JP4945063B2 - アクティブマトリクス型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に係り、特にはアクティブマトリクス型表示装置に関する。
近年、有機エレクトロ・ルミネッセンス(以下、ELという)表示装置は、その軽量、薄型、高輝度という特徴により、携帯電話に代表される携帯用情報機器などのディスプレイとして注目を集めている。典型的な有機EL表示装置では、書込期間において書き込んだ映像信号に対応した大きさの駆動電流が、それに続く発光期間において有機EL素子に流れ続けるように、各画素にメモリ性を付与している。すなわち、アクティブマトリクス駆動方式を採用している。
ところで、この有機EL表示装置では、映像信号に対応して駆動電流Idの大きさを制御する駆動制御素子(駆動用トランジスタ)の閾値電圧Vthが画素間でばらつくのに起因して、表示ムラが発生することがある。この問題に対しては、各画素に閾値キャンセル回路を設けて駆動用トランジスタの特性を補正することが提案されている(以下の特許文献1を参照のこと)。
この回路によると、駆動電流Idに閾値Vthが与える影響を最小とすることができる。したがって、画素間で駆動用トランジスタの閾値Vthがばらついていたとしても、そのようなばらつきが有機EL素子に供給する駆動電流Idに与える影響を低減することができる。
しかしながら、この技術では、或る行に対して特性補正動作及び書込動作を行った後に次の行に対して特性補正動作及び書込動作を行うという方法を採用している。すなわち、一水平走査期間内に特性補正動作と書込動作との双方を行っている。そのため、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが難しく、その結果、表示ムラが十分には解消されないという問題がある。
米国特許第6,229,506号明細書
本発明の目的は、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能な表示装置を提供することにある。
本発明の一側面によると、走査信号線と、前記走査信号線と交差した映像信号線と、前記走査信号線と前記映像信号線との交差部近傍に配置された画素とを具備し、前記画素のそれぞれは、制御端子と第1電源端子に接続された第1端子とそれらの間の電圧に対応した大きさで駆動電流を出力する第2端子とを備えた駆動電流制御素子と、前記第1端子と前記制御端子との間に接続された第1キャパシタと、入力端子が前記映像信号線に接続されるとともにその導通状態が前記走査信号線を介して供給される走査信号に応じて切り替わる選択用スイッチと、前記選択用スイッチの出力端子と前記制御端子との間に接続された第2キャパシタと、前記第2端子と前記制御端子との間に接続された補正用スイッチと、入力端子が前記第2端子に接続された出力制御用スイッチと、前記出力制御用スイッチの出力端子と第2電源端子との間に接続されるとともに流れる電流の大きさに応じて光学特性が変化する発光素子としての表示素子とを備え、書込期間においては、前記映像信号線から前記選択用スイッチを介して前記第2キャパシタの前記選択用スイッチ側の端子に映像信号を供給する書込動作を行い、前記書込期間に続く有効表示期間においては、前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチを非導通状態とし且つ前記出力制御用スイッチを導通状態として前記駆動電流を前記表示素子に流し、前記書込期間に先立つ補正期間においては、前記出力制御用スイッチを非導通状態とし且つ前記補正用スイッチを導通状態とし、この状態で、前記映像信号線から前記選択用スイッチを介して前記第2キャパシタの前記選択用スイッチ側の端子にリセット信号を供給して、前記駆動電流制御素子の特性を反映した補正信号を前記制御端子に供給することを含む特性補正動作を行い、前記特性補正動作と前記書込動作とのそれぞれを前記画素の行毎に順次行うとともに、前記特性補正動作を行っている前記画素の前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチの少なくとも一方を非導通状態とする分離期間を、前記補正期間内であって前記リセット信号の供給開始時よりも後に設け、或る行の前記画素に対する前記分離期間内にそれよりも前の行の前記画素に対して前記書込動作を行うように構成されたことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置が提供される。
分離期間には、特性補正動作を行っている画素の補正用スイッチを導通状態としたまま選択用スイッチを非導通状態としてもよい。
或いは、分離期間には、特性補正動作を行っている画素の選択用スイッチ及び補正用スイッチの双方を非導通状態としてもよい。この場合、特性補正期間のそれぞれにおいては、分離期間の後に、映像信号線から供給される信号を映像信号からリセット信号へと切り替えるとともに特性補正動作を行っている画素の選択用スイッチ及び補正用スイッチの双方を再び導通状態としてもよい。さらに、この場合、画素のそれぞれの選択用スイッチ及び補正用スイッチは、同一の制御線を介して供給される制御信号により導通状態が制御されてもよい。
また、表示素子は有機EL素子であってもよい。
本発明によると、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能な表示装置が提供される。
以下、本発明の態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同様または類似する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。なお、ここでは、一例として、有機EL表示装置を描いている。
この有機EL表示装置1は、有機ELパネル2と、有機ELパネル2の表示動作を制御するコントローラ3とを備えている。
有機ELパネル2は、例えば17型XGAの表示領域を有しており、ガラス板等の光透過性及び絶縁性を有する支持基板4上でマトリクス状に配列した複数の画素PXと、これら画素PXの行に沿って延在した複数本の走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcと、これら画素PXの行と略直交する方向に延在した複数本の映像信号線DataNと、走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcのそれぞれを順次駆動する走査信号線ドライバYDRと、映像信号線DataNを駆動する映像信号線ドライバXDRとを備えている。
各画素PXは、発光素子として自己発光素子である有機EL素子OLEDを備えるとともに、駆動電流制御回路と特性補正回路とを備えている。
駆動電流制御回路は、駆動電流制御素子TRと、選択用スイッチSW1と、キャパシタC1とを備えている。ここでは、一例として、駆動電流制御素子TRにpチャネル薄膜トランジスタ(以下、TFTという)を使用するとともに、選択用スイッチSW1にnチャネルTFTを使用している。これらTFTは、例えば、その活性層に多結晶シリコン膜を用いたものであり、走査信号線ドライバYDR及び映像信号線ドライバXDRを構成するTFTと同一工程で形成され得る。
駆動電流制御素子TRは、一対の電源端子VDD,VSS間で有機EL素子OLEDと直列に接続されている。駆動電流制御素子TRは、その制御端子と電源端子VDDとの間の電圧に対応した大きさの駆動電流を有機EL素子OLEDに対して出力する。
選択用スイッチSW1は、映像信号線DataNと駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。すなわち、選択用スイッチSW1は、そのソースが映像信号線DataNに接続され、ドレインが後述のキャパシタC2を介して駆動電流制御素子TRの制御端子に接続され、ゲートが対応する走査信号線ScanMaに接続されている。選択用スイッチSW1は、映像信号線DataNとキャパシタC2の選択用スイッチSW1側の端子との間の導通/非導通を走査信号線ScanMaを介して供給される第1走査信号に応じて切り替える。
キャパシタC1は、電源端子VDDと駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。キャパシタC1は、駆動電流制御素子TRの制御端子と電源端子VDDとの間の電圧を所定期間ほぼ一定に保持する役割を果たす。
具体的には、選択用スイッチSW1は、書込動作に対応して走査信号線ドライバYDRから走査信号線ScanMaを介して供給される第1走査信号により映像信号線DataNと駆動電流制御素子TRの制御端子との間を導通状態とした際に、映像信号線ドライバXDRから映像信号線DataNを介して供給される信号,例えば映像信号Vsig(=0〜4V),をノードAに出力する。駆動電流制御素子TRは、選択用スイッチSW1が出力する映像信号Vsigに対応した大きさの駆動電流Idを有機EL素子OLEDに供給する。
なお、選択用スイッチSW1は、特性補正動作に対応して走査信号線ドライバYDRから走査信号線ScanMbを介して供給される第2走査信号により駆動電流制御素子TRの制御端子と出力端子の間を導通状態とした際には、映像信号線ドライバXDRから映像信号線DataNを介して供給されるリセット信号Vrst(=8V)をノードAに出力する。また、電源端子VDD,VSSは、例えば、+10V及び0Vの電位にそれぞれ設定される。
特性補正回路は、ここでは閾値キャンセル回路であり、補正用スイッチSW2と、出力制御用スイッチSW3と、キャパシタC2とを備えている。なお、ここでは、一例として、補正用スイッチSW2及び出力制御用スイッチSW3に、pチャネルTFTを使用している。
補正用スイッチSW2は、駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間に接続されている。補正用スイッチSW2は、駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間の導通/非導通を走査信号線ScanMbを介して供給される第2走査信号に応じて切り替える。
出力制御用スイッチSW3は、駆動電流制御素子TRの出力端子と有機EL素子OLEDとの間に直列接続されている。出力制御用スイッチSW3は、駆動電流制御素子TRの出力端子と有機EL素子OLEDとの間の導通/非導通を走査信号線ScanMcを介して供給される第3走査信号に応じて切り替える。
キャパシタC2は、選択用スイッチSw1と駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。キャパシタC2は、ノードA,B間での電荷の移動を防ぐとともにノードAの電位変化に対応したノードBの電位変化を可能としている。
有機EL素子OLEDは、赤、緑、または青のルミネセンス性有機化合物を含む薄膜である発光層を含んだ有機物層を陰極と陽極との間に介在させた構造を有している。有機EL素子OLEDは、有機物層に電子及び正孔を注入しこれらを再結合させることにより励起子を生成させ、この励起子の失活時に生じる光放出により発光する。
なお、有機薄膜層は、陽極バッファ層、発光層、陰極バッファ層の3層を積層した構造や、これらを機能的に複合した2層あるいは単層構造であってもよい。
コントローラ3は、有機ELパネル2の外部に配置されるプリント基板上に形成され、走査信号線ドライバYDR及び映像信号線ドライバXDRの動作を制御する。コントローラ3は、外部から供給されるデジタル映像信号及び同期信号を受け取り、垂直走査タイミングを制御する垂直走査制御信号及び水平走査タイミングを制御する水平走査制御信号を同期信号に基づいて発生し、これら垂直走査制御信号及び水平走査制御信号をそれぞれ走査信号線ドライバYDR及び映像信号線駆ドライバXDRに供給するとともに、水平及び垂直走査タイミングに同期してデジタル映像信号を映像信号線ドライバXDRに供給する。
映像信号線ドライバXDRは、各水平走査期間において、水平走査制御信号の制御のもとで、デジタル映像信号をアナログ形式に変換するとともに、それにより得られる映像信号Vsigを複数の映像信号線DataNに対して並列的に供給する。また、映像信号線ドライバXDRは、各水平走査期間において、水平走査制御信号の制御のもとで、リセット信号Vrstを複数の映像信号線DataNに対して並列的に供給する。
走査信号線ドライバYDRは、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間(=1フレーム期間+垂直ブランキング期間=補正期間+書込期間+有効表示期間)において、例えば、第1接続期間、分離期間、第2接続期間+書込期間、有効表示期間に対応して選択用スイッチSw1をオン状態→オフ状態→オン状態→オフ状態のように変化させる第1走査信号を複数本の走査信号線ScanMaに順次供給する。なお、この例では、補正期間は、リセット期間と閾値キャンセル期間との和に等しい。また、この例では、第1接続期間はリセット期間と閾値キャンセル期間の始めの一部との和であり、第2接続期間は閾値キャンセル期間の終わりの一部であり、分離期間は第1接続期間及び第2接続期間との間に設けられる期間(閾値キャンセル期間の中間の期間)であって、特性補正動作中に一時画素と対応映像信号線とを電気的に切り離す期間である。さらに、ここでは、第1接続期間に対応して選択用スイッチSw1をオン状態とするレベルの第1走査信号の或る走査信号線Scan(m−1)aへの供給を開始してから次の走査信号線Scanmaへの供給を開始するまでの期間を1水平走査期間(1H)と定める。
各行の選択用スイッチSW1は、それに対応する走査信号線ScanMaから供給される第1走査信号により、1表示期間につき1回のみの第1接続期間、第2接続期間、及び書込期間に映像信号線DataNとノードAとの間を導通させ、他の期間は非導通とする。駆動電流制御素子TRは、選択用スイッチSW1の導通状態にある書込期間に映像信号線DataNを介して供給される映像信号Vsigに対応した駆動電流Idを、書込期間に続く有効表示期間(発光期間)において有機EL素子OLEDに供給する。これら映像信号Vsigは、映像信号の更新周期である1表示期間毎に更新される。
また、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMaに関して説明したのと同様に、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間において、例えば、第1接続期間、分離期間、第2接続期間、書込期間+有効表示期間に対応して補正用スイッチSw2をオン状態→オフ状態→オン状態→オフ状態のように変化させる第2走査信号を、複数本の走査信号線ScanMbに順次供給する。各行の補正用スイッチSW2は、それに対応する走査信号線ScanMbから供給される第2走査信号により、1表示期間につき1回のみの第1接続期間及び第2接続期間に駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間を導通させ、他の期間は非導通とする。
さらに、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMaに関して説明したのと同様に、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間において、例えば、リセット期間、閾値キャンセル期間+書込期間、有効表示期間に対応して出力制御用スイッチSW3をオン状態→オフ状態→オン状態のように変化させる第3走査信号を、複数本の走査信号線ScanMcに順次供給する。各行の出力制御用スイッチSW3は、それに対応する走査信号線ScanMcから供給される第3走査信号により、1表示期間につき1回のみのリセット期間及び有効表示期間に駆動電流制御素子TRと有機EL素子OLEDとの間を導通させ、他の期間は非導通とする。
図2は、図1に示す表示装置1の画素PXの等価回路図である。
上述のように、各画素PXは、有機EL素子OLED及び駆動電流制御回路に加え、特性補正回路を備えている。また、駆動電流制御回路は、駆動電流制御素子TRと選択用スイッチSW1とキャパシタC1とを備えており、特性補正回路は、補正用スイッチSW2と出力制御用スイッチSW3とキャパシタC2とを備えている。これらスイッチSW1乃至SW3は、書込期間に先立つ補正期間において、駆動電流制御素子TRの制御電圧をこの駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthとほぼ等しいレベルに初期化するために図3に示す関係でオン/オフされる。
図3は、図2に示す画素PXの駆動方法の一例を示す図である。
図3に示すように、補正期間はリセット期間と閾値キャンセル期間とを含んでいる。なお、この例では、補正期間内に分離期間は設けていない。
リセット期間では、駆動電流制御素子TRの入力端子と制御端子との間の電圧をその閾値電圧Vthより大きくなるよう設定する。具体的には、スイッチSW1乃至SW3をオン状態とする。また、リセット期間では、映像信号線ドライバXDRから各映像信号線DataNにリセット信号Vrstを供給する。この動作により、ノードAの電位は選択用スイッチSW1を介して供給されるリセット信号Vrstにより上昇し、ノードB及びCの電位は補正用スイッチSW2を介して流れる放電電流により低下する。
これに続く閾値キャンセル期間では、スイッチSW1,SW2をオン状態に維持したまま、出力制御用スイッチSW3をオフ状態に設定する。これにより、ノードBの電位は、補正用スイッチSW2を介して流れる充電電流によって駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthとほぼ等しいレベルにまで上昇する。なお、この際、キャパシタC2のノードA側の電極には、リセット信号Vrstが供給されている。
書込期間では、選択用スイッチSW1をオン状態とし、スイッチSW2及びSW3をオフ状態とする。これにより、ノードAには、選択用スイッチSW1を介して供給されるリセット信号Vrstに代わり、映像信号Vsigが選択用スイッチSW1を介して供給される。その結果、ノードBの電位は、閾値電圧Vthと映像信号Vsigとの和にほぼ等しくなる。
有効表示期間では、出力制御用スイッチSW3をオン状態とし、スイッチSW1,SW2をオフ状態とする。これにより、駆動電流Idが出力制御用スイッチSW3を介して有機EL素子OLEDに供給される。ここで、駆動電流Idは、リセット信号Vrstと映像信号Vsigとの電位差により決定されることになり、駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthが画素PX間でばらついていたとしても、そのようなばらつきが駆動電流Idに与える影響を排除することができる。
さて、本態様では、この表示装置1を以下に説明するように駆動する。
図4は、図1に示す表示装置1で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャートである。なお、図4に示す参照符号Clka,Clkbはクロック信号を示し、Starta,Startbはスタート信号を示し、Videoは映像信号を示しており、これらは何れもコントローラ3が出力する信号である。また、図4に示す参照符号ScanMa,ScanMb,ScanMcは、それぞれ、走査信号線ドライバYDRが走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcに出力する走査信号を示している。
走査信号線ドライバYDRは、スタート信号Starta及びクロック信号Clkaから各水平走査期間に対応した1水平期間の幅(Tw−Starta)の第1パルスを生成するシフトレジスタと、スタート信号Startb及びクロック信号Clkaから1水平走査期間の整数倍の幅(Tw−Startb)の第2パルスを生成するシフトレジスタとを備えている。走査信号線ドライバYDRは、第1及び第2パルスとクロック信号Clkbとから第1走査信号を生成し、これを第1走査信号線ScanMaに順次出力する。また、走査信号線ドライバYDRは、第1及び第2パルスとクロック信号Clkbとから第2走査信号を生成し、これを第2走査信号線ScanMbに順次出力する。さらに、走査信号線ドライバYDRは、第1及び第2パルスとクロック信号Clkcとから第3走査信号を生成し、これを第3走査信号線ScanMcに順次出力する。
具体的には、走査信号線ドライバYDRは、リセット期間では、第1走査信号線ScanMaに選択レベル(ここではHighレベル)の第1走査信号を供給するとともに、第2及び第3走査信号線ScanMb,ScanMcに選択レベル(ここではLowレベル)の第2及び第3走査信号をそれぞれ供給する。
閾値キャンセル期間では、走査信号線ドライバYDRは、まず、第1走査信号線ScanMaに選択レベル(ここではHighレベル)の第1走査信号を供給し、第2走査信号線ScanMbに選択レベル(ここではLowレベル)の第2走査信号を供給し、第3走査信号線ScanMcには非選択レベル(ここではHighレベル)の走査信号を供給する。なお、この期間とリセット期間との和は第1接続期間である。
次に、走査信号線ドライバYDRは、第3走査信号線ScanMcに非選択レベル(ここではHighレベル)の走査信号を供給したまま、第1走査信号線ScanMaに非選択レベル(ここではLowレベル)の第1走査信号を供給し、第2走査信号線ScanMbに非選択レベル(ここではHighレベル)の第2走査信号を供給する。この期間は、分離期間(補正休止期間)である。
その後、走査信号線ドライバYDRは、第3走査信号線ScanMcに非選択レベル(ここではHighレベル)の走査信号を供給したまま、再度、第1走査信号線ScanMaに選択レベル(ここではHighレベル)の第1走査信号を供給し、第2走査信号線ScanMbに選択レベル(ここではLowレベル)の第2走査信号を供給する。この期間は、第2接続期間である。
補正期間に続く書込期間では、走査信号線ドライバYDRは、第1走査信号線ScanMaに選択レベル(ここではHighレベル)の第1走査信号を供給するとともに、第2及び第3走査信号線ScanMb,ScanMcに非選択レベル(ここではHighレベル)の第2及び第3走査信号をそれぞれ供給する。
有効表示(発光)期間では、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMa,ScanMcにLowレベルの走査信号を供給し、走査信号線ScanMbにHighレベルの走査信号を供給する。
本態様では、或る行の画素PXへの特性補正動作(=リセット動作+閾値キャンセル動作)を開始してから終了するまでの間に、それよりも前の行の画素PXに対して書込動作を行う。そして、典型的には、或る行の画素PXに対して特性補正動作を行う補正期間と次の行の画素に対して特性補正動作を行う補正期間とを部分的に重ね合わせる。こうすると、或る行の画素PXへの特性補正動作と書込動作との双方を完了した後に次の行の画素PXへの特性補正動作を開始する場合に比べ、有効表示(発光)期間を十分に長く設定しつつ(有効表示期間が1表示期間に占める割合は50%以上であることが望ましい)、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能となる。
また、本態様では、補正期間に分離期間を設け、或る行の画素PXを映像信号線DataNから分離している間に、それよりも前の行の画素PXに対する書込動作を実施する。そのため、リセット信号Vrstを供給するためのリセット信号線を別途設けることなく、或る行の画素PXに対して特性補正動作を行う補正期間とそれよりも前の行の画素PXに対して書込動作を行う書込期間とを重ね合わせることができる。したがって、配線数の増加を伴うことなく、有効表示期間を十分に長く設定しつつ、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能となる。
このように、本態様によると、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることができる。また、本態様によると、これを実現するうえで配線数の増加を伴うことがない。したがって、本態様によると、比較的少ない配線数で、駆動電流制御回路の特性の画素PX間でのばらつきに起因した表示ムラを十分に解消することができる。
図4を参照して説明した駆動方法には様々な変形が可能である。これについては、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は、図1に示す表示装置1で利用可能な駆動方法の例を示す図である。図5は、図1に示す表示装置1で利用可能な駆動方法の他の例を示す図である。
図5及び図6には、(M−1)行目の画素PXとM行目の画素PXとについて、補正期間、書込期間、有効表示期間におけるスイッチSW1乃至SW3の導通状態を描いている。なお、図中、「ON/OFF」はそのスイッチがオン状態及びオフ状態の何れでもよいことを示している。また、「映像信号/リセット信号」の欄に記載した「RST」は映像信号線DataNにはリセット信号Vrstが供給されていることを示しており、「VideoM」は映像信号線DataNにはM行目の画素PXに対応した映像信号Vsigが供給されていることを示している。
図5に示すように、映像信号線DataNに(M−1)行目の画素PXに対応した映像信号Vsig,すなわちVideoM−1,を供給している間、M行目の画素PXでは補正用スイッチSW2はオン状態としていてもよい。すなわち、図4を参照しながら説明した例では、分離期間において閾値キャンセル動作を中断したが、分離期間に閾値キャンセル動作を継続することもできる。この場合も、先に説明したのと同様の効果を得ることができる。
また、図5に示す駆動方法では、映像信号線DataNに(M−1)行目の画素PXに対応した映像信号Vsig,すなわちVideoM−1,を供給している間、M行目の画素PXでは選択用スイッチSW1をオフ状態としたが、図6に示すように、その間、M行目の画素PXの選択用スイッチSW1はオン状態としてもよい。すなわち、図6に示すように、映像信号線DataNに(M−1)行目の画素PXに対して書込動作を実施している間、M行目の画素PXで補正用スイッチSW2をオフ状態とすれば、その間にM行目の画素PXの選択用スイッチSW1をオン状態としても、先に説明したのと同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、図4を参照して説明した駆動方法には様々な変形が可能である。
また、上述した駆動方法は、図1に示したのとは異なる回路構成を有する表示装置でも利用可能である。
図7は、本態様の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図である。なお、ここでは、一例として、有機EL表示装置を描いている。また、図8は、図7に示す表示装置1で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャートである。
図7に示す表示装置1は、第2走査信号線ScanMbを備えておらず、各画素PXにおいて、選択用スイッチSW1として補正用スイッチSW2と導電型が同一のTFT,ここではpチャネルTFT,を使用するとともに、補正用スイッチSW2の制御端子であるゲートが第1走査信号線ScanMaに接続されていること以外は図1に示す表示装置1と同様の構造を有している。この表示装置1は、図8に示すように、第2走査信号を生成せず、第1走査信号の信号レベルを逆転させたこと以外は、図4を参照しながら説明したのと同様の方法により駆動することができる。
図7に示す表示装置1では、補正用スイッチSW2の制御端子であるゲートを第1走査信号線ScanMaに接続することにより、第2走査信号線ScanMbを省略している。そのため、図1の表示装置1に比べ、より少ない配線数で、有効表示期間を十分に長く設定しつつ、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能となる。
なお、本発明は、上述の態様に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲でさらに変形可能である。例えば、先の態様では、画素に特定の回路構成を採用したが、画素には他の回路構成を採用してもよい。例えば、スイッチSW1乃至SW3としては、nチャネルTFTを使用してもよく或いはpチャネルTFTを使用してもよい。また、それらスイッチSW1乃至SW3としてトランスミッションゲート等の他のスイッチング素子を使用してもよい。
また、先の態様では、特性補正回路が駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthのばらつき補正を行うものである場合について説明したが、特性補正回路は、駆動電流制御回路の特性のばらつきを補正するものであれば、駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthのばらつき補正を行うものでなくてもよい。
また、上述の態様では、映像信号の書き込みを1画素行ずつ行うものについて説明したが、これに限定されず、複数行ずつ同時に書き込みを行ってもよい。
さらに、上述の態様では、映像信号のデジタル−アナログ変換を基板4上に形成した映像信号線ドライバXDRで行う場合について説明したが、この変換は有機ELパネル2の外部で行ってもよい。
また、映像信号線ドライバXDRはアナログ映像信号を時分割で対応する映像信号線DataNに供給するものであってもよい。そして、更に、有機EL素子OLEDに供給する電源電圧は発光色毎に設定してもよい。
また、上述の態様では画素を構成するトランジスタとしてその活性層に多結晶ポリシリコンを用いるものについて説明したが、アモルファスシリコンを用いるものであってもよい。特に、アモルファスシリコンを用いる場合には補正期間の確保が重要となってくるため、本発明を適用することが望ましい。
さらに、上述の態様では表示素子として有機EL素子OLEDを使用した有機EL表示装置1について説明したが、流れる電流の大きさに応じて光学特性が変化するものであれば他の表示素子を使用してもよい。すなわち、先の技術は有機EL表示装置以外の表示装置,例えば発光ダイオード表示装置や電界放出表示装置などのように自己発光素子を備えた表示装置,にも適用可能である。
各画素PXにおけるスイッチ数の増加や配線数の増加が許容される場合には、以下に説明する技術でも、有効表示期間を十分に長く設定しつつ、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることができる。
図9は、参考例に係る表示装置を概略的に示す平面図である。なお、ここでは、一例として、有機EL表示装置を描いている。
この有機EL表示装置1は、有機ELパネル2と、有機ELパネル2の表示動作を制御するコントローラ3とを備えている。
有機ELパネル2は、例えば17型XGAの表示領域を有しており、ガラス板等の光透過性絶縁基板4上でマトリクス状に配列した複数の画素PXと、これら画素PXの行に沿って延在した複数本の走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcと、これら画素PXの行と略直交する方向に延在した複数本の映像信号線DataNと、走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcのそれぞれを順次駆動する走査信号線ドライバYDRと、映像信号線DataNを駆動する映像信号線ドライバXDRとを備えている。また、この有機ELパネル2には、映像信号線DataNから独立したリセット信号線RSTが、画素列に沿った方向,すなわち映像信号線DataNと略平行な方向,に設けられている。
各画素PXは、発光素子として自己発光素子である有機EL素子OLEDを備えるとともに、駆動電流制御回路と特性補正回路とを備えている。
駆動電流制御回路は、駆動電流制御素子TRと、選択用スイッチSW1と、キャパシタC1とを備えている。ここでは、一例として、駆動電流制御素子TRにpチャネルTFTを使用するとともに、選択用スイッチSW1にnチャネルTFTを使用している。これらTFTは、例えば、その活性層に多結晶シリコン膜を用いたものであり、走査信号線ドライバYDR及び映像信号線ドライバXDRを構成するTFTと同一工程で形成され得る。
駆動電流制御素子TRは、一対の電源端子VDD,VSS間で有機EL素子OLEDと直列に接続されている。駆動電流制御素子TRは、その制御端子と電源端子VDDとの間の電圧に対応した大きさの駆動電流を有機EL素子OLEDに対して出力する。
選択用スイッチSW1は、映像信号線DataNと駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。すなわち、選択用スイッチSW1は、そのソースが映像信号線DataNに接続され、ドレインが後述のキャパシタC2を介して駆動電流制御素子TRの制御端子に接続され、ゲートが対応する走査信号線ScanMaに接続されている。選択用スイッチSW1は、映像信号線DataNとキャパシタC2の選択用スイッチSW1側の端子との間の導通/非導通を走査信号線ScanMaを介して供給される第1走査信号に応じて切り替える。
キャパシタC1は、電源端子VDDと駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。キャパシタC1は、駆動電流制御素子TRの制御端子と電源端子VDDとの間の電圧を所定期間ほぼ一定に保持する役割を果たす。
具体的には、選択用スイッチSW1は、書込動作に対応して走査信号線ドライバYDRから走査信号線ScanMaを介して供給される第1走査信号により映像信号線DataNと駆動電流制御素子TRの制御端子との間を導通状態とした際に、映像信号線ドライバXDRから映像信号線DataNを介して供給される信号,例えば映像信号Vsig(=0〜4V),をノードAに出力する。駆動電流制御素子TRは、選択用スイッチSW1が出力する映像信号Vsigに対応した大きさの駆動電流Idを有機EL素子OLEDに供給する。なお、電源端子VDD,VSSは、例えば、+10V及び0Vの電位にそれぞれ設定される。
特性補正回路は、ここでは閾値キャンセル回路であり、補正用スイッチSW2と、出力制御用スイッチSW3と、リセットスイッチSW4と、キャパシタC2とを備えている。なお、ここでは、一例として、補正用スイッチSW2、出力制御用スイッチSW3、リセットスイッチSW4に、pチャネルTFTを使用している。
リセットスイッチSW4は、リセット信号Vrst(=8V)を供給するリセット信号線RSTと駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。すなわち、リセットスイッチSW4は、そのソースがリセット信号線RSTに接続され、ドレインがキャパシタC2を介して駆動電流制御素子TRの制御端子に接続され、ゲートが走査信号線ScanMbに接続されている。リセットスイッチSW4は、リセット信号線RSTとキャパシタC2の選択用スイッチSW1側の端子との間の導通/非導通を走査信号線ScanMbを介して供給される第2走査信号に応じて切り替える。
補正用スイッチSW2は、駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間に接続されている。補正用スイッチSW2は、駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間の導通/非導通を走査信号線ScanMbを介して供給される第2走査信号に応じて切り替える。
出力制御用スイッチSW3は、駆動電流制御素子TRの出力端子と有機EL素子OLEDとの間に直列接続されている。出力制御用スイッチSW3は、駆動電流制御素子TRの出力端子と有機EL素子OLEDとの間の導通/非導通を走査信号線ScanMcを介して供給される第3走査信号に応じて切り替える。
キャパシタC2は、選択用スイッチSw1と駆動電流制御素子TRの制御端子との間に接続されている。キャパシタC2は、ノードA,B間での電荷の移動を防ぐとともにノードAの電位変化に対応したノードBの電位変化を可能としている。
有機EL素子OLEDは、赤、緑、または青のルミネセンス性有機化合物を含む薄膜である発光層を含んだ有機物層を陰極と陽極との間に介在させた構造を有している。有機EL素子OLEDは、有機物層に電子及び正孔を注入しこれらを再結合させることにより励起子を生成させ、この励起子の失活時に生じる光放出により発光する。
なお、有機薄膜層は、陽極バッファ層、発光層、陰極発光層の3層を積層した構造や、これらを機能的に複合した2層あるいは単層構造であってもよい。
コントローラ3は、有機ELパネル2の外部に配置されるプリント基板上に形成され、走査信号線ドライバYDR及び映像信号線ドライバXDRの動作を制御する。コントローラ3は、外部から供給されるデジタル映像信号及び同期信号を受け取り、垂直走査タイミングを制御する垂直走査制御信号及び水平走査タイミングを制御する水平走査制御信号を同期信号に基づいて発生し、これら垂直走査制御信号及び水平走査制御信号をそれぞれ走査信号線ドライバYDR及び映像信号線駆ドライバXDRに供給するとともに、水平及び垂直走査タイミングに同期してデジタル映像信号を映像信号線ドライバXDRに供給する。
映像信号線ドライバXDRは、各水平走査期間において、水平走査制御信号の制御のもとで、デジタル映像信号をアナログ形式に変換するとともに、それにより得られる映像信号Vsigを複数の映像信号線DataNに対して並列的に供給する。
走査信号線ドライバYDRは、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間(=1フレーム期間+垂直ブランキング期間=補正期間+書込期間+有効表示期間)において、例えば、リセット期間+閾値キャンセル期間、書込期間、有効表示期間に対応して選択用スイッチSw1をオフ状態→オン状態→オフ状態のように変化させる第1走査信号を複数本の走査信号線ScanMaに順次供給する。なお、この例では、補正期間は、リセット期間と閾値キャンセル期間との和に等しい。また、ここでは、走査信号線ScanMaに供給する第1走査信号が、第1接続期間に対応して選択用スイッチSw1オン状態とするレベルへと変化してから、再度、第1接続期間に対応して選択用スイッチSw1オン状態とするレベルへと変化するまでの期間を1水平走査期間(1H)と定める。
各行の選択用スイッチSW1は、それに対応する走査信号線ScanMaから供給される第1走査信号により、1表示期間につき1回のみの書込期間に映像信号線DataNとノードAとの間を導通させ、他の期間は非導通とする。駆動電流制御素子TRは、選択用スイッチSW1の導通状態にある書込期間に映像信号線DataNを介して供給される映像信号Vsigに対応した駆動電流Idを、書込期間に続く有効表示期間(発光期間)において有機EL素子OLEDに供給する。これら映像信号Vsigは、映像信号の更新周期である1表示期間毎に更新される。
また、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMaに対して説明したのと同様に、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間において、例えば、補正期間及び書込期間+有効表示期間に対応して補正用スイッチSW2及びリセットスイッチSW4をオン状態→オフ状態のように変化させる第2走査信号を、複数本の走査信号線ScanMbに順次供給する。各行の補正用スイッチSW2は、それに対応する走査信号線ScanMbから供給される第2走査信号により、1表示期間につき1回のみの補正期間に駆動電流制御素子TRの出力端子と制御端子との間を導通させ、他の期間は非導通とする。同様に、各行のリセットスイッチSW4は、それに対応する走査信号線ScanMbから供給される第2走査信号により、1表示期間につき1回のみの補正期間にリセット信号線RSTとノードAとの間を導通させ、他の期間は非導通とする。
さらに、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMaに対して説明したのと同様に、垂直走査制御信号の制御のもとで、各表示期間において、例えば、リセット期間、閾値キャンセル期間+書込期間、有効表示期間に対応して出力制御用スイッチSW3をオン状態→オフ状態→オン状態のように変化させる第3走査信号を、複数本の走査信号線ScanMcに順次供給する。各行の出力制御用スイッチSW3は、それに対応する走査信号線ScanMcから供給される第3走査信号により、1表示期間につき1回のみのリセット期間及び有効表示期間に駆動電流制御素子TRと有機EL素子OLEDとの間を導通させ、他の期間は非導通とする。
図10は、図9に示す表示装置1の画素PXの等価回路図である。
上述のように、各画素PXは、有機EL素子OLED及び駆動電流制御回路に加え、特性補正回路を備えている。また、駆動電流制御回路は、駆動電流制御素子TRと選択用スイッチSW1とキャパシタC1とを備えており、特性補正回路は、補正用スイッチSW2と出力制御用スイッチSW3とリセットスイッチSW4とキャパシタC2とを備えている。これらスイッチSW2乃至SW4は、書込期間に先立つ補正期間において、駆動電流制御素子TRの制御電圧をこの駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthとほぼ等しいレベルに初期化するために図11に示す関係でオン/オフされる。
図11は、図10に示す画素PXの駆動方法の一例を示す図である。
図11に示すように、補正期間はリセット期間と閾値キャンセル期間とを含んでいる。
リセット期間では、駆動電流制御素子TRの入力端子と制御端子との間の電圧をその閾値電圧Vthより大きくなるよう設定する。具体的には、選択用スイッチSW1をオフ状態とし、スイッチSW2乃至SW4をオン状態とする。この動作により、ノードAの電位はリセットスイッチSW4を介して供給されるリセット信号Vrstにより上昇し、ノードB及びCの電位は補正用スイッチSW2を介して流れる放電電流により低下する。
これに続く閾値キャンセル期間では、選択用スイッチSW1をオフ状態に維持したまま、出力制御用スイッチSW3をオフ状態に設定する。これにより、ノードBの電位は、補正用スイッチSW2を介して流れる充電電流によって駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthとほぼ等しいレベルにまで上昇する。なお、この際、キャパシタC2のノードA側の電極には、リセット信号Vrstが供給されている。
書込期間では、選択用スイッチSW1をオンN状態とし、スイッチSW2乃至SW4をOFF状態とする。これにより、ノードAには、リセットスイッチSW4を介して供給されるリセット信号Vrstに代わり、映像信号Vsigが選択用スイッチSW1を介して供給される。その結果、ノードBの電位は、閾値電圧Vthと映像信号Vsigとの和にほぼ等しくなる。
有効表示期間では、出力制御用スイッチSW3をON状態とし、スイッチSW1,SW2,SW4をOFF状態とする。これにより、駆動電流Idが出力制御用スイッチSW3を介して有機EL素子OLEDに供給される。ここで、駆動電流Idは、リセット信号Vrstと映像信号Vsigとの電位差により決定されることになり、駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthが画素PX間でばらついていたとしても、そのようなばらつきが駆動電流Idに与える影響を排除することができる。
さて、本参考例では、この表示装置1を以下に説明するように駆動する。
図12は、図9に示す表示装置1で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャートである。なお、図12に示す参照符号Clka,Clkbはクロック信号を示し、Starta,Startbはスタート信号を示し、Videoは映像信号を示しており、これらは何れもコントローラ3が出力する信号である。また、図12に示す参照符号ScanMa,ScanMb,ScanMcは、それぞれ、走査信号線ドライバYDRが走査信号線ScanMa,ScanMb,ScanMcに出力する走査信号を示している。
走査信号線ドライバYDRは、スタート信号Starta及びクロック信号Clkaから各水平走査期間に対応した1水平期間の幅(Tw−Starta)の第1パルスを生成して順次次段に転送するとともに各段の第1パルスを第1走査信号として対応する走査信号線へ出力するシフトレジスタと、スタート信号Startb及びクロック信号Clkaから各水平走査捜査期間に対応した1水平走査期間の整数倍の幅(Tw−Startb)の第2パルスを生成して順次次段に転送するとともに各段の第2パルスを第2走査信号として対応する走査信号線へ出力するシフトレジスタとを備えている。走査信号線ドライバYDRは、第1パルスを第1走査信号として第1走査信号線ScanMaに順次出力し、第2パルスを第2走査信号として第2走査信号線ScanMbに順次出力する。さらに、走査信号線ドライバYDRは、第2パルスとクロック信号Clkbとから第3走査信号を生成し、これを第3走査信号線ScanMcに順次出力する。
具体的には、走査信号線ドライバYDRは、リセット期間では、走査信号線ScanMaを非選択レベル(ここではLowレベル),ScanMb,ScanMcを選択レベル(ここではLowレベル)の走査信号を供給する。閾値キャンセル期間では、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMa,ScanMbにLowレベルの走査信号を供給し、走査信号線ScanMcに非選択レベル(ここではHighレベル)の走査信号を供給する。書込期間では、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMaを選択レベル(ここではHighレベル),ScanMb,ScanMcを非選択レベル(ここではHighレベル)の走査信号を供給する。有効表示(発光)期間では、走査信号線ドライバYDRは、走査信号線ScanMa,ScanMcにLowレベルの走査信号を供給し、走査信号線ScanMbにHighレベルの走査信号を供給する。
本参考例では、走査信号線ドライバYDRは、或る行の画素PXへの特性補正動作(=リセット動作+閾値キャンセル動作)を開始してから1水平周期のn倍(nは1以上の整数)だけ経過後に、次の行の画素PXへの特性補正動作を開始する。すなわち、或る行の画素PXに対して書込動作を行う書込期間と次の行の画素に対して特性補正動作を行う補正期間とを少なくとも部分的に重ね合わせる。こうすると、或る行の画素PXへの特性補正動作と書込動作との双方を完了した後に次の行の画素PXへの特性補正動作を開始する場合に比べ、有効表示(発光)期間を十分に長く設定しつつ(有効表示期間が1表示期間に占める割合は50%以上であることが望ましい)、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能となる。
また、本参考例では、映像信号Vsigを供給するための映像信号線DataNとは別に、リセット信号Vrstを供給するためのリセット信号線RSTを設けている。このようにリセット信号Vrstを供給するための配線を映像信号Vsigを供給するための配線から独立させると、発光動作から特性補正動作への移行の際に、配線容量に起因してリセット信号VrstのノードAへの供給が遅延するのを防止することができる。すなわち、本参考例によれば、リセット信号Vrstの供給に映像信号Vsigを供給するための映像信号線DataNを併用した場合とは異なり、画素PXの動作を発光動作から特性補正動作へと切り替えると、ノードAの電位は速やかにリセット信号Vrstと等しいレベルへと変化する。そのため、本参考例によれば、ノードAの電位が安定化するまでに比較的長い時間を要することに起因して駆動電流制御素子TRの制御電圧を完全に初期化できないという状況になり難い。
このように、本参考例によると、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることができる。加えて、本参考例によると、発光動作から特性補正動作への切り替えの際にノードAの電位は速やかにリセット信号Vrstと等しいレベルへと変化させることができる。したがって、本参考例によると、駆動電流制御回路の特性の画素PX間でのばらつきに起因した表示ムラを十分に解消することができる。
なお、補正期間は、有機ELパネルのサイズや精細度等により適宜設定されるが、本態様クラスの有機ELパネルにおいては50μsec以上とすることが望ましい。ここでは、書込期間(すなわち1水平周期)は21μsec程度に設定するのに対し、補正期間は50μsec程度であり、1水平周期の長さよりも補正期間を長く設定する場合がある。したがって、本参考例では、図12に示すように、或る行の画素PXに対して特性補正動作を行う補正期間と次の行の画素PXに対して特性補正動作を行う補正期間とを部分的に重ね合わせることにより、複数の水平走査周期にわたって特性補正を行なうことができ、発光時間を削減することなく十分な補正期間を得ることができる。
また、本参考例においては、リセット信号線RSTを画素列に沿った方向、つまり映像信号線DataNに平行な方向に沿って設けている。このような構造によると、選択画素行に対する特性補正動作時に、その画素行に含まれる画素PXに対して別々のリセット信号線RSTからリセット信号Vrstを供給することができる。この場合、リセット信号の供給を画素行に沿った方向で供給する場合と比較して、1配線に集中させることなく、リセット信号線RSTの配線本数分で分割することができるので、リセット信号線RST内での電圧降下の発生を抑制することができる。そして、この電圧降下に起因して発生する画素間のクロストークを改善し、より均一な画像表示が可能となる。特に、画素数が増大し、走査線数が多くなった場合にも良好な表示動作を行うことが可能となる。
なお、先に参考例として説明した技術は、図9に示す表示装置1や図12に示す駆動方法に限定されず、様々に変形可能である。
例えば、図9に示す映像信号線ドライバXDRからリセット信号Vrstを供給可能な構造の代わりに、図13に示すようにリセット信号Vrstをリセット信号供給端子RESETから供給可能な構造を採用してもよい。リセット信号を供給する回路をPCB上に形成することにより、アレイ基板の製造歩留まりを向上させることができる。また、アレイ基板の非表示領域である額縁部の面積を低減し、狭額縁化を達成することができる。また、リセット信号の調整を容易に行うことが可能となる。
また、図14に示すように、リセット信号線RSTを画素行に沿った方向、つまり走査信号線DataNと平行に配置してもよい。このような構造を採用した表示装置1は、上述したのと同様の方法により駆動することができる。
さらに、図15に示すようにリセット信号線RSTを画素行に平行に配置するとともに、隣接する画素行間でリセット信号線RSTを共用させることも可能である。こうすると、画素行の配列方向に配列した配線の数を削減することができ、特に配線が形成された基板側を表示面とする有機EL表示装置においては、発光の取り出し効率をより向上させることが可能となる。
詳しく説明すると、リセット信号線RSTを画素行と平行に配置し、例えば、走査信号線ScanMb,ScanMcのうち偶数番目の行に位置したものを省略するとともに、偶数行目の行の画素PX2とその上の行の画素PX1との間で走査信号線ScanMb,ScanMc(ここではMは奇数)及びリセット信号線RSTを共用する。なお、画素PX1,PX2の回路構成は画素PXの回路構成と同様である。
この構造によると、リセット信号Vrst並びに第2及び第3走査信号を供給するために必要な配線数及び表示領域内で配線が占有する面積を低減することができる。したがって、表示装置1の大型化及び高精細化が容易になる。
なお、図15に示す構造を採用した場合、画素PX1,PX2への特性補正動作は2行毎に行われ、書込動作は1行毎に行われる。具体的には、図16に示すように、2n行目(nは自然数)の画素PX2と2n−1行目の画素PX1とに対して特性補正動作が同時に行われ、それらへの特性補正動作が完了した後に、2(n+1)行目の画素PX2と2(n+1)−1行目の画素PX1とに対して特性補正動作が同時に行われる。また、2n行目の画素PX2と2n−1行目の画素PX1とへの特性補正動作が完了後、2(n+1)行目の画素PX2と2(n+1)−1行目の画素PX1とに対する特性補正動作と並行して、2n行目の画素PX2と2n−1行目の画素PX1とに対して1行毎に書込動作が順次行われる。
このように、本参考例では、2n行目の画素PX2に対する特性補正動作と2n−1行目の画素PX1に対する特性補正動作とを同時に行う。加えて、本参考例では、2n行目の画素PX2に対する補正期間と2n−1行目の画素PX1に対する書込期間とは重ね合わせないが、2n行目の画素PX2に対する補正期間と2n+1行目の画素PX1に対する書込期間とは重ね合わせる。したがって、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることができる。また、本参考例では、図9、図13及び図14に示した例と同様に、映像信号Vsigを供給するための映像信号線DataNとは別にリセット信号Vrstを供給するためのリセット信号線RSTを設けているため、発光動作から特性補正動作への切り替えの際にノードAの電位を速やかにリセット信号Vrstと等しいレベルへと変化させることができる。したがって、本参考例でも、上述の参考例で説明したのとほぼ同等の効果が得られる。
また、図17に示すように、リセット信号線RSTは、電源端子VDDに接続した配線と共通化してもよい。
この構造によると、リセット信号線RSTを有機EL素子OLEDと電源端子VDDとを接続する配線の一部と共用できるため、表示領域内で配線が占有する面積を低減することができる。但し、この構造では、リセット信号Vrstは電源電圧VDDと等しくなるため、映像信号Vsigの最大値が電源電圧VDDにほぼ等しい必要がある。
また、図18に示すように、リセット信号線RSTを格子状に配置し、互いに交差したリセット信号線RST同士をそれらの交差部で接続してもよい。
このような構造によると、上述の参考例で説明したのと同様の効果を得ることができる。加えて、この構造によると、リセット信号の供給を表示面内に格子状に配置した配線から行うため、リセット信号線RSTにおける電圧降下をさらに抑制することができる。そのため、これらリセット信号線RST間で生じる電圧降下のばらつきが一層低減され、また、電圧降下が発生したとしても、クロストークとして視認されるのを抑制でき、さらに均一な表示が可能となる。
以上説明したように、或る行の画素PXに対して書込動作を行う書込期間と次の行の画素に対して特性補正動作を行う補正期間とを少なくとも部分的に重ね合わせると、特性補正動作と書込動作との双方に十分な時間を割り当てることが可能となる。また、画素への映像信号の供給とリセット信号の供給とをそれぞれ独立した配線で行うと、例えば、大型化により負荷が増大した場合或いは高精細化により水平走査期間を短縮せざるを得ない場合であっても、十分な補正期間を確保することができる。さらに、同時に特性補正動作を行う複数の画素に複数本の配線からリセット信号を供給した場合には、電圧降下を抑制できるため、より均一な表示が可能となる。
なお、上記の参考例に係る技術は、さらに変形が可能である。例えば、先の参考例では、画素PXに特定の回路構成を採用したが、画素PXには他の回路構成を採用してもよい。例えば、スイッチSW1乃至SW4としては、nチャネルTFTを使用してもよく或いはpチャネルTFTを使用してもよい。また、それらスイッチSW1乃至SW4としてトランスミッションゲート等の他のスイッチング素子を使用してもよい。例えば、リセットスイッチSW4としてトランスミッションゲートを使用し、先に説明したのとは逆極性の第2走査信号によりリセットスイッチSW4のオン/オフを制御してもよい。
また、先の参考例では、特性補正回路が駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthのばらつき補正を行うものである場合について説明したが、特性補正回路は、駆動電流制御回路の特性のばらつきを補正するものであれば、駆動電流制御素子TRの閾値電圧Vthに限定したばらつき補正するものでなくてもよい。
また、図15に示す構造では、2行の画素PX1,PX2で1本のリセット信号線RSTを共用しているが、3行以上の画素で1本のリセット信号線RSTを共用してもよい。
また、上述の参考例では、映像信号の書き込みを1画素行ずつ行うものについて説明したが、これに限定されず、複数行ずつ同時に書き込みを行ってもよい。
さらに、上述の参考例では、補正用スイッチSW2及びリセットスイッチSW4を共通の走査信号線ScanMbを用いて制御する場合について説明したが、それらのオン/オフは独立した走査信号線を用いて制御してもよい。このように制御することにより、さらに動作を安定させ、表示品位を向上させることが可能となる。
また、上述の参考例では、映像信号のデジタル−アナログ変換をガラス基板上に形成された映像信号線ドライバXDRで行う場合について説明したが、この変換は有機ELパネル2の外部で行ってもよい。
また、映像信号線ドライバXDRはアナログ映像信号を時分割で対応する映像信号線DataNに供給するものであってもよい。そして、更に、有機EL素子へ供給する電源電圧を発光色毎に設定してもよい。
また、上述の参考例では画素を構成するトランジスタとしてその活性層に多結晶ポリシリコンを用いるものについて説明したが、アモルファスシリコンを用いるものであってもよい。特に、アモルファスシリコンを用いる場合には補正期間の確保が重要となってくるため、上記の参考例に係る技術を適用することが望ましい。
さらに、上述の参考例では表示素子として有機EL素子OLEDを使用した有機EL表示装置1について説明したが、流れる電流の大きさに応じて光学特性が変化するものであれば他の表示素子を使用してもよい。すなわち、先の技術は有機EL表示装置以外の表示装置,例えば発光ダイオード表示装置や電界放出表示装置などのように自己発光素子を備えた表示装置,にも適用可能である。
本発明の一態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図1に示す表示装置の画素の等価回路図。 図2に示す画素の駆動方法の一例を示す図。 図1に示す表示装置で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャート。 図1に示す表示装置で利用可能な駆動方法の例を示す図。 図1に示す表示装置で利用可能な駆動方法の他の例を示す図。 図1の形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図7に示す表示装置で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャート。 参考例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図9に示す表示装置の画素の等価回路図。 図10に示す画素の駆動方法の一例を示す図。 図9に示す表示装置で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャート。 図9に示す形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図9に示す形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図9に示す形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図15に示す表示装置で利用可能な駆動方法の一例を示すタイミングチャート。 図9に示す形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図9に示す形態の一変形例に係る表示装置を概略的に示す平面図。
符号の説明
1…有機EL表示装置、2…有機ELパネル、3…コントローラ、4…光透過性絶縁基板、PX…画素、PX1…画素、PX2…画素、YDR…走査信号線ドライバ、XDR…映像信号線ドライバ、ScanMa…走査信号線、ScanMb…走査信号線、ScanMc…走査信号線、DataN…映像信号線、RST…リセット信号線、OLED…有機EL素子、TR…駆動電流制御素子、SW1…選択用スイッチ、SW2…補正用スイッチ、SW3…出力制御用スイッチ、SW4…リセットスイッチ、C1…キャパシタ、C2…キャパシタ、VDD…電源端子、VSS…電源端子、RESET…リセット信号供給端子、A…ノード、B…ノード、C…ノード。

Claims (4)

  1. 走査信号線と、前記走査信号線と交差した映像信号線と、前記走査信号線と前記映像信号線との交差部近傍に配置された画素とを具備し、
    前記画素のそれぞれは、制御端子と第1電源端子に接続された第1端子とそれらの間の電圧に対応した大きさで駆動電流を出力する第2端子とを備えた駆動電流制御素子と、前記第1端子と前記制御端子との間に接続された第1キャパシタと、入力端子が前記映像信号線に接続されるとともにその導通状態が前記走査信号線を介して供給される走査信号に応じて切り替わる選択用スイッチと、前記選択用スイッチの出力端子と前記制御端子との間に接続された第2キャパシタと、前記第2端子と前記制御端子との間に接続された補正用スイッチと、入力端子が前記第2端子に接続された出力制御用スイッチと、前記出力制御用スイッチの出力端子と第2電源端子との間に接続されるとともに流れる電流の大きさに応じて光学特性が変化する発光素子としての表示素子とを備え、
    書込期間においては、前記映像信号線から前記選択用スイッチを介して前記第2キャパシタの前記選択用スイッチ側の端子に映像信号を供給する書込動作を行い、
    前記書込期間に続く有効表示期間においては、前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチを非導通状態とし且つ前記出力制御用スイッチを導通状態として前記駆動電流を前記表示素子に流し、
    前記書込期間に先立つ補正期間においては、前記出力制御用スイッチを非導通状態とし且つ前記補正用スイッチを導通状態とし、この状態で、前記映像信号線から前記選択用スイッチを介して前記第2キャパシタの前記選択用スイッチ側の端子にリセット信号を供給して、前記駆動電流制御素子の特性を反映した補正信号を前記制御端子に供給することを含む特性補正動作を行い、
    前記特性補正動作と前記書込動作とのそれぞれを前記画素の行毎に順次行うとともに、前記特性補正動作を行っている前記画素の前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチの少なくとも一方を非導通状態とする分離期間を、前記補正期間内であって前記リセット信号の供給開始時よりも後に設け、或る行の前記画素に対する前記分離期間内にそれよりも前の行の前記画素に対して前記書込動作を行うように構成されたことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  2. 前記分離期間には前記特性補正動作を行っている前記画素の前記補正用スイッチを導通状態としたまま前記選択用スイッチを非導通状態とすることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  3. 前記分離期間には前記特性補正動作を行っている前記画素の前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチの双方を非導通状態とし、
    記補正期間のそれぞれにおいては前記分離期間の後に前記映像信号線から供給される信号を前記映像信号から前記リセット信号へと切り替えるとともに前記特性補正動作を行っている前記画素の前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチの双方を再び導通状態とすることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  4. 前記画素のそれぞれの前記選択用スイッチ及び前記補正用スイッチは同一の制御線を介して供給される制御信号により導通状態が制御されることを特徴とする請求項3に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
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