JP4948308B2 - 組込式加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は加熱調理器に関し、特に厨房家具等に組み込まれて使用される組込式加熱調理器に関するものである。
従来の組込式加熱調理器としては、例えば「32は上ユニットである。33はプレートで、フレーム34で固定されている。35は上ユニットの上本体ケースで、後部の両端には上吸気口36a、36b、中央には排気口37a、37bを有している。38a、38bは例えば遠心ファンからなる冷却ファンで、吸気口36a、36bの近傍に取りつけられている。39a、39bはファン仕切りで、吸気への排気の混入を抑制している。40a、40bは加熱コイルで、基板ベース41a、41bのボスに固定されている。42a、42bは第1の駆動回路で、加熱コイル40a、40bと電気的に接続している。第1の駆動回路42a、42bと加熱コイル40a、40bとで誘導加熱部43a、43bを構成している。44a、44bはコの字状の仕切りで、加熱コイル40a、40bと第1の駆動回路42a、42bとの間に設けられている。45a、45bは連通穴で、基板ベース41a、41bに設けられている。排気口37a、37bの近傍にはニクロムヒータを有するヒータ加熱部46を有している。ヒータ加熱部46の下には隙間をあけ駆動回路42a、42bの補助をする第2の駆動回路47が設けられている。48は下ユニットである。49は下ユニットの下本体ケースである。50はロースタ加熱部で、前面には扉51を有し、調理室52にはヒータ53を具備している。排気口37a、37bの中にはロースタ加熱部50の煙突54を取りつけている。55は遮熱カバーである。上ユニット32と遮熱カバー55との間には隙間56がある。57は操作部で、使用者側である下ユニット48の前部に取りつけられている。また、操作部57は誘導加熱部43a、43bやヒータ加熱部46、ロースタ加熱部50のスイッチ58とその表示部59を具備している。60は操作部57の後部に構成された空間部であり、上ユニット32と遮熱カバー55との隙間56と空間部60とは連通している。61は電源スイッチである。62は操作部57側の排気穴、63はロースタ加熱部50側の排気穴で、両排気穴62、63は上ユニットの上本体ケース35の底面に設けられている。64は吸排気グリルで、上ユニット32後部に取りつけられている。65は下ユニット48の前面上部に取りつけられているルーバである。66は上ユニット32と下ユニット48とからなる本体で、厨房家具67内に固定されている。」(例えば特許文献1参照)というものが提案されている。
特開2005−327739号公報(段落番号0015、図1〜6)
従来より、例えば厨房家具に加熱調理器を組込むにあたっては、加熱調理器を厨房家具の上面開口部から調理器収容部内に挿入し、トッププレートの周縁部を厨房家具の上面開口部の周縁に係止させ、保持する。このとき、加熱調理器の前面部は、厨房家具の前面開口部と対向し、加熱調理器の前面部側に設けられたグリル部の扉が開閉可能となる。しかしながら、厨房家具の製造上の寸法誤差や加熱調理器の製造上の寸法誤差等により、加熱調理器の前面部は厨房家具の前面部と同一平面上に配置されず、見栄えが悪くなるという問題点があった。特に、厨房家具上面と加熱調理器上面とを同一平面上に配置するために、上面開口部を段付き形状とし、この段付き部にトッププレートの周縁部を係止させる形状とした場合、上面開口部と加熱調理器とのクリアランスが小さくなるので、厨房家具前面部と加熱調理器前面部のズレはより顕著なものとなっていた。
本発明は上述のような課題を解消するためになされたものであり、加熱調理器を厨房家具等に組み込んだ際に、加熱調理器の前面部が厨房家具等の前面部とほぼ同一平面上に配置され、見栄えのよい加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、上面にトッププレートが設けられた上ケース内に、少なくとも加熱体及び冷却ファンが設けられた上ユニットと、下ケース内に、少なくとも前面側から開閉可能なグリル部が設けられた下ユニットとから構成された厨房家具に挿入して使用される組込式加熱調理器において、前記上ユニットと前記下ユニットが結合された状態で前記厨房家具の上部開口部から挿入され、該厨房家具に組み込まれるものであり、前記上ユニットと前記下ユニットとの左右位置を調整する左右位置調整機構、及び前記上ユニットと前記下ユニットとの前後位置を調整する前後位置調整機構のうち少なくとも一方を備え、前記厨房家具に挿入した後に、前記左右位置調整機構及び前記前後位置調整機構のうち少なくとも一方の調整部が前面側から調整可能であるものである。
本発明においては、左右位置調整機構及び前後位置調整機構のうち少なくとも一方を備えたので、加熱調理器を厨房家具等に組み込んだときに、加熱調理器の前面部と厨房家具等の前面部とをほぼ同一平面上に配置することができ、見栄えのよい加熱調理器を得ることができる。
実施形態
図1は、本発明の実施形態における加熱調理器3が厨房家具に組み込まれた状態の斜視図である。また、図2はこの加熱調理器3の分解斜視図である。以下、図1及び図2を用いて本実施形態に係る加熱調理器3について説明する。
一般家庭等で使用される厨房家具1には、上面開口部2aが設けられており、この上面開口部2aには、本実施形態に係る加熱調理器3が嵌め込まれている。また、加熱調理器3と上面開口部2aの内側との隙間はゴムシール材4で封止されている。
加熱調理器3は、上ユニット10及び下ユニット30から構成されている。上ユニット10は、略箱体形状に形成された上ケース11と、この上ケース11の上部に設けられた平板状のトッププレート12等から構成されている。トッププレート12は、例えば耐熱ガラスのような非磁性材である。トッププレート12の下面側、つまり上ケース11内には、略密着して渦巻状に巻かれた抵抗コイル13や、誘導コイル14(電磁誘導加熱コイル)等からなる複数の発熱体が配設されている。誘導コイル14の下部には、誘導コイル14を冷却するための冷却ファン15が設けられている。また、上ケース11の下面後方には、冷却ファン15が吸気するための吸気口16が設けられている。トッププレート12上面には、加熱部17を表示する略円形のサークルラインが各発熱体の位置に対応して印刷されており、鍋やフライパンなどの調理器を正確に発熱体上部に載置できるようになっている。
トッププレート12には、タイマー設定や抵抗コイル13及び誘導コイル14の加熱量などを操作する複数の操作ボタンを備えた操作表示部18が設けられている。この操作表示部18は抵抗コイル13及び誘導コイル14に対応して設けられている。また、操作表示部18の下方には、操作表示基板19が設けられており、操作表示部18の操作ボタンを介して操作表示基板19に指令が伝達されると、上ケース11内に設けられた制御基板20は操作内容に従って抵抗コイル13や誘導コイル14の加熱/停止などの出力制御を行う。この加熱出力の状況は、操作表示基板19後方に設けられた液晶部21によって表示される。
トッププレート12の後方には、排気口22及び固定金具用調整穴23が設けられている。排気口22はトッププレート12後部の略中央に設けられ、加熱調理器3内の加熱された空気や、グリル部32内で肉や魚などの被加熱物を加熱調理する際に発生する煙、蒸気、及び臭いなどを加熱調理器3の外部に排出できるようになっている。固定金具用調整穴23は排気口22の左右方向に設けられ、後述する背面側固定金具100を調整する際に、この固定金具用調整穴23から行うことで調整が容易となる。この排気口22及び固定金具用調整穴23を覆うように、上部には排気口カバーホルダー24が設けられおり、排気口22と対向する位置には排気口25が設けられている。この排気口25を覆うように、排気口カバーホルダー24には、排気口25と対向する範囲に多数の通風可能な小開口を有する、例えばパンチングメタル等の排気口カバー26が設けられている。
下ユニット30は略箱体形状に形成された下ケース31を有しており、その内部にはグリル部32が設けられると共に、前面部には前面操作部33が設けられている。グリル部32は、下ユニット30の略中央部、前面操作部33はグリル部32の左右に設けられている。この前面操作部33は、操作表示部18同様抵抗コイル13や誘導コイル14の加熱量等を操作できるようになっている。
グリル部32には、前方側(使用者)から出し入れ自在の引き出し34が設けられており、グリル部32の前面開口を閉塞自在に閉塞するドアと、被加熱物を載置するトレー等から構成されている。また、グリル部32後部には、断面が左右方向に長い略角筒状のグリル排気筒35が設けられており、グリル排気筒35の一端は前方のグリル部32に接続され、他端は排気口22に接続されて、グリル排気筒35と排気口22とを連通している。
次に、本発明の実施形態における上ユニット10及び下ユニット30の位置調整機構に関連する構造について説明する。
図3は、本発明の実施形態における加熱調理器3を前方右側から見た斜視図である。また、図4はこの加熱調理器3を後方右側から見た分解斜視図である。これら図3及び図4と図2を用いて、上ユニット10及び下ユニット30の位置調整機構に関連する構造について説明する。
上ケース11の両側部には、上ユニット10と下ユニット30とを結合する結合部材40が設けられている。下ケース31の上部(トッププレート12の下方)で上ケース11前面部の略中央には、上ユニット10に対する下ユニット30の左右方向の位置調整を行う左右位置調整機構50が設けられている。また、この左右位置調整機構50の左右側には、上ユニット10に対する下ユニット30の前後方向の位置調整を行う前後位置調整機構60が設けられている。この前後位置調整機構60は、上ユニット10に対する下ユニット30の前後方向の位置調整を行うと共に、左右それぞれの前後位置調整機構60の調整量を異ならせることによって、上ユニット10に対する下ユニット30の角度調整も可能となっている。
上ケース11の両側面部には、結合部材40の上方に、厨房家具1の上面開口部2aと上ユニット11との位置調整を行うセンター出し調整機構70,71が設けられている。また、厨房家具1と加熱調理器3を固定する前面側固定金具90と背面側固定金具100が、それぞれ上ケース11の前面部と、下ケース31の背面部に設けられている。
結合部材40は、上ケース11の両側面部にそれぞれ設けられており、例えばねじ固定されている。この結合部材40は前後方向に長い略直方体の形状をしており、下部には略L字形状に折り曲げ加工された係止部41が形成されている。下ケース31には、係止部41と整合する位置に長穴部42が形成されており、この長穴部42に係止部41を係止することで、上ユニット10と下ユニット30を結合している。また、左右位置調整機構50及び前後位置調整機構60によって上ユニット10に対する下ユニット30の位置調整を行う際には、係止部41と長穴部42の周縁部とが摺動することになる。
図5は、本発明の実施形態における左右位置調整機構50の正面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の左右位置が揃った状態の正面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が左方向にずれた状態の正面図である。また、図6はこの左右位置調整機構50の右側面図である。
左右位置調整機構50は、ラック51、ピニオンギヤ52、調整つまみ53及び保持部材54から構成されている。上面に歯が形成された左右方向に長い略角柱形状のラック51は、上ケース11の底部前方に設けられている。このラック51の上方には、ピニオンギヤ52が、互いの歯が噛み合うように配置されている。このピニオンギヤ52の略中央部の孔には、上ケース11に形成された長穴部55を介して調整つまみ53の軸部53aの一端が嵌合されている。調整つまみ53の軸部53aの他端、つまり上ユニット10の前方でトッププレートの12下方、かつ下ユニット30の上方には、本発明の左右位置調整機構の調整部に相当するつまみ部53bが設けられている。また、軸部53aの略中央部には鍔部53cが2箇所設けられている。
保持部材54は下ケース31の上部前方の略中央部に設けられている。この保持部材54には、保持孔54aが形成されており、調整つまみ53に設けられた2箇所の鍔部53c間の軸部53aがこの保持孔54aに挿入されることにより、保持部材54は調整つまみ53を保持する。例えば、つまみ部53bを正面から見て反時計回りに回すと、ラック51とピニオンギヤ52の噛み合いによって、図5(b)に示すように下ユニット30は上ユニット10に対して左側に移動する。長穴部55の左右方向長さは、上ユニット10と下ユニット30の左右位置を調整する際に、上ケース11と調整つまみ53との干渉を防止するような寸法となっている。
なお、前後位置調整機構60により上ユニット10と下ユニット30との前後位置を調整した場合、ピニオンギヤ52はラック51上を前後方向に移動する。また、前後位置調整機構により上ユニット10と下ユニット30との角度を調整した場合、ラック51とピニオンギヤ52の噛み合いガタ、及び調整つまみ53の軸部53aと保持部材54の保持孔54aのクリアランスにより、左右位置調整機構50内の拗れを防止している。
図7は、本発明の実施形態における前後位置調整機構60の右側面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の前後位置が揃った状態の右側面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が、ストロークBだけ前方にずれた状態の右側面図である。前後位置調整機構60は、ナット61、調整つまみ62及び保持部材63から構成されている。ナット61は、上ケース11の前面部内側に例えば溶接等で固定されている。このナット61には、上ケース11に形成された孔を介して、調整つまみ62の軸部62aの一端に形成された雄ねじ部62bが螺合されている。調整つまみ62の軸部62aの他端、つまり上ユニット10の前方でトッププレートの12下方、かつ下ユニット30の上方には、本発明の前後位置調整機構の調整部に相当するつまみ部62cが設けられている。また、軸部62aの略中央部には鍔部62dが2箇所設けられている。
保持部材63は下ケース31の上部前方で、左右位置調整機構50の保持部材54の左右側に設けられている。この保持部材63には、保持孔63aが形成されており、調整つまみ62に設けられた2箇所の鍔部62c間の軸部62aがこの保持孔63aに挿入されることにより、保持部材63は調整つまみ62を保持する。例えば、つまみ部62cを正面から見て時計回りに回すと、ナット61の雌ねじ部と調整つまみ62の雄ねじ部62bとの噛み合いによって、図7(b)に示すように下ユニット30は上ユニット10に対して前方に移動する。
なお、左右位置調整機構50により上ユニット10と下ユニット30との左右位置を調整した場合や、前後位置調整機構により上ユニット10と下ユニット30との角度を調整した場合、調整つまみ62の軸部62aと保持部材63の保持孔63aのクリアランスにより、前後位置調整機構60内の拗れを防止している。
また、本実施形態においては、左右位置調整機構50と前後位置調整機構60の識別が可能なように、つまみ部53bとつまみ部62cには刻印が打たれている。なお、左右位置調整機構50と前後位置調整機構の識別が可能であれば、つまみ部53bとつまみ部62cのそれぞれを異なる材質で製作してもよいし、異なる形状としてもよい。
図8は、本発明の実施形態におけるグリル排気筒35の右側面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の前後位置が揃った状態の右側面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が前方にずれた状態の右側面図である。ここで、本実施形態のようにユニット10に対する下ユニット30の位置を調整可能にすると、グリル部32と排気口22とを連通しているグリル排気筒35へかかる負荷が問題となる。本実施形態は、図8に示す構成をとることによってこの問題を解決している。
グリル排気筒35は、グリル排気筒垂直部35a及びグリル排気筒水平部35bから構成されている。グリル排気筒垂直部35aは断面が左右方向に長い略角筒状をしている。グリル排気筒垂直部35aは上下方向に配置されており、上端部は、トッププレート12に形成された左右方向に長い長穴形状のグリル排気筒取付穴35dを介して、排気口22にねじ固定されている。また、グリル排気筒垂直部35aの下端は、前方へ略L字形状に折り曲げられ、挿入部35cが形成されている。グリル排気筒水平部35bもまた、断面が左右方向に長い略角筒状をしており、前後方向に配置されている。グリル排気筒水平部35bの前端はグリル部32に接続され、後端は挿入部35cに挿入されている。
前後位置調整機構60により、上ユニット10に対する下ユニット30の前後方向の位置調整が行われた場合、図8(b)に示すように、グリル排気筒垂直部35aの挿入部35c内をグリル排気筒水平部35bの後端が移動し、グリル排気筒35にかかる負荷を防止している。左右位置調整機構50により、上ユニット10に対する下ユニット30の左右方向の位置調整が行われた場合、グリル排気筒取付穴35dが左右方向に長い長穴形状となっているので、固定用ねじとグリル排気筒取付穴35dのクリアランスにより、グリル排気筒35にかかる負荷を防止することができる。また、前後位置調整機構60により、上ユニット10に対する下ユニット30の角度調整が行われた場合も、挿入部35c内でのグリル排気筒水平部35b後端の移動、または固定用ねじとグリル排気筒取付穴35dのクリアランスにより、グリル排気筒35にかかる負荷を防止することができる。
図9は、本発明の実施形態におけるセンター出し調整機構70,71の上面図である。また、図10は、図9のP部拡大図であり、(a)はセンター出し用レバー74の突出量が最小の状態におけるP部拡大図、(b)はセンター出し用レバー74の突出量が増大した状態における状態のP部拡大図である。センター出し調整機構70は、上ケース11の右側部であって結合部材40の上方に設けられており、支柱72、センター出し用レバー74、センター出し調整部材76、センター出し調整ねじ78及びバネ80から構成されている。また、センター出し調整機構71は、上ケース11の左側部であって結合部材40の上方に設けられており、支柱73、センター出し用レバー75、センター出し調整部材77、センター出し調整ねじ79及びバネ81から構成されている。センター出し調整機構70とセンター出し調整機構71とは左右対称形状となっており、以下センター出し調整機構70について説明する。
支柱72は、上ケースの底部の右側前方及び右側後方に立設されており、この前後2つの支柱72には、それぞれセンター出し用レバー74が設けられている。センター出し用レバー74は、略平板形状で支柱72が挿入される穴部74aが形成されており、穴部74aに挿入された支柱72によって回動自在に支持され、上ケース11の右側面部に形成された開口部74bから突出している。センター出し用レバー74は、図10(a)に示すように、センター出し用レバー74が例えば前方約45度に傾いている状態において、突出側端部が上ケース11の右側面部と平行になるように形成されており、このときの突出量は最小のAとなっている。また、センター出し用レバー74の突出側でないほうの端部は、この端部がセンター出し用レバー74の回動する際に周辺部材等と干渉することを防止するため、上面からみて略円形状となっている。
センター出し調整部材76は、上ケース11の前面部と対向した調整部材前面部76a、この調整部材前面部76aの右側端部から立設され上ケース11の右側面部と対向した調整部材側面部76b、及び調整部材前面部76aの左側端部から立設され上ケース11の前面部に形成された開口部に係止される調整部材係止部76cから構成されている。調整部材側面部76bには、前後それぞれのセンター出し用レバー74に対応した位置に前後方向に長い略長方形状の開口部76dが形成されており、この開口部76dにセンター出し用レバー74が貫通されている。調整部材前面部76aには略中央部に穴部76eが形成されており、この穴部76eを介して、センター出し調整ねじ78は上ケース11の前面部に形成された雌ねじ部に螺合されている。センター出し調整部材76は、上ケース11の前面部と調整部材前面部76aとの間でセンター出し調整ねじ79が挿通されて設けられたバネ80によって、センター出し調整ねじ79の頭部に押止されている。このバネ80が、本発明の押止部材に相当する。
例えば、センター出し調整ねじ79を正面から見て時計回りに回すと、センター出し調整ねじ79と上ケース11前面部に形成された雌ねじ部との噛み合いによって、センター出し調整部材76は後方へ移動する。このとき、開口部76dに貫通されたセンター出し用レバー74の前面側の端面が開口部76dの周縁部に押され、図10(b)に示すように吐出量がA+αに増大する。
図11は、本発明の実施形態における前面側固定金具90及び背面側固定金具100の右側面模式図である。図12は、この前面側固定金具90の斜視図である。また、図13はこの前面側固定金具90の右側面図であり、(a)は固定金具91が下がった状態の右側面図、(b)は固定金具91が上がった状態の右側面図である。
前面側固定金具90は、上ケース前面部の左右にそれぞれ設けられており、固定金具91、押圧金具92、操作ねじ93、支持部材94及び保持部材95等から構成されている。固定金具91は、支持腕91aと、所定のすき間を隔てて支持腕91aから垂下した略L字形状である一対の固定部91b,91cとからなっている。なお、この固定部91b,91c間のすき間は、後述の操作ねじ93の頭部の径より若干大きく形成されている。
押圧金具92は、本体部92aとその両端部が前側に折曲げられて腕部が形成された略コの字形状の押圧金具で、本体部92aの中央部には貫通穴92bが形成されている。操作ねじ93は、頭部93aと頭部93aに引続いて設けられた大径部93bと、この大径部93bより小径のねじ部93cとからなっている。この操作ねじ93は、ねじ部93cを押圧金具92の前面側から貫通穴92bに挿通して大径部93bを貫通穴92b内に位置させ、ねじ部93cに大径部93bに当接するまでナット96を螺入してナット96を操作ねじ93に固定し、押圧金具92が回転はするが大径部93bから抜け出さないように規制している。
支持部材94は、取付部94aの両側にコ字状の軸受部94bが設けられた固定金具91の支持部材で、固定金具91の支持腕91aの両端部が軸受部94bに挿入しうる長さに形成され、取付部94aが上ケース11の前面に固定されている。この支持部材94の軸受部94bは、固定金具91の支持腕91aの両端部が回動しうる大きさに形成している。保持部材95は凸字形状であり、上ケース11の前面部に形成された開口部97を覆うように、上ケース11の前面裏側に固定されている。保持部材95の略中央部には貫通穴95aが形成されており、この貫通穴95aの背面側には、操作ねじ93のねじ部93cが螺合されるナット98が固定されている。
例えば、操作ねじ93を正面から見て反時計回りに回すと、操作ねじ93のねじ部93cとナット98との噛み合いによって、押圧金具92は前方へ移動し、固定金具91の固定部91b,91cを前方へ押す。そして、図13(b)の矢印に示すように、固定金具91は支持腕91aを中心に回動されて、固定部91b,91cの先端が押し上げられる。
図11に示すように、背面側固定金具100は、下ケース31背面部上方の左右であって、排気口22と対向しない位置にそれぞれ設けられており、支持部材101、固定部材102、操作ねじ103及びバネ104等から構成されている。支持部材101は、略水平に配置された固定部101aと、固定部101aの一端から上方に立設された支持部101bとからなる断面略L字形状の支持部材である。この支持部材101は、固定部101aの支持部101bが立設された端部とは反対側の端部が、下ケース31の背面部上方に固定されている。また、固定部101aの略中央部には後述する操作ねじ103が螺合される雌ねじ部101cが形成されている。なお、この雌ねじ部101cのかわりにナットを溶接してもよい。
支持部材101の支持部101bの上端側には、固定部材102が配置されている。固定部材102は断面略直方体の形状をしており、固定部材102の下面の前後方向略中央部に、支持部材101の支持部101bの上端が当接されている。また、固定部材102の前方側には、操作ねじ103が挿通される貫通穴102aが形成されている。この貫通穴102aの径は、操作ねじ103の頭部の径よりも若干小さい径となっている。操作ねじ103は、固定部材102の貫通穴102aに挿通され、支持部材101の固定部101aに形成された雌ねじ部101cに螺合されている。また、支持部材101の固定部101aと固定部材102との間には、操作ねじ103が挿通されたバネ104が設けらており、このバネ104によって、固定部材102は操作ねじ103の頭部に押止されている。
例えば、操作ねじ103を上面から見て時計回りに回すと、操作ねじ103のねじ部と支持部材101の固定部101aに形成された雌ねじ部101cとの噛み合いによって、固定部材102は支持部101bの上端を中心に回動されて、固定部材102の後部側先端が押し上げられる。
続いて、本実施形態における加熱調理器3の厨房家具1への組み込み調整手順について説明する。厨房家具1の上面開口部2aから加熱調理器3を挿入した後、図9に示すように、センター出し調整機構70,71のセンター出し調整ねじ78,79を回動してセンター出し用レバー74,75の突出量を調整し、厨房家具1の上面開口部2aと加熱調理器3との左右位置を合わせる。その後、図11に示すように、前面側固定金具90の操作ねじ93を回動し、固定金具91とトッププレート12によって厨房家具1の天板を挟み込み、加熱調理器3の上ユニット10を厨房家具1に固定する。
このとき、加熱調理器3の前面部は、厨房家具の前面開口部2bと対向し、下ユニット30の前面部側に設けられたグリル部32の引き出し34が開閉可能な状態となる。しかしながら、厨房家具1の製造上の寸法誤差や加熱調理器3の製造上の寸法誤差等により、下ユニット30の前面は厨房家具1の前面と同一平面上に配置されておらず、また左右方向の中心位置が一致せずに見栄えが悪い状態となっている。したがって、図3,図5〜8に示した左右位置調整機構50及び前後位置調整機構60の調整つまみ53及び調整つまみ62を回動して、下ユニット30の左右位置、前後位置及び角度を調整し、下ユニット30の前面部が厨房家具1の前面部と同一平面上になるように、及び左右方向の中心位置が一致するように調整する。
下ユニット30の位置調整終了後、図11に示すように、背面側固定金具100の操作ねじ103を回動し、固定部材102とトッププレート12によって厨房家具1の天板を挟み込み、加熱調理器3を厨房家具1に固定する。このとき、トッププレート12の後部に設けられた固定金具用調整穴23から工具や手などを挿入して背面側固定金具100の操作ねじ103を回動することができるので、作業が容易となる。その後、図3に示すように、グリル排気筒垂直部35aの上端部を排気口22と接続し、上部から排気口カバーホルダー24及び排気口カバー26を順次取り付ける。
最後に、図14に示す前面カバー36を下ユニット30の前面操作部に取り付け、下ユニット30と厨房家具1の前面開口部2bとの間に形成された左右方向隙間を隠蔽する。なお、本実施形態では、厨房家具1と加熱調理器3との上下方向の寸法誤差は少ないため、下ユニット30の上下部に前面カバー36のような下ユニット30と厨房家具1の前面開口部2bとの間に形成された隙間を隠蔽するカバーを設けなかったが、もちろん設けてもよい。
このように構成された組込式の加熱調理器においては、上ユニット10と下ユニット30との左右位置、前後位置及び角度を調整可能な左右位置調整機構50及び前後位置調整機構60を備えたので、加熱調理器3を厨房家具1に組み込んだときに、加熱調理器3の下ユニット30の前面と厨房家具1の前面とをほぼ同一平面上に配置することができ、見栄えのよい加熱調理器を得ることができる。
上ユニット10と下ユニット30とを結合する結合部材40を上ケース11の両側部に設け、下ユニット30の位置調整の際に結合部材40の係止部41と下ケース31の長穴部42とを摺動可能としたので、リニアガイド等の高価な摺動機構を必要とせず、製造コストを低減できる。
左右位置調整機構50及び前後位置調整機構60のつまみ部53b及びつまみ部62cを、上ユニット10の前方でトッププレートの12下方、かつ下ユニット30の上方に設けたので、加熱調理器3の前面側から上ユニット10と下ユニット30との位置調整が容易となる。また、つまみ部53bとつまみ部62cには刻印が打たれているので、左右位置調整機構50と前後位置調整機構60の識別が可能となり間違いを防止できる。
グリル排気筒35をグリル排気筒垂直部35a及びグリル排気筒水平部35bで構成し、グリル排気筒水平部35bの後端がグリル排気筒垂直部35aの挿入部35c内を移動可能としたので、下ユニット30の位置調整がおこなわれてもグリル排気筒35へ負荷がかかることを防止できる。
上ケース11の両側部にセンター出し調整機構70,71を設けたので、厨房家具1の上面開口部2aと加熱調理器3との左右方向の中心を合わせることができ、見栄えのよい加熱調理器を得ることができる。
前面側固定金具90を上ケース前部の左右にそれぞれ設けたので、下ユニット30の位置を調整中に上ユニット10が動いてしまい再調整することを防止できる。
従来は、排気口22から背面側固定金具100を操作できるように、背面側固定金具100は下ユニット背面部であって排気口22の下方に設けられていた。このため、背面側固定金具100が排気抵抗となっていた。しかし、本実施形態では背面側固定金具100を下ケース31背面部上方の左右であって、排気口22と対向しない位置にそれぞれ設けたので、排気抵抗を低減することができる。
また、トッププレート12の後方であって排気口22の左右に固定金具用調整穴23を設けたので、固定金具用調整穴23から工具や手などを挿入して背面側固定金具100を調整でき、厨房家具1への加熱調理器3の固定が容易となる。また、厨房家具1に背面側固定金具100で加熱調理器3を固定した後に排気口カバーホルダー24及び排気口カバー26を排気口22及び固定金具用調整穴23の上部に取り付ける構造としたので、固定金具用調整穴23を隠蔽することができる。また、このような構成にすることにより、排気口カバーホルダー24の上面はトッププレート12の上面よりも上側に位置することとなるので、被調理物が吹きこぼし等によって加熱調理器3の内部に浸入することを防止できる。
本発明の実施形態における加熱調理器3が厨房家具に組み込まれた状態の斜視図である。 本発明の実施形態における加熱調理器3の分解斜視図である。 本発明の実施形態における加熱調理器3を前方右側から見た斜視図である。 本発明の実施形態における加熱調理器3を後方右側から見た斜視図である。 本発明の実施形態における左右位置調整機構50の正面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の左右位置が揃った状態の正面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が左方向にずれた状態の正面図である。 本発明の実施形態における左右位置調整機構50の右側面図である。 本発明の実施形態における前後位置調整機構60の右側面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の前後位置が揃った状態の右側面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が前方にずれた状態の右側面図である。 本発明の実施形態におけるグリル排気筒35の右側面図であり、(a)は上ユニット10と下ユニット30の前後位置が揃った状態の右側面図、(b)は上ユニット10に対して下ユニット30が前方にずれた状態の右側面図である。 本発明の実施形態におけるセンター出し調整機構70の上面図である。 図9のP部拡大図であり、(a)はセンター出し用レバー74の突出量が最小の状態におけるP部拡大図、(b)はセンター出し用レバー74の突出量が増大した状態における状態のP部拡大図である。 本発明の実施形態における前面側固定金具90及び背面側固定金具100の右側面模式図である。 本発明の実施形態における前面側固定金具90の斜視図である。 本発明の実施形態における前面側固定金具90の右側面図であり、(a)は固定金具91が下がった状態の右側面図、(b)は固定金具91が上がった状態の右側面図である。 本発明の実施形態における前面カバー36を示す斜視図である。
符号の説明
1 厨房家具、2a 上面開口部、2b 前面開口部、3 加熱調理器、4 ゴムシール材、10 上ユニット、11 上ケース、12 トッププレート、13 抵抗コイル、14 誘導コイル、15 冷却ファン、16 吸気口、17 加熱部、18 操作表示部、19 操作表示基板、20 制御基板、21 液晶部、22 排気口、23 固定金具用調整穴、24 排気口カバーホルダー、25 排気口、26 排気口カバー、30 下ユニット、31 下ケース、32 グリル部、33 前面操作部、34 引き出し、35 グリル排気筒、35a グリル排気筒垂直部、35b グリル排気筒水平部、35c 挿入部、35d グリル排気筒取付穴、36 前面カバー、40 結合部材、41 係止部、42 長穴部、50 左右位置調整機構、51 ラック、52 ピニオンギヤ、53 調整つまみ、53a 軸部、53b つまみ部、53c 鍔部、54 保持部材、54a 保持孔、55 長穴部、60 前後位置調整機構、61 ナット、62 調整つまみ、62a 軸部、62b 雄ねじ部、62c つまみ部、62d 鍔部、63 保持部材、63a 保持孔、70,71 センター出し調整機構、72,73 支柱、74,75 センター出し用レバー、74a,75a 穴部、74b,75b 開口部、76,77 センター出し調整部材、76a,77a 調整部材前面部、76b,77b 調整部材側面部、76c,77c 調整部材係止部、76d,77d 開口部、76e,77e 穴部、78,79 センター出し調整ねじ、80,81 バネ、90 前面側固定金具、91 固定金具、91a 支持腕、91b,91c 固定部、92 押圧金具、92a 本体部、92b 貫通穴、93 操作ねじ、93a 頭部、93b 大径部、93c ねじ部、94 支持部材、94a 取付部、94b 軸受部、95 保持部材、96 ナット、97 開口部、98 ナット、100 背面側固定金具、101 支持部材、101a 固定部、101b 支持部、101c 雌ねじ部、102 固定部材、102a 貫通穴、103 操作ねじ、104 バネ。

Claims (13)

  1. 上面にトッププレートが設けられた上ケース内に、少なくとも加熱体及び冷却ファンが設けられた上ユニットと、
    下ケース内に、少なくとも前面側から開閉可能なグリル部が設けられた下ユニットと、
    から構成された厨房家具に挿入して使用される組込式加熱調理器において、
    前記上ユニットと前記下ユニットが結合された状態で前記厨房家具の上部開口部から挿入され、該厨房家具に組み込まれるものであり、
    前記上ユニットと前記下ユニットとの左右位置を調整する左右位置調整機構、及び前記上ユニットと前記下ユニットとの前後位置を調整する前後位置調整機構のうち少なくとも一方を備え
    前記厨房家具に挿入した後に、前記左右位置調整機構及び前記前後位置調整機構のうち少なくとも一方の調整部が前面側から調整可能であることを特徴とする組込式加熱調理器。
  2. 前記前後位置調整機構を左右に一対設け、
    該前後位置調整機構のそれぞれによって前記上ユニットまたは前記下ユニットを位置調整し、
    前記上ユニットの前面部と前記下ユニットの前面部との相対角度を調整することを特徴とする請求項1に記載の組込式加熱調理器。
  3. 前記左右位置調整機構は、
    ラックアンドピニオン機構からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組込式加熱調理器。
  4. 前記前後位置調整機構は、
    前記上ユニットまたは前記下ユニットの一方に設けられたナットと、
    該ナットに螺合された調整ボルトと、
    前記上ユニットまたは前記下ユニットの他方に設けられ、前記調整ボルトを保持する保持部材とからなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  5. 前記上ユニットは両側面部に結合部材を備え、
    該結合部材の下部にはL字形状に形成された係止部が設けられ、
    前記下ユニット両側面には前記係止部と整合する位置に長穴部が形成され、
    前記長穴部に前記係止部を係止し、
    前記左右位置調整機構及び前記前後位置調整機構のうち少なくとも一方により、前記上ユニットと前記下ユニットとの位置を調整する際に、
    前記係止部と前記長穴部の周縁部とが摺動自在になることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  6. 前記左右位置調整機構及び前記前後位置調整機構の双方を備え、
    前記左右位置調整機構の調整部と前記前後位置調整機構の調整部とは識別可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  7. 前記左右位置調整機構の調整部と前記前後位置調整機構の調整部とは、材質若しくは形状を異にし、または両者を識別するため刻印が付されていることを特徴とする請求項に記載の組込式加熱調理器。
  8. 前記トッププレートの後方に形成された排気口と前記グリル部とを連通接続するグリル排気筒が設けられ、
    該グリル排気筒は前記排気口に接続された第1のダクト、及び前記グリル部と接続された第2のダクトからなり、
    前記第1のダクトと前記第2のダクトは、いずれか一方に他方が水平方向に挿入された挿入部を有することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  9. 前記上ユニット両側面部に、
    厨房家具の天板に形成された加熱調理器組み込み用の上面開口部と、前記組込式加熱調理器との左右位置の位置調整が可能なセンター出し調整機構を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  10. 前記センター出し調整機構は、
    支柱に回動自在に設けられ、回動角度に応じて前記上ユニット側面部からの突出量が変化するセンター出し用レバーと、
    前記上ユニットの前面部と対向し貫通穴が形成された調整部材前面部、及び前記上ユニットの側面部と対向し前記センター出し用レバーが挿入される開口部が形成された調整部材側面部からなるセンター出し調整部材と、
    前記穴部を介して前記上ユニット前面部に形成された雌ねじ部に螺合されたセンター出し調整ねじと、
    前記センター出し調整部材が前記センター出し調整ねじと供動可能となるように、前記センター出し調整部材を前記センター出し調整ねじに押止する押止部材と、
    からなることを特徴とする請求項に記載の組込式加熱調理器。
  11. 前記厨房家具の天板と前記上ユニットを固定する前面側固定金具を、
    前記上ユニットの前面部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  12. 前記厨房家具の天板と前記組込式加熱調理器を固定する背面側固定金具を、
    前記下ユニットの背面部であって、前記排気口と対向しない位置に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の組込式加熱調理器。
  13. 前記トッププレートの前記背面側固定金具と整合する位置に固定金具調整穴を設け、
    前記組込式加熱調理器を前記厨房家具に組み込み後、前記排気口及び前記固定金具調整穴を覆う排気口カバーホルダーを取り付ける構造であることを特徴とする請求項12に記載の組込式加熱調理器。
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