17は、前記枠状シール材18の外側において、導電性粒子を混入した樹脂からなる導電性クロス材20を介して接続されている。
また、前記枠状シール材18の前記第1の基板11の端子配列部11aとは反対側の辺には、その辺を部分的に欠落させて形成された液晶注入口19が設けられている。
前記液晶セル10は、図1〜図6に示したように、液晶セル集合体1を組立て、その液晶セル集合体1を1つの液晶セル毎に分離することによって製造される。
この液晶セル集合体1は、前記液晶セル10に対応するセル領域110を、その液晶注入口19と端子配列部11aが形成されていない両側端において密着させて、直交する2つの方向に複数配列させて形成したものであり、前記液晶セル10を複数枚採取できる面積を有する第1と第2の基板材2,3と、これらの第1と第2の基板材2,3を、前記各セル領域110毎に形成された複数の枠状シール材18を介して接合して組立てられる。
第1と第2の基板材2,3はそれぞれ、0.5〜0.9mm、好ましくは約0.7mmの板厚のガラス板からなっている。
そして、第1の基板材2は、第2の基板材3と対向する板面に、前記液晶セル10の前記端子配列部11aが形成された第1の基板11に対応する形状で、直交する2つの方向に連続して配列された複数の第1の基板領域111が設けられ、その複数の第1の基板領域111毎に、前記画面エリアに対応させて前記複数の画素電極13とTFT14と走査線及び信号線と配向膜が形成され、前記端子配列部11aに前記複数の走査線に接続された信号線端子、走査線に接続された走査線端子及びクロス電極17に接続された対向電極端子が形成されている。
また、第2の基板材3は、前記第1の基板材2と対向する板面に、前記液晶セル10の第2の基板に対応する形状で、前記第1の基板領域111の端子配列部11a以外の領域にそれぞれ対応する複数の第2の基板領域112と、前記第1の基板11の前記端子配列部11aにそれぞれ対応する複数の切捨て領域121とが設けられ、それぞれの第2の基板領域112毎に、複数の画素にそれぞれ対応する前記赤、緑、青の3色のカラーフィルタ16R,16G,16Bと、これらのカラーフィルタ16R,16G,16Bを覆って対向電極15及び配向膜が形成されている。
前記第1の基板材2と前記第2の基板材2は、その間に各液晶セル10を区画するシール材18によって、予め定めた間隙を設けて接合されており、そのシール材18は、個々のセル領域110を取り囲み、且つ隣接するセル領域110の液晶注入口19と端子配列部11aが形成されていない両側端縁を密着させた形状に、例えば第2の基板材3に、スクリーン印刷またはディスペンサを用いて塗布される。すなわち、前記シール材は、個々の液晶セル10の側端縁に対応する部分の幅が他の部分より広く形成され、隣接するセル領域110に対応するシール材18が、その側端縁に隙間を生じることなく繋がって連続した形状に形成されている。
図1〜図3及び図5、図6において、一点鎖線a,bは、前記第1の基板材2の直交する2つの方向に隣合う第1の基板領域111の分断に対応し、個々の液晶セル10に分離するための分断線、一点鎖線cは、前記第2の基板材3の直接隣合う第2の基板領域112の分断に対応し、個々の液晶セル10に分離するための分断線、一点鎖線dは、前記第2の基板材3の第2の基板領域112と前記切捨て部121の分断に対応し、個々の液晶セル10に分離するための分断線を示している。
ここで、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112には、各液晶セル10に対応するセル領域110が直接隣合うセル領域110の側端縁に対応する分断縁部の前記分断分断線cを挟んで隣接する部分であって、前記枠状シール材18の切欠部に前記対向電極15から導出されたクロス接続部15aが設けられている。
一方、前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111には、その縁部の前記クロス接続部15aに対応する部分にそれぞれ、前記第1の基板領域111の端子配列部11aに形成された対向電極端子にリード配線を介して接続されたクロス電極17が設けられている。
また、前記複数の枠状シール材18は、前記第1と第2の基板材2,3の一方、例えば第2の基板材3に、スクリーン印刷またはディスペンサ用いる塗布により、前記複数の第2の基板領域112の周縁部にそれぞれ対応させて、前記画面エリアを囲み、且つその各辺のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺が、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aからなり、前記クロス電極17に対応する部分が、前記クロス電極17よりも前記基板領域112内側に位置する形状に形成されている。
なお、この枠状シール材18の各辺のうち、前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111の端子配列部11aに沿う辺と、その反対側の液晶注入口19が設けられた辺は、前記液晶注入口19の壁部を除いて、前記切捨て部121を介して隣合う第2の基板領域112の分断線dよりも前記基板領域112内側に形成されており、前記液晶注入口19の壁部は、その外端が前記分断線dに一致するか、或いは前記分断線dを越えて前記切捨て部121に僅かに突出している。
また、この実施例では、前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17とを、前記第1及び第2の基板領域111,112の前記端子配列部11aとは反対側の縁部の両端の角部に対応する部分に形成し、前記枠状シール材18を、前記角部に対応する部分を斜めに面取りした形状に形成している。
前記複数の枠状シール材18は、製造する液晶セル10の画面エリアの基板間ギャップ(画素電極13と対向電極15との間のギャップ)に応じて、例えば0.003〜0.007mmの厚さに形成されている。
また、前記枠状シール材18の各辺のうち、前記共通辺18a以外の3辺は、0.6〜0.8mmの幅に形成され、前記共通辺18aは、前記3辺の幅の2倍である1.2〜1.6mmの幅に形成されている。
さらに、前記枠状シール材18が形成された基板材、例えば第2の基板材3には、前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17とを接続するための導電性クロス材20が、前記分断線cを挟んで隣合う前記クロス接続部15aに対応させて、その両方のクロス接続部15aにまたがる形状に形成されている。このクロス材20は、スクリーン印刷またはディスペンサを用いる塗布により、前記枠状シール材18と実質的に同じ厚さに形成されている。
そして、前記第1と第2の基板材2,3は、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112を前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111の端子配列部11a以外の領域にそれぞれ対向させて配置され、前記複数の枠状シール材18を介して接合されており、また、前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17は前記導電性クロス材20により接続されている。
前記液晶セル10は、前記第1の基板材2の板面を前記複数の第1の基板領域111に区画し、その複数の第1の基板領域111毎に、複数の画素電極13と複数のTFT14と走査線及び信号線と配向膜と複数の端子及びクロス電極17を形成する工程と、前記第2の基板材3の板面を前記複数の第2の基板領域112と切捨て部121とに区画し、その複数の第2の基板領域112毎に、前記赤、緑、青の3色のカラーフィルタ16R,16G,16Bと対向電極15及びそのクロス接続部15aと配向膜を形成する工程と、前記第1の基板材2と第2の基板材3とを、前記複数の第1の基板領域111の端子配列部11a以外の領域と前記複数の第2の基板領域112とを互いに対向させて配置し、その第1と第2の基板材2,3を、前記複数の第2の基板領域112の周縁部にそれぞれ対応させて、前記画面エリアを囲み、且つその各辺のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺が、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aからなる形状に形成された複数の枠状シール材18を介して接合し、前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17とを、前記分断線cを挟んで隣接するクロス接続部15aに対応させてその両方のクロス接続部15aにまたがる形状に形成された導電性クロス材20を介して接続して前記液晶セル集合体1を組立てる工程と、前記接合された第1と第2の基板材2,3を、前記複数の第1の基板領域111と前記複数の第2の基板領域112及び前記複数の切捨て部121のそれぞれの分断線a,b,c,dに沿って切離すとともに、前記枠状シール材18の前記共通辺18aを、前記分断線に沿って前記隣合う一方の基板領域側の部分と他方の基板領域側の部分とに分断し、前記液晶セル集合体1を複数の液晶セル10に分離する工程とにより、複数個一括して製造する。
前記液晶セル集合体1は、図7に示した工程で複数の液晶セル10に分離する。
まず、図7(a)のように、前記第1の基板材2の外面を、前記複数の第1の基板領域の分断線a,bに沿ってカッタホィール22によりスクライブし、その応力により前記第1の基板材2に前記分断線a,bに沿ったクラック23を生じさせる。
次に、図7(b)のように、前記第2の基板材3の外面を、前記複数の第2の基板領域112及び切捨て部121の分断線c,dに沿ってカッタホィール22によりスクライブし、その応力により前記第2の基板材3に前記分断線c,dに沿ったクラック24を生じさせる。
なお、前記第1の基板材2の外面のスクライブと、前記第2の基板材3の外面のスクライブは、逆の順序で行なってもよく、また、第1と第2の基板材2,3の外面のスクライブに使用するカッタホィール22は、同じものでも異なるものでもよい。
次に、図7(c)のように、前記液晶セル集合体1に曲げ力を加え、前記クラック23,24に沿って、前記第1の基板材2を前記複数の第1の基板領域111毎に切離し、前記第2の基板材3を前記複数の第2の基板領域112及び複数の切捨て部121毎に切離すとともに、前記枠状シール材18の前記共通辺18aを、前記分断線a,cに沿って隣合う一方の基板領域111,112側の部分と他方の基板領域111,112側の部分とに分断し、前記クロス材20を、前記分断線a,cに沿って前記隣合う一方の基板領域111,112側の部分と他方の基板領域111,112側の部分とに分断する方法で複数の液晶セル10に分離する。
この液晶セル集合体1の分離において、前記第1と第2の基板材2,3は、上述したように、0.5〜0.9mmの板厚のガラス板からなっているため、前記基板材2,3の複数の枠状シール材18の共通辺18aにより接合された部分にも、前記分断線c,dに沿ったスクライブの応力により前記基板材2,3の略全厚にわたってクラック23,24を生じさせ、その部分において基板材2,3を前記曲げ力により切離すことができる。
この製造方法は、前記第1の基板材2と第2の基板材3とを、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112の周縁部にそれぞれ対応させて、前記基板領域112の画面エリアを囲み、且つその各辺のうち、前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111の端子配列部11aにそれぞれ対応する切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺が、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aからなる形状に形成された複数の枠状シール材18を介して接合して液晶セル集合体1を組立て、前記接合された第1と第2の基板材2,3を、前記複数の第1の基板領域111と前記複数の第2の基板領域112及び前記複数の切捨て部121のそれぞれの分断線a,b,c,dに沿って切離すとともに、前記枠状シール材18の前記共通辺18aを、前記分断線a,cに沿って前記隣合う一方の基板領域111,112側の部分と他方の基板領域111,112側の部分とに分断し、前記液晶セル集合体1を複数の液晶セル10に分離するものであるため、前記第1及び第2の基板材2,3から採取できる基板数を多くし、液晶セル10の製造コストを低減することができる。
図8(b)は従来の製造方法で製造された液晶セル10´を示しており、この液晶セル10´は、その一方の基板(第1の基板材の第1の基板領域)11´及び他方の基板(第2の基板材の第2の基板領域)12´の端子配列部11a´とは反対側の縁部と、その縁部に対して直交する2つの縁部がそれぞれ枠状シール材18´の外側に突出している。
それに対して、上記実施例の製造方法で製造された液晶セル10は、図8(a)のように、その一方の基板(第1の基板材2の第1の基板領域)11及び他方の基板(第2の基板材3の第2の基板領域)12の端子配列部11aとは反対側の縁部は枠状シール材18の外側に突出しているが、その縁部に対して直交する2つの辺の縁部は前記枠状シール材18の外縁と一致している。
すなわち、上記実施例の製造方法で製造された液晶セル10は、従来の製造方法で製造された同じ画面サイズの液晶セル10´に比べて、一対の基板11,12の端子配列部11aの無い方向の幅Wが小さい。
したがって、上記実施例の製造方法によれば、前記第1及び第2の基板材2,3から採取できる基板数を多くし、液晶セル10の製造コストを低減することができる。
しかも、上記実施例の製造方法は、前記複数の枠状シール材の各辺のうち、前記第2の基板材3の前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺を、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aに形成しているため、前記枠状シール材18をスクリーン印刷により形成する場合は、その印刷パターンを簡単にし、前記枠状シール材18をディスペンサ用いる塗布により形成する場合は、前記ディスペンサをシール材塗布パターンに移動させる制御を簡単にすることができ、したがって、前記枠状シール材18の形成を容易にし、前記液晶セルの製造コストをより低減することができる。
さらに、この製造方法においては、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112の周縁部のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う縁部の前記分断線cを挟んで隣接する部分にそれぞれ、前記対向電極15から導出されたクロス接続部15aを設け、前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111の縁部の前記クロス接続部15aに対応する部分にそれぞれ、前記第1の基板領域111の端子配列部11aに形成された端子に接続されたクロス電極17を設け、前記複数の枠状シール材18を、前記クロス電極17に対応する部分が前記クロス電極17よりも前記基板領域内側に位置する形状に形成し、液晶セル集合体1の組立て時に、前記対向電極15のクロス接続部15aと前記クロス電極17とを、前記第1と第2の基板材2,3の一方に、前記分断線cを挟んで隣接する前記クロス接続部15aに対応させてその両方のクロス接続部15aにまたがる形状に形成された導電性クロス材20を介して接続し、前記液晶セル集合体1の分離時に、前記クロス材20を、前記分断線a,cに沿って前記隣合う一方の基板領域111,112側の部分と他方の基板領域111,112側の部分とに分断しているため、前記クロス材20をスクリーン印刷により形成する場合は、その印刷パターンを簡単にし、前記クロス材20をディスペンサ用いる塗布により形成する場合は、前記ディスペンサをクロス材塗布パターンに移動させる制御を簡単にすることができ、したがって、前記クロス材20の形成も容易にし、液晶セル10の製造コストをさらに低減することができる。
また、前記液晶セル集合体1は、前記第1の基板材2と前記第2の基板材3とを、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112の周縁部にそれぞれ対応させて、前記画面エリアを囲み、且つその各辺のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺が、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aからなり、前記クロス電極17に対応する部分が、前記クロス電極17よりも前記基板領域内側に位置する形状に形成された複数の枠状シール材18を介して接合し、且つ、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112毎に設けられた対向電極15から導出され、前記第2の基板領域112の周縁部のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う縁部の前記分断線cを挟んで隣接する部分にそれぞれ設けられた複数のクロス接続部15aと、前記第1の基板材2の複数の第1の基板領域111の縁部の前記クロス接続部15aに対応する部分にそれぞれ設けられ、前記第1の基板領域111の端子配列部11aに形成された端子に接続されたクロス電極17とを、前記分断線cを挟んで隣接する前記クロス接続部15aに対応させてその両方のクロス接続部15aにまたがる形状に形成された導電性クロス材20を介して接続したものであるため、前記第1及び第2の基板材2,3から採取できる基板数を多くし、液晶セル10の製造コストを低減することができる。
しかも、この液晶セル集合体1は、前記複数の枠状シール材18の各辺のうち、前記切捨て部121を介さずに直接隣合う第2の基板領域112の分断線cに沿う辺を、前記隣合う第2の基板領域112の両方の縁部にまたがる幅の共通辺18aに形成しているため、上述したように前記枠状シール材18と前記クロス材20の形成を容易にし、液晶セル10の製造コストをより低減することができる。
なお、上記実施例では、前記液晶セル集合体1を、図7に示した方法で複数の液晶セル10に分離しているが、前記液晶セル集合体1は、例えば水圧切断により、第1と第2の基板材2,3を前記分断線a,b,c,dに沿って切離すとともに枠状シール材18の共通辺18aを前記分断線a,cに沿って分断する方法で複数の液晶セル10に分離してもよく、その場合は、第1と第2の基板材2,3に、上記実施例よりも厚いガラス板を用いてもよい。
図9はこの発明の第2の実施例を示す液晶セル集合体の図1のV部に対応する部分の拡大図である。
この実施例の液晶セル集合体は、前記第2の基板材3の複数の第2の基板領域112の分断線cを挟んで隣接するクロス接続部15aの一方に対応するクロス電極17と、他方のクロス接続部15aに対応するクロス電極17とを、前記隣接するクロス接続部15aの両方にまたがる形状に形成され、液晶セル集合体の分離時に、前記分断線cに沿って破断される連続した金属膜により形成したものであり、他の構成は上述した第1の実施例の液晶セル集合体1と同じである。
この実施例の液晶セル集合体は、前記分断線cを挟んで隣接するクロス接続部15aの一方に対応するクロス電極17と、他方のクロス接続部15aに対応するクロス電極17とを、前記連続した金属膜により形成しているため、前記枠状シール材18と前記クロス材20及び前記クロス電極17の形成を容易にし、液晶セル10の製造コストをさらに低減することができる。
なお、図9に示した第2の実施例では、前記分断線cを挟んで隣接するクロス接続部15aに対応するクロス電極17を、前記分断線c上に中心を有する円形の金属膜により形成しているが、この金属膜は、円形に限らず、例えば、図10に示した第2の実施例の変形例のように、前記分断線cを境にして左右対称な矩形状に形成してもよい。
また、この発明の液晶セルの製造方法及び液晶セル集合体は、上述したアクティブマトリックス液晶セルに限らず、一方の基板の内面に行方向に沿う複数本の走査電極(第1の電極)を形成し、他方の基板の内面に列方向に沿う複数本の信号電極(第2の電極)を形成した単純マトリックス液晶セルや、一方の基板の内面に表示パターンに対応した形状の複数のセグメント電極(第1の電極)を形成し、他方の基板の内面に前記複数のセグメント電極に対向する少なくとも1つのコモン電極(第2の電極)を形成した液晶セルの製造及びその液晶セル集合体にも適用することができる。
1…液晶セル集合体、2,3…基板材、10…液晶セル、111,112…基板領域、11a…端子配列部、13…画素電極、14…TFT、15…対向電極、15a…クロス接続部、16R,16G,16B…カラーフィルタ、17…クロス電極、18…枠状シール材、18a…共通辺、19…液晶注入口、20…クロス材、121…切捨て部、a,b,c,d…分断線。

Claims (2)

  1. 間隙を存して対向配置され、予め定めた面積の画面エリアを囲む枠状シール材を介して接合された一対の基板の対向する内面のうち、一方の基板の内面に、前記画面エリアに対応させて複数の第1の電極が設けられ、他方の基板の内面に、前記複数の第1の電極と対向する領域により前記画面エリアに対応する複数の画素を形成する少なくとも1つの第2の電極が設けられ、前記一方の基板の周縁部の一部に、前記他方の基板の外方に張出す端子配列部が形成され、その端子配列部に、前記複数の第1の電極と前記第2の電極にそれぞれ電気的に接続された複数の端子が設けられた液晶セルの製造方法において、
    前記一方の基板を少なくとも複数枚採取できる面積を有する第1の基板材の板面上において、直交する2つの方向に連続して複数配列され且つそれぞれが前記一方の基板に対応する形状である複数の第1の基板領域に、前記複数の第1の電極と前記複数の端子を形成する工程と、
    前記他方の基板を少なくとも複数枚採取できる面積を有する第2の基板材の板面上において、直交する2つの方向に複数配列され、それぞれが前記他方の基板に対応する形状であり且つ複数の前記第1の基板領域の前記端子配列部となる部分に対向する切捨て部以外の部分である複数の第2の基板領域前記第2の電極を形成する工程と、
    前記第1の基板材と第2の基板材とを、前記複数の第1の基板領域の前記端子配列部以外の領域と前記複数の第2の基板領域とを互いに対向させて配置し、記複数の第2の基板領域の複数の周縁部に画面エリアを囲んだ状態でそれぞれ形成され、前記複数の第2の基板領域のうち前記切捨て部を介さずに直接隣合う2つの第2の基板領域第1分断線に沿った共通辺が前記第1分断線及び前記直接隣合う2つの第2の基板領域の各周縁部にまたがって形成された複数の枠状シール材を介して接合し液晶セル集合体を組立てる工程と、
    合された前記第1の基板材前記第2の基板材を、前記第1分断線と、前記複数の第1の基板領域のうち直接隣合う2つの前記複数の第1の基板領域間の第2分断線前記複数の第2の基板領域前記複数の切捨て部間の第3分断線に沿って切離すとともに、前記複数の枠状シール材の前記共通辺を、直接隣合う2つの第2の基板領域のうち一方の第2の基板領域側の部分と他方の第2の基板領域側の部分とに、前記第1分断線に沿って分断し、前記液晶セル集合体を前記複数の液晶セルに分離する工程とを含み、
    前記液晶セル集合体を組立てる工程の前に、前記直接隣合う2つの第2の基板領域の周縁部に、前記第2の電極のうち前記2つの第2の基板領域に形成された各部分から導出された2つのクロス接続部を、前記第1分断線を挟んだ状態で設け、
    前記第1の基板材のうち前記直接隣合う2つの第2の基板領域にそれぞれ対向する2つの第1の基板領域の各周縁部の前記クロス接続部に対する部分に前記2つの第1の基板領域の端子配列部にそれぞれ形成された前記複数の端子に接続されたクロス電極を、前記共通辺及び前記2つのクロス接続部にまたがる形状に、前記第1分断線に沿って破断される連続した金属膜により形成して設けることを特徴とする液晶セルの製造方法。
  2. 前記液晶セル集合体を組立てる工程において、前記複数の第2の基板領域の1つに形成された前記枠状シール材を、該1つの第2の基板領域に設けられた前記クロス電極に隣接する部分がクロス電極よりも該1つの第2の基板領域内側に位置する形状となるように形成し、2つのクロス接続部と前記クロス電極とを、2つのクロス接続部に対応させてその両方のクロス接続部にまたがる形状に形成された導電性クロス材を介して接続し、
    前記複数の液晶セルに分離する工程において、前記クロス材を、直接隣合う2つの第2の基板領域のうち一方の第2の基板領域側の部分と他方の第2の基板領域側の部分とに、前記分断線に沿って分断することを特徴とする請求項に記載の液晶セルの製造方法。
JP2009216814A 2009-09-18 2009-09-18 液晶セルの製造方法 Active JP4973709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216814A JP4973709B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 液晶セルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216814A JP4973709B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 液晶セルの製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006094926A Division JP4529932B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 液晶セル集合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009294677A JP2009294677A (ja) 2009-12-17
JP4973709B2 true JP4973709B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=41542862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009216814A Active JP4973709B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 液晶セルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4973709B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3389461B2 (ja) * 1997-07-28 2003-03-24 シャープ株式会社 液晶表示装置の製造方法
JP4275937B2 (ja) * 2002-12-25 2009-06-10 シチズンホールディングス株式会社 液晶装置及びその製造方法
JP4140053B2 (ja) * 2003-01-06 2008-08-27 日本電気株式会社 液晶表示装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009294677A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529932B2 (ja) 液晶セル集合体
JP4783115B2 (ja) 基板装置
JP4068518B2 (ja) 表示装置用基板及びその製造方法
US20120268708A1 (en) Liquid crystal display and manufacturing method thereof
JP5588118B2 (ja) マザー基板
JP5043517B2 (ja) 液晶表示装置及び液晶表示パネル
JP2008151969A (ja) 液晶表示パネルおよびこれを備える電子機器並びに液晶表示パネルの製造方法
JP2014206596A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
TWI373656B (en) Board device and method for manufacturing display element
TWI446314B (zh) 畫素陣列基板、導電結構以及顯示面板
JP2007322640A (ja) 液晶表示装置
JP2001324721A5 (ja)
US10866472B2 (en) Mounting substrate and display panel
US20080180610A1 (en) Liquid crystal display panel and method of manufacturing the same
JP2005352419A (ja) デバイス基板の製造方法、デバイス基板およびマザー基板
JP4973709B2 (ja) 液晶セルの製造方法
JP2010164996A (ja) 液晶セル集合体
JP4275937B2 (ja) 液晶装置及びその製造方法
JP2010224070A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP2002031806A (ja) 液晶表示素子の製造方法
JP5549065B2 (ja) 液晶パネルとその製造方法
JP2008089775A (ja) マザー基板および液晶表示パネルの製造方法
JP3747760B2 (ja) 液晶セルの製造方法
JP2004212423A (ja) 液晶表示素子
JP2006084881A (ja) 液晶表示パネル及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4973709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250