JP4962472B2 - 動弁機構の潤滑装置 - Google Patents

動弁機構の潤滑装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4962472B2
JP4962472B2 JP2008289923A JP2008289923A JP4962472B2 JP 4962472 B2 JP4962472 B2 JP 4962472B2 JP 2008289923 A JP2008289923 A JP 2008289923A JP 2008289923 A JP2008289923 A JP 2008289923A JP 4962472 B2 JP4962472 B2 JP 4962472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
cam
oil supply
camshaft
lubricating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008289923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010116822A (ja
Inventor
伸一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008289923A priority Critical patent/JP4962472B2/ja
Publication of JP2010116822A publication Critical patent/JP2010116822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4962472B2 publication Critical patent/JP4962472B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

本発明は、動弁機構の潤滑装置に関する。
内燃機関の動弁機構の潤滑装置として、内部給油式の中空カムシャフトを用いた装置が知られている。このような中空カムシャフトは、例えば下記特許文献1に記載されているように、中空部と、この中空部に連通し、カムの外周面に開口する給油孔とを有している。このカムシャフトの中空部に潤滑油を送り込むと、給油孔から潤滑油が噴射される。これにより、カムとその従動節との摺動面を潤滑することができる。
特開平9−250626号公報 特開2003−35119号公報 実開平7−30305号公報 実開平5−77512号公報
近年、自動車に対する燃費性能向上の要求がますます高まってきている。その要求に応えるため、オイルポンプをできるだけ小容量とし、オイルポンプによる消費動力をできるだけ小さくすることが求められている。
上記従来の潤滑装置において、オイルポンプの小容量化を図る観点からは、カムの給油孔から潤滑油を常時噴射することは、非効率的である。給油孔から噴射された潤滑油がカムの従動節に当たらないようなカム角度のときには、潤滑油を無駄に噴射することとなり、オイルの流量が無益に増大してしまうからである。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、少ない量の潤滑油で効率良く潤滑することのできる動弁機構の潤滑装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、動弁機構の潤滑装置であって、
バルブを開閉するためのカムを有するカムシャフトと、
前記カムシャフトの内部に形成されたオイル溜まりと、
前記カムの外周面に開口する給油孔と、
前記給油孔と前記オイル溜まりとを連通する油路と、
前記オイル溜まりに潤滑油を間欠的に流入させる間欠給油装置と、
を備え、
前記油路は、その途中に、90°以下の角度をなして曲がる曲部を少なくとも一つ有することを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記カムシャフトは、別部材で構成されたカムとシャフトとを組み立てることによって製造されたものであり、
前記油路の一部は、組み立て前の前記シャフトの外周面に設けられた溝によって形成されたものであることを特徴とする。
第1の発明によれば、カムシャフトの内部に形成されたオイル溜まりに、潤滑油を間欠的に流入させることができる。このため、カムシャフトが1回転するうちで、給油孔から潤滑油を噴射する必要のある角度範囲のみで潤滑油を噴射し、それ以外の範囲では潤滑油の噴射を停止することができる。このため、流出する潤滑油の量を大幅に低減することができ、オイルポンプの小容量化が図れる。また、第1の発明によれば、オイル溜まりと給油孔とを連通する油路の途中に、90°以下の角度をなして曲がる曲部を設けたことにより、潤滑油の噴射が停止される給油停止範囲において、給油孔から遠心力によって潤滑油が排出されてしまうことを確実に抑制することができる。よって、オイル溜まり内に空隙が生ずることを確実に防止することができる。このため、給油範囲に入ったとき、給油孔から潤滑油を遅れなく噴射することができる。すなわち、正確なタイミングで潤滑油を噴射することができる。
第2の発明によれば、別部材で構成されたカムとシャフトとを組み立てることによってカムシャフトを製造する場合において、組み立て前のシャフトの外周面に溝を形成することにより、油路の一部を構成することができる。これにより、簡単な加工によって油路を形成することができ、容易に製造することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の動弁機構の潤滑装置(以下、単に「潤滑装置」と称する)を示す断面側面図である。図1に示す潤滑装置は、内燃機関(以下、エンジンと言う)の吸気バルブまたは排気バルブを駆動する動弁機構の潤滑を行うものである。
図1に示す潤滑装置1は、カムシャフト2を備えている。カムシャフト2は、バルブ3を開閉させるためのカム4を有している。バルブ3は、吸気バルブまたは排気バルブである。図1中のカムシャフト2は、カム4の位置での断面図として表されている。カムシャフト2は、エンジンのクランクシャフトにより駆動され、クランクシャフトの2分の1の速さで、図1中で時計回りに回転する。
カムシャフト2は、その中心部分が中空になっている。この中空部分によって、潤滑油が溜まるオイル溜まり5が構成されている。カム4の外周面には、給油孔6が開口している。給油孔6とオイル溜まり5とは、油路7を介して連通している。油路7は、その途中に、90°以下の角度をなして曲がる曲部71を有している。すなわち、この油路7は、オイル溜まり5から延びて曲部71に達する第1の直線部分72と、曲部71から延びて給油孔6に達する第2の直線部分73とを有している。そして、第1の直線部分72と第2の直線部分73とのなす角度は、90°以下である。特に、図示の構成では、第1の直線部分72と第2の直線部分73とのなす角度は、45°以下になっている。
なお、図1と、後述する図2〜図5中では、網掛け部分が潤滑油を表している。
カム4の下方には、ロッカーアーム8が配置されている。ロッカーアーム8の一端は、バルブ3のステム31の端部に当接している。ロッカーアーム8の他端は、油圧ラッシュアジャスタ9により支持されている。ロッカーアーム8の中間部には、円滑に回転可能なローラ10が設置されている。カム4は、このローラ10と接触している。
カム4がローラ10を押圧すると、ロッカーアーム8が、油圧ラッシュアジャスタ9側の端部を中心に回動する。その結果、ロッカーアーム8がバルブ3のステム31を押圧し、バルブ3が開く(リフトする)。バルブ3は、バルブスプリング11により、閉じ方向に付勢されている。ロッカーアーム8が元の位置に戻ると、バルブ3は、バルブスプリング11の付勢力により、閉じる。
潤滑装置1では、後述するように、給油孔6から潤滑油を噴射することにより、カム4とローラ10との接触面や、ローラ10の軸受を潤滑することができる。
図2は、本実施形態の潤滑装置1が備える間欠給油装置12を説明するための断面図である。カムシャフト2には、軸受に支持される部分である複数のジャーナルが設けられている。図2中でのカムシャフト2は、複数のジャーナルのうちの一つのジャーナル13の位置での断面図として表されている。
ジャーナル13は、軸受14によって支持されている。軸受14は、カムキャリア15に形成された半円状の内周面(摺動面)と、カムキャップ16に形成された半円状の内周面(摺動面)とで構成されている。
カムキャリア15の内部には、油路17が形成されている。この油路17の出口は、軸受14の内周面に開口している。油路17は、エンジンオイルの循環経路に接続されている。すなわち、油路17には、エンジンのオイルポンプ(図示せず)によって圧送される潤滑油が供給されている。
前述したオイル溜まり5は、ジャーナル13の内部まで連続して形成されている。ジャーナル13の外周面には、周方向に沿った溝18が、所定角度に渡って形成されている。溝18の底面と、オイル溜まり5との間は、油路19によって連通されている。
溝18と油路17の出口とが対向している状態、すなわち図2に示す状態のときには、油路17に圧送されてきた潤滑油が、油路19を通って、オイル溜まり5に流入する。これにより、オイル溜まり5内の油圧が上昇し、カム4の給油孔6から潤滑油が噴射される。
一方、油路17の出口と溝18とが対向していない状態のときには、オイル溜まり5への潤滑油の流入は停止する。このため、カム4の給油孔6から潤滑油は噴射されない。
上述したような間欠給油装置12によれば、カムシャフト2の回転に伴い、オイル溜まり5に潤滑油を間欠的に供給することができる。すなわち、カムシャフト2が1回転するうちで、溝18と油路17の出口とが対向する所定角度範囲のときだけ、油路17からオイル溜まり5へ潤滑油が流入し、カム4の給油孔6から潤滑油が噴射される。そして、上記所定角度範囲以外では、カム4の給油孔6からの潤滑油の噴射は停止する。以下の説明では、上記所定角度範囲、すなわち、溝18と油路17の出口とが対向し、給油孔6から潤滑油が噴射される範囲を「給油範囲」と称する。また、この給油範囲以外の範囲、すなわち、給油孔6からの潤滑油の噴射が停止する範囲を「給油停止範囲」と称する。
図3は、給油範囲を給油孔6の位置で表した図である。図3では、便宜上、給油範囲の両端の位置におけるカム4を重ねて描いている。図3に示すように、給油孔6がローラ10と対向する範囲が、給油範囲とされている。この範囲において、給油孔6から潤滑油が噴射される。このため、カム4とローラ10との接触面やローラ10の軸受を、最小限の潤滑油量で、無駄なく、且つ確実に潤滑することができる。
一方、図4は、給油停止範囲を給油孔6の位置で表した図である。図4に示すように、給油孔6がローラ10と対向しない範囲は、給油停止範囲とされており、給油孔6からの潤滑油の噴射は停止される。すなわち、給油孔6から噴射される潤滑油がローラ10に当たらないような範囲においては、給油孔6からの潤滑油の噴射が停止される。このため、油路17から流出する潤滑油の量を大幅に低減することができるので、オイルポンプの小容量化が図れる。
また、本実施形態では、給油孔6が、カム4のベース円部分に形成されているとともに、カム山に対し回転方向の前方側に配置されている。これにより、カム4のカム山がローラ10を押圧する直前に、潤滑油をローラ10に噴射することができる。このため、カム4とローラ10との間に荷重(圧力)が掛かる直前に、両者の間に油膜を確実に形成することができ、特に効果的に潤滑を行うことができる。
また、このような潤滑装置1では、カムシャフト2の内部のオイル溜まり5と給油孔6とを連通する油路7の途中に前述したような曲部71を設けたことにより、給油停止範囲において給油孔6から潤滑油が遠心力の作用によって排出されてしまうことを確実に抑制することができる。この効果について理解を容易にするために、まず、比較例について説明する。
図5は、比較例のカムシャフトが備えるカム90の断面図である。このカム90の外周面に開口する給油孔91は、油路92を介して、オイル溜まり93に連通している。油路92は、給油孔91とオイル溜まり93とを直線的に結んでいる。このカム90が回転すると、油路92内の潤滑油には、遠心力が作用する。カム90の回転速度が早くなるほど、この遠心力は大きくなる。給油孔91の位置が給油停止範囲にあるときには、オイル溜まり93への潤滑油の流入が停止するので、通常は、給油孔91からの潤滑油の噴射は停止する。しかしながら、カム90の回転速度が速い場合には、給油孔91が給油停止範囲にあるときにも、油路92内の潤滑油が上記の遠心力によって給油孔91から外へ飛び出してしまうことがある。油路92内の潤滑油が飛び出すと、オイル溜まり93内の潤滑油も、油路92内に引き込まれて、更に飛び出してしまう。その結果、オイル溜まり93内に空隙94が発生してしまう。
オイル溜まり93内に空隙94が発生すると、次のような問題がある。給油孔91が次に給油範囲に入って、オイル溜まり93内に潤滑油が供給されたとき、その潤滑油は、まず空隙94に充填され、空隙94を埋め尽くした後、油路92に流入して、給油孔91から噴出する。すなわち、給油孔91が給油範囲に入っても、すぐには給油孔91から潤滑油が噴射されず、タイミングが遅れて噴射が開始される。このため、ローラ10に十分に潤滑油が供給されず、潤滑が不完全となる。
これに対し、本実施形態の潤滑装置1では、カム4の回転速度が速い場合であっても、次のようにして、給油孔6からの潤滑油の排出を抑制することができる。図4に示すように、給油停止範囲において、油路7の第1の直線部分72内の潤滑油に遠心力が作用したとしても、この第1の直線部分72の径方向外方は、曲部71によって塞がれている。それゆえ、第1の直線部分72内の潤滑油が遠心力によって排出されることはない。従って、潤滑装置1では、給油停止範囲において、油路7の第2の直線部分73内の潤滑油の一部が排出されることはあっても、第1の直線部分72内の潤滑油が排出されることはない。よって、オイル溜まり5内に空隙が生ずることを確実に防止することができる。このため、給油孔6が給油範囲に入ったとき、給油孔6から潤滑油を遅れなく噴射することができる。これにより、正確なタイミングで潤滑油を噴射することができる。なお、第2の直線部分73に空隙があったとしても、この部分の容積は小さいので、潤滑油の噴射タイミングの遅れは小さく、問題はない。
本発明では、曲部71の角度(曲部71を挟む上流側の部分と下流側の部分とがなす角度)が90°以下であれば、上記のような効果が得られるが、この角度はより好ましくは60°以下であり、更に好ましくは45°以下である。曲部71の角度を小さくするほど、給油停止範囲における給油孔6からの潤滑油の排出をより確実に防止することができる。
実施の形態2.
次に、図6乃至図8を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。
図6は、本実施形態のカムシャフト40を示す斜視図である。図6に示すように、本実施形態のカムシャフト40は、シャフト41とカム42とを組み立てることによって製造される、組立式のカムシャフトである。カム42には、シャフト41が挿入される円形のシャフト挿入孔43が形成されている。このシャフト挿入孔43にシャフト41を圧入することにより、カム42がシャフト41に固定される。図6中には、シャフト41に固定される前のカム42と、固定された後のカム42との二つが描かれている。
カム42には、その外周面(好ましくはベース円上)に開口する給油孔44と、この給油孔44に連通する貫通孔45とが形成されている。貫通孔45は、シャフト挿入孔43の内周面へ貫通している。貫通孔45は、シャフト挿入孔43の内周面の接線方向に沿って形成されている。
シャフト41は、中空部を有しており、その中空部によってオイル溜まり46が構成されている。組立前のシャフト41の外周面には、周方向に延びる溝47が形成されている。溝47の一端には、オイル溜まり46へ貫通する貫通孔48が形成されている。シャフト41とカム42とを組み立てた後には、溝47はカム42の下に隠れ、溝47の他端と貫通孔45とが連通する。
図7は、本実施形態のカムシャフト40が給油範囲にある状態を示す断面図である。図7に示すように、シャフト41とカム42とを組み立ててなるカムシャフト40においては、貫通孔45と溝47と貫通孔48とが繋がることにより、オイル溜まり46から給油孔44への油路が構成される。この油路の途中には、貫通孔45と溝47との間に第1の曲部50が形成され、溝47と貫通孔48との間に第2の曲部51が形成される。図示の構成では、第1の曲部50は45°以下の角度をなしており、第2の曲部51は90°の角度をなしている。
図8は、本実施形態のカムシャフト40が給油停止範囲にある状態を示す断面図である。本実施形態によれば、前述した実施の形態1と同様に、カムシャフト40の回転速度が速い場合であっても、給油停止範囲において、給油孔44からの潤滑油の排出を確実に抑制することができる。すなわち、図8に示すように、給油停止範囲にあるとき、カムシャフト40では、第1の曲部50より下流側(貫通孔45)の潤滑油が遠心力によって排出されることはあるが、第1の曲部50より上流側の潤滑油が排出されることは確実に抑制される。よって、オイル溜まり46内に空隙が生ずることを確実に防止することができるので、給油範囲に入ったときに給油孔44から潤滑油を遅れなく噴射することができる。
特に、本実施形態のカムシャフト40では、第1の曲部50に加えて、第2の曲部51が更に設けられていることにより、給油停止範囲にあるときの潤滑油の排出をより確実に抑制することができる。
また、本実施形態において、カム42の貫通孔45や、シャフト41の溝47および貫通孔48は、それぞれ、単純な機械加工等によって容易に形成することができる。このため、カムシャフト40の内部の油路を容易に設けることができるので、製造が容易であり、コストの低減が図れる。
本発明の実施の形態1の動弁機構の潤滑装置を示す断面側面図である。 本発明の実施の形態1の潤滑装置が備える間欠給油装置を説明するための断面図である。 給油範囲を給油孔の位置で表した図である。 給油停止範囲を給油孔の位置で表した図である。 比較例のカムシャフトが備えるカムの断面図である。 本発明の実施の形態2のカムシャフトを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2のカムシャフトが給油範囲にある状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2のカムシャフトが給油停止範囲にある状態を示す断面図である。
符号の説明
1 潤滑装置
2 カムシャフト
3 バルブ
31 ステム
4 カム
5 オイル溜まり
6 給油孔
7 油路
71 曲部
72 第1の直線部分
73 第2の直線部分
8 ロッカーアーム
9 油圧ラッシュアジャスタ
10 ローラ
11 バルブスプリング
12 間欠給油装置
13 ジャーナル
14 軸受
15 カムキャリア
16 カムキャップ
17 油路
18 溝
19 油路
40 カムシャフト
41 シャフト
42 カム
43 シャフト挿入孔
44 給油孔
45 貫通孔
46 オイル溜まり
47 溝
48 貫通孔
50 第1の曲部
51 第2の曲部

Claims (2)

  1. バルブを開閉するためのカムを有するカムシャフトと、
    前記カムシャフトの内部に形成されたオイル溜まりと、
    前記カムの外周面に開口する給油孔と、
    前記給油孔と前記オイル溜まりとを連通する油路と、
    前記オイル溜まりに潤滑油を間欠的に流入させる間欠給油装置と、
    を備え、
    前記油路は、その途中に、90°以下の角度をなして曲がる曲部を少なくとも一つ有することを特徴とする動弁機構の潤滑装置。
  2. 前記カムシャフトは、別部材で構成されたカムとシャフトとを組み立てることによって製造されたものであり、
    前記油路の一部は、組み立て前の前記シャフトの外周面に設けられた溝によって形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の動弁機構の潤滑装置。
JP2008289923A 2008-11-12 2008-11-12 動弁機構の潤滑装置 Active JP4962472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008289923A JP4962472B2 (ja) 2008-11-12 2008-11-12 動弁機構の潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008289923A JP4962472B2 (ja) 2008-11-12 2008-11-12 動弁機構の潤滑装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010116822A JP2010116822A (ja) 2010-05-27
JP4962472B2 true JP4962472B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=42304638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008289923A Active JP4962472B2 (ja) 2008-11-12 2008-11-12 動弁機構の潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4962472B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5471901B2 (ja) * 2010-07-01 2014-04-16 トヨタ自動車株式会社 潤滑油供給構造
CN107013655A (zh) * 2017-04-13 2017-08-04 安徽奥泰粉末冶金有限公司 一种农机用传动凸轮

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5692709A (en) * 1979-12-26 1981-07-27 Niigata Iseki Seisakusho Kk Discharging mechanism for bound straw of binder
JPS6139412A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 三菱電線工業株式会社 耐火電線
JPH0359409A (ja) * 1989-07-27 1991-03-14 Nec Corp 放物面形状測定装置
JP2503736B2 (ja) * 1990-07-10 1996-06-05 三菱自動車工業株式会社 自動車用弁装置
JP2503737B2 (ja) * 1990-07-10 1996-06-05 三菱自動車工業株式会社 自動車用動弁装置
JPH09250626A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Riken Corp 内部給油式中空カムシャフト
JPH09287429A (ja) * 1996-04-18 1997-11-04 Nippon Soken Inc 内燃機関の潤滑装置
JPH1113426A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Daido Metal Co Ltd ローラ支持装置
JP3799893B2 (ja) * 1999-09-08 2006-07-19 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の油通路構造
JP2003035119A (ja) * 2001-07-19 2003-02-07 Aichi Mach Ind Co Ltd カムシャフト
JP4397263B2 (ja) * 2004-03-30 2010-01-13 本田技研工業株式会社 クランク軸を備える機械
JP4611912B2 (ja) * 2006-02-24 2011-01-12 本田技研工業株式会社 クランク軸給油構造
JP2007224860A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の油路構造
JP4864031B2 (ja) * 2008-03-11 2012-01-25 富士重工業株式会社 動弁機構の潤滑構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010116822A (ja) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8307800B2 (en) Engine having camshaft lubrication rail
US9109471B2 (en) Cam structure
US7765989B2 (en) Fuel pump driving device
US20140283774A1 (en) Rocker arm assembly and method of lubricating a valve train
JP6341169B2 (ja) エンジンの燃料ポンプ取付構造
CN101182792A (zh) 用于减小凸轮轴摩擦的供油结构
JP4962472B2 (ja) 動弁機構の潤滑装置
US8479696B2 (en) Valve train of internal combustion engine
CN103775166A (zh) 发动机的油路结构
JP2007278205A (ja) カップリングの潤滑構造
JP2014114913A (ja) ロッカアーム用軸受
CN1944967A (zh) 一种带油槽的发动机凸轮轴盖
JP5040856B2 (ja) 燃料ポンプの潤滑オイル供給装置
JP3506049B2 (ja) 動弁装置
JP6330466B2 (ja) カムシャフトの軸受部潤滑構造
JP6115240B2 (ja) カム構造
JP2009236149A (ja) 潤滑構造が設けられたチェーン伝動装置
CN111102028B (zh) 一种摇臂组件、气门配气结构及发动机
CN112840106B (zh) 内燃机的气门正时控制装置
JP4471893B2 (ja) オイルの噴射孔が設けられたカム軸を備える内燃機関
JP2009228544A (ja) 動弁機構の潤滑装置
JP2675273B2 (ja) カムシャフトの給油構造
JP6089863B2 (ja) カム構造
JP2010024843A (ja) 動弁機構の潤滑装置
JP2020118063A (ja) 車両用カム機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120312

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3