JP4962579B2 - 干しかご - Google Patents

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本発明は魚や野菜(以下 干物対象物と云う)が乾燥後この干物対象物を早く取り出しできる干しかごに関するものである。
網棚に干物対象物を載置し、乾燥後この干物対象物の取出しは縦ファスナーの開口部より手を差し入れ、干物対象物を手前にかき寄せつまんで取り出していた。

実開昭61−169390 特開平8−214768
従来干物対象物(2)が乾燥し、別容器に回収するとき図12のように側面の縦ファスナー(4)を開き、[1]ここより手を差し入れ網棚(3)上の干物対象物(2)を手前にかき寄せ、つまんで取り出していた。
一網棚でこの作業を数回繰り返していた。網棚は複数段あり、各段毎に[1]の作業を実施していた。
[2]図12のように、縦ファスナー(4)の中間部分は比較的広く開き干物対象物(2)の出し入れは容易であるが中間部分より上の網棚及び下の網棚については縦ファスナー(4)の開きが狭いため、すなわち図12のように開きが三角錐の状態で作業が煩わしかった。
本発明は[1][2]の問題点を解決するものである。
周囲を網筒(24)で包囲して、その内部に一段又は複数段の網棚(3)を設けると共に、最下段に防虫網棚(5)を設けた干しかごであって、前記網棚及び前記防虫網棚に縁どりを形成した孔(6)を穿設し、前記孔を覆うために蓋枠(21)に網を張設した網蓋(23)を着脱可能に備えている干しかご。
網棚(3−1,3−2,3−3)及び防虫網棚(5)に孔(6)を設けることにより干物対象物(2)の取り出しが容易になる。図8に示すように回収容器(13)を防虫網棚(5)の直下に設置し、最上段の網棚(3−1)より順次下段へと孔(6)に向かって干物対象物(2)を寄せれば干物対象物(2)は回収容器(13)に落下し、容易にしかも短時間に回収できる。

本発明の斜視図である 本発明の平面図である 本発明の(a)リングの平面図である (b)リングの側面図である 本発明の(a)蓋枠(21)の平面図である (b)(a)の(イ)−(イ)の断面図である (c)(b)に網を張設した拡大図である 網棚及び防虫網棚の孔(6)に縁どり用のリング(20)を装備した平面図である 図5に図4−(c)の網蓋(23)を装着した平面図である ファスナー開口片(10)を略水平にまくり上げた斜視図である 網棚より回収容器(13)へ順次上段中段下段と干物対象物(2)が回収される様子を示すイメージ図である 網棚及び防虫網棚の孔(6)に図3−(a)のリング(20)を装備した斜視図である 図9のリング(20)に図4−(c)の網蓋(23)を装着した斜視図である 図10の網蓋(23)を装着した網棚に干物対象物(2)を載置した斜視図である 従来例の干しかごの斜視図である
本干しかごの骨組みは図1の如く上枠体(14)、中枠体(15−1,15−2,15−3)、下枠体(16)からなり、これらの枠体は防蝕のため、ビニール等で被覆したワイヤ材で略正方形に曲げ加工し、図1のように上枠体(14)中央部で十文字に交叉するよう別のワイヤ材(17)をわたし、上枠体四辺のそれぞれ中間部分で上枠体を巻き込みかしめて補強してある。
網は4側面(正面、背面、左側面、右側面),天井網(12),防虫網棚(5),網棚(3−1,3−2,3−3)からなり、柔軟で強靭な素材でできている。4側面の内一側面には図1のように起点(8)(開きはじめ)と終点(9)が上部になるよう開口の広いファスナー(7)が設けてある。
各枠体間は上枠体(14)から中枠体(15−3)まで略等間隔に分けられ、したがって、これらの空間も略同じである。網棚(3−3)と防虫網棚(5)間は、狭い空間であるが、この空間は網棚(3−3)の下面よりハエ等が干物対象物(2)をつつかないために設けたもので衛生面を考慮したものである。
4側面の網は枠体よりやや大きい網筒(24)で上枠体(14)、中枠体(15−1,15−2,15−3)、下枠体(16)をこの網筒(24)内に納め干しかご(1)を吊り下げたとき、これらの枠体が略水平になるよう枠体の4辺全周を釣り糸で網筒(24)に縫いつけ固定する。このとき、これらの枠体に網棚(3−1,3−2,3−3),天井網(12)及び防虫網棚(5)の枠体もそれぞれ一緒に抱き合わせ固定する。
吊り紐(18)は、本発明では上枠体(14)の四角より吊る構造とした。
従来の吊り紐構造は、図12のように上枠体(14)の各辺の中間点、すなわち十文字ワイヤ材の延長部分と上枠体の交わる部分の4ケ所を吊り起点としているが、本発明のファスナーを全開し幅広い開口片(10)を天井網(12)上にまくり上げるためには、中間点からの紐は妨げになる。
本発明では、図7のように幅広い開口片(10)を天井網(12)上に略水平に置けるよう吊り紐(18)を上枠体(14)の四角より吊る構造とした。又、天井網(12)が略水平になるよう4本の吊り紐(18)の長短を調整し、上部で集合結束し引掛け用フック(19)につないである。
本発明の主眼である干物対象物(2)を早く回収する手段としての網棚周辺構造を説明する。
図1のように網棚(3−1,3−2,3−3)及び最下の防虫網棚(5)の中央部に円形の孔(6)を設ける。すなわち網を円形に切り取りこれらの孔(6)の縁を補強するため、硬質材料であるプラスチック板又は金属板で孔(6)より大きい図3−(a)(b)のようなリング(20)をつくり、孔(6)にリング(20)を網の下から同芯円にあてがい網を下側へ更に内側にリング(20)を包むように折り曲げ、丈夫な糸例えば釣り糸(26)で円周にわたり巻きつけ固定する。このようにしてつくった網棚が図5,図9である。尚網は柔軟性があり、容易に折り曲げることができる。
これらの孔(6)は、干物対象物(2)を防虫網棚(5)の直下に設置した回収容器(13)に回収するためのものである。
乾燥のため、干物対象物(2)を網棚一面に載置する場合、孔(6)を塞ぐ必要があり、網棚の網と同質の網を用いて図4−(c)の網蓋(23)をつくる。
[1]プラスチック材で図4−(a)(b)のような形状の蓋枠(21)をつくる。蓋枠(21)には図4−(a)に示すように円周にわたり針孔(22)を設ける。この針孔(22)は図4−(c)のように蓋枠(21)に張った網を釣り糸で固定するためのものである。
[2]図4−(b)(c)に示す突起(25)は全周にわたる。
[3]突起(25)の外径は図3−(a)のリング(20)の内径より小さい。したがって、網蓋(23)は着脱自在で又リング(20)に嵌め込んだ網蓋(23)は突起(25)があるため、容易に外れない。
[4]図4−(a)の蓋枠(21)より大きい円形の網をこの蓋枠(21)に張り、下側へ更に内側に折り曲げ、全周にわたり針孔(22)に釣り糸を通し、張り網を固定したものが図4−(c)の網蓋(23)である。以上のようにしてつくった網蓋(23)を、図5のリング(20)を装備した網棚に装着すると図6,図10になり、蓋枠(21)内も網であるから、通気を妨げず、干物対象物(2)を図11のように載置することができる。
干物対象物(2)を回収するときは、着脱自在の網蓋(23)を取り外し、孔(6)に向かって干物対象物(2)を寄せれば、干物対象物(2)は回収容器(13)に落下し、容易にしかも短時間に回収できる。
図8は、1,2,3の順に回収される様子を示したイメージ図である。

本干しかごは縦枠体がないので、容易に折りたたむことができ、保管に大きな場所を要しない。

1 干しかご
2 干物対象物
3 網棚
3−1 網棚
3−2 網棚
3−3 網棚
4 縦ファスナー
5 防虫網棚
6 孔
7 ファスナー
8 ファスナー起点
9 ファスナー終点
10 ファスナー開口片
11 ファスナー操作片
12 天井網
13 回収容器
14 上枠体
15−1 中枠体
15−2 中枠体
15−3 中枠体
16 下枠体
17 ワイヤ材
18 吊り紐
19 引掛けフック
20リング
21 蓋枠
22 針孔
23 網蓋
24 網筒
25 突起
26 釣り糸















Claims (1)

  1. 周囲を網筒(24)で包囲して、その内部に少なくとも一段の網棚(3)を設けると共に最下段に防虫網棚(5)を設けた干しかごであって、前記網棚及び前記防虫網棚に縁どりを形成した孔(6)を穿設し、前記孔を覆うために蓋枠(21)に網を張設した網蓋(23)を着脱可能に備えている干しかご。


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