JP4966643B2 - 清掃装置のフィルタ取付構造 - Google Patents

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本発明は、清掃装置のフィルタ取付構造に関し、特に吸引口を備えた吸引通路に連通する集塵室がフィルタを介在してブロアケースに連通し、ブロア装置によって集塵室内を負圧せしめて吸引口から塵埃を吸引通路を介して集塵室に吸引収容する清掃装置のフィルタ取付構造に関する。
一般に、掃除機は、吸引口からブロアファンによって吸引された塵埃を集塵室に集積するように構成されている。この種の掃除機としては、例えば特許文献1がある。この掃除機は、吸引口が開口された集塵室に絞り筒を介してブロアケースが接続され、ブロアケース内にブロアモータを用いて回転駆動されるブロアファンを具備し、絞り筒内に粗塵用フィルタ及び細塵用フィルタが重ね合わされたフィルタ収容ケースを揺動可能に支持する集塵ケース配置され、集塵室に使い捨て自在な袋状のフィルタ、即ち集塵袋が設けられている。
この構成により、吸引口から吸引された塵埃を含む作業空気が集塵室に導かれて集塵袋に導入され、集塵袋によって塵埃が捕集され、かつ、集塵ケースに配設されたフィルタ収容ケース内の粗塵用フィルタ及び細塵用フィルタを通過する間に、塵芥袋を通過した粗塵及び細塵が捕集されたうえで作業空気が機外に排出される。
また、特許文献2には、集塵室内を電動送風機、即ちブロア装置によって負圧せしめ、一端に開口する吸込口からの塵埃を吸引通路を介して集塵室内に着脱自在に装着される弾性体からなるフィルタを備えた集塵ケース内に吸引する清掃機能を有し、電池を駆動源とした走行駆動モータ、各種センサ、及び制御回路部等を搭載して自律走行する機能を備えた掃除ロボットが開示されている。
一方、製薬会社の調剤エリア、病院、半導体工場等の空気清浄度が管理されたクリーンルーム等の清掃には清掃装置から多くの微粒子状の塵埃を排出すると、環境を悪化させて薬剤同士の交叉汚染による品質トラブル等を引き起こす要因となることから排出される塵埃を極力少なくする自走式清掃装置がある。この清掃装置は、図11に模式的に示すように、自走式清掃装置本体の設けられた洗浄液用タンクからノズル101を介して洗浄液を床面に散布する洗浄液散布手段、床面を磨く回転ブラシ102、スクイジ部103が前方から後方に順に配置されている。更にスクイジ部103の前方に吸込口104aが開口する吸引通路104を介して連通する汚水タンク105及びブロアケース108を有し、ブロアケース108にブロアファン109a及びブロアモータ109bを備えたブロア装置109が設けられ、汚水タンク105とブロアケース108との間にプレフィルタ131及び微粒子状の塵埃を捕集可能なHEPAフィルタ132が介在している。
プレフィルタ131及びHEPAフィルタ132の取り付け構造を図11のC部拡大図を示す図12を参照して説明する。
汚水タンク105から突出する管状の空気吸引通路106の端部外周に形成された連結フランジ106aと、ブロアケース108に形成されてHEPAフィルタ132の外周面132aが嵌合する環状で開口端外周に連結フランジ112aが形成され内周面にHEPAフィルタ132の出口側端面132cの外周縁部分に当接するフィルタ保持部112bが形成された連結部材112と、プレフィルタ131の外周面131aに嵌合する環状で両端外周にそれぞれ連結フランジ111a、111bが形成され内周面にプレフィルタ131の端面131bの外周縁部分に当接するフィルタ保持部111cが形成された連結部材111を備え、更に空気吸引通路106に形成され連結フランジ106aと連結部材111の連結フランジ111aとの間に介在する環状のゴムパッキン115と、連結部材111の連結フランジ111bとブロアケース108に形成された連結フランジ112aとの間に介在するゴムパッキン116を備えている。
これらゴムパッキン115、116がそれぞれ介在する連結フランジ106aと111a、連結フランジ111bと112bがそれぞれボルト121a、122a及びナット121b、122bにより締結される。
そして、プレフィルタ131の外周面131aが入口側連結部材111の内周面に嵌合し入口側端面131b及び出口側端面131cの外周縁が入口側連結部材111の内周面から突出するゴムパッキン115とフィルタ保持部131cによって挟持されてプレフィルタ131が装着される。同様にHEPAフィルタ132の外周面132aが連結部112の内周面に嵌合し入口側端面132b及び出口側端面132cの外周縁部分がゴムパッキン116とフィルタ保持部112bによって挟持されてHEPAフィルタ132が装着される。
このように構成された自走式清掃装置は、走行と共にノズル101から洗浄液用タンク内の洗浄液を床面に散布し、その洗浄液の存在下で回転する回転ブラシ102で床面を磨き、かつブロア装置109によって汚水タンク105内を負圧せしめて床面上の洗浄液を作業空気と共に汚水吸引通路104を介して汚水タンク105内に吸引して回収する。汚水タンク105からブロア装置109によって吸引されてブロアケース108の排出口108aから外部に放出される作業空気は、プレフィルタ131によって塵埃等が捕集され、更にHEPAフィルタ132によって微粒子状の塵埃が捕集され、極めて混在する塵埃が少ない清浄な空気となって放出される。
特開平10−234630号公報 特許第3356170号公報
上記特許文献1によると、吸引口から吸引された塵埃が集塵室内の集塵袋に捕集され、更にフィルタ収容ケース内の粗塵用フィルタ及び細塵用フィルタを通過する間に、集塵袋を通過した粗塵及び細塵が捕集されたうえで作業空気が機外に排出される。しかし、絞り筒と集塵ケース及び集塵ケースとフィルタ収容ケースとの間に微小な隙間が生じることから、集塵袋に捕集されない塵芥、例えば微粒子状の塵埃を含む細塵がこれらの隙間を通過して作業空気と共に機外に放出されることが懸念される。
また、特許文献2によると、集塵室内に着脱自在に装着されるフィルタを備えた集塵ケースを着脱自在に配置しているが、フィルタと集塵室とを密着結合する手段がなく、フィルタと集塵室との間に微細な間隙が生じるおそれがある。特に使用によりフィルタが摩耗や劣化するとフィルタと集塵室との間に発生する隙間が顕著になり、塵埃がこの隙間を通過して機外に放出されることが懸念される。
一方、図11及び図12に示す清掃装置によると、ブロア装置109によって吸引されてブロアケース108内に吸引される作業空気は、プレフィルタ131によって塵埃等が捕集され、更にHEPAフィルタ132によって微粒子状の塵埃が捕集されて極めて混在する塵埃が少ない清浄な作業空気が排出口108aから放出される。
しかし、長期にわたる使用により各連結フランジ106aと111a、111bと112aとの各間に介在されるゴムパッキン115、116の劣化や、組立時或いは点検整備等の際おいてボルト121a、122a及びナット121b、122b等による過剰の締付力等により連結フランジ106a、111a、111b、112a等に変形が生じると互いに圧接するゴムパッキン115、116と連結フランジ106a、111a、111b、112aとの間に隙間が生じ、これらの隙間から作業空気と共に微粒子状の塵埃が外部に漏出することが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、フィルタ部から外部への塵埃の漏出が防止できる清掃装置のフィルタ取付構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の清掃装置のフィルタ取付構造の発明は、吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に該フィルタを通過した作業空気を該ブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、上記フィルタは、外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆され、
上記集塵室に連通すると共に上記フィルタ本体の上記入口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、上記ブロアケースに連通すると共に上記フィルタ本体の上記出口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、上記入口側フィルタ保持部が上記入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記出口側フィルタ保持部が上記出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記入口側フィルタ保持部及び上記出口側フィルタ保持部を締結して上記フィルタを挟持して固定する締結手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によると、外周面が気密的に被覆されたフィルタの入口側端面の外周縁部分全周が集塵室に連通する入口フィルタ保持部に気密的に圧接し、フィルタの出口側端面の外周縁部分全周がブロアケースに連通する出口側フィルタ保持部に気密的に当接し、このフィルタに入口側フィルタ保持部及び出口側フィルタ保持部がフィルタの入口側端面及び出口側端面の外周縁部分全周に当接した状態にフィルタを挟持して固定する締結手段により締結することにより、集塵室側からの作業空気が外部に漏出することなくフィルタを経由してブロアケース内に導入されて、混在する塵埃が極めて少ない清浄な作業空気を外部に排出することができる。
また、フィルタを取り付けるにあたり、ゴムパッキンや連結フランジの変形により生じた隙間から塵埃が漏れ出す等の不具合がなくなり長期間に亘り安定したフィルタによる塵埃等の捕集が確保できて高品質の清掃が可能になる。
更に、互いに離間した入口側フィルタ保持部と出口側フィルタ保持部によりフィルタを挟持することから、フィルタの外周全面を覆って保持する従来のフィルタ取付構造に比べて大幅な重量低減が期待できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1清掃装置のフィルタ取付構造において、上記入口側フィルタ保持部は、上記フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの入口側端面の外周縁部分全周が当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記出口側フィルタ保持部は、上記フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの出口側端面の外周縁部分全周が当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、 上記締結手段は、上記入口側フィルタ保持部の結フランジ部と上記出口側フィルタ保持部の連結フランジ部とを締結して上記フィルタを挟持して固定する、ことを特徴とする。
この発明は、請求項1の入口側フィルタ保持部及び出口側フィルタ保持部の具体的構成であって、入口側フィルタ保持部及び出口側フィルタ保持部がそれぞれ外周保持部及びフィルタ端面保持部を備えることから、フィルタを安定した状態に保持できる。また、入口側フィルタ保持部の連結フランジ及び出口側フィルタ保持部の連結フランジ部を、フィルタを挟持して固定する締結手段によって締結することにより入口側フィルタ保持部のフィルタ端面保持部をフィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に、かつ出口側フィルタ保持部のフィルタ端面保持部をフィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に維持できる。
上記目的を達成する請求項3に記載の清掃装置のフィルタ取付構造の発明は、吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に該フィルタを通過した作業空気をブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆された第1フィルタと、外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆された第2フィルタと、上記集塵室に連通すると共に上記第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、上記第1フィルタと第2フィルタとの間に介在して、互いに連通する上記第1フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接する前側フィルタ保持部と上記第2フィルタの入口側端縁面の外周端縁部分全周に気密的に当接する後側フィルタ保持部を備えた中間フィルタ保持部材と、上記ブロアケースに連通すると共に上記第2フィルタの出口側端面の外周端部分全周に気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、上記入口側フィルタ保持部が上記第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記中間フィルタ保持部材の上記前側フィルタ保持部が第1フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記入口側フィルタ保持部及び上記前側フィルタ保持部を締結する第1締結手段と、上記中間フィルタ保持部材の上記後側フィルタ保持部が上記第2フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記出口側フィルタ保持部が上記第2フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記後側フィルタ保持部及び上記出口側フィルタ保持部を締結する第2締結手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によると、外周面が気密的に被覆された第1フィルタの入口側端面の外周縁部分に集塵室に連通する入口フィルタ保持部が気密的に当接し、第1フィルタの出口側端面の外周縁部分に中間フィルタ保持部材の前側フィルタ保持部が当接した状態に第1締結手段により締結し、かつ外周面が気密的に被覆された第2フィルタの入口側端面の外周縁部分に中間フィルタ保持部材の後側フィルタ保持部が当接し、第2フィルタの出口側端面の外周縁部分にブロアケースに連通する出口側フィルタ保持部が気密的に当接した状態に第2締結手段により締結することすることにより、集塵室側からの作業空気が外部に漏出することなく第1フィルタ及び第2フィルタを経由してブロアケース内に導入され、極めて混在する塵埃が少ない清浄な作業空気を外部に排出することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3の清掃装置のフィルタ取付構造において、上記入口側フィルタ保持部は、上記第1フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第1フィルタの入口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記中間フィルタ保持部材の上記前側フィルタ保持部は、上記第1フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第1フィルタの出口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記中間フィルタ保持部材の上記後側フィルタ保持部は、上記第2フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第2フィルタの入口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記出口側フィルタ保持部は、上記第2フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの出口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記第1締結手段は、上記入口側フィルタ保持部の連結フランジ部と前側フィルタ保持部の連結フランジ部を締結し、上記第2締結手段は、上記後側フィルタ保持部の連結フランジ部と出口側フィルタ保持部のフランジ部とを締結することを特徴とする。
この発明は、請求項3の入口側フィルタ保持部、中間フィルタ保持部材の前側フィルタ保持部及び後側フィルタ保持部、出口側フィルタ保持部の具体的構成であって、入口側フィルタ保持部及び中間フィルタ保持部材の前側フィルタ保持部がそれぞれ外周保持部及びフィルタ端面保持部を備え、入口側フィルタ保持部の連結フランジ及び前側フィルタ保持部の連結フランジ部を第1締結手段によって締結することにより入口側フィルタ保持部のフィルタ端面保持部を第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態でかつ前後フィルタ保持部のフィルタ端面保持部を第1フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に維持できる。更に、中間フィルタ保持部材の後側フィルタ保持部及び出口側フィルタ保持部がそれぞれ外周保持部及びフィルタ端面保持部を備え、後側フィルタ保持部の連結フランジ及び出口側フィルタ保持部の連結フランジ部を第2締結手段によって締結することにより後側フィルタ保持部のフィルタ端面保持部を第2フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に、かつ出口側フィルタ保持部のフィルタ端面保持部を第2フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に維持できる。
上記目的を達成する請求項5に記載の清掃装置のフィルタ取付構造の発明は、吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に複数のフィルタを通過した作業空気を該ブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、上記集塵室に連通すると共に第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、上記ブロアケースに連通すると共に第2フィルタの出口側端面の外周端部分全周が気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、上記第1フィルタと上記第2フィルタとの間に介在する、隣接するフィルタの出口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する前側フィルタ保持部と該フィルタの入口側端面の外周端縁部分に沿って気密的に当接する後側フィルタ保持部とを備えた中間フィルタ保持部材を介して配置される1個または複数個のフィルタとを備え、上記各フィルタは外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆されたことを特徴とする。
この発明によると、第1フィルタの入口側端面の外周縁部分に沿って集塵室に連通する入口フィルタ保持部が気密的に当接し、第2フィルタの出口側端面の外周縁部分全周に沿ってブロアケースに連通する出口側フィルタ保持部に気密的に当接し、これら第1フィルタの出口側端面と第2フィルタの入口側端面との間に隣接するフィルタの出口側端面に気密的に当接する前側フィルタ保持部とフィルタの入口側端面に当接する後側フィルタ保持部とを備えた中間フィルタ保持部材を介して1個または複数個のフィルタとを備えることにより、集塵室側からの作業空気が外部に漏出することなく3個以上のフィルタを経由してブロアケース内に導入され、極めて混在する塵埃が少ない清浄な作業空気を外部に排出することができる。
本発明によると、吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、ブロア装置によって集塵室内を負圧せしめて吸引口から塵埃を吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共にフィルタを通過した作業空気をブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置において、集塵室側からの作業空気が外部に漏出することなくフィルタを経由してブロアケース内に導入され、フィルタによって塵埃等が捕集されて極めて混在する塵埃が少ない清浄な作業空気を外部に排出することができる。
以下本発明の清掃装置のフィルタ取付構造の実施の形態を自走式清掃装置を例に説明する。
(第1実施の形態)
第1実施の形態を図1乃至図8を参照して説明する。図1は自走式清掃装置1の正面図、図2は自走式清掃装置1の側面図、図3は自走式清掃装置1の下面図であり、図4は自走式清掃装置1の内部構成の配置を概略的に示す斜視図である。
自走式清掃装置1は、清掃範囲の障害物等を検知し避けながら被清掃面となる床面上を走行する走行装置10と、床面の清掃を行う清掃装置20と、これらを制御する制御装置80を具備している。
走行装置10は、自走式清掃装置1の下部に設けられ、図1乃至図4に示すように前後方向中央位置の左右に設けられた走行用の駆動輪11と、前後にそれぞれ設けられて自走式清掃装置1の走行に応じて揺動自在な前キャスタ12と後キャスタ13とを具備している。左右の駆動輪11は図3に示すように減速機を介して駆動モータ14に連結されている。この自走式清掃装置1の走行操舵は、左右の駆動輪11の回転数差により行われ、方向転換は左右の駆動輪11を互いに逆回転させて行われる。また、前キャスタ12より前部位置に前方方向及び左右方向の障害物の検知を行う障害物センサ15が設けられ、後キャスタ13の後部位置に車体側方の障害物を検知する障害物センサ16が設けられている。
次に図1乃至図4及び模式的に示す図5を参照して清掃装置20を説明する。
清掃装置20は、洗浄液用タンク22に貯留された洗浄液を自走式清掃装置1の下部に配置されたノズル23から床面に散布する洗浄液散布手段21、ノズル23の後方においてブラシモータ24によって回転駆動されて床面を磨く3個の回転ブラシ25と、床面上の塵埃等を含む洗浄液を作業空気と共に吸引するスクイジ部26が前方から後方に順に配置されている。スクイジ部26は図3及び図4に示すように自走式清掃装置1の後部下方位置に略半円弧状に湾曲したスクイジ本体27の下端に床面に接するゴム製のワイパ部28が設けられ、ワイパ部28の中央部前方に吸込口29aが開口する吸引通路29を有している。
吸引通路29は集塵室となる汚水タンク30に接続され、汚水タンク30に空気吸引通路31を介してブロアケース32が連続形成され、ブロアケース32内に比較的大径に形成されたブロアファンを収容するブロアハウジング40Aと比較的小径に形成されてブロアファンを回転駆動するブロアモータ40Bがユニット化されたブロア装置40が収容されている。汚水タンク30に接続された空気吸引通路31とブロアケース32との間に第1フィルタである断面矩形で軸方向に延在するプレフィルタ71及び微粒子状の塵埃を捕集可能な断面矩形で軸方向に延在する第2フィルタであるHEPAフィルタ72が介在している。
プレフィルタ71は、図5のA部拡大図を図6に示すように矩形環状の外周面71a及び入口側端面71d及び出口側端面71eを備えたブロック状のフィルタ本体71Aを有し、その外周面71a、入口側端面71dの外周縁部分及び出口側端面71eの外周縁部分が例えばアルミニウム合金及び樹脂コーティングからなる被覆材71Bによって気密的に被覆されている。同様にHEPAフィルタ72は、矩形環状の外周面72a及び入口側端面72d及び出口側端面72eを備えたブロック状のフィルタ本体72Aを有し、その外周面72a、入口側端面72dの外周縁部分及び出口側端面72eの外周縁部分が例えばアルミニウム合金及び樹脂コーティングからなる被覆材72Bによって気密的に被覆されている。
ブロアケース32は、ブロアカバー33とモータカバー45によって中空状に形成されている。ブロアカバー33は矩形中空断面形状で軸方向に延在するボックス状で排出口34aが形成されたカバー本体34と、カバーケ本体34の一方の端面部35に矩形筒状に形成された入口部35aに連続形成された出口側フィルタ保持部36と、カバー本体34の他方の端縁に沿って延在して外方に折曲形成されたフランジ状で取付穴39aが穿設された連結フランジ部39とを有している。
出口側フィルタ保持部36は、端面部35に形成された筒状の入口部35aの端縁に沿って外方に折曲形成されたフランジ状の連結フランジ部37及び連結フランジ部37から矩形筒状に突出形成され外周保持部38を有し、この外周保持部38の内周面にHEPAフィルタ72の外周面72aの出口側端縁部分72cが嵌合するフィルタ端縁外周保持部38aが形成される共に連結フランジ部37の端面内周に沿ってHEPAフィルタ72の出口側端面72eの外周縁部分全周に亘って気密的に当接するフィルタ端面当接部37aが形成される。連結フランジ部37の端縁に軸方向に延在する取付穴37bが穿設されている。なお、端面部35にはブロア装置40を保持するブロア装置取付部35bが形成されている。
隔壁41は、ブロア装置40のブロアハウジング40Aより若干大径の開口部41aが形成されると共に外周がブロアカバー33に形成された連結フランジ部3に重合可能で取付穴39aに対応して取付穴41bが穿設されている。モータカバー45は、ブロアモータ40Bとの間に冷却風の拡散を許容する空間49を隔てて覆う筒状の外周面46と底部47を有する有底筒状であって開口端に隔壁41を介在して連結フランジ39と対向すると共に取付穴48aが穿設された連結フランジ48を有している。
そして、ブロアカバー33のブロア装置取付部35bにブロアハウジング40Aの前面をボルト結合してブロア装置40をブロアカバー33に取り付け、かつブロアハウジング40Aの後面外周縁と隔壁41の開口部41aの周縁部間に環状のシール部材50を介在してボルト結合することによりブロア装置40を取り付けると共にブロアハウジング40Aの後面外周縁と開口部41aとの間を気密的にシールする。
そして、ブロアカバー33の連結フランジ39とモータカバー45の連結フランジ48を、隔壁41を介在してボルト51a及びナット51bによって締結する。
これにより、ブロアカバー33とモータカバー45によって形成されたブロアケース32内が隔壁41、シール部材50、ブロハウジング40Aの後部によって気密的に区画されて入口部35aから排出口34aに連続して作業空気の通路が形成される共にブロアファンを収容するブロアハウジング40Aが収容されるブロア室Iとブロモータ40Bが配置される密閉されたブロアモータ室IIが形成される。
一方、ブロアモータ室II内に配設されたブロアモータ40Bの駆動によりモータカバー45に沿って流れると共に拡散する空気流が発生し、このブロアモータ40Bにより発生した熱はモータカバー45を介して放熱されると共に隔壁41及びブロアハウジング40Aを介してブロア室I内を通過する作業空気によって冷却される。また、ブロアモータ室IIは隔壁41によってブロア室Iと気密的に区画され、かつ密閉状態に維持されたブロアモータ室II内にブロアモータ40Bが収容されることから、ブロアモータ40Bの駆動によって発生したカーボンダストや回転部分の摩耗等により発生する塵埃はモータケース45によって形成されたブロアモータ室II内に蓄積されて外部に排出されることはない。
プレフィルタ71、HEPAフィルタ72の取付構造を図5のB部拡大図を示す図7及び図8に示す斜視図を参照して説明する。
汚水タンク30に連接された空気吸引通路31に形成された入口側フィルタ保持部52と、プレフィルタ71とHEPAフィルタ72の間に配置される中間フィルタ保持部材55及び上記ブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36を備えている。
入口側フィルタ保持部52は、拡張形成された空気吸引通路31の端縁に沿って外方に折曲形成されたフランジ状の連結フランジ部53及び連結フランジ部53から矩形筒状に突出形成され外周保持部54を有し、この外周保持部54の内周面にプレフィルタ71の外周面71aの入口側端縁部分71bが嵌合するフィルタ端縁外周保持部54aが形成される共に連結フランジ部53の端面内周に沿ってプレフィルタ71の入口側端面72dの外周縁部分全周に亘って気密的に当接するフィルタ端面保持部53aが形成される。連結フランジ部53の外周端縁近傍に軸方向に延在する取付穴53bが穿設されている。
中間フィルタ保持部材55は、中空状の連通部56によって連結された前側フィルタ保持部57と後側フィルタ保持部60を備えている。前側フィルタ保持部57は連通部56の端縁に沿って外方に折曲形成されたフランジ状の連結フランジ部58及び連結フランジ部58から矩形筒状に突出形成され外周保持部59を有し、この外周保持部59の内周面にプレフィルタ71の外周面71aの出口側端縁部分71cが嵌合するフィルタ端縁外周保持部59aが形成される共に連結フランジ部58の端面内周に沿ってプレフィルタ71の出口側端面71dの外周縁部分全周に気密的に当接するフィルタ端面保持部58aが形成される。連結フランジ部58の外周端縁近傍に軸方向に延在する取付穴58bが穿設されている。
同様に、後側フィルタ保持部60は連通部56の端縁に沿って外方に折曲形成されたフランジ状の連結フランジ部61及び連結フランジ部61から矩形筒状に突出形成され外周保持部62を有し、この外周保持部62の内周面にHEPAフィルタ72の外周面72aの入口側端縁部分72bが嵌合するフィルタ端縁外周保持部62aが形成される共に連結フランジ部61の端面内周に沿ってHEPAフィルタ72の入口側端面72dの外周縁部分全周に気密的に当接するフィルタ端面保持部61aが形成される。連結フランジ部61の外周端縁近傍に軸方向に延在する取付穴61bが穿設されている。更に中間フィルタ保持部材55には、中間フィルタ保持部材55を走行装置のフレーム等に固設する取付ボルトが配設されているが説明の簡素化のため図示及び説明を省略する。
このように構成された入口側フィルタ保持部52の外周保持部54の内周面に形成されフィルタ端縁外周保持部54aにプレフィルタ71の外周面71aの入口側端縁71bを嵌入して入口側端面71dの外周縁部分をフィルタ端面保持部53aに当接させる一方、中間フィルタ保持部材55に形成された前側フィルタ保持部57の外周保持部59の内周面に形成されたフィルタ端縁外周保持部59aをプレフィルタ71の外周面71aの出口側端縁部分61cを嵌合し出口側端面71dの外周縁部分にフィルタ端面保持部58aを当接させる。
この互いにプレフィルタ71の両端に嵌合した入口側フィルタ保持部52の連結フランジ部53に穿設された取付穴53bと中間フィルタ保持部材55の連結フランジ部58に穿設された取付穴58bに挿通する取付ボルト65a及びこの取付ボルト65aに螺合するナット65bによる第1締結手段により緊張を付与して入口側フィルタ保持部材52と中間フィルタ保持部55を締結して入口側フィルタ保持部材52と中間フィルタ保持部55との間にプレフィルタ71を挟持して固定する。これによりプレフィルタ71を安定した状態に保持できと共に、入口側フィルタ保持部52のフィルタ端面保持部53aをプレフィルタ71の入口側端面71dの外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に、かつ前側フィルタ保持部57のフィルタ端面保持部60をプレフィルタ71の出口側端面71eの外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に維持できる。
同様に、中間フィルタ保持部材55に形成された後側フィルタ保持部60の外周保持部62の内周面に形成されフィルタ端縁外周保持部62aにHEPAフィルタ72の外周面72aの入口側端縁72bを嵌入して入口側端面72dの外周縁部分をフィルタ端面保持部61aに当接させる一方、ブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36に形成された外周保持部38の内周面に形成されたフィルタ端縁外周保持部38aをHEPAフィルタ72の外周面72aの出口側端縁部分72cを嵌合し出口側端面72dの外周縁部分に沿ってフィルタ端面保持部37aを当接させる。
この互いにHEPAフィルタ72の両端に嵌合した中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60の連結フランジ部61に穿設された取付穴61bとブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36の連結フランジ部37に穿設された取付穴37bとに挿通する取付ボルト66a及びこの取付ボルト66aに螺合するナット66bによる第2締結手段により緊張を付与して後側フィルタ保持部60と出口側フィルタ保持部36を締結して中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60と出口側フィルタ保持部36との間にHEPAフィルタ72を挟持して固定する。
これによりHEPAフィルタ72を安定した状態に保持できと共に、後側フィルタ保持部60のフィルタ端面保持部をHEPAフィルタ72の入口側端面72dの外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に、かつ出口フィルタ保持部36のフィルタ端面保持部をHEPAフィルタ72の出口側端面72eの外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に維持できる。
このように構成された自走式清掃装置1は、走行と共にノズル23から洗浄液用タンク22内の洗浄液を床面に散布し、その後洗浄液の存在下で回転する回転ブラシ25で床面を磨き、かつブロア装置40によって汚水タンク30内を負圧せしめてスクイジ部26によって集積された塵埃を含む洗浄液と共に作業空気を汚水吸引通路29の吸込口29aから吸引して洗浄液を汚水タンク30内に吸引貯留して回収する。汚水タンク30からブロア装置40によって吸引されてブロアケース32内に吸引され排出口34aから外部に放出される空気は、プレフィルタ71によって塵埃等が捕集され、更にHEPAフィルタ72によって微粒子状の塵埃が捕集され、極めて混在する塵埃が少ない清浄な空気が排出口から放出される。
従って、このように構成されたフィルタ取付構造によると、被覆材71によって外周面71aが気密的に被覆されたプリフィルタ71の入口側端面71d側に汚水タンク30に連接された空気吸引通路31の空気排出口31aに形成された入口フィルタ保持部52を嵌合し出口側端面71e側に中間フィルタ保持部材55の前側フィルタ保持部56を嵌合させて結合ボルト65a及びナット65bにより緊張を付与して圧接し、更に被覆材72Aによって外周面72aが気密的に被覆されたHEPAフィルタ72の入口側端部72d側に中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60を嵌合し出口側端面72e側にブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36を嵌合させて結合ボルト66a及びナット66bにより緊張を付与して圧接している。
これにより、被覆材71によって外周面71aが気密的に被覆されたプレフィルタ71の入口側端面71dの外周縁部分全周に気吸引通路31の空気排出口31aに形成された入口フィルタ保持部52が気密的に圧接し、被覆材72によって外周面72aが気密的に被覆されたプレフィルタ71の出口側端面71eの外周縁部分全周に中間フィルタ保持部材55の前側フィルタ保持部が気密的に圧接すると共に後側フィルタ保持部60がHEPAフィルタ72の入口側端面72dの外周縁部分全周に気密的に圧接し、更にHEPAフィルタ72の出口側端面72eの外周縁部分全周がブロアケース32に形成され出口側フィルタ保持部36に気密的に圧接され、空気連通路31側からの空気、即ち作業空気を外部に漏出することなくプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72を経由してブロアケース32内に導入され、プレフィルタ71によって塵埃等が捕集され、かつHEPAフィルタ72によって微粒子状の塵埃が捕集された極めて混在する塵埃が少ない清浄な空気が排出口34aから放出される。
また、プレフィルタ71及びHEPAフィルタ72を取り付けるにあたり、図示しない
ゴムパッキンをプレフィルタの入口側端面、出口側端面の外周に設け、各フィルタ保持部材で入口側端面と出口側端面とを挟持して固定する構成としたためゴムパッキンの劣化や連結フランジの変形により生じた隙間から塵埃が漏れ出す等の不具合がなくなり長期間に亘りプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72による塵埃等の捕集が確保でき、高品質の清掃が可能になる。
更に、互いに離間した入口側フィルタ保持部52と中間フィルタ保持部材55によりプレフィルタ71を挟持し、互いに離間した中間フィルタ保持部材55と出口側フィルタ保持部35によりHEPAフィルタ72を挟持してプレフィルタ71、HEPAフィルタ72を保持することから、プレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の外周全面を覆って保持するフィルタ取付構造に比べ大幅な重量低減が期待できる。
次に、プレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の交換等のプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の脱着について説明する。
プレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の取り外しは、入口側フィルタ保持部52と中間フィルタ保持部材55の前側フィルタ保持部材56との間に架設された結合ボルト65a及びナット65bと、中間保持部材55の後側フィルタ保持部材60と出口側フィルタ保持部36との間に架設された結合ボルト66a及びナット66bを取り外す。
しかる後、空気吸引通路31を若干撓ませて入口側フィルタ保持部52を出口側フィルタ保持部36から離間させて入口側フィルタ保持部52の外周保持部54をプレフィルタ71の入口側端面71d側から抜き出すと共に、HEPAフィルタ72の出口側端面72e側を出口側フィルタ保持部35の外周保持部36から抜き出すことにより、プレフィルタ71、中間フィルタ保持部材55及びHEPAフィルタ72を一体的に搬出することにより、容易にプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72を取り外すことができる。
一方、プレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の取り付けは、空気吸引通路31を若干撓ませて入口側フィルタ保持部52を出口側フィルタ保持部36から離間させて、その離間した入口側フィルタ保持部52と出口側フィルタ保持部35の間にプレフィルタ71、中間フィルタ保持部材55及びHEPAフィルタ72を挿入する。
そして入口側フィルタ保持部52の外周保持部54にプレフィルタ71の入口側端面71d側を挿入すると共にHEPAフィルタ72の出口側端面72e側を出口側フィルタ保持部36の外周保持部37に挿入し、入口側フィルタ保持部52と中間フィルタ保持部材55の前側フィルタ保持部材56との間に結合ボルト65a及びナット65bを架設し、中間保持部材55の後側フィルタ保持部材60と出口側フィルタ保持部35との間に結合ボルト66a及びナット66bを架設することにより、容易にプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72を取り付けることができる。
(第2実施の形態)
図9及び図10を参照して本発明の第2実施の形態を説明する。なお、図9及び図10において図1乃至図8と対応する部分に同一符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
図9はプレフィルタ71及びHEPAフィルタ72の取付構造を示す第1実施の形態の図7に対応する断面図であり、図10は該部の斜視図である。
第1実施の形態と同様に、汚水タンク30に連接された空気吸引通路31の空気排出口31aに形成された入口側フィルタ保持部52と、プレフィルタ71とHEPAフィルタ72の間に配置される中間フィルタ保持部材55及び上記ブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36を備え、更に中間連結部材75を備えている。入口側フィルタ保持部52、中間フィルタ保持部材55及び出口側フィルタ保持部36は第1実施の形態と同様の構成である。
中間連結部材75は、HEPAフィルタ72の外周面72aを囲む中空矩形断面形状の本体76と、本体76の両側にそれぞれ中間フィルタ保持部55の連結フランジ部61に対向する連結フランジ部77と出口側フィルタ保持部36の連結フランジ部37と対向する連結フランジ部78を備えている。
連結フランジ部77に中間フィルタ保持部材55に形成された連結フランジ部61の取付穴61bと対応する取付穴77bが穿設され、連結フランジ部78に出口側フィルタ保持部35に形成された連結フランジ部36の取付穴36bと対応する取付穴78bが穿設されている。
そして、入口側フィルタ保持部52の外周保持部54に形成されフィルタ端縁外周保持部54aにプレフィルタ71の外周面71aの入口側端縁71bを嵌入して入口側端面71dの外周縁部分をフィルタ端面保持部53aに当接させる一方、中間フィルタ保持部材55の前側フィルタ保持部57の外周保持部59の内周面に形成されたフィルタ端縁外周保持部59aをプレフィルタ71の外周面71aの出口側端縁部分61cを嵌合し出口側端面71dの外周縁部分にフィルタ端面保持部58aを当接させ、連結フランジ部53の取付穴53bと連結フランジ部58の取付穴58bに挿通する取付ボルト65a及びこの取付ボルト65aに螺合するナット65bによる締結具により緊張を付与して入口側フィルタ保持部材52と中間フィルタ保持部55との間にプレフィルタ71を挟持して固定する。
同様に、中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60の外周保持部6の内周面に形成されフィルタ端縁外周保持部6aにHEPAフィルタ72の外周面72aの入口側端縁72bを嵌入して入口側端面72dの外周縁部分をフィルタ端面保持部61aに当接させる一方、ブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36に形成された外周保持部37の内周面に形成されたフィルタ端縁外周保持部37aをHEPAフィルタ72の外周面72aの出口側端縁部分72cを嵌合し出口側端面72dの外周縁部分にフィルタ端面保持部38aを当接させる。
この互いにHEPAフィルタ72に嵌合した中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60の連結フランジ部61に穿設された取付穴61bと中間連結部材75の連結フランジ部77に穿設された取付穴77bとに挿通する取付ボルト67a及びこの取付ボルト67aに螺合するナット67bにより緊張を付与すると共に、連結フランジ部78に穿設された取付穴78bと出口側フィルタ保持部36の連結フランジ部37に穿設された取付穴37bとに挿通する取付ボルト68a及びこの取付ボルト68aに螺合するナット66bにより緊張を付与して中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60と出口側フィルタ保持部35との間にHEPAフィルタ72を挟持して固定する。
このようにHEPAフィルタ72を囲む中間連結部材75を及び取付ボルト67aナット67bを介在して中間フィルタ保持部材55の後側フィルタ保持部60と出口側フィルタ保持部36との間にHEPAフィルタ72を挟持して固定することによって、HEPAフィルタ72の入口側端面72dと出口側端面72eの中間部分が中間連結部材75によって保持され、第1実施の形態に加えより安定した状態でHEPAフィルタ72を保持することができる。特に入口側端面72dと出口側端面72eとの間が長いHEPAフィルタ72の取付保持に効果的である。
本発明は上記第1実施の形態及び第2実施の形態に限定されことなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば上記実施の形態ではプレフィルタ71とHEPAフィルタ72の2個のフィルタを備えた例を説明したが、1個のフィルタを取り付けることも可能である。この場合中間フィルタ保持部材は省略され、入口側フィルタ保持部52の外周保持部54の内周面に形成されフィルタ端縁外周保持部54aにフィルタの外周面の入口側端縁を嵌入して入口側端面の外周縁部分をフィルタ端面保持部53aに当接させる一方、ブロアケース32に形成された出口側フィルタ保持部36に形成された外周保持部38の内周面に形成されたフィルタ端縁外周保持部38aをフィルタの外周面の出口側端縁部分を嵌合し出口側端面の外周縁部分に沿ってフィルタ端面保持部37aを当接させる。更に、入口側フィルタ保持部の連結フランジに穿設された取付穴と出口側フィルタ保持部36の連結フランジ部37に穿設された取付穴37bとに挿通する取付ボルト及びこの取付ボルトに螺合するナットによる第2締結手段により緊張を付与して入口側フィルタ保持部と後側フィルタ保持部を締結して入口側フィルタ保持部と後側フィルタ保持部との間にフィルタを挟持して固定する。
また、3個以上のフィルタを取り付けることも可能である。本実施の形態のように散水式の清掃装置の場合、プレフィルタ、HEPAフィルタの前段にミストセパレータを設けることも可能である。この場合、入口側フィルタ保持部52に入口側端部が装着されたフィルタと、出口側フィルタ保持部に出口側端部が装着されたフィルタとの間に、隣接するフィルタの出口側端面の外周端縁部分に沿って気密的に当接する前側フィルタ保持部とフィルタの出口側端縁面の外周端縁部分に沿って気密的に当接する後側フィルタ保持部とを備えた中間フィルタ保持部材を介して1個または複数のフィルタと配設する。また、フィルタを取り付けるにあたり、各接合部間を保持するためゴムパッキン等をフィルタの入口側端面、出口側端面の外周に設けることも可能である。
本発明の第1実施の形態に係るフィルタ取付構造を備えた自走式清掃装置の正面図である。 自走式清掃装置の側面図である。 自走式清掃装置の下面図である。 自走式清掃装置の内部構成の配置を概略的に示す斜視図である。 清掃装置を模式的に示す図である。 図5のA部拡大図である。 図5のB部拡大図である。 プレフィルタ及びHEPAフィルタ取付部の斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係るフィルタ取付構造を示す図である。 プレフィルタ及びHEPAフィルタ取付部の斜視図である。 従来の清掃装置を模式的に示す図である。 図11の部拡大図である。
符号の説明
20 清掃装置
29 吸引通路
30 汚水タンク(集塵室)
31 空気吸引通路
32 ブロアケース
34a 排出口
36a 入口部
36 出口側フィルタ保持部
39 フランジ
39a 取付穴
37 連結フランジ部
37a フィルタ端面当接部
37b 取付穴
38 外周保持部
38a フィルタ端縁外周保持部
40 ブロア装置
52 入口側フィルタ保持部
53 連結フランジ部
53a フィルタ端面保持部
53b 取付穴
54 外周保持部
54a フィルタ端縁外周保持部
55 中間フィルタ保持部材
56 連通部
57 前側フィルタ保持部
58 連結フランジ
58a フィルタ端面保持部
58b 取付穴
59 外周保持部
59a フィルタ端縁外周保持部
60 後側フィルタ保持部
61 連結フランジ部
61a フィルタ端面保持部
61b 取付穴
62 外周保持部
62a フィルタ端縁外周保持部
65a 取付ボルト(第1締結手段)
65b ナット
66a 取付ボルト(第2締結手段)
66b ナット
71 プレフィルタ(第1フィルタ)
71A フィルタ本体
71B 被覆材
71a 外周面
71d 入口側端面
71e 出口側端面
72 HEPAフィルタ(第2フィルタ)
72A フィルタ本体
72B 被覆材
72a 外周面
72d 入口側端面
72e 出口側端面

Claims (5)

  1. 吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に該フィルタを通過した作業空気を該ブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、
    上記フィルタは、外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆され、
    上記集塵室に連通すると共に上記フィルタ本体の上記入口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、
    上記ブロアケースに連通すると共に上記フィルタ本体の上記出口側端面の外周端部分全周が気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、
    上記入口側フィルタ保持部が上記入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記出口側フィルタ保持部が上記出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記入口側フィルタ保持部及び上記出口側フィルタ保持部を締結して上記フィルタを挟持して固定する締結手段と、を備えたことを特徴とする清掃装置のフィルタ取付構造。
  2. 上記入口側フィルタ保持部は、上記フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの入口側端面の外周縁部分全周が当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、
    上記出口側フィルタ保持部は、上記フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの出口側端面の外周縁部分全周が当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、
    上記締結手段は、上記入口側フィルタ保持部の結フランジ部と上記出口側フィルタ保持部の連結フランジ部とを締結して上記フィルタを挟持して固定する、ことを特徴とする請求項1に記載の清掃装置のフィルタ取付構造。
  3. 吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に該フィルタを通過した作業空気をブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、
    外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆された第1フィルタと、
    外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆された第2フィルタと、
    上記集塵室に連通すると共に上記第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、
    上記第1フィルタと第2フィルタとの間に介在して、互いに連通する上記第1フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接する前側フィルタ保持部と上記第2フィルタの入口側端縁面の外周端縁部分全周に気密的に当接する後側フィルタ保持部を備えた中間フィルタ保持部と、
    上記ブロアケースに連通すると共に上記第2フィルタの出口側端面の外周端部分全周に気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、
    上記入口側フィルタ保持部が上記第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記中間フィルタ保持部材の上記前側フィルタ保持部が第1フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記入口側フィルタ保持部及び上記前側フィルタ保持部を締結する第1締結手段と、
    上記中間フィルタ保持部材の上記後側フィルタ保持部が上記第2フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接しかつ上記出口側フィルタ保持部が上記第2フィルタの出口側端面の外周端縁部分全周に気密的に当接した状態に上記後側フィルタ保持部及び上記出口側フィルタ保持部を締結する第2締結手段と、を備えたことを特徴とする清掃装置のフィルタ取付構造。
  4. 上記入口側フィルタ保持部は、上記第1フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第1フィルタの入口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、
    上記中間フィルタ保持部材の上記前側フィルタ保持部は、上記第1フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第1フィルタの出口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、上記中間フィルタ保持部材の上記後側フィルタ保持部は、上記第2フィルタの外周面の入口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該第2フィルタの入口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、
    上記出口側フィルタ保持部は、上記第2フィルタの外周面の出口側端縁部分が嵌合する外周保持部、該フィルタの出口側端面の外周縁部分全周に当接するフィルタ端面保持部及び連結フランジ部を備え、
    上記第1締結手段は、上記入口側フィルタ保持部の連結フランジ部と前側フィルタ保持部の連結フランジ部を締結し、上記第2締結手段は、上記後側フィルタ保持部の連結フランジ部と出口側フィルタ保持部のフランジ部とを締結する、ことを特徴とする請求項3に記載の清掃装置のフィルタ取付構造。
  5. 吸引口を備えた吸引通路が集塵室に連通し、該集塵室がフィルタを介在してブロア装置を備えたブロアケースに連通し、該ブロア装置によって該集塵室内を負圧せしめて該吸引口から塵埃を該吸引通路を介して上記集塵室に吸引収容すると共に該フィルタを通過した作業空気をブロアケースに開口する排出口から排出する清掃装置のフィルタ取付構造において、
    上記集塵室に連通すると共に第1フィルタの入口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する入口側フィルタ保持部と、
    上記ブロアケースに連通すると共に第2フィルタの出口側端面の外周端部分全周が気密的に当接する出口側フィルタ保持部と、
    上記第1フィルタと上記第2フィルタとの間に介在する、隣接するフィルタの出口側端面の外周端縁部分全周が気密的に当接する前側フィルタ保持部と該フィルタの入口側端面の外周端縁部分に沿って気密的に当接する後側フィルタ保持部とを備えた中間フィルタ保持部材を介して配置される1個または複数個のフィルタとを備え、
    上記各フィルタは外周面及び対向する入口側端面と出口側端面を備えたフィルタ本体の該外周面が気密的に被覆された、ことを特徴とする清掃装置のフィルタ取付構造。
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