JP4962338B2 - 電子ペン及びプログラム - Google Patents
電子ペン及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4962338B2 JP4962338B2 JP2008025210A JP2008025210A JP4962338B2 JP 4962338 B2 JP4962338 B2 JP 4962338B2 JP 2008025210 A JP2008025210 A JP 2008025210A JP 2008025210 A JP2008025210 A JP 2008025210A JP 4962338 B2 JP4962338 B2 JP 4962338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- entry
- user area
- electronic pen
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
上記のように構成された電子ペンは、認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用記入媒体に記入された内容に対応するデジタルデータである記入情報を取得し、当該記入情報に基づいて処理を実行することができる。電子ペンは、取得した記入情報に含まれる座標情報に基づいて、ユーザエリアを定義する。また、電子ペンは、ユーザエリアIDを付与したユーザエリアとユーザエリアの位置座標を示す座標データとを対応付けたユーザエリア定義情報を記憶する。電子ペンは、音声録音部に対して、記入情報に基づき、電子ペン用記入媒体への記入開始時刻に録音を開始し、記入情報取得手段が記入情報中に含まれる特定のストローク情報を検出したときに、録音を終了するよう指示する。そして、電子ペンは、音声録音部が録音した音声情報を、定義したユーザエリアと対応付けて格納する。
上記のように構成された電子ペンは、認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用記入媒体に記入された内容に対応するデジタルデータである記入情報を取得し、当該記入情報に基づいて処理を実行することができる。電子ペンは、取得した記入情報に含まれる座標情報に基づいて、ユーザエリアを定義する。また、電子ペンは、ユーザエリアIDを付与したユーザエリアとユーザエリアの位置座標を示す座標データとを対応付けたユーザエリア定義情報を記憶する。電子ペンは、音声録音部に対して、記入情報に基づき、電子ペン用記入媒体への記入開始時刻に録音を開始し、記入情報取得手段が記入情報中に含まれる特定のストローク情報を検出して所定時間経過後に、録音を終了するよう指示する。そして、電子ペンは、音声録音部が録音した音声情報を、定義したユーザエリアと対応付けて格納する。
まず、専用ペーパー20について説明する。専用ペーパー20は、用紙上にドットパターンが印刷され、さらにその上に罫線や記入枠などの図案や項目、文言、イラスト等が印刷されたものである。ドットパターンは、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷される。また、図案等は、カーボンを含まない通常のインキにより印刷される。ドットパターンと図案等とは用紙に対して同時に印刷してもよいし、どちらかを先に印刷してもよい。
続いて、ドットパターンについて説明する。図3は、専用ペーパー20に印刷されたドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図3に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置が格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトされているかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、専用ペーパー20上の位置座標が決定されるよう構成されている。
次に電子ペン10について説明する。図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16、レコーダ17、圧力センサ18、スピーカ(音声出力部)19及びクロック22を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
次に、専用アプリケーション50について図9を参照して説明する。図9は、専用アプリケーション50のモジュール構成を示す。専用アプリケーション50は、電子ペン10が専用ペーパー20に記入した内容に対応するデジタルデータである記入情報に基づいて所定の処理を実行するものであって、ダウンロード等により予め電子ペン10にインストールされている。
次に、本実施形態の情報処理システムにより行われる処理フローについて図10及び図11を参照して説明する。図10は、本実施形態における記入帳票上の電子ペン10の使用形態を示す図である。図11は、電子ペン10における音声情報対応付け処理のフローチャートである。
この情報処理システムによれば、利用者が、電子ペン10で記入帳票に記入した内容に対応する音声情報を参照したいとき、記入帳票上で、当該記入内容に対応するユーザエリアをタップすれば、録音した音声情報を参照することができ、参照時間の短縮と操作性の向上を図ることができる(図10(c)参照)。
Claims (6)
- 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷された電子ペン用記入媒体に記入された情報を処理する電子ペンであって、
音声を録音する音声録音部と、
前記電子ペン用記入媒体への記入内容に対応する記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記音声録音部に対して、前記記入情報に基づき、前記電子ペン用記入媒体への記入開始時刻に録音を開始し、前記電子ペン用記入媒体への記入終了時刻から所定の終了判定時間を経過したときに、録音を終了するよう指示する音声録音手段と、
前記記入情報に基づいて前記記入内容に対応するユーザエリアを自動的に定義するユーザエリア定義手段と、
前記ユーザエリアと、前記コード化パターン上における前記ユーザエリアの位置座標を示す座標データとを対応付けたユーザエリア定義情報を記憶するユーザエリア定義情報記憶手段と、
前記ユーザエリアと前記音声録音手段により録音された音声情報とを対応付けた対応付け情報を記憶する対応付け情報記憶手段と、を備えることを特徴とする電子ペン。 - 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷された電子ペン用記入媒体に記入された情報を処理する電子ペンであって、
音声を録音する音声録音部と、
前記電子ペン用記入媒体への記入内容に対応する記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記音声録音部に対して、前記記入情報に基づき、前記電子ペン用記入媒体への記入開始時刻に録音を開始し、前記記入情報取得手段が前記記入情報中に含まれる特定のストローク情報を検出したときに、録音を終了するよう指示する音声録音手段と、
前記記入情報に基づいて前記記入内容に対応するユーザエリアを自動的に定義するユーザエリア定義手段と、
前記ユーザエリアと、前記コード化パターン上における前記ユーザエリアの位置座標を示す座標データとを対応付けたユーザエリア定義情報を記憶するユーザエリア定義情報記憶手段と、
前記ユーザエリアと前記音声録音手段により録音された音声情報とを対応付けた対応付け情報を記憶する対応付け情報記憶手段と、を備えることを特徴とする電子ペン。 - 電子ペンにより認識可能なコード化パターンが印刷された電子ペン用記入媒体に記入された情報を処理する電子ペンであって、
音声を録音する音声録音部と、
前記電子ペン用記入媒体への記入内容に対応する記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記音声録音部に対して、前記記入情報に基づき、前記電子ペン用記入媒体への記入開始時刻に録音を開始し、前記記入情報取得手段が前記記入情報中に含まれる特定のストローク情報を検出して所定時間経過後に、録音を終了するよう指示する音声録音手段と、
前記記入情報に基づいて前記記入内容に対応するユーザエリアを自動的に定義するユーザエリア定義手段と、
前記ユーザエリアと、前記コード化パターン上における前記ユーザエリアの位置座標を示す座標データとを対応付けたユーザエリア定義情報を記憶するユーザエリア定義情報記憶手段と、
前記ユーザエリアと前記音声録音手段により録音された音声情報とを対応付けた対応付け情報を記憶する対応付け情報記憶手段と、を備えることを特徴とする電子ペン。 - 音声を出力する音声出力部と、
前記記入情報に含まれる、前記ユーザエリアへのタップに対応するタップ情報に基づいて、前記ユーザエリア定義情報を参照することで、タップしたユーザエリアを特定するユーザエリア特定手段と、
前記音声出力部から、前記ユーザエリア特定手段により特定されたユーザエリアと対応付けて記憶されている前記音声情報を出力する音声出力手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電子ペン。 - 前記タップ情報に基づいて、当該タップのストローク開始点及びストローク終了点を特定する開始終了点特定手段をさらに備え、
前記ユーザエリア特定手段は、前記ストローク開始点及び前記ストローク終了点の座標データに基づいて前記ユーザエリア定義情報を参照することで、当該ストローク開始点及び当該ストローク終了点の双方が含まれるユーザエリアを特定することを特徴とする請求項4に記載の電子ペン。 - 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の電子ペンとして機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008025210A JP4962338B2 (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 電子ペン及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008025210A JP4962338B2 (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 電子ペン及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009187193A JP2009187193A (ja) | 2009-08-20 |
JP4962338B2 true JP4962338B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=41070381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008025210A Active JP4962338B2 (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 電子ペン及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4962338B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6019716B2 (ja) * | 2012-05-01 | 2016-11-02 | 大日本印刷株式会社 | コンピュータ装置、プログラム及び情報処理システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4231947B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2009-03-04 | 健治 吉田 | 媒体上に形成されたアイコン |
JP2004213115A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Sharp Corp | 情報処理装置 |
-
2008
- 2008-02-05 JP JP2008025210A patent/JP4962338B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009187193A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007334509A (ja) | 電子カルテ処理装置、電子カルテ処理方法、電子カルテ処理プログラムおよび電子カルテ処理プログラムを格納した記憶媒体 | |
JP4919089B2 (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP2009193366A (ja) | 電子ペン、端末装置及びそれに用いられるプログラム | |
JP4962338B2 (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP5256700B2 (ja) | 端末装置及びそのプログラム | |
JP2009187235A (ja) | 電子ペン及びそれに用いられるプログラム | |
JP5109701B2 (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP4973384B2 (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP5098680B2 (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP2009187194A (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP2009163553A (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP2007334420A (ja) | 処理装置及びプログラム | |
JP4911056B2 (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP2009163554A (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP2014081681A (ja) | 情報処理装置、プログラム及び情報処理システム | |
JP4957296B2 (ja) | 端末装置、処理システム及びプログラム | |
JP2007102403A (ja) | 消去処理装置、プログラム及び電子ペン用帳票 | |
JP2009187236A (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP4775246B2 (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP4807321B2 (ja) | 筆跡再現描画方法及び筆跡再現描画装置並びにそれに用いられるプログラム | |
JP2008152547A (ja) | 電子ペン及びそれに用いられるプログラム | |
JP4935552B2 (ja) | 電子ペン、スキャナ及びそれらに用いられるプログラム | |
JP2008204033A (ja) | 電子ペン及びそれに用いられるプログラム | |
JP2009187463A (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP2009187197A (ja) | 電子ペン及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120312 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |