JP4957144B2 - 平型画像表示モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、スピーカ装置を備える平型画像表示モジュールに関する。
近年、携帯電話機等のモバイル機器のディスプレイとして、液晶表示パネルや有機ELディスプレイ等の小型薄型化に適した平型画像表示パネル(以下、FPD(Flat Panel Display)という)が用いられている。
一方、携帯電話機は単なる電話機からテレビやPDA(Personal Data Assistants )等の機能を備えた複合機として進化しつつあり、そのようなモバイル機器に用いられるディスプレイとしては、単に映像を表示するだけでなく音声を発するスピーカ装置も必要とされる。
スピーカ装置を備えたモバイル機器のFPDの一例として、特許文献1に示されるような車載用液晶表示パネルが知られている。
特開昭62−231847号公報
上述の車載用液晶表示パネルでは、映像表示ディスプレイとスピーカ装置が機器の前面に並設されている。このようにスピーカ装置を機器前面の映像表示ディスプレイに並設すると、その分だけ機器全体の面積が大きくなり、小型薄型化が最重要課題とされる携帯電話機のようなモバイル機器のディスプレイとして用いることができない。
面積を小さくするためにはスピーカ装置を映像表示ディスプレイの背面側に配置すればよいが、その代わりに厚さが増してしまう。また、スピーカ装置を背面側に配置した場合、構造上、例えば音源素子の電極と音源信号入力用配線との半田接合部のような露出した導電部が導電部材で形成されたフレームやケースに接触しそれら導電部材を介して音源信号がリークしてしまったり、或いは、発せられた音波が前面側へ十分に伝播されないために音質が低下し、表示を観察する前面側では音声を正確且つ明瞭に聴取できないという問題がある。
本発明の目的は、スピーカ装置を備えるにも拘わらず小型薄型で、且つ、表示を観察する前面側で音質を低下させずにその音声を正確且つ明瞭に聴取できる信頼性に優れたスピーカ付き平型画像表示モジュールを提供することである。
本発明の平型画像表示モジュールは、所定の電極の一端に導通接続された圧電セラミック板により音波を発する音源素子と、底板部を有し、表示パネルと前記底板部との間に前記音源素子が位置するように、前記表示パネルと前記音源素子とを収納するケースと、前記電極の他端に半田により接合されたフレキシブル配線基板と、を備え、前記半田は、前記フレキシブル配線基板における前記底板部に対向する面に、前記底板部に向かって突出するように設けられ、前記底板部は、前記半田に対向する領域が絶縁性の樹脂材料により形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、スピーカ装置を備えるにも拘わらず小型薄型で、且つ、表示を観察する前面側で音質を低下させずにその音声を正確且つ明瞭に聴取できる信頼性に優れたスピーカ付き平型画像表示モジュールを提供できる。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態としての液晶表示モジュールを示す斜視図で、図2はそのII−II線断面図、図3はその分解斜視図である。
本実施形態の液晶表示モジュールは、図3に示されるように、大略、液晶表示ユニット1、バックライトユニット2、音源ユニット3、及び外装ケース4とで構成されている。
液晶表示ユニット1は、パネルケース11内に液晶表示パネル12が収納されてなり、その液晶表示パネル12は、図2に示されるように電極(不図示)がそれぞれ形成された一対の矩形をなすガラス基板121、122を、それぞれの電極形成面を対向させて枠状シール材(不図示)により所定の間隙を保って接合し、枠状シール材で囲まれたガラス基板121、122間に液晶(不図示)を封入して、構成されている。パネルケース11には、表示を観察するための窓111が穿設されている。そして、液晶表示パネル12には、外部駆動制御回路基板(不図示)から液晶を駆動するための制御信号電圧を供給するフレキシブル配線基板13(図1参照)が、導通接合されている。
液晶表示ユニット1の表示の観察側とは反対側の背面側には、バックライトユニット2が設置されている。バックライトユニット2は、図3に示されるように、実質的に透明な矩形板からなる導光板21と、導光板21の一端面(光入射端面)に対向配設された点光源素子としてのLED(Light-Emitting Diode)22、LED22に対する給電配線回路が形成された回路基板23、及び導光板21の光出射面(液晶表示パネル12に対向させる前面)に積層配置された光学シート積層体24、導光板21の後面に配置されている光反射シート25等で構成されている。本実施形態においては、3個のLED22が導光板21の光入射端面に対し均等に対向配設され、これら3個のLED22は回路基板23に直接搭載されている。また、光学シート積層体24は、図2に示されるように、光の出射方向を揃える2枚のプリズムシート241、242と光拡散シート243が導光板21の光出射面上に順次積層配置されてなる。
バックライトユニット2の背面側には、音源ユニット3が設置されている。音源ユニット3は、円板状の圧電セラミック板31と、その両面にそれぞれ導通貼着された一対の短冊状薄膜電極32a、32b、圧電セラミック板31とバックライトユニット2間に介装される弾性材からなる押圧スペーサ33、及び圧電セラミック板31に薄膜電極32a、32bを介して音源信号電圧を印加するための配線が形成された音源信号入力用フレキシブル配線基板34からなる。
ここで、押圧スペーサ33は、図4に示されるように、外径が圧電セラミック板31の外径よりも若干大きい円環の一部を切欠いて開口部331を設けた欠円環状に形成され、圧電セラミック板31の前面(バックライトユニット2に対向する側を前側とする)から発振される音波を伝播させるべき方向にその開口部331を位置させて、圧電セラミック板31の周縁部に貼着されている。すなわち、押圧スペーサ33の開口部331は、この欠円環状の押圧スペーサ33によって圧電セラミック板31とバックライトユニット2の背面(具体的には光反射シート25の裏面)との間に囲繞形成された空間を後述する導音路に連通させている。本実施形態の押圧スペーサ33は、伸縮性に富む弾性材の発泡PET(ポリエチレンテレフタレート:polyethylene terephthalate)を用いて形成されている。
音源信号入力用フレキシブル配線基板34は、ポリイミドフィルム等の絶縁樹脂フィルムをベースフィルム341とし、このベースフィルム341の片側表面に一対の配線342a、342bが銅箔をフォトリソグラフィーによりパターニングして形成されている。各配線342a、342bの両端には、それぞれ、出力側接続端子343a、343bと入力側接続端子344a、344bが形成されている。これら一対の配線342a、342bの各出力側接続端子343a、343bには、圧電セラミック板31の両面にそれぞれ一端部が導通貼着されている一対の薄膜電極32a、32bの各他端部が半田接合される。そして、この音源信号入力用フレキシブル配線基板34は、ベースフィルム341の配線形成面とは反対側の裏面をバックライトユニット2に対向させる配置でその背面側に設置されている。
上述した液晶表示ユニット1、バックライトユニット2、及び音源ユニット3は、外装ケース4内に収納されている。本実施形態の外装ケース4は、絶縁樹脂材料を用いて、大略、液晶表示ユニット1及びバックライトユニット2を嵌め込み収納可能な平面外形を備える上面開放型の矩形箱状に形成されている。この外装ケース4の底板41の中央部には、長手方向全長にわたり延在する凹部411が形成されている。この凹部411内に音源ユニット3が装着される。
そこで、凹部411の一方の端部には、音源素子3を前述した押圧スペーサ33とで挟圧保持するための保持スペーサ42が植設されている。保持スペーサ42は外装ケース4の絶縁樹脂材料よりも弾性係数の小さい樹脂材料を用いて図4に示す形状に予め型成形され、この成形品を外装ケース4を成形する際にインサート成形することにより、保持スペーサ42が所定位置に植設された外装ケース4が一括形成される。
保持スペーサ42は、図4に示されるように、外径が前記押圧スペーサ33の外径と略等しい円筒部421とこれよりも大径のフランジ部422とからなり、円筒部421には、圧電セラミック板31が装填される保持空間4211と、これよりも内径が小さく、前記圧電セラミック板31の振動を許容するための閉じられた振動空間4212とが形成されている。保持空間4211を形成するための側壁には、薄膜電極32a、32bを引き出すための切欠部4213が形成されている。なお、フランジ部422は、ケース底板41中に埋設される。
本実施形態では、外装ケース4の絶縁樹脂材料として液晶ポリマを用い、保持スペーサ42の樹脂材料として、液晶ポリマとの親和性に富み弾性係数がそれよりも1/10程度に小さいエラストマ変性PA(ポリアミド:Poly Amide)6を用いている。なお、外装ケース4とこれにインサート成形される保持スペーサ42との樹脂材料の組合せとしては、上記以外の例えば、外装ケース材料のポリカーボネイトに対して保持スペーサ材料をTPEE(Thermoplastic-Polyester-Elastomer)とする組合せ等、他の材料同士の組合せも可能である。
かくして、前記圧電セラミック板31は、図2に示されるように、その前、後両面の周縁部を共に弾性材料で形成された上記保持スペーサ42と前記押圧スペーサ33により弾性挟持された状態で外装ケース4の凹部411内に保持されており、これにより、以下に述べる第1〜第3の効果が奏される。
その第1の効果は、圧電セラミック板31が振動する際の振幅よりも大きい間隙を充分に確保するためのスペーサとしての効果である。
第2の効果は、圧電セラミック板31の振動を他の部材に伝えないためのクッションとしての効果である。特に、本実施形態のような液晶表示モジュールの場合、液晶表示パネル12の液晶に振動が伝わると、その液晶分子の挙動に悪影響を及ぼして表示不良を発生させる虞があるため、この第2の効果はより重要となる。
そして、第3の効果は、圧電セラミック板31が振動することによりその両面から発振される音波同士の干渉を防止するセパレータとしての効果である。この場合、圧電セラミック板31の後面(外装ケース4の底板41との対向面)に対して確保された振動空間4212(図4参照)は閉じられた空間であるため、圧電セラミック板31の後面から発振される音波を封じ込めることができる。これに対して、圧電セラミック板31の前面に設置された押圧スペーサ33は、円環の一部を切欠いて開口部331を設けた欠円環状に形成され、前面から発振される音波を伝播させるべき方向にその開口部331を位置させて設置されている。すなわち、押圧スペーサ33の開口部331は、押圧スペーサ33によって圧電セラミック板31と光反射シート25との間に囲繞形成された空間を後述する導音路に連通させており、これにより、圧電セラミック板31の前面から発振される音波が後面から発振される音波と干渉することなく開口部331から導音路に伝播され、クリアな音声が得られる。
図3に示されるように、外装ケース4の4方の側板のうちの、前記押圧スペーサ33の開口部331を対向させる側板43には、音波を導く導音路を形成するための凸部431が形成されている。
なお、一対の長手方向側板のうちの一方の側板44には、2個の開口441、442がそれぞれ所定長にわたり形成されている。これら開口441、442は、それぞれ、液晶表示パネル11に接合されたフレキシブル配線基板13及び音源ユニット3の音源信号入力用フレキシブル配線基板34を、外装ケース4外に引き出すための各開口である。
ここで、本実施形態の液晶表示モジュールの仕上げ段階での実装組付け手順について説明すると、まず、外装ケース4に音源ユニット3を装着する。この装着に際しては、予め薄膜電極32a、32bに音源信号入力用フレキシブル配線基板34が半田接合され、押圧スペーサ33が貼着されている圧電セラミック板31を、ケース底板41に植設されている保持スペーサ42の保持空間4211内に装填するだけでよく、両面粘着テープ等の接着部材を用いて位置決めしつつ装着する場合に比べて作業工数が大幅に低減される。
次いで、バックライトユニット2及び液晶表示パネル1を順次外装ケース4内に重ね合わせて嵌装することにより、図2に示す液晶表示モジュールが得られる。本実施形態の液晶表示モジュールでは、適用製品における駆動制御回路基板との電気接続の際の配置の関係で、音源ユニット3における音源信号入力用フレキシブル配線基板34の配線形成面が外装ケース底板41の内面に対向する配置となっている。したがって、音源信号入力用フレキシブル配線基板34の出力側接続端子343a、343b(図3参照)と圧電セラミック板31側の薄膜電極32a、32bとを導通接続している半田35が底板41内面と接触し易い配置構成となるが、外装ケース4が絶縁樹脂材料で形成されているため、音源となる信号電圧が外装ケース4を介してリークする不具合の発生が確実に防止される
音源ユニット2が装着された外装ケース4にバックライトユニット2と液晶表示ユニット1が順次嵌め込み収納された状態において、側板43の凸部431と収納されたバックライトユニット2及び液晶表示ユニット1の対応する側の各端面とで、導音路5が囲繞形成されている。この導音路5は、圧電セラミック板31が振動することによりその前面から発振される有用な音波を押圧スペーサ33の開口部331から液晶表示パネル11の前面(モジュール正面)側に導くために設けられている。従って、圧電セラミック板31が入力信号電圧に応じて振動することによりその前面から発振される音波は、押圧スペーサ33の開口部331から導音路5内に進行し、この導音路5内を伝播する間に或る程度音圧(音量)が増幅されてつまり拡声されて液晶表示パネル11の表示面(前面)側に放出される。これにより、本液晶表示モジュールの視聴者は、液晶表示パネル11に表示される映像を観察するとともにそれに関するクリアな音声も聴取できる。
以上のように、本実施形態の液晶表示モジュールは、音源ユニット3を液晶表示ユニット1の背面(後面)側に設置し、この音源ユニット3から発せられる音波を液晶表示ユニット1の前面側に導く導音路5をモジュール側面に形成したから、スピーカ装置を設けることによる液晶表示モジュール全体の面積の増加を可及的に小さく抑えることができる。その結果、スピーカ装置付き液晶表示モジュールが搭載される例えば携帯電話機等の適用製品の小型薄型化が促進される。
そして、外装ケース4の材料として絶縁樹脂材料を用い、音源ユニット2の圧電セラミック板31を保持するスペーサ42を弾性に富む樹脂材料で予め成形しておいて外装ケース4の本体部分とインサート成形により一括形成する構成としたから、音源ユニット2の装着作業を少ない工数で容易に実施でき、且つ、音源ユニット3における半田接続部が外装ケース底板41に接触して音声信号が外装ケース4を介してリークする虞も解消される。
また、圧電セラミック板31の前、後両面の周縁部をそれぞれ押圧スペーサ33と保持スペーサ42により挟押圧スペーサ33を設置した前面から発せられる有用な音波だけを選択的に開口部331から導音路5を介してモジュール正面側へ放出させる構成としたから、液晶表示モジュール正面側において高度な品質の表示を観察しつつ雑音が無くクリアで勝つ正確な音声を聴取することができる。
加えて、導音路5を専用部材を用いずに外装ケース側板42と液晶表示ユニット1及びバックライトユニット2の側端面とで囲繞することにより形成したから、部品点数の増加が抑制され、前述のインサート成形された保持スペーサ42による音源ユニット3の装着作業の容易化と相俟って、本液晶表示モジュールの実装組立て作業がさらに簡略化されて製造工数が一層低減される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図5に基づき説明する。なお、上記実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の液晶表示モジュールは、図5に示されるように、上記第1実施形態において音源ユニット3の圧電セラミック板31を挟持する一対のスペーサ33、42のうちの圧電セラミック板31の後面周縁部を支持する保持スペーサ42を、ウレタンフォーム等の弾性材料からなる円環形スペーサ36に変更し、これをケース底板41に例えば両面粘着テープ等の接着部材(不図示)で貼着する構成となっている。
そして、外装ケース6は、容壁が外面層61と内面層62を積層した2層構造に形成されている。ここで、外面層61はステンレス等の金属材料で形成されて接地接続されており、内面層62はPET(ポリエチレンテレフタレート:polyethylene terephthalate)等の絶縁樹脂材料で形成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
以上のように構成された第2実施形態の平型液晶表示モジュールによれば、スピーカ装置を設けることによる液晶表示モジュール全体の面積の増加を可及的に小さく抑えることができ、且つ、音源信号入力用フレキシブル配線基板34の半田接合部が接触するのは外装ケース6の絶縁材料からなる内面層62であるために外装ケース6を介して音源信号がリークすることが無くなるという上記第1実施形態と同等の効果に加えて、導電材で形成され接地接続されたケース外面層により液晶表示パネル1、バックライトユニット2及び音源ユニット3が略囲われた構成となることにより、EMIによる外部からのノイズの混入や外部へのノイズの放出が防止される。
なお、本発明は、上記の第1、第2実施形態に限定されるものではない。
第1実施形態においては、圧電セラミック板31を挟持する一方の保持スペーサ42をインサート成形により外装ケース4に植設したが、これに限らず、圧電セラミック板31を支持するためのスペーサはウレタンフォーム等の弾性材料で円環状に別個に形成し、このスペーサの位置を決めるためのピンや係合フックを外装ケースと一体に樹脂成形し、ピンや係合フックにより位置決めされたスペーサを外装ケース内面に貼着する構成としてもよい。
また、上記第2実施形態においては、外装ケース6の内面全体に絶縁樹脂材料からなる内面層62を形成したが、音源信号入力用フレキシブル配線基板の半田接合部等の導通接触する虞のある部分に対応させて絶縁層を導電性材料からなる外装ケース内面に選択配設してもよい。
加えて、本発明は、バックライト付きの液晶表示モジュールに限らず、反射式液晶表示モジュール或いは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやプラズマディスプレイ等の他の種々の平面型画像表示モジュールに広く適用できることは勿論である。
本発明の第1実施形態としての液晶表示モジュールを示す斜視図である。 上記液晶表示モジュールを図1のII−II線で切断して示す模式的断面図である。 上記液晶表示モジュールの分解斜視図である。 上記液晶表示モジュールにおける特定部材間の位置関係を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態としての液晶表示モジュールをした図2に対応する模式的断面図である。
符号の説明
1 液晶表示ユニット
11 パネルケース
111 表示窓
12 液晶表示パネル
121、122 ガラス基板
13 フレキシブル配線基板
2 バックライトユニット
21 導光板
22 LED
24 光学シート積層体
25 光反射シート
3 音源ユニット
31 圧電セラミック板
32a、32b 薄膜電極
33 押圧スペーサ
34 音源信号入力用フレキシブル配線基板
35 半田
4、6 外装ケース
41 底板
411 凹部
42 保持スペーサ
421 円筒部
422 フランジ部
43、44 側板
431 凸部
5 導音路
61 外面層
62 内面層

Claims (6)

  1. 所定の電極の一端に導通接続された圧電セラミック板により音波を発する音源素子と、
    底板部を有し、表示パネルと前記底板部との間に前記音源素子が位置するように、前記表示パネルと前記音源素子とを収納するケースと、
    前記電極の他端に半田により接合されたフレキシブル配線基板と、
    を備え、
    前記半田は、前記フレキシブル配線基板における前記底板部に対向する面に、前記底板部に向かって突出するように設けられ、
    前記底板部は、前記半田に対向する領域が絶縁性の樹脂材料により形成されていることを特徴とする平型画像表示モジュール。
  2. 前記音源素子は、円環の一部に開口部が形成された形状の第1のスペーサを有し、
    前記第1のスペーサは、前記圧電セラミック板と前記表示パネルとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の平型画像表示モジュール。
  3. 前記ケースは、前記音源素子から発せられる音波を所定の方向に導く導音路としての空間が前記表示パネルの側面との間に形成される側壁部を有し、
    前記第1のスペーサは、前記開口部が前記導音路の方向に向くように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像表示モジュール。
  4. 前記音源素子は、所定の領域が筒状に形成された第2のスペーサを有し、
    前記第2のスペーサは、前記筒状の領域が前記底板部と前記圧電セラミック板との間に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像表示モジュール。
  5. 前記第2のスペーサは、前記樹脂材料よりも弾性係数の低い絶縁材料により形成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像表示モジュール。
  6. 前記表示パネルと前記音源素子との間に、前記表示パネルに光を照射するバックライトが配置されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の画像表示モジュール。
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