JP4965494B2 - 記録再生方法および記録再生装置 - Google Patents

記録再生方法および記録再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、可撓性を有する薄型の記録ディスクに対して記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生方法、および、その記録再生方法を実現する記録再生装置に係り、特に、記録再生の際のフォーカス制御の引き込み技術に関するものである。
一般に普及するCD,DVD、あるいは青紫色レーザを用いた光ディスク(Blu−ray,HD−DVD)など、再生用または追記型・書換型光ディスクは、ディスク直径120mm,ディスク厚1.2mmのポリカーボネート樹脂製の基板により構成されている。この光ディスクを、一般的なドライブ装置にて回転駆動させた場合、ディスク最外周付近の面振れ量は50μmP−P〜300μmP−Pに達する。
光ディスク記録再生装置では、ディスクドライブ装置と共に、光ディスクに対してデータの記録再生を行うため光ピックアップが搭載され、光ピックアップでは、光ビームをフォーカス制御を加えながら集光させて記録ディスクに対して光スポットを照射し、記録ディスクからの反射ビームの光学的情報を光学素子にて受光し、再生信号あるいは制御信号などを検知する構成になっている。
前記フォーカス制御において、当初、制御の引き込みが行われるが、この際、フォーカスエラー信号のS字カーブを判定して、これによりフォーカス制御の引き込みを行っている。例えば図7のフローチャートに示すような引き込み時の動作を実行している。
図7において、光ディスクをディスクドライブ装置に装填した後(S1)、光ディスクを回転駆動させ(S2)、光ピックアップにおいて光ビームを集光させる対物レンズを光ディスクに近づけ、光ビームを光ディスクに照射する。この状態では光ディスクに上述した面振れ量程度の面振れが生じていることにより、検知されたフォーカスエラー信号には、集光点を中心にS字状の電圧波形が現れる(S3:図8(a)に示すようなS字カーブ)。このS字カーブを判定してゼロクロス点を検知し、これによりフォーカス制御の引き込みを行う(S4)。
その後、所定のフォーカス制御を実行し(S5)、かつトラッキング制御を実行して(S6)、安定状態になった状態で、光ディスクに対してデータの記録再生を開始する(S7)。
ところで、特許文献1に記載されているように、近年開発されている可撓性を有する光ディスクを用い、安定化部材により光ディスクに対して空気力学的な力を作用させることにより面振れを抑制するようにした光ディスク記録再生装置では、厚さ0.08mm〜0.2mmの薄型光ディスクの場合、その面振れ量はディスク最内周から最外周に向うに従い増加するものの、最大でも1μmP−P〜10μmP−Pであり、前記従来の光ディスクの面振れ量に比して1/10〜1/300程度の量になり、面振れ量が顕著に抑制される。
このような可撓性を有する光ディスクに対するフォーカス制御には、特許文献2に記載されているように、S字カーブを得るために、光ディスクに対する安定化部材の突き出し量を振って、フォーカスエラー信号のS字カーブを判定して高さ出しをした後、フォーカス制御を行う技術が提案される。
特開2006−107698号公報 特開2002−358759号公報
前記特許文献1に記載されたように、可撓性を有する薄型の光ディスクに対して安定化部材にて面振れを抑制する構成のものでは、フォーカス制御引き込み後の安定したフォーカス制御動作時には、定常的に生じる外乱を少なくすることができ、特に、光ディスクの高速回転時のフォーカスエラー量を減少させ、高速回転時での良好なるフォーカス制御動作が実現する。
しかし、フォーカス制御に際して、従来と同様に対物レンズを光ディスクに近接させても、その面振れ量は前記のように最大でも1μmP−P〜10μmP−Pであるため、面振れから生じるフォーカスエラー信号のS字カーブが現れ難く、図8(b)に示すように、極めて小さなレベルかつ時間的に頻度が少ないものである。このためフォーカス制御の引き込みがし難いという問題があった。
また、特許文献2に記載のように、光ディスクに対する安定化部材の突き出し量を振って、フォーカスエラー信号のS字カーブを判定して高さ出しを行う方法では、フォーカス制御がかかる前に安定化部材の光ディスクに対する突き出し量を振るという動作を伴うため、その突き出し量によっては光ディスクに当接するおそれがあり、また、確実にS字カーブを発生させることにならない場合があるという課題がある。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、可撓性を有する光ディスクであっても、容易かつ確実にフォーカス制御の引き込みが行えるようにした記録再生方法および記録再生装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、可撓性を有する記録ディスクを駆動手段により回転させ、前記記録ディスクに対して空気力学的な力を作用させる安定化部材により、前記記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲内にあるように安定化させ、光ビームをフォーカス制御を加えながら集光させて前記記録ディスクに対して光スポットを照射することにより、前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生方法において、前記光スポットに対するフォーカス制御の引き込みに際し、前記記録ディスクにおいて前記安定化状態にあるときのフォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させる第1動作制御モードに設定し、前記第1動作制御モードにおいてフォーカスエラー信号のS字カーブを発生させ、該S字カーブの判定に基づきフォーカス制御の引き込みを行い、前記フォーカス制御の引き込み後、当該フォーカス制御を実行させる第2動作制御モードに設定し、前記第2動作制御モードにおいて前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行うことを特徴とし、この方法によって、フォーカス制御の引き込み前に、一旦、記録ディスクのフォーカス許容面振れ範囲外の面振れが生じるように各部を設定することで、フォーカスエラー信号にS字カーブが高い頻度で確実に現れるようにする。かつ第1動作制御モードでのディスク面ぶれは、自然状態のディスク面ぶれである500μm以上の値に比べて小さな10〜100μm程度とすることで、ディスクと対物レンズの当接が生じないようにできる。そして、これによりフォーカス制御の引き込みが確実かつ正確になされた後には、記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲にあるように各部を設定することにより、可撓性を有する記録ディスクに対する所期の記録再生動作が良好に行われることになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の記録再生方法において、第1動作制御モードにおける記録ディスクと安定化部材との隙間を、第2動作制御モードのときの隙間よりも大きく設定することを特徴とし、この方法によって、フォーカス制御の引き込み前に、面振れ抑制作用が弱い、非最適な位置に安定化部材を移動させることにより、記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の記録再生方法において、第1動作制御モードにおける記録ディスクの回転速度を、第2動作制御モードのときの前記速度よりも低く設定することを特徴とし、この方法によって、フォーカス制御の引き込み前に、ディスク回転速度を低速にすることにより、記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の記録再生方法において、第1動作制御モードにおける記録ディスクと安定化部材との隙間を、第2動作制御モードのときの隙間よりも大きく設定し、かつ第1動作制御モードにおける記録ディスクの回転速度を、第2動作制御モードのときの速度よりも低く設定することを特徴とし、この方法によって、フォーカス制御の引き込み前に、記録ディスクと安定化部材との隙間およびディスク回転速度を適宜調整することで、フォーカス制御の引き込み前に、より確実に記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
請求項5に記載の発明は、可撓性を有する記録ディスクを回転させる駆動部と、前記記録ディスクに対して空気力学的な力を作用させて前記記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲内にあるように安定化させる安定化部材と、光ビームをフォーカス制御を加えながら集光させて前記記録ディスクに対して光スポットを照射する光ピックアップと、該光ピックアップからの光学的情報を受けて前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生部とを備えた記録再生装置において、前記光スポットに対するフォーカス制御の引き込みに際し、前記記録ディスクにおいて前記安定化状態にあるときのフォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させる第1動作制御モードに設定する第1制御モード設定部と、前記第1動作制御モードにおいてフォーカスエラー信号のS字カーブを発生させ、該S字カーブの判定に基づきフォーカス制御の引き込みを行うフォーカス制御引込部と、前記フォーカス制御の引き込み後、当該フォーカス制御を実行させる第2動作制御モードに設定する第2制御モード設定部とを備えたことを特徴とし、この構成によって、フォーカス制御の引き込み前に、第1制御モード設定部により、一旦、記録ディスクのフォーカス許容面振れ範囲外の面振れが生じるようにすることで、フォーカスエラー信号にS字カーブが確実に現れるようにすることができ、そして、フォーカス制御の引き込みが確実かつ正確になされた後には、第2制御モード設定部により、記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲にあるように各部を設定することにより、可撓性を有する記録ディスクに対する所期の記録再生動作が良好に行われる。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の記録再生装置において、第1制御モード設定部は、第1動作制御モードにおける記録ディスクと安定化部材との隙間が、第2動作制御モードのときの隙間よりも大きくなる位置に安定化部材を設置する位置決め部を備えていることを特徴とし、この構成によって、フォーカス制御の引き込み前に、面振れ抑制作用が弱い、非最適な位置に安定化部材を移動させることで、記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5記載の記録再生装置において、第1制御モード設定部は、第1動作制御モードにおける記録ディスクの回転速度を、第2動作制御モードのときの速度よりも低く設定する回転制御部を備えていることを特徴とし、この構成によって、フォーカス制御の引き込み前に、ディスク回転速度を低速にすることで、記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項5記載の記録再生装置において、第1制御モード設定部は、第1動作制御モードにおける記録ディスクと安定化部材との隙間が、第2動作制御モードのときの隙間よりも大きくなる位置に安定化部材を設置する位置決め部と、第1動作制御モードにおける記録ディスクの回転速度を、第2動作制御モードのときの速度よりも低く設定する回転制御部とを備えていることを特徴とし、この構成によって、フォーカス制御の引き込み前に、記録ディスクと安定化部材との隙間およびディスク回転速度を適宜調整することで、フォーカス制御の引き込み前に、より確実に記録ディスクにフォーカス許容面振れ範囲外の面振れを生じさせることができる。
本発明によれば、可撓性を有する薄型の記録ディスクに対するフォーカス制御の引き込み前に、一旦、記録ディスクのフォーカス許容面振れ範囲外の面振れが生じるように安定化部材などの各部を設定することで、フォーカスエラー信号にS字カーブが確実に現れるようにすることにより、フォーカス制御の引き込みが確実かつ正確になされる。引き込み後には、記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲にあるように安定化部材などの各部を設定することにより、記録ディスクに対する所期の記録再生動作が良好に行われる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1を説明するための記録再生装置の概略構成図であって、1は可撓性を有する記録ディスクである光ディスク、2は光ディスク1の回転中心を保持するハブ、3は光ディスク1を回転駆動するスピンドルモータ、4は、光ディスク1の径方向に移動して、光ビームLを集光させて光スポットSとして光ディスク1の記録面を照射し、光ディスク1に対する光走査を行う光ピックアップ、5は光ピックアップ4に設けられて出射する光ビームLを集光させる対物レンズ、6は、光ディスク1の記録面とは反対面に対向設置され、光ディスク1の高速回転時に光ディスク1に対して空気力学的な力を作用させてディスク面振れを抑制する平面板状(湾曲状板であってもよい)の安定化部材である。
なお、前記「湾曲状板」とは、例えば、特開2007−80336号公報や特開2007−149311号公報に記載されているように、光ピックアップ4が光ディスク1に対してアクセス(フィード)する接線方向に対して、左右に湾曲する板のことをいう。また、安定化部材6は、その湾曲する中心線と光ピックアップ4のアクセスする接線が必ずしも一致する必要がなく、光ディスク1の面振れを抑えるために、若干の角度(例えば、10度)を持たせてあっても構わない。
7は、光ディスク1に対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生部であって、光ピックアップ4に対して記録する情報に係る信号を出力したり、光ピックアップ4にて検知した光ディスク1からの反射光における光学変化の信号を受けて、再生信号を出力する。8は、スピンドルモータ3の回転数をコントロールする回転制御部であって、本例では、回転制御部8により記録再生時の光ディスク1の定常回転速度は15000rpmに設定される。9は本装置の各部をコントロールするCPU(中央演算処理ユニット)である。
10は光ピックアップ4に設けられた対物レンズ5の光ディスク1に対するフォーカシングを行うフォーカスサーボ部、11は、光ピックアップ4にて検知したフォーカスエラー信号に発生するS字カーブを判定して、フォーカスサーボの引き込みを行うフォーカスサーボ引込部である。
12は、フォーカスサーボの引き込みの際に、光ディスク1において面振れが抑制されて安定化状態にあるときのフォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させる位置に安定化部材6を移動(第1動作制御モード)させる第1動作制御モード設定部としての第1の安定化部材位置決め部である。この第1の安定化部材位置決め部12は、例えば、図1に基づく図9に示す詳細構成例のように、CPU9からの指令で動作するシーケンサ14による制御により正逆転可能なモータ15と、ベースプレート18に一定の高さに固定されたピニオンギヤ16と、ピニオンギヤ16に噛合しかつ端部が安定化部材6に固定されたラックギヤ17から構成する。そして、モータ15による回転駆動を受けてピニオンギヤ16が回転する方向によって、ピニオンギヤ16に噛合するラックギヤ17が上下いずれかの方向へ移動する。このラックギヤ17の移動により安定化部材6を上昇下降して変位量を決め、光ディスク1から遠ざかった位置より、フォーカスサーボ引き込み位置(例えば、Cbd=0.25mm以上0.7mm以下の位置。なお、Cbdは、安定化部材6の光ディスク1に近接する面における中心の高さと、光ディスク1の安定化部材6に近接する面の高さとの間隔と定義する)に移動させる構成になっている。
13は、フォーカスサーボによりフォーカス状態が安定したときに、安定化部材6による前記面振れ抑制作用により光ディスク1が前記フォーカス許容面振れ範囲内になる位置に安定化部材6を移動(第2動作制御モード)させる第2動作制御モード設定部としての第2の安定化部材位置決め部である。第2の安定化部材位置決め部13は、例えば、前記第1の安定化部材位置決め部12と同様に、図9に示す詳細構成例のように、CPU9からの指令で動作するシーケンサ14による制御により正逆転可能なモータ15と、ベースプレート18に一定の高さに固定されたピニオンギヤ16と、ピニオンギヤ16に噛合しかつ端部が安定化部材6に固定されたラックギヤ17から構成する。そして、モータ15による回転駆動を受けてピニオンギヤ16が回転する方向によって、ピニオンギヤ16に噛合するラックギヤ17が上下いずれかの方向へ移動する。このラックギヤ17の移動により安定化部材6を上昇下降して変位量を決め、フォーカスサーボ引き込み位置から、更に光ディスク1の面振れ量が最小となる位置(例えば、Cbd=0.1の位置)に移動させる構成になっている。
前記構成の実施形態1におけるフォーカスサーボの引き込み動作などを図2のフローチャートを参照して説明する。
図2において、記録再生時のフォーカス制御引き込み前に、光ディスク1を装置のハブ2に装填した後(S1−1)、回転制御部8にて光ディスク1を回転駆動(例えば、回転数2000rpm)させる(S1−2)。このとき、安定化部材6は光ディスク1に対して10mm程度離れた待機位置にあり、光ディスク1は安定化部材6を含めた周辺部材に接触しない状態にある。
次に、第1の安定化部材位置決め部12により、安定化部材6を光ディスク1に近づける。光ディスク1と安定化部材6との隙間Cbdは、第1動作制御モード(図3参照)として10μm〜100μm程度(最大300μm)のディスク面振れが発生する値(例えば、Cbd=0.3mm)に設定する(S1−3)。ここで、光ピックアップ4から光ビーム(レーザビーム)Lを出射し、対物レンズ5を光ディスク1に近づけ、フォーカスエラー信号を検知する。この状態では、ディスク面振れが大きいためフォーカスエラー信号にS字カーブが明確に生じる(S1−4)。このS字カーブに基づき、フォーカスサーボ引込部11によりフォーカスサーボの引き込みを開始させ(S1−5)、フォーカスサーボ部10により光ディスク1上の光スポットSのフォーカスサーボ動作を行う(S1−6)。
この状態では、光ディスク1の面振れは適正値(フォーカス許容範囲0μmP−P〜10μmP−P内)になっていないため、光ディスク1の面振れ量、あるいは面振れ加速度が適正になり、また、これによりフォーカスエラー信号の振幅レベルが適正値(最小値)になるように、第2の安定化部材位置決め部13により安定化部材6を光ディスク1に近接させる(S1−7)。すなわち、第2動作制御モードとして隙間Cbdを図3に示す動作領域(例えば、本例では面振れ5μm発生させる隙間Cbdとして約0.1mm)に設定する。この第2動作制御モードでは、光ディスク1の高速回転と安定化部材6の作用とにより、フォーカスエラーの少ない高精度のフォーカスサーボが実行される(S1−8)。
その後、この種の装置において通常実行されるトラッキング制御を実行し(S1−9)、安定状態になった状態で光ディスクに対してデータの記録再生を開始する(S1−10)。
このように実施形態1によれば、安定化部材6の作用により高速回転時に面振れ量が少なくなる、可撓性を有する薄型の光ディスク1に対するフォーカス制御において、確実なるフォーカスサーボの引き込みができるため、高速なデータの記録再生を安定して行うことが可能になる。
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2を説明するための記録再生装置の概略構成図である。なお、以下の各実施形態の説明において、図1にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態2が実施形態1と異なる構成は、第1の安定化部材位置決め部12と第2の安定化部材位置決め部13がなく、光ディスク1と安定化部材6との間隔をあらかじめ設定された間隔とし、スピンドルモータ3の回転制御部8に、光ディスク1において前記フォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させるディスク回転速度に設定(第1動作制御モード)する第1動作制御モード設定部としての機能と、フォーカスサーボによりフォーカス状態が安定したときに、光ディスク1が前記フォーカス許容面振れ範囲内になるディスク回転速度に設定(第2動作制御モード)する第2動作制御モード設定部としての機能を具備させたものである。
実施形態2におけるフォーカスサーボの引き込み動作などを図5のフローチャートを参照して説明する。
図5において、記録再生時のフォーカス制御引き込み前に、光ディスク1と安定化部材6との間隔が設定値(例えば0.25mm)になるように、光ディスク1を装置のハブ2に装填した後(S2−1)、回転制御部8にて光ディスク1を回転駆動し(S2−2)、その回転速度を、第1動作制御モードとして10μm〜100μm程度のディスク面振れが発生する値(低速:本例では2000〜4000rpm)に設定する(S2−3)。ここで、光ピックアップ4から光ビーム(レーザビーム)Lを出射し、対物レンズ5を光ディスク1に近づけ、フォーカスエラー信号を検知する。この状態では、ディスク面振れが大きいためフォーカスエラー信号にS字カーブが明確に生じる(S2−4)。このS字カーブに基づき、フォーカスサーボ引込部11によりフォーカスサーボの引き込みを開始させ(S2−5)、フォーカスサーボ部10により光ディスク1上の光スポットSのフォーカスサーボ動作を行う(S2−6)。
この状態では、光ディスク1の面振れは適正値(フォーカス許容範囲0μmP−P〜10μmP−P内)になっていないため、光ディスク1の面振れ量、あるいは面振れ加速度が適正になり、また、これによりフォーカスエラー信号の振幅レベルが適正値(最小値)になるように、回転制御部8により、光ディスク1の回転速度を第2動作制御モードとして動作定常速度(高速:本例では15000rpm)に設定する(S2−7)。この第2動作制御モードでは、光ディスク1の高速回転と安定化部材6の作用とにより、フォーカスエラーの少ない高精度のフォーカスサーボが実行される(S2−8)。
その後、この種の装置において通常実行されるトラッキング制御を実行し(S2−9)、安定状態になった状態で光ディスクに対してデータの記録再生を開始する(S2−10)。
実施形態2においても、実施形態1と同様に、安定化部材6の作用により高速回転時に面振れ量が少なくなる、可撓性を有する薄型の光ディスク1に対するフォーカス制御において、確実なるフォーカスサーボの引き込みができるため、高速なデータの記録再生を安定して行うことが可能になる。
(実施形態3)
図6は本発明の実施形態3におけるフォーカスサーボの引き込み動作などに係るフローチャートである。実施形態3の記録再生装置の基本的構造は、図1に示すものと同様である。
図6において、記録再生時のフォーカス制御引き込み前に、光ディスク1を装置のハブ2に装填した後(S3−1)、回転制御部8にて光ディスク1を回転駆動する(S3−2)。このとき、安定化部材6は光ディスク1に対して10mm程度離れた待機位置にあり、光ディスク1は安定化部材6を含めた周辺部材に接触しない状態にある。
次に、第1動作制御モードとして、第1の安定化部材位置決め部12により、安定化部材6を光ディスク1に近づけ、かつ、回転制御部8にて光ディスク1の回転速度を後述する安定化状態よりも低速に設定する(S3−3)。この第1動作制御モードにおける光ディスク1と安定化部材6間の隙間Cbdとディスク回転速度は、10μm〜100μm程度のディスク面振れが発生する値として予め計測されている。
ここで、光ピックアップ4から光ビーム(レーザビーム)Lを出射し、対物レンズ5を光ディスク1に近づけ、フォーカスエラー信号を検知する。この状態では、ディスク面振れが大きいためフォーカスエラー信号にS字カーブが明確に生じる(S3−4)。このS字カーブに基づき、フォーカスサーボ引込部11によりフォーカスサーボの引き込みを開始させ(S3−5)、フォーカスサーボ部10により光ディスク1上の光スポットSのフォーカスサーボ動作を行う(S3−6)。
この状態では、光ディスク1の面振れは適正値(フォーカス許容範囲0μmP−P〜10μmP−P内)になっていないため、光ディスク1の面振れ量あるいは面振れ加速度が適正になり、フォーカスエラー信号の振幅レベルが適正(最小)な安定化状態になるように、第2動作制御モードとして、第2の安定化部材位置決め部13により安定化部材6を光ディスク1に近接(本例では隙間Cbdを約0.1mmとする)させると共に、回転制御部8により、光ディスク1の回転速度を動作定常速度(高速:本例では15000rpm)に設定する(S3−7)。この第2動作制御モードでは、光ディスク1の高速回転と安定化部材6の作用により、フォーカスエラーの少ない高精度のフォーカスサーボが実行される(S3−8)。
その後、この種の装置において通常実行されるトラッキング制御を実行し(S3−9)、安定状態になった状態で光ディスクに対してデータの記録/再生を開始する(S3−10)。
実施形態3においても、実施形態1,2と同様に、安定化部材6の作用により高速回転時に、面振れ量が少なくなる可撓性を有する薄型の光ディスク1に対するフォーカス制御において、確実なるフォーカスサーボの引き込みができるため、高速なデータの記録/再生を安定して行うことができる。
前記各実施形態の構成については、装置の仕様、あるいは光ディスクの構成などによって選択して適用される。
本発明は、高速,大容量が図れる薄型の光ディスクを使用する記録再生装置におけるフォーカス制御の引き込み方法、および、その装置として適用され、特に、薄型の光ディスクの記録および/または再生に用いられる光ピックアップ,光ヘッドのフォーカス駆動時において、より安定してフォーカス制御の引き込みが行われるフォーカス制御装置、および、それらを含む光ディスク記録再生装置に実施して有効である。
本発明の実施形態1を説明するための記録再生装置の概略構成図 実施形態1におけるフォーカスサーボの引き込み動作などに係るフローチャート 実施形態1におけるディスク回転数4000rpmと10000rpmのときにおけるディスク面振れと隙間Cbdとの関係を示す図 本発明の実施形態2を説明するための記録再生装置の概略構成図 実施形態2におけるフォーカスサーボの引き込み動作などに係るフローチャート 本発明の実施形態3におけるフォーカスサーボの引き込み動作などに係るフローチャート 従来の記録再生装置の一例におけるフォーカスサーボの引き込み動作などに係るフローチャート (a),(b)はフォーカスエラー信号のS字カーブの説明図 本実施形態における安定化部材位置決め部の一例を示す構成図
符号の説明
1 光ディスク
3 スピンドルモータ
4 光ピックアップ
5 対物レンズ
6 安定化部材
7 記録再生部
8 回転制御部
9 CPU(中央演算処理ユニット)
10 フォーカスサーボ部
11 フォーカスサーボ引込部
12 第1の安定化部材位置決め部
13 第2の安定化部材位置決め部
14 シーケンサ
15 モータ
16 ピニオンギヤ
17 ラックギヤ
18 ベースプレート

Claims (8)

  1. 可撓性を有する記録ディスクを駆動手段により回転させ、前記記録ディスクに対して空気力学的な力を作用させる安定化部材により、前記記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲内にあるように安定化させ、光ビームをフォーカス制御を加えながら集光させて前記記録ディスクに対して光スポットを照射することにより、前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生方法において、
    前記光スポットに対するフォーカス制御の引き込みに際し、前記記録ディスクにおいて前記安定化状態にあるときのフォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させる第1動作制御モードに設定し、
    前記第1動作制御モードにおいてフォーカスエラー信号のS字カーブを発生させ、該S字カーブの判定に基づきフォーカス制御の引き込みを行い、
    前記フォーカス制御の引き込み後、当該フォーカス制御を実行させる第2動作制御モードに設定し、
    前記第2動作制御モードにおいて前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行うことを特徴とする記録再生方法。
  2. 前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクと前記安定化部材との隙間を、前記第2動作制御モードのときの前記隙間よりも大きく設定することを特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  3. 前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクの回転速度を、前記第2動作制御モードのときの前記速度よりも低く設定することを特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  4. 前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクと前記安定化部材との隙間を、前記第2動作制御モードのときの前記隙間よりも大きく設定し、かつ前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクの回転速度を、前記第2動作制御モードのときの前記速度よりも低く設定することを特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  5. 可撓性を有する記録ディスクを回転させる駆動部と、前記記録ディスクに対して空気力学的な力を作用させて前記記録ディスクの面振れがフォーカス許容面振れ範囲内にあるように安定化させる安定化部材と、光ビームをフォーカス制御を加えながら集光させて前記記録ディスクに対して光スポットを照射する光ピックアップと、該光ピックアップからの光学的情報を受けて前記記録ディスクに対する情報の記録および再生のうちの少なくとも一方を行う記録再生部とを備えた記録再生装置において、
    前記光スポットに対するフォーカス制御の引き込みに際し、前記記録ディスクにおいて前記安定化状態にあるときのフォーカス許容面振れより大きい面振れを発生させる第1動作制御モードに設定する第1制御モード設定部と、
    前記第1動作制御モードにおいてフォーカスエラー信号のS字カーブを発生させ、該S字カーブの判定に基づきフォーカス制御の引き込みを行うフォーカス制御引込部と、
    前記フォーカス制御の引き込み後、当該フォーカス制御を実行させる第2動作制御モードに設定する第2制御モード設定部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  6. 前記第1制御モード設定部は、前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクと前記安定化部材との隙間が、前記第2動作制御モードのときの前記隙間よりも大きくなる位置に前記安定化部材を設置する位置決め部を備えていることを特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
  7. 前記第1制御モード設定部は、前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクの回転速度を、前記第2動作制御モードのときの前記速度よりも低く設定する回転制御部を備えていることを特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
  8. 前記第1制御モード設定部は、前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクと前記安定化部材との隙間が、前記第2動作制御モードのときの前記隙間よりも大きくなる位置に前記安定化部材を設置する位置決め部と、前記第1動作制御モードにおける前記記録ディスクの回転速度を、前記第2動作制御モードのときの前記速度よりも低く設定する回転制御部とを備えていることを特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
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