JP4971959B2 - 厨芥排水処理システム及び、該システムなどに使用される排水処理槽 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスポーザで粉砕された生ごみを含む厨芥排水を浄化して放流する厨芥排水処理システム及び、該システムなどに使用される排水処理槽に関する。
図5は集合住宅に形成された従来の厨芥排水処理システムの排水管系統を示している。 1は集合住宅の建屋、2は1単位の住居、3は各住居2内の台所、4は台所3の流し台3aに設置されたディスポーザである。各ディスポーザ4からは排水横枝管5が延出されており、これら排水横枝管5は排水立て主管6に結合されている。
排水立て主管6は、建屋1内の各住居2が上下方向へ複数層に形成され且つ紙面に直交した水平方向へも複数列に形成されている場合、一般には、上下方向の住居2列のそれぞれに対応して水平方向上の適当間隔位置に設けられるのであり、これらの排水立て主管6のそれぞれの下端は地面上の排水横主管7に接続される。排水横主管5の下流端には排水処理槽8が接続されている。
このさい、排水横主管7の径は複数の排水立て主管6から流れ込む総排水量に見合う比較的大きなものとなされている。また排水横主管7は排水処理槽8の流入口8aに連結されており、その配管距離は一般に数十m以上にも及ぶ長いものとなり、しかもその排水勾配は例えば1/100〜1/150程度の比較的小さいものとなされている。
ディスポーザ4で粉砕された生ごみを含む厨芥排水は排水横枝管5、排水立て主管7及び排水横主管7を経て排水処理層8の最上流の処理室内a1に導入され、後続する厨芥排水の導入により漸次に下流側の処理室a2、a3、a4内へこの順に流動し、該流動の過程で浄化を進行され、最終的に清浄な状態となされて下水道又は自然界へ放流される。このような排水流れにおいて、排水横枝管5や排水横主管7は排水勾配が一般に小さいため、厨芥固形物(特に卵の殻や貝殻など)が堆積し閉塞することが生じ易い。
排水横枝管5が閉塞したときは、水道水などを洗い桶などの容器に溜め、この容器内の水を一気に流し台3aのシンクに流し込むようにする。これにより、シンク内の水は比較的小さな径の排水横枝管5内を略、満水状態となって勢いよく流下していき、このさいの水の保有エネルギーで堆積物は洗い流され、排水横枝管5内の閉塞は解消される。
一方、排水横主管7が閉塞したときは、その管径が大きいため、排水横枝管5の場合のような手法でこれを解決することができないのが実情である。したがって、排水横主管7はその閉塞を未然に防止することが望ましいのであり、そのため、管理者は通常、年1回以上、専門の業者に依頼して排水横主管7を含む排水系統内を高圧水で洗浄する処理を実施してもらっている。このような業者による洗浄処理の費用は高額であり、維持管理面での利用者の負担が大きいのである。
特許文献1、2,3、4、5には排水横主管7や排水横枝管5などの閉塞を防止する技術が開示されているが、既存の厨芥排水処理システムに使用する上で必ずしも便宜なものとは言えない場合がある。
また特許文献6,7、8には厨芥排水処理システムに使用される排水処理槽が開示されている。
特開平8−1136号公報 特開2000−282535号公報 特開2003−47935号公報 特開2006−214200号公報 特開2007−63810号公報 特開2001−286878公報 特開2003−154383号公報 特開2003−200181号公報
本発明は、上記排水横主管7内に厨芥などの固形物が閉塞するのを比較的簡易な手段により防止することのできる新規な構造の厨芥排水処理システム、及び、該システムに使用される排水処理槽を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明に係る厨芥排水処理システムは、ディスポーザで粉砕された生ごみを含む厨芥排水が排水横枝管、排水立て主管、排水横主管をこの順に通過して排水処理槽内に導入され、該排水処理槽内で浄化された後に放流される厨芥排水処理システムにおいて、前記排水処理槽の流入口に接続される前記排水横主管の前記流入口付近に開閉弁を介設し、且つ、前記排水処理槽内の排水を前記排水横主管の前記開閉弁よりも上流側に送給するための、ポンプ及び通液管を設け、且つ、前記排水横主管内の厨芥排水が前記通液管を通じて前記ポンプ内に逆流するのを阻止するための逆止弁を設けたことを特徴とするものである。

本発明に係る厨芥排水処理システムによれば、排水処理槽内の厨芥排水を排水横主管内に満たした後、この満たされた厨芥排水を排水横主管の下流端から一気に排水処理槽内に流出させて、排水横主管内に堆積している厨芥固形物などを迅速に洗い流すことができるのであり、この結果、排水横主管内に厨芥固形物などが堆積して排水横主管を閉塞させる事態を未然に防止することができ、また既に排水横主管を閉塞させた状態に堆積している厨芥固形物などを簡便に洗い流すことができるのであり、さらには本発明を実施する上で排水横主管よりも上流側の従来の排水系統を変更しないで済むものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施した厨芥排水処理システムの概要を示す説明図、図2は該システムに使用される排水処理槽を示す正面視断面図である。これらの図中において既述した部位と実質的に同一の部位には同じ符号を付して説明を簡略化する。
図1において、排水処理槽8の流入口a1付近に開閉弁9が設けられている。開閉弁9は動力により駆動されるものであり、例えば電動で駆動されるものとなされる。開閉弁9には排水横主管内の排水を効率的に流下させることのできるバタフライ弁や仕切弁、玉型弁などを使用するのが好ましい。
排水処理槽8は排水横主管7内を流下し排水処理槽8の流入口8aから流入した排水が最上流側の処理室a1を経た後、これよりも下流側の各処理室a2、a3、a4内へこの順に流動し、この流動過程で各処理室a1、a2、a3、a4に対応した浄化処理を受けるものとなされている。
図2にも示すように、排水処理槽8の流入口8aには流入管10が容器本体8Aの左側面壁b1から左側へ張り出した状態で固着されており、流入管10の左方先端には開閉弁9の右開口端面が固定されている。そして、開閉弁9の左開口端面に排水横主管7の下流端が接続されている。
最上流側に位置された処理室a1の内方にはポンプ11が固設されており、該ポンプ11の吐出口から通液管12が延出されている。ポンプ11は送液本体部11aの上側に吸い込み口11bを有するものとなされており、吸い込み口11bは処理室a1内の排水のうち上表面層c1及び下層c2の部分を除いたものを吸引するような高さに位置されている。またポンプ11の最大吐出圧は排水横主管7の内方空間内に厨芥排水を満水状態に張り込むに足りるだけの比較的小さいものとなされている。これは排水系統内に必要以上に排水が張り込まれるのを阻止する上で重要である。
通液管12は図示例では容器本体8Aの左側面壁b1を液密状に貫通して容器本体8Aの外方へ導かれており、通液管12の先端開口が開閉弁9よりも上流側の排水横主管7の外周壁上部に形成された開口7aを通じて排水横主管7内と連通されている。開口7aが排水横主管7の外周壁上部に形成されていることは排水横主管7内の下部内方を流下する厨芥排水中の固形物が通液管12内に沈降するのを阻止する上で寄与する。容器本体8Aの外方に位置した通液管12の途中には水平部が形成されており、該水平部の途中に逆流規制手段としての逆止弁13が介設されている。
14は開閉弁9の開閉作動及びポンプ11の起動停止を制御するための制御装置であり、排水処理槽8近くに設けられるものである。制御装置14は電源スイッチ及びシステム使用期間計時用タイマー及び各部の制御回路を備えており、電源スイッチの入り状態の下でシステム使用期間計時用タイマーから出力信号が発出されたとき各部の制御回路が該出力信号に基づいて開閉弁9及びポンプ11を予め定めた順に作動させるものとなされている。
このような厨芥排水処理システムを構築する場合、排水処理槽8の容器本体8Aに、ポンプ11や、ポンプ11の吐出口から逆止弁13までの通液管部分12a、逆止弁12、流入管10、開閉弁9及び制御装置14からなる構成要素の全て或いはこれらの一部を工場などで予め一体状に組み付けた後、構築現場に設置し、流入管10に排水横主管7の下流端を接続させると共に逆止弁の左開口端面を通液管部分12bを介して排水横主管7の外周壁上部の開口7aに接続させるようにすれば、作業が能率的に行える。
次に上記した厨芥排水処理システムの作用について図3をも参照して説明する。図3は制御装置14の制御フローを示す図である。
該システムの使用に先立って、制御装置14の電源スイッチを入り状態にすると共に、開閉弁9及びポンプ11を作動可能状態とする。そして制御装置14の使用期間計時用タイマーの出力信号発生時点を例えば1週間程度の一定期間経過時点となすように設定する。このように操作されると、制御装置14は開閉弁9を開作動させると共にポンプ11を停止状態に保持し、使用期間計時用タイマーは設定時点からの使用期間を計時する。
この状態で、各住居2のディスポーザ4を使用すると、ディスポーザ4で粉砕された生ごみを含む厨芥排水は、排水横枝管5、排水立て主管6、排水横主管7内を自然流下し、開放状態の開閉弁9を通過した後、流入口8aを経て排水処理層8の最上流側の処理室a1内に流入する。このように流入した厨芥排水wは流入量の増大に伴って重力作用により複数の処理室a2、a3、a4内をこの順に下流側へ移動し、各処理室a1、a2、a3、a4内で浄化を進行され、汚染物質などの除去された状態で下水道又は自然界へ放流される。
またポンプ11の停止状態では、逆止弁13が重力作用により閉鎖状態となっており、排水横主管7内を流下する厨芥排水wが通液管12を通じてポンプ11内に逆流することは確実に阻止される。
該システムの使用中に、予め設定された一定期間が経過したとき、使用期間計時用タイマーが出力信号を発生し、該信号に基づいて、制御装置14が次のように各部を制御する。
即ち、先ず図3のステップs1に示すように使用期間計時用タイマーが出力信号を発生したことに関連して開閉弁9を閉作動させる。これにより排水横主管7内から排水処理槽8への排水流れが開閉弁9で完全に封鎖される。次にステップs2で示すようにポンプ11を起動させる。これにより、ポンプ11は吸い込み口11bを通じて処理室a1内の厨芥排水wを、上表面槽c1の浮遊物や下層c2の沈殿物を避けるように吸引し、送液本体部11aの吐出口から吐き出し、通液管12及び逆止弁13を通じて排水横主管7内に送給する。この送給中において、制御回路に組み込まれたポンプ用タイマーで予め設定された一定時間(数十秒〜数分程度)が経過したとき、ポンプ用タイマーが出力信号を発し、ステップs3に示すようにポンプ11の作動を停止させる。これにより排水横主管7内や必要に応じ排水立て主管6の下部内に厨芥固形物の少ない厨芥排水wが満たされた状態となる。この後、制御回路に組み込まれた弁用タイマーで予め設定された一定時間(例えば、数秒〜数十秒)が経過したとき、弁用タイマーが出力信号を発し、ステップs4に示すように開閉弁9を開作動させる。これにより、排水横主管7内などに満たされた厨芥排水wが一気に開閉弁9や流入口8aを経て処理室a1内に流出されるのであり、このさいの水の保有エネルギーにより排水横主管7内に堆積している卵の殻や貝殻などを含む厨芥固形物は綺麗に洗い流され処理室a1内に押し出される。
一方、使用期間計時用タイマーは出力信号を発生した後、再び、その発生時点からの計時作動を開始する。以後、使用期間計時用タイマーが出力信号を発するごとに、制御装置14は図3に示す制御フローに従って各部を制御する。
このような作動の結果、排水横主管7内に厨芥固形物が堆積して排水横主管7内が閉塞される事態は未然に防止されるのであり、またたとえ排水横主管7内に厨芥固形物が堆積して排水横主管7内が閉塞された状態になったとしても、堆積した厨芥固形物は迅速に洗い流され、排水横主管7内は排水が円滑に流下する状態となる。
上記の実施形態において、ポンプ11が最上流側の処理室a1内の厨芥排水wを吸引すること及びこのように吸引された厨芥排水wが同じ処理室a1へ戻されることは、ポンプ11が他の処理室a2、a3、a4内で浄化の進行した状態の厨芥排水wを吸引すること及びこのように吸引された厨芥排水wが最上流の処理室a1内へ戻されるす場合に較べると、排水処理槽8による浄化処理能力の無駄な使用を回避する上で寄与するものであり、排水処理槽8の浄化処理を効率的となす上で有益である。
またポンプ11が処理室a1内の厨芥排水wのうち上表面槽c1や下層c2を除いた中間層を吸引することは、ポンプ11が浮遊物や沈殿物などの混入の少ない厨芥排水wを吸引するものとなって、ポンプ11の性能を維持する上で有益であり、また排水横主管7内の洗い流しを効果的に行う上でも有益である。
上記した実施形態の厨芥排水処理システムは次のように変形することができる。
a.図4に示すように、逆止弁13を省略して通液管12のみでポンプ11の吐出口と排水横主管7の外周壁の上部に形成された開口7aとを結合した状態となし、且つ、通液管12の途中箇所を排水横主管7よりも少なくとも数十cm程度高くなした逆U字状の立ち上がり部d1を形成した構成とするのであり、このさい立ち上がり部b1は逆流規制手段13として機能する。
b.開閉弁9を排水処理槽8の流入管10に固定しないで流入口8a近傍に位置した排水横主管7部分の長さ方向途中に介設することも差し支えない。これによっても開閉弁9を流入管10に固定した場合とほぼ同様な作用が得られる。
c.図3の制御フローにおいては、ポンプ11は起動された後、ポンプ用タイマーが出力信号を発したとき、該出力信号の発生に関連して停止されるようになされたが、これに代えて、排水横主管7内に厨芥排水wが満たされたことを検出するセンサを設け、該センサの検出信号に関連してポンプ11の作動が停止されるようになすことも差し支えない。
このさい、センサは排水横主管7の最上流箇所に設けるか或いは排水立て主管6の下部に設けるのがよい。
d.上記実施形態では開閉弁9やポンプ11が制御装置14により自動的に制御されるものとなされたが、これに限定するものではなく、開閉弁9やポンプ11は人為的に開閉操作或いはスイッチ操作により作動されるものであってもよいのであり、このようなものも本発明の範囲内である。
本発明を実施した厨芥排水処理システムの概要を示す説明図である。 上記厨芥排水処理システムの排水処理槽を示す正面視断面図である。 上記厨芥排水処理システムの制御フローを示す図である。 上記厨芥排水処理システムの要部の変形例を示す図である。 従来の厨芥排水処理システムを示す図である。
符号の説明
4 ディスポーザ
5 排水横枝管
6 排水立て主管
7 排水横主管
8 排水処理槽
8a 流入口
9 開閉弁
11 ポンプ
11b 吸い込み口
12 通液管
13 逆流規制手段(逆止弁)
14 制御装置
a1 処理室
a2 処理室
a3 処理室
a4 処理室
w 厨芥排水

Claims (6)

  1. ディスポーザで粉砕された生ごみを含む厨芥排水が排水横枝管、排水立て主管、排水横主管をこの順に通過して排水処理槽内に導入され、該排水処理槽内で浄化された後に放流される厨芥排水処理システムにおいて、前記排水処理槽の流入口に接続される前記排水横主管の前記流入口付近に開閉弁を介設し、且つ、前記排水処理槽内の排水を前記排水横主管の前記開閉弁よりも上流側に送給するための、ポンプ及び通液管を設け、且つ、前記排水横主管内の厨芥排水が前記通液管を通じて前記ポンプ内に逆流するのを阻止するための逆止弁を設けたことを特徴とする厨芥排水処理システム。
  2. 指令信号を入力されたとき、前記開閉弁を閉じ、次に前記ポンプを起動させて前記排水処理槽内の排水を前記排水横主管内に送り込み、該排水横主管内が満水状態となった後に前記ポンプを停止させ、その後、前記開閉弁を開き、前記排水横主管内の排水を前記開閉弁内を通じて排水処理槽内に流下させることを内容とする一連の制御フローを実施する制御装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の厨芥排水処理システム。
  3. 前記制御装置が、前記一連の制御フローを一定時間間隔で自動的に実施することを特徴とする請求項2記載の厨芥排水処理システム。
  4. 前記ポンプの吸い込み口が、前記排水処理槽内の厨芥排水のうち上表面層及び下層の部分を除いた中間層の部分を吸引するような高さに位置されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の厨芥排水処理システム。
  5. 流入口から流入した固形物を含む懸濁排水が複数の処理室を順に通過することにより漸次に浄化されるものとなされた排水処理槽において、該流入口を開閉するための開閉弁を設け、前記懸濁排水が最上流側の処理室内の懸濁排水のうち上表面層及び下層を除いた中間層のものを吸引し流入口の上流へ送給するための、ポンプ及び通液管が装設されており、前記ポンプの吐出口に接続された通液管を通じて外方から懸濁排水が逆流するのを規制するための逆止弁を設けたことを特徴とする厨芥排水処理システムなどに使用される排水処理槽。
  6. 前記開閉弁を閉鎖し、前記通液管を介して流入口の上流に懸濁排水を送給した後、前記開閉弁を開放するように、前記開閉弁及び前記ポンプを制御する制御装置を有することを特徴とする請求項記載の厨芥排水処理システムなどに使用される排水処理槽。
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