JP4967841B2 - 遠心分離機用ロータ及びこれを備えた遠心分離機 - Google Patents

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Description

本発明は、医学、薬学、遺伝子工学等の分野で使用される遠心分離機用ロータとこれを備えた遠心機分離機に関するものである。
一般にロータの最高回転速度が10,000〜15,000rpm程度である遠心分離機では、ロータを回転駆動するためのロータ室内が大気圧の状態で運転されることが多い。この場合、ロータの回転中に発生する空気とロータとの摩擦熱が大きくなることが知られている。この摩擦熱を小さく抑えるためにはロータの表面をできる限り凹凸の無い形状とすれば良く、そのために試料を保持するための試料保持穴の上部をカバーで覆ったりしている(例えば、特許文献1参照)。
又、遠心分離機においては、発熱を抑えるために冷凍機によってロータ室を強制冷却する方式や、ロータが回転する際の空気の流れを利用して遠心分離機の外部からロータ室内に空気を取り込んで空冷する方式が採られている。
このような遠心分離機に使用されるロータは、回転中に発生する空気の流れや圧力の影響による振動の発生を防止するために遠心分離機の駆動軸に固定されるのが一般的であるが、複数種のロータを同一の遠心分離機で使用する場合もあるため、使用者の使い勝手も考慮してロータを着脱可能に締結する必要がある。
ここで、試料保持穴の上部をカバーで覆ったロータの締結構造の一例を図6に示す。
図6はロータの締結部の断面図であり、ロータ101は、ロータボディ102の上面にカバー103を着脱可能に被着して構成されており、ロータボディ102の中心部には、モータの駆動軸135の先端部が挿入される円孔状のカップリング部102aが形成されている。
又、ロータボディ102の中心(カップリング部102aの周囲)に形成されたボス部102Aの外周にはネジ部102cが形成されており、ボス部102Aの上端面には、当該ロータ101を駆動軸135の上端ネジ部135aに取り付けるためのナット104が間に皿バネ105を挟んで中心軸N方向(図6の上下方向)に移動可能に螺合しており、これらのナット104と皿バネ105がロータボディ102から脱落しないようにボス部102Aの前記ネジ部102cには円筒状の固定ホルダ106が螺着されている。
他方、前記カバー103の中心部には中心軸Nを中心とする円孔状の貫通孔103aが形成されており、カバー103は略円筒状のハンドル107によってロータボディ102に着脱可能に取り付けられる。
上記ハンドル107は、下端部に形成された小径円筒状の軸部107Aとその上方に形成された大径円筒状の握り部107Bとで構成されており、軸部107Aの外径はカバー103の前記貫通孔103aの内径よりも僅かに小さく設定され、握り部107Bの外径は貫通孔103aの内径よりも大きく設定されている。そして、輪止め110によってハンドル107とカバー103は一体に形成されている。このハンドル107の軸部107Aの内周にはネジ部107aが形成されており、握り部107Bの中心には円孔状の嵌合孔107bが形成されている。
而して、使用者がロータボディ103を駆動軸135の先端部に取り付ける場合、ロータボディ102のカップリング部102aに駆動軸135の先端部を通し、駆動軸135の先端部に形成されたネジ部135aにナット104を締め付ける。軸部107Aの内周に形成されたネジ部107aを固定ホルダ106のネジ部106aに螺合し、握り部107Bを握ってハンドル107を回して軸部107Aのネジ部107aを固定ホルダ106のネジ部106aに締め付ければ、カバー103をハンドル107によってロータボディ102に締結することができる。
特開平6−190303号公報
しかし、上記締結構成では、図6に示すようにナット104が駆動軸135のネジ部135aに完全にネジ込まれておらず、ロータ101と駆動軸135との締結が行われていなくても、ロータボディ102にカバー103を取り付けることができる。このようにロータ101が駆動軸135に締結されていない状態で運転してしまうと、駆動軸135とロータボディ102との間で滑りが生じて駆動軸135からの回転トルクがロータ101に伝達されなくなり、所期の遠心分離ができないという問題がある。又、ロータ101の締結が不完全な状態で駆動軸135を回転させた場合、回転トルクがロータ101に伝達されても、回転中に異常な振動が発生する可能性がある。
又、図6に示す従来の締結構造においては、ロータボディ102とナット104の間に皿バネ105を設けてナット104に緩みが発生しないにしているが、皿バネ105による緩み防止だけでは高速回転時の振動の発生を防ぐことは困難であり、ナット104の締め付けを忘れた場合には、ロータ101の固定がされないで異常な振動が発生してしまう。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、駆動軸への締結がなされない状態での回転を未然に防いで異常振動の発生を抑えることができる遠心分離機用ロータ及びこれを備えた遠心分離機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、試料を収容して回転するロータボディと、該ロータボディを駆動軸に締結するための締結部材と、前記ロータボディに取り付けられるハンドルと、該ハンドルによって前記ロータボディに着脱可能に取り付けられるカバーを有する遠心分離機用ロータにおいて、前記ハンドルに袋状部を形成し、該ハンドルの袋状部の上壁に、前記締結部材の外径よりも小さな内径の貫通孔を設け、前記締結部材が前記駆動軸に締結されていない状態では該締結部材が前記ハンドルの袋状部に当接して該ハンドルの前記ロータボディへの螺合を阻止するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記締結部材を締め付けない状態における前記ロータボディのネジ部の開始位置から締結部材の上端面までの高さH1を前記ハンドルの下端面から袋状部の内側端面までの高さH2以上(H1≧H2)に設定したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の遠心分離機用ロータを含んで遠心分離機を構成したことを特徴とする。
本発明によれば、ハンドルに袋状部を形成し、締結部材が駆動軸に締結されていない状態では該締結部材がハンドルの袋状部に当接して該ハンドルのロータボディへの螺合を阻止するようにしたため、カバーをロータボディに取り付けようとしてハンドルを回してもハンドルを締め付けることができず、このことによって使用者に締結部材の締め忘れを知らせることができる。従って、締結部材を確実に締め付けてロータボディを駆動軸に完全に締結しなければカバーを取り付けることができず、使用者は締結部材によってロータボディを駆動軸に締結した後にハンドルを回してカバーを取り付け、カバーが取り付けられたロータを回転駆動して所期の遠心分離を行うことができる。このため、締結部材を締め付け忘れてロータを駆動軸に締結しないまま該ロータを回転駆動するという不具合の発生を未然に防ぐことができ、駆動軸からロータに駆動トルクを確実に伝達してロータを所定の速度で回転させ、所望の遠心分離を安定的に行うことができるとともに、ロータの異常振動を確実に防ぐことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る遠心分離機の破断側面図であり、図示の遠心分離機30は、駆動装置であるモータ31、ロータ室32等を備え、モータ31は、振動等を吸収する防振ゴム等から成るモータ支持部33によってフレーム34に固定されている。
又、モータ31の上部はロータ室32内に突出しており、該モータ31の駆動軸35の先端部には本発明に係るロータ1が装着されている。そして、ロータ室32の上部にはドア36が設置されており、ロータ1は、ドア36を破線にて示すように開けてロータ室32の上方から着脱される。
次に、本発明に係るロータ1の具体的な構成を図2〜図5に基づいて説明する。
図2は本発明に係るロータの正断面図、図3及び図4は図2のA部拡大詳細図、図5は同ロータの分解部分断面図である。
ロータ1は、略円錐台状のロータボディ2の上面に略円板状の着脱可能なカバー3を被着して構成されており、ロータボディ2の中心部には、モータ21の駆動軸35の先端部が挿入される円孔状のカップリング部2aが形成されている。又、ロータボディ2の外周部には円穴状の複数の試料体保持部2bが斜めに形成されており、これらの試料体保持部2bには、遠心分離すべき試料が収容された試験管等の不図示の試料保持容器が挿入される。
更に、ロータボディ2の中心(カップリング部2aの周囲)に形成されたボス部2Aの外周にはネジ部2cが形成されており、ボス部2Aの上端面には、当該ロータ1を駆動軸35のネジ部35aに取り付けるための締結部材であるナット4が間に皿バネ5を挟んで中心軸N方向(図の上下方向)に移動可能に螺合しており、これらのナット4と皿バネ5がロータボディ2から脱落しないようにボス部2Aの前記ネジ部2cには円筒状の固定ホルダ6が螺着されている。尚、ナット4の上端中心部には六角孔4aが形成されており、固定ホルダ6の下端部外周にはネジ部6aが形成されている。
他方、前記カバー3の中心部には中心軸Nを中心とする円孔状の貫通孔3aが形成されており、カバー3は略円筒状のハンドル7によってロータボディ2に着脱可能に取り付けられている。
上記ハンドル7は、袋ナット状の部材であって、下端部に形成された小径円筒状の軸部7Aとその上方に形成された大径円筒状の握り部7Bとで構成されており、握り部7Bの中央には袋状部7Cが一体に形成されている。ここで、軸部7Aの外径はカバー3の前記貫通孔3aの内径よりも僅かに小さく設定され、握り部7Bの外径は貫通孔3aの内径よりも大きく設定されている。そして、このハンドル7の軸部7Aの内周にはネジ部7aが形成されており、袋状部7Cの内部には嵌合孔7bが形成されている。又、ハンドル7の袋状部7Cの上壁の中心には六角レンチ等の不図示の工具を差し込むための円孔状の貫通孔7cが形成されている。ここで、図5に示すように貫通孔7cの内径φD1はナット4の外径φD2よりも小さく設定されている(φD1<φD2)。
而して、ハンドル7は、その軸部7Aをカバー3の貫通孔3aに上方から通し、該軸部7Aの内周に形成されたネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに螺合させ、握り部7Bを握って該ハンドル7を回して軸部7Aのネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに締め付けることによってカバー3をロータボディ2に取り付ける。尚、このとき、カバー3の外周は、図2に示すように、ロータボディ2の外周に凹凸嵌合して該ロータボディ2の外周によって固定される。
上述のようにハンドル7によってカバー3をロータボディ2に取り付けると、ハンドル7の握り部7Bに形成された嵌合孔7bに固定ホルダ6の外周が嵌合するとともに、握り部7Bの下面がカバー3の上面に密着し、嵌合孔7bと固定ホルダ6の外周及び握り部7Bとカバー3の上面とはOリング等の弾性シールリング8,9によって気密にシールされる。そして、カバー3は、ハンドル7の軸部7Aの外周に固定された止め輪10によってハンドル7から脱落しないように取り付けられている。尚、ハンドル7の握り部7Bの下面と止め輪10との間の距離は、カバー3の厚みより僅かに大きく設定されており、図3に示すようにカバー3を取り付けた状態では、該カバー3と止め輪10との間には微小な隙間が形成されるよう構成されている。
而して、使用者がロータボディ2を駆動軸35の先端部に取り付ける場合、ロータボディ2のカップリング部2aに駆動軸35の先端部に通し、駆動軸35の先端部に形成されたネジ部35aにナット4を締め付ける。その後、カバー3をハンドル7によってロータボディ2に締結するため、軸部7Aの内周に形成されたネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに螺合し、握り部7Bを握ってハンドル7を回して軸部7Aのネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに締め付ける。
ところで、図4に示すように、使用者がナット4を駆動軸35の先端のネジ部35aに締め付け忘れたためにナット4が締結位置から浮き上がっている状態において、カバー3をロータボディ2に取り付けるために、ハンドル7の軸部7Aの内周に形成されたネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに螺合させようとしても、浮き上がったナット4にハンドル7の袋状部7Cの上壁が当接し、ハンドル7のネジ部7aが固定ホルダ6のネジ部6aに螺合しない。このため、その状態でハンドル7を回しても、該ハンドル7は回転しているだけで固定ホルダ6のネジ部6aに螺合せず、これによって使用者はナット4の締め付け忘れに気づくことができる。
ここで、上記効果を得るためには、図5に示すように、ナット4を締め付けない状態におけるロータボディ2のネジ部2cの開始位置からナット4の上端面までの高さH1は、ハンドル7の下端面から袋状部7Cの内側端面までの高さH2以上(H1≧H2)である必要がある。即ち、H1≧H2の関係が成立すれば、ナット4の締め付けがなされないままの状態でハンドル7が固定ホルダ6のネジ部6aに螺合することはあり得ない。
而して、使用者がナット4の締め付け忘れに気づくと、ナット4を駆動軸35のネジ部35aに確実に締め付けてロータボディ2を駆動軸35に締結し、その後、ハンドル7の付いたカバー3をロータボディ2に取り付けても、ナット4とハンドル7の袋状部7Cの上壁とが干渉することがないため、ハンドル7のネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに螺合し、握り部7Bを握ってハンドル7を回して軸部7Aのネジ部7aを固定ホルダ6のネジ部6aに締め付ければ、図3に示すようにカバー3をハンドル7によってロータボディ2に確実に締結することができる。
ところで、本実施の形態では、ハンドル7の袋状部7Cの上壁の中心に貫通孔7cを形成したため、ナット4が不完全に締め付けられた状態でハンドル7によってカバー3を取り付けた際には、カバー3を取り外すことなく、貫通孔7cから六角レンチ等の不図示の工具をハンドル7内に差し込んでナット4の六角孔4aに工具の先端を嵌め込み、工具を回してナット4を増し締めすることができるために便利である。ここで、前述のように貫通孔7cの内径φD1はナット4の外径φD2よりも小さく設定されている(φD1<φD2)ため、ナット4が貫通孔7cを通過することはなく、ナット4を締め付け忘れた場合には、該ナット4がハンドル7の袋状部7Cに確実に当接して使用者にナット4の締め付け忘れを認知させることができる。
以上のように、本発明によれば、ハンドル7に袋状部7Cを形成し、ナット4が駆動軸35に締結されていない状態では該ナット4がハンドル7の袋状部7Cに当接して該ハンドル7の固定ホルダ6への螺合を阻止するようにしたため、カバー3をロータボディ2に取り付けようとしてハンドル7を回しても該ハンドル7を締め付けることができず、このことによって使用者にナット4の締め忘れを知らせることができる。従って、ナット4を確実に締め付けてロータボディ2を駆動軸35に完全に締結しなければカバー3を取り付けることができず、使用者はナット4によってロータボディ2を駆動軸35に締結した後にハンドル7を回してカバー3をロータボディ2に取り付け、カバー3が取り付けられたロータ1を回転駆動して所期の遠心分離を行うことができる。このため、ナット4を締め付け忘れてロータ1を駆動軸35に締結しないまま該ロータ1を回転駆動するという不具合の発生を未然に防ぐことができ、駆動軸35からロータ1に駆動トルクを確実に伝達してロータ1を所定の速度で回転させ、所望の遠心分離を安定的に行うことができるとともに、ロータ1の異常振動を確実に防ぐことができる。
本発明に係る遠心分離機の破断側面図である。 本発明に係る遠心分離機用ロータの正断面図である。 図2のA部拡大詳細図(ナットが正常に締め付けられた状態)である。 図2のA部拡大詳細図(ナットを締め付け忘れた状態)である。 本発明に係る遠心分離機用ロータの分解部分断面図である。 ロータの締結構造の従来例を示す部分断面図である。
1 ロータ
2 ロータボディ
2A ロータボディのボス部
2a ロータボディのカップリング部
2b ロータボディの試料体保持部
2c ロータボディのネジ部
3 カバー
3a カバーの貫通孔
4 ナット(締結部材)
4a ナットの六角孔
5 皿バネ
6 固定ホルダ
6a 固定ホルダのネジ部
7 ハンドル
7A ハンドルの軸部
7B ハンドルの握り部
7C ハンドルの袋状部
7a ハンドルのネジ部
7b ハンドルの嵌合孔
7c ハンドルの貫通孔
8,9 弾性シールリング
10 止め輪
30 遠心分離機
31 モータ
32 ロータ室
33 モータ支持部
34 フレーム
35 駆動軸
35a 駆動軸のネジ部
36 ドア
φD1 ハンドルの貫通孔の内径
φD2 ナットの外径
H1 ロータボディのネジ部の開始位置から締結部材の上端面までの高さ
H2 ハンドルの下端面から袋状部の内側端面までの高さ
N 中心軸

Claims (3)

  1. 試料を収容して回転するロータボディと、該ロータボディを駆動軸に締結するための締結部材と、前記ロータボディに取り付けられるハンドルと、該ハンドルによって前記ロータボディに着脱可能に取り付けられるカバーを有する遠心分離機用ロータにおいて、
    前記ハンドルに袋状部を形成し、該ハンドルの袋状部の上壁に、前記締結部材の外径よりも小さな内径の貫通孔を設け、前記締結部材が前記駆動軸に締結されていない状態では該締結部材が前記ハンドルの袋状部に当接して該ハンドルの前記ロータボディへの螺合を阻止するようにしたことを特徴とする遠心分離機用ロータ。
  2. 試料を収容して回転するロータボディと、該ロータボディを駆動軸に締結するための締結部材と、前記ロータボディに取り付けられるハンドルと、該ハンドルによって前記ロータボディに着脱可能に取り付けられるカバーを有する遠心分離機用ロータにおいて、
    前記ハンドルに袋状部を形成し、該ハンドルの袋状部の上壁に、前記締結部材の外径よりも小さな内径の貫通孔を設け、前記締結部材が前記駆動軸に締結されていない状態では前記ロータボディのネジ部の開始位置から締結部材の上端面までの高さH1を前記ハンドルの下端面から袋状部の内側端面までの高さH2以上に設定し、前記締結部材を締め付けない状態では、該締結部材が前記ハンドルの袋状部に当接して該ハンドルの前記ロータボディへの螺合を阻止するようにしたことを特徴とする遠心分離機用ロータ。
  3. 請求項1〜の何れかに記載の遠心分離機用ロータを備えたことを特徴とする遠心分離機。
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