JP4951110B2 - テレビ、電子機器 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、表示パネルを有した薄型のテレビに関する。
テレビ等の電子機器において、ディスプレイ部を見易い位置に調整するために、水平方向の回転を行う構造としてスイベルが設けられることがある。また、パソコン用のディスプレイにおいても、スイベルを採用した機種も多数存在する。
しかしながら、一般的なスイベルでは、構造が大掛かりになるだけでなく、部品点数も多くなりがちである。このため、このようなスイベルに関して改良のニーズが存在してした。
本発明は、改良されたスイベル部を有した電子機器を提供することを目的とする。
実施形態のテレビは、ディスプレイ部と、支持部と、前記支持部と前記ディスプレイ部との間に設けられるとともに、前記支持部に対して前記ディスプレイ部を回転可能に連結したスイベル部と、を具備し、前記スイベル部は、開口部と、前記開口部の周囲を規定した本体と、前記本体に設けられた受け部と、を有し、前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか一方に固定された第1の部材と、前記開口部に回転可能に嵌った軸部と、前記第1の部材の第1の面に重なった重複部と、を有し、前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか他方に固定された第2の部材と、前記軸部と前記本体との間に設けられた第1の部分と、前記第1の部材の前記第1の面と前記重複部との間に設けられた第2の部分と、前記第2の部分から突出するとともに前記受け部に嵌って、前記第1の部材に対して前記第1の部分と前記第2の部分とが回転するのを阻止した凸部と、を有した第1の潤滑材と、を備えた。
実施形態の電子機器は、表示部と、支持部と、前記支持部と前記表示部とを回転可能に連結した連結部と、を具備し、前記連結部は、開口部と、受け部と、が設けられ、前記支持部および前記表示部のいずれか一方に固定された第1の部材と、前記開口部に回転可能に嵌った嵌部と、前記第1の部材の第1の面に重なった重部と、を有し、前記支持部および前記表示部のいずれか他方に固定された第2の部材と、前記嵌部と前記本体との間に設けられた第1の部分と、前記第1の部材の前記第1の面と前記重部との間に設けられた第2の部分と、前記第2の部分から突出するとともに前記受け部に嵌った凸部と、を有した中間部材と、を備えた。
以下、図1から図15を参照して、電子機器の一例であるテレビの実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態にかかるテレビ11は、長方形の外観を有した薄型の表示装置である。図1と図2に示すように、テレビ11は、ディスプレイ部(表示部)12と、ディスプレイ部12を支持する支持部の一例であるスタンド13と、スタンド13とディスプレイ部12との間に介在されたスイベル部(連結部)14と、を備えている。スイベル部(連結部)14は、スタンド13に対してディスプレイ部12を回転できるように、スタンド13とディスプレイ部12とを連結している。図2において、紙面左側がテレビ11の前方向Fであり、紙面右側がテレビ11の後方向Rである。
スタンド13は、略円筒形の首部15と、テレビ11が載置される台などに直接接触した脚部16と、を有している。
ディスプレイ部(表示部)12は、表示パネル21と、例えば表示パネル21の背面に取り付けられた制御部と、表示パネル21を背面下側に固定されたフレーム23と、表示パネル21の前方を覆った枠状の枠部材24と、表示パネル21の背面を覆ったバックカバー25と、を備えている。フレーム23は、例えば、「L」字形に折れ曲がった小片状をなしており、表示パネル21の下端中央部に固定されている。フレーム23は、表示パネル21をスイベル部14の上端に固定している。枠部材24およびバックカバー25によって、テレビ11の外殻となる筐体が構成されている。
表示パネル21は、本実施形態では、例えば、方形板状の液晶パネルで構成されている。表示パネル21は、例えばプラズマディスプレイパネル、有機ELパネル等の他の種類のディスプレイパネルで構成されていてもよい。
制御部は、例えば、チューナ基板、システム基板、電源回路基板など、互いに独立した複数のプリント回路板を有している。チューナ基板、システム基板、電源回路は、表示パネル21の背面の所定の位置に設置されている。
図3から図5に示すように、スイベル部14は、例えば、略リング状をなした第1の部材31と、第1の部材31の内側に通された軸部(嵌部)44を有した第2の部材32と、第1の部材31の第2の面31Bに重なって設けられた第3の部材33と、第1の部材31と第2の部材32との間に設けられた第1の潤滑材(中間部材)34と、第1の部材31と第3の部材33との間に設けられた第2の潤滑材(第2の中間部材)35と、スタンド13に第1の部材31を固定した皿頭形の第1のねじ36と、ディスプレイ部12に第2の部材32を固定した第2のねじ37と、第2の部材32と第3の部材33とを固定した第3のねじ38と、を有している。第3のねじ38は、第1の部材31と第3の部材33との間で第2の潤滑材35を圧縮し、第1の部材31と第2の部材32との間で第1の潤滑材34を圧縮するように、第2の部材32と第3の部材33とを固定している。
第1の潤滑材34と第2の部材32の間、および第2の潤滑材35と第3の部材33との間には、図示しないグリスがそれぞれ介在されているが、グリスが存在しなくてもよい。グリスは、第1の潤滑材34および第2の潤滑材35の耐久性を向上し、第1の潤滑材34と第2の部材32の間、および第2の潤滑材35と第3の部材33との間に働く摩擦力を低減する。
図5、図7に示すように、第1の部材31は、例えばアルミ合金によって略リング形のプレート状に形成されているが、鉄製であってもよい。第1の部材31は、第1の面31Aと、これとは反対側の第2の面31Bと、を有している。また、第1の部材31は、開口部41と、開口部41の周囲を規定した本体42と、開口部41と連続して一体的に設けられた複数の受け部43と、第2の部材32の軸部44に向けて本体42から突出した計4個の規制部45と、本体42および規制部45にまたがって設けられた計4個の第1のねじ孔46と、を有している。
各規制部45の一部には、それぞれ1個の第1のねじ孔46が設けられており、本体42と規制部45とにまたがる位置に第1のねじ孔46が配置されている。なお、本実施形態では、本体42と規制部45とにまたがる位置に第1のねじ孔46を設けているが、規制部45のみに第1のねじ孔46を設けてもよい。
図3に示すように、第1のねじ孔46は、皿頭(flat head)形の第1のねじ36の頭部36Aを収容可能な円錐形の凹部46Aを有している。各第1のねじ孔46のうち、凹部46A以外の部分には、雌ねじが形成されている。隣接する一対の規制部45は、第2の部材32の後述する第1の突出部52を間に挟んでおり、第2の部材32の回転角度を規制している。
図5、図7に示すように、複数の受け部43には、第1の受け部43Aと、第1の受け部43Aと対向した位置に設けられた第2の受け部43Bと、第1の受け部43Aと第2の受け部43Bとの間の位置に設けられた第3の受け部43Cと、が含まれている。第1から第3の受け部43Cは、開口部41の縁の部分をさらに方形に切り欠いてそれぞれ形成されている。また、この方形の各受け部43の角の位置には、さらに円形に切りかかられた角部47が形成されている。このような角部47を設けることで、第1の受け部43Aの角の位置にアールが残存することが防止され、第1の潤滑材34に設けられた方形の凸部63が入り難くなる事態を防止している。
複数の受け部43は、第1の受け部43Aと、第1の受け部43Aに対向した第2の受け部43Bと、これらの間の位置で予備的に設けられた第3の受け部43Cと、を有している。この第2の受け部43Bの幅寸法L2は、第1の受け部43Aの幅寸法L1よりも小さく形成されている。後述するように、第1の受け部43Aには第1の潤滑材34の第1の凸部63Aが嵌り、第2の受け部43Bには第1の潤滑材34の第2の凸部63Bが嵌めいれられる。第3の受け部43Cは、本実施形態では予備的に設けられたものであるが、第3の受け部43Cに嵌め入れられる構造を第1の潤滑材34および第2の潤滑材35にそれぞれ設けても良い。
図5、図6に示すように、第2の部材32は、例えばアルミ合金によって、第1の部材31の第1の面31Aに重なるように設けられている。第2の部材32は、鉄製であってもよい。第2の部材32は、第1の部材31の開口部41内に回転可能に通された略円柱形の軸部(嵌部)44と、第1の部材31の第1の面31Aに重なった平板状の重複部(重部)51と、軸部44から第1の部材31に向けてそれぞれ突出した計3個の第1の突出部52と、第1の突出部52および軸部44に設けられた計4個の第2のねじ孔53と、軸部44に均一ピッチで設けられた計5個の貫通孔54と、軸部44の中心に設けられた固定孔55と、軸部44から突出した第2の突出部56と、を備えている。各貫通孔54には、雌ねじが形成されており、この貫通孔54の内側に第3のねじ38の先端部を締結することができる(図3参照)。同様に、固定孔55の内側にも雌ねじが形成されている。当該固定孔55は、第2の実施形態においてボルト81の固定に利用される。
軸部44は、第3の部材33に対向した部分である円筒部44Aを含んでおり、円筒部44Aの直径は、軸部44のそれ以外の部分の直径よりも小さくなっている。スイベル部14を組み立てた際には、円筒部44Aは、第3の部材33に設けられた通孔57に通される。上記の第2の突出部56は、軸部44の当該円筒部44Aから、その半径方向に突出して設けられている。第2の突出部56は、テレビ11の前方向Fに向けて突出している。重複部51には、計4個の切欠部51Aが設けられている。これら切欠部51Aは、第2の部材32が第1の部材31に重ねられた際に、第1のねじ孔46が外部に露出する役割を果たす。
各第1の突出部52には、それぞれ1個の第2のねじ孔53が設けられている。また、複数の第2のねじ孔53のうちの1個は、軸部44に設けられている。各第2のねじ孔53には雌ねじが形成されており、第2のねじ孔53にそれぞれ第2のねじ37が通される(図3参照)。
図4、図5に示すように、第3の部材33は、第2の部材32の重複部51とともに第1の部材31を挟み込み、第2の部材32の軸部44が第1の部材31の開口部41から脱落しないようにしている。第3の部材33は、例えばアルミ合金によって厚板状に形成されているが、鉄製であってもよい。
図5、図12に示すように、第3の部材33は、中央部に設けられた円形の通孔57と、通孔57の半径方向に向けて通孔57から延びたスロット状の係合部58と、第3のねじ38が通される第3のねじ孔59と、を有している。第3のねじ孔59には、雌ねじが形成されている。第3の部材33は、係合部58に第2の突出部56が嵌め入れられた状態で、第2の部材32に対して回転することが阻止されている。このため、ディスプレイ部12を回転させた際には、第3の部材33は、第2の部材32と同期して回転することできる。
図3、図5、図8、図9に示すように、第1の潤滑材34は、例えばポリアセタール(POM)等の合成樹脂によって略リング状に形成されている。第1の潤滑材34は、第2の部材32の軸部44と第1の部材31の本体42との間に設けられた第1の部分61と、第1の部材31の第1の面31Aと第2の部材32の重複部51との間に設けられた第2の部分62と、第2の部分62から突出した複数の凸部63である第1の凸部63Aおよび第2の凸部63Bと、を一体に有している。第2の部分62は、第1の部材31の第1のねじ孔46から外れた位置を通った第1の迂回部62Aを有しており、この第1の迂回部62Aの最も内側に近い位置で第1の部分61と連続している。
第1の凸部63Aは、第1の受け部43Aの内側にきっちりと嵌る寸法L1で方形に設けられている。また、第2の凸部63Bは、第2の受け部43Bの内側にきっちりと嵌る寸法L2で方形に設けられている。すなわち、第2の凸部63Bの幅寸法L2は、第1の凸部63Aの幅寸法L1よりも小さくなっている。このため、第1の潤滑材34は、誤って第1の部材31の第2の面31Bに装着されることがなく、正しく第1の面31Aだけに装着される。そして、第1の凸部63Aが第1の受け部43Aに嵌り、第2の凸部63Bが第2の受け部43Bに嵌ることで、第1の部材31に対して第1の潤滑材34が回転するのが阻止される。
また、第1の潤滑材34の第2の部分62の第1の部材31と対向した一方の面34Aとは反対側の他方の面34Bには、複数の円形の第1の溝部64が同心円状に設けられている。このように円形の複数の第1の溝部64を設けることによって、第1の潤滑材34と第2の部材32との接触面積を減らして摩擦力(抵抗)を低減し、第1の部材31に対して第2の部材32を回り易くさせることができる。
また、第1の潤滑材34と第2の部材32との間に介在されたグリスの一部は、この第1の溝部64の内側に保持される。第1の潤滑材34と第2の部材32との間に介在されたグリスは、ディスプレイ部12(第2の部材)を繰り返し回転させることで、第2の部材32の半径方向の内側と外側にそれぞれ押し出されてしまうが、第1の溝部64の内側に設けられたグリスは、そのままの位置で貯留される。そして、このように第1の溝部64の内側にグリスが保持されている間は、第1の潤滑材34と第2の部材32との間の摩擦力(抵抗)が常に低減された状態になる。そして、長期間の使用によって第1の潤滑材34の表面付近のグリスが押し出されてしまった場合でも、第1の溝部64の周囲の山の部分が磨耗すれば、第1の溝部64内のグリスが第1の潤滑材34の表面に再び供給される。
図5、図10、図11に示すように、第2の潤滑材35は、例えばポリアセタール(POM)等の合成樹脂によって略リング状に形成されている。第2の潤滑材35は、略リング状をなした本体部71と、本体部71の表面から***して設けられた第1の***部72Aおよび第2の***部72Bと、を有している。本体部71は、第1の部材31の第1のねじ孔46から外れた位置を通った第2の迂回部71Aを有している。
第1の***部72Aは、第1の受け部43Aの内側にきっちりと嵌る寸法L1で方形に設けられる。第2の***部72Bは、第2の受け部43Bの内側にきっちりと嵌る寸法L2で方形に設けられている。すなわち、第2の***部72Bの幅寸法L2は、第1の***部72Aの幅寸法L1よりも小さくなっている。このため、第2の潤滑材35は、誤って第1の部材31の第1の面31Aに装着されることがなく、正しく第2の面31Bだけに装着される。そして、第1の***部72Aが第1の受け部43Aに嵌り、第2の***部72Bが第2の受け部43Bに嵌ることで、第1の部材31に対して第2の潤滑材35が回転するのが阻止される。
また、第2の潤滑材35の本体部71の第1の部材31と対向した一方の面35Aとは反対側の他方の面35Bには、複数の円形の第2の溝部73が同心円状に設けられている。このように円形の複数の第2の溝部73を設けることによって、第1の潤滑材34と第3の部材33との接触面積を減らして摩擦力(抵抗)を低減し、第1の部材31に対して第3の部材33を回り易くさせることができる。
また、第2の潤滑材35と第3の部材33との間に介在されたグリスの一部は、この第2の溝部73の内側に保持される。第2の潤滑材35と第3の部材33との間に介在されたグリスは、ディスプレイ部12(第2の部材32)を繰り返し回転させることで、第3の部材33の半径方向の内側と外側にそれぞれ押し出されてしまうが、第2の溝部73の内側に設けられたグリスは、そのままの位置で貯留される。そして、このように第2の溝部73の内側にグリスが保持されている間は、第2の潤滑材35と第3の部材33との間の摩擦力(抵抗)が常に低減された状態になる。また、長期間の使用によって第2の潤滑材35の表面付近のグリスが押し出されてしまった場合でも、第2の溝部73の周囲の山の部分が磨耗すれば、第2の溝部73内のグリスが第2の潤滑材35の表面に再び供給される。
本実施形態のテレビ11の組み立て作業について説明する。本実施形態では、スイベル部14は、予め一体のユニットとして組まれた状態で、テレビ11のスタンド13に取り付けられる。スイベル部14のユニットを組み立てる際には、まず、第1の部材31の第1の面31Aに第1の潤滑材34を固定して、第1の部材31の第2の面31Bに第2の潤滑材35を固定する。その際、第1の部材31の第1の受け部43Aおよび第2の受け部43Bに対して、第1の潤滑材34の第1の凸部63Aおよび第2の凸部63Bを嵌め入れる。同様に、第1の部材31の第1の受け部43Aおよび第2の受け部43Bに対して、反対側から第2の潤滑材35の第1の***部72Aおよび第2の***部72Bを嵌め入れる。これらの作業によって第1の部材31に対して第1の潤滑材34および第2の潤滑材35が仮固定された状態となる。
そして、第1の部材31の第1の面31Aのある方向から、第1の部材31の開口部41に対して第2の部材32の軸部44を差し込み、さらに、第1の部材31の第2の面31Bにある第2の潤滑材35に第3の部材33を当接させる。その際、図12に示すように、第3の部材33の通孔57および係合部58の内側に第2の部材32の円筒部44Aおよび第2の突出部56が嵌るようにする。このとき、第1の潤滑材34および第2の潤滑材35が第1の部材31に仮固定されているため、作業者が第1の潤滑材34および第2の潤滑材35を押さえておく必要がなく、この工程における作業性は良好である。第2の部材32を第1の潤滑材34に当接させ、第3の部材33を第2の潤滑材35に当接させた状態で、第3のねじ38を第3の部材33の第3のねじ孔59および第2の部材32の貫通孔54に締結する。これによって、第1の部材31が第2の部材32および第3の部材33によって挟まれた状態となり、スイベル部14が完成する。
続くテレビ11の組立では、図3に示すように、第1の部材31の第1のねじ孔46に第1のねじ36を締結して、スタンド13の首部15にスイベル部14を固定する。そして、第2の部材32の第2のねじ孔53に第2のねじ37を締結して、ディスプレイ部12のフレーム23をスイベル部14に固定して、テレビ11の組み立てが完了する。なお、上記スイベル部14の組み立て工程およびテレビ11の組み立て工程は一例であり、これ以外の種々の方法を取りうる。
続いて、図13から図15を参照して、本実施形態のスイベル部14の動作について説明する。まず、図13に示すように、ディスプレイ部12が正面方向を向いている状態では、第2の部材32の3個の第1の突出部52は、隣接する規制部45同士の中間の位置にある。そして、ユーザがディスプレイ部12を水平方向に回転させ、正面から見てディスプレイ部12の右側端部を手前側に移動させると、図14に示すように、第2の部材32が図13の状態から反時計回りに回転する。このときの最大回転角度は、ディスプレイ部12が正面を向いた状態から例えば10度から20度である。ディスプレイ部12の右側端部を最も手前側に移動させた状態で、第2の部材32の第1の突出部52の第1の側面52Aは、第1の部材31の規制部45に突き当たる。
一方、ユーザがディスプレイ部12を水平方向に回転させ、正面から見てディスプレイ部12の左側端部を手前側に移動させると、図15に示すように、第2の部材32が図13の状態から時計回りに回転する。このときの最大回転角度は、ディスプレイ部12が正面を向いた状態から例えば10度から20度である。ディスプレイ部12の左側端部を最も手前側に移動させた状態で、第2の部材32の第1の突出部52の第2の側面52Bは、第1の部材31の規制部45に突き当たる。
このようにディスプレイ部12が水平方向(横方向)に回転する際に、第1の潤滑材34および第2の潤滑材35が第2の部材32および第3の部材33とともに連れ回りすることが防止される。これによって、第1の潤滑材34および第2の潤滑材35にずれを生じて、例えばディスプレイ部12が2段で移動(例えば、最初に少しだけ回り、一旦停止し、さらにその後大きく回るような移動)するなど操作感が悪化することが防止され、ディスプレイ部12の滑らかな回転が実現される。
第1の実施形態によれば、電子機器は、ディスプレイ部12と、支持部と、支持部とディスプレイ部12との間に設けられるとともに、支持部に対してディスプレイ部12を回転可能に連結したスイベル部14と、を具備し、スイベル部14は、開口部41と、開口部41の周囲を規定した本体42と、本体42に設けられた複数の受け部43と、を有し、支持部およびディスプレイ部12のいずれか一方に固定された第1の部材31と、開口部41に回転可能に嵌った軸部44と、第1の部材31の第1の面31Aに重なった重複部51と、を有し、支持部およびディスプレイ部12のいずれか他方に固定された第2の部材32と、軸部44と本体42との間に設けられた第1の部分61と、第1の部材31の第1の面31Aと重複部51との間に設けられた第2の部分62と、第2の部分62から突出するとともに受け部43に嵌って、第1の部材31に対して第1の部分61と第2の部分62とが回転するのを阻止した複数の凸部63と、を有した第1の潤滑材34と、を備える。
この構成によれば、第1の潤滑材34が第2の部材32とともに連れ回りすることを防止して、例えば、ディスプレイ部12が2段階で回ってしまうなどの操作感の悪化を防止できる。また、凸部63を第1の部材31の受け部43に嵌め入れることよって、予め第1の部材31と第1の潤滑材34とを一体化できるため、スイベル部14を組み立てる際の作業性を向上できる。
また、第2の部材32は、軸部44から第1の部材31に向けて突出した第1の突出部52を有し、第1の部材31は、第1の突出部52を間に挟むように本体42から軸部44に向けてそれぞれ突出した一対の規制部45を有し、一対の規制部45は、第2の部材32の回転角度を規制する。この構成によれば、第2の部材32の回転角度を規制するための規制部45および第1の突出部52が第1の部材31の内部に設けられているため、スイベル部14を小型化することができる。
さらに、スイベル部14は、支持部およびディスプレイ部12のいずれか一方に第1の部材31を固定するための第1のねじ36と、支持部およびディスプレイ部12のいずれか他方に第2の部材32を固定するための第2のねじ37と、を具備し、規制部45には、第1のねじ36が通された第1のねじ孔46が設けられ、第1の突出部52には、第2のねじ37が通された第2のねじ孔53が設けられている。この構成によれば、第1のねじ36及び第2のねじ37を通すための構造(第1のねじ孔46および第2のねじ孔53)を利用して、第1の突出部52および規制部45を形成することができる。これによって、第1のねじ孔46および第2のねじ孔53を他の部分に設ける場合に比して、スイベル部14を小さくすることができる。
また、複数の受け部43は、第1の受け部43Aと、第1の受け部43Aよりも幅寸法が小さい第2の受け部43Bと、を含み、複数の凸部63は、第1の受け部43Aに嵌る第1の凸部63Aと、第2の受け部43Bに嵌るとともに、第1の凸部63Aよりも幅寸法が小さい第2の凸部63Bと、を含む。この構成によれば、スイベル部14の組み立て時に、予め第1の部材31と第1の潤滑材34とを一体化させる際に、第1の部材31の第1の面31Aに正しく第1の潤滑材34を取り付けることができる。これによって、組み立て時に組み間違いを生ずることを防止して、作業効率をさらに向上することができる。
そして、第1のねじ孔46は、第1のねじ36の頭部36Aを収容可能な凹部46Aを含んでいる。この構成によれば、第1のねじ36の頭部36Aが第1の部材31の上側に突出することがなく、第1のねじ36の頭部36Aと第2の部材32の重複部51とが干渉することを防止することができる。また、第1のねじ36の頭部36Aが第1の部材31の上側に突出すると、第1の潤滑材34の第2の部分62を厚くして、第1のねじ36と第2の部材32の重複部51との干渉を避ける必要がある。この構成によれば、第2の部分62を厚くする必要がなく、スイベル部14の厚み寸法を低減して小型化を実現できる。
また、スイベル部14は、第1の部材31の第1の面31Aとは反対側の第2の面31Bに重なった第3の部材33と、第1の部材31の第2の面31Bと第3の部材33との間に設けられた本体部71と、本体部71から突出するとともに複数の受け部43に嵌って、第1の部材31に対して本体部71が回転するのを阻止した複数の***部72と、を有した第2の潤滑材35と、第1の部材31と第3の部材33との間で第2の潤滑材35を圧縮するように、第2の部材32と第3の部材33とを固定した第3のねじ38と、を有する。
これによれば、第2の潤滑材35が第3の部材33とともに連れ回りすることを防止して、例えば、ディスプレイ部12が2段階で回ってしまうなどの操作感の悪化を防止できる。また、スイベル部14を組み立てる際に、第1の部材31の受け部43に第2の潤滑材35の***部72を嵌めいれることによって、予め第2の潤滑材35と第1の部材31とを一体化することができ、作業性を向上することができる。また、第1の部材31と第3の部材33との間で第2の潤滑材35が圧縮されるため、適度なトルクを得ることができ、意図しないときにディスプレイ部12が回転してしまう等の不具合を防止できる。
第3の部材33は、係合部58を有し、第2の部材32は、軸部44から突出した第2の突出部56を有し、第2の突出部56は、係合部58の内側に嵌って、第2の部材32に対して第3の部材33が回転することを阻止している。この構成によれば、第3のねじ38によって、第2の部材32と第3の部材33とが固定されているが、第3のねじ38のガタによって第2の部材32の動きと第3の部材33の動きとの間にずれを生ずることがある。そしてこれに起因して、ディスプレイ部12が例えば2段階で回ってしまうなど、操作感の悪化を生ずる可能性がある。この構成によれば、第2の部材32と第3の部材33とを同期して動かすことができ、ディスプレイ部12の操作感が悪化してしまうことを極力防止できる。
続いて、図16を参照して、電子機器の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器の一例であるテレビ11は、主要な構成において第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態では、スイベル部14とディスプレイ部12との固定に4本の第2のねじ37を利用せず、1本のボルト81を利用している。ボルト81は、スイベル部14の第2の部材32の固定孔55に締結され、ディスプレイ部12のフレーム23をスイベル部14に固定する。
第2の実施形態によれば、スイベル部14の高い汎用性によって、第1の実施形態とは異なる方法でディスプレイ部12をスイベル部14に固定することができる。これにより、複数の機種へのスイベル部14の採用が可能となるとともに、設計変更などにも柔軟に対応できる。
続いて、図17、図18を参照して、電子機器の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の電子機器の一例であるテレビ11は、主要な構成において第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
テレビ11は、ディスプレイ部(表示部)12と、ディスプレイ部12を支持する支持部の一例であるスタンド13と、スタンド13とディスプレイ部12との間に介在されたスイベル部(連結部)14と、を備えている。
本実施形態では、スタンド13は、テレビ11が載置される台などと直接接触する脚部16で構成される。また、図18に示すように、脚部16には、第1のねじ36を操作するための操作孔82が設けられている。
ディスプレイ部12は、表示パネル21と、表示パネル21の背面に設けられた制御部と、表示パネル21を背面下側に固定された「L」字形のフレーム23と、フレーム23の下側に設けられた略円筒形の首部15と、表示パネル21の前方を覆った枠部材24と、表示パネル21の背面を覆ったバックカバー25と、を備えている。すなわち、本実施形態では、首部15は、ディスプレイ部12に含まれている。
スイベル部14の構成は、第1の実施形態と同様である。しかし、本実施形態では、図18に示すように、スイベル部14は、第1の実施形態で設置された向きとは逆向きに配置されている。すなわち、スイベル部14の第1の部材31は、第1のねじ36によってディスプレイ部12に固定されている。また、スイベル部14の第2の部材32は、第2のねじ37によって支持部の一例であるスタンド13に固定されている。
第3の実施形態によれば、首部15を含んだディスプレイ部12をスタンド13に対して回転させることができる。このように、スイベル部14の高い汎用性によって、首部15よりも上側の構造を回転させることもできる。これにより、複数の機種へのスイベル部14の採用が可能となるとともに、設計変更などにも柔軟に対応できる。
続いて、図19を参照して、電子機器の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態の電子機器の一例であるテレビ11は、スイベル部14の第1の部材31の構成が若干異なるものの、それ以外の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
テレビ11は、ディスプレイ部(表示部)12と、ディスプレイ部12を支持する支持部の一例であるスタンド13と、スタンド13とディスプレイ部12との間に介在されたスイベル部(連結部)14と、を備えている。第4の実施形態では、スイベル部14が設置される向きは第1の実施形態と同様である。
スタンド13は、略円筒形の首部15と、テレビ11が載置される台などと直接接触する脚部16と、を有している。ディスプレイ部12の構成は第1の実施形態と同様である。
スイベル部14の第1の部材31は、スタンド13の首部15と一体に形成されている。第1の部材31は、第1の面31Aと、これとは反対側の第2の面31Bと、を有している。また、第1の部材31は、開口部41と、開口部41の周囲を規定するとともに首部15と一体になった本体42と、開口部41と連続して一体的に設けられた複数の受け部43と、第2の部材32の軸部(嵌部)44に向けて突出した計4個の規制部45と、を有している。また、本実施形態では、第1の部材31がスタンド13と一体に形成されているため、スイベル部14には、第1の部材31をスタンド13に固定するための第1のねじ36が設けられることはない。
第4の実施形態によれば、スイベル部14の第1の部材31が首部15と一体化されるため、部品点数が削減され、テレビ11の製造コストを削減できる。
電子機器は、上記実施形態に示したテレビ11に限定されるものではなく、ポータブルコンピュータや携帯電話機、書籍や画像等を電子的に表示する電子ブックリーダーのようなその他の電子機器を当然に含んでいる。その際、操作用のボタンないしキーが設けられた本体部分が、支持部に相当する。
また、電子機器は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…テレビ、12…ディスプレイ部、13…スタンド、14…スイベル部、31…第1の部材、31A…第1の面、31B…第2の面、32…第2の部材、33…第3の部材、34…第1の潤滑材、35…第2の潤滑材、36…第1のねじ、36A…頭部、37…第2のねじ、38…第3のねじ、41…開口部、42…本体、43…受け部、44…軸部、45…規制部、46…第1のねじ孔、46A…凹部、51…重複部、52…第1の突出部、53…第2のねじ孔、56…第2の突出部、58…係合部、61…第1の部分、62…第2の部分、63…凸部、63A…第1の凸部、63B…第2の凸部、71…本体部、72…***部、72A…第1の***部、72B…第2の***部
Claims (8)
- ディスプレイ部と、
支持部と、
前記支持部と前記ディスプレイ部との間に設けられるとともに、前記支持部に対して前記ディスプレイ部を回転可能に連結したスイベル部と、
を具備し、
前記スイベル部は、
開口部と、前記開口部の周囲を規定した本体と、前記本体に設けられた複数の受け部と、を有し、前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか一方に固定された第1の部材と、
前記開口部に回転可能に嵌った軸部と、前記第1の部材の第1の面に重なった重複部と、を有し、前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか他方に固定された第2の部材と、
前記軸部と前記本体との間に設けられた第1の部分と、前記第1の部材の前記第1の面と前記重複部との間に設けられた第2の部分と、前記第2の部分から突出するとともに前記複数の受け部に嵌って、前記第1の部材に対して前記第1の部分と前記第2の部分とが回転するのを阻止した複数の凸部と、を有した第1の潤滑材と、
を備えたテレビ。 - 前記第2の部材は、前記軸部から前記第1の部材に向けて突出した第1の突出部を有し、
前記第1の部材は、前記第1の突出部を間に挟むように前記本体から前記軸部に向けてそれぞれ突出した一対の規制部を有し、前記一対の規制部は、前記第2の部材の回転角度を規制した請求項1に記載のテレビ。 - 前記スイベル部は、
前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか一方に前記第1の部材を固定するための第1のねじと、
前記支持部および前記ディスプレイ部のいずれか他方に前記第2の部材を固定するための第2のねじと、
を具備し、
前記規制部には、前記第1のねじが通された第1のねじ孔が設けられ、
前記突出部には、前記第2のねじが通された第2のねじ孔が設けられた請求項2に記載のテレビ。 - 前記複数の受け部は、第1の受け部と、前記第1の受け部よりも幅寸法が小さい第2の受け部と、を含み、
前記複数の凸部は、前記第1の受け部に嵌る第1の凸部と、前記第2の受け部に嵌るとともに、前記第1の凸部よりも幅寸法が小さい第2の凸部と、を含んだ請求項3に記載のテレビ。 - 前記第1のねじ孔は、前記第1のねじの頭部を収容可能な凹部を含んだ請求項4に記載のテレビ。
- 前記スイベル部は、
前記第1の部材の第1の面とは反対側の第2の面に重なった第3の部材と、
前記第1の部材の第2の面と前記第3の部材との間に設けられた本体部と、前記本体部から突出するとともに前記複数の受け部に嵌って、前記第1の部材に対して前記本体部が回転するのを阻止した複数の***部と、を有した第2の潤滑材と、
前記第1の部材と前記第3の部材との間で前記第2の潤滑材を圧縮するように、前記第2の部材と前記第3の部材とを固定した第3のねじと、
を有する請求項5に記載のテレビ。 - 前記第3の部材は、係合部を有し、
前記第2の部材は、前記軸部から突出した第2の突出部を有し、前記第2の突出部は、前記係合部の内側に嵌って、前記第2の部材に対して前記第3の部材が回転することを阻止した請求項6に記載のテレビ。 - 表示部と、
支持部と、
前記支持部と前記表示部とを回転可能に連結した連結部と、
を具備し、
前記連結部は、
開口部と、受け部と、が設けられ、前記支持部および前記表示部のいずれか一方に固定された第1の部材と、
前記開口部に回転可能に嵌った嵌部と、前記第1の部材の第1の面に重なった重部と、を有し、前記支持部および前記表示部のいずれか他方に固定された第2の部材と、
前記嵌部と前記本体との間に設けられた第1の部分と、前記第1の部材の前記第1の面と前記重部との間に設けられた第2の部分と、前記第2の部分から突出するとともに前記受け部に嵌った凸部と、を有した中間部材と、
を備えた電子機器。
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