JP4965545B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Description
ているドラム式洗濯機に関する。
る。このドラム式洗濯機は、投入口が斜め上向きになるように洗濯ドラム槽の回転軸心線
が斜めに設置され、洗濯ドラム槽を内置する外槽がサスペンションで防振支持される構成
を有する。
傾斜させることで、洗濯ドラムへの洗濯物の出し入れがし易くなる。
洗濯物の洗浄力が低下する。
による機械力が低下し、洗浄力が低下する。それとともにドラム式洗濯機の外枠筐体の奥
行寸法が増大し、薄型化が図れない。
る。それとともに外枠筐体の幅や丈が増大してコンパクト化が図れない。加えて、脱水時
の遠心力増大により、振動・騒音が増大する。
防水パンが大きくなるので、置き場所を大きくとることになる。
外側に延びている。洗濯をしないときは、ドラム式洗濯機の側面に排水ホースを立て掛け
るように仕舞う。
より出張るので、出張り代を見込んだ間口幅の広い置き場所が必要になる。
かれる外槽2と、外槽2内に回転自在に備わる洗濯ドラム3を有する。外槽2は防振支持
手段により防振支持される。
部5は合成樹脂で形成され、図10に示すように多数の格子状の補強構造部6を有する。
ベース部5の底面4隅には、支持脚7が設けられる。
作られている。
大きくする関係により、間口幅が大きくなる。外枠筐体1の外寸が薄いので、置かれたド
ラム式洗濯機の出張りが少なくなるメリットがある。また、洗濯ドラム3の奥行きが浅い
ので、洗濯物の出し入れがし易い。
3、図4)が必要になる。大きい防水パン11を使うと、外枠筐体1の外寸を薄くした薄
型化のメリットがなくなる。そこで、ベース部5の間口幅、および奥行幅は、外枠筐体1
の間口幅、および奥行幅よりも小さくすることにより、小さな防水パン11で対応できる
ので、薄型化のメリットを有効に利用できる。ドラム式洗濯機を据える置き場所を大きく
とらない良さがある。
側に延在する。洗濯をしないときには、図3に示すように、排水ホース8は、筐体本体部
4の側面に立て掛けて置く。
面に設けたフック掛け穴9(図1)にフックを掛けることにより、図3のように排水ホー
ス8は、筐体本体部4の側面に沿うように立て掛けられる。
右の両側面板20と、両側面部20の前側に掛け渡して結合された鋼板(板厚1.6mm
)の前側補強板21と、両側面部20の後側下部に掛け渡して結合された鋼板(板厚1.
6mm)の後側下部補強板22と、両側面部20の後側上部に掛け渡して結合された鋼板
(板厚1.6mm)の後側上部補強板23と、両側面部20の上側に掛け渡して結合され
た鋼板(板厚1.6mm)の天井補強板24を有する。
面板20にネジで締結される。両側面板20は表面に樹脂コーテングが施されているので
、溶接をせずにネジ締結を採用した。
上部補強板23、天井補強板24が組み合わされて構成されるので、丈夫である。脱水運
転時に洗濯ドラム3のアンバランスによる大きな荷重振動にも筐体本体部4は、十分耐え
る。
開く筐体本体部4の後開口を塞ぐ蓋で、鋼板(板厚0.3mm)で作られている。後カバ
ー25には、アンバランスによる大きな荷重振動がかからないので、両側面板20よりも
薄くして重量低減を図っている。
うよう被せる合成樹脂で作られた前面カバー26と、天井補強板24を覆うよう被せる合
成樹脂で作られた上面カバー27と、両側面部20の前側コーナ部を覆うよう被せる合成
樹脂で作られたコーナカバー29と、前側コーナ部の下側、および筐体本体部4の下側を
覆うよう被せる合成樹脂で作られた下側カバー40を有する。
コーナカバー29、および下側カバー40により形成される。外観は、両側面板20を除
き、合成樹脂の部品で形成されているので、種々の形状や配色を自由に選定できる。
入れ口42を開け閉めする。洗濯用外蓋41のヒンジ43は、図7に示すように、前側補
強板21に支持される。
けられる。この押しボタン44を押すと、洗濯用外蓋41のロックが解かれて洗濯用外蓋
41が開かれる。洗濯物の出し入れが行われる。
樹脂で別体に形成されている。合成樹脂で成形されるので、湾曲面を含む種々の形状や配
色も任意に選定できる。
ナ部27bは別々に成形され、係止爪等の結合手段を用いて一体物に組まれる。上面部2
7aと、コーナ部27bは別々に成形したのは、色違いにするためである。
フナーを一時的に置く、仮置台として利用できる。
り外し自在に備わる。
ナ部40bは別々に成形され、係止爪等の結合手段を用いて一体物に組まれる。前面部4
0aと、コーナ部40bを別々に形成したのは、色違いにするためである。
し、内部に置かれるリントポケット48の着脱を行う。
ーナカバー29、コーナ部27b、コーナ部40bにより、外枠筐体1の下部側の前側コ
ーナ回りは、縦方向の湾曲形状になっているので角張りがなく、当たりがやわらかになる
ため使い勝手が良い。
りが緩和され、使い勝手が向上する。
曲させた湾曲部20a、20b、20c、20dと、中央に設けた平坦状の中央平坦部2
0eを有する。湾曲部20a、20b、20c、20dの湾曲は、樹脂コーテングが施さ
れた表面側に突き出す形状になっている。
、20b、20c、20dを設けて縦方向および横方向の剛性を高めている。これにより
、筐体本体部4は、洗濯ドラム3のアンバランスによる大きな荷重振動にも十分耐える。
側に設けた運搬用上部取っ手62と、フック掛け穴9を有する。運搬用下部取っ手60、
61、上側に設けた運搬用上部取っ手62、フック掛け穴9は、側面板20の鋼板をプレ
ス加工で打ち抜いて形成する。
。
合成樹脂の取っ手かバーを嵌め込んで形成される。
ック掛け穴9は、縁部を内側に折り曲げて尖った角をなくしている。
二つ設けられている。
から抱き抱えるようにしてドラム式洗濯機を運ぶことができる。80kg程度の重いドラ
ム式洗濯機でも二人の運搬者により、容易に搬送することができる。
付向きを変えたり、防水パン11にドラム式洗濯機を載置ときに利用する。この場合も二
人で作業できるように4つの取っ手を設けた。
重量が重いため、両側面から二人で持ち上げて運ぶ場合が多い。その場合、間口幅を奥行
き寸法より小さくした方が、より狭い通路を通過し易くなる。また、洗濯ドラムの回転軸
を水平から傾けた状態で配置しているため、特に奥行きが大きくなりがちである。
している。この湾曲形状は、下側の曲率R1が上側の曲率R2よりも小さく作られている
。両側面板20は、下端に下部接続フランジ65を有する。
うに当接し、ベース部5の下方から挿入したネジ66を下部接続フランジ65に締め付け
ることにより、ベース部5に締結される。
る。この間口幅の小さいベース部5の側面から排水ホース8が、図1、図3に示すように
、突き出して外側に延在している。
排水ホース8は湾曲する。しかし、ベース部5の間口幅が筐体本体部4の間口幅よりも小
さく、両側面板20の下部側が縦方向の湾曲形状をしているので、排水ホース8の湾曲に
伴いドラム式洗濯機の側面へ排水ホース8が部分的に膨らんで出張るようなことが生じな
い。
くとらないドラム式洗濯機を提供することができる。
れているので、排水ホース8の曲げに対する耐久寿命を長くすることができる。
曲がる。上側の曲率R2が下側の曲率R1よりも大きくなっているので、小さな一つの曲
率で作られているものに比べ、排水ホース8の曲がり半径が大きく、曲げ疲労が緩和され
、耐久寿命が長くなる。
作られているものに比べ、防水パンとの隙間間隔(a)を小さくできる。このため、小さ
な防水パンでも排水ホース8を無理なく入れることができる。同じ幅なら防水パンの高さ
(b)を大きくできる。
部の補強である。縦補強部材67は、鋼板(板厚1.6mm)で形成される。
、上部接続フランジ82を有する。縦補強部材67は、図10〜図13に示すように、前
部接続フランジ80の下側にネジで締結される。
、ネジで締結することにより、両側面板20はベース部5に結合される。縦補強部材67
は、絞りリブの補強が形成されている。
ので、洗濯ドラム3のアンバランスによる大きな荷重振動にも耐える。
2にネジで締結される。後側下部補強板22、および後側上部補強板23は、図8、図1
1に示すように、両側面板20の後部接続フランジ81にネジで締結される。
ネジで締結される。
た丈夫な構造体になるので、洗濯ドラム3のアンバランスによる大きな荷重振動にも耐え
る。
、上面カバー27と、コーナカバー29、および下側カバー40で形成されるので、体裁
の良い外観を有するドラム式洗濯機を提供できる。
面板20の前側に取り付けられる。両側面板20の前側は、内側に絞り込んだカバー支持
段部85を有する。
ー40は、表面が両側面板20の表面と面一になるので、体裁の良いになる。
86にコーナカバー29や下側カバー40に設けた係止爪87を係止させることにより、
コーナカバー29や下側カバー40は両側面板20に固定される。
。この多数の補強リブで、合成樹脂で形成された外槽2の補強をすることにより、洗濯ド
ラム3のアンバランスによる大きな荷重振動にも耐える外槽2にすることができる。
回転軸に固定され、電動機により駆動回転される。洗濯や乾燥の運転では、40〜50r
pmの低速で電動機は回転する。
。遠心脱水時に洗濯ドラム3のアンバランスによる大きな荷重振動が生じる。ドラム式洗
濯機は、この大きな荷重振動にも耐える構造を備えている。
洗濯機に関するものである。この実施例は、先の実施例で述べたベース部の間口幅、およ
び奥行幅が外枠筐体の間口幅、および奥行幅より小さい構成を踏襲した。
650mm、奥行きDが610mmである。
容量、乾燥容量が変わると、洗濯ドラムの大きさも変わるため外形寸法は変わる。
り、外槽2の奥行きが小さくなるので薄型にすることができる。
れがし易くなる。洗濯物の出し入れ口が上向きになるように洗濯ドラム3を傾けると、洗
濯物の出し入れがし易くなる反面、薄型化に逆行し、ドラム式洗濯機の叩き洗い(洗浄力
)が低下する。
の関係について検討した。
、洗浄される。
した場合、洗濯ドラム槽の内容積Vリットルは約72リットル〜104リットルとなる。
合には、奥行きLが205mmで薄形化になるが、径大にともない本体筐体1の幅(W)
が大きくなってしまう。このため家屋への据付性が悪くなる。
)の中心あたりを狙うと定格容量が8kgの場合で、80〜88(L)が望ましい。この
結果より、奥行きLは280〜310mm、径D1Φは600mmとすることが望ましい
。
基づき、図23を引用して説明する。
3の径DΦ/洗濯ドラム3の奥行きLの比を表している。実線が洗浄力指数、点線がMA
値を示している。
値である。
ある。
Action)試験法では、直径D35mmの円を5ケ所打ち抜いた400mm角の平織
り綿布を使用する。洗いや濯ぎ時の叩き洗い等による機械力で、5ケ所の円内に生じた糸
のほつれ数の総和による洗濯物の傷みを検証し、評価する。
みが激しくなる。
悪くなる。それ以上であれば布傷みが激しくなり、洗濯機としての機能を損なう。
布傷みも増す。また、洗濯ドラム3の径を大きくすると、叩き洗いの効果が向上して汚
れ落ちは良くなるが、布傷みが激しくなる。
ラム3の「半径dΦ/洗濯ドラム3の奥行きL」の比(d/L)を0.9〜1.1の範囲
にすることが適正であることを突き止めた。なお、dは洗濯ドラム3の半径である。
易く、家屋への据付性も考慮した適性な薄形化が図られたドラム式洗濯乾燥機を提供でき
る。
Claims (1)
- 回転自在なる洗濯ドラムと、前記洗濯ドラムを内置し、洗濯水を溜める外槽と、前記外槽を内置する外枠筐体とを備えたドラム式洗濯機において、
前記外枠筺体は、筺体本体部と、前記筺体本体部を載置するように支持し左右の側面のいずれかに排水ホースが設けられるベース部を有し、
前記ベース部の間口幅、および奥行幅が前記外枠筺体の間口幅、および奥行幅より小さく、
前記筺体本体部は、左右の両側面板の下部側周りが間口幅を下側に向けて徐々に小さくする縦方向の湾曲形状をしており、
前記側面板に沿うように前記排水ホースを立て掛けた場合に、前記排水ホースが出張らずに湾曲して収納され、
前記洗濯ドラムの内容積が72リットル〜104リットルであり、前記洗濯ドラムの奥行きLが280mm〜310mmであり、前記洗濯ドラムの半径dと洗濯ドラムの奥行きLとの関係が、d/L=0.9〜1.1であることを特徴とするドラム式洗濯機。
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- 2008-11-25 JP JP2008299129A patent/JP4965545B2/ja not_active Expired - Fee Related
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