JP4960787B2 - ホースクランプの保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、拡径状態にあるホースクランプをホースの正規取付位置に仮保持する保持具に関するものである。
従来のこの種保持具は、具体的には図示しないが、合成樹脂の一体成形品で、拡径状態にあるホースクランプを装着する半円弧状の装着部と、ホースの端部に外嵌される円弧状の外嵌部とから成り、前者の装着部は、その側縁にホースの端面に当接する位置決め片を延設すると共に、内周面にホースクランプの締付リングに形成された三角窓に係止する係止突起を突設し、後者の外嵌部は、その円弧形状の頂部に割溝を形成すると共に、内周面にホースの外周面に食い込む複数の食い込み爪を一定の間隔をおいて中心方向に向って突設する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、実際の使用に際しては、拡径状態にあるホースクランプを保持具の半円弧状を呈する装着部内に装着すると、係止突起がホースクランプの締付リングの三角窓に係止して、ホースクランプは、装着部に対して回り止めと軸方向への位置ズレが規制された状態に置かれることとなる。そこで、今度は、斯かる状態のまま、装着部の位置決め片がホースの端面に当接するまで、保持具の外嵌部をホースの端部に外嵌すると、これにより、ホースクランプが保持具を介してホース端部の正規取付位置に仮保持されると同時に、外嵌部に突設された複数の食い込み爪がホース端部の外周面に食い込むので、ホースクランプは、ホースに対して回り止めされた状態に置かれる。
従って、後は、ホースの端部内にパイプの先端部を嵌め込んだ状態を得て、ホースクランプの拡径状態を解除すれば、これにより、ホースクランプの締付リングが自身の復元力で縮径して、ホースをパイプに対して締付固定することとなる。この為、ホースクランプは、自動的に、ホースの正規取付位置でホースを締付固定できるので、常に、均等な締付固定状態が保障される。
特開2000−249274号公報
然し乍ら、従来の保持具の下では、例え、その円弧状を呈する外嵌部の頂部に割溝を形成して、当該外嵌部を拡開変形可能となしていると雖も、外嵌部の内周面には中心方向に向う複数の食い込み爪が突設されている関係で、保持具の外嵌部をホースの端部に外嵌する場合には、この複数の食い込み爪の存在が邪魔をして、外嵌作業が徒に大変となる嫌いがあった。
本発明は、斯かる従来の保持具が抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、本体部にホースの端面に当接する位置決め片を設けると共に、腕部の抱持片にもホースの端面に当接する位置決め片を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、腕部の基板に連設される抱持片は、その基端側では腕部の閉状態においてホースの中心方向に向って一旦立ち上がり、そこから自由端側に向ってホースの外周面を抱持する円弧形状となっていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、本体部は、巾広部分と巾狭部分とから成り、腕部の閉状態では、腕部の抱持片が上記巾狭部分に位置することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3を前提として、ロック手段は、本体部側に設けられた第一ロック爪と、腕部の基板側に設けられた第一ロック孔とから成り、該第一ロック孔の近傍における基板の先端部側に操作片を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4を前提として、本体部側の第一ロック爪よりもヒンジ寄りに第二ロック爪を設けると共に、腕部の基板側に該第二ロック爪と係合する第二ロック孔を設け、上記第二ロック爪の先端部にヒンジ方向に湾曲する鉤形状を付与したことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあって、保持具の本体部にホースクランプの締付リングを装着する状態を得て、当該ホースクランプを保持具と一緒にホースの端部に外嵌する時には、ホースの外周面を抱持する抱持片を有する腕部をヒンジを介して本体部に対して開状態に置けば、従来とは異なり、当該腕部の存在が邪魔となることが全くなくなるので、外嵌作業が頗る容易となる。但し、保持具を介してホースクランプをホース端部の正規取付位置に仮保持する時には、腕部の基板をヒンジを介して閉状態において、ロック手段により本体部側にロックすれば、これにより、ホースクランプは、ホースの端部に対して仮保持される。
又、ホースクランプを保持具と一緒にホースの端部に外嵌する時には、本体部と腕部の抱持片とに設けられた各位置決め片がホースの端面に当接するので、ホースクランプをホース端部の正規取付位置に確実に位置決めできる。
請求項2記載の発明にあって保持具の本体部にホースクランプの締付リングを装着する状態を得て、当該ホースクランプを保持具と一緒にホースの端部に外嵌する時には、ホースの外周面を抱持する抱持片を有する腕部をヒンジを介して本体部に対して開状態に置けば、従来とは異なり、当該腕部の存在が邪魔となることが全くなくなるので、外嵌作業が頗る容易となる。但し、保持具を介してホースクランプをホース端部の正規取付位置に仮保持する時には、腕部の基板をヒンジを介して閉状態において、ロック手段により本体部側にロックすれば、これにより、ホースクランプは、ホースの端部に対して仮保持される。
又、抱持片の立ち上がった基端側で、ホースの外周面をその中心方向に向って挾持することができるので、ホースクランプは、回り止めと軸方向への位置ズレが規制された状態をもって、ホースの端部に確実に仮保持されることとなる。
請求項3記載の発明にあって保持具の本体部にホースクランプの締付リングを装着する状態を得て、当該ホースクランプを保持具と一緒にホースの端部に外嵌する時には、ホースの外周面を抱持する抱持片を有する腕部をヒンジを介して本体部に対して開状態に置けば、従来とは異なり、当該腕部の存在が邪魔となることが全くなくなるので、外嵌作業が頗る容易となる。但し、保持具を介してホースクランプをホース端部の正規取付位置に仮保持する時には、腕部の基板をヒンジを介して閉状態において、ロック手段により本体部側にロックすれば、これにより、ホースクランプは、ホースの端部に対して仮保持される。
又、本体部は、巾広部分と巾狭部分とから成り、腕部の閉状態では、腕部の抱持片が上記巾狭部分側に位置するので、保持具自体をコンパクト化することが可能となる。
請求項4記載の発明にあっては、第一ロック孔の近傍における基板の先端部側に設けられた操作片を摘んで、本体部側の第一ロック爪を腕部の基板側に設けられた第一ロック孔に係合させることができるので、腕部を本体部側に確実且つ容易にロックすることが可能となる。
請求項5記載の発明にあっては、本体部側の第一ロック爪と第二ロック爪とが、夫々、腕部の基板側に設けられた対応する第一・第二ロック孔に係合するので、例え、ヒンジが破断しても、第一ロック爪と第二ロック爪とが協働して、腕部の脱落を有効に防止することができる。又、第二ロック爪は、第一ロック爪よりもヒンジ寄りに設けて、その先端部にヒンジ方向に湾曲する鉤形状を付与されている関係で、ヒンジ寄りで、第二ロック爪が第二ロック孔により強固に係合するので、ヒンジが破断しても、腕部の脱落を一層確実に防止することができる。
本発明は、拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具を前提として、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有することにより、ホースの外周面を抱持する抱持片を有する腕部をヒンジを介して開状態に置くことを可能として、ホース端部への外嵌作業時に、当該腕部の存在が邪魔となることを有効に防止せんとするものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る保持具は、従来と同様に、合成樹脂の一体成形品で、拡径状態にあるホースクランプをホース端部の正規取付位置に仮保持するものとして開発されたものであるが、特徴とするところは、図1乃至図3に示す如く、ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部1と、該本体部1の両側に開閉可能に連設される一対の腕部2と、閉状態にある腕部2を本体部1側にロックするロック手段とを備え、上記の各腕部2は、本体部1に薄肉ヒンジ3を介して連設される基板4と、該基板4に連設されてホースの外周面を抱持する2本の抱持片5とを有する点にある。
そして、本体部1は、上面側が開放された断面半円弧状を呈して、その中央部に位置する巾広部分1aと該巾広部分1aの両側部に位置する一対の巾狭部分1bとから成り、前者の巾広部分1aは、その軸方向の下端にホースの端面に当接する位置決め片6を立設し、後者の各巾狭部分1bは、その開放端寄りの外周面に上記ロック手段を構成する第一ロック爪7を設けると共に、薄肉ヒンジ3寄りの外周面に第二ロック爪8を設け、且つ、一方の巾狭部分1bの内周面にホースクランプの締付リングが有する三角窓と係止する係止突起9を突設する構成となっている。尚、特に、第二ロック爪8に関しては、図示する如く、その先端部に薄肉ヒンジ3方向に湾曲する鉤形状を積極的に付与するものとする。
一対の腕部2は、左右対称の関係をもって配置されて、その基板4は、上記本体部1の巾広部分1aと略同巾な断面円弧状を呈し、中間部側に上記第一ロック爪7と一緒にロック手段を構成して該第一ロック爪7を係合する第一ロック孔10を穿設すると共に、薄肉ヒンジ3側に上記第二ロック爪8を係合する第二ロック孔11を穿設し、且つ、第一ロック孔10の近傍における基板4の先端部側に操作片12を一体に連続して設け、2本の抱持片5は、対応する基板4の内周面の第一ロック孔10の近傍における両側に連設されて、その基端5a側では腕部2の閉状態においてホースの中心方向に向って一旦立ち上がり、そこから自由端側に向ってホースの外周面を弾性的に抱持できる円弧形状となっていると共に、上記本体部1側の位置決め片6と同一側に存する各抱持片5の先端部に同じくホースの端面に当接する位置決め片13を連設する構成となっている。
ロック手段は、既述した如く、本体部1側の第一ロック爪7と腕部2の基板4側の第一ロック孔10から構成されて、上記した各基板4の操作片12を摘んで、一対の腕部2に連設された基板4を薄肉ヒンジ3を介して閉方向へ回動させることにより、図4に示す如く、第一ロック爪7と第一ロック孔10の係合で、各腕部2を本体部1側にワンタッチでロックできる構成となっており、しかも、各腕部2の閉状態では、各腕部2の抱持片5が本体部1の巾狭部分1b側に位置するように設定してあるので、保持具自体をコンパクト化することが可能となる。又、第一ロック爪7が第一ロック孔10に係合する時には、先端部に付与されたその鉤形状を利用して、上記した第二ロック爪8も対応する第二ロック孔11に強固に係合するものとする。
尚、当該保持具の本体部1内に装着されるホースクランプCは、図5に示す如く、金属帯板でC字状に曲成されて周面に三角窓26を有する締付リング21と、該締付リング21の両端部から交差して半径方向外方に突出する一対のグリップ22・23とから成り、締付リング21が自由状態で縮径した時には、ホースの締め付けを可能とし、一対のグリップ22・23を互いに接近させた時には、締付リング21が拡径する構成となっているが、ここでは、一方のグリップ22側に設けられた係止部24を他方のグリップ23側に設けられた係止孔部25に係止することにより、ホースクランプCを拡径状態に置くものとする。しかし、本実施例にあっては、本体部1にホースクランプCの締付リング21を装着できれば目的を達成することができるので、ホースクランプCは、ホルダーレスタイプのものに限らず、ホルダータイプのものとすることも、実施に応じ任意である。
依って、上記構成の保持具を用いて、斯かるホースクランプCをホース端部の正規取付位置に仮保持する場合には、図5に示す如く、まず、その一方のグリップ22側の係止部24を他方のグリップ23側の係止孔部25に係止する状態を得て、ホースクランプCを拡径状態にセットした後、当該ホースクランプCの締付リング21を本体部1の開放された上面側から本体部1の内部に装着すると、締付リング21側の三角窓26と本体部1側の係止突起9とが係止して、図6に示す如く、ホースクランプCの締付リング21が位置決めされた状態で本体部1の内周面によって弾持される。尚、この時の保持具は、図示する如く、その左右一対の腕部2を開状態となしたまま、即ち、成形状態のままである。
そこで、今度は、この状態のまま、ホースHの端部にホースクランプCの締付リング21を外嵌すると、図7に示す如く、本体部1側の位置決め片6がホースHの端面に当接して、それ以上の押し込みが阻止されるので、これにより、ホースクランプCは、ホースH端部の正規取付位置に自動的に位置決めされることとなるが、この外嵌時には、既述した如く、左右一対の腕部2が開状態に置かれている関係で、従来とは異なり、当該各腕部2の存在が邪魔となることが全くなくなるので、外嵌作業が頗る容易となる。
従って、後は、この開状態にある一対の腕部2の基板4に設けられている各操作片12を摘んで、当該各腕部2の基板4を閉方向に薄肉ヒンジ3を介して回動させると、図8・図9に示す如く、ロック手段を構成する本体部1側の第一ロック爪7が腕部2の基板4側の第一ロック孔10に係合して、一対の腕部2が本体部1側に閉状態をもってロックされることとなるので、これにより、各腕部2の4本の抱持片5でホースHの外周面を弾性的に抱持することとなる。又、2本の抱持片5の先端部に設けられている各位置決め片13もホースHの端面に当接することとなるので、これによっても、ホースクランプCは、ホースH端部の正規取付位置に確実に位置決めされると同時に、4本の抱持片5の基端部側の立ち上がった部分5aで、ホースHの外周面を挾持することができると共に、そこから続く自由端側でホースHの外周面を弾性的に抱持するので、抱持状態が頗る安定して、ホースクランプCは、回り止めと軸方向への位置ズレが併せて規制された状態をもって、ホースH端部の正規取付位置に確実に仮保持されることになる。
又、この時には、本体部11側の第二ロック爪8も各腕部2の基板4側に設けられた第二ロック孔11と係合することとなるので、これにより、ロック状態が更に補強されて、腕部2を本体部1側に強固にロックできる結果、例え、薄肉ヒンジ3が破断したとしても、第一ロック爪7と第二ロック爪8とが協働して、各腕部2の脱落を有効に防止することができる。これに加えて、第二ロック爪8は、第一ロック爪7よりも薄肉ヒンジ3寄りに設けられ、且つ、第二ロック爪8の先端に鉤形状が付与されている関係で、薄肉ヒンジ3寄りで第二ロック爪8と第二ロック孔11とが係合するので、各腕部2の脱落をより一層確実に防止することができる。
そして、最終的には、具体的には図示しないが、従来と同様に、斯かる状態を得た後は、パイプPの先端をホースHの端部内に強制的に嵌め込んで、ホースクランプCの一方のグリップ22側の係止部24と他方のグリップ23側の係止孔部25との係止状態を解除すれば、これにより、ホースHをパイプPに対して締付固定できる訳であるが、本実施例にあっては、例え、4本の抱持片5がホースHの外周面を抱持していても、当該抱持片5は弾性形状と呈して変形できるので、ホースHの内部にパイプPを嵌め込む時には、抱持片5が自由状態に拡がって、パイプPの円滑な嵌め込みを許容する。尚、この場合、保持具自体は、そのままホースH上に留め置かれることとなる。
本発明に係るホースクランプの保持具は、ホースの外周面を抱持する抱持片を有する腕部をヒンジを介して本体部に対して開状態に置くことを可能として、ホース端部の外嵌作業時に、当該腕部が邪魔となることを有効に防止できるので、これを、各種ホースクランプに適用すれば、頗る好都合なものとなる。
本発明の実施例に係る保持具を示す斜視図である。 (A)は同保持具の正面図、(B)は平面図である。 図1のA−A線断面図である。 一対の腕部を本体部側にロックした状態を示す断面図である。 保持具とホースクランプとの関係を示す斜視図である。 保持具の本体部にホースクランプの締付リングを装着した状態を示す斜視図である。 ホースクランプの締付リングを保持具と一緒にホースの端部に外嵌した状態を示す斜視図である。 拡径状態にあるホースクランプをホース端部の正規取付位置に仮保持した状態を示す斜視図である。 図8のB−B線断面図である。
符号の説明
1 本体部
1a 巾広部分
1b 巾狭部分
2 腕部
3 薄肉ヒンジ(ヒンジ)
4 基板
5 抱持片
5a 抱持片の基端
6 位置決め片
7 第一ロック爪(ロック手段)
8 第二ロック爪
9 係止突起
10 第一ロック孔(ロック手段)
11 第二ロック孔
12 操作片
13 位置決め片
21 締付リング
22 一方のグリップ
23 他方のグリップ
24 係止部
25 係止孔部
26 三角窓
C ホースクランプ
H ホース
P パイプ

Claims (5)

  1. 拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、本体部にホースの端面に当接する位置決め片を設けると共に、腕部の抱持片にもホースの端面に当接する位置決め片を設けたことを特徴とするホースクランプの保持具。
  2. 拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、腕部の基板に連設される抱持片は、その基端側では腕部の閉状態においてホースの中心方向に向って一旦立ち上がり、そこから自由端側に向ってホースの外周面を抱持する円弧形状となっていることを特徴とするホースクランプの保持具。
  3. 拡径状態にあるホースクランプをホースの端部に仮保持する保持具であって、上記ホースクランプが有する締付リングを装着する本体部と、該本体部に開閉可能に連設される腕部と、閉状態にある腕部を本体部側にロックするロック手段とを備え、上記腕部は、本体部にヒンジを介して連設される基板と、該基板に連設されてホースの外周面を抱持する抱持片とを有する一方、本体部は、巾広部分と巾狭部分とから成り、腕部の閉状態では、腕部の抱持片が上記巾狭部分に位置することを特徴とするホースクランプの保持具。
  4. ロック手段は、本体部側に設けられた第一ロック爪と、腕部の基板側に設けられた第一ロック孔とから成り、該第一ロック孔の近傍における基板の先端部側に操作片を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のホースクランプの保持具。
  5. 本体部側の第一ロック爪よりもヒンジ寄りに第二ロック爪を設けると共に、腕部の基板側に該第二ロック爪と係合する第二ロック孔を設け、上記第二ロック爪の先端部にヒンジ方向に湾曲する鉤形状を付与したことを特徴とする請求項4記載のホースクランプの保持具。
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