JP4942674B2 - 受信装置および受信制御方法 - Google Patents

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本発明は、アンテナで受信されたアナログ信号をデジタル変換して復調する受信装置、および、アンテナで受信されたアナログ信号をデジタル変換して復調する受信制御方法に関するものである。
アンテナで受信されたアナログ信号をデジタル変換して復調する受信装置の従来例としては、例えば図3,図4に示すものがある。
図3に示す従来例の受信装置は、ダイレクトコンバーション方式の受信装置として構成されており、アンテナ100からの入力信号は、バンドパスフィルタ101およびアンプ102を通り、局発信号源104からの局発信号により、直交復調器103にてIch,qchのベースバンド信号にダウンコンバートされる。それぞれの信号は、ローパスフィルタ105および可変アンプ106を通過して、A/Dコンバータ107にてディジタル信号に変換された後に、受信ベースバンド部(RXBB)112にて復調処理をされる。RXBB112にて受信レベルを計測して、CONT部113より可変アンプ106にゲインデータを送り、このゲインデータに基づいて可変アンプ106を含む自動利得制御回路にて利得が設定される。
図4に示す従来例の受信装置は、スーパーへテロダイン方式の受信装置として構成されており、アンテナ100からの入力信号は、バンドパスフィルタ101およびアンプ102を通り、局発信号源104およびミキサ113にて1次IF信号に変換される。その後、ローパスフィルタ105を通過して可変アンプ106にて適正なレベルまで増幅された後に、再度ミキサ108にて2次IF信号に変換される。この2次IF信号は、バンドバスフィルタ110を通過した後、A/Dコンバータ111にてディジタル変換される。RXBB部112では、入力信号をベースバンド信号に変換した後に、復調を行う。RXBB部112で検出したRSSIレベルに応じて、CONT部113より、ゲインデータを可変アンプ106に送り、このゲインデータに基づいて可変アンプ106を含む自動利得制御回路にて利得が設定される。
なお、自動利得制御回路の従来例としては、検出したフェージングピッチに基づくフィードバック制御により可変アンプの利得を設定する自動利得制御回路(例えば特許文献1参照)がある。
TDMA方式、TDD方式の受信装置を含む無線局においては、上記図3,図4に示す従来例では、アンテナで受信されたアナログ信号を受信アンプで増幅し、増幅された受信信号をA/Dコンバータでデジタル変換した後、ベースバンド処理部において当該デジタル変換した受信信号の受信電界強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を測定する。そして、当該測定された受信電界強度に基づいて、次の受信信号を増幅するための前記受信アンプのゲインを設定するフィードバック処理を行う。このような受信アンプのゲイン設定は、受信電界強度が測定された受信スロットの次のスロットにて行われる。
特開2001−230644号公報
しかしながら、無線局へ無線信号を送信している相手側無線局、例えば、移動局が高速で移動していたり、無線局と相手側無線局との間に、他の通信装置や物体が移動して横切るような場合に、相手側無線局とのデータ通信中に妨害波が現れて、受信電界強度が変動する。そのため、受信電界強度に基づいて受信アンプのゲインを設定するようにしても、A/Dコンバータのダイナミックレンジから外れてしまう頻度が極めて高くなる。また、スロット内では同一の利得(ゲイン)で設定しているため、スロット内のレベル変動に対応することが困難である。そのため、受信スロット間や受信スロット内部で受信レベルが変動した場合には、その内容をフィードバックループに反映させることができないため、受信レベルの変動の周期が早くなり、スロット内での変動があった場合には、アナログ信号からデジタル信号への適切な信号変換処理を行うことができず、受信性能の劣化を招くおそれがある。
そこで、上述した問題を回避するために、デジタル化された受信信号の受信電界強度の測定から受信アンプのゲインの設定までの一連の処理を高速化することが考えられるが、単に高速化を図るだけでは、演算量が増大するため、受信装置の処理負荷の増大を招いてしまう。
本発明は、相手側無線局の移動状態に応じて適切に受信アンプのゲイン設定を行うことができる受信装置、及び受信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、アンテナで受信された他の無線局からのアナログ信号、または、前記アナログ信号をデジタル変換したデジタル信号の何れかを選択する選択手段と、選択した信号の受信電界強度に基づいて受信アンプのゲインを制御する制御手段とを備えた受信装置において、前記選択手段では、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値以上であり、かつ、前記他の無線局からのアナログ信号受信時の変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記アナログ信号の受信信号を選択し、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が前記所定値未満であり、かつ、前記変調方式が前記所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記デジタル信号の受信信号を選択する、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の受信装置において、前記制御手段には、ループフィルタが備えられ、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が、所定値以上である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に小さくなるように制御され、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値未満である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に大きくなるように制御される、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の受信装置において、前記制御手段には、ループフィルタが備えられ、前記変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に小さくなるように制御され、前記変調方式が所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に大きくなるように制御される、ことを特徴とするものである。
上記目的を達成する、請求項に係る発明は、アンテナで受信された他の無線局からのアナログ信号をデジタル信号に変換して復調する受信装置における受信制御方法において、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値以上であり、かつ、前記他の無線局からのアナログ信号受信時の変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記アナログ信号の受信信号を選択し、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が前記所定値未満であり、かつ、前記変調方式が前記所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記デジタル信号の受信信号を選択する選択ステップと、前記選択した受信信号の受信電界強度に基づいて、受信アンプのゲインを制御する制御ステップと、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、相手側無線局の移動状態に応じて、アナログ信号の受信電界強度に基づいて受信アンプのゲインを制御したり、デジタル変換された受信信号の受信電界強度に基づいて前記受信アンプのゲインを制御したりするので、相手側無線局の移動状態に応じて適切に受信アンプのゲイン設定を行うことができる受信装置や受信制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態の受信装置の構成を例示する回路図である。本実施形態の受信装置は、該受信装置の、相手側無線局の移動状態に関する情報として、受信電界強度の変動を示す値の高低に応じて受信アンプのゲイン制御に用いる信号を切り換えるように構成されており、図1に示すように、アンテナ10、バンドパスフィルタ11、アンプ12、直交復調器13、局発信号源14、バンドパスフィルタ15、受信アンプ(可変アンプ)16、直交復調器18、局発信号源19、バンドパスフィルタ20、A/Dコンバータ21、受信ベースバンド部(RXBB)22、CONT部23、Logアンプ(LogAMP)24、ループフィルタ(可変ローパスフィルタ)25、スイッチ(SW)26、演算回路(CAL)27、セレクタ(SEL)28を具備して成る。
この受信装置は、図4に示す従来例の受信装置におけるCONT部113からのアンプ利得設定データに相当するデータと、LOGアンプ24で検出した受信レベルからのフィードバック信号とを、スイッチ26で切り換える構成を採用している。スイッチ26の切換えとしては、演算回路(CAL)27が、受信電界強度の変動を示す値が所定値未満である場合には、CONT部23の出力信号を導くフィードバックループが選択されるようにスイッチ(SW)26を切り換え、受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合には、LOGアンプ24のフィードバックループからの信号が選択されるようにスイッチ(SW)26を切り換える。
すなわち、この受信装置では、アンテナ10からの入力信号は、バンドパスフィルタ11およびアンプ12を通り、局発信号源14からの局発信号により、直交復調器13にてIF信号にダウンコンバートされた後、バンドパスフィルタ15を通過して受信アンプ16にて適正なレベルまで増幅された後に、受信アンプ16、直交復調器18およびバンドパスフィルタ20を通過して、A/Dコンバータ21にてディジタル信号に変換された後に、受信ベースバンド部(RXBB)22にて復調処理をされる。そして、RXBB22にて受信レベルを計測するとともに、CONT部23より、セレクタ(SEL)28へ出力信号を出力する。セレクタ(SEL)28は、演算回路(CAL)27の出力信号およびCONT部23の出力信号が入力され、時定数制御信号をループフィルタ25に入力する。演算回路(CAL)27が、入力されるトレーニングシンボルタイミング信号やLogアンプ24の検波信号から求められる(詳細は後述する。)、受信電界強度の変動を示す値に応じて、スイッチ26の切り換えを行なうことにより、受信アンプ16に選択的に入力された信号に応じて、受信アンプ16にて利得が設定される。
なお、図1に示す受信装置では、時定数を2段階で制御しているが、変調方式や受信電界強度の変動を示す値に応じて段階数を増やすことも可能である。
本実施形態の受信装置は、「相手側無線局の移動状態に関する情報」を、受信装置内部で生成(推定)するように変更したことである。以下に、相手側無線基地局の移動状態に関する情報として、受信電界強度の変動を示す値の検出方法(推定方法)を図2に基づいて説明する。
図2は実施形態の受信装置に用いる各種信号を例示する図である。図2には、「トレーニングシンボル(ヘッド部)」と、「(N+1 Flame )受信データ」と、「トレーニングシンボル(テール部)」とから成る(N+1)番目のフレームの受信信号を受信する間に、図示のように「トレーニングシンボル(ヘッド部)」および「トレーニングシンボル(テール部)」の間だけアクティブに切り換わる波形を有するトレーニングシンボルタイミング信号をLogアンプ24の検波信号とともに演算回路(CAL)28に入力することにより、受信スロットのトレーニングシンボルのヘッド部後端およびテール部後端間でのレベル変動(受信電界強度の変動)(可変ローパスフィルタ25の瞬時t1における受信レベルおよび瞬時t2における受信レベルの差分値である受信レベル差から求める)を検出して、レベル変動が所定の閾値(所定値)以上である場合(レベル変動が大きい場合)には、相手側無線局の移動速度は高速である、または、通信を行っている相手側無線局との間に、他の通信装置が高速移動して横切るような場合が生じている、と推定し、レベル変動が所定の閾値未満である場合(レベル変動が小さい場合)には、相手側無線局の移動速度は低速である、または、通信を行っている相手側無線局との間に、障害となる通信装置などがいない、と推定する。そして、レベル変動が所定の閾値未満である場合(レベル変動が小さい場合)には、CONT部23の出力信号を導くフィードバックループが選択されるようにスイッチ(SW)26を切り換え、レベル変動が所定の閾値以上である場合(レベル変動が大きい場合)には、「LOGアンプ24のフィードバックループ」が選択されるようにスイッチ(SW)26を切り換えるとともに、演算回路(CAL)28の出力信号およびCONT部23の出力信号を入力されるセレクタ(SEL)29から出力する時定数制御信号をループフィルタ(可変ローパスフィルタ)25に供給することにより、「LOGアンプ24のフィードバックループ」の時定数を可変制御する。
次に、上記受信装置におけるスイッチ26の切換条件および時定数制御条件について説明する。
[スイッチ26の切換条件1;受信電界強度の変動を示す値のみを用いる場合]
アンテナ10で受信されたアナログ信号をデジタル変換して復調して受信データとして出力する際には、(1)受信装置(移動局)の受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合には、スイッチ26が「LOGアンプ24のフィードバックループ」を選択するようなループ切換信号をスイッチ26に入力することにより、アンテナ10で受信されたアナログ信号の受信電界強度に基づいて受信アンプ16のゲインを制御し、(2)受信電界強度の変動を示す値が所定値未満である場合には、スイッチ26がCONT部23の出力信号を導くフィードバックループを選択するようなループ切換信号をスイッチ26に入力することにより、前記アナログ信号をデジタル変換した受信信号の受信電界強度に基づいて前記受信アンプのゲインを制御するようにする。
[スイッチ26の切換条件2;受信電界強度の変動を示す値および変調方式を用いる場合]
アンテナ10で受信されたアナログ信号をデジタル変換して復調して受信データとして出力する際には、(1)受信電界強度の変動を示す値が所定値を超え、かつ、受信装置(無線局)の変調方式(変調クラス)が前記所定の多値数以下の変調方式(低変調クラス)である場合には、スイッチ26が「LOGアンプ24のフィードバックループ」を選択するようなループ切換信号をスイッチ26に入力することにより、アンテナ10で受信されたアナログ信号の受信電界強度に基づいて受信アンプ16のゲインを制御し、(2)受信電界強度の変動を示す値が所定値未満であり、かつ、受信装置(無線局)の変調方式(変調クラス)が前記所定の多値数を超える変調方式(高変調クラス)である場合には、スイッチ26が「CONT部23の出力信号を導くフィードバックループ」を選択するようなループ切換信号をスイッチ26に入力することにより、前記アナログ信号をデジタル変換した受信信号の受信電界強度に基づいて前記受信アンプのゲインを制御するようにする。
[時定数制御条件1;受信電界強度の変動を示す値のみを用いる場合]
受信装置(無線局)の受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合には、時間が短くなるようにループフィルタ25の時定数を制御(ループフィルタ25の時定数が相対的に小さくなるように制御)し、受信電界強度の変動を示す値が所定値未満である場合には、時間が長くなるようにループフィルタ25の時定数を制御(ループフィルタ25の時定数が相対的に大きくなるように制御)する。
[時定数制御条件2;受信装置の変調方式のみを用いる場合]
受信装置(無線局)の変調方式(変調クラス)が所定の多値数を超える変調方式(高変調クラス)である場合には、時間が長くなるようにループフィルタ25の時定数を制御(ループフィルタ25の時定数が相対的に大きくなるように制御)し、受信装置(無線局)の変調方式(変調クラス)が前記所定の多値数に満たない変調方式(低変調クラス)である場合には、時間が短くなるようにループフィルタ25の時定数を制御(ループフィルタ25の時定数が相対的に小さくなるように制御)する。
なお、受信装置の変調方式としては、変調方式0に対応するBPSK、変調方式1に対応するBPSK+、変調方式2に対応するQPSK、変調方式3に対応するQPSK+、変調方式4に対応する8PSK、変調方式5に対応する8PSK+、変調方式6に対応する12QAM、変調方式7に対応する16QAM、変調方式8に対応する24QAMがあり、これらの受信装置の変調方式の変調方式に関する情報は、外部から入力するようにしても、受信信号から抽出するようにしてもよい。
実施形態の受信装置および実施形態の受信制御方法によれば、受信装置に含まれる自動利得制御回路において、受信信号の受信電界強度(例えばRSSI信号)に基づいて受信アンプ16のゲインを制御する際に、受信装置(無線局)の受信電界強度の変動を示す値に基づいて、受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合にはレベル変動に追従可能な「LOGアンプ24のフィードバックループ」を使用し、受信電界強度の変動を示す値未満には「CONT部23の出力信号を導くフィードバックループ」を使用するようにフィードバックループを切り換えることにより、受信電界強度の変動を示す値が所定値未満の場合は勿論、受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合においてもA/Dコンバータ21に入力レベルの最適化を図っているため、受信装置(無線局)の受信電界強度の変動を示す値に応じた最適性能を発揮させることができる。
また、実施形態の受信装置および実施形態の受信制御方法によれば、受信装置(無線局)の受信電界強度の変動を示す値に基づいて「LOGアンプ24のフィードバックループ」の時定数を制御することにより、受信電界強度の変動を示す値が所定値未満の場合には安定したフィードバックループを実現し、受信電界強度の変動を示す値が所定値を超える場合には、レベル変動に追従するようにすることができる。
さらに、実施形態の受信装置および実施形態の受信制御方法によれば、適応変調方式を採用している場合に、変調方式が低変調方式の場合に「LOGアンプ24のフィードバックループ」を使用し、変調方式が高変調方式の場合に「CONT部23の出力信号を導くフィードバックループ」を使用するようにフィードバックループを切り換えるとともに、受信装置(無線局)の変調方式(変調クラス)に基づいて「LOGアンプ24のフィードバックループ」の時定数を変化させて変調方式に依存する振幅変動分の積分時間を可変制御することにより、一定の積分時間で受信レベルを検出する場合に変調方式により異なる検出レベル精度を揃えて、同一検出レベル精度を確保することが可能になるので、変調方式によるフィードバックループの不安定性を低減することができる。
また、本実施形態の受信装置は、「相手側無線局の移動状態に関する情報」を、受信装置内部で生成(推定)するようにしているが、相手側無線局から、相手側無線局自身が取得した移動速度を受信することで、当該受信した移動速度を用いた制御を行なっても良い。
実施形態の受信装置および実施形態の受信制御方法によれば、フィードバックループを切り換えるために外部から情報を入力する必要がないため、回路構成を簡略化できるという効果も得られる。
本発明の実施形態の受信装置の構成を例示する回路図である。 実施形態の受信装置に用いる各種信号を例示する図である。 従来例の受信装置の構成を例示する回路図である。 従来例の受信装置の構成を例示する回路図である。
符号の説明
10 アンテナ
11 バンドパスフィルタ
12 アンプ
13 直交復調器
14 局発信号源
15 バンドパスフィルタ
16 受信アンプ(可変アンプ)
18 直交復調器
19 局発信号源
20 バンドパスフィルタ
21 A/Dコンバータ
22 受信ベースバンド部(RXBB)
23 CONT部
24 Logアンプ(LogAMP)
25 ループフィルタ
26 スイッチ(SW)
27 演算回路(CAL)
28 セレクタ(SEL)

Claims (4)

  1. アンテナで受信された他の無線局からのアナログ信号、または、前記アナログ信号をデジタル変換したデジタル信号の何れかを選択する選択手段と、
    選択した信号の受信電界強度に基づいて受信アンプのゲインを制御する制御手段とを備えた受信装置において、
    前記選択手段では、
    前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値以上であり、かつ、前記他の無線局からのアナログ信号受信時の変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記アナログ信号の受信信号を選択し、
    前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が前記所定値未満であり、かつ、前記変調方式が前記所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記デジタル信号の受信信号を選択する、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記制御手段には、ループフィルタが備えられ、
    前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が、所定値以上である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に小さくなるように制御され、前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値未満である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に大きくなるように制御される、
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記制御手段には、ループフィルタが備えられ、
    前記変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に小さくなるように制御され、前記変調方式が所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記ループフィルタの時定数が相対的に大きくなるように制御される、
    ことを特徴とする受信装置。
  4. アンテナで受信された他の無線局からのアナログ信号をデジタル信号に変換して復調する受信装置における受信制御方法において、
    前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が所定値以上であり、かつ、前記他の無線局からのアナログ信号受信時の変調方式が所定の多値数に満たない変調方式である場合には、前記アナログ信号の受信信号を選択し、
    前記アナログ信号に基づく受信電界強度の変動に関する値が前記所定値未満であり、かつ、前記変調方式が前記所定の多値数以上の変調方式である場合には、前記デジタル信号の受信信号を選択する選択ステップと、
    前記選択した受信信号の受信電界強度に基づいて、受信アンプのゲインを制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする受信制御方法。
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