JP4960773B2 - ステータコアへの3相コイルの挿入方法及びステータコアへの3相コイル挿入装置 - Google Patents

ステータコアへの3相コイルの挿入方法及びステータコアへの3相コイル挿入装置 Download PDF

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Description

本発明は、U、V、Wの3相のコイル群をステータコアの対応するスロットに挿入するための、ステータコアへの3相コイルの挿入方法、及びステータコアへの3相コイルの挿入装置に関する。
いわゆる3相モータは、U、V、Wの3相のコイル群が設けられた3相コイルを有している。このような3相モータとして、下記特許文献1には、U相、V相、及びW相の3相の巻線コイルを、それぞれステータコアの内周面に設けたスロットに挿入配設してなるステータを有する3相モータが開示されている。また、その実施形態には、U相の巻線コイルをステータコアに一番最初に挿入配設し、次いで、V相の巻線コイルをステータコアに挿入配設し、その後、W相の巻線コイルをステータコアに挿入配設することが記載されている。
ところで、ステータコアへのコイル形成方法の一つとして、予め巻線されたコイルをブレードと呼ばれるガイド治具を介して、ストリッパによってステータコアのスロットに押込むコイル挿入方式が知られている。しかしながら、このようなコイル挿入方式を用いて、特許文献1のようにして3相コイルを形成する場合は、3相のコイル群のそれぞれを、ストリッパによってステータコアのスロットに押込まなければならないため、作業工程が多く、製造コストが増加するという問題が生じる。
一方、下記特許文献2には、モータ固定子側鉄芯のスロット内に巻線を挿入するための巻線押圧挿入子(ストリッパ)を備え、この巻線押圧挿入子は複数の押圧挿入子部分を有し、互いに隣接する前記押圧挿入子部分の間に間座が介されて多段式に形成されており、それによって各押圧挿入子部分に対応してはめ込まれた巻線がそれぞれの押圧挿入子部分によって挿入されるようになっている巻線挿入装置が開示されている。
また、特許文献2の実施形態には、柱状をなした間座の軸方向に沿った上下2箇所に、2つの押圧挿入子部分がそれぞれ取付けられて、2段式とされた巻線押圧挿入子が記載されている。そして、この巻線押圧挿入子が押し上げられることにより、ブレードに引き掛けられた2種のコイル群が、各スロットにそれぞれ挿入されるようになっている。
更に、特許文献2の従来技術には、巻線押圧挿入子の押圧面に放射状の複数の突起とそれらの突起の間に切欠部とが形成されたものが開示されており、上記押圧挿入子を用いることによって、交差する二種類の巻線を一工程で挿入できることが記載されている。
特開2005−6487号公報 実開昭56−35878号公報
上記特許文献2においては、複数のコイル群を巻線押圧挿入子の一度の押し上げ工程により、ステータコアの各スロットに挿入可能とされているが、例えばU,V,Wの3相のコイル群を一度に挿入しようとした場合には、上ストリッパ、中ストリッパ、下ストリッパからなる3段方式のストリッパを用いる必要があり、装置が上下に大型化すると共に、3相のコイルをブレードへ装着する際に、各相のコイルどうしの間にストリッパを挿入する操作を2回行わなければならないので、作業性が悪いという問題点があった。
また、巻線押圧挿入子の押圧面に放射状の複数の突起を有する押圧挿入子を用いることによって、交差する二種類の巻線を一工程で挿入できることも記載されているが、互いに交差する3相のコイル群を上記押圧挿入子によって一度に挿入することはできなかった。
したがって、本発明の目的は、ストリッパの1回の押し上げ操作により、3相のコイル群を損傷させることなく、ステータコアの各スロットにそれぞれ挿入することができる、ステータコアへの3相コイルの挿入方法及びステータコアへの3相コイルの挿入装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のステータコアへの3相コイルの挿入方法は、ステータコアの内歯に対応して円周方向に沿って複数配置されるブレードに、U,V,Wの3相のコイル群をそれぞれ引き掛けて、ブレードの内側に配設されるストリッパを押し上げることにより、1回の押し上げ操作で前記3相のコイル群をステータコアの対応するスロットに挿入する方法であって、前記ストリッパとして、最も上方に配置された第1ストリッパと、この第1ストリッパの下方に配置され、外径方向に突出する複数のリブを有するクロス部材と、このクロス部材の下方に配置された第2ストリッパとを有するものを用い、
前記3相のコイル群の第1は、前記第1ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、前記3相のコイル群の第2は、前記クロス部材のリブに乗り上げた状態で、前記第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、前記3相のコイル群の第3は、前記クロス部材のリブに乗り上げない位置で、第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、前記ブレードの上部外周にステータコアを嵌合させた状態で、前記ストリッパを押し上げることによって、まず第1ストリッパによって第1コイル群を押し上げて対応するスロットに挿入し、次いでクロス部材によって第2コイル群を第3コイル群に先行して押し上げつつ、第2ストリッパによって対応するスロットに挿入し、更に第2ストリッパによって第3コイル群を押し上げて対応するスロットに挿入することを特徴とする。
上記発明によれば、3相のコイル群の第1は、第1ストリッパ上に配置されるように、ブレードの所定の間隙に保持させ、3相のコイル群の第2は、クロス部材のリブに乗り上げた状態で、第2ストリッパ上に配置されるように、ブレードの所定の間隙に保持させ、3相のコイル群の第3は、クロス部材のリブに乗り上げない位置で、第2ストリッパ上に配置されるように、ブレードの所定の間隙に保持させ、その状態でストリッパを押し上げることにより、まず第1ストリッパによって第1コイル群が押し上げられて対応するスロットに挿入され、次いでクロス部材によって第2コイル群が第3コイル群に先行して押し上げられつつ、第2ストリッパによって対応するスロットに挿入され、更に第2ストリッパによって第3コイル群が押し上げられて対応するスロットに挿入されるので、ストリッパの1回の押し上げ操作で、3相のコイル群をほぼ同時に挿入することが可能となる。
この場合、U,V,Wの各相のコイル群は、部分的にクロスして重なり合うように配置されているが、第1コイル群と第2コイル群とは、第1コイル群が第1ストリッパの上に配置され、第2コイル群がその下方に配置されたクロス部材上に配置されているので、挿入時に両者のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、第2コイル群と第3コイル群とは、第2コイル群がクロス部材に押されて第3コイル群に先行して押し上げられるので、両者のクロス部分が強く擦れ合うことが防止される。こうして、3相のコイル群を損傷することなく、ストリッパの1回の押し上げ操作で挿入することが可能となる。
また、第1ストリッパと第2ストリッパの2つのストリッパで3相のコイルの同時挿入ができるので、装置が上下に大型化することを抑制できる。更に、ブレードに3相のコイルを順次装着する際には、第2ストリッパとクロス部材が装着された状態で、第3のコイルを引掛け、続いて第2のコイルを引掛け、次いで第1ストリッパを挿入し、最後に第1のコイルを引掛ければよく、ストリッパの挿入操作が1回だけですむので、作業性を比較的良好に維持することができる。
また、本発明のステータコアへの3相コイルの挿入装置は、ステータコアの内歯に対応して円周方向に沿って複数配置されるブレードと、ブレードの内側に配設されるストリッパとを備え、前記ブレードに、U,V,Wの3相のコイル群をそれぞれ引き掛けて、前記ストリッパを押し上げることにより、1回の押し上げ操作で前記3相のコイル群をステータコアの対応するスロットに挿入する装置であって、前記ストリッパは、最も上方に配置された第1ストリッパと、この第1ストリッパの下方に配置され、外径方向に突出する複数のリブを有するクロス部材と、このクロス部材の下方に配置された第2ストリッパとを有し、前記3相のコイル群の第1は、前記第1ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持され、前記3相のコイル群の第2は、前記クロス部材のリブに乗り上げた状態で、前記第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持され、前記3相のコイル群の第3は、前記クロス部材のリブに乗り上げない位置で、第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持されるように構成されていることを特徴とする。
上記発明によれば、第1ストリッパにより第1コイル群が対応スロットに挿入され、クロス部材により第2コイル群が第3コイル群に先行して押し上げられつつ、第2ストリッパにより対応スロットに挿入され、更に第2ストリッパにより第3コイル群が押し上げられて対応スロットに挿入されるので、ストリッパの1回の押し上げ操作により、3相のコイル群をほぼ同時に挿入される。
このとき、第1コイル群が第1ストリッパ上に、第2コイル群がクロス部材上に配置されているので、第1,第2のコイル群のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、第2コイル群がクロス部材に押されて第3コイル群に先行して押し上げられるので、第2,第3のコイル群のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、3相のコイル群を損傷することなく、ストリッパの1回の押し上げ操作で挿入できる。
本発明によれば、第1ストリッパによって第1コイル群が押し上げられて対応するスロットに挿入され、次いでクロス部材によって第2コイル群が第3コイル群に先行して押し上げられつつ、第2ストリッパによって対応するスロットに挿入され、更に第2ストリッパによって第3コイル群が押し上げられて対応するスロットに挿入されるので、ストリッパの1回の押し上げ操作で、3相のコイル群をほぼ同時に挿入することが可能となる。
そして、第1コイル群が第1ストリッパ上に配置され、第2コイル群がその下方に配置されたクロス部材上に配置されているので、挿入時に第1,第2のコイル群のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、更に、第2コイル群がクロス部材に押されて第3コイル群に先行して押し上げられるので、第2,第3のコイル群のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、その結果、3相のコイル群を損傷することなく、ストリッパの1回の押し上げ操作で挿入することができる。
以下、図面を参照して、本発明によるステータコアへの3相コイルの挿入装置の一実地形態を説明する。
このステータコアへの3相コイルの挿入装置10(以下、「3相コイル挿入装置10」という)は、内周に複数の内歯3を有し、これら複数の内歯3,3の間に複数のスロット5が形成されたステータコア1(図9及び図10参照)に、U,V,Wの3相のコイル群を対応する各スロット5に挿入するためのもので、図3に示すように、押上軸8を挿通可能な開口穴11aを中央部に有する基板11と、この基板11上にボルトにより固定された円筒状のホルダ13とを有している。なお、この実施形態においては、ステータコア1の内歯3及びスロット5は、それぞれ48個ずつ設けられている。
また、同図3に示すように、ホルダ13の内周であって、基板11の上方には、複数の円筒ブロックを組み合わせてなる支持ブロック15が配置されている。この支持ブロック15は、後述する第2ストリッパ50が載置される部分となり、その中央には押上軸8を挿通させるための挿通孔15aが設けられている。
更に、ホルダ13の内周には、ステータコア1の複数の内歯3に対応して円周方向に沿って配置され、棒状をなして所定長さで伸びる複数本のブレード17と、同ブレード17と同様に、ステータコア1の複数の内歯3に対応して円周方向に沿って配置され、ブレード17よりも若干短い長さとされた複数本のウエッジガイド19とが設けられている。各ブレード17は、その下端部が前記支持ブロック15の下方外周にネジ止め固定され、各ウエッジガイド19は、ホルダ13にネジ止め固定されている。なお、この実施形態において、ブレード17及びウエッジガイド19は、前述したステータコア1の内歯3に対応して、それぞれ48本ずつ設けられている。
前記ウエッジガイド19は、図3に示すように、その上端部がステータコア1の下端面に当接すると共に、隣接するウエッジガイド19,19の隙間から、図示しないウエッジ(絶縁紙)がコイル挿入と共に、スロット5内に挿入されるようになっている。一方、複数本のブレード17には、その隙間に3相のコイル群がそれぞれ引き掛けられるようになっており、また、図3に示すように、ウエッジガイド19がステータコア1の下端面に当接支持されたときに、ステータコア1の上端面から若干突き出るようになっている。
そして、前記ブレード17の内側には、3相の各コイル群を押し上げて対応するスロット5内に挿入するための、ストリッパ20が配設されている(図2参照)。図3を併せて参照すると、このストリッパ20は、ブレード17の最も上方に配置される第1ストリッパ30と、この第1ストリッパ30の下方に配置されるクロス部材40と、このクロス部材40の下方に配置される第2ストリッパ50とからなっている。なお、便宜上、図2においては、ブレード17の一部が省略して示されている。
図2及び図3に示すように、ブレード17の最も上方に配置される第1ストリッパ30は、中央に挿通孔31aが形成された円筒状の筒体31と、該筒体31の上端部周縁から斜め下方に向かって傘状に広がるコイル受部33と、該コイル受部33の外周縁から、ステータコア1のスロット5に対応する数で、筒体31の軸心に対して放射状に突出した複数の押込歯35とを有している。各押込歯35は、図9に示すように、ブレード17,17間の隙間を通って、ステータコア1のスロット5内に挿入される部分である。
また、筒体31中央の挿通孔31a内周には図示しない雌ネジが形成され、これに図示しない脱着装置が連結されるようになっている。すなわち、この脱着装置によって第1ストリッパ30がブレード17内から取外し可能となっている。
以上説明した第1ストリッパ30は、この実施形態では、3相のコイル群のうち、U相のコイル群U1,U2を前記コイル受部33で保持すると共に(図1参照)、該コイル群U1,U2を前記押込歯35で対応するスロット5に挿入する役割をなしている。
次に、上記第1ストリッパ30の下方に配置されるクロス部材40について説明すると、図2に示すように、このクロス部材40は、中央に挿通孔41aを有する略四角形状をなす基台部41を有しており、この基台部41の各角部からは、複数のリブ43が外径方向に向かって放射状に突出している。各リブ43の先端面は、ブレード17の内周形状に適合して、軸方向に沿ってやや窪んだ形状をなしており(図1参照)、クロス部材40がブレード17内を上下移動する際に、各リブ43がブレード17の内周面に摺接するようになっている。なお、上記クロス部材40の形状は、コイルの分布によっては、三角形状をなし、その3つの角部からリブが放射状に突出した形状を採用することもできる。
また、四角形状をなす基台部41の上面には、前記第1ストリッパ30の筒体31を当接支持するための円形面45が形成されており(図2参照)、この円形面45の外周から、各リブ43上面の先端部に至るまで、斜め下方に傾斜するテーパ面46が形成されている。また、基台部41の下面にも各リブ43の下面側の先端部に向かって、斜め下方に傾斜するテーパ面47が形成されており、後述する第2ストリッパ50の押上部60のテーパ面65に密接して、クロス部材40が第2ストリッパ50上にガタツキなく載置されるようになっている。
また、基台部41の挿通孔41a外周には、2つのネジ孔41b,41bが対向して配設されている。各ネジ孔41bは、図3に示すように、軸方向途中から段差を介して縮径しており、これにボルト9が挿入されて、クロス部材40が後述する第2ストリッパ50に締め付け固定されるようになっている。また、このクロス部材40を、その高さ方向途中にて上下に分割して、上クロス部材、下クロス部材からなる2部品構成としてもよい。このようにすれば、上クロス部材及び下クロス部材の間に、各クロス部材と同形状の中間クロス部材をスペーサとして挟み込むことにより、クロス部材40の高さを適宜調整することができ、コイル量に対応して、各コイル群を対応するスロット5に挿入することができる。
以上説明したクロス部材40は、この実施形態においては、3相のコイル群のうち、V相のコイル群V1,V2を各リブ43で受け、その結果、V相のコイル群を第2ストリッパ50から乗り上げた状態で、同第2ストリッパ50上に配置する役割をなしている。
次に、上記クロス部材40の下方に配置される第2ストリッパ50について説明する。この実施形態の場合、第2ストリッパ50は、略円筒状の基部55と、該基部55の上方に配設される傘歯状をなした押上部60とから構成されている。
基部55には、下面に前記支持ブロック15が入り込む凹部56が形成された円筒状をなしていて、その外周からステータコア1のスロット5に対応して放射状に突出すると共に、ブレード17間を通って対応するスロット5に挿入される、複数の押込歯57が設けられている。更に、基部55の凹部56の底面中央には、略円筒形状の脱着治具58が設けられている。この脱着治具58の下方周壁には、嵌合ボール58cが脱着治具58の半径方向内方に向かって付勢された状態で内蔵されており、押上軸8が上昇してその先端部外周に設けた嵌合溝8aが嵌合ボール58cの位置に至ると、同嵌合ボール58cが嵌合溝8aに嵌合して、基部55が押上軸8に嵌着すると共に、同脱着治具58の底部に押上軸8が突き当たって(図6参照)、基部55を押し上げることができるようになっている。また、脱着治具58の上方には、ボルト用の挿通孔58aが形成され、該挿通孔58aの外周には2つのネジ孔58b,58bが対向して設けられ、更にこれらのネジ孔58bの外周であって、基部55上面からは所定深さで環状凹部59が形成されている。
上記基部55の上方に配設される傘歯状の押上部60は、中央に挿通孔61aが形成された円形板状の板状部61と、該板状部61の外周縁からステータコア1のスロット5に対応して、放射状に突設した複数の押込歯63とを有しており、更に、押上部60上面であって挿通孔61a周縁から斜め下方に向かってテーパ面65が形成されている。各押込歯63は、ブレード17,17間を通って、ステータコア1の対応するスロット5に挿入される。
また、挿通孔61a外周には、基部55のネジ孔58b,58bに整合して、2つのネジ孔61b,61bが対向して設けられている。この押上部60は、図3に示すように、ボルト9によって、前記基部55と前述したクロス部材40との間にて締め付け固定される。
以上説明した第2ストリッパ50は、この実施形態においては、3相のコイル群のうち、W相のコイル群W1,W2を押上部60のテーパ面65により保持し(図1参照)、このコイル群W1,W2をステータコア1の対応するスロット5に挿入すると共に、前述したクロス部材40に保持されたコイル群V1,V2も対応するスロット5に挿入する役割をなしている。
そして、本発明の3相コイル挿入装置10により、U,V,Wの3相のコイル群が、ステータコア1の対応するスロット5に挿入されるようになっているが、この実施形態では、各相ごとに2束ずつのコイル群(2重同心コイル)が挿入されるようになっている。
図9及び図10を参照して、ステータコア1に形成される3相のコイル群の配列について説明すると、U相のコイル群U1は、1つのスロット5から11個先のスロット5に挿入される。また、もう一つのコイル群U2は、1つのスロット5から9個先のスロット5に挿入されると共に、その両端部が、コイル群U1両端部の内側に隣接するスロット5,5にそれぞれ挿入されるようになっている。すなわち、10個おきに配置されたスロット5,5に、コイル群U1が挿入されると共に、その内側で8個おきに配置されたスロット5,5に、コイル群U2が挿入されて、2束ずつ4組のコイル群U1,U2がステータコア1に形成される。
V相のコイル群V1,V2、及び、W相のコイル群W1,W2も、上記U相のコイル群と同様で、10個おきのスロット5,5にコイル群V1,W1がそれぞれ挿入され、その内側で8個おきのスロット5,5にコイル群V2,W2がそれぞれ挿入されて、2束4組ずつのコイル群V1,V2、及び、コイル群W1,W2がステータコア1に形成される。このとき、コイル群V1,V2の両端部は、コイル群U1,U2の両端部に対して、それぞれ3つのスロット分だけずれて配置され、更に、コイル群W1,W2の両端部は、コイル群V1,V2の両端部に対して、それぞれ3つのスロット分だけずれて配置される。
次に上記構成からなる本発明の3相コイル挿入装置10を用いた、本発明によるステータコアへの3相コイルの挿入方法について説明する。
まず、図示しない巻線装置により、3相のコイル群をそれぞれ巻線して、ブレード17の所定の間隙に引き掛ける作業を行う。コイルをブレード17に引き掛ける作業は、各種の方法で行うことができるが、例えばこの実施形態では、3相コイル挿入装置10のブレード17の内周に第2ストリッパ50とクロス部材40とが配置された状態で、3相コイル挿入装置10の挿入治具(ブレード17を有する部分)を巻線機の下方に配置し、まず、W相のコイル群W1、W2を巻線してブレード17の間隙に落とし込む。このとき、コイル群W1,W2は、クロス部材40の角部から突出した4つのリブ43の間に落とし込まれて、第2ストリッパ50の押上部60のテーパ面65上に当接支持される。すなわち、クロス部材40のリブ43に乗り上げない位置で、第2ストリッパ50上に配置されるように、ブレード17の所定の間隙に保持させる。
また、この実施形態では、10個おきに配置されたブレード17間の隙間に、コイル群W1を落とし込むと共に、その内側で8個おきに配置されたブレード17間の隙間に、コイル群W2を落とし込んで、2束ずつ4組のコイル群W1,W2を、ブレード17の周方向に沿って配置する。
次に、V相のコイル群V1、V2を巻線して、ブレード17の所定の間隙に落とし込む。このコイル群V1,V2も、前記コイル群W1,W2と同様に、10個おきのブレード17間の隙間にコイル群V1を落とし込み、その内側で8個おきのブレード17間の隙間にコイル群V2を落とし込むことにより、2束4組のコイル群V1,V2を配置する。このとき、コイル群W1の両端部に対して、3つのブレード17間の隙間分だけずらして、コイル群V1の両端部がブレード17間の隙間に引き掛けられる。
その結果、上記コイル群V1,V2は、それらのループがクロス部材40の4つのリブ43上方に位置するように、それぞれ落とし込まれるので、同リブ43に乗り上げた状態で、前記第2ストリッパ50上に配置されるようにして、ブレード17の所定の間隙に保持される。この状態が図4に示されている。
なお、図4〜8は、1つの断面に各相のコイルを重ねて表示しているが、実際には、各相のコイルが挿入されるスロットが異なるので、1つの断面には1つの相のコイルしか表れてこない。すなわち、図4〜8は、あくまでも説明のための模式図であって、実際の形状を正確に示すものではないことに留意されたい。
そして、上記状態から挿入治具を移動させて、第1ストリッパ30が保持された図示しない脱着装置の下方に配置し、第1ストリッパ30を下降させてクロス部材40上に第1ストリッパ30を載置する。
上記状態から挿入治具を再び移動させて、図示しない巻枠の下方に配置し、既に引き掛けられたコイル群V1,V2の両端部から、3つのブレード17間の隙間分だけずらすようにして、前記各コイル群と同じく、10個おきのブレード17間の隙間にコイル群U1を落とし込み、その内側で8個おきのブレード17間の隙間にコイル群U2を落とし込み、2束4組のコイル群U1,U2(本発明における3相のコイル群の第1)をブレード17にそれぞれ引き掛ける。
このようにして図5に示すように、第1ストリッパ30、クロス部材40及び第2ストリッパ50上に各コイル群が支持される。この状態では、コイル群U1,U2は第1ストリッパ30上に配置され、コイル群V1,V2はクロス部材40のリブ43に乗り上げた状態で、第2ストリッパ50上に配置され、更に、コイル群W1,W2はクロス部材40のリブ43に乗り上げない位置で、第2ストリッパ50上に配置される。このとき、U,V,Wの各コイル群は、ブレード17に対する引き掛け位置、すなわち、ステータコア1のスロット5に対する各コイル群の挿入位置が、それぞれ3スロット分だけずれているので、図1に示すように、各コイル群が部分的にクロスして重なり合うように配置されることとなる。
なお、この実施形態においては、第1ストリッパ30上にてコイル群U1,U2が保持され、クロス部材40上にてコイル群V1,V2が保持され、更に第2ストリッパ50上にてコイル群W1,W2が保持されるようになっているが、これに限定されず、各コイル群を上記とは異なる順番で積層させてもよい。
上記状態で、挿入治具をコイル挿入部に配置し、複数本のブレード17に、ステータコア1の各内歯3を整合させて、ステータコア1を下降させ、その下端面をウエッジガイド19に当接させることにより、ステータコア1の上端面からブレード17が突き出た状態で、ブレード17の先端部にステータコア1を装着する(図5参照)。
この状態で、コイル挿入部の下方に待機している押上軸8が上昇し、その先端部外周の嵌合溝8aに、第2ストリッパ50の基部55に設けられた脱着治具58の嵌合ボール58cが嵌合して、基部55が押上軸8に嵌着すると共に、同押上軸8の先端部が脱着治具58の底部に突き当たって(図5、6参照)、第2ストリッパ50の基部55が突き上げられ、それに伴ってストリッパ20全体が上方に押し上げられる。それにより、第1ストリッパ30、クロス部材40及び第2ストリッパ50により、それぞれ保持されたU,V,Wの3相のコイル群が押し上げられる。
すると、図6に示すように、第1ストリッパ30によって押し上げられたコイル群U1,U2が、ブレード17間の隙間を通してステータコア1の対応するスロット5に入り込み、更にコイル群U1,U2は各押込歯35によって下方から順次押込まれて、スロット5内に挿入される。
更に押上軸8が上昇すると、クロス部材40によってコイル群V1,V2が、コイル群W1,W2に先行して押し上げられ、ブレード17間の隙間を通って、第2ストリッパ50の押込歯63によって、コイル群V1,V2が対応するスロット5内に押込まれて挿入される。それと共に、第2ストリッパ50によってコイル群W1,W2が押し上げられ、ブレード17間の隙間を通って、第2ストリッパ50の押込歯63によって、コイル群W1,W2が対応するスロット5内に押込まれて挿入される。
すなわち、コイル群V1,V2及びコイル群W1,W2は、図7に示すように、第2ストリッパ50によってスロット5内にほぼ同時に挿入される。更に、第2ストリッパ50が上昇して、その押込歯57がステータコア1の上端面から突き出ると、図8に示すように、3相のコイル群のすべてが所定のスロット5内に挿入されて、3相のコイル群を有するステータコア1が形成される。
このように本発明のステータコアへの3相コイルの挿入方法によれば、まず第1ストリッパ30によってコイル群U1,U2が対応するスロット5に挿入され、次いでクロス部材40によってコイル群V1,V2が第3コイル群W1,W2に先行して押し上げられつつ、第2ストリッパ50によって対応するスロット5に挿入され、更に第2ストリッパ50によってコイル群W1,W2が押し上げられて対応するスロット5に挿入されるので、ストリッパ20の1回の押し上げ操作で、3相のコイル群をほぼ同時に挿入することができ、それによりステータコア1のスロット5に対するコイルの挿入作業性を向上させることができる。
また、ステータコア1の各スロット5に3相のコイル群が挿入された場合には、図10に示すように、W相のコイル群のコイルエンドがステータコア1の端部の最も内側に配置され、V相のコイル群のコイルエンドがその外側に配置され、更に、U相のコイル群のコイルエンドが最も外側に配置される。
ところで前述したように、U,V,Wの3相のコイル群は、部分的にクロスして重なり合うように配置されている(図1参照)。このようにクロス部分があるU,W,Wのコイル群を、例えば、3つのストリッパによって順番に対応するスロットに押込もうとした場合には、各コイル群が損傷しやすくなる。すなわち、既にスロット内に挿入されて、その位置が固定されたコイル群Uに対して、次に挿入すべきコイル群Vが強く接触してしまい、更に、その次に挿入すべきコイル群WがコイルVに強く接触して、その結果、3つのコイル群が互いに強く擦れ合って損傷することがあった。
これに対して本発明によれば、U相のコイル群とV相のコイル群とは、コイル群U1,U2が第1ストリッパ30上に配置され、コイル群V1,V2がその下方に配置されたクロス部材40上に配置されているので、スロット5挿入時に両者のクロス部分が強く擦れ合うことが防止され、更に、V相のコイル群とW相のコイル群とは、コイル群V1,V2がクロス部材40に押されてコイル群W1,W2に先行して押し上げられるので、両者のクロス部分が強く擦れ合うことが防止される。こうして、U,V,Wの3相のコイル群をそれぞれ損傷することなく、ストリッパ20の1回の押し上げ操作で挿入することが可能となる。
また、第1ストリッパ30と第2ストリッパ50との間に、クロス部材40を配置した構造としたことにより、3相コイルを同時に挿入する装置としては、上下方向における長さをできるだけ短くして、コンパクト化することができる。
更に、3相のコイルをブレード17の間隙に順次落とし込んで引き掛ける際、途中でストリッパを挿入する操作を1回だけ行えばよいので、コイルをブレード17に引き掛ける際の作業性も良好にすることができる。
本発明によるステータコアへの3相コイルへの挿入装置の一実施形態を示しており、その一部を取り除いて内部構造を表す斜視図である。 同3相コイルへの挿入装置の分解斜視図である。 図2のA−A矢視線における断面図である。 本発明によるステータコアへの3相コイルへの挿入装置に、2相のコイル群を引き掛け保持した状態における断面図である。 同挿入装置に、3相のコイル群を引き掛け保持した状態における断面図である。 同挿入装置によるコイル挿入工程の、第1工程を示す断面図である。 同挿入装置によるコイル挿入工程の、第2工程を示す断面図である。 同挿入装置によるコイル挿入工程の、第3工程を示す断面図である。 挿入装置の平面図である。 同挿入装置により形成されるステータコアの斜視図である。
符号の説明
1 ステータコア
3 内歯
5 スロット
10 ステータコアへの3相コイルの挿入装置(3相コイル挿入装置)
17 ブレード
20 ストリッパ
30 第1ストリッパ
40 クロス部材
43 リブ
50 第2ストリッパ

Claims (2)

  1. ステータコアの内歯に対応して円周方向に沿って複数配置されるブレードに、U,V,Wの3相のコイル群をそれぞれ引き掛けて、ブレードの内側に配設されるストリッパを押し上げることにより、1回の押し上げ操作で前記3相のコイル群をステータコアの対応するスロットに挿入する方法であって、
    前記ストリッパとして、最も上方に配置された第1ストリッパと、この第1ストリッパの下方に配置され、外径方向に突出する複数のリブを有するクロス部材と、このクロス部材の下方に配置された第2ストリッパとを有するものを用い、
    前記3相のコイル群の第1は、前記第1ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、
    前記3相のコイル群の第2は、前記クロス部材のリブに乗り上げた状態で、前記第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、
    前記3相のコイル群の第3は、前記クロス部材のリブに乗り上げない位置で、第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持させ、
    前記ブレードの上部外周にステータコアを嵌合させた状態で、前記ストリッパを押し上げることによって、まず第1ストリッパによって第1コイル群を押し上げて対応するスロットに挿入し、次いでクロス部材によって第2コイル群を第3コイル群に先行して押し上げつつ、第2ストリッパによって対応するスロットに挿入し、更に第2ストリッパによって第3コイル群を押し上げて対応するスロットに挿入することを特徴とするステータコアへの3相コイルの挿入方法。
  2. ステータコアの内歯に対応して円周方向に沿って複数配置されるブレードと、ブレードの内側に配設されるストリッパとを備え、前記ブレードに、U,V,Wの3相のコイル群をそれぞれ引き掛けて、前記ストリッパを押し上げることにより、1回の押し上げ操作で前記3相のコイル群をステータコアの対応するスロットに挿入する装置であって、
    前記ストリッパは、最も上方に配置された第1ストリッパと、この第1ストリッパの下方に配置され、外径方向に突出する複数のリブを有するクロス部材と、このクロス部材の下方に配置された第2ストリッパとを有し、
    前記3相のコイル群の第1は、前記第1ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持され、
    前記3相のコイル群の第2は、前記クロス部材のリブに乗り上げた状態で、前記第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持され、
    前記3相のコイル群の第3は、前記クロス部材のリブに乗り上げない位置で、第2ストリッパ上に配置されるように、前記ブレードの所定の間隙に保持されるように構成されていることを特徴とするステータコアへの3相コイルの挿入装置。
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