JP4936465B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDチップ(発光ダイオードチップ)を利用した発光装置に関するものである。
従来から、図3に示すように、複数個のLEDチップ1’と、当該複数個のLEDチップ1’を収納する収納凹部2a’が形成され収納凹部2a’の内底面に当該複数個のLEDチップ1’が実装されたセラミック基板からなる実装基板2’と、石英ガラスにより形成されて冷媒の流路9a’を有し実装基板2’の収納凹部2a’を閉塞する形で配置された放熱部材9’と、各LEDチップ1’から放射された光によって励起されてLEDチップ1’の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料(例えば、透光性樹脂)により形成され放熱部材9’の光出射面側に配置された色変換部41’とを備えた発光装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここにおいて、上記特許文献1に記載された発光装置では、例えば、LEDチップ1’の発光色を青色とし、色変換部41’における蛍光体として、赤色系の光を放射する蛍光体(赤色蛍光体)と緑色系の光を放射する蛍光体(緑色蛍光体)とを採用することにより、色変換部41’における蛍光体として黄色系の光を放射する1種類の蛍光体(黄色蛍光体)のみを採用する場合に比べて、演色性の高い白色光が得られる。
特開2005−294185号公報(段落〔0101〕−〔0103〕,〔0056〕−〔0058〕、および図1)
ところで、図3に示した構成の発光装置では、色変換部41’で発生した熱を放熱部材9’から放熱させることができるので、色変換部41’の蛍光体の温度上昇を抑制でき、蛍光体の変換効率の低下や色変換部41’の劣化を抑制することができるという利点がある。
しかしながら、上述の発光装置では、冷媒の流路を有する放熱部材9’および冷媒を必要とするので装置全体が大掛かりなものとなり、しかも、放熱部材9’が実装基板2’の収納凹部2a’を閉塞する形で配置されているので、放熱部材9’が当該発光装置の光学特性に影響を及ぼして光出力が低下してしまう。また、上述の発光装置では、色変換部41’が平板状に形成されているので、色むらが発生しやすいという問題もあった。
また、上述の発光装置では、色変換部41’の蛍光体として発光ピーク波長の異なる2種類の蛍光体(赤色蛍光体および緑色蛍光体)を採用した場合、低波長側に発光ピーク波長を有する蛍光体(緑色蛍光体)から放射された光が長波長側に発光ピーク波長を有する蛍光体(赤色蛍光体)に二次吸収されてしまうので、変換効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、放熱部材によって光学特性に悪影響を与えることなく色変換部の温度上昇を抑制できて光出力の向上を図れ、且つ、色変換部の蛍光体として発光ピーク波長の異なる第1の蛍光体および第2の蛍光体を採用しながらも蛍光体の二次吸収を抑制可能な発光装置を提供することにある。
請求項1の発明は、LEDチップが実装基板の一表面側に実装されたLEDユニットと、LEDユニットの前記一表面側に配置される透光性ユニットとを備え、透光性ユニットに、実装基板におけるLEDチップの搭載面から実装基板の厚み方向に離間して配置されLEDチップから放射される光を配光レンズ側へ反射するリフレクタと、リフレクタの内側面に被着されLEDチップから放射された光によって励起されてLEDチップの発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料により形成された色変換部とが設けられ、リフレクタが色変換部の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねており、LEDユニットは、LEDチップから放射される光を色変換部側へ配光する光学部材を備え、透光性ユニットの色変換部は、前記蛍光体として第1の蛍光体を含有した第1色変換領域と前記蛍光体として第1の蛍光体よりも発光ピーク波長が長波長側にある第2の蛍光体を含有した第2色変換領域とが厚み方向において重ならないように交互に配置されてなることを特徴とする。
この発明によれば、リフレクタの内側面に色変換部が被着され、リフレクタが色変換部の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねているので、色変換部で発生した熱をリフレクタから効率良く放熱することができ、放熱部材によって光学特性に悪影響を与えることなく色変換部の温度上昇を抑制できて光出力の向上を図れ、また、色変換部は、前記蛍光体として第1の蛍光体を含有した第1色変換領域と前記蛍光体として第1の蛍光体よりも発光ピーク波長が長波長側にある第2の蛍光体を含有した第2色変換領域とが厚み方向において重ならないように交互に配置されているので、第1の蛍光体から放射された光が第2の蛍光体に二次吸収されるのを抑制することが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記透光性材料は、ガラスであることを特徴とする。
この発明によれば、前記透光性材料が樹脂である場合に比べて前記色変換部の劣化を抑制することができる。
請求項1の発明では、放熱部材によって光学特性に悪影響を与えることなく色変換部の温度上昇を抑制できて光出力の向上を図れ、且つ、色変換部の蛍光体として発光ピーク波長の異なる2種類の蛍光体を有しながらも蛍光体の二次吸収を抑制可能になるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の発光装置は、図1(a)に示すように、LEDチップ1が実装基板2の一表面側に実装されたLEDユニットAと、LEDユニットAの上記一表面側に配置される透光性ユニットBとを備え、透光性ユニットBに、実装基板2におけるLEDチップ1の搭載面から実装基板2の厚み方向に離間して配置されLEDチップ1から放射される光を透光性ユニットBの光取り出し部を構成する配光レンズ21側へ反射するリフレクタ31と、リフレクタ31の内側面に被着されLEDチップ1から放射された光によって励起されてLEDチップ1の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料により形成された色変換部41とが設けられ、リフレクタ31が色変換部41の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねている。なお、透光性ユニットBには、LEDチップ1から放射される光の配光を制御する配光レンズ21を設けてあるが、配光レンズ21は必ずしも設ける必要はない。
本実施形態の発光装置では、LEDチップ1として、青色光を放射するGaN系青色LEDチップを用い、色変換部41の蛍光体として、LEDチップ1から放射された青色光によって励起されて緑色系の光を放射する粒子状の蛍光体(緑色蛍光体)と、LEDチップ1から放射された青色光によって励起されて赤色系の光を放射する粒子状の蛍光体(赤色蛍光体)とを用いており、LEDチップ1から放射され色変換部41を透過した青色光と、色変換部41の緑色蛍光体から放射された緑色光と色変換部41の赤色蛍光体から放射された赤色光とが色変換部41の光出射面から出射されることとなり、演色性の高い白色光を得ることができる。なお、本実施形態では、緑色蛍光体が第1の蛍光体を構成し、赤色蛍光体が、発光ピーク波長が第1の蛍光体よりも長波長側にある第2の蛍光体を構成している。
LEDユニットAは、上述のLEDチップ1および実装基板2と、実装基板2の上記一表面側においてLEDチップ1を封止した透光性の封止材(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂など)からなる半球状の封止部3と、封止部3の光出射面側に設けられLEDチップ1から放射される光を色変換部41側へ配光する光学部材5を備え、実装基板2が熱伝導性材料(例えば、Al、Cuなどの熱伝導率の高い金属など)からなるベース部材4に接合されて熱結合されている。なお、実装基板2には、LEDチップ1への給電用の導体パターン(図示せず)が設けられている。また、実装基板2は、上記導体パターンが設けられたセラミック基板により形成してもよいし、LEDチップ1が搭載される伝熱板と、上記導体パターンが設けられ伝熱板に重ねて配置される配線基板とで構成してもよい。ここで、後者の場合、熱伝導性材料(例えば、AlNやアルミナなど)により形成されLEDチップ1と伝熱板との間に介在させる応力緩和用のサブマウント部材を設けてもよい。
光学部材5は、実装基板2との間に封止部3を囲むドーム状の主部5aの頂部から円柱状の突出部5bが連続一体に突設され、突出部5bの先端面に円錐状の凹部5cが形成されており、LEDチップ1から側方へ放射された光は封止部3および主部5aを透過して色変換部41へ入射し、LEDチップ1から上方へ放射された光は凹部5cの内部空間の媒質と光学部材5の媒質との境界面で反射されて色変換部41へ入射する。なお、光学部材5は、シリコーン樹脂やガラスなどの透光性材料により形成すればよい。
LEDユニットAは、シリカやアルミナなどのフィラーからなる充填材を含有し且つ加熱時に低粘度化する樹脂シート(例えば、溶融シリカを高充填したエポキシ樹脂シートのような有機グリーンシート)を用い、当該樹脂シートにより実装基板2とベース部材4とを接合してある。上記樹脂シートは電気絶縁性を有するとともに熱伝導率が高く、しかも、加熱時の流動性が高く凹凸面への密着性が高いので、上記樹脂シートと実装基板2およびベース部材4との間に空隙が発生するのを防止することができて、密着不足による熱抵抗の増大やばらつきの発生を防止することができ、ゴムシート状の放熱シートを用いる場合に比べて、LEDチップ1からベース部材4までの熱抵抗を小さくすることができて放熱性が向上するとともに熱抵抗のばらつきが小さくなり、LEDチップ1のジャンクション温度の温度上昇を抑制できるから、入力電力を大きくでき、光出力の高出力化を図れる。
一方、透光性ユニットBは、上述の配光レンズ21と、リフレクタ31と、色変換部41とを備えている。
リフレクタ31は、LEDチップ1から放射された光や色変換部41から出射された光が配光レンズ21側へ反射するように内側面の形状が設計されているが、リフレクタ31は、所望の配光特性に応じて、LEDチップ1の光軸方向においてLEDチップ1から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる枠状に形成されていればよい。
リフレクタ31の材料としては、例えば、LEDチップ1や色変換部41の蛍光体から放射される光の反射率が高く且つ色変換部41に比べて熱伝導率の高い金属(例えば、Al、Cu)などを採用すればよく、本実施形態では、Alを採用している。なお、リフレクタ31の材料としてCuを採用する場合には、内側面にNi層/Ag層、Ni層/Al層などの反射層をメタライズすることが望ましい。なお、リフレクタ31の材料は金属に限らず、色変換部41に比べて熱伝導率の高い樹脂やセラミックを採用してもよく、例えば樹脂を採用する場合には、例えば内側面に銅箔を被着し、当該銅箔にNi層/Ag層、Ni層/Al層などの反射層をメタライズすることが望ましい。
色変換部41の透光性材料としては、シリコーン樹脂を採用しているが、シリコーン樹脂に限らず、例えば、アクリル樹脂、ガラス、有機成分と無機成分とがnmレベルもしくは分子レベルで混合、結合した有機・無機ハイブリッド材料などを採用してもよい。
ところで、色変換部41は、図1(b)に示すように、蛍光体として第1の蛍光体である緑色蛍光体を含有した第1色変換領域41aと蛍光体として第1の蛍光体よりも発光ピーク波長が長波長側にある第2の蛍光体である赤色蛍光体を含有した第2色変換領域41bとが厚み方向において重ならないように交互に配置されている。ここで、色変換部41は、リフレクタ31の内周方向において交互に並んで配置されている。
また、配光レンズ21は、光入射面が平面状で光出射面が凸曲面状に形成された平凸レンズであり、リフレクタ31の光取り出し側の開口面を閉塞する形で配置されている。ここで、配光レンズ21は、透光性材料(例えば、アクリル樹脂、ガラスなど)により形成されている。なお、配光レンズ21の形状は平凸レンズの形状に限定するものではなく、所望の配光特性に応じて適宜設定すればよい。
ところで、本実施形態の発光装置は、透光性材料により形成され配光レンズ21を有するカバー部材20がベース部材4に対して固着され、カバー部材20の内側に、リフレクタ31を有するリフレクタブロック30が配置されている。ここで、ベース部材4は、円板状に形成され、カバー部材20は、ベース部材4から離間して配置されLEDユニットAに対応する部位に配光レンズ21が形成された前板部20aと、前板部20aの周縁からベース部材4の一表面側へ連続一体に突出した円環状の側板部20bとを備えており、リフレクタブロック30は、前板部20aの後面に配置されLEDユニットAに対応する部位にリフレクタ31が形成された平板部30aと、平板部30aの周縁からベース部材4の上記一表面側へ連続一体に突出した円環状の側板部30bとを備えている。ここにおいて、リフレクタブロック30は、側板部30bとベース部材4とが上記樹脂シートを用いて接合され熱結合されている。なお、ベース部材4の外周形状は特に限定するものではなく、ベース部材4の外周形状に応じてカバー部材20およびリフレクタブロック30それぞれの外周形状も適宜設定すればよい。なお、配光レンズ21が不要の場合には、例えばカバー部材20の前板部20aを平板状に形成すればよく、前板部20aが透光性ユニットBの一部を構成し、前板部20aにおいてLEDユニットAに対応する部位が透光性ユニットBの光取り出し部を構成することになる。
図1(a)では、LEDユニットAと透光性ユニットBとの組を1組だけ図示してあるが、LEDユニットAと透光性ユニットBとの組を適宜配置で複数組設けるようにしてもよく、この場合には、カバー部材20において各LEDユニットAに対応する部位ごとに配光レンズ21を設けるとともに、リフレクタブロック30において各LEDユニットAに対応する部位ごとにリフレクタ31を設け、さらにリフレクタ31ごとに色変換部41を設け、複数個のLEDユニットAの接続関係を規定した配線パターンが形成され各リフレクタ31それぞれが挿入される窓孔が形成された回路基板をベース部材4とカバー部材20とで囲まれる空間内に配置したり、上記接続関係に応じてLEDユニットA同士をリード線などにより接続するようにしてもよい。なお、LEDユニットAと透光性ユニットBとの組を適宜配置で複数組設けて照明器具に応用する場合には、例えば、ベース部材4を器具本体により構成したり、発光装置を金属などの熱伝導性材料により形成した器具本体に収納してベース部材4を当該器具本体に上記樹脂シートなどにより熱結合させるようにしてもよい。
以上説明した本実施形態の発光装置では、LEDチップ1が実装基板2の上記一表面側に実装されたLEDユニットAと、LEDユニットAの上記一表面側に配置される透光性ユニットBとを備え、透光性ユニットBに、実装基板2におけるLEDチップ1の搭載面から実装基板2の厚み方向に離間して配置されLEDチップ1から放射される光を配光レンズ21側へ反射するリフレクタ31と、リフレクタ31の内側面に被着された色変換部41とが設けられており、色変換部41がリフレクタ31に熱結合され、リフレクタ31が色変換部41の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねているので、色変換部41で発生した熱をリフレクタ31から効率良く放熱することができ、放熱部材によって光学特性に悪影響を与えることなく色変換部41の温度上昇を抑制でき、蛍光体の発光効率の向上およびLEDチップ1への投入電力の増大による光出力の向上を図れ、しかも、色変換部41の温度上昇が抑制されることにより、信頼性が向上する。また、本実施形態の発光装置によれば、色変換部41は、蛍光体として第1の蛍光体を含有した第1色変換領域41aと蛍光体として第1の蛍光体よりも発光ピーク波長が長波長側にある第2の蛍光体を含有した第2色変換領域41bとが厚み方向において重ならないように交互に配置されているので、第1の蛍光体から放射された光が第2の蛍光体に二次吸収されるのを抑制することが可能となる。また、色変換部41の透光性材料としてガラスを採用すれば、シリコーン樹脂などの樹脂を採用している場合に比べて色変換部41の劣化を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態の発光装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図1(b)に示すように、色変換部41の第1色変換領域41aと第2色変換領域41bとが平面視において同心的に並んで配置されることで、第1色変換領域41aと第2色変換領域41bとが厚み方向において重ならないようになっている点が相違する。ここで、色変換部41は、輪帯状の第1色変換領域41aと輪帯状の第2色変換領域41bとが交互に配置されている。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の発光装置では、実施形態1と同様、リフレクタ31が色変換部41の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねているので、放熱部材によって光学特性に悪影響を与えることなく色変換部41の温度上昇を抑制できて光出力の向上を図れ、且つ、色変換部41の第1色変換領域41aと第2色変換領域41bとが厚み方向において重ならないように配置されているので、蛍光体として発光ピーク波長の異なる2種類の蛍光体を有しながらも蛍光体の二次吸収を抑制可能になる。
ところで、上述の各実施形態では、LEDチップ1として、青色光を放射する青色LEDチップを採用しているが、LEDチップ1は青色光を放射するものに限らず、例えば、紫外光から青色光までの光を放射するものでもよく、色変換部41における蛍光体の発光色も特に限定するものではない。また、色変換部41における2種類の蛍光体の組み合わせも緑色蛍光体と赤色蛍光体との組み合わせに限らず、同系色(例えば、黄色)で変換ピーク波長の異なるものでもよい。
実施形態1を示し、(a)は要部概略断面図、(b)は要部概略平面図である。 実施形態2を示し、(a)は要部概略断面図、(b)は要部概略平面図である。 従来例を示す概略断面図である。
符号の説明
A LEDユニット
B 透光性ユニット
1 LEDチップ
2 実装基板
3 封止部
5 光学部材
21 配光レンズ
31 リフレクタ
41 色変換部
41a 第1色変換領域
41b 第2色変換領域

Claims (2)

  1. LEDチップが実装基板の一表面側に実装されたLEDユニットと、LEDユニットの前記一表面側に配置される透光性ユニットとを備え、透光性ユニットに、実装基板におけるLEDチップの搭載面から実装基板の厚み方向に離間して配置されLEDチップから放射される光を配光レンズ側へ反射するリフレクタと、リフレクタの内側面に被着されLEDチップから放射された光によって励起されてLEDチップの発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を含有した透光性材料により形成された色変換部とが設けられ、リフレクタが色変換部の蛍光体で発生した熱を放熱させる放熱部材を兼ねており、LEDユニットは、LEDチップから放射される光を色変換部側へ配光する光学部材を備え、透光性ユニットの色変換部は、前記蛍光体として第1の蛍光体を含有した第1色変換領域と前記蛍光体として第1の蛍光体よりも発光ピーク波長が長波長側にある第2の蛍光体を含有した第2色変換領域とが厚み方向において重ならないように交互に配置されてなることを特徴とする発光装置。
  2. 前記透光性材料は、ガラスであることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
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