JP4937331B2 - 送風機及びヒートポンプ装置 - Google Patents

送風機及びヒートポンプ装置 Download PDF

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Description

この発明は、ベルマウスを有するプロペラ式の送風機と、この送風機を用いたヒートポンプ装置とに関する。
プロペラ式の送風機において、翼の反り角は、翼の仕事量を左右する主要な形状要素の1つである。特に、翼の半径方向において、反り角をどのように変化させるかが重要である。
特許文献1には、翼のボス部側端部の反り角と外周側端部の反り角とを設計値とし、ボス部側端部と外周側端部との間の半径位置の反り角を線形で変化させることについての記載がある。これにより、設計の容易性と低騒音性能を両立させている。
特許文献2には、気体の吹出し側に壁面を有する特殊な状況において、外周側端部の反り角をボス部側端部の反り角よりも大きくすることについての記載がある。
特開昭61−65096号公報 特開2001−99093号公報
プロペラ式の送風機では、吸込み側の翼周囲の空間が十分に広く、翼の回転領域へ流入する気体が周方向において均一な条件の下では、翼の形状を工夫することにより低騒音化が実現されている。しかし、プロペラ式の送風機を空気調和機の室外機に用いる場合等、吸込み側の翼周囲の空間が狭く、翼の回転領域へ流入する気体が周方向において不均一な条件の下では低騒音化が十分に実現できていない。
この発明は、例えば、吸込み側の翼周りの空間が狭い場合における低騒音化を実現することを目的とする。
この発明に係る送風機は、例えば、
回転軸に設けられたボス部と、前記ボス部の周囲に設けられた複数の翼とを有するプロペラファンと、
前記プロペラファンの外周を囲うベルマウスとを備え、
前記プロペラファンが有する前記複数の翼の各翼は、前記回転軸を中心軸とする円筒により、その翼を切断してできる3次元の翼断面を2次元平面に展開して得られる2次元の翼断面について、前記円筒の半径を前記回転軸から翼のボス部側端部までの第1距離より長く前記回転軸から翼の外周側端部までの第2距離より短い範囲の距離とした場合に得られる2次元の翼断面の反り度合いを示す反り角が、前記円筒の半径を前記第1距離とした場合に得られる前記ボス部側端部における2次元の翼断面の反り角と、前記円筒の半径を前記第2距離とした場合に得られる前記外周側端部における2次元の翼断面の反り角とから、線形補間することにより計算されるその2次元の翼断面についての計算角度よりも部分的に大きい
ことを特徴とする。
この発明に係る送風機では、ボス部側端部と外周側端部との間において翼の反り角を大きくした位置で、仕事量を高めている。これにより、翼の外周部へ仕事量が偏ることを抑制できる。そのため、翼の外周部における回転領域の外への気体の流出等を抑制でき、プロペラファンの空力騒音を低減することができる。
実施の形態1に係るヒートポンプ装置100の冷媒回路構成図。 実施の形態1に係るヒートポンプ装置100が備える室外機101の正面図。 図2のX−X’断面の説明図。 実施の形態1に係るプロペラファン2の正面図。 回転軸6を中心とし、半径rの円筒で翼2bを切断した3次元の翼断面を2次元平面に展開して得た2次元の翼断面14を示す図。 実施の形態1に係る翼2bの反り角の大きさと半径位置との関係を示す図。 反り角に応じて弦接比σを変化させた場合のプロペラファン2の正面図。 ヒートポンプ装置100の室外機101の低騒音効果を試験的に確認した結果を示す図。 実施の形態2に係る翼2bの反り角の大きさと半径位置との関係を示す図。 実施の形態3に係る室外機101の正面図。 図10のY−Y’断面の説明図。 実施の形態4に係るヒートポンプ装置の冷媒回路の一例を示す図。 実施の形態4に係る室外機101の正面図。 図13のZ−Z’断面の説明図。
実施の形態1.
実施の形態1に係る送風機1について説明する。ここでは、送風機1を備えるヒートポンプ装置100を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係るヒートポンプ装置100の冷媒回路構成図である。
図2は、実施の形態1に係るヒートポンプ装置100が備える室外機101の正面図である。
図3は、図2のX−X’断面の説明図である。
なお、図2では、プロペラファン2等の説明のため、保護グリル13を下半分のみ示し、保護グリル13の上半分を透かして内部を表示している。また、図2では、本来見えない構成を破線で示している。また、図2の回転軸6付近に示した矢印は、プロペラファン2の回転方向を示す。また図2のX−X’は回転軸6と重なる水平線であるがA部、E部の破線と重なるために上方にずらして記載している。
図1に示すように、ヒートポンプ装置100は、圧縮機51、熱交換器52、膨張機構53、熱交換器54が、内部を冷媒が流れる冷媒配管55により順次連結された冷媒回路を有する。また、ヒートポンプ装置100は、圧縮機51、熱交換器52、膨張機構53を備える室外機101と、熱交換器54を備える室内機102とを備える。つまり、ヒートポンプ装置100は、いわゆるセパレート型の空気調和機である。
送風機1は、室外機101に設けられた熱交換器52へ風を送るプロペラファン形式の送風機である。ここで、送風機1により、熱交換器52へ大きな風量の風を送ることにより、熱交換器52での熱交換効率を高くすることができる。
図2,3に示すように、送風機1は、プロペラファン2、プロペラファン2の後縁2eを囲うベルマウス3、ベルマウス3と連続する吹出し板4、回転軸6を介してプロペラファン2を回転駆動させるモータ5(駆動装置)を備える。
また、プロペラファン2は、回転中心に位置するボス部2aと、ボス部2aの周囲に設けられた複数の翼2bとを有する。なお、ここでは、プロペラファン2は、3枚の翼2bを有する。翼2bのうち、回転方向の前方側の縁が前縁2cであり、回転方向の後方側の縁を後縁2eであり、外周側の縁が外周縁2dである。
室外機101において、プロペラファン2が設けられた風路室7は、プロペラファン2の径方向外側四方を上板8、下板9、横板10、機械室板11で囲まれている。回転軸6に垂直な風路室7の断面は、縦長の形状である。また、風路室7には吹出し板4と対抗する面に、熱交換器52が設けられている。熱交換器52は、冷媒回路を循環する冷媒が流れるパイプの外表面に伝熱用の多層形状のフィンを設けたものであり、冷媒回路を循環する冷媒と気体との熱交換をさせるものである。なお、ベルマウス3の吹出し板4側の開口部は保護グリル13に覆われている。
また、機械室板11により風路室7から隔てられた機械室12には、圧縮機51、膨張機構53等の熱交換器52と繋がる冷媒回路を構成する要素や、ヒートポンプ装置を制御する電気回路部品が格納されている。
ここで、室外機101に、外径が大きいプロペラファン2を搭載した場合、外径が小さいプロペラファン2を搭載した場合に比べ、回転数を低く抑えても同じ風量を得られる。また、外径が大きいプロペラファン2を搭載した場合、吹出し面積が増加するため、吹出す風の風速を抑制でき、保護グリル13を通過する風速が抑えられる。そのため、外径が大きいプロペラファン2を搭載することにより、空力騒音を小さくすることができる。したがって、一般に、ヒートポンプ装置100では、できる限り大きなプロペラファン2を搭載する。
できる限り大きなプロペラファン2を搭載するため、風路室7において、プロペラファン2が有する翼2bの外周縁2d周囲の空間(風路空間)が狭くなる。特に、上述したように、回転軸6に垂直な風路室7の断面は、縦長の形状である。そのため、図2に示すように、回転軸6に垂直なベルマウス3の断面は正面視円形ではなく、左右両側が縦方向にカットされた形状である。したがって、図2のA部やE部では風路空間が極めて狭くなる。また、B部やD部では風路空間が比較的広くなるが、C部でも風路空間が狭くなる場合がある。このように、翼2bの外周縁2d周囲の風路空間の形状が周方向に不均一で、一部に狭い部分があることは、騒音が発生する原因となる。
次に、プロペラファン2の形状について説明する。
図4は、実施の形態1に係るプロペラファン2の正面図である。
図5は、回転軸6を中心とし、半径rの円筒で翼2bを切断した3次元の翼断面を2次元平面に展開して得た2次元の翼断面14を示す図である。
なお、図4の回転軸6付近に示した矢印は、プロペラファン2の回転方向を示す。
図4に示すように、プロペラファン2の翼2bの形状は、外周側端部(外周縁2d)の中点P2がボス部2a側端部の中点P1よりも回転方向前方になる前進翼形状である。ここで、ボス部2aの半径をr1、翼2bの外周側端部(外周縁2d)の半径をr2とする。
図5に示す翼断面14は、半径r1と半径r2との間の半径rの円筒面で翼2bを切断した3次元の翼断面(R−R’)を2次元平面に展開した2次元の翼断面である。ここで、プロペラファン2の翼2bは、3次元的にねじれ、3次元的曲面形状をしている。そのため、半径rの円筒で翼2bを切断すると、円筒の側面に沿った3次元の翼断面が得られる。この3次元の翼断面を、2次元平面に展開して2次元の翼断面14としている。
図5に示すように、翼断面14の反りの度合いを表す反り角は、角度θである。また、翼断面14の前縁2c側の端点と後縁2e側の端点とを結ぶ直線を弦線15と呼ぶ。弦線15の長さである弦長Lは、ボス部2a側における翼断面14よりも外周側における翼断面14の方が長い。ここで、図5の点Pmは弦線15の中点である。翼断面14は、負圧面側が反回転方向に凸となる反り角θの反りを持つ。そのため、弦線15と翼断面14とは一致せず、翼断面14は弦線15から垂直方向の最大距離で反回転方向にΔdだけずれる。
図6は、実施の形態1に係る翼2bの反り角の大きさと半径位置との関係を示す図である。
図6において、グラフの縦軸は翼断面14の反り角であり、グラフの横軸は回転軸6を中心とした場合における翼の半径位置を示す半径位置比rrである。グラフの横軸の半径位置比rrは、ボス部2aの半径r1と、外周側端部の半径r2との間の半径rの半径位置を比率として表すものであり、rr=(r−r1)/(r2−r1)である。rr=0がボス部2a側端部の半径位置を示し、rr=1が外周側端部の半径位置を示す。また、グラフの各点は、半径位置比rrに対する反り角を示す。
図6に示すように、実施の形態1に係る翼2bは、外周側端部における翼断面14の反り角の方がボス部2a側端部における翼断面14の反り角よりも小さい。なお、外周側端部における翼断面14とは、回転軸6から外周側端部までの距離(第2距離)を半径とする円筒により、翼2bを切断して得た翼断面14である。同様に、ボス部2a側端部における翼断面14とは、回転軸6からボス部2a側端部までの距離(第1距離)を半径とする円筒により、翼2bを切断して得た翼断面14である。
また、ボス部2a側端部と外周側端部との間の半径位置における翼断面14では、半径位置比rrがおよそ0.4≦rr≦0.8の半径位置において、ボス部2a側端部の反り角と外周側端部の反り角とから線形補間により計算した計算角度(図6において、ボス部2a側端部の反り角と外周側端部の反り角とを直線で結んだ破線が示す角度)よりも、反り角が大きい。なお、ボス部2a側端部と外周側端部との間の半径位置における翼断面14とは、第1距離より長く第2距離より短い範囲の距離を半径とする円筒により、翼2bを切断して得られる翼断面14である。
また、ボス部2a側端部と外周側端部との間の他の部分(0.4≦rr≦0.8以外の半径位置)における翼断面14の反り角は、計算角度とほぼ同値である。つまり、ボス部2a側端部と外周側端部との付近における翼断面14の反り角は、計算角度とほぼ同値である。
計算角度からのずれが最も大きい半径位置は、半径位置比rr=0.6以上の位置が望ましく、およそ0.6≦rr≦0.7の位置が特に望ましい。図6では、rr=0.65の位置で計算角度からのずれが最大となっている。
反り角について補足する。
2次元平面に展開した翼断面14が円弧形状の場合は、図5に示すように前縁2c側の端点における円弧の接線に対する垂線16と、後縁2e側の端点における円弧の接線に対する垂線17とが交わる角度θが反り角となる。
2次元平面に展開した翼断面14が円弧形状でない場合は、弦長をL、弦線15から反回転方向に垂直に計った翼断面14との最大距離をΔdとする。このとき、Δd・(2/L)=(1/sin(θ/2))−(1/tan(θ/2))であって、かつ0度<θ<90度を満たすθを反り角とする。
弦長について説明する。
半径に対する弦長を示すものとして弦接比σがある。半径r、弦長Lの場合に、翼間距離をT=2・r・π/(翼枚数)と定義する。このとき、弦接比σは、σ=L/Tとして表される。弦接比σの値はおよそ0.6≦σ≦0.9の間である。弦接比σは、ボス部2a側から外周側まで一定の値とするか、又は、ボス部2a側よりも外周側を大きくし、半径に対して線形で変化させることが一般的である。
実施の形態1に係るプロペラファン2のように、翼断面14の反り角を変化させた場合、反り角の計算角度からの増加分が大きい翼断面14ほど弦接比σも大きくすることが望ましい。
図7は、反り角に応じて弦接比σを変化させた場合のプロペラファン2の正面図である。
図7に示すように、反り角に応じて弦接比σを変化させる場合に、前縁2cは、反り角に応じて弦接比σを変化させない場合(図4に示す翼2b)と同様の形状とする。つまり、前縁2cは、ボス部2a側から外周部側まで一様の線になるようにする。そして、後縁2eを、反り角の変化に応じて変形する。つまり、翼断面14の反り角が大きい半径位置の後縁2eに、突出部2fが形成される。このように、前縁2cではなく後縁2eを変形するのは、後述するように前縁2cは風路室7からプロペラファン2の回転領域への気流の入口となるためである。つまり、前縁2cを変化させると、気流の入口において、気流に乱れを発生させることとなり、騒音の増加等に繋がる虞があるためである。
次に、送風機1の動作について説明する。
モータ5が駆動することにより、プロペラファン2が回転する。すると、プロペラファン2の昇圧作用により、風路室7の気体がベルマウス3の開口から保護グリル13を通過して機外へ吹出す。それとともに、室外機101の外部の気体が熱交換器52のフィン間を介して風路室7へ流入する。熱交換器52のパイプ内部には流入した気体の温度よりも高温または低温の冷媒が循環しており、流入した気体が熱交換器52を通過する際に、冷媒と気体との間で熱交換が行われる。風路室7へ流入する際に熱交換器52により冷媒と熱交換され加熱又は冷却された気体は、上述したようにプロペラファン2の回転により室外機101の外部へ吹出される。この風路室7へ流入する気体の量が多いほど、すなわち風量が大きいほど熱交換器52における熱交換量を多くすることができる。
プロペラファン2周りの気流について説明する。
プロペラファン2が回転すると、プロペラファン2が回転する領域内の気体が吹出し側の空間へ押し出される。これにより、プロペラファン2の回転領域が負圧になるため、風路室7の気体がプロペラファン2の回転する領域に流入する。
プロペラファン2の翼2bの弦長はボス部2a側よりも外周側が長く、周速度の絶対値もボス部2a側よりも外周側が大きい。そのため、気体を搬送する能力は外周側が高い。さらに、気体には遠心力がかかる。そのため、プロペラファン2の回転領域の回転軸6と垂直な断面においては、気流が全体的に径方向へ広がって流れることが一般的である。
風路室7の気体は前縁2cの回転軌跡からなる面や、外周縁2dの回転軌跡からなる面からプロペラファン2の回転領域へ流入する。
プロペラファン2の回転領域へ流入した気体の一部は外周縁2dの回転軌跡からなる面から、プロペラファン2の回転領域外への漏れ流れとなる。また、外周縁2dの前縁2c付近で生じた漏れ流れを基にして、負圧面の外周縁2dに沿う位置に翼端渦と呼ぶ渦構造を持つ流れが生じる。
翼端渦は、前縁2c側から後縁2e側へと移動するにともない成長する。そして、翼端渦は、気流の転向が大きくなる外周縁2dの中点付近において外周縁2dから離脱する。外周縁2dから離脱した翼端渦は渦としての構造を弱めながら、全体的な気流に押されながら徐々に室外機101の外部へ放出される。
このプロペラファン2の回転領域外への漏れ流れや、翼端渦が形成されることは騒音の原因となる。
ここで、翼端渦の発生は、翼2bの外周縁2dの外側の空間の形状に大きな影響を受ける。つまり、図2,3に示すようにベルマウス3を備え、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の空間に狭い部分がある室外機101に送風機1を設ける場合には、翼端渦が発生し易くなる虞がある。
また、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の気流の変動が起こると、プロペラファン2の面における圧力変動が大きくなり騒音が増加する。同様に、ベルマウス3の面における圧力変動が大きくなり騒音が増加する。
プロペラファン2の径方向外側における風路室7の空間の形状が急激に変化すると、プロペラファン2周りの気流が不安定になる。したがって、図2,3に示すようにベルマウス3を備え、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の空間に狭い部分がある室外機101に送風機1を設ける場合には、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の気流の変動が起こり易い。
翼2bにおける外周縁2d付近は周速が速い。そのため、外周縁2d付近では、翼2bに対する気体の相対速度の減速による昇圧効果が得られ易い。また、外周縁2d付近では、回転軸に垂直な平面にプロペラファン2を投影させた場合に、単位半径長さが一回転する際の走査面積が大きく、通過する気体流量が多い。したがって、翼2bにおける外周縁2d付近は、翼2bにおける他の部分に比べ、風量と昇圧圧力との積で求められる仕事能力が高く、送風機の性能への寄与が大きい。
また、反り角が大きい部分は翼周りを通過する気体の減速の程度が大きくなり仕事量は一般に多くなる。したがって、外周縁2d付近の反り角を大きくすると、効率的に仕事量を増加できる。しかし、外周縁2d付近の反り角を大きくすると、翼2bの外周部への仕事量の偏りが大きくなる。そのため、翼2bの外周部における回転領域外への気体が流出し易くなり、翼端渦が形成され易くなる。また、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の気流の変動を起こし易い。したがって、外周縁2d付近の反り角を大きくすると、騒音が増加することになる。
実施の形態1に係る送風機1のプロペラファン2は、ボス部2a側端部と外周側端部との間の半径位置の翼断面14において、ボス部2a側端部の翼断面14の反り角と外周側端部の翼断面14の反り角とから線形補間して計算される角度よりも、反り角が大きい部分を有する。
反り角が大きい部分の仕事量は一般に多くなるので、翼2bの仕事量の径方向における配分を、反り角を大きくした位置で大きくすることができる。したがって、翼2bの外周部への仕事量の偏りを抑制することができる。そのため、翼2bの外周部における回転領域外への気体の流出や、翼端渦が形成されることを抑制することができる。また、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の空間での気流の変動を抑制することができる。その結果、送風機1を搭載した室外機101の空力騒音を低減することができる。
また、上述したように、翼2bの回転領域を通過する気体は全体的には径方向外側へ広がる。翼2bのボス部2a側は、後縁3eに近づくにつれ気体の流量が少なくなり、翼2bの負圧面に沿って流れることができず翼2bの面から気体が剥離し易い。ここで、ボス部2a側の翼断面14の反り角が大きい場合は、剥離がより起こり易く、騒音も増加することになる。
しかし、実施の形態1に係る送風機1のプロペラファン2は、ボス部2a付近の翼断面14の反り角を、ボス部2a側端部の翼断面14の反り角と外周側端部の翼断面14の反り角とから線形補間により計算した計算角度とほぼ同値としている。つまり、プロペラファン2では、ボス部2a側の反り角を過度に大きくしないので、ボス部2a付近における剥離に起因する騒音増加を抑制することができる。
ここで、翼断面14の反り角を大きくすることは、気流の向きを大きく曲げることであり、翼面上の気流の剥離や乱れを誘発することになる。しかし、実施の形態1に係る送風機1では、翼断面14の反り角が大きい半径位置ほど、弦長を長くして弦接比を大きくした。
弦接比が大きいことにより、気流の向きをなだらかに曲げることができ、翼面上の気流の剥離や乱れを抑制できる。そのため、プロペラファン2の空力騒音を抑制できる。つまり、翼断面14の反り角を増加させることによるプロペラファン2の空力騒音を低減することができる。すなわち、送風機1を搭載した室外機101の空力騒音を低減する効果を高めることができる。
図8は、ヒートポンプ装置100の室外機101の低騒音効果を試験的に確認した結果を示す図である。
従来のプロペラファン、実施の形態1に係るプロペラファン2ともに、外径445mmの3枚翼プロペラファンを用いて、ボス部2a側端部における翼断面14の反り角を36度、外周側端部における翼断面14の反り角を25度としている。従来のプロペラファンは翼断面14の反り角をボス部2a側端部から外周側端部まで反り角を線形に変化させた。一方、実施の形態1に係るプロペラファン2では半径位置0.65においてボス部2a側端部から外周側端部まで反り角を線形に変化させた場合の29度よりも3度大きく32度としている。プロペラファン2の回転数を振り、そのときの風量を横軸、ファンの吹出し側である室外機正面の空力騒音を縦軸に取って比較した。
図8に示すように、いずれの風量を得た場合においても、実施の形態1に係るプロペラファン2を搭載した場合は、低騒音化が実現できている。
実施の形態2.
実施の形態2では、ボス部2a側端部の翼断面14の反り角を小さくした場合について説明する。
ボス部2a側端部の翼断面14の反り角が大きい場合、翼2b全体を支える付根の曲げ角度が大きくなる。その結果、翼2bは、外部からの応力に対して変形の少ない強い翼とすることができる。
しかし、実施の形態1で説明したように、送風機1の特性から見れば翼2bが回転する領域を通過する気体は全体的には径方向外側へ広がって流れる。そのため、翼2bにおいて、ボス部2a側は気体の流量が少なく、翼2bの面からの気体の剥離が発生し易い。そこで、ボス部2a付近の反り角を小さくすることにより、ボス部2a付近の気体の剥離を抑制でき、気体の剥離に起因する騒音を抑制できる。
図9は、実施の形態2に係る翼2bの反り角の大きさと半径位置との関係を示す図である。
図9に示すように、実施の形態2に係る翼2bでは、外周側端部における翼断面14の反り角を、実施の形態1に係る翼2bにおける外周側端部における翼断面14の反り角と同じにしつつ、ボス部2a側端部における翼断面14の反り角を外周側端部における翼断面14の反り角よりも小さくした。
また、実施の形態2に係る翼2bでは、実施の形態1に係る翼2bと同様に、ボス部2a側端部と外周側端部との間の所定の範囲の半径位置における翼断面14の反り角を、計算角度よりも大きくした。なお、計算角度とは、ボス部2a側端部の反り角と外周側端部の反り角とから線形補間により計算した角度であり、図9において、ボス部2a側端部の反り角と外周側端部の反り角とを直線で結んだ破線が示す角度である。特に、半径位置比rrがおよそ0.2≦rr≦0.9の半径位置において、翼断面14の反り角が計算角度よりも大きい。なお、ボス部2a側端部と外周側端部との間の他の部分(0.2≦rr≦0.9以外の半径位置)では、反り角は計算角度とほぼ同値である。また、rr=0.65の位置で計算角度からのずれが最大となっている。
単純に、ボス部2a側端部における翼断面14の反り角を小さくして、ボス部2a側端部と外周側端部との間の半径位置における翼断面14の反り角を計算角度とした場合、翼2b全体として反り角が過小となってしまう虞がある。翼2b全体として反り角が過小となってしまうと、送風機1を搭載する機器として必要な風量を得るためには、プロペラファン2の回転数を高くしなければならない。プロペラファン2の回転数が高くなると、翼2bと気体との相対速度が速くなるため、騒音が大きくなる。
しかし、図9に示すように、実施の形態2に係る送風機1では、実施の形態1に係る送風機1と同様に、外周部寄りの一部の翼断面14の反り角を、計算角度よりも大きくした。これにより、翼2bの周速が比較的速く、回転軸6に垂直な平面に投影させた場合に単位半径長さが一回転する際の走査面積が大きい外周部寄りの位置において効果的に仕事量を高めることができる。そのため、プロペラファン2の回転数を抑えて大きな風量を得ることができる。その結果、翼2bと気体との相対速度を抑えて騒音を抑制することができる。
つまり、実施の形態2に係る翼2bでは、ボス部2a付近の反り角を小さくしつつ、外周部寄りの一部の半径位置における翼断面14の反り角を、計算角度よりも大きくする。これにより、実施の形態2に係る翼2bでは、翼2bと気体との相対速度を抑えて騒音を抑制しつつ、ボス部2a側の剥離抑制による騒音低減効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、室外機101の機械室12と対向する面には横板10が設けられていた。実施の形態3では、室外機101の機械室12と対向する面にも、熱交換器52が設けられている場合について説明する。
図10は、実施の形態3に係る室外機101の正面図である。
図11は、図10のY−Y’断面の説明図である。
なお、図1と同様に、図10では、プロペラファン2等の説明のため、保護グリル13を下半分のみ示している。また、図10では、本来見えない構成を破線で示している。また、図10の回転軸6付近に示した矢印は、プロペラファン2の回転方向を示す。また図10のY−Y’は回転軸6と重なる水平線であるがA部、E部の破線と重なるために上方にずらして記載している。
プロペラファン2の近傍は負圧の程度が強い。プロペラファン2の径方向外側の近傍に、気体を通過させる抵抗体である熱交換器52が存在する場合、プロペラファン2の回転領域へ流入する気体の速度が変化する。その影響により、翼2bの外周側の径方向外側における風路室7の気流の変動が増長される。
実施の形態3に係る送風機1が備えるプロペラファン2の形状は、実施の形態1に係る送風機1が備えるプロペラファン2の形状と同様である。そのため、プロペラファン2の外周部における回転領域外への気体の流出や、翼端渦が形成されることを抑制することができる。また、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の空間での気流の変動を抑制することができる。その結果、実施の形態1と同様に、送風機1を搭載した空気調和機の空力騒音を低減することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、給湯機や温水式の暖房機等に用いられるヒートポンプ装置について説明する。
図12は、実施の形態4に係るヒートポンプ装置の冷媒回路の一例を示す図である。
図13は、実施の形態4に係る室外機101の正面図である。
図14は、図13のZ−Z’断面の説明図である。
なお、図1と同様に、図13では、プロペラファン2等の説明のため、保護グリル13を下半分のみ示している。また、図13では、本来見えない構成を破線で示している。また、図13の回転軸6付近に示した矢印は、プロペラファン2の回転方向を示す。また図13のZ−Z’は回転軸6と重なる水平線であるがA部、E部の破線と重なるために上方にずらして記載している。
図12に示すように、ヒートポンプ装置100は、圧縮機51、熱交換器52、膨張機構53、水熱交換器56が、内部を冷媒が流れる冷媒配管55により順次連結された冷媒回路を室外機101内に有する。また、水熱交換器56には、水等の流体が流れる水配管57が接続され、冷媒配管55を流れる冷媒と、水配管57を流れる流体とが熱交換される。水配管57は、流体を利用する流体利用装置(例えば、ラジエータ等の放熱器、給湯機、吸熱機、冷水供給機等)と接続されている。流体利用装置では、水熱交換器56で冷媒と熱交換された流体を利用して、冷暖房、給湯等を行う。
送風機1は、実施の形態1と同様に、室外機101に設けられた熱交換器52へ風を送るプロペラファン形式の送風機である。
図13に示すように、室外機101の下部に冷媒と水との間で熱交換を行う水熱交換器56が設置されている。水熱交換器56は室外機101の下部を占めており、プロペラファン2から見れば水熱交換器上面56aが風路室を構成する板の一面となる。そのため、回転軸6に垂直な風路室7の断面は、横長の形状である。したがって、図13のC部やF部で風路空間が極めて狭くなる。そのため、図2,3に示す実施の形態1に係る室外機101と同様に、翼端渦が発生し易くなる虞があり、プロペラファン2の径方向外側における風路室7の気流の変動が起こり易い。その結果、騒音が大きくなる虞がある。
しかし、実施の形態4に係る送風機1が備えるプロペラファン2の形状は、実施の形態1に係る送風機1が備えるプロペラファン2の形状と同様である。そのため、実施の形態4に係る室外機101においても、実施の形態1で説明した作用、効果を得ることができる。つまり、実施の形態4に係る室外機101も低騒音である。
以上のように、室外機101の形状(縦長、横長)や熱交換器52の配置によらず、どのような室外機101であっても、上記実施の形態で説明した送風機1を用いることにより、低騒音にすることができる。つまり、上記実施の形態で説明した送風機1を用いることにより、低騒音なヒートポンプ装置100を得ることができる。
また、上記実施の形態で説明した送風機1は、騒音を従来と同じとすれば、風量を多くすることができる。つまり、上記実施の形態で説明した送風機1を用いることにより、熱交換処理能力が高く、省エネルギー特性に優れたヒートポンプ装置を得ることができる。
なお、上記説明では、送風機1の適用例として、空気調和機の室外機や給湯機や温水式の暖房機等に用いられるヒートポンプ装置の室外機を例に挙げた。しかし、送風機1は、これに限らず、その他、送風機が設置される各種の装置(例えば、換気扇)や設備などに広く利用することができる。
1 送風機、2 プロペラファン、2a ボス部、2b 翼、2c 前縁、2d 外周縁、2e 後縁、2f 突出部、3 ベルマウス、4 吹出し板、5 モータ、6 回転軸、7 風路室、8 上板、9 下板、10 横板、11 機械室板、12 機械室、13 保護グリル、14 翼断面、15 弦線、16,17 垂線、51 圧縮機、52,54 熱交換器、53 膨張機構、55 冷媒配管、56 水熱交換器、56a 水熱交換器上面、57 水配管、100 ヒートポンプ装置、101 室外機、102 室内機。

Claims (9)

  1. 回転軸に設けられたボス部と、前記ボス部の周囲に設けられた複数の翼とを有するプロペラファンと、
    前記プロペラファンの外周を囲うベルマウスとを備え、
    前記プロペラファンが有する前記複数の翼の各翼は、前記回転軸を中心軸とする円筒により、その翼を切断してできる3次元の翼断面を2次元平面に展開して得られる2次元の翼断面について、前記円筒の半径を前記回転軸から翼のボス部側端部までの第1距離より長く前記回転軸から翼の外周側端部までの第2距離より短い範囲の距離とした場合に得られる2次元の翼断面の反り度合いを示す反り角が、前記円筒の半径を前記第1距離とした場合に得られる前記ボス部側端部における2次元の翼断面の反り角と、前記円筒の半径を前記第2距離とした場合に得られる前記外周側端部における2次元の翼断面の反り角とから、線形補間することにより計算されるその2次元の翼断面についての計算角度よりも部分的に大きく、
    前記各翼は、回転軸を中心として、円筒形のボス部の半径をr1、翼の外周側端部の半径をr2とし、前記円筒の半径をrとした場合に、rr=(r−r1)/(r2−r1)であるrrが0.6以上となる半径rの前記円筒で切断して得た2次元の翼断面に、前記反り角と前記計算角度との差が最大になる2次元の翼断面を含む
    ことを特徴とする送風機。
  2. 前記各翼は、0.6≦rr≦0.7となる半径rの前記円筒で切断して得た2次元の翼断面に、前記反り角と前記計算角度との差が最大になる2次元の翼断面を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の送風機。
  3. 前記各翼は、前記円筒の半径を前記第1距離から前記第1距離に近い所定の距離までの範囲とした場合に得られる2次元の翼断面の反り角と、前記円筒の半径を前記第2距離に近い所定の距離から前記第2距離までの範囲とした場合に得られる2次元の翼断面の反り角とが、その2次元の翼断面についての前記計算角度と略同一である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の送風機。
  4. 前記各翼は、前記円筒の半径をrとした場合に、前記円筒でその翼を切断することにより得た2次元の翼断面の前縁側の端点と後縁側の端点とを結ぶ直線である弦線の長さLと、距離T=2・r・π/翼数とに基づき表される弦接比σ=L/Tが、反り角の前記計算角度からの増加分が大きい2次元の翼断面ほど大きい
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の送風機。
  5. 前記各翼は、後縁側を変形することにより、弦接比σ=L/Tを反り角の前記計算角度からの増加分が大きい位置ほど大きくした
    ことを特徴とする請求項に記載の送風機。
  6. 前記ボス部側端部における2次元の翼断面の反り角は、前記外周側端部における2次元の翼断面の反り角よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の送風機。
  7. 前記反り角は、前記2次元の翼断面が円弧形状である場合には、前記2次元の翼断面の前縁側の端点における接線に対する垂線と、前記2次元の翼断面の後縁側の端点における接線に対する垂線との成す角である
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の送風機。
  8. 前記反り角は、前記2次元の翼断面が円弧形状でない場合には、前記2次元の翼断面の前縁側の端点と後縁側の端点とを結ぶ直線である弦線の長さLと、前記弦線に垂直な方向に測った場合における前記弦線と前記2次元の翼断面との間の最大距離Δdとに基づき、Δd・(2/L)=(1/sin(θ/2))−(1/tan(θ/2))であって、0度<θ<90度である角度θである
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の送風機。
  9. 圧縮機と、第1熱交換器と、膨張機構と、第2熱交換器とが配管により順次接続された冷媒回路と、
    前記冷媒回路に接続された前記第1熱交換器へ風を送る送風機とを備えるヒートポンプ装置であり、
    前記送風機は、
    回転軸を中心として設けられたボス部と、前記ボス部の周囲に設けられた複数の翼とを有するプロペラファンと、
    前記プロペラファンの外周を囲うベルマウスとを備え、
    前記プロペラファンが有する前記複数の翼の各翼は、前記回転軸を中心軸とする円筒により、その翼を切断してできる3次元の翼断面を2次元平面に展開して得られる2次元の翼断面について、前記円筒の半径を前記回転軸から翼のボス部側端部までの第1距離より長く前記回転軸から翼の外周側端部までの第2距離より短い範囲の距離とした場合に得られる2次元の翼断面の反り度合いを示す反り角が、前記円筒の半径を前記第1距離とした場合に得られる前記ボス部側端部における2次元の翼断面の反り角と、前記円筒の半径を前記第2距離とした場合に得られる前記外周側端部における2次元の翼断面の反り角とから、線形補間することにより計算されるその2次元の翼断面についての計算角度よりも部分的に大きく、
    前記各翼は、回転軸を中心として、円筒形のボス部の半径をr1、翼の外周側端部の半径をr2とし、前記円筒の半径をrとした場合に、rr=(r−r1)/(r2−r1)であるrrが0.6以上となる半径rの前記円筒で切断して得た2次元の翼断面に、前記反り角と前記計算角度との差が最大になる2次元の翼断面を含む
    ことを特徴とするヒートポンプ装置。
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