JP4940077B2 - カッタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カッタ装置に関し、特に、魚肉等のカット調理に用いられるカッタ装置に関するものである。
刺身や切り身等のカット調理に用いられるカッタ装置として、回転軸の回転により平行姿勢を保って円軌跡運動を行う円軌跡運動部材に裁断用の刃物が取り付けられ、前記回転軸が伝動モータによって回転駆動されることにより、刃物が円軌跡運動を行うことにより、まな板上の魚肉をカットするものがある(例えば、特許文献1)。
特許第3523335号公報
上述した従来のカッタ装置は、刃物が円軌跡運動を行ってまな板上の魚肉をカットするので、押し切り相当の包丁裁きに似たカットになり、和包丁による引き切りのようなカットにならない。押し切り相当のカット調理では、魚肉などは綺麗に切れず、しかも、魚肉などは、細胞が軟らかいので、カット調理時に細胞が潰れ、せっかくの細胞の中のうまみ成分が逃げ出してしまう不具合がある。また、押し切りを行う従来のカッタ装置では、鱧の骨切りなどの繊細なカット調理を行うことが難しい。
本発明が解決しようとする課題は、電動式のカッタ装置において、刃物が引き切り相当の動きをし、魚肉などの刺身や切り身等のカット調理を上手に行い、鱧の骨切りなどの繊細なカット調理も、料理人の腕前に依存することなく適切に行えるようにすることである。
本発明によるカッタ装置は、回転軸の回転により平行姿勢を保って円軌跡運動を行う円軌跡運動部材と、前記円軌跡運動部材に設けられた直線ガイド部材に案内されて直線移動するスライダをクランク機構に接続された滑りクランク装置と、前記スライダに取り付けられた刃物と、前記回転軸と前記クランク機構とを同期回転駆動する駆動手段とを有する。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、更に、前記刃物の先端縁の切刃に対向する位置に配置されて被加工物を載置される被加工物載置部材を有し、前記被加工物載置部材が前記刃物の前記切刃による切り込み方向と実質的に同じ方向に配置位置を変更可能に設けられている。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、更に、前記刃物の先端縁の切刃に対向する位置に配置されて被加工物を載置される被加工物載置部材と、前記被加工物載置部材を前記駆動手段による前記回転軸と前記クランク機構の同期回転駆動に同期して間欠送りする間欠送り機構を有する。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、更に、前記円軌跡運動部材に取り付けられて被加工物を前記被加工物載置部材に対して押さえる押さえ部材を有する。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、前記被加工物載置部材が、自身の中心軸線周りに回転可能な回転受けローラにより構成されており、前記回転受けローラの外周面に対する前記刃物の切り込み位置が、前記回転受けローラの回転中心に対して前記切刃による切り込み方向に直交する方向で、且つ前記回転受けローラに径方向に偏倚している。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、前記円軌跡運動部材と前記滑りクランク装置と前記刃物と前記駆動手段の全体を、前記刃物の下縁の延在方向に平行な軸線周りに回動変位可能に支持する支持手段を有し、前記刃物の切り込み傾斜角度を変更可能である。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、前記支持手段の回動中心軸線が、前記刃物の切り込み下死点位置にある。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、更に、前記刃物による切り込み位置へ向けて被加工物を搬送する送り込み搬送手段を有する。当該送り込み搬送手段は、好ましくは、前記刃物による切り込み位置へ向けて上り勾配に傾斜している。
本発明によるカッタ装置は、好ましくは、前記送り込み搬送手段上に吸水シートを敷設され、前記吸水シート上に被加工物が載置される。
本発明によるカッタ装置によれば、刃物は、円軌跡運動と滑りクランク運動とを合成された動きをする。この刃物の動きは、円軌跡運動を滑りクランク運動によって横方向に延ばしたような楕円、長円に類似の軌跡を描く運動になり、その長軸側の運動軌跡によって魚肉などの被加工物のカットすることにより、引き切りの包丁裁きに似たカットを行える。
本発明によるカッタ装置の実施形態1を、図1〜図4を参照して説明する。なお、以下の本実施形態の説明では、鉛直方向を上下方向、水平方向を左右方向と云うことがある。
本実施形態のカッタ装置は、基体10Aより回転可能に支持された二つの回転軸11、12を有する。回転軸11と12は、一つの水平線上にあり、換言すると、図3に示されているように、回転軸11の中心軸線C11と、回転軸12の中心軸線C12とが同じ高さ位置にある。
回転軸11、12には各々偏心円盤13、14が固定されている。図4に示されているように、偏心円盤13、14の中心Ceは、回転軸11、12の回転中心Cdに対して同じ偏心量Eだけ偏心している。偏心円盤13の偏心量Eと偏心円盤14の偏心量Eは、互いに等しい値である。
偏心円盤13、14にはプレート状部材15が係合している。プレート状部材15は、円軌跡運動部材であり、円形の嵌合孔16、17を有する。嵌合孔16、17は、ころがり軸受18、19を介して偏心円盤13、14の外周に回転変位可能に嵌合している。
これにより、プレート状部材15は、回転軸11と12が、同方向に、同一速度で、同期回転により、平行姿勢(本実施形態では水平姿勢)を保って円軌跡運動を行う、このプレート状部材15の円軌跡運動の運動径(直径)は、偏心円盤13、14の偏心量Eの2倍になる。
プレート状部材15の左右二箇所にはリニアガイド部材(直線ガイド部材)20、21が固定装着されている。リニアガイド部材20、21は、互いに同じ高さ位置に水平姿勢で設けられている。リニアガイド部材20、21には水平方向に長い帯板状のスライダ22が水平方向に直線移動可能に係合している。換言すると、スライダ22は、リニアガイド部材20、21に案内されて、プレート状部材15より左右方向に往復動可能に支持されている。
基体10Aはクランク中心軸23を回転可能に支持している。クランク中心軸23にはクランクアーム部材24の一端部が固定装着されている。クランクアーム部材24の先端(他端部)には連結ピン25によってリンク部材26の一端が枢動可能(回動可能)に連結されている。リンク部材26の他端は連結ピン27によってスライダ22の右端部に枢動可能(回動可能)に連結されている。なお、クランク中心軸23は、当該クランク中心軸23の中心軸線C23が、回転軸11、12の中心軸線C11、C12に対して偏倚量Dだけ上下方向に異なる高さ位置に配置されている。
クランク中心軸23、クランクアーム部材24、リンク部材26によるクランク機構は、スライダ22と接続されて滑りクランク装置28をなしている。この滑りクランク装置28は、クランク中心軸23が回転駆動されることにより、スライダ22を水平方向に往復移動させる。
クランク中心軸23は、駆動手段である電動モータ29に駆動連結され、電動モータ29によって回転駆動される。クランク中心軸23と、回転軸11、12には各々タイミングベルトプーリ30、31、32が取り付けられている。タイミングベルトプーリ30、31、32は、互いに同一径で、これらプーリ30、31、32に無端のタイミングベルト33が掛け渡されている。これにより、クランク中心軸23と回転軸11、12は、互いに同方向に同一速度で同期回転駆動される。
スライダ22には刃物取付板34が固定装着されている。刃物取付板34に板状の刃物35が交換可能に吊り下げ装着されている。刃物35は、略水平な下縁の全体が和包丁と同等の切刃36になっている。なお、刃物取付板34は、基体10Aに形成されたスリット開口37および基体10Aに取り付けられたスリット付きガイド部材38を貫通し、前後方向(図2で見て左右方向)の揺れ止めをされている。
基体10Bにはブラケット39が固定されており、ブラケット39は水平な枢軸40によって揺動レバー41の中間部を回動可能に支持している。揺動レバー41は、一端にてロール軸42によって回転受けロール43を回転可能に支持している。回転受けロール43は、被加工物載置部材であって、まな板に相当するものであり、刃物35の真下位置にある。回転受けロール43は、ポリエチレン、ポリプロピレン、合成ゴム等により構成されている。
ロール軸42はサーボモータ44と駆動連結されている。サーボモータ44は、間欠送り機構として、回転受けロール43を、電動モータ29による回転軸11、12とクランク中心軸23の同期回転駆動に同期して、間欠回転(間欠送り)させる。これにより、回転受けロール43を、刃物35によるカット動作に同期して、所要の切断送りピッチで、間欠回転させることができる。
回転受けロール43は、揺動レバー41が枢軸40を中心として回動することにより、刃物35の切刃36による切り込み方向(上下方向)とほぼ同じ方向に配置位置を変更する。
揺動レバー41は、他端部を、基体10Bに取り付けられた電磁アクチュエータ45の作動ロッド46と連結ピン47によって駆動連結されている。電磁アクチュエータ45は、揺動レバー41を、当該揺動レバー41の枢軸40を中心として回動させ、回転受けロール43の配置位置を変更設定する。電磁アクチュエータ45が電磁ソレノイド装置のように、オン・オフ動作するものであれば、回転受けロール43の配置位置が上下二段階に変更可能になる。電磁アクチュエータ45がリニアアクチュエータのように、連続的にリニア動作するものであれば、回転受けロール43の配置位置が上下無段階に変更可能になる。
揺動レバー41は、基体10Bに固定装着されたスタッドボルト48の頭部と揺動レバー41との間に設けられた圧縮コイルばね49によって図2で見て時計廻り方向に付勢されている。基体10Bには先端にて揺動レバー41の他端に当接する調整ねじ50が取り付けられている。調整ねじ50は、揺動レバー41の回動位置を微調整し、回転受けロール43の上下方向の配置位置を微調整する。揺動レバー41の枢軸40と調整ねじ50の当接部との間のアーム長が枢軸40とロール軸42のアーム長より数倍長いことにより、調整ねじ50による回転受けロール43の上下方向配置位置の微調整は、極小に微妙に行える。
プレート状部材15には上部延長部15Aが一体形成設けられている。上部延長部15Aの上端には連結ピン52によって帯板状の垂下部材53の上端が回動可能に連結されている。垂下部材53の下端には連結ピン54によってホルダ部材55が回動可能に連結されている。ホルダ部材55は、水平部55Aを有し、水平部55Aの左右両端にて鉛直姿勢のクランプバー56を上下動可能に支持している。
クランプバー56は、当該クランプバー56に固定された固定リング57がホルダ部材55の上面に当接することにより、ホルダ部材55より抜け落ちないようになっている。クランプバー56は、当該クランプバー56に固定された固定ばね受けリング58とホルダ部材55との間に設けられた圧縮コイルばね59によって下方へ付勢されている。
クランプバー56は圧縮コイルばね59のばね力に抗してホルダ部材55に対して上昇変位できる。圧縮コイルばね59とホルダ部材55との間には、可動ばね受けリング60、スリーブ部材61が挟まれている。
なお、これらの機構は、プレート状部材15の手前にあるので、図1では、プレート状部材15部分の構成がよく分かるよう、これら部分の図示を省略している。
クランプバー56は、基体10Aに形成された貫通孔62および基体10Aに取り付けられたガイドスリーブ部材63を貫通してこれらより上下動可能に保持されている。クランプバー56の下端部には、魚肉等の被加工物を回転受けロール43の上部外周面に対して押さえる押さえ部材64が取り付けられている。押さえ部材64は、できるだけ刃物35の切刃36によるカット位置に接近した位置で被加工物を押さえるよう、鈎形の断面形状を有する。
なお、図2において、符号70は送り込みベルトコンベアを、71は送り込みベルトコンベア70より回転受けロール43上に被加工物を渡す固定ガイド部材を、72、73は送りローラを、74は送り出しベルトコンベアを、各々示している。
送り込みベルトコンベア70、送りローラ72、73、送り出しベルトコンベア74は、被加工物の送り速度によるが、連続運転されてもよいし、送り込みベルトコンベア70、送りローラ72、73は、刃物35の切刃36による切断動作に同期して間欠駆動されてもよい。
本実施形態では、送り込みベルトコンベア70、送りローラ72、73によって魚肉等の被加工物が回転受けロール43の上部外周面に送り込まれる。
図1に実線で示されているカッタ上昇位置より電動モータ29によってクランク中心軸23、回転軸11、12が時計廻り方向に同期回転駆動されると、偏心円盤13、14の回転によって、プレート状部材15が円軌跡運動を描きながら降下する。これと同時に、クランク中心軸23の回転によって、スライダ22が、プレート状部材15の降下に伴って降下しつつ、一旦少し右側に水平移動したのち左側に水平移動する。これにより、刃物35は降下しつつ左方へ移動し、緩やかな円弧を描きながら図1に仮想線で示すカッタ降下に移動する。
これにより更に、クランク中心軸23、回転軸11、12が同方向に同期回転駆動されることにより、プレート状部材15が円軌跡運動を描きながら上昇する。これと同時に、スライダ22が、プレート状部材15の上昇に伴って上昇しつつ、右側に水平移動する。これにより、刃物35は上昇しつつ右方へ移動し、緩やかな円弧を描きながら図1に実線で示す元のカッタ上昇位置に戻る。
このように、刃物35は、円軌跡運動と滑りクランク運動とを合成された動きし、この刃物35の動きは、円軌跡運動を滑りクランク運動によって横方向に延ばしたような楕円、長円に類似の軌跡を描く運動になる。刃物35の切刃36は、楕円、長円に類似の軌跡の長軸側の運動軌跡によって、回転受けロール43の上部外周面に送り込また魚肉などの被加工物のカットすることにより、引き切りの包丁裁きに似たカットを行うことになる。
引き切りにより、魚肉の刺身等のカット調理が、魚肉の細胞を潰すことなく、綺麗なカット面をもって見栄えよく、人手、熟練度を要することなく、電動式で行われるようになる。
この刃物35の運動軌跡は、偏心円盤13、14の偏心量E、クランクアーム部材24のアーム長、クランク中心軸23の中心軸線C23と回転軸11、12の中心軸線C11、C12との上下方向の偏倚量D、偏心円盤13、14とクランクアーム部材24との相対的な回転位相差の設定によって、所望する運動軌跡あるいはそれに近似する運動軌跡を得ることができる。
また、偏心円盤13、14の回転軸11、12と、クランク中心軸23を、個別のサーボモータ等によって個別に回転駆動することによって、刃物35の運動軌跡を高い自由度をもって設定することもできる。
更に、刃物35の切刃36による魚肉などのカット時に、そのカット動作に同期して押さえ部材64が、切刃36によるカット位置に極く近い位置で、魚肉などの被加工物をまな板相当の回転受けロール43の上部外周面に押し付けるから、切刃36による引き切りにおいて、被加工物がずれ動くことなく、切刃36の進行方向(回転受けロール43の軸線方向に同じ方向)に真っ直ぐに綺麗に切れる。
なお、回転受けロール43の外周面に細かい周溝がロール軸線方向に所定ピッチをもって設けられ、これによって魚肉などが回転受けロール43の軸線方向に滑り難くされていもよい。また、回転受けロール43の外周面が微細凹凸による粗面になっていてもよい。
押さえ部材64が被加工物を回転受けロール43の上部外周面に押し付ける力は、圧縮コイルばね59のばね力により、被加工物の硬さ等に応じた最適値に設定することができまた、圧縮コイルばね59が撓むことにより、過剰な押し付ける力が被加工物に作用することを回避できる。たとえば、魚肉などのカット調理では、人の手で、魚肉を押さえる程度の最適値に設定することができる。
刃物35の切刃36による魚肉などのカットの深さは、電磁アクチュエータ45、調整ねじ50によって回転受けロール43の切刃36に対する高さ位置を調整することにより適正値に変化させることができる。
たとえば、刺身等の切り離しのカット調理では、電磁アクチュエータ45によって回転受けロール43を上昇位置に移動させて十分なカット深さを設定すればよい。これに対し、鱧の骨切りのように、一皮残すようなカット調理では、電磁アクチュエータ45によって回転受けロール43を降下位置に移動させ、調整ねじ50によって回転受けロール43の降下位置を微調整し、一皮残す微妙なカット深さを設定すればよい。この微妙なカット深さの調整は、カット作業をしながら、様子を見ながら、調整ねじ50によって行うことができる。
鱧の骨切りのように一皮残すカット調理の切り目ピッチは、刃物35による引き切り動作に同期した回転受けロール43の回転速度、間欠送り速度によって、適正値、要望値に自由に設定できる。このようなカット調理では、回転受けロール43、送りローラ72、73、送り込みベルトコンベア70のすべてが、刃物35による引き切り動作に同期した間欠動作することが、綺麗な切り口の見栄えのよい仕上がりを得る上で、望ましい。
この一皮残すカット調理において、電磁アクチュエータ45によって回転受けロール43を上昇位置に移動させることにより、一定の長さのものに切り落とすこともできる。
上述したように、刃物35が引き切り相当の動きをすることにより、魚肉などの刺身や切り身等のカット調理を上手に行い、鱧の骨切りなどの繊細なカット調理も、料理人の腕前に依存することなく適切に行えるようになる。
上述の実施形態では、平行姿勢を保って円軌跡運動を行う機構として、2個並列の偏心円盤13、14を用いたが、この円軌跡運動を行う機構は、図5に示されているような二つの平行リンク部材81、82を用いた四節リンク機構によって構成することもできる。
なお、図5において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本発明によるカット装置の他の実施形態としては、下記のようなものがある。
(1)クランク中心軸23の中心軸線C23と回転軸11、12の中心軸線C11、C12との上下方向の偏倚量Dをゼロにする。この場合、図6に示されているように、クランク中心軸23の中心軸線C23と回転軸11、12の中心軸線C11、C12が同じ高さ位置で、一直線上に並ぶことになる。この場合には、アイドル・テンションタイミングベルトプーリ65を設け、タイミングベルトプーリ31、32、33、アイドル・テンションタイミングプーリ65にタイミングベルト33を掛け渡せばよい。
(2)回転受けロール43を上下軸方向の送りねじ機構、リニアアクチュエータ等によって上下動させること。
(3)図7に示されているように、回転受けローラ43の外周面に対する刃物35の切り込み位置が、回転受けローラ43の回転中心C43に対して切刃36による切り込み方向に直交する方向で、且つ前記回転受けローラに径方向に、所定量(偏倚量)eだけ偏倚している。
このように、刃物35の切り込み位置が偏倚していると、回転受けローラ43の外周面に沿って運ばれる鱧等の切り身(加工物)に対して、切刃36が傾斜角度θ(図8参照)をもって斜(はす)に入り、そぎ切りが行われることになる。このそぎ切りの具合は、偏倚量eによって設定することができる。
この偏倚量eは、回転受けローラ43が切刃36による切り込み方向に直交する方向に配置位置を変更可能に設けられていることにより、調整可能であってもよい。また、刃物35が回転受けローラ43に対して切刃36による切り込み方向に直交する方向に配置位置を変更可能に設けられていてもよい。
また、そぎ切りは、切刃36の回転受けローラ43に対する切り込み方向が、ローラ外周面に対する法線に対して傾斜していることによっても実現できる。
つぎに、本発明によるカッタ装置の実施形態2を、図9〜図11を参照して説明する。なお、図9、図10において、図1〜図4に対応する部分は、図1〜図4に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本実施形態では、回転軸11、12と、偏心円盤(円軌跡運動部材)13、14と、プレート状部材15と、リニアガイド部材20、21と、スライダ22、クランク中心軸23、クランクアーム部材24、連結ピン25、リンク部材26、連結ピン27による滑りクランク装置28、電動モータ29、タイミングベルトプーリ30、31、32及びこれらに掛け渡されたタイミングベルト(図示省略)による駆動手段と、刃物取付板34、刃物35の全てが基台100上に配置された支持筐体80内に納められている。支持筐体80はアーム部80を一体的に有する。
支持筐体80は左右一対のアーム部81を一体的に有する。基台100は上部に左右一対の軸支ブラット101を有する。軸支ブラット101は支持軸103によってアーム部81を、つまり支持筐体80を支持軸103の中心軸線周りに回動可能に支持している。支持軸103の中心軸線C103、換言すると、支持筐体80の回動中心軸線は、刃物35の切り込み下死点位置A(図11参照)上にある。これにより、支持筐体80は、刃物35の切り込み下死点位置Aを回動中心として回動(傾斜)することができる。
一方の側の支持軸103にはウォームホイール82が取り付けられている。ウォームホイール82にはウォーム83が噛合している。ウォーム83は、タイミングベルトプーリ84、タイミングベルト85、タイミングベルトプーリ86によって刃物傾斜用電動モータ87に駆動連結され、刃物傾斜用電動モータ87によって回転駆動される。
これにより、支持筐体80は、刃物傾斜用電動モータ87によって、刃物35の切り込み下死点位置Aを回動中心として回動駆動され、ウォームホイール82とウォーム83との噛み合いによって任意の回動位置(傾斜位置)に保持(固定)される。
刃物35の下方位置には被加工物載置部材である板状のまな板部材90が設けられている。まな板部材90は、ピン91をもって昇降支持部材92の上下長孔93に係合し、昇降
変位可能になっている。ピン91には枢軸94を回動中心とする回動アーム部材95の一端が枢動連結されている。回動アーム部材95の他端にはナット96が取り付けられており、
ナット96には調整ねじ97がねじ係合している。これにより、調整ねじ97によってまな板部材90の上下方向の配置位置を調整することができ、切り込み深さを可変設定することができる。
基台100上には搬送コンベア装置110が配置されている。搬送コンベア装置110は、エンドローラ111、112、駆動ローラ113、案内ローラ114、115に掛け渡されたゴム製の無端ベルト116を有する。駆動ローラ113は、タイミングベルトプーリ117、タイミングベルト118、タイミングベルトプーリ119によってコンベア用電動モータ120に駆動連結され、コンベア用電動モータ120によって図9、図10にて反時計廻り方向に回転駆動される。これにより、無端ベルト116のエンドローラ111、112間のアッパパス部は、図9、図10にて右方より左方へ走行移動する。
エンドローラ111は、無端ベルト116のアッパパス部の走行方向で見て、刃物35の手前側(図9、図10にて右側)にあり、もう一つのエンドローラ112は、刃物35の向こう側(図9、図10にて左側)にある。これにより、搬送コンベア装置110は、刃物35による切り込み位置(切り込み下死点位置A)を横切って延在し、エンドローラ111と刃物35による切り込み位置との間に、刃物35による切り込み位置へ向けて被加工物を搬送する送り込み搬送部110Aを構成し、刃物35による切り込み位置とエンドローラ112との間に、刃物35による切り込み位置より送り出しベルトコンベア74へ向けて被加工物を搬送する送り出し搬送部110Bを構成している。
エンドローラ111はまな板部材90より低い高さ位置にある、これにより、送り込み搬送部110Aは、刃物35による切り込み位置へ向けて上り勾配した傾斜した搬送面(アッパパス部上面)になっている。エンドローラ111は、上下円弧方向に配置位置を変更可能設けられていてよい。これにより、送り込み搬送部110Aは、上り勾配の傾斜角を可変設定することができる。
刃物35による切り込み位置の被加工物送り込み側には、ゴム製の押さえ無端ベルト130が大小二つのローラ131、132間に掛け渡された態様で設けられている。ローラ131は、電動モータ133によって、図9、図10で見て時計廻り方向に回転駆動される。これにより、無端ベルト130のアンダパス部は、無端ベルト116のアッパパス部と同方向にほぼ等しい走行速度で移動する。
ローラ132は、ローラ131より小径で、刃物35による切り込み位置に極く近い位置にある。さらに、ローラ132の配置位置が上下変位可能で、ローラ132は、図示されていないばね手段によって、下方(無端ベルト130のアンダパス部側)に向けて付勢されている。このばね力が押さえ無端ベルト130による被加工物の弾力的な押さえ力になる。
基台100のエンドローラ111の側には、長尺帯状の吸水シート151を巻き取った吸水シートロール150がブラケット152によって交換可能に配置されている。吸水シート151は、たとえば、二枚のポリビニルアルコールフィルム間に、高浸透圧食品である水あめ成分と、吸い取った水を保持する海草成分(糊料)とをはさんだ多重シートのようなものであり、長尺方向に所定間隔をおいて横幅方向に延在する切り離し用ミシン目153を有する。吸水シート151は、吸水シートロール150より繰り出され、エンドローラ111の側より無端ベルト116のアッパパス部上にその搬送方向に沿って敷設(載置)される。
なお、吸水シート151は、上述の多重シートに限られることはなく、吸水性に優れた紙等であってもよい。
被加工物、たとえば、鰺のような小型魚の魚肉は、複数片、並ばれた状態で、送り込み搬送部110Aにおいて、吸水シート151上に載置され、無端ベルト116によって刃物35による切り込み位置へ向けて送り込まれる。吸水シート151上の魚肉は、押さえ無端ベルト130によって無端ベルト116のアッパパス部上面へ向けて弾力的に押さえ込まれた状態で、実施形態1と同様に、円軌跡運動と滑りクランク運動とを合成された動きをする刃物35の下縁の切刃36によって引き切りされ、刺身相当の大きさにカット(刺身切り)される。
刺身切りされた吸水シート151上の魚肉は、引き続き無端ベルト116によって送り出しベルトコンベア74へ向けて搬送される。
ここで、無端ベルト116の走行速度に比して送り出しベルトコンベア74のベルト走行速度が速いことにより、無端ベルト116より送り出しベルトコンベア74に乗り移った吸水シート151は、ベルト走行方向に引っ張られる。これにより、吸水シート151が切り離し用ミシン目153をもって切り離される。切り離された吸水シート151は、販売用トレーの大きさに応じた大きさであればよく、そのまま、販売用トレーの下敷きシートとして用いることができる。
このように、刺身切りされた魚肉を載せられた加工吸水シート151が、そのまま、販売用トレーの下敷きシートとして用いられることにより、並び変えの手間が省かれ、併せて、並び変えによって切り身が「ばらばら」になることがなく、刺身切りした見た目のよい状態で、流通上の販売用トレーに入れることができる。このことは、並び変えの手間省きと同時に、並び変え作業による刺身の鮮度低下を防ぐことにもなる。
上述したよう刺身切りにおいて、刃物傾斜用電動モータ87によって、支持筐体80を、刃物35の切り込み下死点位置Aを回動中心として回動されることにより、その回動角に応じて刃物35の切り込み方向が鉛直面(垂直面)に対して傾斜し、そぎ切りが行われる。
このようなそぎ切りは、鰺のような小型魚の刺身において、上から見た一つ一つ切り身の平面積が大きくなり、小型魚の刺身料理としての付加価値が上がることになる。これらのことにより、小型魚の刺身の流通のネックが解消され、小型魚の刺身の流通が盛んになることを期待できる。
図11に示されているように、このそぎ切りにおいて、刃物35が魚肉に入るそぎ切り角度θa(水平面に対する角度)は、刃物傾斜用電動モータ87による支持筐体80の回動角度θdにより決まり、θa=(90−θd)で表される。そぎ切りの度合いは、そぎ切り角度θaが小さいほうが強い。そぎ切りの度合は、送り込み搬送部110Aに上り勾配が付けられていることにより、強くなる。図11に示されているように、送り込み搬送部110Aの上り勾配の傾斜角がθbであると、このときのそぎ切り角度θcは(θa−θb)になる。
支持筐体80の回動中心軸線C103が、刃物35の切り込み下死点位置Aにあることにより、支持筐体80の回動角度θdが変化しても、刃物35の切り込み下死点位置が変化することかがなく、支持筐体80の回動角度θdを変更しても、刃物35の切り込み深さを調整する必要がない。
本発明によるカット装置の実施形態1の要部の正面図である。 本発明によるカット装置の実施形態1の側面図である。 実施形態1によるカット装置の駆動系の説明図である。 実施形態1によるカット装置の偏心機構を示す説明図である。 本発明によるカット装置の他の実施形態の概略図である。 本発明によるカット装置の他の実施形態の駆動系の説明図である。 本発明によるカット装置の他の実施形態の要部の側面図である。 他の実施形態のカット装置によるそぎ切りを示す説明図である。 本発明によるカット装置の実施形態2の斜視図である。 本発明によるカット装置の実施形態2の側面図である。 他の実施形態のカット装置による刃物の切り込み傾斜角度についての説明図である。
符号の説明
10A、10B 基体
11、12 回転軸
13、14 偏心円盤
15 プレート状部材
16、17 嵌合孔
18、19 ころがり軸受
20、21 リニアガイド部材
22 スライダ
23 クランク中心軸
24 クランクアーム部材
25 連結ピン
26 リンク部材
27 連結ピン
28 滑りクランク装置
29 電動モータ
30、31、32 タイミングベルトプーリ
33 タイミングベルト
34 刃物取付板
35 刃物
36 切刃
37 スリット開口
38 スリット付きガイド部材
39 ブラケット
40 枢軸
41 揺動レバー
43 回転受けロール
44 サーボモータ
45 電磁アクチュエータ
46 作動ロッド
47 連結ピン
48 スタッドボルト
49 圧縮コイルばね
50 調整ねじ
52 連結ピン
53 ハンガー部材
54 連結ピン
55 ホルダ部材
56 クランプバー
57 固定リング
58 固定ばね受けリング
59 圧縮コイルばね
60 可動ばね受けリング
61 スリーブ部材
62 貫通孔
63 ガイドスリーブ部材
64 押さえ部材
65 アイドル・テンションタイミングプーリ
70 送り込みベルトコンベア
71 固定ガイド部材
72、73 送りローラ
74 送り出しベルトコンベア
80 支持筐体
81 アーム部
82 ウォームホイール
83 ホイール
84 タイミングベルトプーリ
85 タイミングベルト
86 タイミングベルトプーリ
87 刃物傾斜用電動モータ
90 まな板部材
91 ピン
92 昇降支持部材
93 上下長孔
94 枢軸
95 回動アーム部材
96 ナット
97 調整ねじ
100 基台
101 軸支ブラット
103 支持軸
110 搬送コンベア装置
111、112 エンドローラ
113 駆動ローラ
114、115 案内ローラ
116 無端ベルト
117 タイミングベルトプーリ
118 タイミングベルト
119 タイミングベルトプーリ
120 コンベア用電動モータ
150 吸水シートロール
151 吸水シート
152 ブラケット
153 切り離し用ミシン目

Claims (10)

  1. 回転軸の回転により平行姿勢を保って円軌跡運動を行う円軌跡運動部材と、
    前記円軌跡運動部材に設けられた直線ガイド部材に案内されて水平方向に直線移動するスライダをクランク機構に接続された滑りクランク装置と、
    前記スライダに取り付けられ、水平な下縁を切刃とする刃物と、
    前記回転軸と前記クランク機構とを同期回転駆動する駆動手段と、
    を有するカッタ装置。
  2. 前記刃物の先端縁の切刃に対向する位置に配置されて被加工物を載置される被加工物載置部材を有し、前記被加工物載置部材は前記刃物の前記切刃による切り込み方向と実質的に同じ方向に配置位置を変更可能に設けられている請求項1に記載のカッタ装置。
  3. 前記刃物の先端縁の切刃に対向する位置に配置されて被加工物を載置される被加工物載置部材と、
    前記被加工物載置部材を前記駆動手段による前記回転軸と前記クランク機構の同期回転駆動に同期して間欠送りする間欠送り機構を有する請求項1に記載のカッタ装置。
  4. 前記円軌跡運動部材に取り付けられて被加工物を前記被加工物載置部材に対して押さえる押さえ部材を有する請求項2または3に記載のカッタ装置。
  5. 前記被加工物載置部材は、自身の中心軸線周りに回転可能な回転受けローラにより構成されており、前記回転受けローラの外周面に対する前記刃物の切り込み位置が、前記回転受けローラの回転中心に対して前記切刃による切り込み方向に直交する方向で、且つ前記回転受けローラに径方向に偏倚している請求項1からの4の何れか一項に記載のカッタ装置。
  6. 前記円軌跡運動部材と前記滑りクランク装置と前記刃物と前記駆動手段の全体を、前記刃物の下縁の延在方向に平行な軸線周りに回動変位可能に支持する支持手段を有し、刃物の切り込み傾斜角度を変更可能である請求項1からの5の何れか一項に記載のカッタ装置。
  7. 前記支持手段の回動中心軸線が、前記刃物の切り込み下死点位置にある請求項6に記載のカッタ装置。
  8. 前記刃物による切り込み位置へ向けて被加工物を搬送する送り込み搬送手段を有する請求項1からの7の何れか一項に記載のカッタ装置。
  9. 前記送り込み搬送手段は、前記刃物による切り込み位置へ向けて上り勾配に傾斜している請求項8に記載のカッタ装置。
  10. 前記送り込み搬送手段上に吸水シートを敷設され、前記吸水シート上に被加工物が載置される請求項8または9に記載のカッタ装置。
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