JP4941008B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4941008B2
JP4941008B2 JP2007053157A JP2007053157A JP4941008B2 JP 4941008 B2 JP4941008 B2 JP 4941008B2 JP 2007053157 A JP2007053157 A JP 2007053157A JP 2007053157 A JP2007053157 A JP 2007053157A JP 4941008 B2 JP4941008 B2 JP 4941008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
compressor
refrigerant
gas
operation mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007053157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008215706A (ja
Inventor
諭 石川
正典 増田
順英 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2007053157A priority Critical patent/JP4941008B2/ja
Publication of JP2008215706A publication Critical patent/JP2008215706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4941008B2 publication Critical patent/JP4941008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、冷媒を循環させる圧縮機を備えた空気調和装置に関する。
従来、冷媒回路において、作動冷媒を循環させる圧縮機を備えた空気調和装置が知られている。この圧縮機からは、冷媒の脈動に起因する騒音が問題視されている。
これに対して、例えば、以下に示す特許文献1に記載の空気調和装置では、室外機に対して複数の室内機が並列に接続された、いわゆるマルチタイプの空気調和装置において、各室内機との接続を行う複数のサービスバルブと、四路切換弁との間に、二連マフラを備えたものが提案されている。この二連マフラは、直列に接続され、二段階にわたって、脈動を吸収し、減衰させることができる。これにより、圧縮機からの脈動が、サービスバルブや配管を介して室内ユニットにまで伝わることを防いでいる。
特開2006−78073号公報
しかし、上記特許文献1に記載の空気調和装置では、圧縮機から生じた脈動が室内機にまで到達することを回避する観点から提案された技術に過ぎず、圧縮機の脈動の発生自体を抑えることができるものではない。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、圧縮機の脈動を低減させることが可能な空気調和装置を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、冷媒回路を有する空気調和装置であって、圧縮機と、制御部とを備えている。圧縮機は、冷媒回路の途中に設けられ、作動冷媒としての二酸化炭素を超臨界状態にして吐出させることで、冷媒回路に循環させる。制御部は、気相状態の作動冷媒を圧縮機に吸引させる気相運転モードと、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させるために、気液二相状態の作動冷媒を圧縮機に吸引させる気液二運転モード、とを切り換える。
ここでは、制御部は、気相運転モードと気液二運転モードとを切り換えて実行できる。そして、圧縮機において生じる圧力脈動は、気体状態の冷媒だけを吸引させた場合よりも、気体と液体とが混ざり合った気液二相状態の流体を供給したほうが、低く抑えることが可能になる。なお、ここで、液体状態の流体の量は、圧縮機の圧縮機構を破壊してしまうような多量なものではないとする。このため、圧縮機において生じる脈動による騒音を低減したい場合には、制御部は、気液二相運転モードを選択することができる。
これにより、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることが可能になる。
第2発明に係る空気調和装置は、第1発明の空気調和装置であって、制御部は、圧縮機の運転周波数が所定値以上になった場合に、気液二相運転モードを行う。
ここでは、制御部は、圧縮機の運転周波数が所定値以上になって、圧力脈動が大きくなっている場合に、気液二相運転モードを実行させることができる。
これにより、圧力脈動が大きくなっている状態を自動的に把握して、騒音を低減させることが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置は、第1発明または第2発明の空気調和装置であって、時間帯を把握するためのタイマをさらに備えている。そして、制御部は、タイマに基づいて所定の時間帯の間だけ、気液二相運転モードを行う。
ここでは、所定の時間帯を把握して、自動的に気液二相運転モードを実行させることができる。
これにより、例えば、夜間等、騒音を低減したい時間帯を予め設定しておくだけで、設定された時間帯において自動的に圧力脈動を抑えつつ、騒音を低減させることが可能になる。
第4発明に係る空気調和装置は、第1発明から第3発明のいずれかの空気調和装置であって、冷媒回路の途中に、通過する流体を減圧させる膨張機構をさらに備えている。制御部は、膨張機構における減圧程度を調節することで気液二相運転モードを実行する。ここで膨張機構としては、弁形式の膨張弁や、装置としての膨張機等が含まれる。
ここでは、制御部が制御可能な膨張機構をさらに備えている。このため、気液二相運転モードを行う際に、制御部は、自動的に膨張程度を制御することで、圧縮機に吸引させる流体の状態を気液二相状態にすることが可能になる。
第5発明に係る空気調和装置は、第1発明から第4発明のいずれかの空気調和装置であって、冷媒回路において圧縮機の吸引側に接続され、通過する流体を蒸発させる蒸発器と、蒸発器の能力を調節するための送風ファンとをさらに備えている。そして、制御部は、送風ファンの風量を調節することで気液二相運転モードを実行する。
ここでは、制御部は、気液二相運転モードにおいて、送風ファンの制御を行うことで、蒸発器の能力を調節する。
これにより、気液二相運転モードを行う場合に、圧縮機に吸入される流体の状態を自動的に気液二相状態とすることが可能になる。
第6発明に係る空気調和装置は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和装置であって、流体は、作動冷媒と、冷凍機油とを含んでいる。冷媒回路において、圧縮機の吐出側に接続され、通過する流体から冷凍機油を分離回収する冷凍機油分離器をさらに備えている。そして、制御部は、冷凍機油分離器に回収された冷凍機油を圧縮機の吸引側に供給することで気液二相運転モードを実行する。
ここでは、冷凍機油分離器に回収された冷凍機油を、圧縮機の吸引側に供給することで、気液二相状態の流体を圧縮機に吸引させることができる。このため、圧縮機において生じる圧力脈動は、気体状態の作動冷媒だけを吸引させた場合よりも、気体状態の作動冷媒と冷凍機油とが混ざり合った気液二相状態の流体を供給することで、低く抑えられる。
これにより、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を冷凍機油を用いて低減させることが可能になる。
第7発明に係る空気調和装置は、第1発明から第6発明のいずれかの空気調和装置であって、流体は、作動冷媒を含んでいる。冷媒回路において、作動冷媒から液体の作動冷媒を回収する気液分離器をさらに備えている。そして、制御部は、気液分離器に回収された液体状態の作動冷媒を圧縮機の吸引側に供給することで気液二相運転モードを実行する。
ここでは、気液分離器に回収された液体状態の作動冷媒を、圧縮機の吸引側に供給することで、気液二相状態の作動冷媒を圧縮機に吸引させることができる。このため、圧縮機において生じる圧力脈動は、気体状態の作動冷媒だけを吸引させた場合よりも、気体状態の作動冷媒と液体状態の作動冷媒とが混ざり合った気液二相状態の流体を供給することで、低く抑えられる。
これにより、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を気液分離器に溜まった液体状態の作動冷媒を用いて低減させることが可能になる。
第8発明に係る空気調和装置は、第1発明から第6発明のいずれかの空気調和装置であって、流体は、作動冷媒を含んでいる。制御部は、冷媒回路において作動冷媒が液体状態で通過する部分から、液体状態の作動冷媒を圧縮機の吸引側に供給することで気液二相運転モードを実行する。
ここでは、例えば、作動冷媒の蒸発器を通過する前の配管を流れる液状態の作動冷媒を、圧縮機の吸引側に導くことで、圧縮機の吸引側を通過する作動冷媒を気液二相状態とすることができる。
これにより、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を冷媒回路中の液体状態の作動冷媒を用いて低減させることが可能になる。
第9発明に係る空気調和装置は、第1発明から第8発明のいずれかの空気調和装置であって、流体は、作動冷媒として二酸化炭素を含んでいる。
ここでは、作動冷媒は二酸化炭素を含んでおり、従来用いられている冷媒(例えば、R401A)等と比較して、密度が大きいため、二酸化炭素冷媒を採用した場合には圧力脈動が大きくなってしまうという問題がある。
これに対して、ここでは、二酸化炭素冷媒を用いた場合であっても、圧縮機に気液二相状態の二酸化炭素冷媒を吸入させることができる。
これにより、二酸化炭素冷媒を用いた場合であっても、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることが可能になる。
第1発明の空気調和装置では、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることが可能になる。
第2発明の空気調和装置では、圧力脈動が大きくなっている状態を自動的に把握して、騒音を低減させることが可能になる。
第3発明の空気調和装置では、例えば、夜間等、騒音を低減したい時間帯を予め設定しておくだけで、設定された時間帯において自動的に圧力脈動を抑えつつ、騒音を低減させることが可能になる。
第4発明の空気調和装置では、自動的に膨張程度を制御することで、圧縮機に吸引させる冷媒状態を気液二相状態にすることが可能になる。
第5発明の空気調和装置では、気液二相運転モードを行う場合に、圧縮機に吸入される流体の状態を自動的に気液二相状態とすることが可能になる。
第6発明の空気調和装置では、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を冷凍機油を用いて低減させることが可能になる。
第7発明の空気調和装置では、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を気液分離器に溜まった液体状態の作動冷媒を用いて低減させることが可能になる。
第8発明の空気調和装置では、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を冷媒回路中の液体状態の作動冷媒を用いて低減させることが可能になる。
第9発明の空気調和装置では、二酸化炭素冷媒を用いた場合であっても、圧縮機の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることが可能になる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和装置の実施形態について説明する。
<空気調和装置100の概略構成>
本発明の一実施形態が採用された空気調和装置100は、図1に示すように、室内の壁面に設置される室内機1と、室外に設置される室外機2とを備えている。
室内機1内および室外機2内にはそれぞれ熱交換器が収納されており、各熱交換器が冷媒配管5により接続されることにより冷媒回路を構成しており、CO2冷媒が循環する。
<空気調和装置100の冷媒回路の構成概略>
空気調和装置100の冷媒回路の構成を図2に示す。
この冷媒回路は、主として室内熱交換器10、アキュムレータ24、圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、膨張弁25、制御装置8、オイルセパレータOSおよび各種センサT1〜T5、P6で構成される。
室内機1に設けられている室内熱交換器10は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機1には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器10に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン11が設けられている。クロスフローファン11は、室内機1内に設けられる1つの室内ファンモータ11mによって回転駆動される。室内機1は、クロスフローファン11が回転駆動すると、室内空気が室内熱交換器10を介して取り込まれ、熱交換された調和空気を再び室内に戻すことにより、対象となる空間を空調する。なお、室内機1の近傍には、室内の温度を検知する室内温度センサT1が設置されている。また、室内機1には、吹出空気の温度を検知する吹出温度センサT3が設けられている。
室外機2には、圧縮機21と、圧縮機21の吐出側に接続される四路切換弁22と、圧縮機21の吸入側に接続されるアキュムレータ24と、四路切換弁22に接続された室外熱交換器23と、圧縮機21の吐出側に設けられたオイルセパレータOSと、室外熱交換器23に接続された膨張弁25とが設けられている。膨張弁25は、液閉鎖弁26を介して配管に接続されており、この配管を介して室内熱交換器10の一端と接続される。また、四路切換弁22は、ガス閉鎖弁27を介して配管に接続されており、この配管を介して室内熱交換器10の他端と接続されている。オイルセパレータOSは、圧縮機21から吐出されるCO2冷媒から、冷凍機油を分離して回収する。また、室外機2には、室外熱交換器23での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン28が設けられている。このプロペラファン28は、室外ファンモータ28mによって回転駆動される。なお、室外機2には、室外の温度を検知する室外温度センサT2が設けられている。また、圧縮機21の吸引側の冷媒配管には、圧縮機21に吸入される冷媒温度を検知するための圧縮機吸入温度センサT4が設けられている。圧縮機21の吐出側の冷媒配管には、圧縮機21から吐出される冷媒温度を検知する圧縮機吐出温度センサT5と、圧縮機21から吐出される冷媒の圧力を検知する圧縮機吐出圧力センサP6が設けられている。
制御装置8は、図1に示すように、室内機1における情報処理装置と、室外機2における情報処理装置と、によって構成されており、各種センサT1〜T5、P6から取得した値等に基づいて、後述する通常運転モードと気液二相運転モードとを切換ながら運転制御を行う。
<圧縮機21の詳細構成>
図3に示されるCO2冷媒を用いた圧縮機21は、ケーシング42と、モータ43と、圧縮機構44と、シャフト46と、オイルピックアップ部49とを備えている。モータ43、圧縮機構44およびシャフト46は、ケーシング42の内部に収納されている。圧縮機構44は、単シリンダのスイング圧縮機であり、水平断面図である図4に示すように、後述する揺動ピストン51、ブッシュ53、およびシリンダ57を有している。
ケーシング42は、筒状部42aと、筒状部42aの上下の開口端を閉じる一対の鏡板42b、42cとを有している。ケーシング42の筒状部42aは、モータ43のモータステータ48およびモータロータ49を収納している。また、ケーシング42は、シリンダ47の下部に油Aを貯める貯油空間58を有する。油Aは、圧縮機構44の潤滑(とくに、ブッシュ53の潤滑)に用いられ、CO2冷媒とともにケーシング42の内部に充填される。CO2冷媒が充填されたケーシング42の内圧は、高圧(14MPa程度)になっている。
モータ43は、環状のモータステータ48と、モータステータ48の内部空間48aに回転自在に配置されたモータロータ49とを有している。モータロータ49は、シャフト46に連結され、シャフト46とともに回転することが可能である。
モータステータ48は、複数の点接合部47によって筒状部42aに固定されている。点接合部47は、具体的には、筒状部42aに貫通孔50aを形成し、その貫通孔50aを通してモータステータ48をスポット溶接することにより形成される。
(圧縮機構44)
圧縮機構44は、図4に示されるように、ブレード52を有する揺動ピストン51と、ブレード52を揺動可能に支持するブッシュ53と、シリンダ57とを有している。シリンダ57は、揺動ピストン51を収納するシリンダ室54、ブッシュ53が回転自在に挿入されたブッシュ孔55、およびブッシュ孔55に連通する給油連通孔56を有している。油Aは、給油連通孔56を通して、ブッシュ孔55内部のブッシュ53の下方から給油される。
揺動ピストン51は、モータ43の回転駆動力を受けてシャフト46の偏心部46aが偏心して回転することによって、シリンダ室54の内部で揺動し、これによって、吸入管29aから吸入されたCO2冷媒をシリンダ室54内部で圧縮する。圧縮されたCO2冷媒は、ケーシング42の内部を通って上昇し、吐出管29bから吐出される。この際に、揺動ピストン51の周期的な動きに対応して、CO2冷媒が周期的に吸入され、吐出されるため、圧縮機21の周囲の配管には、圧力脈動が生じている。
シリンダ57は、下部ブロック57aと、上部ブロック57bとを有している。シリンダ57は、マウンティングプレート30にネジ止めされている。マウンティングプレート30は、マウンティングプレート接合部31によってケーシング42の筒状部42aに固定されている。マウンティングプレート接合部31は、スポット溶接により形成されている。
(オイルピックアップ部49)
オイルピックアップ部49は、その内部に油Aが流れる流路49aを有する連通管である。オイルピックアップ部49は、シリンダ57の下部ブロック57aの下面に固定されている。流路49aは、シリンダ57の下部ブロック57aの給油連通孔56の入口56aに連通している。したがって、流路49aは、給油連通孔56に連通し、さらに給油連通孔56を介してブッシュ孔55に連通している。
流路49aは、油Aが貯められた貯油空間58の内部に延びている。これにより、オイルピックアップ部49の流路49aを通して、貯油空間58の内部の油Aをブッシュ53へ安定して給油することが可能である。油Aは、高圧のケーシング42の内圧とブッシュ孔55の内圧との差圧を利用して、流路49aおよび給油連通孔56を通して、貯油空間58からブッシュ孔55へ流すことが可能である。
オイルピックアップ部49の流路49aの入口49bは、貯油空間58に貯められた油Aの油面Sの下に配置されているので、シリンダ57の下部ブロック57aの高さが油面Sよりもかなり高い位置にあっても、オイルピックアップ部49を通して貯油空間58の内部の油Aをブッシュ53へ安定して確実に給油することが可能である。
<機能ブロック構成>
図5に、空気調和装置100の機能ブロック図を示す。
制御装置8には、室内温度センサT1、室外温度センサT2、吹出温度センサT3、圧縮機吸入温度センサT4、圧縮機吐出温度センサT5および圧縮機吐出圧力センサP6が検知する各値を収集する。また、制御装置8には、通常運転モードを実行させる場合と、気液二相運転モードを実行させる場合との2つの場合について、選択的に入力可能なモードスイッチSWが設けられている。
そして、制御装置8は、モードスイッチSWによる入力に基づいて、通常運転モードと、気液二相運転モードとを切換ながら、運転制御を実行する。制御装置8は、各センサから収集したデータに基づいて、室内ファンモータ11mや、室外ファンモータ28mの回転数を調節したり、四路切換弁22の接続状態を切り換えたり、圧縮機21の周波数を調節したり、膨張弁25の開度を調節する。
(通常運転モード)
通常運転モードは、圧縮機21に吸入されるCO2冷媒が液体状態を含まずに気体状態のみから構成される状態を作り出す運転モードである。この通常運転モードでは、四路切換弁22の接続状態を切り換えて、CO2冷媒の流れ方向を変化させることで、冷房運転(図2において実線で示す冷媒流れ)や、暖房運転(図2において点線で示す冷媒流れ)が行われる。
ここで、冷房運転の場合を例に挙げて、図6に示すモリエル線図を参照しつつ、CO2冷媒の流れを説明する。
圧縮機21から吐出したCO2冷媒は、高圧の超臨界状態となって室内熱交換器10に供給される。そして、制御装置8は、室内温度センサT1、吹出温度センサT3や設定温度の値等に基づいて室内ファンモータ11mの回転数を可変させて風量制御を行い、室内熱交換器10における熱交換量を調節する。室内熱交換器10における熱交換によってCO2冷媒は相変化を伴うことなく冷却されて温度が低下していき(ガスクーラ)、膨張弁25に至る。制御装置8は、通常運転モードであるか気液二相運転モードであるかの判断に基づいて、通常運転モードであると判断し、膨張弁25の開度を調節することで、減圧の程度を調節する。減圧されて低圧の気液二相状態となったCO2冷媒は、室外熱交換器23に供給される。そして、制御装置8は、室外温度センサT2、圧縮機吸入温度センサT4等に基づいて、室外ファンモータ28mの回転数を可変させて風量制御を行い、CO2冷媒の蒸発器として機能する室外熱交換器23における熱交換量を調節する。室外熱交換器23においてCO2冷媒は加熱されて、気体状態となって圧縮機21の吸入側に供給される。制御装置8は、圧縮機吐出圧力センサP6等に基づいて、圧縮機21による吐出圧力を調節する。
(気液二相運転モード)
気液二相運転モードは、圧縮機21に吸引されるCO2冷媒が液体状態をわずかに含んでいる気液二相状態を作り出す運転モードである。この気液二相運転モードでも、同様に、四路切換弁22の接続状態を切り換えて、CO2冷媒の流れ方向を変化させることで、冷房運転(図2において実線で示す冷媒流れ)や、暖房運転(図2において点線で示す冷媒流れ)が行われる。
ここで、冷房運転の場合を例に挙げて、図7に示すモリエル線図を参照しつつ、CO2冷媒の流れを説明する。
圧縮機21から吐出したCO2冷媒は、高圧の超臨界状態となって室内熱交換器10に供給される。そして、制御装置8は、室内温度センサT1、吹出温度センサT3や設定温度の値等に基づいて室内ファンモータ11mの回転数を可変させて風量制御を行い、室内熱交換器10における熱交換量を調節する。室内熱交換器10における熱交換によってCO2冷媒は相変化を伴うことなく冷却されて温度が低下していき(ガスクーラ)、膨張弁25に至る。制御装置8は、通常運転モードであるか気液二相運転モードであるかの判断に基づいて、気液二相運転モードであると判断し、膨張弁25の開度を調節することで、減圧の程度を調節する。具体的には、気液二相運転モードでは、通常運転モードの場合と比較して、膨張弁25の開度を上げて、開き気味に制御することになる。減圧された低圧のCO2冷媒は、室外熱交換器23に供給される。そして、制御装置8は、室外温度センサT2、圧縮機吸入温度センサT4等に基づいて、室外ファンモータ28mの回転数を可変させて風量制御を行い、CO2冷媒の蒸発器として機能する室外熱交換器23における熱交換量を調節する。ここでの熱交換量が調節されることにより、CO2冷媒の加熱程度が調節されて、気相状態とわずかな液相状態とが混じり合った状態とされる。そして、気液二相状態のCO2冷媒が、圧縮機21の吸入側に供給される。これにより、気液二相運転モードでは、圧縮機21は、気体状態のCO2冷媒だけでなく、液体状態のわずかなCO2冷媒も、同時に圧縮機21に吸入させることができる。このため、気体状態のCO2冷媒を吸入させる場合と比較して、揺動ピストン51の周期的な動きに対応して生じる圧縮機21の圧力脈動を、低減させることができる。そして、制御装置8は、圧縮機吐出圧力センサP6等に基づいて、圧縮機21による吐出圧力を調節し、高圧の超臨界状態のCO2冷媒を再度、室内熱交換器10に供給する。
<本実施形態に係る空気調和装置1の特徴>
(1)
上記実施形態の空気調和装置100では、制御装置8が、気液二相運転モードが設定された状態では、自動的に膨張弁25の開度を調節して減圧程度を調節することで、圧縮機21に吸入されるCO2冷媒の状態が、気体状態とわずかな液体状態とが混じり合った気液二相状態となるように、自動的に制御することができる。
ここで、圧縮機21の揺動ピストン51の周期的な動きに対応して生じる圧力脈動は、気体状態のCO2冷媒だけが吸入された場合と比較して、気液二相状態のCO2冷媒が吸入された場合の方が、音速が低下することにより、圧力脈動を低減させることができる。ここでの音速aは、a=(K/ρ)1/2で表される。ここで、Kは、体積弾性率であり、ρは、密度である。
以上のようにして、圧縮機21の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることができる。
(2)
従来用いられている冷媒(例えば、R401A)等と比較して、冷媒の密度が大きいため、CO2冷媒を採用した場合には圧力脈動が大きくなってしまうという問題がある。
これに対して、上記実施形態の空気調和装置100では、作動冷媒として、CO2冷媒を採用している。このため、CO2冷媒を用いた場合であっても、圧縮機21に気液二相状態の二酸化炭素冷媒を吸入させることができる。これにより、CO2冷媒を用いた場合であっても、圧縮機21の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、以下のように、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
上記実施形態では、ロータリー圧縮機構の圧縮機21を例を挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、圧縮機構としては脈動が生じるものであれば適用することができるため、例えば、スクロール圧縮機や、スクリュー圧縮機等が採用された空気調和装置に対して適用してもよい。
(B)
上記実施形態の空気調和装置100における各種制御では、モードスイッチSWによって通常運転モードと気液二相運転モードとが選択的に実行される場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、制御装置8が、圧縮機21の周波数を検知し、所定の周波数を超えた場合に、気液二相運転モードが実行されるように制御してもよい。これにより、圧縮機21の運転が所定の周波数を超えて圧力脈動が大きくなっている場合を自動的に把握して、気液二相運転モードを実行して、騒音を低減させることができる。
(C)
上記実施形態の空気調和装置100では、モードスイッチSWによって通常運転モードと気液二相運転モードとが選択的に実行される場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図8に示すように、時間帯を把握できるタイマTを制御装置8に接続させ、夜間等の静かな運転が望まれる時間帯を予め設定登録しておくことができる構成であってもよい。これにより、設定登録された時間帯になったことを制御装置8が把握し、自動的に気液二相運転モードを実行させて、圧力脈動を抑えつつ、騒音を低減させることができる。
また、この他にも、圧力脈動自体を検知したり、騒音を検知するセンサを設け、これらのセンサから得られる値が所定値を超えた場合に、制御装置8が、気液二相運転モードを実行するように構成してもよい。
(D)
上記実施形態の空気調和装置100では、モードスイッチSWによって通常運転モードと気液二相運転モードとが選択的に実行される場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図9に示すように、圧縮機21から吐出されるCO2冷媒から冷凍機油を分離して回収しているオイルセパレータOSと、圧縮機21の吸入側とを接続するオイルセパレータバイパス配管B1を設けた構成としてもよい。
これにより、圧縮機21の吸入側には、CO2冷媒だけでなく、冷凍機油も吸引させることができ、気液二相状態の流体を吸引させることができるため、気相状態のみのCO2冷媒を吸引させる場合と比べて、圧力脈動を低減させることができる。
(E)
上記実施形態の空気調和装置100では、モードスイッチSWによって通常運転モードと気液二相運転モードとが選択的に実行される場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図10に示すように、圧縮機21の吸引側に設けられたアキュムレータ24に溜められた液体状態のCO2冷媒を、圧縮機21の吸入側に導く、アキュムレータバイパス配管B2を設けた構成としてもよい。
これにより、圧縮機21の吸入側には、気体状態のCO2冷媒だけでなく、液体状態のCO2冷媒も吸引させることができ、気液二相状態のCO2冷媒を吸引させることができるため、気相状態のみのCO2冷媒を吸引させる場合と比べて、圧力脈動を低減させることができる。
(F)
上記実施形態の空気調和装置100では、モードスイッチSWによって通常運転モードと気液二相運転モードとが選択的に実行される場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図11に示すように、膨張弁25と室内熱交換器10との間を流れる液体状態のCO2冷媒を、圧縮機21の吸入側に導く、液管バイパス配管B3を設けた構成としてもよい。
これにより、圧縮機21の吸入側には、気体状態のCO2冷媒だけでなく、液体状態のCO2冷媒も吸引させることができ、気液二相状態のCO2冷媒を吸引させることができるため、気相状態のみのCO2冷媒を吸引させる場合と比べて、圧力脈動を低減させることができる。
(G)
上記実施形態の空気調和装置100では、CO2冷媒が、気体状態のものと液体状態のものとを混合させて圧縮機21に吸入させる場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、圧縮機21に吸入させる直前にキャブレターを設けた構成にしてもよい。このキャブレターを設ける構成については、他にも上述した変形例D、E、Fに対してそれぞれ適用することができる。
このように、キャブレターを設けることで、通過した気液二相状態のCO2冷媒が、噴霧状となることから、圧縮機21の圧力脈動をより効果的に抑えることができる。これにより、より効果的に騒音を低減できる。
本発明を利用すれば、圧縮機の脈動を低減させることができるため、特に、脈動が生じる圧縮機を採用した空気調和装置に適用した場合に有用である。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略外観図である。 空気調和装置に採用されている冷媒回路の概略構成図である。 圧縮機の概略構成図である。 圧縮機のロータリー圧縮機構を示す断面図である。 空気調和装置のブロック構成図である。 通常運転モードにおけるモリエル線図である。 気液二相運転モードにおけるモリエル線図である。 変形例Cに係る空気調和装置のブロック構成図である。 変形例Dに係る空気調和装置の冷媒回路の概略構成図である。 変形例Eに係る空気調和装置の冷媒回路の概略構成図である。 変形例Fに係る空気調和装置の冷媒回路の概略構成図である。
1 室内機
2 室外機
8 制御装置(制御部)
21 圧縮機
23 室外熱交換器(蒸発器)
24 気液分離器
25 膨張弁
28 室外ファン(送風ファン)
28m 室外ファンモータ(送風ファン)
100 空気調和装置
OS オイルセパレータ(冷凍機油分離器)

Claims (11)

  1. 冷媒回路を有する空気調和装置(100)であって、
    前記冷媒回路の途中に設けられ、作動冷媒としての二酸化炭素を超臨界状態にして吐出させることで、前記冷媒回路に循環させる圧縮機(21)と、
    気相状態の作動冷媒を前記圧縮機(21)に吸引させる気相運転モードと、
    前記圧縮機(21)の圧力脈動に起因して生じる騒音を低減させるために、気液二相状態の作動冷媒を前記圧縮機に吸引させる気液二運転モードと、
    を切り換える制御部(8)と、
    を備えた空気調和装置(100)。
  2. 前記制御部(8)は、前記圧縮機(21)の運転周波数が所定値以上になった場合に、前記気液二相運転モードを行う、
    請求項1に記載の空気調和装置(100)。
  3. 時間帯を把握するためのタイマ(T)をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記タイマ(T)に基づいて所定の時間帯の間だけ、前記気液二相運転モードを行う、
    請求項1または2に記載の空気調和装置(100)。
  4. 前記冷媒回路の途中に、通過する流体を減圧させる膨張機構(25)をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記膨張機構(25)における減圧程度を調節することで前記気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  5. 前記冷媒回路において前記圧縮機(21)の吸引側に接続され、通過する流体を蒸発させる蒸発器(23)と、
    前記蒸発器(23)の能力を調節するための送風ファン(28、28m)と、
    をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記送風ファン(28、28m)の風量を調節することで前記気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  6. 前記流体は、作動冷媒と、冷凍機油とを含んでおり、
    前記冷媒回路において、前記圧縮機(21)の吐出側に接続され、通過する流体から冷凍機油を分離回収する冷凍機油分離器(OS)をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記冷凍機油分離器(OS)に回収された冷凍機油を前記圧縮機(21)の吸引側に供給することで前記気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  7. 前記流体は、作動冷媒を含んでおり、
    前記冷媒回路において、前記作動冷媒から液体の作動冷媒を回収する気液分離器(24)をさらに備え、
    前記制御部(8)は、前記気液分離器(24)に回収された液体状態の作動冷媒を前記圧縮機(21)の吸引側に供給することで前記気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  8. 前記流体は、作動冷媒を含んでおり、
    前記制御部(8)は、前記冷媒回路において前記作動冷媒が液体状態で通過する部分から、前記液体状態の作動冷媒を前記圧縮機(21)の吸引側に供給することで前記気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  9. 前記流体は、作動冷媒として二酸化炭素を含んでいる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  10. 前記圧縮機(21)の直前には、キャブレターが設けられている、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
  11. 前記制御部は、予め設定された時間帯になった場合に、自動的に気液二相運転モードを実行する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の空気調和装置(100)。
JP2007053157A 2007-03-02 2007-03-02 空気調和装置 Expired - Fee Related JP4941008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053157A JP4941008B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053157A JP4941008B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008215706A JP2008215706A (ja) 2008-09-18
JP4941008B2 true JP4941008B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=39835950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007053157A Expired - Fee Related JP4941008B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4941008B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105972883A (zh) * 2015-03-12 2016-09-28 松下知识产权经营株式会社 冷冻机单元

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7364869B2 (ja) * 2019-08-22 2023-10-19 ダイキン工業株式会社 分岐ユニットおよびそれを備えた冷凍装置
CN112984720A (zh) * 2021-02-01 2021-06-18 青岛海尔空调器有限总公司 用于空调的控制方法及装置、空调

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117305B2 (ja) * 1988-03-25 1995-12-18 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JPH0510626A (ja) * 1991-07-02 1993-01-19 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP3468174B2 (ja) * 1999-09-14 2003-11-17 三菱電機株式会社 冷凍空調サイクル装置
JP2005241068A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd アキュームレータ及びそれを用いた冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105972883A (zh) * 2015-03-12 2016-09-28 松下知识产权经营株式会社 冷冻机单元

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008215706A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012137207A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2005249384A (ja) 冷凍サイクル装置
WO2011117924A1 (ja) 冷凍サイクル装置及びその運転方法
JP2008209036A (ja) 冷凍装置
JP4941008B2 (ja) 空気調和装置
JP4599190B2 (ja) 流量調整装置及び空気調和装置
WO2015076331A1 (ja) 空気調和機
JP2005265278A (ja) 冷凍装置
JP6939936B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP5450637B2 (ja) 空気調和機
JP7063940B2 (ja) 冷凍装置
JP5825042B2 (ja) 冷凍装置
JP2008025905A (ja) 冷凍装置
JP4082040B2 (ja) 冷凍装置
JP4307878B2 (ja) 冷媒サイクル装置
JP4552721B2 (ja) 冷凍装置
JP4581795B2 (ja) 冷凍装置
JP2007017040A (ja) 膨張機およびその膨張機を用いた冷凍サイクル装置
JP2008133968A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2008232564A (ja) 冷凍装置及び冷凍装置の制御方法
JP2007147228A (ja) 冷凍装置
KR100711637B1 (ko) 압축기
JP2009115385A (ja) 冷凍装置
KR100577119B1 (ko) 공기조화기
JP4726658B2 (ja) 冷凍システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4941008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees