JP4948783B2 - 抗HBsモノクローナル抗体 - Google Patents

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Description

本発明は、HBsAgに特異的に結合するモノクローナル抗体に関する。具体的には、野生型のHBsAg及び変異型HBsAgと結合可能なモノクローナル抗体に関する。
B型肝炎ウイルス(HBV)は、脂質二重膜である外被と、タンパク質であるヌクレオキャプシドと、DNAポリメレースと、ゲノムDNAとを有するヘパドナウイルス科の二本鎖DNAウイルスである。外被にはSタンパク質、Mタンパク質及びLタンパク質が結合しており、Sタンパク質にある表面抗原(HBsAg)はウイルスの感染に関与している。HBsAgは226個のアミノ酸からなるポリペプチドであり、HBsAgにはadw、ayw、adr及びayrの4種類のサブタイプが存在する。adwは、HBsAgの122位及び160位のアミノ酸が共にリジンである。aywは、HBsAgの122位のアミノ酸がアルギニン、160位のアミノ酸がリジンである。adrは、122位のアミノ酸がリジン、160位のアミノ酸がアルギニンである。ayrは、122位及び160位のアミノ酸が共にアルギニンである。本邦ではadrが最も多い。
HBVに感染すると、HBVはゲノムDNAを含まない球状或いは棒状のパーティクル(シュードパーティクル)としてHBsAgを血中に多量に放出する。このため、採血によって得られた血液検体中のHBsAgの存否を、抗HBs抗体を用いて検査することによりHBV感染の有無を検査することができる。
HBVなどのウイルスは進化速度が速いため、ゲノムに変異を起こす確率が高い。このようなHBVゲノムの変異によってHBsAgのアミノ酸配列が変異し、構造が変化することがある。HBsAgの構造が変化すると、従来HBV診断に用いられている抗HBs抗体がHBsAgと結合できなくなり、HBV感染者をHBV陰性と診断してしまうことがある。変異を有するHBsAg(変異型HBsAg)を検出できなければ、HBVの宿主に影響を与えるだけでなく、血液製剤や臓器の提供などによる感染の伝播にもつながり得る。従って、HBVの検査には、野生型のHBsAgだけでなく変異型HBsAgとも結合可能な抗HBs抗体を用いることが重要である。
このような観点から、現在までに野生型HBsAg及び変異型HBsAgと結合可能な様々なモノクローナル抗体が開発されてきた。例えば、特許文献1記載のモノクローナル抗体は野生型HBsAg及び6種類の変異型HBsAgと結合可能である。
しかしながら、特許文献1記載のモノクローナル抗体が認識できる変異型HBsAg以外にも変異型HBsAgが報告されている。野生型HBsAgだけでなく今まで検出することのできなかった変異型HBsAgに結合することのできるモノクローナル抗体の開発が望まれている。
特表2004−516824
本発明の目的は、野生型HBsAgだけでなく、従来検出することができなかった変異型HBsAgに結合可能なモノクローナル抗体を提供することである。
本発明は、独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託された受領番号:FERM AP−20493のハイブリドーマ及びこのハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体、並びに、独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託された受領番号:FERM AP−20494のハイブリドーマ及びこのハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体を提供する。
本発明によると、野生型HBsAgと、従来検出することができなかった変異型HBs
Agに結合可能なモノクローナル抗体及びこのモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマが提供される。具体的には、本発明のモノクローナル抗体は、野生型HBsAg、野生型HBsAgに対して111位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して118位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して120位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して126位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して129位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して133位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して134位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して135位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して141位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して142位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して143位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して144位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して148位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して154位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、及び野生型HBsAgに対して155位のアミノ酸に変異を有する変異型HBsAg、に結合可能である。


本明細書における「モノクローナル抗体」とは、モノクローナル抗体のフラグメント及びその誘導体をも含む。モノクローナル抗体のフラグメント及びその誘導体としては、具体的にはFab,Fab’,F(ab)及びsFvフラグメントなど(Blazar et al., 1997, Journal of Immunology, 159: 5821-5833及びBird et al., 1988, Science, 242: 423-426)が例示される。モノクローナル抗体のサブクラスはIgGに限定されず、IgMなどでもよい。
本明細書における「野生型HBsAg」は、226個のアミノ酸からなり、一般的に野生型として認識されている全てのHBsAgを含む。したがって、この用語には全ての血清型HBsAg及びすべての認識された野生型HBsAgが含まれる。
本明細書では、野生型HBsAgのN位のアミノ酸のXへの変異を「NX」と記載する。例えば、野生型HBsAgの111位のアミノ酸のスレオニン(T)への変異は「111T」と表される。
本実施形態のモノクローナル抗体は、野生型HBsAgと、野生型HBsAgに対して120位に変異を有する変異型HBsAg及び野生型HBsAgに対して141位に変異を有する変異型HBsAgからなる群より選択される少なくとも一つの変異型HBsAgと、118Kを有する変異型HBsAg及び144位にのみ変異を有しこの変異が144Eである変異型HBsAgからなる群より選択される少なくとも一つの変異型HBsAgとに結合可能である。
このモノクローナル抗体は、野生型HBsAg、118Kを有する変異型HBsAg、120位に変異を有する変異型HBsAg、141位に変異を有する変異型HBsAg及び144Eを有する変異型HBsAgの全てを認識できることが好ましい。
前記野生型HBsAgに対して120位に変異を有する変異型HBsAgは120Q又は120Tを有する変異型HBsAgであり、前記野生型HBsAgに対して141位に変異を有する変異型HBsAgは141Eを有する変異型HBsAgであることが好ましい。
また、このモノクローナル抗体は、野生型HBsAgに対して111位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して126位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して129位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して133位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して134位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して135位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して142位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して143位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して148位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して154位に変異を有する変異型HBsAg及び野生型HBsAgに対して155位に変異を有する変異型HBsAgからなる群から選択される少なくとも一つと結合可能であることが好ましく、これら全ての変異型HBsAgと結合可能であることがより好ましい。
また、このモノクローナル抗体は、野生型HBsAgに対して111位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して126位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して129位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して133位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して134位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して135位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して142位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して143位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して145位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して148位に変異を有する変異型HBsAg、野生型HBsAgに対して154位に変異を有する変異型HBsAg及び野生型HBsAgに対して155位に変異を有する変異型HBsAgからなる群から選択される少なくとも一つと結合可能であることが好ましく、これら全ての変異型HBsAgと結合可能であることがより好ましい。
上述の各変異型HBsAgが有する変異としては、具体的には、野生型HBsAgに対して111位に変異を有する変異型HBsAgの変異は111Tであり、野生型HBsAgに対して126位に変異を有する変異型HBsAgの変異は126Sであり、野生型HBsAgに対して129位に変異を有する変異型HBsAgの変異は129Hであり、野生型HBsAgに対して133位に変異を有する変異型HBsAgの変異は133Lであり、野生型HBsAgに対して134位に変異を有する変異型HBsAgの変異は134Aであり、野生型HBsAgに対して135位に変異を有する変異型HBsAgの変異は135Sであり、野生型HBsAgに対して142位に変異を有する変異型HBsAgの変異は142S又は142Lであり、野生型HBsAgに対して143位に変異を有する変異型HBsAgの変異は143Lであり、野生型HBsAgに対して145位に変異を有する変異型HBsAgの変異は145R又は145Kであり、野生型HBsAgに対して148位に変異を有する変異型HBsAgの変異は148Hであり、野生型HBsAgに対して154位に変異を有する変異型HBsAgの変異は154Wであり、野生型HBsAgに対して155位に変異を有する変異型HBsAgの変異は155Yであることが好ましい。
また、これらのモノクローナル抗体は、HBsAgの197位以降のアミノ酸を欠失させたHBsAg(野生型HBsAgの1〜196位のアミノ酸配列を有する変異型HBsAg)に結合可能である。即ち、これらのモノクローナル抗体のエピトープは、HBsAgの1〜196位の領域中に存在する。
本発明のモノクローナル抗体は、野生型及び/又は変異型HBsAgを含有することが疑われる検体中のHBsAgの検出及び/又は定量のためのイムノアッセイに用いることができる。このようなイムノアッセイは、臨床におけるHBVの診断や血液製剤のスクリーニングなどにおいて使用可能である。
本発明のモノクローナル抗体は、公知の免疫学的手法を用い、HBsAgを抗原として被免疫動物に免疫し、被免疫動物の細胞を用いてハイブリドーマを作製することにより得ることができる。1053抗体を産生することができるハイブリドーマHBs−1053は受領番号FERM AP−20493、149抗体を産生することができるハイブリドーマHBs−149は受領番号FERM AP−20494として独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託されている(受領日:2005年4月7日)。
ハイブリドーマ作成の際に用いられる被免疫動物の種類は特に限定されない。具体的にはマウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ヤギ、ウマなどを例示できるが、マウスを用いることが好ましい。また、マウスを用いる場合、その系統は特に限定されないが、BALB/cマウスを用いることが好ましい。
抗原であるHBsAgは、HBV感染者の生体試料から精製して得ることができる。また、HBsAgは、HBsAgをコードするDNAをプラスミドに組み込み、これを宿主細胞に導入して発現させることにより得ることもできる。
抗原を被免疫動物に免疫する際はアジュバントを投与することが好ましい。アジュバントを用いることによって被免疫動物の抗原への免疫応答性を高めることができる。アジュバントの種類は特に限定されないが、例えばフロイント完全アジュバント(FCA)、フロイント不完全アジュバント(FIA)、Ribi(MPL)、Ribi(TDM)、Ribi(MPL+TDM)、百日咳ワクチン(Bordetella pertussis vaccine)、ムラミルジペプチド(MDP),アルミニウムアジュバント(ALUM)などが用いられる。また、これらのうち複数のアジュバントを組み合わせて用いてもよい。初回免疫時にFCA,二回目以降の免疫時にFIAやRibiを用いるのが好ましい。
アジュバント投与の有無や注射部位、被免疫動物の種類などによって免疫のスケジュールを適宜変更させることができる。以下は、被免疫動物としてマウスを用いた場合の免疫について説明する。
初回免疫として、アジュバント混合HBsAg溶液を腹腔内、皮下又は筋肉内に注射する。注射するアジュバント混合HBsAg溶液の体積は0.05ml〜1mlであることが好ましく、含まれるHBsAgの質量は10〜200μgであることが好ましい。アジュバントを用いない場合は、HBsAgの含有量を多くして腹腔内注射することにより免疫してもよい。初回免疫から約4〜21日毎に1〜4回追加免疫を行なう。追加免疫から約1〜4週間後最終免疫を行なう。最終免疫から約3〜5日後、マウスから脾細胞を分離して抗体産生細胞を得ることができる。
上記のようにして作製された抗体産生細胞は骨髄腫細胞と融合される。骨髄腫細胞の由来は特に限定されず、マウス、ラット,ヒトなどを由来とするものが用いられるが、被免疫動物と同種の動物を用いることが好ましく、さらに好ましくは同種同系統の動物が用いられる。骨髄腫細胞の由来としてマウスを用いる場合は、例えばマウスミエローマP3X63−Ag8,P3X63−Ag8−U1,P3NS1−Ag4,SP2/o−Ag14,P3X63−Ag8・653などの株化骨髄腫細胞を用いるのが好ましい。骨髄腫細胞にはイムノグロブリン軽鎖を産生しているものがあり、このような骨髄腫細胞を融合対象として用いると、抗体産生細胞が産生するイムノグロブリン重鎖とこの軽鎖とが結合することがある。そのため、好ましくはイムノグロブリン軽鎖を産生しない骨髄腫細胞、例えばP3X63−Ag8・653やSP2/o−Ag14などを用いることが好ましい。
抗体産生細胞と骨髄腫細胞とを融合させてハイブリドーマを作製する方法としては、公知の方法を用いることができ特に限定されない。例えば、ポリエチレングリコール(PEG)を用いる方法(PEG法)、センダイウイルスを用いる方法、電気融合装置を用いる方法などが挙げられる。PEG法の場合、約30〜60%のPEG(平均分子量1000〜6000)を含む適当な培地又は緩衝液中に脾細胞と骨髄腫細胞を1:1から10:1、好ましくは5:1から10:1の混合比で懸濁し、温度約25〜37度、pH6〜8の条件下で、約30秒〜3分間程度反応させればよい。反応終了後、細胞を洗浄し、PEG溶液を除いてヒポキサンチン−チミジン培地(HT培地)などに再懸濁し、例えばマイクロタイタープレート中に播種して培養を続けることができる。
融合後の細胞は選択培地で培養して、ハイブリドーマの選択を行なう。選択培地としては、親細胞株が死滅し,融合細胞のみが増殖し得る培地であれば特に限定されない。通常はヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン培地(HAT培地)が使用される。ハイブリドーマの選択は、通常融合操作の1〜7日後に、培地の一部、好ましくは約半量を選択培地と交換することによって開始し、さらに2,3日毎に同様の培地交換を繰り返しながら培養することによって行なう。
生育しているハイブリドーマが所望の抗体を産生しているか否かは、培養上清を採取して抗体価アッセイを行なうことによって確認することができる。抗体価アッセイとしては公知の方法を用いることができ特に限定されない。例えば、固相化した抗原に段階希釈した上記上清を添加して反応させ、さらに蛍光物質、酵素、又は放射性同位体(RI)などで標識した二次抗体(抗グロブリン抗体、抗IgG抗体、抗IgM抗体など)を反応させれば、上清中に産生されている抗体を検出することができ、また抗体価を測定することができる。このようにプレートの各ウェルの培養上清をスクリーニングし、所望の抗体を産生しているハイブリドーマを得ることができる。
次に、単一クローンを分離する。分離法としては、公知の方法を用いることができ特に限定されない。例えば、限界希釈法、軟寒天法、蛍光励起セルソーターを用いる方法などが挙げられる。例えば限界希釈法の場合、ハイブリドーマのコロニーを1cell/well前後となるように培地で段階希釈して培養することにより目的とするモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマクローンを単離することができる。得られたハイブリドーマクローンは、約10w/v%のジメチルスルホキシド(DMSO)又はグリセリンなどの凍結保護剤の共存下に凍結させて−196〜−70度で保存すると、半永久的に保存可能である。細胞は用時37度前後の恒温槽中で急速に融解して使用できる。凍結保護剤の細胞毒性が残存しないようによく洗浄してから使用することが好ましい。
ハイブリドーマが産生する抗体のイムノグロブリンサブクラスを調べるためには、ハイブリドーマを一般的な条件で培養し、その培養上清中に分泌された抗体を市販の抗体クラス・サブクラス判定用キットなどを用いるとよい。
ハイブリドーマからのモノクローナル抗体の取得方法は、必要量やハイブリドーマの性状などによって適宜選択して用いる。例えば、ハイブリドーマを移植したマウスの腹水から取得する方法、細胞培養により培養上清から取得する方法などが例示される。マウス腹腔内で増殖可能なハイブリドーマであれば、腹水から数mg/mlの高濃度のモノクローナル抗体を得ることができる。in vivoで増殖できないハイブリドーマは細胞培養の培養上清から取得する。細胞培養によるモノクローナル抗体の取得方法は、in vivoで行なう方法に比べて、抗体産生量は少ないがマウス腹腔内に含まれるイムノグロブリンや他の夾雑物質の混入が少なく生成が用意であるという利点を有する。
モノクローナル抗体を、ハイブリドーマを移植したマウス腹水から取得する場合、例えば予めプリスタン(2,6,10,14−テトラメチルペンタデカン)などの免疫抑制作用を有する物質を投与したBALB/cマウスの腹腔内へハイブリドーマを移植し、約1〜3週間後に貯留した腹水を採取する。異なる動物種の細胞を融合させたハイブリドーマ(例えばマウスとラット)の場合には、ヌードマウス、放射線処理マウスを使用することが好ましい。
細胞培養上清から抗体を取得する場合、例えば、細胞維持に用いられる静置培養法、高密度培養方法、スピナーフラスコ培養方法などの培養法を用いることができる。これらのうち何れかの方法を用いることにより、ハイブリドーマを培養し抗体を含有する培養上清を得る。
腹水や培養上清からのモノクローナル抗体の精製は、公知のイムノグロブリン精製法を用いることによって行なうことができる。イムノグロブリン精製法としては特に限定されず、例えば、硫酸アンモニウムや硫酸ナトリウムを用いた塩析による分画法、PEG分画法、エタノール分画法、DEAEイオン交換クロマトグラフィー法、ゲル濾過法などが挙げられる。
さらに、モノクローナル抗体がマウスIgGである場合、プロテインA結合担体或いは抗マウスイムノグロブリン結合担体を用いたアフィニティークロマトグラフィー法により精製することが可能である。
上記のモノクローナル抗体は、検体である生体試料に含まれるHBsAgの検出及び/又は定量のためのイムノアッセイに用いることができる。このようなアッセイは、HBVの診断や血液製剤のスクリーニングなどにおいて使用可能である。イムノアッセイは、本実施形態のモノクローナル抗体と検体とを混合し、モノクローナル抗体とHBsAgとの複合体の存否を確認することによって行なわれる。
(実験例1)
1.モノクローナル抗体の作製
1−1. マウスの免疫
ヒト血清から精製された不活性化adr型HBsAg(TRINA社製)を50μg含有するPBS100μlにFCA100μlを添加し、ボルテクスで混合して乳化させ、FCA混合HBsAg溶液200μlを作製した。また、FCAではなくFIAを用いること以外は同様にしてFIA混合HBsAg溶液200μlを作製した。
FCA混合HBsAg溶液200μlを8週齢の雌BALB/cマウスに腹腔内投与により初回免疫した。初回免疫後、二週間毎にFIA混合HBsAg溶液200μlを用いて追加免疫を五回行った。最後の追加免疫から四日後に脾細胞を分離し、P3X63−Ag8・653マウス骨髄腫細胞とPEG法により融合させ、ハイブリドーマを作製した。
1−2. ハイブリドーマの培養
ハイブリドーマを2.5×10cells/mlとなるようにHT培地に懸濁させ、96穴プレート(コーニング社製;以下、培養用プレートとする)の各ウェルに2.5×10cells/wellとなるように分注した。培養用プレートを37度、5%COの恒温槽内に静置し、ハイブリドーマの培養を開始した。翌日、HAT培地を25μlずつ培養用プレートの各ウェルに添加し、さらに培養を継続した。10日間培養してハイブリドーマのコロニーを出現させたところで、モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマのスクリーニングを行なった。
1−3. ハイブリドーマのスクリーニング
0.1w/v%NaNを含む0.1MPBS(pH7.5)に、adr型HBsAg(TRINA社製)の濃度が0.5μg/mlとなるようadr型HBsAgを添加し、固定用HBsAg溶液を調整した。固定用HBsAg溶液100μlを96穴プレート(NUNC社製;以下、抗原固定プレートとする)の各ウェルに分注した。4度で一晩静置した後、0.05%の濃度でTween20を含むTBS緩衝液(以下、第一緩衝液とする)で三回洗浄した。洗浄後、抗原固定プレートの各ウェルに2w/v%の濃度でBSAを含むTBS緩衝液(以下、第二緩衝液とする)300μlを添加し、室温で二時間静置した。
第二緩衝液を抗原固定プレートの各ウェルに75μlずつ添加した。さらに、1−2.で作製したハイブリドーマ培養上清を培養用プレートの各ウェルから取り出し、抗原固定プレートの各ウェルに25μlずつ添加した。第二緩衝液及び培養上清添加後、37度で一時間インキュベートした。インキュベート後、300μlの第一緩衝液で抗原固定プレートの各ウェルを洗浄した。洗浄後、第二緩衝液で10000倍希釈したセイヨウワサビペルオキシダーゼ標識抗マウスIgポリクローナル抗体(DAKO社製;Code No. P0447)を抗原固定プレートの各ウェルに100μlずつ添加した。室温で30分間反応させ、300μlの第一緩衝液で抗原固定プレートの各ウェルを洗浄してTMB peroxidase EIA Substrate Kit (Bio-Rad社製)を用いて陽性を示すウェルを検出した。その結果、2688ウェル中、約300ウェルにおいて抗HBsモノクローナル抗体が産生されていることが確認された。
(2)変異型HBsAgの作製
野生型HBsAg(サブタイプ:adr型)を有するHBVに感染した患者の血液試料からHBVのDNAを調製し、PCR法を用いて野生型HBsAgをコードする領域を含むDNA断片を増幅した。このDNA断片がコードする野生型HBsAgのアミノ酸配列を配列表の配列番号1に記載する。このDNA断片を真核細胞用発現ベクターpcDNA3.1(+)(Invitrogen)に組み込み、野生型HBsAg発現プラスミドを作製した。次にこの発現プラスミドをテンプレートとして、QuikChange Site-Directed Mutagenesis Kit (Stratagene)を用いて部位特異的変異導入を行い、下記表1に示す20種類の変異型HBsAg発現プラスミドを構築した。野生型HBsAg発現プラスミド及び変異型HBsAg発現プラスミドをEndoFree Plasmid Maxi Kit (QIAGEN)を用いて精製した。精製後の発現プラスミドをそれぞれPolyMagII (OZ Bioscience)を用いてサル腎臓由来のCOS7細胞に導入し、5% COインキュベーター中で24時間培養した。また、ネガティブコントロールとしてHBsAgをコードするDNAを組み込まずに、pcDNA3.1(+)のみを導入したCOS7細胞を作製し、同様に培養した。
Figure 0004948783
(3)HBsAgに反応する抗体の選択
(2)で調製したCOS7細胞を、Trypsin-EDTA溶液(Sigma社製)によりシャーレから剥がし、細胞をPBSで洗浄した。洗浄後の細胞を適量のPBS中に懸濁させ、細胞浮遊液を調製した。細胞浮遊液をスライドグラスに適量スポットし、風乾後アセトン(和光純薬工業社製)で固定した。アセトン固定後のスライドグラスに(1)で作製した、抗HBsモノクローナル抗体を含む約300クローンの培養上清をそれぞれ反応させた。各モノクローナル抗体の野生型HBsAg及び20種類の変異型HBsAgに対する反応性を、FITC標識抗マウスIg抗体を用いて蛍光顕微鏡観察により判定した。その結果、表2に示されるようにハイブリドーマHBs−1053(受領番号:FERM AP−20493)が産生する1053抗体及びハイブリドーマHBs−149(受領番号:FERM AP−20494)が産生する149抗体に広範な反応性が認められた。
Figure 0004948783
表2中の「+」は抗体が抗原を認識して結合したことを示し、「−」は抗体と抗原との反応が起こらなかったことを示す。
表2より、149抗体は表1に示す145位のアミノ酸変異を有する変異型HBsAgを除く全ての変異型HBsAg及び野生型HBsAgと結合した。また、1053抗体は表1に示す全ての変異型HBsAg及び野生型HBsAgと結合した。
(実験例2)
野生型HBsAg(サブタイプ:adr)の1位から196位のアミノ酸配列をコードするDNAを野生型HBsAgのDNAをテンプレートとしてPCR法を用いて調製し、真核細胞用発現ベクターpcDNA3.1(+)に組み込み、野生型HBsAg発現用プラスミドを作製した。このプラスミドをCOS7細胞に導入し、5%COインキュベーター内で24時間培養した。このCOS7細胞は197位以降のアミノ酸が欠失したHBsAg(以下、C末端欠失HBsAgとする)を発現することができる。
C末端欠失HBsAgに149抗体及び1053抗体が反応するか否かを実験例1と同様にして判定した。判定結果を下記表3に示す。
Figure 0004948783
表3より、149抗体及び1053抗体はC末端欠失HBsAgを認識できることが確認された。このことより、149抗体及び1053抗体のエピトープは、HBsAgの1〜196位の領域中に存在することが判明した。

Claims (4)

  1. 独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託された受領番号:FERM AP−20493のハイブリドーマ。
  2. 請求項1に記載のハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体。
  3. 独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託された受領番号:FERM AP−20494のハイブリドーマ。
  4. 請求項3に記載のハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体。
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