JP4951394B2 - 光学素子の成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の成形型を用いて成形素材を成形する光学素子の成形方法及びその成形装置に関する。
従来から、光学機器に使用される光学素子を、成形型を用いて一発で高精度に成形する方法が公知である。このような成形方法では、例えば特許文献1に示すように、成形面が凹面でかつ球状のプリフォーム(成形素材)を用いた場合、プリフォームの重心が自然に成形面の中心に向かう効果を利用して位置決めしていた。
一方、プリフォームの重心が自然に中心に向かわない凸状の成形面形状に対しては、下型の成形面にプリフォームを載置した後、位置出し治具を用いて下型の成形面の中心にプリフォームを移動させ、プリフォームの自重によりその位置をキープするようにしていた。
特公平6−24992号公報
しかしながら、位置出し治具を用いる方法では、成形の際に金型が移動するに伴う振動等で、成形前にプリフォームが金型中心からずれてしまうおそれがあった。この場合、軟化したプリフォームがキャビティ内で不均一に流動して必要なレンズ外形が得られなくなる。このため、プリフォームが芯ずれしないように慎重に位置決めしたり、或いは、目標よりも大きめのプリフォームを用い、成形後にレンズの余剰部分を削ったりしていた。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、成形型の中心で成形素材を成形可能とした光学素子の成形方法及びその成形装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
成形素材を挟んで対向配置された一対の成形型を用いて前記成形素材を成形する光学素子の成形方法において、
前記成形素材を一方の成形型の成形面に載置し、
前記成形素材が軟化する以前から該成形素材に位置決め部材を当接し、
前記位置決め部材の自重により前記成形素材を前記一対の成形型の中心に移動させて位置決めし、
前記位置決め部材が前記成形素材を位置決めした後、前記一方の成形型に対向する他方の成形型が移動して、加熱軟化された前記成形素材を成形し、前記位置決め部材は途中から移動規制されて前記成形素材から離れる、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の光学素子の成形方法において、
前記位置決め部材が筒状をなし、その内径側の周縁部が前記成形素材に当接することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の光学素子の成形方法において、
前記位置決め部材が筒状をなし、その内径側の周縁部がテーパ部に形成され、該テーパ部が前記成形素材に当接することを特徴とする。
本発明によれば、成形型の中心で成形素材を成形できるため、位置ずれに起因する成形不良の発生を防止することができる。また、成形型の中心で成形素材の成形ができるため、成形された光学素子には外形不足等の不良が発生しない。このため、成形素材の体積を最小に設定することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。なお、全図を通じて、型セット20の断面では、位置決め部材32とストッパ部材34にのみハッチングを施し、他の部材のハッチングは省略している。
(第1の実施の形態)
図1(A)、(B)は、本実施の形態における光学素子の成形装置の全体構成を示す図である。
この成形装置10は、型セット20を挟んで対向配置された上側プレート12及び下側プレート14と、上側プレート12を下側プレート14に向けて押圧する不図示の加圧装置を有している。上側プレート12には、上側カートリッジヒータ16が内蔵されている。下側プレート14には、下側カートリッジヒータ18が内蔵されている。
型セット20は、これら上側プレート12と下側プレート14との間に挟持された状態で加熱、成形、冷却が行われる。
型セット20は、対向配置された上型22と下型24、及び上型22と下型24を嵌挿する円筒状のスリーブ26を有している。これら上型22、下型24、及びスリーブ26の材料としては、例えば炭化タングステンなどの合金が使用されている。
上型22には、下型24との対向面側に突出する成形軸22bを有し、該成形軸22bの先端には成形面22aが形成されている。この成形面22aは、対向側に凸形状を有している。また、下型24には成形面24aが形成されている。この成形面24aは、対向側に凹形状を有している。このため、成形される光学素子はメニスカスレンズとなる。これら成形面22aと成形面24aは、離間して、かつ対向して配置されている。そして、成形面22aと成形面24aとの間に、成形素材(プリフォーム)30が配置されている。
本実施形態では、この成形素材30として、球状のガラスプリフォームを用いている。
上型22の成形軸22bには、鍔付き円筒状の位置決め部材32が嵌合されている。この位置決め部材32は、その内径部と外径部、及び鍔部32aが軸中心に対して高精度に加工されている。位置決め部材32の外径部は、後述するストッパ部材34に精度良く嵌合され、また、鍔部32aは、スリーブ26に精度良く嵌合されている。更に、位置決め部材32を円筒状としたことで、その内径部に、上型22の成形軸22bを簡単に嵌挿することが可能となっている。
更に、スリーブ26の内側で下型24の成形面24a上には、円筒状のストッパ部材34が載置されている。このストッパ部材34は、その下端面が下型24の成形面24aの周囲に載置され、上端面は位置決め部材32の鍔部32aが当接されるようになっている。
なお、本実施形態では、ストッパ部材34の形状を円筒状としたが、形状はこれに限らない。また、本実施形態では、位置決め部材32とストッパ部材34とを別体で形成したが、これらを一体で形成してもよい。
型セット20を組み立てるには、図1(A)に示すように、下型24の成形面24a上に成形素材30を載置し、続いて、下型24にスリーブ26を嵌挿する。次に、スリーブ26の内側で下型24の成形面24aの周囲に、円筒状のストッパ部材34を配置する。更に、スリーブ26の内側でかつストッパ部材34の内周側に位置決め部材32を嵌入する。
この場合、位置決め部材32は、その内径側の周縁部32bが成形素材30の上部に自重によって当接される。また、位置決め部材32は、ストッパ部材34の直径方向には移動しない。これにより、成形素材30は、位置決め部材32の内径側の周縁部32bとの当接圧が均等となるように、下型24の成形面24aの中心側に移動する。このようにして、成形素材30の自然な中心位置決めが行われる。
次に、成形素材30の中心位置決めがなされた状態で、上型22をスリーブ26に嵌挿し、かつ上型22の成形軸22bを、円筒状の位置決め部材32の内径側に嵌入する。こうして、型セット20の組み立てを終了する。なお、これらの手順は一例を示すものであり、その順序はこれに限らない。
次いで、この型セット20を用いて成形するには、成形素材30を軟化温度まで加熱する。
この場合、上側カートリッジヒータ16と下側カートリッジヒータ18に通電し、成形素材30を加熱軟化する。この間、位置決め部材32は自重により成形素材30を押圧している。このため、前述したように、位置決め部材32はその内径側の周縁部32bが成形素材30に当接し、成形素材30は中心位置決めされた状態となる。次いで図1(B)に示すように、不図示の加圧装置により、上型22が下型24に接近するように移動する。上型22の移動による成形素材30の肉厚減少に連動して位置決め部材32も自重により下型24に接近する方向に移動する。やがて鍔部32aがストッパ部材34上端面に当接する。よって、これ以上、位置決め部材32は下方に移動することはない。すなわち、位置決め部材32は移動途中でストッパ部材34の上端面に当接し、それ以降は成形素材30に当接しない。
なお、図示しないが、上型22の移動量を測定するスケールが設けられていて、その測定値により上型22の移動が制御される。こうして、上型22の成形面22aと、下型24の成形面24aとが成形素材30に転写される。これにより、製品としての光学素子(メニスカスレンズ)31が得られる。
本実施形態では、成形終了時において、上型22と位置決め部材32との間にはギャップが生じている。よって、上型22の成形面22aが成形素材30を押圧して光学素子31が成形される。また、上型22の成形面22aの周囲には、成形素材30を押圧する部材は何もない。このため、型部材間の隙間に、軟化した成形素材30の一部が入り込むことはなく、成形された光学素子31にはバリが発生することがない。
成形が完了したら、型セット20を冷却し、組み立てた型セット20を取り外して光学素子31を取り出す。なお、型セット20の取り外し順序は、例えば前述した組み立て時の順序と逆の手順で行う。
本実施形態によれば、成形型の中心に成形素材30を位置決めし、その状態で成形することができるため、成形された光学素子31に位置ずれは生じない。このため、成形された光学素子31には、位置ずれに起因する外径不足の不良は発生しない。また、成形型の中心で成形素材30を成形できるため、成形素材30の体積を最小に抑えることができる。よって、経済的である。
(変形例)
図2(A)、(B)は、第1の実施の形態の変形例を示す。なお、第1の実施の形態で示した上側プレート12及び下側プレート14は図示を省略している。また、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
第1の実施の形態では、成形の途中で位置決め部材32の鍔部32aが、ストッパ部材34の上端面に当接する構成であった。しかし、この変形例では、成形の途中で位置決め部材32の下面32cが、ストッパ部材34の上端面に当接する構成となっている。
すなわち、図2(A)に示すように、型セット20の組み立て時には、下型24の成形面24aに成形素材30を載置した後、スリーブ26を嵌挿し、このスリーブ26の内側にストッパ部材34を配置する。更に、このストッパ部材34の上方で、スリーブ26の内周側に位置決め部材32を嵌挿する。
この場合、位置決め部材32は、その内径側の周縁部32bが成形素材30の上部に自重によって当接される。これにより、成形素材30は、前記と同様にして、位置決め部材32の内径側の周縁部32bに均等に当接するように、下型24の成形面24aの中心に移動する。こうして、成形素材30の中心位置決めが行われる。
なお、この状態では、位置決め部材32の下面32cは、ストッパ部材34と非接触状態となっている。次に、上型22の成形軸22bを、スリーブ26の内側で、かつ円筒状の位置決め部材32の内径側に嵌入する。こうして、型セット20の組み立てが完了する。
次いで、図2(B)に示すように、成形素材30が加熱されて軟化すると、不図示の加圧装置により上型22が下型24に接近するように移動する。上型22の移動による成形素材30の肉厚減少に連動して、位置決め部材32も自重により下型24に接近する方向に移動する。やがて位置決め部材32の下面32cがストッパ部材34に当接して停止する。さらに上型22を下型24に接近するように移動させることで、上型22の成形面22aと、下型24の成形面24aとが成形素材30に転写される。
このとき、軟化した成形素材30の外周部はストッパ部材34の内周面に当接している。このため、成形素材30の外周部はストッパ部材34によって成形される。なお、成形素材30の上面には当接する部材は存在しない。
本変形例によれば、成形素材30の上面を除く部分が型部材によって成形される。このため、成形素材30は上方には規制する部材がないので、バリの発生もなく最終形に近い光学素子31を得ることができる。このため、光学素子31において余剰部分を削り取る作業も少なくて済み、更に、成形後のバリを取り除く等の作業も不要となる。
(第2の実施の形態)
図3(A)、(B)は、第2の実施の形態における成形装置の全体構成を示す。なお、第1の実施の形態で示した上側プレート12及び下側プレート14は図示を省略している。また、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、ストッパ部材34の長さを短くしている。このため、位置決め部材32の移動規制はなくなっている。また、位置決め部材32の下面は、上型22の成形面22aとともに成形素材30を成形する成形面を形成している。
図3(A)に示すように、型セット20の組み立て時には、前記と同様にして、成形素材30を下型24の成形面24aに載置した後、スリーブ26を嵌挿し、このスリーブ26の内側にストッパ部材34を配置する。更に、このストッパ部材34の内周側に位置決め部材32を嵌入する。この場合、位置決め部材32は、その内径側の周縁部32bが成形素材30の上部に自重によって当接される。
これにより、成形素材30は、位置決め部材32の内径側の周縁部32bに均等に当接するように、下型24の成形面24aの中心側に移動する。こうして、成形素材30の中心位置決めが行われる。
次に、成形素材30の中心位置決めが行われた状態で、上型22をスリーブ26に嵌挿し、上型22の成形軸22bを、円筒状の位置決め部材32の内径側に嵌入する。こうして、型セット20の組み立てが完了する。
次いで、この型セット20を用いて成形するには、成形素材30を軟化温度まで加熱する。
すなわち、上側カートリッジヒータ16と下側カートリッジヒータ18に通電し、成形素材30を加熱軟化する。次いで図3(B)に示すように、不図示の加圧装置により、上型22が下型24に接近するように移動する。上型22の移動による成形素材30の肉厚減少に連動して、位置決め部材32は自重により周縁部32bが均等に成形素材30に当接した状態で移動する。
さらに上型22が移動すると、移動途中で鍔部32aが上型22に当接し、それ以降は上型22と位置決め部材32は一体で下降する。なお、上型22には移動量を測定する不図示のスケールが設けられていて、その測定値により上型22の移動が制御され、成形素材30が所望の肉厚になるように押圧して停止する。これと同時に、位置決め部材32の下面32cも、成形素材30の周囲の上面に当接して該成形素材30を成形する。
こうして、下型24の成形面24a、上型22の成形面22a、位置決め部材32の下面32c、及びストッパ部材34の内周面が成形素材30の全面を押圧する。そして、これらの成形面が成形素材30に転写される。これにより、製品としての光学素子(メニスカスレンズ)31が得られる。
なお、成形が完了した状態では、位置決め部材32の上面は上型22に当接され、位置決め部材32の鍔部32aは、ストッパ部材34との間に所定のギャップが形成されている。
本実施形態によれば、光学素子31の外周部及び上面を含む全ての面を成形することができる。これにより、目的とする最終形に近い光学素子31が得られる。よって、成形された光学素子31の削り量は少なくて済む。
(第3の実施の形態)
図4(A)、(B)は、第3の実施の形態における成形装置の全体構成を示す。なお、第1の実施の形態で示した上側プレート12及び下側プレート14は図示を省略している。また、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、位置決め部材32の形状が相違している。すなわち、位置決め部材32の内径側がテーパ部32dに形成されている。また、成形素材30の形状と、下型24の成形面24aの形状が相違している。
すなわち、上型22の成形面22aは、対向側に凸形状を有し、下型24の成形面24aは、対向側に凸形状を有している。このため、成形される光学素子は両凹レンズとなる。これら成形面22aと成形面24aは、離間して、かつ対向して配置されている。そして、成形面22aと成形面24aとの間に、成形素材30が配置されている。
この成形素材30は、円柱状のガラスプリフォームである。円柱状のガラスプリフォームは、主としてコストが安いために多用されている。
型セット20を組み立てるには、図4(A)に示すように、成形素材30を下型24の成形面24aに載置した後、スリーブ26を嵌挿し、このスリーブ26の内側にストッパ部材34を配置する。更に、このストッパ部材34の内周側に位置決め部材32を嵌挿する。
この場合、位置決め部材32は、その内径側のテーパ部32dが成形素材30の上部に自重によって当接される。このため、成形素材30は、そのエッジ部が位置決め部材32の内径側のテーパ部32dの斜面に均等に当接するように、下型24の成形面24aの中心側に移動する。
次に、成形素材30の中心位置決めがなされた状態で、上型22をスリーブ26の内側に嵌挿し、上型22の成形軸22bを、円筒状の位置決め部材32の内径側に嵌入する。こうして、成形素材30の中心位置決めが行われ、組み立てが完了する。
次いで、この型セット20を用いて成形するには、成形素材30を軟化温度まで加熱する。
すなわち、上側カートリッジヒータ16と下側カートリッジヒータ18に通電し、成形素材30を加熱軟化する。次いで図4(B)に示すように、不図示の加圧装置により、上型22が下型24に接近するように移動する。このとき、上型22の移動による成形素材30の肉厚減少に連動して、位置決め部材32は自重によりテーパ部32dの斜面が成形素材30に当接した状態で移動する。
さらに上型22が移動すると、位置決め部材32は鍔部32aがストッパ部材34の上端面に当接する。よってこれ以上、位置決め部材32は下方に移動することはない。
すなわち、位置決め部材32は成形開始からしばらくは下降するが、移動途中でストッパ部材34に当接し、それ以降は成形素材30に接触しない。
なお、上型22には移動量を測定する不図示のスケールが設けられていて、その測定値により上型22の移動が制御される。
上型22の移動により、上型22の成形面22aは、成形素材30をその中心厚さとなるように押圧して停止する。こうして、成形素材30は上型22の成形面22aと下型24の成形面24aによって成形される。なお、位置決め部材32のテーパ部32dは成形素材30には接触していない。
こうして、下型24の成形面24aと上型22の成形面22aが成形素材30に転写され、製品としての光学素子(凹レンズ)31が得られる。なお、成形が終了した状態では、上型22と位置決め部材32間にはギャップが形成されている。
本実施形態によれば、成形型の中心で成形素材30を成形することができるため、成形された光学素子31に位置ずれが生じない。このため、光学素子31には位置ずれに起因する外径不足の不良が生じない。また、上下の成形面22a、24aが成形素材30に転写されるため、得られた光学素子31にはバリが発生しない。更に、位置決め部材32の内径側がテーパ部32dに形成されているので、成形素材30が円柱状である場合の芯出しに有効である。
第1の実施の形態における成形装置の全体構成を示す図である。 第1の実施の形態の変形例を示す図である。 第2の実施の形態における成形装置の全体構成を示す図である。 第3の実施の形態における成形装置の全体構成を示す図である。
符号の説明
10 成形装置
12 上側プレート
14 下側プレート
16 上側カートリッジヒータ
18 下側カートリッジヒータ
20 型セット
22 上型
22a 成形面
22b 成形軸
24 下型
24a 成形面
26 スリーブ
30 成形素材
31 光学素子
32 位置決め部材
32a 鍔部
32b 周縁部
32c 下面
32d テーパ部
34 ストッパ部材

Claims (3)

  1. 成形素材を挟んで対向配置された一対の成形型を用いて前記成形素材を成形する光学素子の成形方法において、
    前記成形素材を一方の成形型の成形面に載置し、
    前記成形素材が軟化する以前から該成形素材に位置決め部材を当接し、
    前記位置決め部材の自重により前記成形素材を前記一対の成形型の中心に移動させて位置決めし、
    前記位置決め部材が前記成形素材を位置決めした後、前記一方の成形型に対向する他方の成形型が移動して、加熱軟化された前記成形素材を成形し、前記位置決め部材は途中から移動規制されて前記成形素材から離れる、光学素子の成形方法。
  2. 前記位置決め部材が筒状をなし、その内径側の周縁部が前記成形素材に当接する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形方法。
  3. 前記位置決め部材が筒状をなし、その内径側の周縁部がテーパ部に形成され、該テーパ部が前記成形素材に当接する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形方法。
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