JP4966756B2 - ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタと、リフレクタからの光の一部を遮るためのシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズとを具備し、リフレクタからの光の一部をシェードの天面によって反射し、シェードの天面からの反射光を投影レンズによって投影するロービーム用プロジェクタ型車両用灯具に関する。
特に、本発明は、シェードの天面からの反射光によって配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することにより、運転者の視認性を向上させることができるロービーム用プロジェクタ型車両用灯具に関する。
従来から、光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタと、リフレクタからの光の一部を遮るためのシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズとを具備し、リフレクタからの光の一部をシェードの天面によって反射し、シェードの天面からの反射光を投影レンズによって投影するプロジェクタ型車両用灯具が知られている。この種のプロジェクタ型車両用灯具の例としては、例えば特開2006−107955号公報、特開2006−294380号公報、実開平5−66806号公報などに記載されたものがある。
特開2006−107955号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、光源からの光がリフレクタ(主リフレクタ)によって反射され、リフレクタ(主リフレクタ)からの光の一部が、シェード(副リフレクタ)によって遮られることなく、投影レンズ(凸レンズ)を介して照射される。また、リフレクタ(主リフレクタ)からの光の残りの一部が、シェード(副リフレクタ)の天面(第2反射面)によって反射され、投影レンズ(凸レンズ)を介して照射される。
ところで、特開2006−107955号公報の図4および図7に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェード(副リフレクタ)の天面(第2反射面)からの反射光が配光パターンの上縁のカットラインよりも下側に照射される。つまり、特開2006−107955号公報の図4および図7に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェード(副リフレクタ)の天面(第2反射面)からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインよりも上側の暗い部分が明るくされるのではなく、配光パターンの上縁のカットラインよりも下側の明るい部分が更に明るくされる。
そのため、特開2006−107955号公報の図4および図7に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェード(副リフレクタ)の天面(第2反射面)からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができない。
更に、特開2006−294380号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、光源からの光がリフレクタの反射面(楕円鏡反射面)によって反射され、リフレクタの反射面(楕円鏡反射面)からの光の一部が、シェードの天面によって反射され、投影レンズを介して照射される。
ところで、特開2006−294380号公報の図2および図4に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面からの反射光が配光パターンの上縁のカットラインよりも下側に照射される。つまり、特開2006−107955号公報の図2および図4に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインよりも上側の暗い部分が明るくされるのではなく、配光パターンの上縁のカットラインよりも下側の明るい部分が更に明るくされる。
そのため、特開2006−294380号公報の図2および図4に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができない。
また、特開2006−294380号公報の図6および図10に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、ロービーム照射時に、シェードの天面からの反射光が配光パターンの上縁のカットラインよりも下側に照射される。つまり、特開2006−294380号公報の図6および図10に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、ロービーム照射時に、シェードの天面からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインよりも上側の暗い部分が明るくされるのではなく、配光パターンの上縁のカットラインよりも下側の明るい部分が更に明るくされる。
そのため、特開2006−294380号公報の図6および図10に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、ロービーム照射時に、シェードの天面からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができない。
更に、実開平5−66806号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、光源からの光がリフレクタ(楕円面反射鏡)によって反射され、リフレクタ(楕円面反射鏡)からの光の一部が、シェード(遮光板)によって遮られることなく、投影レンズを介して照射される。また、リフレクタ(楕円面反射鏡)からの光の残りの一部が、シェード(遮光板)の天面(上端面)によって反射され、投影レンズを介して照射される。
実開平5−66806号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、特開2006−107955号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具、あるいは、特開2006−294380号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具とは異なり、シェード(遮光板)の天面(上端面)からの反射光によって、配光パターンの上縁のカットラインよりも上側の暗い部分が明るくされる。
ところが、実開平5−66806号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具では、シェード(遮光板)の天面(上端面)からの反射光が配光パターンの上縁のカットラインよりも上側に照射されるものの、シェード(遮光板)の天面(上端面)が水平面によって構成されているため、シェード(遮光板)の天面(上端面)からの反射光が、配光パターンの上縁のカットラインに隣接する位置に照射されるのではなく、配光パターンの上縁のカットラインからかなり離れた位置に照射されてしまう。
その結果、実開平5−66806号公報に記載されたプロジェクタ型車両用灯具によっても、シェード(遮光板)の天面(上端面)からの反射光により、配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができない。
特開2006−107955号公報 特開2006−294380号公報 実開平5−66806号公報
前記問題点に鑑み、本発明は、シェードの天面からの反射光によって配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することにより、運転者の視認性を向上させることができるロービーム用プロジェクタ型車両用灯具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタと、リフレクタからの光の一部を遮るためのシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズとを具備し、
リフレクタからの光の一部をシェードの天面によって反射し、シェードの天面からの反射光を投影レンズによって投影するロービーム用プロジェクタ型車両用灯具において、
シェードの天面からの反射光が、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側であって、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインに隣接する位置に照射されるように、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の天面を第1の角度で傾斜させ
シェードのうち、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分の天面にリフレクタからの光が入射しないように、その部分の天面を第1の角度よりも大きい第2の角度で傾斜させることを特徴とするロービーム用プロジェクタ型車両用灯具が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、投影レンズを隔てて光源の反対側から投影レンズに入射した仮想の水平な平行光が集光する投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上あるいはその近傍に、シェードのうち、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分を配置し、
シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分を、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分よりも投影レンズに近い位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さを、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さよりも厚くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具が提供される。
請求項1に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面からの反射光が、配光パターンの上縁のカットラインよりも上側であって、配光パターンの上縁のカットラインに隣接する位置に照射されるように、シェードの天面が傾斜せしめられている。
つまり、請求項1に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面が水平面によって構成されている場合よりも、配光パターンの上縁のカットラインの近くにシェードの天面からの反射光が照射される。
そのため、請求項1に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードの天面からの反射光によって配光パターンの上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができ、それにより、運転者の視認性を向上させることができる。
詳細には、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードの天面からの反射光が、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側であって、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインに隣接する位置に照射されるように、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の天面が、第1の角度で傾斜せしめられている。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードの天面からの反射光によって配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和することができる。
更に、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードのうち、配光パターンの自車線側(つまり、対向車線側の反対側であって、自車線の路肩側)の上縁のカットラインを形成する部分の天面にリフレクタからの光が入射しないように、その部分の天面が、第1の角度よりも大きい第2の角度で傾斜せしめられている。つまり、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインの上側と下側との明暗差が緩和されない。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを用いてエイミング調整を行うことができる。換言すれば、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインの下側が暗くされない。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、良好な遠方視認性を確保することができる。
つまり、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードの天面からの反射光によって配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインの上側と下側との明暗差を緩和しつつ、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを用いてエイミング調整を行うことができる。
請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、投影レンズを隔てて光源の反対側から投影レンズに入射した仮想の水平な平行光が集光する投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上あるいはその近傍に、シェードのうち、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分が配置されている。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを鮮明にすることができる。
更に、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分よりも投影レンズに近い位置に配置されている。好ましくは、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が約0.5mmほど、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分よりも投影レンズに近い位置に配置されている。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインをぼかすことができる。
詳細には、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、仮にシェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上に配置される場合にはシェードによって遮られてしまう光が、シェードに遮られることなく、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側に照射される。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上に配置される場合よりも、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインより上側を明るくすることができる。
また、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、仮にシェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上に配置される場合には配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも下側に照射される光が、シェードの天面によって反射され、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側に照射される。そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分が投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上に配置される場合よりも、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインより下側を暗くすることができ、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインより上側を明るくすることができる。
請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さが、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さよりも厚くされている。
つまり、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、仮にシェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さが薄い場合には配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも下側に照射される光が、シェードの天面によって反射され、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側に照射される。
そのため、請求項に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具によれば、シェードのうち配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さが薄い場合よりも、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインより下側を暗くすることができ、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインより上側を明るくすることができる。
以下、本発明のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103が適用されたヘッドランプ100の正面図である。図1において、101はヘッドランプ100のハウジング、102はヘッドランプ100のカバーレンズである。104はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のエイミング調整時にハウジング101に対するロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の回転中心となる支点である。105はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のエイミング調整時にロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の主光軸線Zの水平方向の向きを調整するためのエイミングスクリューを示している。106はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のエイミング調整時にロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の主光軸線Zの鉛直方向の向きを調整するためのエイミングスクリューを示している。
図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は図1のB−B線に沿った断面図、図4および図5はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の基本的な光路図である。詳細には、図4はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の主光軸線Zを含む水平面内におけるロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の基本的な光路を示した図である。図5はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の主光軸線Zを含む鉛直面内におけるロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の基本的な光路を示した図である。
図2〜図5において、1は光源を示している。第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、光源1として例えば高輝度放電灯(HIDランプ)が用いられているが、第2の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具では、代わりに、光源1として、例えばハロゲンランプ、LED等のような任意の光源を用いることも可能である。
また、図2〜図5において、2は光源1からの光を反射するためのリフレクタを示しており、3はリフレクタ2からの光の一部を遮るためのシェードを示しており、4はシェード3によって遮られなかった光を投影するための投影レンズを示しており、Fは投影レンズ4の焦点を示している。FLは、ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の主光軸線Zに対して0°〜約40°の角度をなす仮想の水平な平行光が図2の左側から投影レンズ4に入射せしめられた場合にその仮想の水平な平行光が集光する複数の点からなる投影レンズ4の焦点曲線を示している。投影レンズ4の焦点曲線FLについては、例えば特許第2696745号公報に詳細に記載されている。FSは焦点曲線FLを含む鉛直面を示している。
図6はロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によって形成される基本的な配光パターンPを示した図である。図6において、HLは水平線を示しており、VLは鉛直線を示しており、Paは配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインを示しており、Pbは配光パターンPの自車線側(つまり、対向車線側の反対側であって、自車線の路肩側)の上縁のカットラインを示している。
図7は図2に示したシェード3の上縁付近を図2の右側から見た拡大図である。図2〜図5および図7において、3aは配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaを形成するためのエッジ部分を示しており、3a1はエッジ部分3aの天面を示している。3bは配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbを形成するためのエッジ部分を示しており、3b1はエッジ部分3bの天面を示している。
第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図4および図5に示すように、リフレクタ2からの反射光が投影レンズ4の焦点Fの近傍に集光せしめられ、シェード3によって遮られなかった光が投影レンズ4を介して図4および図5の左側に照射され、図6に示すような配光パターンPが形成される。
詳細には、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図6および図7に示すように、シェード3のエッジ部分3aによって、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaが形成され、シェード3のエッジ部分3bによって、配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbが形成される。更に、図7に示すシェード3のエッジ部分3aの上側を通過した光によって、図6に示す配光パターンPのうち、対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の領域が形成される。また、図7に示すシェード3のエッジ部分3bの上側を通過した光によって、図6に示す配光パターンPのうち、自車線側の上縁のカットラインPbよりも下側の領域が形成される。
図8は図2に示したシェード3のエッジ部分3aの天面3a1およびエッジ部分3bの天面3b1の拡大断面図である。詳細には、図8(A)は図2のC−C線に沿った断面図、図8(B)は図2のD−D線に沿った断面図である。図9は図2に示した投影レンズ4とその焦点曲線FLとシェード3のエッジ部分3a,3bとの関係を概略的に示した図である。
第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8(A)に示すように、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1が、例えば約2°のような角度θ1(>0°)だけ水平面に対して傾斜せしめられている。また、図8(B)に示すように、シェード3のエッジ部分3bの天面3b1が、例えば約8°のような角度θ2(>θ1)だけ水平面に対して傾斜せしめられている。
更に、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8(B)および図9に示すように、シェード3のエッジ部分3bが、投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上あるいはその近傍に配置されている。また、図8(A)および図9に示すように、シェード3のエッジ部分3aが、投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側(図8(A)および図9の左側)に配置されている。
また、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8(A)および図8(B)に示すように、シェード3のうち、エッジ部分3aの厚さW1が、エッジ部分3bの厚さW2よりも厚くされている。
図10および図11はシェード3のエッジ部分3aの天面3a1が角度θ1だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。詳細には、図10(A)は仮にシェード3のエッジ部分3aの天面3a1が水平面に対して傾斜せしめられていない場合における天面3a1からの反射光L1”を示した図である。図10(B)はシェード3のエッジ部分3aの天面3a1が角度θ1だけ水平面に対して傾斜せしめられている第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の天面3a1からの反射光L1’を示した図である。図11は図10(A)に示した反射光L1”が照射される位置PL1”、図10(B)に示した反射光L1’が照射される位置PL1’などを示した図である。
仮にリフレクタ2からの反射光L1が、図10(B)に破線で示すように、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射されることなく、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1を透過する場合には、その透過光L1−0が、図11に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL1−0に照射される。
それに対し、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図10(B)に示すように、リフレクタ2からの反射光L1が、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射される。つまり、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL1−0(図11参照)に透過光L1−0(図10(B)参照)が照射されない。そのため、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL1−0(図11参照)に透過光L1−0(図10(B)参照)が照射される場合よりも、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL1−0(図11参照)を暗くすることができる。
また、仮に、図10(A)に示すように、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1が水平面によって構成されている場合には、その天面3a1からの反射光L1”が、図11に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaから離れた位置PL1”に照射される。そのため、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1’を明るくすることができない。
それに対し、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図10(B)に示すように、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1が角度θ1(図8(A)参照)だけ水平面に対して傾斜せしめられている。そのため、その天面3a1からの反射光L1’が、図11に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1’に照射される。それゆえ、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、反射光L1’が配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1’に照射されない場合よりも、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1’を明るくすることができる。
つまり、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、図11に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1−0を暗くすると共に、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL1’を明るくすることにより、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaの上側と下側との明暗差を緩和することができる。それにより、車両の運転者の視認性を向上させることができる。
図12および図13はシェード3のエッジ部分3bの天面3b1が角度θ1より大きい角度θ2だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。詳細には、図12はシェード3のエッジ部分3bの天面3b1に入射することなく、シェード3のエッジ部分3bの上側を通過するリフレクタ2からの反射光L2を示した図である。図13は図12に示した反射光L2が照射される位置PL2を示した図である。
第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8および図12に示すように、リフレクタ2からの反射光L2がシェード3のエッジ部分3bの天面3b1に入射しないように、シェード3のエッジ部分3bの天面3b1が、角度θ1よりも大きい角度θ2だけ水平面に対して傾斜せしめられている。そのため、シェード3のエッジ部分3bの天面3b1に入射することなく、シェード3のエッジ部分3bの上側を通過したリフレクタ2からの反射光L2が、図13に示すように、配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbよりも下側であって、配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbに隣接する位置PL2に照射される。その結果、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbよりも下側であって配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbに隣接する位置PL2を明るくすることができる。
更に、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8(B)および図9に示すように、シェード3のエッジ部分3bが、投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上あるいはその近傍に配置されている。そのため、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、シェード3のエッジ部分3bによって形成される配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPb(図6参照)を鮮明にすることができる。つまり、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、鮮明な配光パターンPの自車線側の上縁のカットラインPbを用いてエイミング調整を行うことができる。
一方、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図8(A)および図9に示すように、シェード3のエッジ部分3aが、例えば約0.5mmほど投影レンズ4の焦点曲線FLよりも投影レンズ4の側(図8(A)および図9の右側)に配置されている。そのため、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上あるいはその近傍に配置されている場合よりも、シェード3のエッジ部分3aによって形成される配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPa(図6参照)をぼかすことができる。
図14および図15はシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている他の効果を説明するための図である。詳細には、図14(A)は仮にシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合におけるリフレクタ2からの反射光L3を示した図である。図14(B)はシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のリフレクタ2からの反射光L3を示した図である。図15は図14(B)に示した反射光L3が照射される位置PL3を示した図である。
仮に、図14(A)に示すように、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合には、リフレクタ2からの反射光L3が、シェード3によって遮られてしまう。
それに対し、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図14(B)に示すように、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側(図14(B)の左側)に配置されている。そのため、シェード3のエッジ部分3aの上側を通過したリフレクタ2からの反射光L3が、図15に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL3に照射される。
その結果、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合よりも、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL3を明るくすることができる。
図16および図17はシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている更に他の効果を説明するための図である。詳細には、図16(A)は仮にシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合におけるリフレクタ2からの反射光L4を示した図である。図16(B)はシェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のリフレクタ2からの反射光L4およびシェード3のエッジ部分3aの天面3a1からの反射光L4’を示した図である。図17は図16(B)に示した反射光L4’が照射される位置PL4’などを示した図である。
仮に、図16(A)に示すように、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合には、リフレクタ2からの反射光L4が、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射されることなく、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1の上側を通過し、図17に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL4に照射される。
それに対し、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図16(B)に示すように、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側(図16(B)の左側)に配置されている。そのため、リフレクタ2からの反射光L4がシェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射され、その反射光L4’が、図17に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL4’に照射される。
その結果、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FS上に配置されている場合よりも、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaより下側の位置PL4を暗くすることができ、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaより上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL4’を明るくすることができる。
図18および図19はシェード3のエッジ部分3aの厚さW1が厚くされている効果を説明するための図である。詳細には、図18(A)は仮にシェード3のエッジ部分3aの厚さW1’が薄くされている場合におけるリフレクタ2からの反射光L5を示した図である。図18(B)はシェード3のエッジ部分3aの厚さW1が厚くされている第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103のリフレクタ2からの反射光L5およびシェード3のエッジ部分3aの天面3a1からの反射光L5’を示した図である。図19は図18(B)に示した反射光L5’が照射される位置PL5’などを示した図である。
仮に、図18(A)に示すように、シェード3のエッジ部分3aの厚さW1’が薄くされている場合には、リフレクタ2からの反射光L5が、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射されることなく、シェード3のエッジ部分3aの天面3a1の上側を通過し、図19に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも下側の位置PL5に照射される。
それに対し、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103では、図18(B)に示すように、シェード3のエッジ部分3aの厚さW1(>W1’,W2)が厚くされている。そのため、リフレクタ2からの反射光L5がシェード3のエッジ部分3aの天面3a1によって反射され、その反射光L5’が、図19に示すように、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaよりも上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL5’に照射される。
その結果、第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によれば、シェード3のエッジ部分3aの厚さW1が薄くされている場合よりも、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaより下側の位置PL5を暗くすることができ、配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaより上側であって配光パターンPの対向車線側の上縁のカットラインPaに隣接する位置PL5’を明るくすることができる。
第1の実施形態のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103が適用されたヘッドランプ100の正面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。 ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の基本的な光路図である。 ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103の基本的な光路図である。 ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具103によって形成される基本的な配光パターンPを示した図である。 図2に示したシェード3の上縁付近を図2の右側から見た拡大図である。 図2に示したシェード3のエッジ部分3aの天面3a1およびエッジ部分3bの天面3b1の拡大断面図である。 図2に示した投影レンズ4とその焦点曲線FLとシェード3のエッジ部分3a,3bとの関係を概略的に示した図である。 シェード3のエッジ部分3aの天面3a1が角度θ1だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aの天面3a1が角度θ1だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3bの天面3b1が角度θ1より大きい角度θ2だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3bの天面3b1が角度θ1より大きい角度θ2だけ水平面に対して傾斜せしめられている効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている他の効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている他の効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている更に他の効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aが投影レンズ4の焦点曲線FLを含む鉛直面FSよりも約0.5mmほど投影レンズ4の側に配置されている更に他の効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aの厚さW1が厚くされている効果を説明するための図である。 シェード3のエッジ部分3aの厚さW1が厚くされている効果を説明するための図である。
符号の説明
1 光源
2 リフレクタ
3 シェード
3a,3b エッジ部分
3a1,3b1 天面
4 投影レンズ
100 ヘッドランプ
101 ハウジング
102 カバーレンズ
103 ロービーム用プロジェクタ型車両用灯具
104 支点
105,106 エイミングスクリュー
F 焦点
FL 焦点曲線
FS 鉛直面
Z 主光軸線

Claims (3)

  1. 光源と、光源からの光を反射するためのリフレクタと、リフレクタからの光の一部を遮るためのシェードと、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズとを具備し、
    リフレクタからの光の一部をシェードの天面によって反射し、シェードの天面からの反射光を投影レンズによって投影するロービーム用プロジェクタ型車両用灯具において、
    シェードの天面からの反射光が、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインよりも上側であって、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインに隣接する位置に照射されるように、シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の天面を第1の角度で傾斜させ
    シェードのうち、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分の天面にリフレクタからの光が入射しないように、その部分の天面を第1の角度よりも大きい第2の角度で傾斜させることを特徴とするロービーム用プロジェクタ型車両用灯具。
  2. 投影レンズを隔てて光源の反対側から投影レンズに入射した仮想の水平な平行光が集光する投影レンズの焦点曲線を含む鉛直面上あるいはその近傍に、シェードのうち、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分を配置し、
    シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分を、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分よりも投影レンズに近い位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具。
  3. シェードのうち、配光パターンの対向車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さを、配光パターンの自車線側の上縁のカットラインを形成する部分の厚さよりも厚くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロービーム用プロジェクタ型車両用灯具。
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