JP4935427B2 - 磁気データ処理装置、方法およびプログラムならびに磁気処理システム。 - Google Patents

磁気データ処理装置、方法およびプログラムならびに磁気処理システム。 Download PDF

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Description

本発明は磁気データ処理装置、方法およびプログラムならびに磁気処理システムに関し、特に加速度センサを用いずに姿勢や方位を導出する技術に関する。
近年、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型電話機、車両等の移動体への磁気センサと加速度センサの搭載が進んでいる。磁気センサは、磁界のベクトルを互いに直交する成分に分解して検出するための磁気センサモジュールを備えている。磁気センサの出力である磁気データは、そのような磁気センサモジュールのそれぞれの出力の組み合わせからなり、互いに直行する基本ベクトルの一次結合であるベクトルデータである。磁気データの方向と大きさが磁気センサが検出している磁界の方向と大きさである。加速度センサは、静止状態において重力加速度を検出するため、鉛直方向を基準とする移動体の傾きを検出することもできる。移動体を基準とする地磁気の方向と鉛直方向を基準とする移動体の傾きが特定されると、方位を基準とする移動体の姿勢を導出することができる。
国際公開第WO/2006−009247号パンフレット
しかし、方位を基準とする移動体の姿勢を導出するためには、従来、磁気センサと加速度センサの両方が必要であった。
本発明は、特定条件下において加速度センサの出力を用いずに磁気センサの出力に基づいて移動体の姿勢を導出することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための磁気データ処理装置は、基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、前記3次元磁気センサの規定範囲内の回転を示す複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が偏平であるとき、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する鉛直方向導出手段と、を備える。
この磁気データ処理装置によると、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件下において、加速度センサの出力を用いずに、磁気センサの姿勢を基準とする鉛直方向を導出することができる。その理由は次の通りである。鉛直方向軸を中心にして三次元磁気センサを搭載した移動体が回転するとき、3次元磁気センサから出力される磁気データは平面上に分布する。したがって、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転するとき3次元磁気センサから出力される磁気データの分布は偏平になるため、その分布を平面で近似することができる。そして、その近似平面の垂線は鉛直方向軸に一致するため、この磁気データ処理装置は、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件下において、加速度センサの出力を用いずに磁気センサの姿勢を基準とする鉛直方向を導出することができる。およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件は、例えばおよそ水平面を平行移動する自動車や列車や船舶などの地上輸送機械・海上輸送機械や、そのような輸送機械に固定されるPDAやノート型パーソナルコンピュータなどの情報機器などの移動体の運動において成立する。そして、このような条件下で鉛直方向を導出できる効果は、使用時にはほぼ一定の姿勢が保たれるが、常に特定の姿勢では使用されない移動体について有意である。すなわち例えば、任意の姿勢で車載されるPDAがどのような姿勢で車両に取り付けられたかは、この磁気データ処理装置を用いることにより特定可能になる。なお、「規定範囲」とは1つ以上の閾値によって定まる範囲である。また、鉛直方向データは、鉛直方向を特定可能なデータであればよく、行列を示す配列、複数の角度の配列などによって表現される。
(2)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記鉛直方向導出手段は、前記母集団データ群の分布の最小の主値に対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出してもよい。
分布の固有値は比較的効率よくコンピュータによって導出できるため、この場合、効率よく鉛直方向を導出することができる。
(3)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記鉛直方向導出手段は、前記母集団データ群をq =(qix,qiy,qiz) (i=0,1,2・・・,N-1)、ベクトルQをqの重心とするとき、次式(1)で定義される行列Bの最小の固有値に対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出することが好ましい。
Figure 0004935427
本明細書において、ベクトルは全て列ベクトルとし、行ベクトルは列ベクトルの転置行列として表現される。
(4)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記鉛直方向導出手段は、前記行列Bの最大の固有値λと最小の固有値λとについて、λ/λ<r(rは定数)が満たされるとき、最小の固有値λに対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出してもよい。
この場合、分布の扁平率であるλ/λが0に近いある程度小さい値であるときにのみ、すなわち、移動体の回転軸のぶれが小さいときにのみ、鉛直方向データを導出できるため、鉛直方向の推定精度が向上する。
(5)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記鉛直方向導出手段は、前記行列Bの最大の固有値λについて、λ>s(sは定数)が満たされるとき、最小の固有値λに対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出してもよい。
この場合、分布がある程度の広さを持つときにのみ、すなわち、磁気センサの回転角がある程度大きいときにのみ、鉛直方向データを導出できるため、鉛直方向の推定精度が向上する。
(6)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記磁気データと前記鉛直方向データとに基づいて方位を基準とする前記3次元磁気センサの姿勢を示す3次元の姿勢データを導出する姿勢導出手段をさらに備えてもよい。
この場合、磁気センサが搭載されている方位を基準とする自由度3の姿勢を導出することができる。
(7)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記姿勢データに基づいて画面上で方位を示すための一次元の方位データを導出する方位導出手段をさらに備えてもよい。
3次元情報として方位が表示されるよりも、画面上で一次元情報として方位が表示された方が人間にとっては直感的に方位を理解しやすい状況も多い。この場合、そのような状況において直感的に理解しやすい方位を画面上に表示することを可能にする方位データを導出することができる。
(8)上記目的を達成するための磁気データ処理システムは、上記(1)から(7)のいずれかに記載の磁気データ処理装置と、前記3次元磁気センサと、を備える。
この磁気データ処理システムによると、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件下において、加速度センサの出力を用いずに鉛直方向を検出することができる。
(9)上記目的を達成するための磁気データ処理方法は、基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力し、前記3次元磁気センサの規定範囲内の回転を示す複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が偏平であるとき、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する、ことを含む。
この磁気データ処理方法によると、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件下において、加速度センサの出力を用いずに鉛直方向を導出することができる。
(10)上記目的を達成するための磁気データ処理プログラムは、基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、前記3次元磁気センサの規定範囲内の回転を示す複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が偏平であるとき、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する鉛直方向導出手段と、してコンピュータを機能させる。
この磁気データ処理プログラムをコンピュータで実行することにより、およそ鉛直方向軸を中心にして移動体が回転する条件下において、加速度センサの出力を用いずに鉛直方向を導出することができる。
以下、PDAが車両などの輸送機械に取り付けられた状態においてPDAを電子コンパスとして機能させる用途を想定して本発明の一実施形態を以下の順に説明する。
*****************
[1.全体説明]
1−1.原理説明
1−2.ハードウェア構成
1−3.ソフトウェア構成
[2.処理の流れ]
[3.他の実施形態]
*****************
[1.全体説明]
1−1.原理説明
図1に示すようにヒンジ31を備えるベース33が自動車2のダッシュボードなどに固定されており、PDA3がベース33を介して自動車2に固定される場合、ドライバーはPDA3の画面を目視しやすいようにPDA3の取り付け角度を任意に調整することができる。例えば画面と水平面とのなす角度を調整したり、画面を鉛直軸を中心に回転させ、視線が画面の垂線と平行になるように調整することにより、PDA3の画面を見やすく調整することができる。本実施形態では、このような状況においてPDA3の画面上で方位を示すための一次元の方位データを導出する磁気データ処理システムについて説明される。
図2は本実施形態において用いられる座標系を示す模式図である。
PDA3に内蔵されている磁気センサ4はPDA3と一体に運動するため、磁気センサ4とPDA3とは同一の座標系でその運動や姿勢を一意に表現可能である。そこで、鉛直上向きのベクトルc、水平北向きのベクトルb、水平東向きのベクトルaを基底とする座標系でPDA3および磁気センサ4の姿勢を表現するものとする。これらのベクトルが標準基底となるように、ベクトルa,b,cをそれぞれ次式(2)のように定義する。
Figure 0004935427
PDA3に固定された互いに直交する3つの基準軸x,y,zの方向を向きとし、大きさが1であるベクトルx,y,zを標準基底{a,b,c}の一次結合として表すことはPDA3の姿勢を表すことに等しい。そこで、ベクトルx,y,zを次式(3)、(4)、(5)のように基準基底{a,b,c}の線形結合として係数x,x,x,y,y,y,z,z,zを用いて表現するとする。ベクトルx,y,zは、ベクトルyの方向とPDA3の画面の下から上に向かう方向が一致し、ベクトルzの方向とPDA3の画面の裏から表に向かう方向が一致しているものとする。
Figure 0004935427
式(3)、(4)、(5)の関係は次式(6)のように書き換えることができる。
Figure 0004935427
基準基底を式(2)のように定義しているため、式(6)は次式(7)に変形される。
Figure 0004935427
ベクトルx,y,zを1つの行列にまとめて表現した次式(8)の行列Aを姿勢行列というものとする。行列Aは直交行列である。直交行列の行列式は一般に1または−1となるが、本実施形態では行列Aの行列式が1となるようにPDA3に基準軸を設定している。このように定義された正格直交行列AはPDA3の姿勢と一対一に対応する。
Figure 0004935427
磁気センサ4から出力される磁気データによって表現される北向きを示す3次元ベクトルをHとし、鉛直向きを示す3次元ベクトルをGと定義する。H、GはPDA3に固定された座標系で表現されているベクトルデータであり、Hは磁気データそのものであり、Gは後述する鉛直方向データそのものである。
G×H≠0(「×」は外積を表す記号とする。)であるときには姿勢行列Aを導出することができる。GとHが平行であるときG×H=0となるが、GとHが平行になることはまずない。

F=G×HとなるベクトルFを定義すると、ベクトルFはPDA3に固定された座標系において水平東向きを示すことになる。北方向と鉛直上方向の両方に垂直な方向は水平面上で示される東または西の方向だからである。なお、本実施形態では基準軸x,y,zとベクトルFを定義する外積の順序とからベクトルFは水平東向きになるが、基準軸x,y,zの定義とベクトルFを定義する外積の順序によってはベクトルFは水平西向きになる。
また、K=F×GとなるベクトルKを定義すると、ベクトルKはPDA3に固定された座標系おいて水平北向きを示すことになる。水平東方向と鉛直方向の両方に垂直な方向は南または北の方向だからである。なお、本実施形態では基準軸x,y,zの定義とベクトルKを定義する外積の順序とからベクトルKは水平北向きになるが、基準軸x,y,zの定義とベクトルKを定義する外積の順序によってはベクトルKは水平南向きになる。
このとき、F,K,−Gをそれぞれ大きさ1に正規化して行ベクトルとして並べた次式(9)の行列は姿勢行列Aになんらかの回転操作を施したものになる。特にHおよびGの基底が基準軸x,y,zの方向を向いているときには次式(9)の行列は姿勢行列Aそのものとなる。
Figure 0004935427
したがって、磁気センサ4から出力される磁気データと鉛直下向きを示す鉛直方向データとに基づいて方位を基準とするPDA3の自由度3の姿勢を導出することができる。
次に鉛直方向を示す鉛直方向データを磁気データから導出する原理について説明する。
自動車2などの地上輸送機械や海上輸送機械の運動はほぼ水平面上で行われる。自動車2が旋回するとき、自動車2とともにPDA3はほぼ鉛直軸を中心に回転運動する。自動車2が坂道で旋回する場合には回転軸が鉛直軸とずれることになるが、この場合であっても、本実施形態においてそのずれによって生ずる鉛直方向の導出誤差は無視できる程度である。
自動車2が360度旋回する期間中に、磁気センサ4から離散時間に順次出力される磁気データをPDA3に固定されている座標系(磁気センサに固定されている座標系でもある。)にプロットすると、図3においてハッチングで示すドーナツ状の領域に分布する。前述したとおり、自動車2はほぼ水平面上を運動しているため回転軸のぶれは小さい。したがって、磁気データの分布は偏平であるため平面に近似することができる。PDA3に固定された座標系における鉛直方向軸はその近似平面の垂線にほぼ一致する。したがって、自動車2が回転運動をしているときには、磁気データに基づいてPDA3に固定された座標系において鉛直方向を推定することができる。本実施形態では、磁気データの分布の主値を利用して分布の近似平面の垂線方向を導出する。
1−2.ハードウェア構成
図4は、磁気センサ4と磁気データ処理装置1とを備える磁気処理システムを示すブロック図である。磁気センサ4は、地磁気による磁界ベクトルのx方向成分、y方向成分、z方向成分をそれぞれ検出するx軸センサ30とy軸センサ32とz軸センサ34とを備えている。x軸センサ30、y軸センサ32、y軸センサ34は、いずれも磁気抵抗素子、ホール素子、MI(Magneto Impedance)素子等で構成され、指向性のある1次元磁気センサであればどのようなものであってもよい。x軸センサ30、y軸センサ32、z軸センサ34は、それぞれの感度軸が互いに直交するように固定されている。x軸センサ30、y軸センサ32およびz軸センサ34の出力は、時分割して磁気センサI/F(Inter face)22に入力される。磁気センサI/F22では、x軸センサ30、y軸センサ32およびz軸センサ34からの入力が増幅された後にAD変換される。磁気センサI/F22から出力されるディジタルの磁気データは、バス5を介して磁気データ処理装置1に入力される。
磁気データ処理装置1は、CPU40とROM42とRAM44とを備えている所謂コンピュータである。CPU40は、例えばPDA3の全体制御を司るメインプロセッサである。ROM42は、CPU40によって実行される磁気データ処理プログラムや、PDA3の機能を実現するための種々のプログラムが格納されている、不揮発性の記憶媒体である。RAM44はCPU40の処理対象となるデータを一時的に保持する揮発性の記憶媒体である。尚、磁気データ処理装置1と磁気センサ4とを1チップの磁気処理システムとして構成することもできる。
1−3.ソフトウェア構成
図5は、磁気データ処理プログラム90の構成を示すブロック図である。磁気データ処理プログラム90は、方位表示モジュール98に方位データを提供するためのプログラムであって、ROM42に格納されている。方位データは北の方位を画面上でわかりやすく示すための1次元データである。磁気データ処理プログラム90は、バッファ管理モジュール92、鉛直方向導出モジュール94、方位導出モジュール96等のモジュール群で構成されている。
バッファ管理モジュール92は、磁気センサ4から一定時間間隔で磁気データを入力し、入力した磁気データをFIFOでバッファに蓄積するプログラム部品であって、CPU40、RAM44及びROM42を入力手段として機能させる。このバッファに蓄積される磁気データ群を母集団データ群というものとする。磁気センサ4から一定時間間隔で磁気データ処理装置1に入力されバッファに蓄積されるN個の磁気データからなる母集団データ群をq,q,・・・,qN−1とする。
鉛直方向導出モジュール94は、バッファ管理モジュール92によって保持されている母集団データ群に基づいてPDA3の回転を検出し、回転を検出すると母集団データ群に基づいて鉛直方向を示す前述の鉛直方向データGを導出するプログラム部品であって、CPU40、RAM44及びROM42を鉛直方向導出手段として機能させる。
方位導出モジュール96は、磁気センサ4から順次入力される磁気データと鉛直方向導出モジュール94が保持している鉛直方向データGとに基づいて方位データを生成するプログラム部品であって、CPU40、RAM44及びROM42を姿勢導出手段および方位導出手段として機能させる。
方位表示モジュール98は方位データに基づいて北の方位を示す一次元情報をPDA33の画面に表示する。尚、方位データは、単に方位を文字や矢印で画面表示するためにのみ用いられてもよいし、画面上に表示される地図のヘディングアップ処理に用いられてもよい。
[2.処理の流れ]
図6は、PDA3の画面に方位を表示する処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、PDA3において電子コンパス機能が呼び出されることによりCPU40がバッファ管理モジュール92、鉛直方向導出モジュール94、方位導出モジュール96および方位表示モジュール98を実行することによって進行する。
ステップS100では、鉛直方向導出モジュール94が保持している鉛直方向データが初期値にリセットされる。初期値は例えばベクトル−y(ベクトルyの定義は前述したとおりである。)とする。このとき、母集団データ群を蓄積するためのバッファに蓄積されている全ての磁気データが消去される。
ステップS102では、磁気データが入力されバッファへ格納される。あまりに短い時間間隔で順次磁気センサ4から磁気データを入力すると、限られた容量のバッファに蓄積される磁気データの分布が狭くなるため、自動車2が急旋回するときにしか回転が検出されないことになる。したがって、バッファの更新間隔(すなわち磁気データの入力間隔)は適切に設定されなければならない。
ステップS104では、方位導出モジュール96によって方位データが導出される。具体的には、鉛直方向導出モジュール94が保持している鉛直方向データGと磁気データとに基づいて前述の姿勢行列Aの各成分が姿勢データとして導出され、さらに姿勢行列Aから方位データが導出される。
自動車2とともに3次元運動するPDA3の姿勢の自由度は3である。3行3列の姿勢行列Aの成分は9個あるが、直交行列であるため姿勢行列Aの自由度も3である。直感的に方位を分かりやすくするには、1次元情報として方位を表示することが有用である。例えば角度の大きさで方位を表示したり、画面の4辺のそれぞれに東西南北の文字を表示することにより、直感的に方位を認識可能な表示になる。自由度が3の情報から1次元の情報への写像を定義することにより姿勢行列Aから一次元の方位データを導出することができる。すなわち、任意の姿勢行列Aに対して一価関数f(A)が定義されていれば、任意の姿勢行列Aから一次元の方位データを導出することができる。以下、この一価関数f(A)について説明する。
上述したとおり本実施形態では、ベクトルa、ベクトルb、ベクトルcを基底として表現されるベクトルx,y,zについて、ベクトルyの方向と画面の下から上に向かう方向が一致し、ベクトルzの方向と画面の裏から表に向かう方向が一致していると仮定されている。このとき、ベクトルyと水平面とのなす角が90度よりも十分小さいときには水平面への射影がどの方位を示しているかを表示するための方位データを導出する。ベクトルyと水平面とのなす角が90度に近い場合には、ベクトル−zの水平面への射影がどの方位を示しているかを表示するための方位データを導出する。このように導出される方位データに基づいて方位を表示することにより、観者は直感的に方位を認識することができる。
姿勢行列Aのi行j列成分をaijとするとaijの大きさはPDA3の画面と水平面とのなす角度に相関する。したがって閾値tについて次式(10)が成立するときはPDA3の画面が水平に近いと考える。tの値は例えば1/21/2とする。
Figure 0004935427
このときベクトルyの水平面への射影は次式(11)となるので、2つの値a12、a22の比を逆正接関数に適用することで一次元の方位データを導出することができる。
Figure 0004935427
閾値tについて次式(12)が成立するときはPDAの画面が垂直に近いと考える。
Figure 0004935427
このときベクトル−zの水平面への射影は次式(13)となるので、2つの値−a13,−a23の比を逆正接関数に適用することで一次元の方位データを導出することができる。
Figure 0004935427
閾値tを境にして計算手法が切り替わるときであっても、以上説明した一価関数f(A)によって導出される方位データに基づいて違和感のない方位表示が可能である。また、姿勢行列Aから方位データへのこの変換方法は特異点を持たないため、プログラムコードを短縮することができる。
ステップS106では、方位表示モジュール98によって方位データに基づいて方位がPDA3の画面に表示される。具体的には例えば図2に示すように矢印DがPDA3の画面に表示される。
ステップS108では、鉛直方向導出モジュール94によってバッファに蓄積されている母集団データ群に基づいてPDA3が規定範囲の回転運動をしたか否かが判定される。具体的には以下の通りである。
まず次式(14)で定義される行列Bを考える。行列Bの1/Nは母集団データ群qの分散共分散行列である。ただしQは次式(15)で定義され、qの重心に相当する。
Figure 0004935427
なお、ステップS108の実行順序は図6に示す順序に限定されない。行列Bは磁気センサ4のオフセット計算に用いることができるため、磁気センサ4のキャリブレーションと同時に鉛直方向を導出すると計算効率が高くなる。
行列Bの最大の固有値をλ、最小の固有値をλとし、それらの比をλ/λとすると、その比がrより小さく(すなわち0に近く)、λがある規定の閾値sより大きいときには、PDA3が規定の角度以上回転したとみなすことができる。PDA3の回転軸のぶれが小さい場合、rがある程度小さな値になり、母集団データ群の分布は平面に近似できる偏平な形状になる。なお、閾値sが適度に大きい値である場合において、λが適切に設定されるsより大きいときに母集団データ群の分布が直線的であることは想定できない。また上述したようにPDA3が自動車2とともに回転するときには母集団データ群の分布は平面的になる。すなわち、λがsより大きいときにはλも必然的にある程度大きくなり、母集団データ群は直線的な分布を示さず、平面的なある程度広い分布を示す。
したがって、ステップS108では、行列Bの各成分が導出され、行列Bの最大の固有値λと最小の固有値λが導出され、さらにλ/λ−rとλ−sの計算が実行される。この計算の結果、PDA3が規定の角度以上回転したとみなされると、ステップS110の処理に進み、そうでない場合にはステップS102の処理に進む。
ステップS110では、鉛直方向導出モジュール94によって母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向が鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出される。本実施形態では母集団データ群の分布の主値を利用して分布の近似平面の垂線方向を導出する。具体的には、上述のλに対応する行列Bの固有ベクトルlが鉛直方向データとして導出される。行列Bの最小の固有値に対応する固有ベクトルlの方向は分布の近似平面の垂線と平行だからである。なお、固有ベクトルlがλに対応する固有ベクトルであるとすればベクトル−lもλに対応する固有ベクトルであり、いずれの方向も鉛直軸に平行である。PDA3を自動車2に取り付ける形態からPDA3の取り得る姿勢の範囲は限定されるため、ベクトルl、−lのいずれか一方を鉛直下向きを示す鉛直方向データとして特定可能である。例えば、定数ベクトルGを設定しておき、鉛直方向データGは必ず次式(16)を満たすという条件をつければG=l、G=−lのいずれか一方にGを定めることができる。
Figure 0004935427
以上説明したように、本実施形態によると、加速度センサの出力を用いずに磁気センサ4の出力に基づいて移動体であるPDA3の姿勢を導出することができる。したがって本実施形態によると移動体であるPDA3の姿勢導出に必要な消費電力を従来に比べて低減したり、PDA3の姿勢導出に必要な計算時間を従来に比べて短縮することができる。また本実施形態によると行列Bの固有値を用いて鉛直方向、姿勢および方位を導出するため、効率よくこれらを導出することができる。
[C.他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。例えば、本発明がディスプレイ側に磁気センサが内蔵されたノート型パーソナルコンピュータや、携帯型電話機や、ディスプレイの角度を調整可能な一体型ナビゲーション装置などに搭載される磁気データ処理システムにも適用できることは当然である。また、磁気データの分布の近似平面を実際に導出し、その垂線方向を鉛直方向として導出してもよい。
本発明の実施形態に係る模式図。 本発明の実施形態に係る模式図。 本発明の実施形態に係る模式図。 本発明の実施形態に係るブロック図。 本発明の第一実施形態に係るブロック図。 本発明の第一実施形態に係るフローチャート。
符号の説明
1:磁気データ処理装置、2:自動車、4:磁気センサ、5:バス、31:ヒンジ、33:ベース、90:磁気データ処理プログラム、92:バッファ管理モジュール、94:鉛直方向導出モジュール、96:方位導出モジュール、98:方位表示モジュール

Claims (10)

  1. 基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、
    数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって、かつ、前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示しているか否かを前記母集団データ群に基づいて判定する判定手段と、
    複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示している場合、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する鉛直方向導出手段と、
    を備える磁気データ処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記母集団データ群をq =(q ix ,q iy ,q iz ) (i=0,1,2・・・,N-1)、ベクトルQをq の重心とするとき、次式(1)で定義される行列Bの最大の固有値と最小の固有値とに基づいて判定する、
    請求項1に記載の磁気データ処理装置。
    Figure 0004935427
  3. 前記鉛直方向導出手段は、前記母集団データ群をq =(qix,qiy,qiz) (i=0,1,2・・・,N-1)、ベクトルQをqの重心とするとき、次式(1)で定義される行列Bの最小の固有値に対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出する、
    請求項1に記載の磁気データ処理装置。
    Figure 0004935427
  4. 前記鉛直方向導出手段は、前記行列Bの最大の固有値λと最小の固有値λとについて、λ/λ<r(rは定数)が満たされるとき、最小の固有値λに対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出する、
    請求項3に記載の磁気データ処理装置。
  5. 前記鉛直方向導出手段は、前記行列Bの最大の固有値λについて、λ>s(sは定数)が満たされるとき、最小の固有値λに対応する固有ベクトルの方向を前記鉛直方向データとして導出する、
    請求項3に記載の磁気データ処理装置。
  6. 前記磁気データと前記鉛直方向データとに基づいて方位を基準とする前記3次元磁気センサの姿勢を示す3次元の姿勢データを導出する姿勢導出手段をさらに備える、
    請求項1に記載の磁気データ処理装置。
  7. 前記姿勢データに基づいて画面上で方位を示すための一次元の方位データを導出する方位導出手段をさらに備える、
    請求項6に記載の磁気データ処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の磁気データ処理装置と、
    前記3次元磁気センサと、
    を備える磁気処理システム。
  9. 基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力し、
    数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって、かつ、前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示しているか否かを前記母集団データ群に基づいて判定し、
    複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示している場合、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する、
    ことを含む磁気データ処理方法。
  10. 基本ベクトルの一次結合である3次元ベクトルデータであって3次元磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、
    数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって、かつ、前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示しているか否かを前記母集団データ群に基づいて判定する判定手段と、
    複数の前記磁気データからなる母集団データ群の分布が平面的であって前記3次元磁気センサの規定角度以上の回転を示している場合、前記母集団データ群の分布を示す近似平面の垂線方向を鉛直方向を示す鉛直方向データとして導出する鉛直方向導出手段と、
    してコンピュータを機能させる磁気データ処理プログラム。


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