JP4932794B2 - フィルタユニット - Google Patents

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Description

本発明は、流体中の異物を除去するフィルタユニット及び該フィルタユニットを備えるフィルタ装置に関する。例えば、本発明は、シャワートイレに供給される水中の異物を除去するフィルタユニット及びフィルタ装置に関する。
流体が供給される機器もしくは流体が排出される機器には、通常、流体中の異物を除去するフィルタ装置が備えられている。このようなフィルタ装置として、管内に取り付けられる筒状のフィルタが使用されることがある。この筒状のフィルタには、通水方向が筒体の外側から内側方向である形態(例えば特許文献1参照)と、通水方向が筒体の内側から外側方向である形態(例えば特許文献2参照)とが存在する。
特許文献1には、流体が流入する流入口を有した筒状体から成り、筒状体の後方の端面に該流体が流出する流出口が形成されたフィルタケースと、フィルタケースに内装されるとともに後方の端面が開口した筒状の内部通路を有し、夾雑物を濾過するフィルタ部が周面に形成されたフィルタ体と、フィルタケースの内周面に段差部を有するように拡径するとともに端面を開口した拡径部をフィルタケースの前部に設け、拡径部を閉塞する着脱可能なキャップと、段差部の壁面に面して配された弾性体から成る環状のパッキンと、を備えるフィルタ装置が開示されている。フィルタ体は、流出口の周囲にフィルタ体を密接され、キャップの装着によって、パッキンを挟んでフィルタ体の周面から径方向に突出した突出部を段差部の壁面に押しつけると同時にフィルタ体が流出口の周囲に押しつけられるようにされている。
特許文献2には、水道水などからの供給水で局部洗浄を行い、且つ供給水中の異物を除去するためのストレーナを備えている衛生洗浄装置が開示されている。該ストレーナの形状は円筒形状であり、清掃時には円筒軸方向に分割できる構造であって、該ストレーナへの供給水の通水方向は内側から外側となっている。
特開2001−321596号公報 特開2000−129762号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
特許文献1に記載のような通水方向が筒状フィルタの外側から内側方向であるフィルタにおいては、筒体の外表面にゴミ等の異物が付着するので、フィルタを取り出すときに管内部に脱落してしまうことがある。
一方、通水方向が筒状フィルタの内側から外側方向であるフィルタにおいては、異物の脱落の心配はない。しかしながら、特許文献2に記載の衛生洗浄装置においては、円筒型ストレーナの上流側底面に流入口となる開放端を設けてあり、ストレーナは下流側から引き抜かれるので、ストレーナを引き抜く際に、ストレーナ内のゴミが該開放端からこぼれ落ちたり、ストレーナ内に残留している水がゴミと共に開放端から管内に流れ出たりするおそれがある。
また、特許文献2に記載の衛生洗浄装置においては、キャップとストレーナとが別体で形成されているので、キャップの着脱操作とストレーナの着脱操作が別途必要になる。特に、ストレーナが作業空間の狭いところに設置されている場合には、一回の操作で着脱できることが望まれる。
本発明の目的は、管内への異物の脱落や残留を防止すると共に、取り扱い性に優れたフィルタユニット及びフィルタ装置を提供することである。
本発明の第1視点によれば、流体中の異物を除去するフィルタを有する筒状のストレーナと、ストレーナに着脱可能に取り付けられるキャップと、を備えるフィルタユニットが提供される。キャップは、ケーシングに着脱可能に取り付けられると共に、ストレーナに取り付けられたときにストレーナの内側へと通ずる少なくとも1つの開口を有する。ストレーナ及びキャップのうち、一方が、他方と連結するための環状の雌コネクタ部を有し、他方が、一方と連結するための環状の雄コネクタ部を有する。ストレーナとキャップは、雌コネクタ部と雄コネクタ部の連結により一体としてケーシングに着脱可能である。雄コネクタ部は、雌コネクタ部側の端面に周方向に沿って延在し、雌コネクタ部方向へ突出する突縁部を有する。雌コネクタ部は、突縁部と嵌合するための第1溝部を有する。第1溝部の外周側側面と内周側側面のうち少なくとも一方は、突縁部が接触するように軸方向に対して少なくとも一部にテーパ面を有する。突縁部と第1溝部は緊密に嵌合している。流体は、開口からストレーナ内側へ流入し、フィルタを通過して、ストレーナの内側から外側へ流出する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、突縁部は、雄コネクタと雌コネクタとを連結した際に、第1溝部のテーパ面に沿って変形する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、突縁部は、雄コネクタ部の外周面に沿って延在する。第1溝部は、内周側側面にテーパ面を有する。雄コネクタ部の端面と第1溝部の内周側側面側の上面とが当接する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、雄コネクタ部は、少なくとも1つの凸部を有する。雌コネクタ部は、凸部と掛合する少なくとも1つの凹部ないし第2溝部を有する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、雄コネクタ部は、少なくとも1つの凸部を有する。雌コネクタ部は、凸部と掛合する少なくとも1つの第2溝部を有する。第2溝部は、凸部を第2溝部に挿脱するための開放端を雌コネクタ部の端部に有し、軸方向に延在する縦溝と、縦溝に連通し、周方向に延在する横溝と、横溝に面する少なくとも一部に、横溝に対して突起し、凸部の抜けを防止する掛止部と、を有する。凸部は、雄コネクタと雌コネクタのうち一方を他方に対して回動させて凸部によって掛止部に所定の力を加えることにより、掛止部が形成されている横溝の幅が一時的に拡張することによって横溝に挿脱される。
上記第1視点の好ましい形態によれば、ストレーナは、流体中の異物を捕捉するための筒状のフィルタ部と、フィルタ部と内部が導通するように接合された雌コネクタ部と、を有する。軸方向に対し垂直方向のフィルタ部の寸法は、軸方向に対し垂直方向の雌コネクタ部の寸法よりも小さく、雌コネクタ部の外側面とフィルタ部の外側面とにより、ストレーナの周方向に段差が延在する第1段部が形成されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、開口は、雄コネクタ部に形成される。雄コネクタ部と雌コネクタ部とが連結されているとき、雌コネクタ部から少なくとも一部が露出する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、開口が形成されている部分における軸方向に対し垂直方向の雄コネクタ部の寸法は、軸方向に対し垂直方向の雌コネクタ部の寸法よりも小さい。
本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
本発明によれば、流体をストレーナの内側から外側へ流通させると共に、ストレーナ側に開口がないので、ろ別した異物をケーシング内に脱落させることなくフィルタユニットを取り外すことができる。
本発明におけるストレーナとキャップの連結形態によれば、ストレーナ及びキャップを簡易な構成かつ容易に着脱でき、フィルタユニットを一体として取り扱うことができる。また、フィルタユニットの取り外し時にケーシング内へのストレーナの取り外れを防止することができる。
本発明におけるストレーナとキャップの当接部分の形態によれば、Oリング等を使用することなく、ストレーナとキャップとの当接部分からの流体の漏出を簡易な構成で防止することができる。そのため、部品点数を削減することができる。また、当接部分の寸法及び形状は高精度で形成する必要がなく、作製が容易かつ安価である。
本発明のフィルタ装置によれば、ストレーナの内側から外側へ流体を流通させる形態であっても、ろ過前流体とろ過後流体の混合、特にろ過後流体の汚染、を簡易な構成で防止することができる。
本発明のフィルタユニットの一実施形態について説明する。図1に本発明のフィルタユニットの一実施形態の概略斜視図を示す。フィルタユニット1は、流体中の異物を除去するものであり、流体の流路に外部から着脱可能に取り付けられるものである。フィルタユニット1は、流体中の異物を捕捉する筒状のストレーナ2と、ストレーナ2に着脱可能に取り付けられるキャップ3と、を備える。図1は、ストレーナ2とキャップ3とが連結していない状態を示している。
ストレーナ2は、流体をろ過するフィルタ部21と、キャップ3を取り付けるための雌コネクタ部22と、を備える。フィルタ部21は、一方の底面が第1開口21aとなったカップ状の筒状体であり、筒状体の側面及び他方の底面の少なくとも一方の少なくとも一部に、異物を捕捉するためのフィルタ21bが形成されている。すなわち、第1開口21aから流入した流体はフィルタ21bを通過しなければストレーナ2外部に移動できない構成となっている。フィルタ21bの材質及び目の大きさは、流体及び流体中の異物の性状に応じて適宜設定する。軸方向に対し垂直方向のフィルタ部21の外寸法(図1においてはフィルタ部21の外径)d1は、フィルタユニット1が取り付けられるケーシング(ないし管)の軸方向に対し垂直方向の内寸法(例えば内径)よりも小さく(細く)なっている。これにより、フィルタ部21とケーシング間において、ろ過された流体を流通させることができる。
雌コネクタ部22は、筒状体(環状体)であり、その内部がフィルタ部21の内部と導通するようにフィルタ部21に接合されている。特に、フィルタ部21と雌コネクタ部22とは同軸(同心円的)に接合されると好ましい。軸方向に対し垂直方向の雌コネクタ部22の外寸法(図1においては雌コネクタ部22の外径)d2は、フィルタ部21の外寸法d1より大きく(太く)なっている。これにより、フィルタ部21の側面と雌コネクタ部22の側面とでズレが生じ、段差が形成される。すなわち、フィルタ部21の外寸法d1と雌コネクタ部22の外寸法d2の違いにより、ストレーナ2の周方向に沿って第1段部22aが形成される。この第1段部22aは、ケーシング内面に形成された段ないし突起と掛合することにより、ストレーナ2がケーシングの奥に入りすぎないようにするストッパないし位置決め手段とすることができる。また、第1段部22aとケーシング内面の段ないし突起との接触により、ろ過前流体とろ過後流体の混合を防止することができる。すなわち、雌コネクタ部22は、キャップ3側に供給されたろ過前流体が、フィルタ部21側のろ過後流体に混入すること、及びろ過後流体がろ過前流体中に混入することを防止するストッパ(栓)の機能も果たす。また、雌コネクタ部22の外寸法d2及び外形状は、雌コネクタ部22外面とケーシング内面との間で可能な限り流体が流通しないように、ストレーナ2が挿入されるケーシングの内寸法及び内形状と合致するように形成すると好ましい。
キャップ3は、ストレーナ2の雌コネクタ部22に連結するための筒状の雄コネクタ部31と、ケーシングにフィルタユニット1を取り付けるための栓部32とを備える。雄コネクタ部31は、雄コネクタ部31の内部と導通する少なくとも1つの第2開口33を有している。第2開口33は、雄コネクタ部31と雌コネクタ部22とを連結させた際に雌コネクタ部22から少なくとも一部が露出するように形成される。第2開口33には、ろ過前流体が供給され、ろ過前流体は、第2開口33から流入して、雄コネクタ部31内部を通って、フィルタ部21内側へ導かれる。
軸方向に対し垂直方向の雄コネクタ部31の外寸法(図1においては雄コネクタ部31の外径)d3は、雌コネクタ部22の外寸法d2よりも小さく(細く)なっており、雄コネクタ部31の少なくとも一部を雌コネクタ部22に挿嵌できるように形成されている。また、雄コネクタ部31の外寸法d3を雌コネクタ部22の外寸法d2よりも小さくすることにより、第2開口33が雄コネクタ部31に複数形成されている場合に、一方向からろ過前流体が供給されても、ろ過前流体は、雌コネクタ部22から露出した雄コネクタ部31部分とケーシングとの間で周方向に流通することができ、複数の第2開口33からろ過前流体を内部に導入することができる。
また、栓部32には、フィルタユニット1をケーシングに螺着させることができるように、ケーシングのネジ山と螺合するネジ山が形成されていると好ましい(図1上において、ネジ山不図示)。また、キャップ3には、栓部32から流体が漏出しないように、Oリングやパッキンを装着する装着部を第2開口33から栓部32側に形成して、Oリングないしパッキンを装着させてもよい(図1上において、Oリング不図示)。例えば、栓部32は、ケーシングに対して止水栓のように形成することができる。
雌コネクタ部22及び雄コネクタ部31には、ストレーナ2とキャップ3とをフィルタユニット1として一体的に取り扱いできるように両者を連結させる少なくとも1つの連結部を備えると好ましい。連結部を設けることにより、フィルタユニット1をケーシング(ないし管)に着脱する際に、ストレーナ2とキャップ3とを一体にして扱うことができる。例えば、フィルタユニット1をケーシングから取り外す際に、ケーシング内にストレーナ2を取り残すことを防止することができる。
連結部としては、例えば、雌コネクタ部22と雄コネクタ部31のうち一方に凸部を形成し、他方に凹部ないし溝部を形成し、凸部と凹部を嵌合させる形態を採用することができる。図1に示す形態においては、キャップ3の雄コネクタ部31に凸部35を形成し、ストレーナ2の雌コネクタ部22に、凸部35と嵌合する第2溝部23を形成している。第2溝部23は、凸部35を第2溝部23に挿脱するための開放端を雌コネクタ部22の端部に有し、ストレーナ2の軸方向に延在する縦溝23a(横長楕円部分)と、縦溝23aと連通し、軸回り方向に延在する横溝23b(縦長楕円部分)と、を有し、縦溝23aと横溝23bによってL字形ないしくの字形に形成されている。
また、第2溝部23を形成する雌コネクタ部22には、凸部35の抜けを防止するための掛止部24aを形成すると好ましい。掛止部24aは、例えばスナップフィット部24の一部として形成することができる。図1に示す形態においては、スナップフィット部24は、横溝23bを形成する端面側の部材によって形成されている。この場合、スナップフィット部24は、縦溝23aと横溝24bによって突片状になっており、横溝24bの幅を変えるように先端側を変位させることができる。掛止部24aは、横溝23bに面する少なくとも一部に形成され、横溝23bに対して突起している。好ましくは、掛止部24aは、横溝23bにおいて雌コネクタ部22の端面側に形成する。掛止部24aによって、横溝23bの幅は、凸部35の幅未満となっている。この場合、凸部35によって掛止部24aに所定の力が掛かると、スナップフィット部24が雄コネクタ部31側に開き、凸部35が掛止部24aを通過する際に、横溝23bの幅は一時的に拡張する。これにより、凸部35を横溝23bに挿脱することができる。凸部35が通過した後は、掛止部24aにおける横溝23bの幅は、元の幅に戻る。
図2に、ストレーナ2とキャップ3を連結した後のフィルタユニット1の概略斜視図を示す。ストレーナ2とキャップ3とを連結する場合、まず、開放端から縦溝23aに挿入させて、雄コネクタ部31と雌コネクタ部22を軸方向に嵌合させる。凸部35が横溝23bに到達したら、一方を他方に対し軸回りに回動させる。このとき、回動させる力が弱い場合には、凸部35は掛止部24aによって掛止され、横溝23bの奥へ移動させることができないが、所定の力以上で回動させた場合には、凸部35によって横溝23bが押し拡げられ、さらに軸回りに回動させると、凸部35を掛止部24aより奥に導入させることができる。これにより、ストレーナ2とキャップ3とを連結して、一体に取り扱うことができる。
ストレーナ2とキャップ3とを取り外す際は、凸部35を横溝23bに沿って軸回りに回動させる。凸部35が掛止部24aに掛止されたら、掛止部24aに所定の力を掛けてスナップフィット部24を開かせて、横溝23bから凸部35を抜く。そして、凸部35を縦溝23aの開放端から抜くようにストレーナ2とキャップ3とを軸方向に引き離す。
少なくともスナップフィット部24は、所定の力が作用した際に先端を変位させることができるように弾性材料で形成すると好ましく、例えば樹脂で形成すると好ましい。凸部35と掛止部24aの形状は、両者が掛合して力が作用した際に、スナップフィット部24が開きやすい形状にすると好ましい。例えば、凸部35と掛止部24aが当接する部分を曲面状にすると好ましい。図1においては、凸部35は円形、掛止部24aは半円形となっている。
また、キャップ3がケーシングに螺着されている場合には、キャップ3をケーシングから取り外す際の回動方向と、凸部35を横溝23bから抜脱させる回動方向とは逆方向にする、すなわち、キャップ3をケーシングから取り外す際の回動方向は、凸部35を掛止部24aに掛止させる方向にすると好ましい。同方向にした場合には、フィルタユニット1とケーシングとの間に異物を噛み込むことがあり、これによりフィルタユニット1をケーシングから取り外す際にストレーナ2が外れてしまうことがある。したがって、逆方向にすれば、フィルタユニット1をケーシングから取り外す際に、フィルタユニット1を軸回りに回動させても、凸部35は横溝23bから抜ける方向に移動することはないので、キャップ3とストレーナ2の連結が外れて、ストレーナ2がケーシング内に取り残されることを防止することができる。
これにより、例えばフィルタユニット1がシャワートイレのシャワー装置に適用するものである場合、キャップ3とストレーナ2とは、道具を用いることなく指先の力だけで(しかも大きな力を要することなく)着脱することができる。
次に、ストレーナ2とキャップ3の接触部分における流体の漏出防止構成について説明する。フィルタユニット1においては、キャップ3に形成された第2開口33から流体が流入し、キャップ3の内側を通ってストレーナ2へ移動するので、キャップ3とストレーナ2との接触部分から流体が漏れない構成とすることが好ましい。特に、Oリングやパッキンのような別部材を用いなくとも流体の漏出を防止できることが好ましい。
ここで、Oリングやパッキンを用いずに、キャップ3とストレーナ2との間から流体の漏出を防止する構成について説明する。図3に、ストレーナ2とキャップ3の連結前の雌コネクタ部22及び雄コネクタ部31の概略部分断面図を示す。また、図4及び図5に、ストレーナ2とキャップ3の当接部分の概略部分断面図を示す。図4は、ストレーナ2とキャップ3の連結前の状態を示し、図5は、ストレーナ2とキャップ3の連結後の状態を示す。ストレーナ2に挿入する側のキャップ3(雄コネクタ部31)端面31bには、端面全周に亘って突出した突縁部38が形成されている。突縁部38は、雄コネクタ部31の外周面31aに沿って形成されると好ましい。
他方、ストレーナ2には、突縁部38を挿嵌するための第1溝部25がストレーナ2の内周に沿って延在している。第1溝部25を形成する内周側側面25a及び外周側側面25bのうち、少なくとも一方はストレーナ2の軸方向に対して傾斜するテーパ面を有している。例えば、図3〜図5に示す形態においては、内周側側面25aが雌コネクタ部22からフィルタ部21に向かって拡径方向に傾斜している。また、内周側側面25a全体がテーパ面となっているが、テーパ面は、内周側側面25a又は外周側側面25bの一部に形成してもよい。突縁部38の接触面もテーパ状になっていてもよい。
突縁部38と第1溝部25は、雄コネクタ部31と雌コネクタ部22とを嵌合した際に、突縁部38の先端が、第1溝部25の傾斜している側面に当接するように形成する。図4及び図5に示す形態の場合、突縁部38の先端が、内周側側面25aに当接するようにし、好ましくは、内周側側面25aの上面25c側に当接するようにする。この場合、雄コネクタ部31を雌コネクタ部22にさらに挿入すると(白矢印方向)、突縁部38は、第1溝部25の内周側側面25aの傾斜に従って押し開かれる(黒矢印方向)。突縁部38は弾性により元の形状に戻ろうとするので、突縁部38の内周側側面38aと第1溝部25の内周側側面25aとが密着する(好ましくは面接触する)ことになる(A領域)。このとき、好ましくは、さらに第1溝部25の内周側側面25a側上面25cと雄コネクタ部31の端面31bとが当接するようにする(B領域)。これにより、キャップ3とストレーナ2とは隙間なく連結することができ、キャップ3とストレーナ2との接触部分から流体が漏出入することを防止することができる。また、突縁部38と第1溝部25の密接が抵抗となり、ストレーナ2とキャップ3間の不必要な回動を防止することができる。
また、上記構成によれば、突縁部38及び第1溝部25の寸法及び形状の精度は高いものが要求されないので、雌コネクタ部22及び雄コネクタ部31の作製が容易かつ安価にすることができる。図10に、背景技術に係る突縁部及び第1溝部の概略部分断面図を示す。例えば、図10に示すように、第1溝部65の断面を矩形状に形成した場合、流体の漏出がないように雌コネクタ部と雄コネクタ部を連結するためには、第1溝部65の形状及び寸法、突縁部78の形状及び寸法及び雄コネクタ部の外径等を、全周に亘って精度よく合致するように形成しなければならない。したがって、この場合には、パッキン等の別部材を使用しなければ流体が漏出しないように連結することはできない。しかしながら、図4及び図5に示す本発明の構成によれば、突縁部38及び第1溝部25の寸法及び形状は、図10に示す形態に比べて精度よく形成する必要がないので、雌コネクタ部22及び雄コネクタ部31の作製が容易かつ安価にできると共に、連結の際にパッキン等の別部材を使用する必要がなくなる。
突縁部38及び第1溝部25の寸法、形状及び材料は、第1溝部25の傾斜に沿って破損することなく変形可能であると共に、ストレーナ2とキャップ3との連結を外した後は元の形状に戻るような弾性作用を有するように設計する。例えば、突縁部38及び第1溝部25は樹脂で形成すると好ましい。
内周側側面25aの傾斜は、軸とのなす角αが45°以下が好ましい。傾斜角が45°を越えると突縁部38が折れ曲がり、弾性が失われるおそれがあるからである。より好ましくは、内周側側面25aの傾斜は、軸とのなす角αが20°〜40°以下である。この範囲であれば、突縁部38に過度の負荷が掛かりにくく、また突縁部38の弾性作用により第1溝部25と密着させやすくなる。
図3〜図5では、第1溝部25の内周側側面25aに傾斜を形成したが、外周側側面25bに縮径方向の傾斜を形成してもよい。
上記実施形態においては、ストレーナ2に雌コネクタ部22を形成し、キャップ3に雄コネクタ部31を形成したが、ストレーナ2に雄コネクタ部を形成し、キャップ3に雌コネクタ部を形成する形態であってもかまわない。この場合、キャップの第2開口を形成した部分の軸方向に垂直方向の寸法は、雌コネクタ部の軸方向に垂直方向の寸法よりも小さいと好ましい。
次に、本発明のフィルタ装置の一実施形態について説明する。図6に、本発明のフィルタ装置の一実施形態の概略斜視図を示す。図7に、本発明のフィルタ装置の一実施形態の概略断面図を示す。図6は、ストレーナ2とキャップ3とが連結される前の状態であり、かつケーシング4に収容される前の状態を示す。図7は、フィルタユニット1をケーシング4に収容した状態を示す。また、図8に、フィルタ装置の概略部分断面図を示す。フィルタ装置10は、本発明のフィルタユニット1と、フィルタユニットを装着するケーシング4と、を備える。ケーシング4は、好ましくは流体を流す配管の一部であるが、配管に別体として取り付けるものであってもかまわない。
ケーシング4は、フィルタユニット1を挿入する第1管41と、第1管41に導通可能に接続され、フィルタユニット1の第2開口33にろ過前流体を供給する第2管42と、を備え、好ましくは、第1管41及び第2管42によりエルボ管状となっている。
ケーシング4には、第1管41の端部に、フィルタユニット1を装着するための取付部43が形成されている。取付部43は、フィルタユニット1を挿入するための第4開口43aを有する。ケーシング4とフィルタユニット1とは螺着されると好ましく、この場合、取付部43の内周面には、キャップの栓部32の外周面に形成された第1ネジ山32aと螺合する第2ネジ山43bが形成される。キャップ3をケーシング4から取り外す際の第1ネジ山32aと第2ネジ山43bとの回動方向は、雄コネクタ部31の凸部35を第2溝部23に連結させる回動方向と同一にすると好ましい。
第2管42が接続された第1管41部分には、ろ過前流体を第1管41内に供給するための第3開口44が形成されている。ケーシング4にフィルタユニット1が装着された状態において、第3開口44の位置及び形状は、少なくともフィルタ部21に掛からないようにする。すなわち、ろ過前流体がろ過後流体に混入しないようにする。好ましくは、第3開口44の位置及び形状は、雌コネクタ部22と装着部34とによって雄コネクタ部31上に形成された溝状部にそって形成される。これにより、ろ過前流体を効率よく、かつろ過流体側及びケーシング4外に漏らすことなく、第2開口33に供給することができる。
第1管41の内面には、内周に沿って延在する第2段部41aを形成する。第2段部41aは、フィルタユニット1の第1段部22aと周全体に亘って掛合するように形成する。第1段部22aと第2段部41aの掛合は、ろ過前流体とろ過後流体の混合を防止する。例えば、第1管41にフィルタユニット1を、第1段部22aと第2段部41aとが当接するまで挿入した後、フィルタユニット1をさらに押し込むことにより、例えばフィルタユニット1を第1管41にさらに螺入させることにより、第1段部22aと第2段部41aとが圧接され、ろ過前流体とろ過流体との混合を防止することができる(特に、ろ過液の汚染を防止することができる)。これによれば、Oリングやパッキンを用いなくてもろ過前流体及びろ過後流体の漏出を防止することができる。したがって、第1段部22aは、フィルタユニット1の装着によって、第1段部22aと第2段部41aとを圧接できるような位置に形成する。また、第1段部22aと第2段部41aの掛合は、フィルタユニット1の位置決めをすることができると共に、フィルタユニット1からストレーナ2が外れて第1管41内に取り残されたとしてもストレーナ2が第1管41の奥へ入り込むことを防止することができる。
フィルタユニット1及びケーシング4は、主として樹脂で形成すると好ましい。特に、弾性作用を必要とする部分、例えば、雌コネクタ部22(特に、スナップフィット部24、掛止部24a、第1段部22a、第1溝部25a)、雄コネクタ部31(特に、凸部35、突縁部38)、第2段部41a等は、樹脂で形成すると好ましい。より好ましくは、フィルタユニット1は、フィルタ21b及びOリング36を除いて、樹脂で形成する。また、ケーシング4も樹脂で形成すると好ましい。樹脂は、弾性に富む樹脂が好ましく、例えば、ポリプロピレン樹脂やポリフェニレンサルファイド樹脂を使用することができる。
次に、本発明のフィルタ装置の適用例について説明する。図9に、シャワートイレの概略斜視図を示す。本発明のフィルタ装置10は、例えば、図9に示すようなシャワートイレ100のシャワー装置101に供給する水中の異物を除去するために利用することができる。図9には図示していないが、通常、シャワートイレ100には壁が近接しており、また床も近接しているので、フィルタユニット1の着脱作業は、非常に狭い空間において実施しなければならない。また、フィルタ装置10が視認しにくい場所に設置されていることもある。このような場合において、本発明によれば、キャップとストレーナとを一体にして取り扱うことができるので、フィルタユニットをシャワー装置に容易に取り付けることができる。特に、フィルタユニットとケーシングとの間にOリングやパッキン等を装着させながらフィルタユニットを取り付ける必要がなく、例えばフィルタユニットを螺入させるだけでよいので、取り付けが容易であると共に、非常に簡易にろ過前流体の汚染を防止することができる。
本発明のフィルタユニット及びフィルタ装置は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本発明のフィルタユニット及びフィルタ装置は、シャワートイレに限らず、種々の機器に適用することができる。また、ろ過する流体も、水に限定されることなく、適切な材料を選択することにより種々の流体に適用することができる。
ストレーナとキャップとを連結する前の本発明のフィルタユニットの一実施形態の概略斜視図。 ストレーナとキャップとを連結した後の本発明のフィルタユニットの概略斜視図。 ストレーナとキャップとを連結する前の本発明のフィルタユニットの概略部分断面図。 ストレーナとキャップとを連結する前の本発明のフィルタユニットの概略部分断面図。 ストレーナとキャップとを連結した後の本発明のフィルタユニットの概略部分断面図。 ストレーナとキャップとを連結する前であり、かつケーシングに収容する前の本発明のフィルタ装置一実施形態の概略斜視図。 フィルタユニットをケーシングに装着した状態の本発明のフィルタ装置の概略断面図。 フィルタユニットをケーシングに装着した状態の本発明のフィルタ装置の概略部分断面図。 シャワートイレの概略斜視図。 図3及び図4と対比するための背景技術に係るフィルタユニットの概略部分断面図。
1 フィルタユニット
2 ストレーナ
3 キャップ
4 ケーシング
10 フィルタ装置
21 フィルタ部
21a 第1開口
22 雌コネクタ部
22a 第1段部
23 第2溝部
23a 縦溝
23b 横溝
24a 掛止部
25 第1溝部
25a 内周側側面(テーパ面)
25b 外周側側面
25c 上面
31 雄コネクタ部
31a 外周面
31b 端面
33 第2開口
35 凸部
38 突縁部
38a 内周側側面
41 第1管
41a 第2段部
42 第2管

Claims (4)

  1. 流体中の異物を除去するフィルタを有する筒状のストレーナと、
    前記ストレーナに着脱可能に取り付けられるキャップと、を備え、
    前記キャップは、ケーシングに着脱可能に取り付けられると共に、前記ストレーナに取り付けられたときに前記ストレーナの内側へと通ずる少なくとも1つの開口を有し、
    前記ストレーナ及び前記キャップのうち、一方が、他方と連結するための環状の雌コネクタ部を有し、他方が、前記一方と連結するための環状の雄コネクタ部を有し、
    前記ストレーナと前記キャップは、前記雌コネクタ部と前記雄コネクタ部の連結により一体として前記ケーシングに着脱可能であり、
    前記雄コネクタ部は、前記雌コネクタ部側の端面に周方向に沿って延在し、前記雌コネクタ部方向へ突出する突縁部を有し、
    前記雌コネクタ部は、前記突縁部と嵌合するための第1溝部を有し、
    前記第1溝部の外周側側面と内周側側面のうち少なくとも一方は、前記突縁部が接触するように軸方向に対して少なくとも一部にテーパ面を有しており、
    前記突縁部と前記第1溝部は緊密に嵌合しており、
    流体は、前記開口から前記ストレーナ内側へ流入し、前記フィルタを通過して、前記ストレーナの内側から外側へ流出することを特徴とするフィルタユニット。
  2. 前記突縁部は、前記雄コネクタと前記雌コネクタとを連結した際に、前記第1溝部の前記テーパ面に沿って変形することを特徴とする請求項に記載のフィルタユニット。
  3. 前記突縁部は、前記雄コネクタ部の外周面に沿って延在し、
    前記第1溝部は、内周側側面に前記テーパ面を有しており、
    前記雄コネクタ部の端面と前記第1溝部の内周側側面側の上面とが当接することを特徴とする請求項又はに記載のフィルタユニット。
  4. 前記雄コネクタ部は、少なくとも1つの凸部を有し、
    前記雌コネクタ部は、前記凸部と掛合する少なくとも1つの第2溝部を有し、
    前記第2溝部は、前記凸部を前記第2溝部に挿脱するための開放端を雌コネクタ部の端部に有し、軸方向に延在する縦溝と、前記縦溝に連通し、周方向に延在する横溝と、前記横溝に面する少なくとも一部に、前記横溝に対して突起し、前記凸部の抜けを防止する掛止部と、を有し、
    前記凸部は、前記雄コネクタと前記雌コネクタのうち一方を他方に対して回動させて前記凸部によって前記掛止部に所定の力を加えることにより、前記掛止部が形成されている前記横溝の幅が一時的に拡張することによって前記横溝に挿脱されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルタユニット。
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