JP4946645B2 - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置及び電子機器に関するものである。
視差バリア部を液晶表示部の前面に配置して立体映像を表示する表示装置が開発されている。一般的には、図9に示すように、液晶表示部202の前方に視差バリア部204が配置され、視差バリア部204を通して右眼MR用の画像Rが表示されている画素と左眼ML用の画像Lが表示されている画素を見ることにより、立体映像が認識される。液晶表示部202を照明するためにバックライト206が液晶表示部202の背面に配置されている。又、液晶表示部を前面から照明する表示装置も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、携帯機器では、表示装置の消費電力を抑えてバッテリーの使用時間を長くするために、バックライトを必要としない反射型液晶表示部が用いられることがある。
例えば、反射型液晶表示部に視差バリア部を組み合わせて立体映像の表示を行う表示装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。図10に反射型液晶表示部302と視差バリア部304とを電子機器の筐体に組み込んだ状態での断面図を示す。ここで開示されている表示装置300では、反射型液晶表示部302を照明する光線は、視差バリア部304の開口部を通過してくる外部からの光線Gである。
特開平6−289391号公報 特開平11−295656号公報
しかしながら、図10に示すように、反射型液晶表示部302を照明する光線は、視差バリア部304の開口部を通過してくる外部からの光線Gだけである。つまり、視差バリア部304の開口部の面積は限られているため、反射型液晶表示部302を照明する光線は少なくなり、明るい立体映像を表示することが困難である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明に係る表示装置は、表示画面の後方に反射部材を配設する反射型表示部と、表示画面の前方に配設され、光線を伝播し、該光線を反射型表示部に射出する側の射出側面に、該射出側面と略平行な面と略垂直な面とによって凹凸部が形成された導光板と、導光板の射出側面に垂直な少なくとも一つの端面に配設された光源と、を有し、反射型表示部を照明する照明部と、表示画面に表示された画像を左眼用の画像と右眼用の画像とに分離する視差バリア部と、を有し、視差バリア部は、導光板の射出側面の凹部に配設される
このような表示装置によれば、反射型表示部を照明する光線に、視差バリア部を通過してくる光線に加えて、照明部により反射型表示部を照明する光線を用いることができるので、表示画面が明るくなり、明るい立体映像を表示することができるまた、反射型表示部と導光板との間の距離の自由度が増し、構造設計が容易になる。
記表示装置は、光源は、導光板の端面に光学的に接続された集光体であり、集光体の少なくとも一部は、表示装置の筐体の表面に露出しているとしてもよい
このような表示装置によれば、集光体により外部からの光線を取り入れ反射型表示部を照明するので、省電力化が図れる。
また、上記表示装置を有する電子機器を提供することができる
このような電子機器によれば、反射型表示部を照明する光線に、視差バリア部を通過してくる光線に加えて、照明部により反射型表示部を照明する光線を用いることができるので、表示画面が明るくなり、明るい立体映像を表示することができる
実施形態について図面を参照して以下に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、本発明に係る表示装置を立体表示装置に適用した例である。
図1は、本実施形態に係る立体表示装置2の概略構成を示す断面図である。本実施形態に係る立体表示装置2は、反射型表示部としての反射型液晶表示部14と、その反射型液晶表示部14の前方(観察者M側)に配置された照明部16と、その照明部16の反射型液晶表示部14と反対側(観察者M側)に配置された視差バリア部18と、を備える。
反射型液晶表示部14は、マトリクス状に複数の画素L(R)を有する表示画面22と、その表示画面22の後方に配置する反射部材24と、を備える。
照明部16は、表示画面22の前方から反射型液晶表示部14を照明する。照明部16は導光板26と、光源としての発光ダイオード28と、を備える。
導光板26は、反射型液晶表示部14と視差バリア部18との間に配置される。又、導光板26は光線Sを伝播する。更に、導光板26は、反射型液晶表示部14に光線Sを射出する射出側面30を有し、その光線Sで反射型液晶表示部14を照明する。
射出側面30は、射出側面30と略平行な面と略垂直な面とにより形成された断面形状が略矩形な複数の凸部30aを備える。凸部30aは、反射型液晶表示部14から見ると平面が並んでいるように見え、反射型液晶表示部14で反射した光線の進行方向を不要な方向へ曲げることが少なく、画像の歪みが少ない。
導光板26は、反射型液晶表示部14に光線Sを射出すると共に、反射部材24によって反射した反射光線をほとんど分散することなく、透過する機能を備える。これは外部からの光線Gが充分にあるときには発光ダイオード28を消灯して使用した場合、導光板26は、単なる透明板として作用して視認性を落とさず、表示品質に影響を与えないことに有効である。
又、外部からの光線Gが充分でない暗い所では点灯して使用した場合、反射型液晶表示部14を照明し、反射部材24による反射光線は、導光板26が前述の消灯時と同様に単なる透明板として機能してそのまま透過するため高い視認性を保持するために有効である。
更に、導光板26からの光線G(S)が1回反射型液晶表示部14を透過したのち、反射部材24によって反射してもう1回透過するため、よりコントラストが高くなることにより高い視認性を得るために有効である。
導光板26は、例えば屈折率1.4以上の透明材料で形成される。導光板26を形成する透明材料としてはアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の透明樹脂、ガラス等の無機透明材料、又はそれらの複合体が用いられ、射出成形、光硬化樹脂、エッチング、透明樹脂、又はガラス平板上にフィルムを接合する等の方法によって形成される。
導光板26の両端面には、白色で発光する発光ダイオード28が配置される。尚、発光ダイオード28を導光板26の両端面に配置したがこれに限定する必要はなく、発光ダイオード28の光量が確保できるのであれば、導光板26のどちらか一方の端面のみに配置してもよい。又、白色で発光する発光ダイオード28を用いたがこれに限定する必要はなく、必要に応じて発光ダイオード28の発光色は決定されればよい。
発光ダイオード28で発光した光線Sは、導光板26の端面から導光板26に導入され、導光板26内を伝播して導光板26の凸部30aの側面から反射型液晶表示部14へ射出される。導光板26の視差バリア部18側の面は、平面なので導光板26内を伝播する光線Sは全反射される。導光板26の凸部30aの側面から反射型液晶表示部14へ射出した光線Sは、反射型液晶表示部14を照明し、反射型液晶表示部14の反射部材24で反射した反射光線は、視差バリア部18を通して観察者Mへ到達し、立体映像として認識される。
尚、外部からの光線Gだけで立体映像を認識できる場合は、発光ダイオード28を消灯しておけばよいので、消費電力を抑制できる。周囲が暗い夜間など必要な場合だけに発光ダイオード28を点灯することも可能である。又、周囲の照度を検出するセンサを用いて、周囲が暗くなったら発光ダイオード28を点灯させてもよい。携帯用電算機端末のような用途において、省電力のため明るいところでは照明を消して使用しても表示品質を落とさず、点灯時でも高コントラストを維持できる。
発光ダイオード28からの光線Sは、導光板26の端面から入射したのち、導光板26の中で全反射を繰り返し凸部30aの側面からのみ射出するため導光板26の射出側面30からの射出を多くし、反射型液晶表示部14を照明することができる。導光板26の端面から入射した光線Sは、導光板26の長辺方向の軸に対し、屈折により45度以下の光軸を持つため、凸部30aの側面に照射されるためには凸部30aの幅に対してそれ以上の高さを必要とする。それ以下の場合、光線Sは導光板26の上面に射出し、大きく視認性を低下させる。しかし一対一を大きく超えた場合には光学的に無意味であるばかりでなく、製造が困難になるという問題が生じる。以上により、凸部30aは幅と高さの比がちょうど一対一程度であることが望ましい。
例えば、凸部30aの幅、高さといった大きさは、可視光の波長がおよそ380nm〜700nm程度であることから、回折による干渉により分光の縞模様が発生しないために5μm程度以上は必要である。製造上の利便性から凸部30aの大きさは、およそ10μm以上50μm以下が望ましい。
又、導光板26の凸部30aの密度を加減することにより、照射輝度の均一性を高めることができる。実際には発光ダイオード28の近傍では、凸部30aを疎らに配置し、離れるに従い連続的に密に配置していく。この場合、凸部30aの大きさを一定にして密度を可変する方法、密度を一定にして大きさを可変する方法、両方を可変する方法等が取られる。
視差バリア部18は、表示画面22に表示された画像を左眼用の画像と右眼用の画像とに分離する。視差バリア部18は、立体表示装置2の観察者M側に所定の距離を隔てて配置される。視差バリア部18は、透明なバリア基板34の表面に光線Gを吸収する黒色樹脂、或いは薄膜がスリット状にパターニングされており、その開口部18aを通して反射型液晶表示部14の左眼用及び右眼用の画素L、Rからの光線L1、R1を観察できる。視差バリア部18は、光線L1(R1)を透過する透過領域18a(開口部18a)と、光線L1(R1)を遮光する非透過領域18bとが水平方向において、交互にスリット状に形成される。
このような構成の立体表示装置2の動作について、以下に説明する。
反射型液晶表示部14を照明する光線は、視差バリア部18の透過領域18aを通過してくる外部からの光線Gに加えて、発光ダイオード28から導光板26を経て反射型液晶表示部14を照明する光線Sを用いる。
発光ダイオード28から発光された光線Sは、導光板26の端面から導光板26に導入され、導光板26内を伝播して導光板26の凸部30aの側面から反射型液晶表示部14へ射出される。
反射型液晶表示部14へ射出された光線Sは、反射型液晶表示部14を透過し、反射部材24で反射される。反射部材24で反射された反射光線は、再び反射型液晶表示部14を透過し、視差バリア部18に射出される。例えば、反射型液晶表示部14の左眼用の画素Lから射出された光線L1のうち観察者Mの左眼MLに向かう光線L1は、視差バリア部18の透過領域18aを通過して左眼MLに達し、右眼MRに向かう光線L1は、非透過領域18bにより遮光される。又、右眼用の画素Rについても同様である。
従って、観察者の左眼MLに入射する左眼用の画素Lからの光線L1の光量が増加し、又同様に観察者の右眼MRに入射する右眼用の画素Rからの光線R1の光量も増加して、表示画面が明るくなる。
尚、左眼用の画素Lからの光線L1と、右眼用の画素Rからの光線R1との間には、人間が両眼視差により立体知覚を行うことができるだけの視差情報があるため、観察者Mは、立体映像を観賞することができる。
本実施形態によれば、反射型液晶表示部14を照明する光線に、視差バリア部18の透過領域18aを通過してくる光線Gに加えて、発光ダイオード28から導光板26を経て反射型液晶表示部14を照明する視差バリア部18の透過領域18aを通過しない光線Sを用いることができるので、表示画面22が明るくなり、観察者Mは明るい立体映像を観察することができる。
又、視差バリア部18の非透過領域18bの観察者M側に黒色塗料を塗布しているため、視差バリア部18の観察者M側における外部からの光線Gの反射量が低減されて、表示画面22の映り込みが抑制される。
更に、暗いところでも使用でき、使用できる環境範囲が広がる。又、省電力のため明るいところでは照明を消して使用しても表示品質を確保できる。
(変形例)
次に、本実施形態の照明部16に関する変形例について説明する。
本実施形態では、光源28として発光ダイオードを用いたがこれに限定する必要はなく、蛍光管や有機EL素子などの発光デバイスを用いることが可能である。
又、凸部30aをリブ状としたがこれに限定する必要はなく、角柱状に形成した凸部を用いてもよい。これにより、凸部を角柱状に形成した場合もリブと同等の効果が得られる。
更に、円柱状に形成した凸部を用いてもよい。これにより、凸部の円柱面に臨界角以下で照射された光線は射出し、臨界角以上で入射した光線は、円柱面で反射を繰り返したのち、凸部の底面で反転し、更に、円柱面で反射を繰り返して、再び導光板26内を進行する経路をたどる。又、円柱面から射出した光線は、角柱のときの場合に比べ照射範囲を広くすることができる。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態に係る立体表示装置4の概略構成を示す断面図である。図3は、本実施形態に係る立体表示装置4の概略構成を示す平面図である。但し、図1に示す第1の実施形態に係る立体表示装置2と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係る立体表示装置4は、反射型液晶表示部14と、その反射型液晶表示部14の前方(観察者M側)に配置された照明部38と、その照明部38の反射型液晶表示部14と反対側(観察者M側)に配置された視差バリア部18と、を備える。
照明部38は導光板26と、光源としての集光体40と、を備える。集光体40は外部の光線GSを集める。又、導光板26の対向する両端面には、集光体40が光学的に接続されており、この集光体40のもう一方の面は、立体表示装置4の筐体42の表面へ露出部44として露出する。又、図3に示すように、露出部44は、視差バリア部18の周囲2箇所に露出する。
尚、集光体40が位置する導光板26の端面は、導光板26の対向する両端面に限定する必要はなく、導光板26の隣り合う両端面に配置してもよいし、導光板26の一端面のみに配置してもよい。
集光体40の露出部44に入射した光線GSは、集光体40と接続する導光板26の端面から導光板26に導入され、導光板26内を伝播して導光板26の凸部30aの側面から反射型液晶表示部14へ射出される。
本実施形態によれば、反射型液晶表示部14を照明する光線に、視差バリア部18の透過領域18aを通過してくる光線Gに加えて、視差バリア部18の周囲に露出した集光体40から導光板26を経て反射型液晶表示部14を照明する視差バリア部18の透過領域18aを通過しない光線GSを用いることができるので、表示画面22が明るくなり、観察者Mは明るい立体映像を観察することができる。
又、外部からの光線GSを取り入れることにより、光源に発光ダイオード等を用いた場合よりも消費電力の少ない立体表示装置を提供できる。
尚、集光体40の露出部44は、筐体42の観察者M側の面に露出することに限定する必要はなく、筐体42の側面などに露出させてもよい。
又、集光体40に蓄光材料を添加しておき、明るい所から暗い所へ移動した場合でも蓄光材料からの光線で反射型液晶表示部14を照明してもよい。
更に、集光体40の露出部44に光線を拡散する光拡散シートなどを配置して、集光体40へ導入される外部からの光線の指向性の平均化、或いは露出部44の外観の改良を図ってもよい。
又、夜間など周囲が暗い場合は、集光体40の露出部44に補助的な光源を近づけてもよい。
(第3の実施形態)
図2は、本実施形態に係る立体表示装置6の概略構成を示す断面図である。図4は、本実施形態に係る立体表示装置6の概略構成を示す平面図である。但し、図2及び図3に示す第2の実施形態に係る立体表示装置4と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係る立体表示装置6は、反射型液晶表示部14と、その反射型液晶表示部14の前方(観察者M側)に配置された照明部46と、その照明部46の反射型液晶表示部14と反対側(観察者M側)に配置された視差バリア部18と、を備えている。
照明部46は、導光板52と、光源としての集光体48と、を備える。集光体48は、図4に示すように、視差バリア部18の周囲4箇所に露出部50を露出する。集光体48の露出部50から導入された光線GSを反射型液晶表示部14へ射出するために、導光板52に形成される凸部(図示せず)は、井桁状のパターン、或いはドット状のパターンなど2次元的なパターンを有する。
尚、集光体48は、4箇所に限定する必要はなく、必要に応じその数は決定されればよい。
本実施形態によれば、反射型液晶表示部14を照明する光線に、視差バリア部18の透過領域18aを通過してくる光線Gに加えて、視差バリア部18の周囲4箇所に露出した集光体48から導光板52を経て反射型液晶表示部14を照明する視差バリア部18の透過領域18aを通過しない光線GSを用いることができるので、表示画面22が明るくなり、観察者Mはより明るい立体映像を観察することができる。
(第4の実施形態)
図5は、本実施形態に係る立体表示装置8の概略構成を示す断面図である。但し、図1に示す第1の実施形態に係る立体表示装置2と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係る立体表示装置8は、反射型液晶表示部14と、照明部16と、その照明部16の反射型液晶表示部14と反対側(観察者M側)に配置された視差バリア部54と、を備えている。視差バリア部54は、第1の実施形態で説明したバリア基板34(図1に示す)の代わりに導光板26を用いる。その導光板26の反射型液晶表示部14と反対側の表面に光線Gを吸収する黒色樹脂、或いは薄膜がスリット状にパターニングされており、その透過領域54aを通して反射型液晶表示部14の画素L(R)からの光線L1(R1)を観察できる。視差バリア部54は、光線L1(R1)を透過する透過領域54aと、光線L1(R1)を遮光する非透過領域54bとが水平方向において、交互にスリット状に形成される。
視差バリア部54の観察者M側には、視差バリア部54や導光板26を保護する保護カバー56を備える。
尚、導光板26表面に視差バリア部54のパターンが直接形成されているので、視差バリア部54形成位置での全反射による光線Sの伝播は行われない。或いは視差バリア部54が光吸収性の材料でできている場合は、視差バリア部54の存在しない面での全反射によって導光板26内の光線Sが伝播する。又、視差バリア部54と導光板26との界面が光反射性の材料、或いは光拡散性の材料でできている場合は、そこでの光の反射、拡散によって光線Sが導光板内を伝播する。
本実施形態によれば、視差バリア部54の構造が簡素化され、構造設計が容易になる。
(第5の実施形態)
図6は、本実施形態に係る立体表示装置10の概略構成を示す断面図である。但し、図1に示す第1の実施形態に係る立体表示装置2と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係る立体表示装置10は、反射型液晶表示部14と、その反射型液晶表示部14の前方(観察者M側)に配置された照明部16と、その照明部16と反射型液晶表示部14との間に配置された視差バリア部18と、を備えている。視差バリア部18は、第1の実施形態で説明したバリア基板34(図1に示す)の代わりに導光板26を用いる。その導光板26の反射型液晶表示部14側の表面の凹部30bに光線を吸収する黒色樹脂、或いは薄膜がスリット状にパターニングされており、その透過領域18aを通して反射型液晶表示部14の画素L(R)からの光線L1(R1)を観察できる。
本実施形態によれば、反射型液晶表示部14を照明する光線に、視差バリア部18の透過領域18aを通過してくる光線Gに加えて、発光ダイオード28から導光板26を経て反射型液晶表示部14を照明する光線Sを用いることができるので、表示画面22が明るくなり、観察者Mは明るい立体映像を観察することができる。
又、暗いところでも使用でき、使用できる環境範囲が広がる。又、省電力のため明るいところでは照明を消して使用しても表示品質を確保できる。
更に、反射型液晶表示部14と視差バリア部18との間、及び反射型液晶表示部14と導光板26との間の距離の自由度が増し、構造設計が容易になる。
(第6の実施形態)
図7は、本実施形態に係る立体表示装置12の概略構成を示す断面図である。但し、図2及び図6に示す第2及び第5の実施形態に係る立体表示装置4,10と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態に係る立体表示装置12は、反射型液晶表示部14と、その反射型液晶表示部14の前方(観察者M側)に配置された照明部38と、その照明部38と反射型液晶表示部14との間に配置された視差バリア部18と、を備えている。
本実施形態によれば、外部からの光線GSを取り入れることにより、光源に発光ダイオード等を用いた場合よりも消費電力の少ない立体表示装置を提供できる。
又、反射型液晶表示部14と視差バリア部18との間、及び反射型液晶表示部14と導光板26との間の距離の自由度が増し、構造設計が容易になる。
(第7の実施形態)
次に、上述した各実施形態に係る立体表示装置を適用可能な電子機器の具体例について図を参照して説明する。
図8は、本実施形態に係る電子機器100の概略構成を示す図である。まず、各実施形態に係る立体表示装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図8は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ100は、キーボード102を備えた本体部104と、本実施形態に係る立体表示装置等を適用した表示部106とを備えている。
尚、各実施形態に係る立体表示装置等を適用可能な電子機器としては、上述したものの他にも、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電子ブック、電卓、携帯電話、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、デジタルスチルカメラ、携帯ゲーム機、プロジェクタ、テレビジョン受像機、カーナビゲーション装置、を備えた機器などが挙げられる。
尚、上記した実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施できる。
本実施形態に示した反射型表示部としては、電気泳動パネルなど液晶パネル以外の反射型表示パネルを用いることができる。又、表示パネルの代わりに印刷物を用いることもできる。
反射型液晶表示部14に対して視差バリア部18の代わりにレンチキュラレンズを用いた立体表示装置では、レンチキュラレンズは全面が光線を透過するので視差バリア方式に対して外の光線を多く利用できるが、夜間など周囲が暗い場合は、補助的な照明が必要になる。
その場合は、第1の実施形態のような照明部16が必要となる。照明部16の導光板26の位置は、レンチキュラレンズと反射型液晶表示部14との間、或いはレンチキュラレンズの前面(観察者M側)のいずれでもよい。高解像度表示装置の場合は、画素とレンチキュラレンズとの間隔は小さくしたいので、レンチキュラレンズの前面へ照明部16の導光板26を設置する構成の方が望ましい。
第1の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す断面図。 第2及び第3の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す断面図。 第2の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す平面図。 第3の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す平面図。 第4の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す断面図。 第5の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す断面図。 第6の実施形態に係る立体表示装置の概略構成を示す断面図。 第7の実施形態に係る電子機器の概略構成を示す図。 従来例を説明する図。 従来例を説明する図。
符号の説明
2,4,6,8,10,12…立体表示装置(表示装置) 14…反射型液晶表示部(反射型表示部) 16…照明部 18…視差バリア部 18a…開口部(透過領域) 18b…非透過領域 22…表示画面 24…反射部材 26…導光板 28…発光ダイオード(光源) 30…射出側面 30a…凸部 30b…凹部 34…バリア基板 38…照明部 40…集光体(光源) 42…筐体 44…露出部 46…照明部 48…集光体(光源) 50…露出部 52…導光板 54…視差バリア部 56…保護カバー 100…パーソナルコンピュータ(電子機器) 102…キーボード 104…本体部 106…表示部。

Claims (3)

  1. 表示画面の後方に反射部材を配設する反射型表示部と、
    前記表示画面の前方に配設され、光線を伝播し、該光線を前記反射型表示部に射出する側の射出側面に、該射出側面と略平行な面と略垂直な面とによって凹凸部が形成された導光板と、前記導光板の前記射出側面に垂直な少なくとも一つの端面に配設された光源と、を有し、前記反射型表示部を照明する照明部と、
    前記表示画面に表示された画像を左眼用の画像と右眼用の画像とに分離する視差バリア部と、
    有し、
    前記視差バリア部は、前記導光板の前記射出側面の凹部に配設される、
    表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記光源は、前記導光板の前記端面に光学的に接続された集光体であり、
    前記集光体の少なくとも一部は、前記表示装置の筐体の表面に露出している、
    表示装置。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の表示装置を有する電子機器。
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