JP4972835B2 - clip - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属す技術分野】
本発明は、軸筒を挟持する挟持筒部が形成された金属製のクリップであって、そのクリップの本体上部を前記軸筒に向けて湾曲形成すると共に、その湾曲部の両側部にはスリットが形成されたクリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のクリップの１例としては、実開昭６０−１３００８８号「小物用クリップ」があり、その公報の第１図には、クリップ本体部より屈曲形成した当接片の両側にスリットを形成したクリップが記載されている。これは、取付帯との加工の容易性を図ってのことである。また、他の従来例として、実開昭５８−１０１７８７号「ノックキャップを備えた押出式筆記具用クリップ」がある。この第１図には、脚杆と環帯とを一体形成したクリップが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記実開昭６０−１３００８８号公報の考案にあっては、クリップの挟持筒部が広がりやすく、そのため、クリップをポケットなどに差し込んだ際、そのクリップ本体部の弾性力が挟持筒部に作用し、軸筒の溝部から外れ脱落する場合があった。また、実開昭５８−１０１７８７号の考案にあっては、例えば、該構成のクリップを金属で材質でプレス加工によって形成する場合には、そのプレス加工に使用する金型耐久性に問題があり、生産性が悪いものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、クリップ本体部と、そのクリップ本体部の上部を湾曲させて形成した湾曲部と、その湾曲部の側部に湾曲方向に向けて突設して形成した狭持筒部を有し、その狭持筒部と前記湾曲部との間にスリットが形成された金属製のクリップにおいて、前記湾曲部を前記クリップの長手方向に対して傾斜させ、また、前記スリットの一方の端部を前記クリップ本体部の金属板の厚さ分よりも前記狭持筒部側に設けると共に、前記スリットの他方の端部を前記狭持筒部の金属板の厚さよりもクリップ本体部側に設け、そのスリットの他方の端部より狭持筒部側に空間部を形成したことを要旨とする。
【０００５】
【作用】
スリットを形成することによって加工の容易性を保ちながらも、スリットを少なくすることによって、クリップの挟持筒部が拡開しにくくなり、軸筒より脱落しにくくなる。
【０００６】
【実施例】
第１例を図１乃至図６に示し説明する。先端にキャップを着脱自在に有するシャープペンシルを挙げ説明する。軸筒１の先端側には中子３が螺合によって着脱自在に固定されているが、圧入や接着などの手段によって固定しても良い。また、これら軸筒１と中子３とは別部材で構成しているが、樹脂などによって一体成形しても良い。
前記軸筒１の内部には、複数本の芯体を収納する芯タンク２が前後動可能に配置されている。そして、その芯タンク２の前方には、芯の把持・解放を行うチャック体４が中継部材６を介して固定しており、そのチャック体４の前方にはチャック体４の閉鎖・解放を行うチャックリング５が囲繞している。チャック体４と中継部材６は圧入や接着やカシメにて結合させているが、一体に加工しても良い。そして、それら芯タンク２やチャック体４、中継部材６は、中子３と芯タンク２の間に張設されたコイルスプリングなどの弾撥部材７によって後方に付勢されている。
また、前記チャック体４の前端には、芯の後退を阻止するゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材８を内接する先部材１０が螺合しており、その先部材１０の先端には芯保護管９が圧入されているが、それら芯戻り止め部材８や芯保護管９は、先部材１０に一体成形などしても良い。
【０００７】
一方、前記芯タンク２の後部には、圧入や接着などの手段によって消しゴム受け１３が固定されている。本例においてはこの芯タンク２は樹脂、消しゴム受け１３は金属の部材であるが、材質はその逆の組み合わせでも良く、樹脂又は金属で一体に形成しても良い。その消しゴム受け１３には、消しゴム止め板１２を介して消しゴム１１が着脱自在に嵌着される。前記消しゴム受け１３の後方部には縮径されたノック受け部１３ａが形成されており、そのノック受け部１３ａには、金属材質からなるノック１４の内方に突出したリブ１４ａが接触しており、そのリブ１４ａによって着脱可能なものとなっている。尚、ノック１４は前記縮径されたノック受け部１３ａによって形成される段部１３ｃによって、嵌合の深さが阻止・規制される。
前記ノック受け部１３ａの前方部は、キャップ受け部１３ｂとなっており、そのキャップ受け部１３ｂには、キャップ１５の内方に突出したリブ１５ａが接触しており、そのリブ１５ａによって着脱可能なものとなっている。尚、キャップ受け部１５ｂの前方には、円周上の突起１３ｄが形成されており、その突起１３ｄよってキャップ１５の過剰な没入が防止されている。また、その突起１３ｄの外径は、前記キャップ１５の外径よりも若干大径なものとなっており、軸筒１の内面より若干小径とすることにより軸筒１の内面との隙間を規制し、芯タンク２の横ぶれやガタを防止すると共に、芯出し操作時におけるキャップ１５と軸筒１内面との擦れをも防止し、キャップ１５の側面に発生する摺動傷を防止している。ちなみに、そのキャップ１５は、携帯時においては、消しゴム受け１３から外して先部材１０に嵌合可能なものとなっている。
【０００８】
前記軸筒１の後方外周面には、溝部１ａが形成されており、クリップ１６のリング状の挟持筒部１６ａが嵌入している。そのクリップ１６の前方には、複数の孔１６ｂが形成されている。本例においては２つ形成しているが、これに捕らわれなく、クリップ１６の長手方向に３個直線的に形成しても良いし、二等辺三角形状に３個形成しても良いし、或いは、四角形状に４個形成しても良い。また、孔１６ｂの形状も本例に示すように丸に限定されることなく、例えば、四角形状や三角形状であっても良い。
尚、クリップ１６の先端部１６ｃは、クリップ本体部分１６ｄの中央部分よりに大きく、即ち、幅広のものとなっているが、服などのポケットにクリップを差しやすいように大きくしているのである。
一方、クリップ１６の孔１６ｂには、透明性のある樹脂成形品からなるチップ１７の突起１７ａが圧入された状態で固定されている。即ち、本例においては、２個の孔１６ｂに対して２個の突起１７ａが形成され圧入されているが、突起１７ａの中心間の距離は孔１６ｂの中心間の距離よりも若干狭く形成されているが、若干広く形成しても良い。突起１７ａの孔１６ｂに対する圧入・固定力に加え、２個の突起１７ａによって孔１６ｂ間を挟み込み、その挟み込み力によってもチップ１７のクリップ１６に対する固定力を高めているのである。
尚、図１１に示すように、前記樹脂チップ１７に円筒状の空間部１７ｂや四角柱状の空間部を形成しても良い。透明性の樹脂に加え、より透明性が得られると共に、成形時における外面の凹み（いわいる、「ヒケ」と称される現象）などが防止される。
【０００９】
次に、前記クリップ１６について詳述する。クリップ１６の本体部１６ｄの上端には、前記軸筒１の方向に向かって湾曲部１６ｅが形成されている。この湾曲部１６ｅは、絞り加工により形成されている。また、その湾曲部１６ｅの側部には、軸筒１を挟持する前記挟持筒部１６ａが形成されており、その挟持筒部１６ａと湾曲部１６ｅとの間には、スリット１６ｆが形成されている。このスリット１６ｆは、前記クリップ本体部１６ｄの厚さよりも内側から端部にかけて形成されている。本例においては、本体部１６ｄの前面からスリット１６ｆが形成されるまでの長さＡ（実施例は、１．６ｍｍ）は、前記湾曲部１６ｅの全長Ｂ（実施例は、２．５ｍｍ）の約６４％としているが、これに限定されず、０．２％〜８０％の間であるならば、良好な効果が得られる。即ち、クリップの挟持筒部１６ａの拡開を抑制でき、もって、クリップの軸筒よりの脱落が防止できる。ちなみに、前記スリットが形成されるまでの長さが０．２％未満の場合には、従来技術と変わらなくなってしまい、クリップの挟持筒部が容易に拡開し、軸筒から脱落してしまい、また、前記長さが８０％を超えるとプレス加工によって形成するのが困難になってしまう。つまり、プレス加工するための金型に大きな力を作用させなくてはならなくなり、また、それが故に、金型の耐久性を著しく短くしてしまうのである。
【００１０】
【発明の効果】
本発明は、クリップ本体部と、そのクリップ本体部の上部を湾曲させて形成した湾曲部と、その湾曲部の側部に湾曲方向に向けて突設して形成した狭持筒部を有し、その狭持筒部と前記湾曲部との間にスリットが形成された金属製のクリップにおいて、前記湾曲部を前記クリップの長手方向に対して傾斜させ、また、前記スリットの一方の端部を前記クリップ本体部の金属板の厚さ分よりも前記狭持筒部側に設けると共に、前記スリットの他方の端部を前記狭持筒部の金属板の厚さよりもクリップ本体部側に設け、そのスリットの他方の端部より狭持筒部側に空間部を形成したので、クリップの加工の容易性を維持しつつ、クリップの軸筒からの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１例を示す縦断面図。
【図２】 図１の要部拡大図。
【図３】 図１の要部縦断面図（樹脂チップとクリップの組図）。
【図４】 クリップの側面図。
【図５】 樹脂チップの横断面図。
【図６】 クリップの上面図。
【図７】 クリップの斜視図。
【符号の説明】
１ 軸筒
２ 芯タンク
３ 中子
４ チャック体
５ チャックリング
６ 中継部材
７ 弾撥部材
８ 芯戻り止め部材
９ 芯保護管
１０ 先部材
１１ 消しゴム
１２ 消しゴム止め板
１３ 消しゴム受け
１３ａ ノック受け部
１３ｂ キャップ受け部
１３ｃ 段部段
１３ｄ 突起
１４ ノック
１４ａ リブ
１５ キャップ
１５ａ リブ
１６ クリップ
１６ａ 挟持筒部
１６ｂ 孔
１６ｃ 先端部
１６ｄ クリップ本体部
１６ｅ 絞り加工部
１６ｆ スリット部
１７ 樹脂チップ
１７ａ 突起[0001]
[Technical Field]
The present invention is a metal clip in which a clamping cylinder part for clamping a shaft cylinder is formed, wherein the upper part of the main body of the clip is curved toward the shaft cylinder, and slits are formed on both sides of the bending part. Relates to the clip formed.
[0002]
[Prior art]
As an example of a conventional clip, Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-130088 “Small Clip” is shown. In FIG. 1 of the publication, slits are formed on both sides of a contact piece bent from the clip main body. A clip is described. This is intended to facilitate processing with the attachment band. As another conventional example, there is Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-101787 “Clip for Extrusion Writing Tool with Knock Cap”. FIG. 1 shows a clip in which a leg rod and an annulus are integrally formed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the idea of the above-mentioned Japanese Utility Model Publication No. 60-130088, the holding cylinder portion of the clip is easy to spread. In some cases, it may come off from the groove of the shaft cylinder and fall off. Further, in the device disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-101787, for example, when the clip having the above structure is formed of a metal by pressing, there is a problem in durability of the mold used for the pressing. The productivity was bad.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has a clip main body, a curved portion formed by curving the upper portion of the clip main body, and a holding tube formed by projecting in a bending direction on a side portion of the curved portion. In the metal clip in which a slit is formed between the holding tube portion and the bending portion, the bending portion is inclined with respect to the longitudinal direction of the clip, and one end portion of the slit is Provided on the side of the holding tube part more than the thickness of the metal plate of the clip body part, and provided the other end of the slit on the clip body part side of the thickness of the metal plate of the holding tube part, The gist is that the space portion is formed on the side of the holding tube portion from the other end portion of the slit .
[0005]
[Action]
By forming slits, while maintaining ease of processing, by reducing the number of slits, it becomes difficult for the clip cylinder part of the clip to expand and fall off the shaft cylinder.
[0006]
【Example】
A first example will be described with reference to FIGS. A mechanical pencil having a cap detachably attached to the tip will be described. The core 3 is detachably fixed to the distal end side of the shaft tube 1 by screwing, but may be fixed by means such as press fitting or adhesion. Further, the shaft cylinder 1 and the core 3 are formed as separate members, but may be integrally formed with resin or the like.
A core tank 2 that houses a plurality of core bodies is disposed inside the shaft cylinder 1 so as to be movable back and forth. A chuck body 4 for gripping and releasing the core is fixed to the front of the core tank 2 via a relay member 6, and the chuck body 4 is closed and released in front of the chuck body 4. The chuck ring 5 is surrounded. The chuck body 4 and the relay member 6 are joined by press-fitting, adhesion, or caulking, but they may be integrally processed. The core tank 2, the chuck body 4, and the relay member 6 are urged rearward by an elastic member 7 such as a coil spring stretched between the core 3 and the core tank 2.
Further, a tip member 10 inscribed in a core detent member 8 made of a rubber-like elastic body that prevents the core from retreating is screwed to the front end of the chuck body 4. Although the protective tube 9 is press-fitted, the core detent member 8 and the core protective tube 9 may be integrally formed with the tip member 10.
[0007]
On the other hand, an eraser receiver 13 is fixed to the rear part of the core tank 2 by means such as press fitting or adhesion. In this example, the core tank 2 is a resin and the eraser receiver 13 is a metal member. However, the material may be a reverse combination, or may be integrally formed of resin or metal. An eraser 11 is detachably fitted to the eraser receiver 13 via an eraser stopper plate 12. A knock receiving portion 13a having a reduced diameter is formed at the rear portion of the eraser receiver 13, and a rib 14a protruding inward of the knock 14 made of a metal material is in contact with the knock receiving portion 13a. The rib 14a is detachable. The depth of fitting of the knock 14 is blocked and restricted by a step portion 13c formed by the reduced diameter knock receiving portion 13a.
A front portion of the knock receiving portion 13a is a cap receiving portion 13b, and a rib 15a protruding inward of the cap 15 is in contact with the cap receiving portion 13b, and is removable by the rib 15a. It has become a thing. In addition, a protrusion 13d on the circumference is formed in front of the cap receiving portion 15b, and the cap 15 is prevented from being excessively immersed by the protrusion 13d. Further, the outer diameter of the projection 13d is slightly larger than the outer diameter of the cap 15, and the gap with the inner surface of the shaft tube 1 is restricted by making the diameter slightly smaller than the inner surface of the shaft tube 1. In addition, the horizontal displacement and backlash of the core tank 2 are prevented, and the friction between the cap 15 and the inner surface of the shaft cylinder 1 during the alignment operation is prevented, and the sliding scratches generated on the side surface of the cap 15 are prevented. . Incidentally, the cap 15 can be removed from the eraser receiver 13 and fitted to the tip member 10 when being carried.
[0008]
A groove portion 1 a is formed on the rear outer peripheral surface of the shaft tube 1, and a ring-shaped sandwiching tube portion 16 a of the clip 16 is fitted therein. A plurality of holes 16 b are formed in front of the clip 16. In this example, two are formed, but are not caught by this, and three may be formed linearly in the longitudinal direction of the clip 16, or may be formed in three isosceles triangles, or Four of them may be formed in a square shape. Further, the shape of the hole 16b is not limited to a circle as shown in this example, and may be, for example, a quadrangular shape or a triangular shape.
The tip 16c of the clip 16 is larger than the central portion of the clip body portion 16d, that is, has a wider width, but is enlarged so that the clip can be easily inserted into a pocket such as clothes.
On the other hand, in the hole 16b of the clip 16, a protrusion 17a of a chip 17 made of a transparent resin molded product is fixed in a press-fitted state. That is, in this example, the two protrusions 17a are formed and press-fitted into the two holes 16b, but the distance between the centers of the protrusions 17a is slightly smaller than the distance between the centers of the holes 16b. However, it may be formed slightly wider. In addition to the press-fitting / fixing force of the protrusion 17a into the hole 16b, the two protrusions 17a sandwich the hole 16b, and the clamping force of the chip 17 to the clip 16 is also increased by the sandwiching force.
As shown in FIG. 11, the resin chip 17 may be formed with a cylindrical space portion 17b or a square columnar space portion. In addition to the transparent resin, more transparency can be obtained, and dents on the outer surface during molding (so-called “sink” phenomenon) can be prevented.
[0009]
Next, the clip 16 will be described in detail. A curved portion 16e is formed at the upper end of the main body portion 16d of the clip 16 in the direction of the shaft tube 1. The curved portion 16e is formed by drawing. Further, the holding cylinder part 16a for holding the shaft cylinder 1 is formed on the side part of the bending part 16e, and a slit 16f is formed between the holding cylinder part 16a and the bending part 16e. Yes. The slit 16f is formed from the inside to the end of the clip main body 16d. In this example, the length A (in the embodiment, 1.6 mm) from the front surface of the main body portion 16d to the slit 16f is the entire length B (in the embodiment, 2.5 mm) of the curved portion 16e. Although it is about 64%, it is not limited to this, and if it is between 0.2% and 80%, a good effect can be obtained. In other words, the expansion of the clip cylinder 16a of the clip can be suppressed, so that the clip can be prevented from falling off the shaft cylinder. By the way, if the length until the slit is formed is less than 0.2%, it will be the same as the prior art, and the clip cylinder part will easily expand and fall off the shaft cylinder. Further, if the length exceeds 80%, it becomes difficult to form by press working. In other words, a large force must be applied to the die for press working, and therefore the durability of the die is remarkably shortened.
[0010]
【Effect of the invention】
The present invention has a clip main body, a curved portion formed by curving the upper portion of the clip main body, and a holding tube formed by projecting in a bending direction on a side portion of the curved portion. In the metal clip in which a slit is formed between the holding tube portion and the bending portion, the bending portion is inclined with respect to the longitudinal direction of the clip, and one end portion of the slit is Provided on the side of the holding tube part more than the thickness of the metal plate of the clip body part, and provided the other end of the slit on the clip body part side of the thickness of the metal plate of the holding tube part, Since the space portion is formed on the side of the holding tube portion from the other end portion of the slit, it is possible to prevent the clip from falling off the shaft tube while maintaining the ease of processing the clip.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a first example of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG.
3 is a longitudinal sectional view of the main part of FIG. 1 (combination of resin chip and clip).
FIG. 4 is a side view of a clip.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a resin chip.
FIG. 6 is a top view of the clip.
FIG. 7 is a perspective view of a clip.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shaft cylinder 2 Core tank 3 Core 4 Chuck body 5 Chuck ring 6 Relay member 7 Repelling member 8 Core detent member 9 Core protection tube 10 Tip member 11 Eraser 12 Eraser stopper plate 13 Eraser receiver 13a Knock receiver 13b Cap receiver Part 13c Step part stage 13d Protrusion 14 Knock 14a Rib 15 Cap 15a Rib 16 Clip 16a Holding cylinder part 16b Hole 16c Tip part 16d Clip body part 16e Drawing part 16f Slit part 17 Resin chip 17a Protrusion

Claims (2)

クリップ本体部と、そのクリップ本体部の上部を湾曲させて形成した湾曲部と、その湾曲部の側部に湾曲方向に向けて突設して形成した狭持筒部を有し、その狭持筒部と前記湾曲部との間にスリットが形成された金属製のクリップにおいて、前記湾曲部を前記クリップの長手方向に対して傾斜させ、また、前記スリットの一方の端部を前記クリップ本体部の金属板の厚さ分よりも前記狭持筒部側に設けると共に、前記スリットの他方の端部を前記狭持筒部の金属板の厚さよりもクリップ本体部側に設け、そのスリットの他方の端部より狭持筒部側に空間部を形成したことを特徴とするクリップ。A clip body portion, a bending portion formed by bending the upper portion of the clip body portion, and a holding tube portion formed by projecting in a bending direction on a side portion of the bending portion. In a metal clip in which a slit is formed between a tube portion and the bending portion, the bending portion is inclined with respect to the longitudinal direction of the clip, and one end portion of the slit is connected to the clip main body portion. The other end of the slit is provided closer to the clip body than the thickness of the metal plate of the holding cylinder portion, and the other end of the slit is provided. A clip in which a space portion is formed on the side of the holding tube portion from the end portion thereof. 前記湾曲部の湾曲逆方向における前記クリップ本体部の面から前記スリットを形成するまでの長さを、前記湾曲部の全長の０．２％〜８０％としたことを特徴とする請求項１記載のクリップ。  The length from the surface of the said clip main-body part in the curve reverse direction of the said curved part to the said slit being made into 0.2%-80% of the full length of the said curved part, It is characterized by the above-mentioned. Clip.

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