JP4935235B2 - 小型撮像系及び撮像装置 - Google Patents

小型撮像系及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4935235B2
JP4935235B2 JP2006217066A JP2006217066A JP4935235B2 JP 4935235 B2 JP4935235 B2 JP 4935235B2 JP 2006217066 A JP2006217066 A JP 2006217066A JP 2006217066 A JP2006217066 A JP 2006217066A JP 4935235 B2 JP4935235 B2 JP 4935235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single lens
aspherical
object side
imaging system
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006217066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008040329A (ja
Inventor
宣幸 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006217066A priority Critical patent/JP4935235B2/ja
Publication of JP2008040329A publication Critical patent/JP2008040329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4935235B2 publication Critical patent/JP4935235B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

本発明は新規な小型撮像系及び撮像装置に関する。詳しくは、小型でありながら良好な光学性能を有する小型撮像系及び該小型撮像系を使用した撮像装置に関する。
一般に的に携帯用途の撮像装置用の撮像系には、小型であり、且つ、近距離での撮影範囲の広いことが望まれている。このような要求を満たすために、例えば、特許文献1や特許文献2などで示されている、1枚のプラスチックレンズで構成したF4程度の明るさを有し、水平画角50°程度のものが知られている。
特開2003−131124号公報 特開2000−24991号公報
しかしながら、最近の携帯用途の撮像装置では、小型化の要求が強いために撮像素子の小型化が更に進み、光学全長を短くしつつ結像性能を向上させることが望まれており、前記特許文献1や特許文献2で示された撮像系ではこれらの要求を満たすことができない。
本発明は、前記問題に鑑みて為されたものであり、Fナンバーが小さく、且つ、広い撮影画角を有し収差が良好に補正され小型撮像系を低コストの単玉レンズで構成すること及び該小型撮像系を使用した撮像装置を提供することを課題とする。
本発明の一実施形態による小型撮像系は、両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)を満足する。
(1)1.10≦r1/f<1.43
(2)0.63<|r2|/f<1.19
(3)0.15<d/D<0.7
(4)50<νd
但し、
r1:物体側の面の近軸曲率半径
r2:像側の面の近軸曲率半径
f:単レンズの焦点距離
d:r1面から開口絞りまでの距離
D:単レンズの厚み
νd:単レンズのd線(λ=587.6nm)に対するアッベ数
とする。
また、本発明の一実施形態による撮像装置は、小型撮像系と、該小型撮像系によって形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子を備え、前記小型撮像系は、両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、条件式(1)1.10≦r1/f<1.43、(2)0.63<|r2|/f<1.19、(3)0.15<d/D<0.7、(4)50<νdを満足する。
本発明によれば、小型に構成しつつ小さいFナンバーと広い撮影画角を有し、さらに、収差が良好に補正される。
以下に、本発明小型撮像系及び撮像装置を実施するための最良の形態について図面及び表を参照して説明する。
本発明小型撮像系は、両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)を満足する。
(1)1.10≦r1/f<1.43
(2)0.63<|r2|/f<1.19
(3)0.15<d/D<0.7
(4)50<νd
但し、
r1:物体側の面の近軸曲率半径
r2:像側の面の近軸曲率半径
f:単レンズの焦点距離
d:r1面から開口絞りまでの距離
D:単レンズの厚み
νd:単レンズのd線(λ=587.6nm)に対するアッベ数
とする。
小型の撮像素子を用いるのに適した単玉からなる全長の短い撮像系を得ようとした場合、レンズの物体側の面はそれより前に配置した開口絞りに対して、凹面とせずに凸面とし、両凸レンズを採用することが望ましい。これによって、物体側の面を凹面とする場合に比較してレンズの焦点距離を短くすることができるので、撮像系の全長を短くすることができる。
しかしながら、開口絞りに続く第1面を凸面とすると、物体側から、開口絞り、正レンズの順に配置したことで発生する歪曲収差に加えて、第1面の凸面でさらに負の歪曲を発生させることになる。
そこで、本発明小型撮像系にあっては、像側面、すなわち、第2面の非球面形状を、光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める形状の非球面とした。このような形状の非球面が、周辺光線に対して正の歪曲を加える作用を為し、全系として歪曲収差を良好に補正することができる。
また、物体側の面を開口絞りに対してコンセトリック(concentric)な構成としないために、非点収差の補正が難しくなる。そこで、本発明小型撮像系にあっては、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強めるような非球面とすることで、周辺光束のサジタル、メリジョナル光線の曲率半径の差を小さくし、非点収差の補正を行っている。
さらに、第1面、すなわち、単レンズの物体側面を凸面とすることによって、前置絞りの構成、すなわち、開口絞りを光学系の最前部に配置する構成とする場合に有利である。例えば、撮像装置の樹脂製の筐体前面に開口を形成し、該開口を開口絞りとして利用する場合、物体側面の光学有効面から外側への延長部分(レンズフランジとなる部分)が像面側に変位するため、該レンズフランジと筐体の開口絞りに隣接した部分との間に空間が確保され、該空間の分、筐体の肉厚を厚くすることが出来、筐体の開口絞り周辺部分の変形に対する強度が増大し、開口絞りの成形性が良好となるため、開口絞りの寸法精度が向上する。
前記条件式(1)は第1面、すなわち、単レンズの物体側面の近軸曲率半径を規定するものである。
条件式(1)の上限値を上回ると、物体側面の中心の曲率半径が大きくなりすぎ、レンズフランジと第1面との間の光軸方向における位置の差が小さくなり、前置絞りの構成において、開口絞りを樹脂で形成する場合に、鏡筒の全長を短く構成しようとしたときに、筐体前面と単レンズとの間の間隔を小さくするために、筐体の開口絞り周辺の肉厚を十分に確保することが出来なくなり、成形後の変形が生じる危険が大きくなり、開口絞りの寸法精度を確保しにくくなる。
条件式(1)の下限値を下回ると、物体側面の曲率半径が小さくなり、全長を短くする上では望ましいが、像面湾曲がアンダーになり、平坦な像面を確保することが出来なくなる。
前記条件式(2)は第2面、すなわち、単レンズの像側面の近軸曲率半径を規定するものである。
条件式(2)の上限値を上回ると、像側面の中心の曲率半径が大きくなり、像面湾曲がオーバー化し、フラットな結像性能を確保することが出来なくなる。
条件式(2)の下限値を下回ると、像側面の曲率半径が小さくなり、非球面をもってしても負の歪曲収差の補正が困難になる。
前記条件式(3)は単レンズの中心厚を規定するものである。
条件式(3)の下限値を下回ると、単レンズの中心厚が小さくなり、射出成形機によってレンズを成形する際に、成形条件のコントロールが著しく難しくなり、量産性の確保が困難となる。
条件式(3)の上限値を上回ると、単レンズの中心厚が大きくなり、その結果、全長が長くなり好ましくない。
前記条件式(4)は色収差を良好に保つための条件を規定するものである。
本発明の撮像系は単レンズで構成されるので、色収差を補正するための手段を有しないため、単レンズのd線に対する色収差が50以下であると、軸上色収差、倍率色収差共に悪化する。
以上のような構成により、本発明小型撮像系にあっては、レンズが両面を非球面とした単レンズのみという極めて簡単な構成にもかかわらず、Fナンバーを小さくすると共に、水平画角が55°程度に及ぶまで各収差が良好に補正され、しかも全長を短く構成することができる。
以下に、本発明小型撮像系の具体的な実施形態及びそれら実施形態にさらに具体的な数値を適用した数値実施例について説明する。
なお、本発明小型撮像系においては非球面が採用されている。そこで、非球面変形量ΔH(h)は、面の頂点を原点とし光軸方向をX軸とした直交座標系において、光軸と直交する方向をh、頂点曲率半径をr、円錐定数をK、4次、6次、8次、10次、12次、14次の非球面係数をA、B、C、D、E、Fとして、数1式によって定義されるものとする。
Figure 0004935235

図1は本発明小型撮像系の第1の実施の形態のレンズ構成を示すものである。小型撮像系1は、物体側から順に、開口絞りS、両凸形状で両面が非球面で構成された正レンズL1を配置して構成する。なお、図1において、IMGは撮像面、Gは撮像面の物体側に位置しローパスフィルターを兼ねたカバーガラスである。
表1に前記第1の実施の形態にかかる小型撮像系1に具体的数値を適用した数値実施例1のレンズデータを示す。なお、表1及び他のレンズデータ示す表において、Siは物体側からi番目の面を、Rは第i面の近軸曲率半径を、Dは物体側からi番面の面とi+1番面の面との間の軸上面間隔を、Ndは物体側に第i面を有する媒体のd線に対する屈折率を、νdは物体側に第i面を有する媒体のd線に対するアッベ数を、fは正レンズL1の焦点距離を、それぞれ示し、また、曲率半径Rに関しinfは当該面が平面であることを示す。
Figure 0004935235
第2面(S2)及び第3面(S3)は非球面で構成されている。数値実施例1における前記各面の4次、6次、8次、10次、12次、14次の非球面係数をA、B、C、D、E、Fを円錐定数κと共に表2に示す。なお、表2及び以下の非球面係数を示す表において「E−i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10−i」を表しており、例えば、「0.12345E-05」は「0.12345×10-5」を表している。
Figure 0004935235
図2は数値実施例1の縦収差(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示すものであり、球面収差を示す図で実線はd線に対するものを、破線はg線(λ=435.84nm)に対するものを、非点収差を示す図で実線はサジタル像面を、破線はメリジョナル像面を、それぞれ示す。
図2は本発明小型撮像系の第2の実施の形態のレンズ構成を示すものである。小型撮像系2は、物体側から順に、開口絞りS、両凸形状で両面が非球面で構成された正レンズL1を配置して構成する。なお、図2において、IMGは撮像面、Gは撮像面の物体側に位置しローパスフィルターを兼ねたカバーガラスである。
表3に前記第2の実施の形態にかかる小型撮像系2に具体的数値を適用した数値実施例1のレンズデータを示す。
Figure 0004935235
第2面(S2)及び第3面(S3)は非球面で構成されている。数値実施例2における前記各面の4次、6次、8次、10次、12次、14次の非球面係数をA、B、C、D、E、Fを円錐定数κと共に表4に示す。
Figure 0004935235
図4は数値実施例2の縦収差(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示すものであり、球面収差を示す図で実線はd線に対するものを、破線はg線に対するものを、非点収差を示す図で実線はサジタル像面を、破線はメリジョナル像面を、それぞれ示す。
表5に数値実施例1及び数値実施例2の条件式(1)乃至(4)対応値を示す。
Figure 0004935235
前記各表及び収差図から分かるように、数値実施例1及び数値実施例2共に、レンズが両面を非球面とした単レンズのみという極めて簡単な構成にもかかわらず、条件式(1)乃至(4)を満足し、Fナンバーが3程度と明るく、水平画角が55°程度に及ぶまで各収差が良好に補正され、しかも全長を短く構成することができた。さらに、レンズL1をプラスチックで形成することによって、さらに安価に、且つ、軽量に構成することができ、また、非球面の形成も容易である。
次に、本発明撮像装置について説明する。
本発明撮像装置は、小型撮像系と、該小型撮像系によって形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子を備え、前記小型撮像系は、両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、以下の条件式(1)1.10≦r1/f<1.43、(2)0.63<|r2|/f<1.19、(3)0.15<d/D<0.7、(4)50<νdを満足する。
図5乃至図7に本発明撮像装置を携帯電話のカメラ部に適用した実施の形態を示す。
図5及び図6は携帯電話10の外観を示すものである。
携帯電話10は、表示部20と本体部30とが中央のヒンジ部で折り畳み可能に連結されて構成され、携行時には図5に示すように折り畳んだ状態とし、通話時等の使用時には図6に示すように表示部20と本体部30とを開いた状態とする。
表示部20の背面側の一側部に寄った位置には基地局との間で電波の送受信を行うためのアンテナ21が出し入れ自在に設けられ、また、表示部20の内側面には該内側面のほぼ全体を占める大きさの液晶表示パネル22が配置され、該液晶表示パネル22の上方にはスピーカ23が配置されている。さらに、この表示部20にはデジタルカメラ部の撮像ユニット1Aが配置されており、該撮像ユニット1Aの撮像系1(又は撮像系2)が表示部20の背面に形成された臨ませ孔24を介して外方に臨んでいる。なお、ここで撮像ユニットの用語は、撮像レンズ1と撮像素子4とによって構成されるものとして使用している。すなわち、撮像レンズ1と撮像素子4とは同時に表示部20内に設けられる必要があるが、デジタルカメラ部を構成するその他の部分、例えば、カメラ制御部や記録媒体等は本体部30に配置されても良いことを明確にするために用いたのが撮像ユニットなる概念である。なお、上記撮像素子4としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の光電変換素子を使用したものが適用可能である。また、前記臨ませ孔24の開口周縁24aが前記撮像系1(又は撮像系2)の開口絞りSとなる。
さらにまた、表示部20の先端部には赤外通信部25が配置され、該赤外通信部には、図示しないが、赤外線発光素子と赤外線受光素子を備えている。
本体部30の内側面には「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、電源キー等の操作キー31、31、・・・が設けられており、操作キー31、31、・・・が配置された部分の下方にはマイクロフォン32が配置されている。また、本体部30の側面にはメモリカードスロット33が設けられ、該メモリカードスロット33を介してメモリカード40を本体部30に挿脱することができるようになっている。
図7は携帯電話10の構成を示すブロック図である。
携帯電話10はCPU(Central Processing Unit)50を備え、該CPU50が携帯電話10の全体の動作を制御する。すなわち、CPU50はROM(Read Only Memory)51に記憶されている制御プログラムをRAM52(Random Access Memory)に展開し、バス53を介して携帯電話10の動作を制御する。
カメラ制御部60は撮像系1と撮像素子4から成る撮像ユニット1Aを制御して静止画及び動画等の画像の撮影を行うもので、得られた画像情報に関してJPEG、MPEG等への圧縮加工等を行った後、バス53に載せる。バス53に乗せられた画像情報は、上記RAM52に一時的に保存され、必要に応じてメモリカードインターフェース41に出力され、メモリカードインターフェース41によってメモリカード40に保存されたり、或いは、表示制御部54を介して液晶表示パネル22に表示される。また、撮影時に同時にマイクロフォン32を通じて収録された音声情報も音声コーデック70を介して画像情報と共にRAM52へ一時的に保存されたり、メモリカード40へ保存され、また、液晶表示パネル22への画像表示と同時に音声コーデック70を介してスピーカ23から出力される。さらに、上記画像情報や音声情報は、必要に応じて、赤外線インターフェース55に出力され、該赤外線インターフェース55によって赤外線通信部25を介して外部に出力され、同じような赤外線通信部を備えた機器、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)等の外部の情報機器へ伝達される。なお、RAM52やメモリカード40に保存されている画像情報に基づいて液晶表示パネル22に動画あるいは静止画を表示するときには、カメラ制御部60において、RAM52やメモリカード40に保存されているファイルのデコードや解凍を行った後の画像データがバス53を介して表示制御部54に送られる。
通信制御部80はアンテナ21を介して基地局との間で電波の送受信を行い、音声通話モードにおいては、受信した音声情報を処理した後音声コーデック70を介してスピーカ23に出力し、また、マイクロフォン32が集音した音声を音声コーデック70を介して受領して所定の処理を施した後送信する。
上記した撮像系1(又は撮像系2)は奥行を短く構成することが出来るので、携帯電話10のように厚さに制約のある機器にも容易に搭載することが出来る。また、広い水平画角を有するので、1画面に多くの情報を取り込むことができ、携帯型情報機器である携帯電話の撮像系として好適である。
なお、上記実施の形態では、本発明撮像装置を携帯電話に適用した例を示したが、本発明撮像装置は、その他の情報機器、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA等にも適用することができることは勿論であり、また、これら情報機器に適用して大きな利点を有する。
なお、上記した実施の形態及び数値実施例において示した具体的な構造及び形状並びに数値は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
本発明小型撮像系の第1の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 第1の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例1の縦収差(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す図である。 本発明小型撮像系の第2の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 第2の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例2の縦収差(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す図である。 図6及び図7と共に本発明撮像装置を携帯電話のカメラ部に適用した実施の形態を示すものであり、本図は非使用状態又は待ち受け状態を示す斜視図である。 使用状態を示す斜視図である。 内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…小型撮像系、2…小型撮像系、L1…レンズ、S…開口絞り、4…撮像素子、10…携帯電話(撮像装置)

Claims (2)

  1. 両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、
    物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、
    像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、
    以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)を満足することを特徴とする小型撮像系。
    (1)1.10≦r1/f<1.43
    (2)0.63<|r2|/f<1.19
    (3)0.15<d/D<0.7
    (4)50<νd
    但し、
    r1:物体側の面の近軸曲率半径
    r2:像側の面の近軸曲率半径
    f:単レンズの焦点距離
    d:r1面から開口絞りまでの距離
    D:単レンズの厚み
    νd:単レンズのd線(λ=587.6nm)に対するアッベ数
    とする。
  2. 小型撮像系と、該小型撮像系によって形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置であって、
    前記小型撮像系は、両凸形状で両面が非球面で構成された単レンズと該単レンズの物体側面に近接して位置した開口絞りとで構成され、物体側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を強める非球面とし、像面側の非球面を光軸から周辺に向かうに従って正の屈折力を弱める非球面とし、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)1.10≦r1/f<1.43
    (2)0.63<|r2|/f<1.19
    (3)0.15<d/D<0.7
    (4)50<νd
JP2006217066A 2006-08-09 2006-08-09 小型撮像系及び撮像装置 Expired - Fee Related JP4935235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217066A JP4935235B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 小型撮像系及び撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217066A JP4935235B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 小型撮像系及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008040329A JP2008040329A (ja) 2008-02-21
JP4935235B2 true JP4935235B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39175375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217066A Expired - Fee Related JP4935235B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 小型撮像系及び撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4935235B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4916372B2 (ja) * 2007-04-20 2012-04-11 Hoya株式会社 撮像レンズ及び撮像装置
US8891179B2 (en) * 2009-06-11 2014-11-18 Flir Systems Trading Belgium Bvba Lens and applications thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3603877B2 (ja) * 2002-05-10 2004-12-22 セイコーエプソン株式会社 撮像レンズ及びカメラモジュール
JP2006010990A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Nippon Zeon Co Ltd 結像レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008040329A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4505765B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP4605475B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
TWI452379B (zh) Camera lens and camera device
JP4556148B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
EP2157465A1 (en) Image pickup lens and apparatus
KR101248527B1 (ko) 촬상렌즈 및 촬상장치
JP5830853B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
US8520321B2 (en) Imaging lens and imaging device
JP5589815B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
US20120081595A1 (en) Image taking optical system and image pickup apparatus equipped with same
JP2007155868A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2007212877A (ja) 単焦点撮像レンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2013109085A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
KR20060050546A (ko) 촬상 렌즈 및 촬상 장치
JP4189768B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2011257447A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2009098505A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP5007536B2 (ja) 撮像レンズ系及び撮像装置
JP2013125073A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2008076594A (ja) 撮像レンズ、カメラモジュール、および携帯端末機器
JP5663367B2 (ja) 撮像光学系及びそれを用いた撮像装置
JP4935235B2 (ja) 小型撮像系及び撮像装置
JP5003120B2 (ja) 撮像レンズ及び撮像装置
JP2003315674A (ja) 電子撮像装置
JP2006030290A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees