JP4950790B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
従って、洗濯物を乾燥させる際に発生する水分を蒸発器で冷却除湿し、その折に回収した潜熱を凝縮器で空気を加熱するエネルギーとして再使用するので、外部に僅かな放熱ロスがある以外、ほとんどエネルギーを逃がさず再利用でき、効率の良い乾燥を実現できるのである。
そして、本発明は、水道水での洗濯が実行可能であり、洗いから乾燥までの運転を実行可能な外、乾燥のみの運転を実行可能な洗濯乾燥機にあっては、前記乾燥のみの運転を実行するときに前記放置時間取得手段による取得時間が所定時間を超えていた場合には前記ヒータを発熱させることにより洗いから乾燥までの運転を実行する時の乾燥運転に比較して前記通風路から前記回転槽内に戻される空気を、除菌のための高温度に加熱する。
また、洗いまたはすすぎを風呂水にて行った場合、乾燥運転時に、回転槽内に供給される空気を、ヒータにより風呂水を用いない場合に比較して除菌のための高温度に加熱するので、洗濯物の除菌を行うことができる。
(参考例)
図1ないし図8は、本発明の参考例を示す。洗濯乾燥機の全体構成を図5により説明するに、外箱1内には、水槽2が配設され、水槽2内に回転槽(ドラム)3が配設されている。水槽2は、複数のサスペンション4(1個のみ図示)によって弾性支持されており、その支持形態は、回転槽3の回転中心軸方向が前後方向となる横軸状で、且つ前上がりの傾斜状である。
上記水槽2および回転槽3は、共に前面部を開放した円筒状をなしている。このうち、水槽2の前面開方部分と外箱1の前面部に形成された洗濯物の出入口5との間は、ベローズ6によって連結されている。そして、外箱1には、出入口5を開閉する扉7が設けられている。水槽2内の回転槽3内は、洗濯時には洗濯室となり、乾燥時には乾燥室となる。
また、水槽2の後端面の外側には、洗濯機モータ15が取り付けられている。この洗濯機モータ15は、三相のブラシレスDCモータから構成され、その回転軸15aは、回転槽3に連結されている。
これに対し、導入口40からは、放出口36から放出された量と同等量の空気が通風ダクト20内に流入する。この流入空気は、全量がPTCヒータ41を通り、PTCヒータ41の通電(発熱)時には当該PTCヒータ41により加熱されて所定温度の温風となって通風ダクト20内に流入するようになる。
図9および図10は、本発明の第1の実施形態を示す。上記参考例では、「乾燥コース」が選択されると、その乾燥運転の後半では、必ずPTCヒータ41が通電されて、水槽2内へ供給される空気が除菌のための高温度に加熱される。しかしながら、水道水を用いた洗濯終了から間もない洗濯物については、菌の増殖程度は少ないと考えられる。この第1の実施形態は、洗濯終了後、所定時間経過前に「乾燥コース」が選択された場合、その乾燥運転では、PTCヒータ41に通電しないようにしたものである。
即ち、図10に示すように、制御装置43には、更に、計時手段としての計時部49と、不揮発性記憶手段としてのEEPROM50とが接続されている。計時部49は、計時機能によって現在時刻を計測するもので、専用の電源として例えば電池51を内蔵している。
図11〜図13は、本発明の第2の実施形態を示す。洗濯後の洗濯物を放置しておいた場合、その放置時間が同じであっても、季節によって菌の繁殖程度は異なる。例えば、気温の低い冬であれば、放置時間が長くても菌の繁殖程度は少なく、逆に、気温の高い夏であれば、放置時間が短くても菌の繁殖程度は多い。そこで、この第2の実施形態では、外気温を検出し、その外気温に応じて乾燥運転にPTCヒータ41による空気加熱を加えるか否かを決定する放置時間の長さを変えるものである。
図14は、本発明の第3の実施形態を示す。この第3の実施形態は、第1の実施形態と同様に、放置限界時間を12時間とし、実際の放置時間が12時間を超えているか否かによって、乾燥運転をヒートポンプ34とPTCヒータ41とを使用して行うか、ヒートポンプ34のみによって行うかを決めるようにしている。そして、第1の実施形態と異なるところは、操作入力部44を構成する各種のスイッチのうちに、ヒータ解除スイッチを設けたところにある。
図15〜図17は、本発明の第4の実施形態を示す。この実施形態は、風呂水を使用して洗濯できるようにした洗濯乾燥機に適用したものである。この実施形態の洗濯乾燥機では、図16に示すように、給水ケース9内に給水弁8の外に、風呂水供給手段としての風呂水ポンプ53が設けられており、その吸入口53aには、吸水ホース(図示せず)が連結される。この吸水ホースの先端は浴室のタブの風呂水中に浸される。
風呂水ポンプ53は、図17に示すように、制御装置43に接続され、当該制御装置43によって運転制御される。また、操作入力部44を構成する操作スイッチのうちには、風呂水を使用することを選択する風呂水スイッチが設けられている。そして、この風呂水スイッチは、操作回数によって、風呂水を洗いとすすぎのうちの双方に使用するか、洗いのみに使用するかを選択できるようになっている。なお、すすぎは2回行われるが、すすぎに風呂水を使用する場合、第1回目だけ風呂水が用いられ、第2回目には水道水が用いられる。
なお、風呂水を洗いのみでなく、すすぎにも使用する場合も、図15と同様の運転が行われる。
このように本実施例によれば、風呂水を使用して洗いおよびすすぎ、或いは洗いを行った場合、風呂水中の菌が洗濯物に付着しても、乾燥運転時に除菌が行われるので、減菌することができ、衛生上好ましい状態を得ることができる。
図18および図19は本発明の第5の実施形態を示す。この実施形態は、第4の実施形態と同様に風呂水ポンプ53を備えている。この実施形態では、洗い時に用いる洗剤の除菌効果を期待したものである。つまり、除菌作用のある洗剤を使用した場合には、洗い時に風呂水を使用しても、その風呂水中の菌を減少させ、洗濯物への菌の付着を抑えることができる。ただ、すすぎにも風呂水を使用した場合には、すすぎに洗剤を使用しないので、洗濯物に菌が多く付着することが考えられるので、本実施形態では、すすぎに風呂水を使用した場合に限り、乾燥運転で除菌を行うようにしたものである。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
横軸形の洗濯乾燥機に限られず、縦軸形の洗濯乾燥機であっても良い。
洗濯終了後、乾燥運転が開始されるまでの時間を取得する放置時間取得手段は、洗濯終了から乾燥運転開始までの時間を計測するタイマによって構成しても良い。
ヒータは、PTCヒータ41に限られない、二クロム線ヒータであっても良い。また、ヒータを設ける位置は導入口に限られず、通風路18内であっても良い。
「洗濯乾燥コース」において、最終の脱水運転では、最初から、或いは途中でヒートポンプ34を運転して脱水中の洗濯物を加熱するようにしても良い。このようにすることで、洗濯物の温度上昇により水の温度が上昇してその粘性が小さくなるので、脱水率が上昇し、その後の乾燥運転時間の短縮を図ることができる。
PTCヒータ41を発熱させる時期は、乾燥率が90%に達した時点に限られない。80%でも良いし、95%でも良い。また、乾燥運転の開始当初からPTCヒータ41を発熱させたり、開始から所定時間経過後に発熱させたりしても良い。
Claims (2)
- 洗濯物の洗い、すすぎ、脱水、乾燥に用いる回転槽を備え、乾燥運転を、前記回転槽内の空気を循環用送風機により通風路に出し当該通風路内に配設されたヒートポンプの蒸発器と凝縮器とで除湿し且つ加熱して前記回転槽内に戻すように循環させることによって行う洗濯乾燥機であって、水道水での洗濯が実行可能であり、洗いから乾燥までの運転を実行可能な外、乾燥のみの運転を実行可能な洗濯乾燥機において、
前記通風路から前記回転槽内に戻される空気を加熱するヒータと、
前記洗いから脱水までの運転を終了した後、前記乾燥のみの運転が開始されるまでの時間を取得する放置時間取得手段と、を設け、
前記乾燥のみの運転を実行するときに前記放置時間取得手段による取得時間が所定時間を超えていた場合には前記ヒータを発熱させることにより洗いから乾燥までの運転を実行する時の乾燥運転に比較して前記通風路から前記回転槽内に戻される空気を、除菌のための高温度に加熱することを特徴とする洗濯乾燥機。 - 洗濯物の洗い、すすぎ、脱水、乾燥に用いる回転槽を備え、乾燥運転を、前記回転槽内の空気を循環用送風機により通風路に出し当該通風路内に配設されたヒートポンプの蒸発器と凝縮器とで除湿し且つ加熱して前記回転槽内に戻すように循環させることによって行う洗濯乾燥機であって、水道水の外、風呂水での洗濯を実行可能な洗濯乾燥機において、
前記通風路から前記回転槽内に戻される空気を加熱するヒータを設け、
前記洗いとすすぎのうちの少なくとも一方を風呂水を用いて行ったとき、前記乾燥運転において前記ヒータを発熱させることにより、風呂水を用いない場合に比較して前記通風路から前記回転槽内に戻される空気を、除菌のための高温度に加熱することを特徴とする洗濯乾燥機。
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