JP4963901B2 - ベルト式無段階変速装置 - Google Patents

ベルト式無段階変速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4963901B2
JP4963901B2 JP2006233812A JP2006233812A JP4963901B2 JP 4963901 B2 JP4963901 B2 JP 4963901B2 JP 2006233812 A JP2006233812 A JP 2006233812A JP 2006233812 A JP2006233812 A JP 2006233812A JP 4963901 B2 JP4963901 B2 JP 4963901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
belt
driven pulley
continuously variable
variable transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006233812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008057615A (ja
Inventor
剛 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2006233812A priority Critical patent/JP4963901B2/ja
Priority to TW096125113A priority patent/TWI351480B/zh
Priority to ES07253429T priority patent/ES2356264T3/es
Priority to EP07253429A priority patent/EP1895192B1/en
Priority to DE602007011170T priority patent/DE602007011170D1/de
Priority to CN2007101462648A priority patent/CN101135362B/zh
Priority to AT07253429T priority patent/ATE491901T1/de
Publication of JP2008057615A publication Critical patent/JP2008057615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4963901B2 publication Critical patent/JP4963901B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
    • F16H9/16Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
    • F16H9/18Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts only one flange of each pulley being adjustable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/36Inputs being a function of speed
    • F16H59/38Inputs being a function of speed of gearing elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/04Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism
    • F16H63/06Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions
    • F16H63/062Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions electric or electro-mechanical actuating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、駆動プーリ及び従動プーリのV溝にベルトを巻掛け、変速比を無段階に制御する鞍乗型車両用のベルト式無段階変速装置に関する。
スクータ型の自動二輪車等の鞍乗型車両には、広くVベルト式無段変速機が使われている。このVベルト式無段変速機は、エンジン等の動力源と連結する駆動プーリと、最終減速機構などを介して駆動輪と接続する従動プーリとから構成され、両プーリにVベルトを巻掛し、溝幅調節機構により各プーリの溝幅を変えることで、Vベルトの各プーリに対する巻掛け径を調節し、それにより両プーリ間での変速比を無段階的に調節するというものである。
通常、前記駆動プーリ及び従動プーリは、相互間にV溝を形成する固定プーリ及び可動プーリとから構成され、各可動プーリが、それらの支持軸方向に移動自在に設けられている。そして、溝幅調節機構により可動プーリを移動することによって、変速比を無段階に調節できるようになっている。
従来、この種のVベルト式無段変速機として、溝幅調節のための駆動プーリ側の可動プーリの移動を電動モータで行うようにしたものがある。電動モータの移動推力により、駆動プーリの溝幅を狭める方向(Top側)、及び溝幅を広げる方向(Low側)のいずれの方向にも可動プーリを移動することができるので、溝幅を自由に調節することができる。
可動プーリの移動を電動モータで行った場合、変速比の制御はエンジンの回転数やスロットル開度等からエンジンの運転状態を険知して行われる。また、実際の変速比が適切な値であるかどうかを確認するために、各可動プーリの位置を検出したり、従動プーリの回転数を検出したりすることが行われている。
従動プーリの回転数を検出する方法としては、従動プーリに鉄製のプレートを取り付け、このプレートの回転を磁気センサで検出したものが知られている(特許文献1)。
例えば、特許文献1の無段変速装置では、従動プーリの側面にセンサプレートが設けられ、該センサプレートの外周にプローブが対向するように磁気センサが配置されている。磁気センサは、ベルト室の内部の減速機カバーに取り付けられ、該減速機カバーと従動プーリとの間に配置されている。また、センサプレートの外周は突出した部分を複数有しており、この形状変化部分によって磁気センサの出力は変化する。磁気センサの出力信号は、磁気センサの配線を介してベルト室の外部の制御装置に供給され、この出力信号の変化に基づいて従動プーリの回転数が検出される。
特開2005−133929号
特許文献1の無段変速装置のように磁気センサを減速機カバーに取り付けた場合には、磁気センサはベルト室の内部に収容されるので、磁気センサの出力信号を制御装置に伝送する配線を、ベルト室の外側へ引き出してやる必要がある。しかしながら、磁気センサの配線をベルト室の外側へ引き出すために、ベルト室の外壁に孔を設けると、この孔から埃や雨水がベルト室内に入ってしまうという問題が生じる。ベルト室内に侵入した埃等がVベルトに付着すると、Vベルトがスリップしてしまうので、ベルト室の内部はクリーンに維持されることが好ましい。
この問題を解決するためには、ベルト室の外壁に設けた孔をシール部材で塞いでやってもよいが、単にシール部材で孔を塞ぐだけではなく、コストが安価で、組み付け性やメンテナンスの点でも優れた手法が求められている。
また、減速機カバーと従動プーリとの間に磁気センサが配置されると、ベルト室のサイズは、磁気センサのスペース分だけ車体の幅方向に大きくなるので、車体のバンク角が狭くなってしまうという問題もある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ベルト室の幅方向のコンパクト化を図りつつ、ベルト室のシール性に優れたベルト式無段階変速装置を提供することである。
本発明のベルト式無段階変速装置は、駆動プーリ及び従動プーリの溝幅を変えることによって、変速比を無段階に制御するベルト式無段階変速装置であって、前記従動プーリはベルト室に収容され、前記従動プーリの回転速度は、磁性材料に反応する磁気センサによって測定され、前記磁気センサは、前記ベルト室を構成する外壁に外側から取り付けられている。
ある好適な実施形態において、前記ベルト室を構成する前記外壁には、孔が形成されており、前記磁気センサは、前記孔に挿入されている。
ある好適な実施形態では、前記磁気センサと前記孔との間には、シール部材が介在されており、前記シール部材は、前記磁気センサと前記孔との隙間を塞いでいる。
ある好適な実施形態において、前記磁気センサの先端は、前記従動プーリが巻き掛けるベルトの最大巻き掛け径における芯線よりも外側に配置されている。
ある好適な実施形態では、前記磁気センサは、後輪の車軸よりも上方に配置されている。
本発明のベルト式無段階変速装置によれば、従動プーリはベルト室に収容され、従動プーリの回転速度は、磁性材料に反応する磁気センサによって測定され、磁気センサは、ベルト室を構成する外壁に外側から取り付けられているので、磁気センサをベルト室の外側に露出させることができ、この露出した部分に磁気センサの配線を接続することにより、該配線をベルト室の外部に形成することができる。したがって、ベルト室の外壁に配線引き出し用の孔を設ける必要はなくなり、ベルト室のシール性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明による実施の形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
図1は、無段階変速装置100を収容するベルト室を外側つまり車体左側から見た外観側面図であり、無段階変速装置100の構成が分かるように、ベルト室内の構成部品の一部も示してある。図1を参照しながら、本実施形態の磁気センサ40の配置について説明する。
無段階変速装置100は、エンジン(図示せず)の動力源と連結する駆動プーリ10と、最終減速機構70を介して駆動輪と接続する従動プーリ20と、両プーリに巻き掛けられるVベルト12とから構成されている。本実施形態の両プーリ10及び20は、いずれも非磁性材料から構成され、重量を軽減するためアルミニウムが使用されている。
溝幅調節機構により駆動プーリ10及び従動プーリ20の溝幅を変えることで、Vベルト12の各プーリに対する巻掛け径を調節し、それにより両プーリ間での変速比を無段階的に調節している。図示した例では、Vベルト12がLow状態、すなわち、従動プーリ20側の巻き掛け径が最大の状態を示している。
本実施形態の無段階変速装置100は車体の左側に配置されており、駆動プーリ10は車体の前側に、従動プーリ20は後側にそれぞれ配置されている。そして、両プーリ10、20及びVベルト12は、いずれもベルト室50内に収容されている。ベルト室50は、車体の左側面に形成されており、ベルト室50を構成する外壁52は、両プーリ10、20及びVベルト12の周囲を覆うとともに、ベルト室50の外形を形成している。
従動プーリ20の回転速度は、磁性材料に反応する磁気センサ40によって測定される。本実施形態の従動プーリ20には、磁性材料からなる被検出部(例えば、図2のセンサプレート60参照)が取り付けられており、磁気センサ40は、この被検出部に対向して配置されている。
また、磁気センサ40は、ベルト室50を構成する外壁52に、該外壁52の外側から取り付けられている。図示した例では、磁気センサ40は、外壁52の上面に、該上面の外側から取り付けられるとともに、磁気センサ40の先端46が下側を向くように配置されている。
本発明のベルト式無段階変速装置100によれば、従動プーリ20はベルト室50に収容され、従動プーリ20の回転速度は、磁性材料に反応する磁気センサ40によって測定され、磁気センサ40は、ベルト室50を構成する外壁52に外側から取り付けられているので、磁気センサ40をベルト室50の外側に露出させることができ、この露出した部分に配線42を接続することにより、該配線42をベルト室50の外部に配置することができる。
配線42をベルト室50の内部に配置した場合には、ベルト室50の外壁52に配線引き出し用の孔を設ける必要があるが、本発明によれば、配線引き出し用の孔を設けなくても磁気センサ40を取り付けることができ、それゆえ、ベルト室50のシール性を向上させることができる。加えて、配線引き出し用の孔を塞ぐためのシール部材も不要となるので、部品点数及びコストも低減できる。
さらに、配線42をベルト室50の内部に配置した場合には、回転する従動プーリ20と配線42とが接触して絡まないように、該配線42をベルト室50内で固定するのが好ましいが、本発明の無段階変速装置100によれば、ベルト室50の外部に配線42を配置できるので、わざわざ配線42を固定する必要はない。したがって、部品点数及びコストをさらに低減できる。
次に、図1に加えて図2を参照しながら、本実施形態の無段階変速装置100及び磁気センサ40の配置について詳細に説明する。図2は、図1に示したベルト室50をA−A面で切断した断面模式図であり、ベルト室50の内部構造を模式的に示している。
まず、ベルト室50を構成する外壁52について説明する。外壁52は、ベルト室50の外形を形成している部材であり、本実施形態では、従動プーリ20側の外壁52は、従動プーリ20の周囲を覆うベルト室カバー51と、従動プーリ20の右側に配置された最終減速機構70を覆う減速機ケース53とから構成されている。また、ベルト室50の内部には、減速機カバー54が設けられており、この減速機カバー54は、従動プーリ20と最終減速機構70との間を仕切っている。
次に、無段階変速装置100の変速機構について説明する。従動プーリ20側のベルト室50内には、従動プーリ20及びVベルト12が収容されている。従動プーリ20は、2つの円錐形の頂点同士を対向させて配置した形状を有しており、図示した例では、車体の右側に形成された固定プーリ22と、車体の左側に形成された可動プーリ24とから構成されている。
固定プーリ22及び可動プーリ24は、いずれも支持軸26によって支持されている。具体的には、固定プーリ22は、支持軸26の長手方向の中間部分の外周に嵌め込まれた軸受82と、この軸受82よりも車体外側、つまり図2において支持軸26の左側に設けられた軸受84とによって、ハブ86を介して支持軸26に支持されている。
一方、可動プーリ24は、ハブ86の外周に形成されたハブ88を介して、支持軸26に支持されている。可動プーリ24は、支持軸26の長手方向に移動自在に設けられており、スプリング80によって従動プーリ20の溝幅を狭める方向、すなわち固定プーリ22側に付勢されている。
本実施形態の無段階変速装置100では、駆動プーリ10の溝幅は、駆動プーリ10側の可動プーリを電動モータで移動制御することによって調整されており、一方、従動プーリ20側では、上述したように、スプリング80によって、溝幅を狭める方向に付勢されている。そして、駆動プーリ10及び従動プーリ20のV溝には、Vベルト12が巻き掛けられている。
上記構成において、駆動プーリ10側のVベルト12の巻き掛け径が大きくなると、Vベルト12にかかる張力が増すので、従動プーリ20側のVベルト12が引っ張られ、この張力がスプリング80の付勢力よりも大きくなると、従動プーリ20側の溝幅が広げられる。結果として、従動プーリ20側のVベルト12の巻き掛け径は小さくなる。つまり、変速比が小さくなる。このように、無段階変速装置100では、変速比を無段階に制御している。
続いて、従動プーリ20の回転速度を測定する磁気センサ40について説明する。本実施形態の磁気センサ40は、磁性材料に反応するセンサであり、ベルト室50を構成する外壁52にボルト59で取り付けられている。具体的には、ベルト室50を構成する外壁52に孔55を形成し、この孔55に外壁52の外側から挿入されている。図示した例では、磁気センサ40の取付位置は外壁52の上面であり、この上面に形成された孔55は、磁気センサ40の外径に対応する口径を有しており、磁気センサ40は、この孔55に外壁52の上面の外側から挿入されている。換言すると、磁気センサ40は、磁気センサ40の先端46を下側に向けて挿入されている。
磁気センサ40を外壁52の孔55に外側から挿入することによって、磁気センサ40の後端は、ベルト室50の外側に露出され、この露出した部分に配線42を接続することにより、該配線42をベルト室50の外側にて形成することができる。
加えて、配線42の組み付け時には、磁気センサ40を孔55に挿入した後、配線42を磁気センサ40に接続することができるので、配線42の結線作業が容易になる。さらに、磁気センサ40をメンテナンスする際には、ベルト室50を車体に取り付けたままの状態で磁気センサ40を脱着できるので、メンテナンス作業が非常に簡単で、かつ、ベルト室50の内部をクリーンに維持できる。
また、磁気センサ40と孔55との間には、シール部材44が介在されており、このシール部材44は、磁気センサ40と孔55との隙間を塞いでいる。本実施形態のシール部材44は、弾性材料(例えば、ゴムなど)からなるOリング44であり、Oリング44は、磁気センサ40の外周に設けられた溝45に嵌め込まれている。磁気センサ40を孔55に挿入する際には、磁気センサ40を孔55に圧入することによって、Oリング44の外周部と、孔55を画する外壁52との間をしっかりと密着させてシール面を形成でき、これにより、磁気センサ40と孔55との隙間を確実に塞ぐことができる。つまり、上述した構成によれば、磁気センサ40の取り付けとベルト室50のシールとを同時に実行することができる。
なお、シール部材44は、ゴム製のOリングに限定されるものではなく、その他のシール部材、例えば、角シール、ガスケットワッシャ、液状ガスケット等であってもよい。
また、本実施形態の磁気センサ40は、外壁52の孔55に挿入されているが、磁気センサ40が磁性材料に反応できるのであれば、孔55に挿入せずに磁気センサ40を取り付けてもよい。例えば、磁気センサ40の先端46を外壁52に外側から当接させた状態で固定することも可能である。このように磁気センサ40の先端46を外壁52に当接させた場合であっても、高い感度の磁気センサを用いたならば、被検出部の磁性材料を検出でき、それゆえ、従動プーリ20の回転速度を測定できる。この取付構造では、磁気センサ40を挿入する孔55を設けなくてもよいので、ベルト室50のシール性を一層向上させることができる。
また、孔55に挿入された磁気センサ40の先端46は、Low状態、すなわち、従動プーリ20側のVベルト12の巻き掛け径が最大となった状態でのVベルト12の芯線(芯体)14よりも外側に配置されている。本実施形態の芯線14は、紐状のアラミッド繊維(ケブラー)からなり、この芯線14によって、Vベルト12のトルクは従動プーリ20に伝達される。
上記構成では、磁気センサ40は、Low状態のVベルト12の芯線14よりも外側、つまり、従動プーリ20の径方向の外側の広いスペースに配置されるので、ベルト室50のサイズを車体の幅方向に小型化することができる。したがって、車体のバンク角を広くとることが可能となる。
なお、磁気センサ40を取り付ける手法としては、従動プーリ20と最終減速装置70との間を仕切る減速機カバー54に磁気センサ40を固定するという手法もある。しかしながら、磁気センサ40を減速機カバー54に固定すると、磁気センサ40のスペース分だけベルト室50のサイズが車体の幅方向に大きくなってしまう。その結果、車体のバンク角が狭くなりかねない。また、車体のバンク角が狭くならないように、ベルト室50のサイズを小型化した場合には、減速機ケース53内に収容されたミッションオイルの収容スペースが圧迫されるので、ミッションオイルの容量が減少してしまう。
この点において、本実施形態では、磁気センサ40を減速機カバー54には固定していないので、ベルト室50のサイズを車体の幅方向に小型化することができ、しかも、ミッションオイルの収容スペースも十分確保することができる。
また、磁気センサ40は、後輪の車軸79よりも上方に配置されるのが好ましい。図1を参照しながら説明すると、従動プーリ20のトルクは、減速機ケース53に収容された最終減速機構70に伝達される。最終減速機構70は、支持軸(プーリ軸)26と、カウンター軸76と、車軸79と同軸になった最終ギヤ軸79と、各軸にそれぞれ取り付けられた複数のギヤ(72、74、78)とから構成されている。最終減速機構70に伝達されたトルクは、複数のギヤ(72、74、78)を介することにより減速され、最終的には、車軸79を介して後輪へ伝達され、後輪を駆動する。
本実施形態の磁気センサ40は、外壁52の上面に取り付けられ、後輪の車軸79よりも上方に配置されている。磁気センサ40を外壁52の下面に取り付けた場合には、車体を傾けた際に磁気センサ40が地面と接触してしまうおそれがあるが、磁気センサ40を車軸79よりも上方に配置させることによって、車体を傾けた場合であっても磁気センサ40と地面との接触を回避することができる。つまり、車体のバンク角を一層広げることが可能となる。加えて、磁気センサ40を車軸79よりも上方に配置させることによって、ベルト室50内に雨水等が侵入した場合でも、侵入した水の影響を低減できるというメリットもある。
次に、図2を参照しながら、磁気センサ40が検出する従動プーリ20の被検出部について説明する。従動プーリ20には、磁気センサ40が反応する磁性材料を含有する被検出部が設けられている。本実施形態の被検出部は、従動プーリ20の固定プーリ22側に取り付けられたセンサプレート60である。このセンサプレート60は、鉄からなる円盤状の部材であり、固定プーリ22の側面に取り付けられている。センサプレート60の外周には、複数の突出部64が環状に等間隔で並んで形成されている。
孔55に挿入された磁気センサ40の先端46は、センサプレート60の突出部64に対向するように配置されている。具体的には、磁気センサ40の先端46は、突出部64が含有する鉄成分に反応できるよう突出部64に近接されており、両部材間の距離は、例えば、1〜3mmに設定されている。
上記構成では、固定プーリ22が回転すると、固定プーリ22の回転に併せてセンサプレート60も回転し、センサプレート60の突出部64は、順次磁気センサ40の直前を通過する。突出部64が磁気センサ40の直前を通過する際、磁気センサ40の検出量は大きくなるので、この検出量の時間変化を測定することによって、従動プーリ20の回転速度を測定することができる。
なお、図2に示した例では、磁気センサ40の被検出部は、センサプレート60の突出部64であるが、磁気センサ40が従動プーリ20に設けられた被検出部に反応できるのであれば、従動プーリ20の回転速度を測定でき、それゆえ、被検出部の形状は特に限定されない。したがって、被検出部の形状は、センサプレート60以外の他の形状であってもよい。例えば、従動プーリ20を磁性材料で構成し、従動プーリ20の外周に突起を設け、該突起を被検出部として磁気センサ40で直接的に検出することも可能である。
また、本実施形態では、鉄製のセンサプレート60を使用しているが、磁気センサ40に反応するのであれば、鉄以外の磁性材料から構成されてもよい。あるいは、磁性材料を含有する非磁性材料から構成されてもよい。鉄以外の磁性材料としては、例えば、ニッケル、フェライト系ステンレス材、焼結材などを用いることができる。
さらに、図3には、磁気センサ40の被検出部の別の変形例を示している。図3(a)は、従動プーリ20を車体の右側、すなわち固定プーリ22側から見た従動プーリ20の外観側面図であり、(b)は(a)のC−C断面を模式的に示した断面模式図である。
図3の例では、従動プーリ20は非磁性材料(例えば、アルミニウム)からなり、従動プーリ20の外周には、磁性材料(例えば、鉄)を含むピン30が等間隔で取り付けられている。磁気センサ40は、ピン30に含まれる磁性材料に反応する。換言すると、このピン30が磁気センサ40の被検出部となる。
上記構成によれば、従動プーリ20は非磁性材料から構成されているので、鉄製の従動プーリを用いた場合と比べて、変速装置の重量を軽減することができる。加えて、磁気センサ40の被検出部(ピン30)は、従動プーリ20の外周に独立して設けられているので、従動プーリ20の回転速度を直接的に測定することができ、それゆえ、センサプレート60のような重い部材を用いなくてもよい。したがって、変速装置の重量を一層軽減することができる。
本実施形態のように磁気センサ40をベルト室50の外壁52に取り付けた場合には、センサプレート60の被検出部を磁気センサ40に近接させるため、センサプレート60の外径を大きくする必要があるが、外径が大きくなるとセンサプレート60の重量も増大するので、従動プーリ20を軽量な非磁性材料で構成できるメリットを活かしきれない。しかしながら、被検出部をピン30で構成した場合には、磁気センサ40を外壁52に取り付けたとしても、装置全体の軽量化を確実に実現することができる。
なお、ピン30は、磁気センサ40で検出可能な突起形状であればよく、その他の形状を含めることができる。例えば、ピン30は、段付きピンであってもよいし、ボルトであってもよい。あるいは、磁性材料を含有する磁性シートを被検出部として従動プーリ20の外周に貼り付けることもできる。
また、図2に示した磁気センサ40は、外壁52の上面の外側から、すなわち、磁気センサ40の先端46が下向きになるように取り付けられているが、磁気センサ40が外壁52に外側から取り付けられているのであれば、磁気センサ40の取り付け方向は下向きだけに限定されない。
例えば、図4には、磁気センサ40が右方向に取り付けられている取付構造の一例を示している。図示した例では、固定プーリ22の外周には、環状のセンサプレート66が取り付けられている。固定プーリ22はアルミニウムからなり、一方、センサプレート66は鉄製である。そして、センサプレート66の外周には、左向きに突出した複数の突出部68が等間隔に形成されている。磁気センサ40は、外壁52に外側から右方向に取り付けられ、磁気センサ40の先端42は、突出部68の先端に対向している。このような構成であっても、磁気センサ40は、ベルト室50の外側に露出されるので、磁気センサ40の配線42をベルト室50の外部に形成することができる。
上記構成の利点は、アルミニウムと鉄との熱膨張率の違いを利用できることである。すなわち、アルミニウム製の固定プーリ22の外周に、アルミニウムよりも熱膨張率の小さな鉄製のセンサプレート66を取り付けているので、固定プーリ22がVベルト12との摩擦熱により熱膨張したとしても、センサプレート66が取れにくい方向に力を作用させることができる。
さらに、図5には、磁気センサの取付構造の別の変形例を示している。図5は、図1に示したベルト室50をB−B面で切断した断面模式図であり、ベルト室50の内部構造を模式的に示している。図示した例では、磁気センサ40は、外壁52の後面に、後面の外側から取り付けられ、磁気センサ40の先端46は車体の前側を向いている。このような構成であっても、従動プーリ20の回転速度を測定でき、磁気センサ40をベルト室50の外側に露出させることは可能である。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
本発明によれば、ベルト室の幅方向のコンパクト化を図りつつ、ベルト室のシール性に優れたベルト式無段階変速装置を提供することができる。
無段階変速装置100を収容するベルト室を左側側面から見た外観側面図。 図1に示したベルト室50をA−A面で切断した断面模式図。 被検出部がピンである一例を示す従動プーリの(a)外観側面図と(b)C−C断面を模式的に示した断面図。 右方向に取り付けられた磁気センサ40の一例を示す図。 図1に示したベルト室50をB−B面で切断した断面模式図。
符号の説明
10 駆動プーリ
12 Vベルト
14 芯線
20 従動プーリ
22 固定プーリ
24 可動プーリ
26 支持軸
40 磁気センサ
42 配線
44 シール部材(Oリング)
45 溝
46 先端
50 ベルト室
51 ベルト室カバー
52 外壁
53 減速機ケース
54 減速機カバー
55 孔
60 センサプレート
64 突出部
66 センサプレート
68 突出部
70 最終減速機構
76 カウンター軸
79 車軸(最終ギヤ軸)
80 スプリング
82 軸受
84 軸受
86 ハブ
88 ハブ
100 ベルト式無段階変速装置

Claims (3)

  1. 駆動プーリ及び従動プーリの溝幅を変えることによって、変速比を無段階に制御するベルト式無段階変速装置であって、
    前記従動プーリはベルト室に収容され、
    前記従動プーリの回転速度は、磁性材料に反応する磁気センサによって測定され、
    前記磁気センサは、前記ベルト室を構成する外壁に外側から取り付けられており、
    前記ベルト室を構成する前記外壁には、孔が形成されており、
    前記磁気センサは、前記孔に挿入されており、
    前記磁気センサと前記孔との間には、シール部材が介在されており、
    前記シール部材は、前記磁気センサと前記孔との隙間を塞いでおり、
    前記磁気センサは、後輪の車軸よりも上方に配置されており、
    前記磁気センサの先端は、前記従動プーリが巻き掛けるベルトの最大巻き掛け径における芯線よりも外側に配置されており、
    前記従動プーリの回転速度は、前記磁気センサによって直接的に測定されることを特徴とする、ベルト式無段階変速装置。
  2. 前記磁気センサは、前記磁気センサの先端を下側に向けて挿入されている、請求項1に記載のベルト式無段階変速装置。
  3. 前記ベルト式無段階変速装置は、鞍乗型車両用のベルト式無段階変速装置である、請求項1または2に記載のベルト式無段階変速装置。
JP2006233812A 2006-08-30 2006-08-30 ベルト式無段階変速装置 Active JP4963901B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233812A JP4963901B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 ベルト式無段階変速装置
TW096125113A TWI351480B (en) 2006-08-30 2007-07-10 Belt type continuously variable transmission
EP07253429A EP1895192B1 (en) 2006-08-30 2007-08-30 Belt type continuously variable transmission
DE602007011170T DE602007011170D1 (de) 2006-08-30 2007-08-30 Stufenlos verstellbares Riemengetriebe
ES07253429T ES2356264T3 (es) 2006-08-30 2007-08-30 Transmisión continuamente variable tipo por correa.
CN2007101462648A CN101135362B (zh) 2006-08-30 2007-08-30 带式无级变速器
AT07253429T ATE491901T1 (de) 2006-08-30 2007-08-30 Stufenlos verstellbares riemengetriebe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233812A JP4963901B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 ベルト式無段階変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008057615A JP2008057615A (ja) 2008-03-13
JP4963901B2 true JP4963901B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=38821213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006233812A Active JP4963901B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 ベルト式無段階変速装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1895192B1 (ja)
JP (1) JP4963901B2 (ja)
CN (1) CN101135362B (ja)
AT (1) ATE491901T1 (ja)
DE (1) DE602007011170D1 (ja)
ES (1) ES2356264T3 (ja)
TW (1) TWI351480B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2910819A2 (en) 2014-02-24 2015-08-26 Honda Motor Co., Ltd. V-belt continuously variable transmission system for straddle type vehicle

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4837763B2 (ja) * 2009-07-15 2011-12-14 ジヤトコ株式会社 ベルト式無段変速機
KR101758361B1 (ko) 2015-07-20 2017-07-17 퍼스텍주식회사 로봇용 무단 변속 장치

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662961B2 (ja) * 1987-12-23 1997-10-15 富士重工業株式会社 無段変速機のプーリ
JPH0212659U (ja) * 1988-07-06 1990-01-26
JPH02154848A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Aisin Aw Co Ltd ベルト式無段変速装置
JPH02180341A (ja) * 1988-12-30 1990-07-13 Aisin Aw Co Ltd ベルト式無段変速装置
JP4067769B2 (ja) * 2001-01-15 2008-03-26 本田技研工業株式会社 ベルト式自動変速機のベルト交換時期報知装置
US7237638B2 (en) * 2003-09-30 2007-07-03 Honda Motor Co., Ltd. V-belt type continuously variable transmission

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2910819A2 (en) 2014-02-24 2015-08-26 Honda Motor Co., Ltd. V-belt continuously variable transmission system for straddle type vehicle
EP2910819A3 (en) * 2014-02-24 2015-12-02 Honda Motor Co., Ltd. V-belt continuously variable transmission system for straddle type vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
ATE491901T1 (de) 2011-01-15
EP1895192A1 (en) 2008-03-05
EP1895192B1 (en) 2010-12-15
CN101135362B (zh) 2012-08-08
TWI351480B (en) 2011-11-01
TW200821487A (en) 2008-05-16
CN101135362A (zh) 2008-03-05
DE602007011170D1 (de) 2011-01-27
ES2356264T3 (es) 2011-04-06
JP2008057615A (ja) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8460137B2 (en) Belt-drive CVT
EP1895193B1 (en) Belt type continuously variable transmission
US9797485B2 (en) Belt type continuously variable transmission device
EP1923683A1 (en) Rotation detector and torque sensor
JP4963901B2 (ja) ベルト式無段階変速装置
CA2716879C (en) Planetary transmission
JP4823119B2 (ja) ハイブリッド自動車の駆動装置
US20110313719A1 (en) Belt-type continuously variable transmission
KR960010334A (ko) 차량용 동력 전달 시스템
US7044281B2 (en) Clutch engagement control system
EP1621802B1 (en) V-belt type continuously variable transmission
JP2008275017A (ja) ベルト式無段変速機
JP2852994B2 (ja) 無段変速機
JP4600821B2 (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JP4809734B2 (ja) 連続可変トランスミッションのベルト損傷検出装置
KR100688218B1 (ko) 브이 벨트식 무단 변속 장치
JP5204752B2 (ja) 無段変速機におけるセンサ用プレートの支持構造
JP3828853B2 (ja) 多板クラッチ
JP5373466B2 (ja) 無段変速機のオイル通路構造
JP4865616B2 (ja) ベルト式無段変速機
EP2765337B1 (en) Belt-type electronically-controlled continuously variable transmission and vehicle equipped therewith
JP2006064506A (ja) 電磁式アクチュエータ用位置検出装置
JP2003240106A (ja) 差動制限機構付き差動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4963901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250