JP4963571B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
(a)GUI環境が出力先とするスクリーンのサイズ(幅および高さ)
(b)GUI環境のスクリーンピクセルのビット深度
(c)拡張モードの適用の可否
本手法では、任意の描画スクリーンを登録する前に、重ね合わせシステム全体の構築を行う。重ね合わせシステムの構築としては、上述した「標準モード」および「拡張モード」の2種類のシステム構成を用意しており、それを構築の際に選択して使い分ける。
図5に模式的に示すように、描画スクリーン(重ね合わせスクリーン)の管理はリスト構造によって実現している。アプリケーション100から重ね合わせAPI210に対して描画スクリーンの作成を指定すると、重ね合わせAPI210は、GUI依存モジュール310に対して描画スクリーンの作成を依頼する。個々の描画スクリーンが登録されると、GUI環境に互換性のある描画スクリーンが作成され、リストに追加して管理される。本手法では、その作成作業をGUI依存モジュール310において行うことで、アプリケーション100が直接GUIライブラリに依存することを回避している。また、図10に示すように、登録されたスクリーンに関連付けられたアイドラおよびハンドラ(これらについては後述する)などもここでまとめて管理できるようにしている。
図5で説明したように、アプリケーションによって登録された1つあるいは複数の重ね合わせスクリーンは、リスト構造として管理される。
標準モードでは、重ね合わせスクリーンの位置およびサイズが固定であるため、拡張モードに比べてシンプルな方法で描画を行う。そのため、バッファ間の複写等も少なく、処理速度は速い。
拡張モードでは、基本的には標準モードと同じ方法で描画を行うが、前述のように、複数のスクリーンに対して個別にコピーおよびレンダリングが実施されるので、標準モードに比べて処理速度は低下する。
本手法でのイベント処理は、アイドリング処理(一定時間間隔で周期的に実行される処理)と、マウスやタッチペンなどによる入力に対してのイベント処理の二つを制御する。また、どちらの処理に関しても、本手法は複数(あるいは唯一)の描画スクリーンに対して一括的に制御を行っている。
図6に示したように、本手法では、重ね合わせの対象となる描画スクリーンごと1枚につき、1つのアイドラ関数を登録できる。それぞれのアイドラ関数は、全て重ね合わせシステムに唯一のアイドリング間隔に基づいて連続でコールされる。なお、本手法では基本的にこのアイドラ関数内でそれぞれに関連付けられた描画スクリーンヘの更新が行われる。この更新は、具体的には、GUI描画のフック先バッファ520から重ね合わせスクリーンバッファ500へのコピーおよび任意の画像のレンダリングを含む。つまり、この一定時間間隔でコールされる関数によって、アニメーションなど動的な変化をもつレンダリングを可能とする。
本手法では、表示スクリーンに対して行われた入力イベントは全て一度重ね合わせシステムによって受け取られる。そしてシステムは登録済みの描画スクリーンの中から入力されたポイントと対応する矩形のスクリーンを検索し、イベント処理が許可されたもののみに対して処理を振り分けている。ただし、各入力イベントに対するイベントハンドラが設定されていなければ処理は何も行われない。
GUI依存モジュール310がGUIライブラリ320の違いを吸収する構成になっており、アプリケーションの改変を必要とせずに異なるGUI環境に対して重ね合わせ表現を適用させることができる。すなわち、重ね合わせシステムのインターフェイスはその下位に存在するGUIライブラリに依存しないため、アプリケーション側からはどのようなGUIライブラリ環境下でも共通のAPIを使用することができ、GUIライブラリが変更になった場合でもアプリケーションに対しての修正の必要がない。これはアプリケーションの移植性が高いことを意味する。例えば、あるGUI環境で本手法を用いてアプリケーションを開発し、それを他のGUI環境へ移植する必要が生じた場合、アプリケーション自体を改変せず、GUI依存モジュールをその新しいGUI環境に合わせて実装し直すだけでよい。
GUIリソース(RADツールなどで作成されたものを含む)を直接変更せず、アプリケーション側で描画およびイベントを完全に管理しているため、重ね合わせを意識してGUIリソースを作成する必要がなく、GUIリソースを再利用性の高いものとして保持することができる。例えば、GUIコンポーネント(ボタンやラベルなど)に何らかの仕掛けを持ちたい場合にでも、GUIコンポーネントに対して変更や拡張を施す必要が無く、重ね合わせシステムによりアプリケーションの一機能としてGUIコンポーネントを拡張することができ、GUIリソースそのものの再利用性を高めることができる。
任意の描画スクリーン(重ね合わせスクリーン)ヘの描画は、GUIコンポーネントの描画と完全に独立しているため、GUI画面上にペイントしたり、他の付加情報(メモ書きなど)を配置したりした場合でも、それがGUI自体に与える影響は無く(従来のGUIに対する操作性を損なうこともなく)、視覚的にダイナミックな表現もソフトウェア処理だけで比較的簡易に実現することができる。
描画更新やタッチペンなどによる入力イベントがあったとしても、GUIコンポーネントの処理とは独立しているため、従来のただ表示するだけのものと違い、対話型のキャラクタや仕掛けをアプリケーションで実現することが容易となり、またGUI自体への入力を停止させる必要がない。また、描画スクリーン毎にイベントの有効化/無効化を行えるので、特定の描画スクリーンへの入力イベントを、任意に有効または無効化することができる。
本実施の形態の重ね合わせシステムは、比較的低レベルのAPIだけで構成することができるため、自由度が高く、アプリケーションにおいて本システムを使用することで、ハードウェアに依ることなくユーザの工夫次第で様々な表現を可能にすることができる。また、この重ね合わせ表現は、機能的にもGUIから完全に独立しているため、ソフトウェア処理のみによって使用者に対しあらゆるカスタマイズを許可し、自由度が高く、工夫次第で様々な面白さを提供することができる。
Claims (4)
- 表示デバイスの表示画面上に画像を表示する表示手段と、
前記表示画面の全体に対応する第1のスクリーンの内容を記憶する第1のスクリーンバッファと、
GUIリソースを有するGUIライブラリと、
前記GUIリソースを利用したGUI画像の描画の展開先となるフック先バッファと、
前記第1のスクリーンバッファにコピーされるべき第2のスクリーンに対応する画像を記憶する第2のスクリーンバッファと、
前記第2のスクリーンバッファに前記フック先バッファの内容をコピーするとともに任意の画像を重ね合わせて書き込む重ね合わせ手段とを備え、
前記重ね合わせ手段は、
前記第2のスクリーンバッファにおいて、前記フック先バッファに描画されたGUI画像に任意の画像を重ね合わせて描画するためにアプリケーションに提供される重ね合わせAPIと、
異なるGUIライブラリをアプリケーションが利用する場合にも、前記重ね合わせAPIを共通のインターフェイスで前記GUIライブラリに仲介するGUI依存モジュールインターフェイスとを備え、
特定のGUIライブラリに対して、前記GUI依存モジュールインターフェイスのルールに基づいて当該GUIライブラリに対する入出力を定めるGUI依存モジュールが個別に用意され、
前記第2のスクリーンとして、前記第1のスクリーンより小さい任意のサイズおよび個数のスクリーンを用い、前記第2のスクリーンの少なくとも一つに対して所定の入力イベント処理を登録し、ユーザ操作により指示された表示画面上のポイントと対応する前記第2のスクリーンを検索し、対応する第2のスクリーンが存在する場合、当該イベント処理を実行する
ことを特徴とする表示装置。 - 前記第2のスクリーンバッファに対応して周期的に実行する処理を定める手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記第2のスクリーンとして、前記第1のスクリーンと同サイズのスクリーンを単一個用いる第1の動作モードと、前記第2のスクリーンとして、前記第1のスクリーンより小さい任意のサイズおよび個数のスクリーンを用いる第2の動作モードとを選択可能に設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記入力イベントを有効化/無効化する手段を備え、無効化されている場合には前記対応する第2のスクリーンが存在しても前記入力イベント処理を抑止する請求項1、2または3記載の表示装置。
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