JP4936538B2 - 情報処理装置、使用権譲渡方法、使用権取得方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、使用権譲渡方法、使用権取得方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、使用権譲渡方法、使用権取得方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、アプリケーションを、そのアプリケーションの使用権限を示す使用権限情報に基づいて実行するために用いて好適なものである。
従来から、印字装置のようなデバイスにオプション機能を付加する方法として、様々な形態がとられている。具体的には、オプション機能をデバイスに生産時に装着する方法や、ユーザがデバイスと共にオプション機能を購入し、購入したオプション機能を自宅でデバイスに装着する方法がある。
更に、印字装置自体に1つ以上のオプション機能を予め機能として入れ込んでおき、印字装置の購入時にオプション機能も購入した場合、印字装置にライセンスキーを設定することで、印字装置に予め入れ込んでおいたオプション機能を利用できる方法がある。オプション機能がコピーされて同種の印字装置で利用できるものでは困るので、ライセンスキーは、ユニークなものであるのが望ましい。このようなライセンスキーを用いるシステムでは、インストールの対象となるデバイスに固有の情報と引き替えにライセンスを発行する。このようにすることにより、インストールの対象となるデバイス以外のデバイスに対して、オプション機能(ソフトウェア)の正当でない利用を防止できる。
情報処理装置でライセンスの制御を行う方法として、従来から、ライセンス付きソフトウェアプログラムを用いてライセンスを管理するライセンス管理システムが知られている。また、複数のデバイスからライセンスを取得し、各デバイスにおけるライセンスの残量に応じて複数のデバイスにライセンスを分配するライセンス管理システムが知られている(特許文献1を参照)。
この種のライセンス管理システムでは、アプリケーションをインストールして実行するデバイスのIDと、アプリケーションそのもののアプリケーションIDとを情報処理装置で管理することが考え得る。そして、情報処理装置は、管理しているデバイスIDとアプリケーションIDとを用いてライセンスをデバイスに発行する。このようにして発行したライセンスがデバイスにインストールされることでアプリケーションが有効化される。
特開2004−139148号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、デバイスの生産に関連したオプション機器に関するライセンスを管理したり、発行したりすることについては考慮されていない。また、機能や構造が不十分なため使い勝手の良いものではなかった。
また、エンドユーザがデバイスを買い換えた場合等に、旧デバイスで利用していたソフトウェアを新デバイスでも引き続き利用できるようにしたいというニーズがある。これを実現するには、ソフトウェアのライセンス情報を旧デバイスから新デバイスに転送することが必要になる。しかしながら、従来のライセンス管理システムでは、転送元のライセンスを無効にし、ライセンスの正当な利用を確保しながらデバイス間でライセンスの転送を実現するには、機能及び構造が不十分な面があった。
以上のように従来の技術では、転送元のデバイスである情報処理装置で使用されていたアプリケーションのライセンス(使用権限)を、転送元のデバイスである情報処理装置から転送先のデバイスである情報処理装置に引き継げるようにすることが困難であった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、転送元の情報処理装置で使用されていたアプリケーションの使用権限を、転送元の情報処理装置から転送先の情報処理装置に適切に引き継げるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、アプリケーションの使用権限を他の情報処理装置に譲渡する情報処理装置であって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、自身を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された第1のコードを出力する第1の出力手段と、前記第1のコードと、前記他の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力手段と、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力手段と、前記第1の入力手段により入力された第2のコードと、前記第2の入力手段により入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成手段と、前記第2の生成手段により生成された第3のコードを出力する第2の出力手段と、前記第2の入力手段により入力された譲渡内容情報に基づいて、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、アプリケーションの使用権限の譲渡を他の情報処理装置から受ける情報処理装置であって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記他の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力手段と、前記第1の入力手段により入力された第1のコードと、自身を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された第2のコードを出力する第1の出力手段と、前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力手段と、前記第2の入力手段により入力された第3のコードに基づいて、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする。
本発明の使用権譲渡方法は、アプリケーションの使用権限を第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に譲渡する使用権譲渡方法であって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成ステップと、前記第1の生成ステップにより生成された第1のコードを出力する第1の出力ステップと、前記第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力ステップと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力ステップと、前記第1の入力ステップにより入力された第2のコードと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成ステップと、前記第2の生成ステップにより生成された第3のコードを出力する第2の出力ステップと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報に基づいて、前記第1の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、第1の情報処理装置から譲渡された、アプリケーションの使用権限を第2の情報処理装置で取得する使用権取得方法であって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力ステップと、前記第1の入力ステップにより入力された第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成ステップと、前記第1の生成ステップにより生成された第2のコードを出力する第1の出力ステップと、前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力ステップと、前記第2の入力ステップにより入力された第3のコードに基づいて、前記第2の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、アプリケーションの使用権限を第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に譲渡することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成ステップと、前記第1の生成ステップにより生成された第1のコードを出力する第1の出力ステップと、前記第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力ステップと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力ステップと、前記第1の入力ステップにより入力された第2のコードと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成ステップと、前記第2の生成ステップにより生成された第3のコードを出力する第2の出力ステップと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報に基づいて、前記第1の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、第1の情報処理装置から譲渡された、アプリケーションの使用権限を第2の情報処理装置で取得することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力ステップと、前記第1の入力ステップにより入力された第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成ステップと、前記第1の生成ステップにより生成された第2のコードを出力する第1の出力ステップと、前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力ステップと、前記第2の入力ステップにより入力された第3のコードに基づいて、前記第2の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、転送元の情報処理装置で使用されていたアプリケーションの使用権限を、転送元の情報処理装置から転送先の情報処理装置に引き継ぐことができる。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
<システムの構成>
図1は、ライセンス転送システムの構成の一例を示した図である。
図1において、複合機(MFP)1001、1002は、原稿を読み取る機能、印刷を行う機能、及び外部装置に画像を送信する機能等を有する。尚、本実施形態では、複合機1001、1002間でライセンス情報を譲渡する際に、複合機1001、1002は、LAN1006等のネットワークに接続されていなくてよい。
<複合機のハードウェアの構成>
図2は、図1に示した複合機のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。
図2において、コントローラユニット200は、文書データ(画像データ)、画像情報、及びデバイス情報等の入出力を行う為のコントローラである。コントローラユニット200は、画像入力デバイスであるスキャナ270や画像出力デバイスであるプリンタ295と相互に接続される。コントローラユニット200は、スキャナ270及びプリンタ295を制御する。これにより、スキャンやプリント等の機能が実現される。
コントローラユニット200は、LAN1006を介して他の複合機1002等の外部装置と相互に接続され、その外部装置との間で、画像情報やデバイス情報の入出力(送受信)を行う。コントローラユニット200は、以上のような機能をユーザに提供するためのインタフェースとして操作部212と相互に接続される。
CPU201は、コントローラユニット200全体を制御するコントローラである。RAM202は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリである。RAM202は、画像データを一時的に記憶するための画像メモリとしても使用される。ROM203はブートROMである。ROM203には、システムのブートプログラム等が格納されている。
HDD(Hard Disk Drive)204は、ハードディスクドライブ及びIDEコントローラを備えている。HDD204には、システムソフトウェア、画像データ、及びそれらの管理情報等が格納されている。複合機のオプション機能であるアプリケーションプログラムや、そのアプリケーションプログラムのライセンス情報や、複合機を一意に識別する機器IDや、アプリケーションを一意に識別するアプリケーションID等も、HDD204に格納されている。SRAM209は、不揮発性のメモリであり、システムの設定データ等を保持する。
操作部I/F206は、操作部212とのインタフェース部である。操作部I/F206は、表示される画像データを操作部212に出力する。また、操作部I/F206は、操作部212を操作してユーザが入力した情報を、CPU201に伝える。
ネットワークI/F210は、LAN1006に接続され、LAN1006に接続された他の複合機1002等の外部装置との間で、情報の入出力を行う。
リムーバブルメディアスロット(Removable Media Slot)211は、メモリカード等の取り外し可能なデータ保存メディア(記憶媒体)が接続可能なスロットであり、画像データの格納や読み取り等を行うことが可能である。本実施形態では、記憶媒体としてメモリカードを使用するものとする。
以上のデバイスは、システムバス207に接続される。
イメージバス(Image Bus)I/F205は、システムバス207と、画像データを高速で転送する画像バス208とを相互に接続するためのものである。このイメージバスI/F205は、データ構造を変換するバスブリッジである。本実施形態では、画像バス208は、PCIバス又はIEEE1394を備えて構成される。画像バス208には以下のデバイスが接続される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)260は、LAN1006に接続された外部装置等から入力された印刷ジョブに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F220は、画像入出力デバイスであるスキャナ270やプリンタ295と、コントローラユニット200とを相互に接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部280は、スキャナ270から入力された画像データに対して、補正、加工、及び編集等の処理を行う。また、スキャナ270から入力された画像データが、カラー原稿及び白黒原稿の何れであるかを画像の彩度信号に基づいて判断し、判断した結果を保持する。
プリンタ画像処理部290は、プリンタ295に出力する画像データに対して、補正、加工、及び編集等の処理を行う。
画像回転部230は、スキャナ画像処理部280と連携して、スキャナ270から入力された画像データに対して画像回転処理を行い、画像回転処理を行った画像データをメモリに格納する。また、画像回転部230は、スキャナ画像処理部280と連携して、メモリに格納されている画像データに対して画像回転処理を行い、画像回転処理を行った画像データをメモリに再度格納する。
この他、画像回転部230は、プリンタ画像処理部290と連携して、メモリに格納されている画像データに対して画像回転処理を行い、画像回転処理を行った画像データを、デバイスI/F220を介してプリンタ295に出力する。
画像圧縮部240は、例えば、多値画像データに対してはJPEGで圧縮伸張処理を行い、2値画像データに対してはJBIG、MMR、MR、又はMHで圧縮伸張処理を行う。
画像回転部230、及び画像圧縮部240は、それぞれ連結して動作することが可能である。例えば、メモリに格納されている画像データに対して画像回転処理と画像圧縮処理とを行う場合、画像回転部230と画像圧縮部240は、メモリを介さずにこれらの処理を行うことができる。
暗号・復号処理部213は、所定の鍵等を用いてデータの暗号化・復号化処理を行うハードウェアアクセラレータボードである。
<複合機のソフトウェアの構成>
図3は、複合機のソフトウェアの構成の一例を示すブロック図である。
図3において、データ送受信部3001は、クライアントコンピュータ等の外部装置から依頼される印刷ジョブ等を受信したり、メモリカードやスキャナ270からのデータ等を取り込んだりする部分である。ジョブ処理部3002は、データ送受信部3001で受信した印刷ジョブ等、複合機1001、1002で実行される様々なジョブを管理及び実行する部分である。機器構成管理部3003は、ジョブの実行の際に必要となる「機器の構成情報」を管理する部分である。機器構成管理部3003は、ジョブの内容によっては、ジョブで使用された「機器の構成情報」をジョブ処理部3002に通知する。
アプリケーション管理部3004は、ジョブ処理部3002でジョブが実行される時に使用されるアプリケーションプログラム(以下、必要に応じてアプリケーションと称する)を管理する。具体的にアプリケーション管理部3004は、アプリケーションとアプリケーションのライフサイクル等を管理する。例えば、アプリケーション管理部3004は、アプリケーション及びライセンス情報のインストール、アプリケーション及びライセンスのアンインストール、アプリケーションの起動及び停止等を管理する。
ライセンス管理部3005は、アプリケーション毎に設定される有効期限や使用回数の上限等のライセンス情報を管理すると共に、申請コードの生成や、ライセンスコードの暗号、復号、解析、及び更新の少なくとも何れか1つを、ライセンス情報の更新時に行う。
<ライセンス情報>
図4は、アプリケーションのライセンス情報の一例を示す図である。図4に示すライセンス情報5000は、ライセンス管理部3005で管理される。ライセンス管理部3005は、アプリケーション1つ1つに対し、ライセンス情報5000を持っている。
図4において、アプリケーション識別情報5001は、アプリケーションを一意に識別する情報である。本実施形態では、アプリケーションには予め一意に識別可能な情報としてUUID(Universal Unique ID)が付加されている。そこで、そのUUIDと同じ情報がアプリケーション識別情報5001として示されているものとする。
アプリケーションの更新識別情報5002は、ライセンス情報5000が更新される度に一意に割り当てられるユニークなIDである。本実施形態では、UUIDをアプリケーションの更新識別情報5002として使用するものとする。有効期限情報5003は、このライセンス情報5000によりライセンスが付与されているアプリケーションを利用することが可能な期間(有効期限)を示す情報である。図4に示す例では、ライセンス情報5000は、31日間有効であることを示している。
印刷上限情報5004は、このライセンス情報5000によりライセンスが付与されているアプリケーションが印刷することが可能な印刷上限数を示す情報である。本実施の形態では有効期限情報が指定されているため使用されていない。5005は、複合機1001を一意に識別するデバイス識別情報であり、本実施形態ではUUIDを使用している。
尚、本実施形態では、アプリケーションや装置等を一意に識別する情報としてUUIDを使用する場合を例に挙げて示したが、アプリケーションや装置等を一意に識別することが可能であれば、その情報の形式は、UUIDに限定されるものではない。また、ライセンス情報5000は、テキスト形式で管理されてもよいし、バイナリデータやXMLデータ等であってもよく、ライセンス情報5000を保持する形式は特に制限されるものではない。
以上のように本実施形態では、ライセンス情報により、アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報が実現される。
<ライセンス情報により管理されたアプリケーションの実行>
次に、図5のフローチャートを参照しながら、ライセンス情報により管理されたアプリケーションを実行する場合の複合機1001、1002における処理の流れの一例について説明する。
まず、ステップS501において、データ送受信部3001は、データを取得する。データを取得する経路は、LAN1006経由であったり、リムーバブルメディアスロット211に挿入されたメモリカード経由であったり、スキャナ270経由であったりするが、その経路やデータの種類は問わない。
次に、ステップS502において、データ送受信部3001は、ステップS501で取得したデータをRAM202に転送する。そして、ステップS503において、データ送受信部3001は、ステップS501で取得したデータを最後までRAM202に転送したか否かを判定する。この判定の結果、ステップS501で取得したデータを最後までRAM202に転送していない場合には、転送するまでステップS501〜S503を繰り返し行う。
一方、ステップS501で取得したデータを最後までRAM202に転送した場合には、ステップS504に進む。ステップS504に進むと、ジョブ処理部3002は、ステップS502でRAM202に転送されたデータを解析し、アプリケーションを使用するか否かを判定する。この判定の結果、アプリケーションを使用しない場合には、図5によるフローチャートの処理を終了する。
一方、アプリケーションを使用する場合には、ステップS505に進む。ステップS505に進むと、ジョブ処理部3002は、アプリケーション管理部3004を介してアプリケーションの存在を確認すると共に、ライセンス管理部3005を介してライセンス情報5000を取得する。
次に、ステップS506において、ジョブ処理部3002は、ステップS504で取得したライセンス情報5000に基づいて、アプリケーションの使用権限が複合機1001、1002にあるか否かを判定する。具体的に、ジョブ処理部3002は、度数が残っていること(印刷上限数に達していないこと)や有効期限が切れていないこと等を確認する。
この判定の結果、アプリケーションの使用権限が複合機1001、1002にある場合には、ステップS507に進み、ジョブ処理部3002は、そのアプリケーションを実行し、図5のフローチャートによる処理を終了する。
一方、アプリケーションの使用権限が複合機1001、1002にない場合には、ステップS508に進み、ジョブ処理部3002は、エラーであることを操作部212に表示する等してエラー処理を行い、図5のフローチャートによる処理を終了する。
<ネットワークに非接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(全体処理の概要)>
図6は、ネットワークに非接続の状態でライセンス情報を譲渡する際の複合機1001、1002の処理の一例を説明する図である。尚、以下の説明では、複合機1001から複合機1002へライセンス情報5000を譲渡するものとする。
まず、ステップS601において、転送元の複合機1001の操作部212にて、ライセンス情報5000を譲渡するためのアプリケーションがユーザにより選択される。そうすると、転送元の複合機1001の操作部212にて、そのライセンス情報5000を転送するための第1のライセンス転送コードを表示する。これによりユーザは、第1のライセンス転送コードを取得できる。
次に、ステップS602において、転送先の複合機1002の操作部212のユーザによる操作に基づいて、ステップS601で転送元の複合機1001に表示された第1のライセンス転送コードが複合機1002に入力される。そうすると、複合機1002は、ステップS601で選択されたアプリケーションが複合機1002に存在するか等を確認した後に、第2のライセンス転送コードを、複合機1002の操作部212に表示する。これによりユーザは、第2のライセンス転送コードを取得できる。
次に、ステップS603において、転送元の複合機1001の操作部212のユーザによる操作に基づいて、ステップS602で転送先の複合機1002に表示された第2のライセンス転送コードが複合機1001に入力される。そうすると、複合機1001は、入力された第2のライセンス転送コードが有効なコードかどうかの確認をした後、譲渡するライセンス情報5000の度数又は有効期間をユーザに指定させる。そして、複合機1001は、指定された度数又は有効期間を用いて第3のライセンス転送コードを生成して、複合機1001の操作部212に表示する。これによりユーザは、第2のライセンス転送コードを取得できる。
次に、ステップS604において、転送元の複合機1001は、ステップS601で選択されたアプリケーションのライセンス情報5000の現在の度数又は有効期間から、ステップS603で指定されたアプリケーションの度数又は有効期間を減算する。これにより、ステップS601で選択されたアプリケーションの複合機1001におけるライセンス情報5000が更新される。
次に、ステップS605において、転送先の複合機1002の操作部212のユーザによる操作に基づいて、ステップS603で転送元の複合機1001に表示された第3のライセンス転送コードが複合機1002に入力される。そうすると、複合機1002は、入力された第3のライセンス転送コードが有効なコードかどうかの確認をした後、入力された第3のライセンス転送コード内の記述に従い、アプリケーションのライセンス情報5000の度数又は有効期間を加算する。これにより、ステップS601で選択されたアプリケーションの複合機1002におけるライセンス情報5000が更新される。
以上のように本実施形態では、複合機1001、1002により情報処理装置(第1の情報処理装置、第2の情報処理装置)が実現される。
<ネットワークに非接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(第1のライセンス転送コードの取得処理)>
次に、図7〜図9を用いて、第1のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1001における処理の一例について説明する。図7は、第1のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1001における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図8は、ライセンス情報の譲渡対象となるアプリケーションをユーザに選択させるための表示画面の一例を示す図である。また、図9は、第1のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。
ステップS701において、ユーザが複合機1001の操作部212にて、第1のライセンス転送コードの取得を指示すると、ジョブ処理部3002は、図8に示す表示画面800を操作部212に表示し、ユーザにアプリケーション名の入力を促す。
次に、ステップS702において、ジョブ処理部3002は、表示画面800のアプリケーション名入力欄801にアプリケーション名が入力された後に、OKボタン802が操作されたか、それともキャンセルボタン803が操作されたかを判定する。この判定の結果、キャンセルボタン803が操作された場合には、図7によるフローチャートの処理を終了する。一方、アプリケーション名入力欄801にアプリケーション名が入力された場合には、ステップS703に進む。
ステップS703に進むと、ジョブ処理部3002は、アプリケーション管理部3004から、入力されたアプリケーション名に対応するアプリケーションを一意に識別するアプリケーションIDを取得する。また、ジョブ処理部3002は、機器構成管理部3003から、複合機1001を一意に識別する機器IDを取得する。
次に、ステップS704において、ジョブ処理部3002は、取得したアプリケーションIDと機器IDとに基づいて、これらを識別可能な第1のライセンス転送コードを生成し、図9に示す表示画面900を操作部212に表示する。図9に示す表示画面900では、生成した第1のライセンス転送コードが、コード表示欄901に表示される。
このように本実施形態では、第1のライセンス転送コードにより第1のコードが実現され、アプリケーションIDによりアプリ識別情報が実現され、機器IDにより機器識別情報が実現される。更にステップS704の処理を実行することによって、第1の生成手段及び第1の出力手段が実現される。
第1のライセンス転送コードは必ずしも暗号化されている必要はないが、この後で生成される第2のライセンス転送コードと第3のライセンス転送コードは改竄防止のために暗号化を行う必要がある。ただし、第1のライセンス転送コードも暗号化してもよい。尚、この暗号化は公知の方法で実現でき、暗号化の方法によりライセンス情報5000の譲渡処理が左右されるものではないため、暗号化の方法についての詳細な説明を省略する。
<ネットワークに非接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(第2のライセンス転送コードの取得処理)>
次に、図10〜図13を用いて、第2のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1002における処理の一例について説明する。図10は、第2のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1002における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図11は、第1のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。また、図12は、第2のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。また、図13は、第1のライセンス転送コードに対応するアプリケーションが、転送先の複合機にインストールされていない場合に表示する表示画面の一例を示す図である。
ステップS1001において、ユーザが複合機1002の操作部212にて、第2のライセンス転送コードの取得を指示すると、ジョブ処理部3002は、図11に示す表示画面1100を操作部212に表示する。これにより、ユーザに第1のライセンス転送コードの入力をユーザに促すことができる。
次に、ステップS1002において、ジョブ処理部3002は、表示画面1100の第1のライセンス転送コード入力欄1101に第1のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1102が操作されるまで待機する。
そして、第1のライセンス転送コード入力欄1101に第1のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1102が操作され、第1のライセンス転送コードが入力されると、ステップS1003に進む。ステップS1003に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第1のライセンス転送コードを解読する。
以上のように本実施形態では、ステップS1001、S1002の処理を行うことによって、第1の入力手段が実現される。
次に、ステップS1004において、ジョブ処理部3002は、ステップS1003で解読した結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS1001に戻る。
一方、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS1005に進む。ステップS1005に進むと、アプリケーション管理部3004は、入力された第1のライセンス転送コードの内容から、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされているか否かを判定する。この判定の結果、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされていない場合には、ステップS1008に進む。ステップS1008に進むと、ジョブ処理部3002は、図13に示す表示画面1300を操作部212に表示して、アプリケーションを複合機1002にインストールすることをユーザに促して、図10によるフローチャートの処理を終了する。
一方、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされていた場合には、ステップS1006に進む。ステップS1006に進むと、ジョブ処理部3002は、機器構成管理部3003から、複合機1002を一意に識別する機器IDとユニークなユニークIDとを取得する。
次に、ステップS1007において、ジョブ処理部3002は、ステップS1003で解読した第1のライセンス転送コードと、ステップS1006で取得した機器ID及びユニークIDとを使用して、これらを識別可能な第2のライセンス転送コードを生成する。このとき、第2のライセンス転送コードは、暗号化される。そして、ジョブ処理部3002は、生成した第2のライセンス転送コードを含む表示画面1200を操作部212に表示する(図12を参照)。
以上のように本実施形態では、機器IDにより機器識別情報が実現され、第2のライセンス転送コードにより第2のコードが実現され、更にステップS1007の処理を行うことによって、第1の生成手段及び第1の出力手段が実現される。
<ネットワークに非接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(第3のライセンス転送コードの取得処理)>
次に、図14〜図17を用いて、第3のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1001における処理の一例について説明する。図14は、第3のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の複合機1001における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図15は、第2のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。また、図16は、譲渡するライセンス情報5000の度数や有効期間(ライセンス情報5000の譲渡内容)をユーザに指定させるための表示画面の一例を示す図である。また、図17は、第3のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。
ステップS1401において、ユーザが複合機1001の操作部212にて、第3のライセンス転送コードの取得を指示すると、ジョブ処理部3002は、図15に示す表示画面1500を操作部212に表示する。これにより、ユーザに第2のライセンス転送コードの入力をユーザに促すことができる。
次に、ステップS1402において、ジョブ処理部3002は、表示画面1500の第2のライセンス転送コード入力欄1501に第2のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1502が操作されるまで待機する。
そして、第2のライセンス転送コード入力欄1501に第2のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1502が操作され、第2のライセンス転送コードが入力されると、ステップS1403に進む。ステップS1403に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第2のライセンス転送コードを解読(例えば復号化)する。
このように本実施形態では、ステップS1401、S1402の処理を実行することによって、第1の入力手段が実現される。
次に、ステップS1404において、ジョブ処理部3002は、ステップS1403で解読した結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS1401に戻る。
一方、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS1405に進む。ステップS1405に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第2のライセンス転送コードの内容から、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致するか否かを判定する。この判定の結果、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致していない場合、入力された第2のライセンス転送コードは、複合機1001とは違う機器用のコード又は改竄されたコードであると判断し、ステップS1412に進む。ステップS1412に進むと、ジョブ処理部3002は、エラーであることを操作部212に表示する等してエラー処理を行い、図14のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、ステップS1405の処理を行うことによって判定手段が実現される。
一方、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致した場合には、ステップS1406に進む。ステップS1406に進むと、アプリケーション管理部3004は、ライセンス情報5000の譲渡対象となるアプリケーションが使用されて、度数が変更されないように、そのライセンス情報5000をロックする。
このように、本実施形態では、ステップS1406の処理を行うことによって禁止手段が実現される。
次に、ステップS1407において、ジョブ処理部3002は、図16に示す表示画面1600を操作部212に表示して、譲渡するライセンス情報5000の度数や有効期間等の入力をユーザに促す。
次に、ステップS1408において、ジョブ処理部3002は、ライセンス情報5000の譲渡内容が表示画面1600に入力されたか否かを判定する。具体的にジョブ処理部3002は、度数、有効期間(期間)、永久(制限なし)の何れかがラジオボタン1603で選択された後に、OKボタン1604が押されたのか、それともキャンセルボタン1605が押されたのかを判定する。このとき、ジョブ処理部3002は、度数(期間)が選択された場合には、度数入力欄1601(期間入力欄1602)に値が入力された後に、OKボタン1604が押されたか否かを判定する。
この判定の結果、キャンセルボタン1605が押され、ライセンス情報5000の譲渡内容が表示画面1600に入力されなかった場合には、図14によるフローチャートの処理を終了する。
一方、前述したようにしてOKボタン1604が押され、ライセンス情報5000の譲渡内容が表示画面1600に入力された場合には、ステップS1409に進む。ステップS1409に進むと、ジョブ処理部3002は、ステップS1403で解読した第2のライセンス転送コードの内容と、ステップS1407で入力された内容とを使用して、これらを識別可能な第3のライセンス転送コードを生成する。このとき、第3のライセンス転送コードは、暗号化される。そして、ジョブ処理部3002は、生成した第3のライセンス転送コードを含む表示画面1700を操作部212に表示する(図17を参照)。
このように本実施形態では、表示画面1600で設定される情報により譲渡内容情報が実現され、更にステップS1407、S1408の処理を実行することによって、第2の入力手段が実現される。また、本実施形態では、第3のライセンス転送コードにより第3のコードが実現され、更にステップS1409の処理を実行することによって、第2の生成手段及び第2の出力手段が実現される。
次に、ステップS1410において、ライセンス管理部3005は、譲渡するライセンス情報5000の度数(有効期間)から、ステップS1407で入力された度数(期間)を減算する。これにより、図7のステップS701でユーザにより指定されたアプリケーションの複合機1001におけるライセンス情報5000が更新される。
このように、本実施形態では、ステップS1410の処理を行うことによって更新手段が実現される。
次に、ステップS1411において、ジョブ処理部3002は、ステップS1406で行ったライセンス情報5000のロックを解除する。
このように、本実施形態では、ステップS1411の処理を行うことによって解除手段が実現される。
<ネットワークに非接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(転送先の複合機におけるライセンス情報の更新処理>
次に、図18〜図20を用いて、ライセンス情報を更新する際の複合機1002における処理の一例について説明する。図18は、ライセンス情報を更新する際の複合機1002における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図19は、第3のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。また、図20は、ライセンス情報5000の更新が完了したことをユーザに報知するための表示画面の一例を示す図である。
ステップS1801において、ユーザが複合機1002の操作部212にて、ライセンス情報5000の更新を指示すると、ジョブ処理部3002は、図19に示す表示画面1900を操作部212に表示する。これにより、第3のライセンス転送コードの入力をユーザに促すことができる。
次に、ステップS1802において、ジョブ処理部3002は、表示画面1900の第3のライセンス転送コード入力欄1901に第3のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1902が操作されるまで待機する。
そして、第3のライセンス転送コード入力欄1901に第3のライセンス転送コードが入力された後に、OKボタン1902が操作され、第3のライセンス転送コードが入力されると、ステップS1803に進む。ステップS1803に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第3のライセンス転送コードを解読(例えば復号化)する。
以上のように本実施形態では、ステップS1801、S1802の処理を行うことによって、第2の入力手段が実現される。
次に、ステップS1804において、ジョブ処理部3002は、ステップS1803で解読した結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS1801に戻る。
一方、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS1805に進む。ステップS1805に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第3のライセンス転送コードの内容から、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致するか否かを判定する。この判定の結果、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致していない場合、入力された第3のライセンス転送コードは、複合機1002とは違う機器用のコード又は改竄されたコードであると判断される。そして、ステップS1810に進む。ステップS1810に進むと、ジョブ処理部3002は、エラーであることを操作部212に表示する等してエラー処理を行い、図18のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように本実施形態では、ステップS1805の処理を行うことによって、判定手段が実現される。
一方、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致した場合には、ステップS1806に進む。ステップS1806に進むと、アプリケーション管理部3004は、ライセンス情報5000の譲渡を受けるアプリケーションが使用されて、度数が変更されないように、そのライセンス情報5000をロックする。
このように本実施形態では、ステップS1806の処理を行うことによって、禁止手段が実現される。
次に、ステップS1807において、ライセンス管理部3005は、譲渡を受けるライセンス情報5000を読み出し、ステップS1803で解読した第3のライセンス転送コードの内容に基づいて、そのライセンス情報5000の度数(有効期間)を加算する。これにより、図7のステップS701でユーザにより指定されたアプリケーションの複合機1002におけるライセンス情報5000が更新される。
このように本実施形態では、ステップS1807の処理を行うことによって、更新手段が実現される。
次に、ステップS1808において、ジョブ処理部3002は、ステップS1806で行ったライセンス情報5000のロックを解除する。
このように本実施形態では、ステップS1806の処理を行うことによって、解除手段が実現される。
次に、ステップS1809において、機器構成管理部3003は、ユニークIDを更新する。また、ジョブ処理部3002は、図20に示す表示画面2000を操作部212に表示して、ライセンス情報5000の更新が完了したことをユーザに報知する。
以上のように本実施形態では、複合機1001において、ライセンス情報の譲渡対象となるアプリケーションが指定されると、そのアプリケーションのアプリケーションIDと、複合機1001の機器IDとに基づいて、第1のライセンス転送コードを生成する。そして、生成した第1のライセンス転送コードをユーザに報知する。ユーザは、その第1のライセンス転送コードを、複合機1002に入力する。その第1のライセンス転送コードが正規なものである場合、複合機1002は、その第1のライセンス転送コードと、複合機1002の機器IDと、ユニークIDとに基づいて、第2のライセンス転送コードを生成してユーザに報知する。ユーザは、その第2のライセンス転送コードを、複合機1001に入力する。その第2のライセンス転送コードが正規なものである場合、複合機1001は、譲渡内容をユーザに入力させ、その第2のライセンス転送コードと、その譲渡内容とに基づいて、第3のライセンス転送コードを生成してユーザに報知する。更に、複合機1001は、自身のライセンス情報を入力された譲渡内容に従って更新する。そして、ユーザは、その第3のライセンス転送コードを、複合機1002に入力する。その第3のライセンス転送コードが正規なものである場合、複合機1002は、その第3のライセンス転送コードに基づいて、自身のライセンス情報を更新する。したがって、複合機の交換時等において、旧複合機(複合機1001)で使用していたアプリケーション(オプション機能)のライセンスを確実に制限又は無効にでき、アプリケーションのライセンスを旧複合機から新複合機に確実に引き継ぐことができる。よって、専用のサーバを介さなくても、転送元のアプリケーションのライセンス情報を、転送先に確実に譲渡することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、ライセンス情報5000をオフライン(ネットワークに接続されていない)環境下で譲渡する場合を例に挙げて説明した。これに対し本実施形態では、ライセンス情報5000をオンライン(ネットワークに接続されている)環境下で譲渡する場合を例に挙げて説明する。このように、本実施形態と前述した第1の実施形態とは、オフラインで処理を行うかオンラインで処理を行うかが主として異なる。よって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図20に付した符号を付すこと等によって、詳細な説明を省略する。
<システムの構成>
図21は、ライセンス転送システムの構成の一例を示した図である。
図21において、複合機1001、1002は、ライセンス情報を譲渡する際に、LAN1006等のネットワークに接続され、互いに通信できるようになっている。尚、本実施形態では、複合機1001から複合機1002へライセンス情報5000を譲渡する場合を例に挙げて説明する。
<ネットワークに接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(全体処理の概要)>
複合機1001、1002がLAN1006を介して相互に接続されている場合におけるライセンス情報5000の譲渡処理は、第1〜第3のライセンス転送コードを入力する部分以外は、図6に示した処理と同じである。すなわち、前述した第1の実施形態では、第1〜第3のライセンス転送コードをユーザの操作によって入力(取得)するようにしたが、本実施形態では、第1〜第3のライセンス転送コードを、ネットワーク(LAN1006)を介した通信によってやり取りする。
<ネットワークに接続の状態で行うライセンス情報の譲渡処理(転送元の複合機1001の処理)>
次に、図22〜図26を用いて、ライセンス情報を譲渡する際の複合機1001における処理の一例について説明する。図22は、ライセンス情報を譲渡する際の複合機1001における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図23は、譲渡するライセンス情報をユーザに設定させるための表示画面の一例を示す図である。また、図24は、ライセンス情報を転送している最中に表示される表示画面の一例を示す図である。また、図25は、ライセンス情報を転送が完了した際に表示される表示画面の一例を示す図である。また、図26は、ライセンス情報の転送がキャンセルされた際に表示される表示画面の一例を示す図である。
ステップS2201において、ユーザが複合機1001の操作部212にて、ネットワークによるライセンス情報の転送(送信)を指示すると、ジョブ処理部3002は、図23に示す表示画面2300を操作部212に表示する。これにより、ライセンス情報5000を転送するために必要な情報の入力がユーザに促される。具体的に図23に示す表示画面では、転送先入力欄2301にライセンス情報5000の転送先が入力される。本実施形態では、複合機1002を示す情報が、転送先入力欄2301に入力される。また、度数(印刷上限数)、有効期間(期間)、永久(制限なし)の何れかがラジオボタン2303で選択される。そして、度数(有効期間)が選択された場合には、度数入力欄2304(期間入力欄2305)に値が入力される。
以上のように本実施形態では、表示画面2300を用いて設定される情報により譲渡内容情報が実現され、更にステップS2201の処理を行うことによって、第2の入力手段が実現される。
次に、ステップS2202において、ジョブ処理部3002は、ライセンス情報5000を転送するために必要な情報が入力された後にOKボタン2306が押されたのか、それともキャンセルボタン2307が押されたのかを判定する。この判定の結果、キャンセルボタン2307が押された場合には、図22によるフローチャートの処理を終了する。
一方、ライセンス情報5000を転送するために必要な情報が入力された後にOKボタン2306が押された場合には、ステップS2203に進む。
ステップS2203に進むと、ジョブ処理部3002は、機器構成管理部3003から、複合機1001を一意に識別する機器IDを取得する。また、ジョブ処理部3002は、ステップS2201で入力されたアプリケーション名に対応するアプリケーションを一意に識別するアプリケーションIDを、アプリケーション管理部3004から取得する。
次に、ステップS2204において、データ送受信部3001は、ステップS2201で入力された転送先(複合機1002)に回線接続要求を送信し、転送先との通信回線を接続する。
次に、ステップS2205において、データ送受信部3001は、ステップS2204における通信回線の接続に成功したか否かを判定する。この判定の結果、通信回線の接続に失敗した場合には、ステップS2201に戻る。一方、通信回線の接続に成功した場合には、ステップS2206に進む。ステップS2206に進むと、ジョブ処理部3002は、ステップS2203で取得した機器IDとアプリケーションIDとに基づいて、第1のライセンス転送コードを生成し、図24に示す表示画面2400を操作部212に表示する。図24に示す表示画面2400では、第1のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)の転送先2401、転送している第1のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)に関わるアプリケーション名2402及び度数2403が表示される。また、データ送受信部3001は、ジョブ処理部3002で生成された第1のライセンス転送コードを、指定された転送先(複合機1002)に転送する。
以上のように本実施形態では、ステップS2206の処理を行うことによって、第1の生成手段及び第1の出力手段が実現される。
次に、ステップS2207において、データ送受信部3001は、第1のライセンス転送コードの転送先(複合機1002)から、第2のライセンス転送コードを受信するまで待機する。そして、第2のライセンス転送コードを受信すると、ステップS2208に進む。ステップS2208に進むと、ジョブ処理部3002は、その第2のライセンス転送コードを解読(例えば復号化)する。
以上のように本実施形態では、ステップS2207の処理を行うことによって、第1の入力手段が実現される。
次に、ステップS2209において、ジョブ処理部3002は、ステップS2208における解読結果に基づいて、受信した第2のライセンス転送コードが、転送をキャンセルすることを示すものであるか否かを判定する。この判定の結果、受信した第2のライセンス転送コードが、転送キャンセルを表すものである場合には、ステップS2210に進む。ステップS2210に進むと、ジョブ処理部3002は、図26に示す表示画面2600を操作部212に表示して、転送先(複合機1002)で、ライセンス情報5000の転送がキャンセルされたことをユーザに報知する。図26に示す表示画面2600では、第1のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)の転送先2601、転送した第1のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)に関わるアプリケーション名2602及び度数2603が表示される。そして、ステップS2218に進み、データ送受信部3001は、ステップS2201で入力された転送先(複合機1002)との通信回線を切断し、図22によるフローチャートの処理を終了する。
ステップS2209において、受信した第2のライセンス転送コードが、転送キャンセルを表すものでない場合には、ステップS2211に進む。ステップS2211に進むと、ジョブ処理部3002は、ステップS2208における解読結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS2201に戻る。
一方、入力された第2のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS2212に進む。ステップS2212に進むと、ジョブ処理部3002は、入力された第2のライセンス転送コードの内容から、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致するか否かを判定する。この判定の結果、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致していない場合、受信した第2のライセンス転送コードは、複合機1001とは違う機器用のコード又は改竄されたコードであると判断し、ステップS2219に進む。ステップS2219に進むと、ジョブ処理部3002は、エラーであることを操作部212に表示する等してエラー処理を行い、図22のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように本実施形態では、ステップS2212の処理を行うことによって、判定手段が実現される。
一方、転送元の機器ID及びアプリケーションIDが、複合機1001のものと一致した場合には、ステップS2213に進む。ステップS2213に進むと、アプリケーション管理部3004は、ライセンス情報5000の譲渡対象となるアプリケーションが使用されて、度数が変更されないように、そのライセンス情報5000をロックする。
このように本実施形態では、ステップS2213の処理を行うことによって、禁止手段が実現される。
次に、ステップS2214において、ライセンス管理部3005は、譲渡するライセンス情報5000の度数(有効期間)から、ステップS2201でユーザにより指定された度数(期間)を減算する。これにより、ステップS2201でユーザにより指定されたアプリケーションの複合機1001におけるライセンス情報5000が更新される。
このように本実施形態では、ステップS2214の処理を行うことによって、更新手段が実現される。
次に、ステップS2216において、ジョブ処理部3002は、第2のライセンス転送コードの内容と、ステップS2201で入力された内容(ラジオボタン2303、入力欄2304、2305の入力内容)とを使用して第3のライセンス転送コードを生成する。このとき、第3のライセンス転送コードは、暗号化される。そして、データ送受信部3001は、ジョブ処理部3002により生成された第3のライセンス転送コードを転送先(複合機1002)に転送する。
以上のように本実施形態では、ステップS2212の処理を行うことによって、第2の生成手段及び第2の出力手段が実現される。
次に、ステップS2217において、データ送受信部3001は、転送先(複合機1002)からの転送完了通知を受信するまで待機する。そして、転送完了通知を受信すると、ステップS2218に進む。ステップS2218に進むと、ジョブ処理部3002は、図25に示す表示画面2500を操作部212に表示して、ライセンス情報5000の転送が完了したことをユーザに報知する。図25に示す表示画面2500では、第3のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)の転送先2501、転送した第3のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)に関わるアプリケーション名2502及び度数2503が表示される。そして、ステップS2218に進み、データ送受信部3001は、ステップS2201で入力された転送先(複合機1002)との通信回線を切断し、図22によるフローチャートの処理を終了する。
<ネットワークに接続の状態で行うライセンス情報の取得処理(転送先の複合機1002の処理)>
次に、図27〜図30を用いて、ライセンス情報の譲渡を受ける際の複合機1002における処理の一例について説明する。図27は、ライセンス情報の譲渡を受ける際の複合機1002における処理の一例について説明するフローチャートである。また、図28は、ライセンス情報の受け付けをユーザに指定させるための表示画面の一例を示す図である。また、図29は、ライセンス情報が転送されるのを待機している際に表示される表示画面の一例を示す図である。また、図30は、譲渡するライセンス情報に関わるアプリケーションが、複合機1002にインストールされていない場合に表示する表示画面の一例を示す図である。
ステップS2701において、ユーザが複合機1002の操作部212にて、ネットワークによるライセンス情報5000の転送(送信)を指示すると、ジョブ処理部3002は、図28に示す表示画面2800を操作部212に表示し、転送の開始をユーザに促す。
次に、ステップS2702において、ジョブ処理部3002は、ステップS2701で表示した表示画面2800において、ライセンス情報5000の転送の開始が指示されたか否かを判定する。すなわち、ジョブ処理部3002は、OKボタン2801が押され、ライセンス情報5000の転送の開始が指示されたのか、それともキャンセルボタン2802が押され、ライセンス情報5000の転送の開始が指示されなかったかを判定する。
この判定の結果、ライセンス情報5000の転送の開始が指示されなかった場合には、図27のフローチャートによる処理を終了する。一方、ライセンス情報5000の転送の開始が指示された場合には、ステップS2703に進む。ステップS2703に進むと、ジョブ処理部3002は、図29に示す表示画面2900を操作部212に表示し、第1のライセンス転送コード(ライセンス情報5000)の転送を待機していることをユーザに報知する。
次に、ステップS2704において、データ送受信部3001は、通信回線を開き、転送元(複合機1001)からの回線接続要求を受信し、転送元との通信回線が接続されるまで待機する。そして、通信回線が接続されると、ステップS2705に進み、データ送受信部3001は、第1のライセンス転送コードを複合機1001から受信するまで待機する。そして、第1のライセンス転送コードを受信すると、ステップS2706に進み、ジョブ処理部3002は、ステップS2705で受信された第1のライセンス転送コードを解読する。
以上のように本実施形態では、ステップS2705の処理を行うことによって、第1の入力手段が実現される。
次に、ステップS2707において、ジョブ処理部3002は、ステップS2706における解読結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS2701に戻る。
一方、入力された第1のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS2708に進む。ステップS2708に進むと、アプリケーション管理部3004は、受信された第1のライセンス転送コードの内容から、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされているか否かを判定する。この判定の結果、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされていない場合には、ステップS2720に進む。ステップS2720に進むと、ジョブ処理部3002は、図30に示す表示画面3000を操作部212に表示し、アプリケーションを複合機1002にインストールすることをユーザに促す。更に、ジョブ処理部3002は、転送をキャンセルすることを示す第2のライセンス転送コードを生成する。データ送受信部3001は、ジョブ処理部3002により生成された第2のライセンス転送コードを、複合機1001に送信し、転送をキャンセルすることを通知する。そして、図27によるフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS2708において、ライセンス情報5000を譲渡しようとしているアプリケーションが複合機1002にインストールされていると判定された場合には、ステップS2709に進む。ステップS2709に進むと、ジョブ処理部3002は、機器構成管理部3003から、複合機1002を一意に識別する機器IDとユニークなユニークIDとを取得する。
次に、ステップS2710において、ジョブ処理部3002は、ステップS2706で解読した第1のライセンス転送コードの内容と、ステップS2709で取得した機器ID及びユニークIDとを使用して第2のライセンス転送コードを生成する。このとき、第2のライセンス転送コードは、暗号化される。そして、データ送受信部3001は、ジョブ処理部3002で生成された第2のライセンス転送コードを、複合機1001に転送する。
以上のように本実施形態では、ステップS2710の処理を行うことによって、第1の生成手段及び第1の出力手段が実現される。
次に、ステップS2711において、データ送受信部3001は、第3のライセンス転送コードを、複合機1001から受信するまで待機する。そして、第3のライセンス転送コードを受信すると、ステップS2712に進み、ジョブ処理部3002は、受信した第3のライセンス転送コードを解読(例えば復号化)する。
以上のように本実施形態では、ステップS2711の処理を行うことによって、第2の入力手段が実現される。
次に、ステップS2713において、ジョブ処理部3002は、ステップS2712で解読した結果に基づいて、入力にミス等がないかどうかを確認することで、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものか否かを判定する。この判定の結果、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものでない場合には、ステップS2701に戻る。
一方、入力された第3のライセンス転送コードが有効なものである場合には、ステップS2714に進む。ステップS2714に進むと、ジョブ処理部3002は、受信された第3のライセンス転送コードの内容から、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致するか否かを判定する。この判定の結果、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致していない場合、入力された第3のライセンス転送コードは、複合機1002とは違う機器用のコード又は改竄されたコードであると判断される。そして、ステップS2721に進む。ステップS2721に進むと、ジョブ処理部3002は、エラーであることを操作部212に表示する等してエラー処理を行い、図27のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように本実施形態では、ステップS2714の処理を行うことによって、判定手段が実現される。
一方、転送先の機器ID、アプリケーションID、及びユニークIDが、複合機1002のものと一致した場合には、ステップS2715に進む。ステップS2715に進むと、アプリケーション管理部3004は、ライセンス情報5000の譲渡を受けるアプリケーションが使用されて、度数が変更されないように、そのライセンス情報5000をロックする。
このように本実施形態では、ステップS2715の処理を行うことによって、禁止手段が実現される。
次に、ステップS2716において、ライセンス管理部3005は、譲渡を受けるライセンス情報5000を読み出し、ステップS2712で解読した第3のライセンス転送コードの内容に基づいて、そのライセンス情報5000の度数(有効期間)を加算する。これにより、図22のステップS2201でユーザにより指定されたアプリケーションの複合機1002におけるライセンス情報5000が更新される。
このように本実施形態では、ステップS2716の処理を行うことによって、更新手段が実現される。
次に、ステップS2717において、ジョブ処理部3002は、ステップS2715で行ったライセンス情報5000のロックを解除する。
このように本実施形態では、ステップS2717の処理を行うことによって、解除手段が実現される。
次に、ステップS2718において、機器構成管理部3003は、ユニークIDを更新する。
次に、ステップS2719において、データ送受信部3001は、転送完了通知を転送元(複合機1001)に送信して、ライセンス情報5000の転送が完了したことを複合機1001通知する。そして、図27のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように本実施形態では、ライセンス情報5000の転送元である複合機1001と、転送先である複合機1002とが、ネットワーク(LAN1006)を介してオンラインで第1〜第3のライセンス転送コードの送受信を行うようにした。したがって、複合機1001、1002がオンラインで通信を行う場合でも、第1の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における情報処理装置、使用権譲渡システムを構成する各手段、並びに使用権譲渡方法、使用権取得方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では、図5、図7、図10、図14、図18、図22、図27に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、ライセンス転送システムの構成の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、複合機のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、複合機のソフトウェアの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、アプリケーションのライセンス情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ライセンス情報により管理されたアプリケーションを実行する場合の複合機における処理の流れの一例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、ネットワークに非接続の状態でライセンス情報を譲渡する際の複合機の処理の一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第1のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の転送元の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、ライセンス情報の譲渡対象となるアプリケーションをユーザに選択させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第1のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第2のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の転送先の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、第1のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第2のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第1のライセンス転送コードに対応するアプリケーションが、転送先の複合機にインストールされていない場合に表示する表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第3のライセンス転送コードをユーザに取得させる際の転送元の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、第2のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、譲渡するライセンス情報の度数や有効期間(ライセンス情報の譲渡内容)をユーザに指定させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第3のライセンス転送コードを表示する表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ライセンス情報を更新する際の転送先の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、第3のライセンス転送コードをユーザに入力させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ライセンス情報の更新が完了したことをユーザに報知するための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス転送システムの構成の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報を譲渡する際の転送元の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、譲渡するライセンス情報をユーザに設定させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報を転送している最中に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報を転送が完了した際に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報の転送がキャンセルされた際に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報の譲渡を受ける際の転送元の複合機における処理の一例について説明するフローチャートである 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報の受け付けをユーザに指定させるための表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、ライセンス情報が転送されるのを待機している際に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、譲渡するライセンス情報に関わるアプリケーションが、転送先の複合機にインストールされていない場合に表示する表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1001、1002 複合機
1006 LAN
3001 データ送受信部
3002 ジョブ処理部
3003 機器構成管理部
3004 アプリケーション管理部
3005 ライセンス管理部3005
5000 ライセンス情報

Claims (15)

  1. アプリケーションの使用権限を他の情報処理装置に譲渡する情報処理装置であって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、自身を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された第1のコードを出力する第1の出力手段と、
    前記第1のコードと、前記他の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力手段と、
    前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力手段と、
    前記第1の入力手段により入力された第2のコードと、前記第2の入力手段により入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された第3のコードを出力する第2の出力手段と、
    前記第2の入力手段により入力された譲渡内容情報に基づいて、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の入力手段により入力された第2のコードが、自身の前記第1の生成手段により生成された第1のコードに基づくものか否かを判定する判定手段を有し、
    前記更新手段は、前記第1の入力手段により入力された第2のコードが、自身の前記第1の生成手段により生成された第1のコードに基づくものであると判定された場合に、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の生成手段は、前記第1の入力手段により入力された第2のコードが、自身の前記第1の生成手段により生成された第1のコードに基づくものであると判定された場合に、第3のコードを生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の入力手段により第2のコードが入力された後に、前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションの使用を禁止する禁止手段と、
    前記更新手段により、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報が更新された後に、前記禁止手段によるアプリケーションの使用の禁止を解除する解除手段とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の出力手段は、前記第1のコードをユーザに報知し、
    前記第1の入力手段は、前記第2のコードをユーザによる操作手段の操作に基づいて入力し、
    前記第2の出力手段は、前記第3のコードをユーザに報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の出力手段は、前記第1のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置に送信し、
    前記第1の入力手段は、前記第2のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置から受信し、
    前記第2の出力手段は、前記第3のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. アプリケーションの使用権限の譲渡を他の情報処理装置から受ける情報処理装置であって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記他の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力手段と、
    前記第1の入力手段により入力された第1のコードと、自身を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された第2のコードを出力する第1の出力手段と、
    前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段により入力された第3のコードに基づいて、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記第2の入力手段により入力された第3のコードが、自身の前記第1の生成手段により生成された第2のコードに基づくものか否かを判定する判定手段を有し、
    前記更新手段は、前記第2の入力手段により入力された第3のコードが、自身の前記第1の生成手段により生成された第2のコードに基づくものであると判定された場合に、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2の入力手段により第3のコードが入力された後に、前記使用権限の一部又は全部の譲渡を受けるアプリケーションの使用を禁止する禁止手段と、
    前記更新手段により、自身の前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報が更新された後に、前記禁止手段によるアプリケーションの使用の禁止を解除する解除手段とを有することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の入力手段は、前記第1のコードをユーザによる操作手段の操作に基づいて入力し、
    前記第1の出力手段は、前記第2のコードをユーザに報知し、
    前記第2の入力手段は、前記第3のコードをユーザによる操作手段の操作に基づいて入力することを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の入力手段は、前記第1のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置から受信し、
    前記第1の出力手段は、前記第2のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置に送信し、
    前記第2の入力手段は、前記第3のコードを、ネットワークを介して前記他の情報処理装置から受信することを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. アプリケーションの使用権限を第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に譲渡する使用権譲渡方法であって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された第1のコードを出力する第1の出力ステップと、
    前記第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力ステップと、
    前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力された第2のコードと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成ステップと、
    前記第2の生成ステップにより生成された第3のコードを出力する第2の出力ステップと、
    前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報に基づいて、前記第1の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとを有することを特徴とする使用権譲渡方法。
  13. 第1の情報処理装置から譲渡された、アプリケーションの使用権限を第2の情報処理装置で取得する使用権取得方法であって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力された第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された第2のコードを出力する第1の出力ステップと、
    前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力ステップと、
    前記第2の入力ステップにより入力された第3のコードに基づいて、前記第2の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとを有することを特徴とする使用権取得方法。
  14. アプリケーションの使用権限を第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に譲渡することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションがユーザによって指定されると、そのアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づいて、第1のコードを生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された第1のコードを出力する第1の出力ステップと、
    前記第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを入力する第1の入力ステップと、
    前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報を入力する第2の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力された第2のコードと、前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報とに基づいて、第3のコードを生成する第2の生成ステップと、
    前記第2の生成ステップにより生成された第3のコードを出力する第2の出力ステップと、
    前記第2の入力ステップにより入力された譲渡内容情報に基づいて、前記第1の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 第1の情報処理装置から譲渡された、アプリケーションの使用権限を第2の情報処理装置で取得することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記使用権限の一部又は全部を譲渡するアプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記第1の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第1のコードを入力する第1の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力された第1のコードと、前記第2の情報処理装置を識別する機器識別情報とに基づく第2のコードを生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された第2のコードを出力する第1の出力ステップと、
    前記第2のコードと、前記使用権限の譲渡内容を示す譲渡内容情報とに基づく第3のコードを入力する第2の入力ステップと、
    前記第2の入力ステップにより入力された第3のコードに基づいて、前記第2の情報処理装置における前記アプリケーションの使用権限を示す使用権限情報を更新する更新ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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