JP4930908B2 - 定着装置 - Google Patents

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本発明は、定着装置に関する。
従来の定着装置は、加熱装置と加圧装置との間に用紙や封筒などの記録部材を加熱しながら強く挟んで搬送することにより、記録部材の表面に転写像を定着させている。このような定着装置は、画像形成装置などに備えられている。画像形成装置には、光学的に潜像が形成された感光体ドラムにトナー像を形成し、そのトナー像を転写ベルトに一次転写し、一次転写された一次転写像を転写ベルトから記録部材に二次転写する。そして、定着装置により二次転写された二次転写像を記録部材に定着させ、記録部材を装置外に排出するものが知られている。
従来の定着装置では、転写像を記録部材に定着させるとき、加熱装置と加圧装置との間に記録部材を挟んで搬送するため、記録部材に皺が発生することがある。このような背景のもと、記録部材に皺が発生するのを防止する技術として、例えば特許文献1〜8がある。
特開平05−297763 特開平08−006245 特開2002−139948 特開2006−017867 特開2004−205620 特開平07−261592 特開2007−025571 特開平08−006425
本発明は、記録媒体により記録媒体に及ぼす圧力を調節することができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、加熱源を内蔵する加熱手段と、第1部材と前記第1部材より弾性を有する第2部材とにより形成される加圧部材を有し当該加圧部材を前記加熱手段との間に挟まれた記録媒体に向けて加圧する加圧手段と、前記第1部材と前記第2部材とで前記加圧を行う第1の状態前記第2部材を前記加熱手段から離間させ前記第1部材で前記加圧を行う第2の状態および前記第1部材を前記加熱手段から離間させ前記第2部材で前記加圧を行う第3の状態のいずれかの位置に前記加圧部材を移動させる移動手段とを備え、前記第1の状態および前記第2の状態においては、前記記録媒体の厚みが変化しても前記加圧手段から前記記録媒体に所定の力で圧力が与えられ、前記第3の状態においては、前記加圧部材が所定の位置とされ、前記記録媒体の厚みが変化すると、前記加圧手段から前記記録媒体に与えられる圧力が変化することを特徴とする定着装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2部材で加圧する状態において前記第2部材が及ぼす圧力は、前記第1部材および前記第2部材で加圧する状態において前記第1部材および前記第2部材が及ぼす圧力より小さいことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1またはに記載の発明において、前記第2部材で加圧する状態において前記第2部材の加圧している部分の前記記録媒体の搬送方向における幅は、前記第1部材および前記第2部材で加圧する状態において前記第1部材および前記第2部材の加圧する部分の前記記録媒体の搬送方向における幅より広いことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記加熱手段から離間した前記第1部材の離間距離は、前記記録媒体に加圧しない距離であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記第2部材で加圧する状態において、前記第2部材が及ぼす圧力を規制する規制部材を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記加熱手段は、ベアリングを備え、前記規制部材は、前記ベアリングと接触して前記加圧部材の位置を規制することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記記録媒体の搬送方向において、前記第2部材を前記第1部材より上流側に設け、前記第2部材の流側の形状をR形状とすることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明において、前記移動手段が前記加圧手段を移動させることにより、前記加圧部材が及ぼす圧力の圧力分布が変わることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明において、前記加圧手段は、支点を中心に回転移動し、前記加圧部材を支持する支持手段を備え、前記移動手段は、前記支点を変位させることにより複数の加圧状態を選択することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記複数の加圧状態には、定荷重状態と、定変位状態が含まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、記録媒体により記録媒体に及ぼす圧力を調節することができる。
請求項に記載の発明によれば、記録媒体に皺が発生するのを防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、定着性を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、記録媒体が破損するのを防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、第2部材が破損するのを防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、部品点数を低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、第2部材の変形を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、記録媒体により記録媒体に及ぼす圧力を調節することができる。
請求項に記載の発明によれば、記録媒体により記録媒体に及ぼす圧力を調節することができる。
請求項10に記載の発明によれば、本件発明を適用しない場合と比べて、より記録媒体に及ぼす圧力を調節することができる。
(1)第1の実施形態
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるカラープリンタを示す概略図である。
(カラープリンタの構成)
図1において、符号1は、画像形成装置であるカラープリンタである。カラープリンタ1は、制御部5と、画像形成ユニット10と、一次転写装置20と、給紙装置30と、二次転写装置40と、定着装置100とを備えている。カラープリンタ1は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色成分の重ね合わせた画像を記録部材(記録媒体)Pに印刷する。なお、記録部材の種類としては、封筒、厚紙、薄紙などがある。
カラープリンタ1は、パーソナルコンピュータや画像読取装置等の図示省略した画像出力装置から所定の通信回線を経て画像データが制御部5に供給される。制御部5は、供給された画像データに基づき、画像形成ユニット10に画像形成の制御指令を発する。また、制御部5は、この画像形成動作を含めてカラープリンタ1全体の動作を制御する。
画像形成ユニット10は、制御部5から供給される画像データに応じてレーザ光を走査するレーザ光走査装置11と、このレーザ光走査装置11の上方に配置され、レーザ光走査装置11で走査されたレーザ光により静電潜像が形成される感光体ドラム12とを有している。レーザ光走査装置11は、各色の画像データに応じて変調したレーザ光を偏向走査して、感光体ドラム12に照射する。
感光体ドラム12は、矢印A方向に回転する。感光体ドラム12の周囲には、感光体ドラム12の表面を掃除する図示省略したクリーニング装置と、感光体ドラム12の表面を帯電する図示省略した帯電器と、感光体ドラム12の表面に形成された静電潜像を現像する現像器13とが、この順で矢印A方向に沿って設けられている。
この画像形成ユニット10によると、回転する感光体ドラム12が図示省略した帯電器により帯電され、その表面に、レーザ光走査装置11からレーザ光が照射され、これによって各色の画像データに応じた静電潜像が形成される。次に、静電潜像が現像器13を通過することにより現像器13から感光体ドラム12の表面にトナーが供給され、その表面に、静電潜像のみにトナーが残ってトナー像が現像される。
次に、感光体ドラム12上のトナー像が、矢印B方向に循環回転している一次転写装置20の転写ベルト21上に一次転写される。一次転写後、感光体ドラム12の表面には、トナーが残存する。その残存したトナーは、図示省略したクリーニング装置により感光体ドラム12の表面から掻き落とされる。
一次転写装置20は、上記のように感光体ドラム12から転写ベルト21にトナー像を受けて一次転写のプロセスを担うものである。一次転写装置20の転写ベルト21上には、各色のトナー像が多重転写される。転写ベルト21は、駆動ロール22およびバックアップロール23に、一定のテンションがかかった状態で巻回されており、駆動ロール22によって一定速度で矢印B方向に循環回転させられる。
転写ベルト21の内周側には、感光体ドラム12との間に転写ベルト21を挟み、感光体ドラム12と連れ回りする一次転写ロール24が、回転自在に設けられている。転写ベルト21を挟んで駆動ロール22と対向する位置には、転写ベルト21の表面を掃除するベルトクリーナ25が設けられている。このベルトクリーナ25は、転写ベルト21の表面に残存したトナーを掻き落とす。
給紙装置30は、多数の記録部材Pが積載される給紙保管部31と、給紙保管部31から1枚の記録部材Pを引き出す抽出ロール32と、二次転写装置40に向けて間隔をおいて設けられている複数の搬送ロール対33と、規定のタイミングで二次転写装置40に記録部材を送り込むレジストロール対34とを備えている。給紙装置30は、給紙保管部31から引き出した記録部材Pを二次転写装置40に向けて搬送する。
二次転写装置40は、バックアップロール23との間に転写ベルト21を挟み、バックアップロール23との間に転写圧を発生させながら連れ回りする二次転写ロール41を備えている。二次転写装置40においては、給紙保管部31から搬送された記録部材Pが、転写ベルト21上のトナー像とタイミングを合わせて二次転写ロール41と転写ベルト21との間に挿入され、記録部材Pの表面にトナー像が二次転写される。二次転写された記録部材Pは、定着装置50に送られる。
定着装置100は、加熱装置(加熱手段)110と、加圧装置(加圧手段)120とを備えている。加熱装置110と加圧装置120との間に記録部材Pを加熱しながら強く挟んで搬送することにより、記録部材Pの表面に二次転写像を定着させる。なお、定着装置100の詳細については、後述する。
(カラープリンタの動作)
次に、カラープリンタ1の動作について説明する。カラープリンタ1は、それぞれの感光体ドラム11の表面に形成されたC,M,Y,Kの各色のトナー像を転写ベルト21に順次一次転写する。次いで、給紙装置30から搬送された記録部材Pに、二次転写装置40により転写ベルト21上の一次転写像を二次転写する。そして、記録部材Pを定着装置50に送り、記録部材Pに二次転写像を定着させ、記録部材Pを装置外に排出する。
(定着装置の構成)
次に、定着装置100の構成について図面を参照して説明する。図2は、第1の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。図3は、封筒モードにおける定着装置を示す概略図である。図4は、圧力分布を示す図である。
定着装置100は、図2に示すように、加熱装置110と、加圧装置120と、移動機構(移動手段)130とを備えている。加熱装置110は、加熱源111aを内蔵する加熱ロール111と、ベアリング112と、加熱支持部材113とを備えている。加熱ロール111は、ベアリング112に支持されている。加熱ロール111は、図示省略した駆動装置により矢印C方向に回転する。ベアリング112は、加熱ロール111の両端に設けられている。加熱支持部材113は、ベアリング112を介して、加熱ロール111を支持している。
加圧装置120は、ベルトアセンブリー121と、支持部材125と、ばね126とを備えている。ベルトアセンブリー121は、ベルト122と、加圧部材123と、加圧支持部材(規制部材)124とを有している。加圧装置120は、加圧部材123を記録部材Pに向けて加圧する。
ベルト122は、帯状に形成されている。ベルト122は、回転自在に設けられている。ベルト122は、加圧部材123により加熱ロール111に押し付けられる。
加圧部材123は、ベルト122の内側に設けられている。加圧部材123は、パッド部材(第2部材)123aと、ヘッド部材(第1部材)123bとを有している。パッド部材123aは、弾性部材であるシリコンゴムにより形成されている。ヘッド部材123bは、アルミニウムまたは樹脂により形成されている。ヘッド部材123bは、パッド部材123aより剛性を有している。つまり、パッド部材123aは、ヘッド部材123bより弾性を有している。パッド部材123aは、記録部材Pの搬送方向(図2の矢印E方向)においてヘッド部材123bより上流側に設けられている。
パッド部材123aおよびヘッド部材123bで加圧する場合(以下、通常モードという)において加熱ロール111にかかる圧力は、図4(b)に示すように、パッド部材123aが及ぼす圧力に比べてヘッド部材123bが及ぼす圧力の方が大きい。パッド部材123aのみで加圧する場合(以下、封筒モードという)において加熱ロール111にかかる圧力は、図4(a)に示すように、通常モードの圧力より小さい。ヘッド部材123bのみで加圧する場合(以下、薄紙モードという)において加熱ロール111にかかる圧力は、図4(c)に示すように、通常モードの圧力より大きい。
封筒モードにおいてパッド部材123aが加圧している部分の記録部材Pの搬送方向(図3の矢印E方向)における幅は、通常モードにおいてパッド部材123aおよびヘッド部材123bの加圧している部分の記録部材Pの搬送方向(図2の矢印E方向)における幅より広い。このように、封筒モードにおいて幅を広くすることにより、記録部材Pに加圧する時間を長くする。
加圧支持部材124は、加圧部材123を支持している。加圧支持部材124は、支点124aを中心にして回転移動自在に支持されている。そのため、加圧支持部材124が回転移動すると、加圧部材123が回転移動する。加圧支持部材124は、加熱装置110のベアリング112と接触することで、加圧部材123の位置を規制する。加圧支持部材124は、加圧部材123の位置を規制することで、パッド部材123aが及ぼす圧力を規制している。加圧支持部材124は、後述する第2カム133と接触している。位置規制部材126は、第2カム133に押されると、図2の矢印D方向に回転移動する。
支持部材125は、ベルトアセンブリー121を支持している。支持部材125は、支点124aを中心にして回転移動自在に支持されている。そのため、支持部材125が回転移動すると、ベルトアセンブリー121が回転移動する。支持部材125は、後述する第1カム132と接触している。支持部材125は、第1カム132により押されると、矢印D方向に回転移動する。
ばね126は、支持部材125を押している。つまり、ばね126は、加圧部材120を加熱ロール111に押し付けている。そのため、パッド部材123aのみで加圧する場合、パッド部材123aにのみ、ばね126の押し付け力が作用し、パッド部材123aの加圧している部分の記録部材Pの搬送方向(図2の矢印E方向)における幅は増加する。
移動機構130は、回転軸131と、第1カム132と、第2カム133とを有している。移動機構130は、回転軸131に第1カム132および第2カム133を固定している。つまり、第1カム132および第2カム133を同軸上に配置している。第1カム132は、支持部材125を押す。第2カム133は、加圧支持部材124を押す。つまり、移動機構130は、加圧部材123を移動させる。
移動機構130は、加圧部材123を移動させることにより、パッド部材123aとヘッド部材123bとで加圧する状態からヘッド部材123bを加熱ロール111から離間させる。このヘッド部材123bが離間している離間距離は、ヘッド部材123bが搬送される記録部材Pに加圧しない距離である。例えば、この離間距離は、封筒の厚さ以上の距離または厚紙の厚さ以上の距離である。
(定着装置の動作)
次に、定着装置100の動作について図面を参照して説明する。
厚さが封筒または厚紙より薄く薄紙より厚い用紙などの記録部材Pに二次転写像を定着させる動作について説明する。記録部材Pが定着装置100に搬送されてくると、まずパッド部材123aにより記録部材Pを加熱ロール110に押し付け、次いでヘッド部材123bにより記録部材Pを加熱ロール110に押し付ける。そして、記録部材Pに二次転写像を定着させる。このような場合が、通常モードである。
厚さが封筒または厚紙などの記録部材Pに二次転写像を定着させる動作について説明する。通常モードから移動機構130の回転軸131を回転すると、第1カム132が支持部材125を押し、支持部材125を矢印D方向に回転移動させる。そして、回転軸131をさらに回転すると、第2カム133が加圧支持部材124を押し、加圧支持部材124を矢印D方向に回転移動させる。これらの回転移動により、図3に示すように、加圧部材123のヘッド部材123bは加熱ロール111から離間する。
一方、パッド部材123aは、加圧する状態となる。つまり、封筒モードとなる。封筒モードにおいて、記録部材Pが定着装置100に搬送されてくると、パッド部材123aにより記録部材Pを加熱ロール110に押し付けて、記録部材Pに二次転写像を定着させる。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図5は、第2の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。図6は、加圧状態を示す概念図である。
定着装置200は、図5に示すように、加熱装置(加熱手段)210と、加圧装置(加圧手段)220と、第1移動機構(移動手段)230とを備えている。加熱装置210は、加熱ロール211と、図示省略したベアリングと、加熱支持部材213とを備えている。加熱支持部材213は、後述する連結部材231の後端を固定する固定部213aを設けている。
加圧装置220は、図示省略したベルトアセンブリーと、ばね226とを設けている。図示省略したベルトアセンブリーは、ベルト222と、加圧部材223と、加圧支持部材(支持手段)224と、位置規制部材(規制部材)225とを備えている。
加圧支持部材224は、加圧部材223および位置規制部材225を支持する。加圧支持部材224の一方の端には、ばね226が固定されている。加圧支持部材224は、他方の端にある第1支点(支点)224aを中心として回転移動自在に支持されている。第1支点224aは、後述する連結部材231に設けられている。
位置規制部材225は、記録部材の搬送方向(図5の矢印E方向)において加圧部材223の上流側で、加圧支持部材224に固定されている。
ばね226の一方の端は、加熱支持部材213に固定されている。ばね226の他方の端は、加圧支持部材224の一方の端に固定されている。ばね226は、加圧支持部材224を介して加熱ロール211に加圧部材223を押しつけている。
第1移動機構230は、連結部材231と、操作部材232と、第2支点233とを備えている。連結部材231の一方の端には、操作部材232を設けている。連結部材231の他方の端には、図示省略した固定部材を設けており、この固定部材が固定部213aに引っ掛かる。連結部材231は、操作部材232を図示省略した作業者により矢印F方向に操作されることにより、連結部材231が固定部213aに引っ掛かり、加圧部材223の位置が3つの位置のうちいずれか1つの位置に固定される。
連結部材231は、連結部材231の操作部材232から他方の端に向かって、まず第1支点224aが設けられ、次いで第2支点233が設けられている。連結部材231は、図示省略した作業者が操作部材232を操作することにより、第2支点233を中心として回転移動する。連結部材231が回転移動すると、第1支点224aが変位し、加圧支持部材224を介して加圧部材223が移動する。つまり、3つの加圧状態のうちのいずれか1つの加圧状態になる。
3つの加圧状態は、図6に示すように、2つの定荷重状態と、1つの定変位状態とがある。ここで、定荷重状態とは、ばね226の作用により、記録部材の厚みが変化しても、記録部材に所定の力で圧力を与えることをいう。定変位状態とは、加圧部材223の位置を所定の位置にすることをいう。したがって、定変位状態では、記録部材の厚みが変化すると、記録媒体に与える圧力が変化する。
垂直方向において第1支点224aの位置が第2支点233の高さと同じような位置になると、図6(a)に示すように、第1の定荷重状態となる。つまり、加圧部材223のみが加熱ロール221に加圧し、位置規制部材225が図示省略した加熱装置210のベアリングに接触していない状態となる。この第1の定荷重状態では、加圧部材223のヘッド部223bのみが加圧する。つまり、薄紙モードとなる。
垂直方向において第1支点224aの位置が第2支点233の高さより高い位置になると、図6(b)に示すように、第2の定荷重状態となる。つまり、加圧部材223のみが加熱ロール221に加圧し、位置規制部材225が図示省略した加熱装置210のベアリングに接触していない状態となる。この第2の定荷重状態では、加圧部材223のパッド部223aおよびヘッド部223bが加圧する。つまり、通常モードとなる。
垂直方向において第1支点224aの位置が第2の定荷重状態より高い位置になると、図6(c)に示すように、定変位状態となる。つまり、加圧部材223が加熱ロール221に加圧し、位置規制部材225が図示省略した加熱装置210のベアリングに接触している状態となる。この定変位状態では、加圧部材223のパッド部223aのみが加圧する。つまり、封筒モードとなる。
第2の実施形態では、記録部材の種類によって、作業者が操作部材232を操作することにより、薄紙モード、通常モードまたは封筒モードのうちいずれか一つのモードを選択する。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態は、上記第2の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第2の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図7は、第3の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。図8は、解除モードにおける加圧状態を示す概念図である。
定着装置201は、図7に示すように、第2移動機構(移動手段)240と、第1位置規制部材241とを備えている。第2移動機構240は、連結部材231と、操作部材232と、第2支点233と、第1第1ばね242と、選択部材243とを備えている。
第1位置規制部材241は、記録部材の搬送方向(図7の矢印E方向)において加圧部材223の上流側で、加圧支持部材224に固定されている。第1ばね242は、第1ばね242の一方の端が加熱支持部材213に固定されている。第1ばね242は、連結部材231の一方の端を矢印G方向に押している。第1ばね242は、連結部材231の他方の端が選択部材243に接触するように押している。
選択部材243は、連結部材231の他方の端と接触する。選択部材243は、解除面243a、薄紙面243b、通常面243cおよび封筒面243dの4つの面を有するカム形状に形成されている。選択部材243は、軸243eを中心として回転する。選択部材243は、4つの面のうちのいずれか1つの面が連結部材231と接触することにより、通常モードや封筒モードなどのモードを選択する。
解除面243aは、4つの面のうち軸243eから一番離れている位置に配置されている。薄紙面243bは、解除面243aより軸243eから近い位置に配置されている。通常面243cは、薄紙面243bより軸243eから近い位置に配置されている。封筒面243dは、通常面243cより軸243eから近い位置に配置されている。
操作部232を操作し、解除面243aが連結部材231と接触すると、図8に示すように、垂直方向において第1支点224aの位置が第2支点233の高さより低い位置となり、定変位状態となる。つまり、加圧部材223が加圧していない状態となり、第1位置規制部材241が図示省略した加熱装置210のベアリングに接触する状態となる。
この定変位状態では、加圧部材223の圧力が薄紙モードにおける加圧部材223の圧力より小さい。このように、加圧部材223の圧力が薄紙モードにおける加圧部材223の圧力より小さい場合を、以下解除モードという。解除モードとすることにより、加圧部材223の圧力がより小さくなるため、記録部材が詰まったときなど記録部材を取り出しやすい。
操作部232を矢印F方向に操作し、薄紙面243bが連結部材231と接触すると、薄紙モードとなる。操作部232を矢印F方向に操作し、通常面243cが連結部材231と接触すると、通常モードとなる。操作部232を矢印F方向に操作し、封筒面243dが連結部材231と接触すると、封筒モードとなる。
第3の実施形態では、記録部材の種類によって、作業者が操作部材232を操作することにより、解除モード、薄紙モード、通常モードまたは封筒モードのうちいずれか一つのモードを選択する。
(4)第4の実施形態
第4の実施形態は、上記第2の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第2の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図9は、第4の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
定着装置200は、図9に示すように、第3移動機構(移動手段)250を備えている。第3移動機構250は、連結部材231と、操作部材232と、第2支点233と、第2ばね251と、突き当て部材252とを備えている。
第2ばね251の一方の端は、加熱支持部材213に固定されている。第2ばね251の他方の端は、加圧支持部材224の第1支点224aが設けられている方の端に固定されている。第2ばね251は、加圧支持部材224を突き当て部材252に接触させる。突き当て部材242は、加圧支持部材224の第1支点224aが設けられている方の端に接触する。
第4の実施形態では、記録部材の種類によって、作業者が操作部材232を操作することにより、通常モードまたは封筒モードのうちいずれか一方のモードを選択する。
(5)第5の実施形態
第5の実施形態は、上記第2の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第2の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図10は、第5の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
定着装置200は、図10に示すように、第4移動機構(移動手段)260を備えている。第4移動機構260は、連結部材231と、第2支点233と、第1操作部材261とを備えている。
第1操作部材261は、加圧支持部材224のばね226が固定されている方の端に接触する。第1操作部材261は、通常面261a、解除面261bおよび封筒面261cの3つの位置を有する。第1操作部材261は、軸261dを中心として矢印H方向に回転する。第1操作部材261は、3つの面のうちのいずれか1つの面が加圧支持部材224と接触することにより、通常モードや封筒モードなどのモードを選択する。
普通面261aは、3つの面のうち軸261dから一番近い位置に配置されている。解除面261bは、普通面261aより軸261dから遠い位置に配置されている。封筒面261cは、解除面261bより軸261dから遠い位置に配置されている。
第1操作部材261を操作し、普通面261aが加圧支持部材224と接触すると、図10(a)に示すように、普通モードとなる。第1操作部材261を操作し、解除面261bが加圧支持部材224と接触すると、図10(b)に示すように、解除モードとなる。第1操作部材261を操作し、封筒面261cが加圧支持部材224と接触すると、図10(c)に示すように、封筒モードとなる。
第5の実施形態では、記録部材の種類によって、作業者が第1操作部材261を操作することにより、通常モード、解除モードまたは封筒モードのうちいずれか一つのモードを選択する。
(6)第6の実施形態
第6の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図11は、第6の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
(定着装置の構成)
定着装置300は、図11に示すように、加熱装置(加熱手段)310と、加圧装置(加圧手段)320と、第5移動機構(移動手段)330とを備えている。加熱装置310は、加熱ロール311を備えている。
加圧装置320は、図示省略したベルトアセンブリーを備えている。図示省略したベルトアセンブリーは、ベルト322と、加圧部材323とを有している。加圧部材323は、加圧部材323とベルト322の内面との接触抵抗を減らすため、潤滑性を保持する部材により形成されている。つまり、パッド部材323aがフェルトにより形成されている。加圧部材331は、加圧する加圧面331cを有している。
第5移動機構330は、加圧支持部材(第1支持手段)331と、ばね332とを備えている。加圧支持部材331は、加圧部材323を支持している。加圧支持部材331は、記録部材の搬送方向(図11の矢印E方向)において加圧面331cの中心部Xより下流側に設けられている支点(第1支点)331aを中心として回転移動する。加圧支持部材331が回転移動すると、それに伴って加圧部材323が移動する。
ばね332は、加圧支持部材331に固定されている。ばね332は、記録部材の搬送方向(図11の矢印E方向)において、加圧面331cの中心部Xより上流側に設けられている。ばね332は、加圧支持部材331を回転移動させる。
なお、支点331aは、記録部材の搬送方向(図11の矢印E方向)において加圧面331cの中心部Xより下流側に限られず、上流側に設けてもよい。この場合には、ばね232を記録部材の搬送方向(図11の矢印E方向)において加圧面331cの中心部Xより下流側に設ける。また、ばね232に限らず、板ばねを設けてもよい。
(定着装置の動作)
まず、図11(a)に示すように、加圧部材323のパッド部材323aおよびヘッド部材323bが加圧している状態である。つまり、通常モードである。そして、ばね332が加圧支持部材331を押すと、加圧支持部材331が回転移動する。この回転移動に伴って、図11の(b)に示すように、加圧部材323の加圧面323cが記録部材の搬送方向(図11の矢印E方向)において下流側を向く。したがって、ヘッド部材323bが加熱ロール311から離れ、パッド部材323aのみが加圧する状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(7)第7の実施形態
第7の実施形態は、上記第6の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第6の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図12は、第7の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
(定着装置の構成)
定着装置301は、図12に示すように、第6移動機構(移動手段)340を備えている。第6移動機構340は、第1加圧支持部材341と、第1ばね342と、押し付け部材(第1支持手段)343とを備えている。
第1加圧支持部材341は、押し付け部材343を介して加圧部材323を支持している。第1加圧支持部材341は、第1ばね342を保持する第1保持部341aを設けている。第1ばね342は、第1保持部341aに設けられている。第1ばね342は、押し付け部材343を押す。第1ばね342は、押し付け部材343を押すことにより、加圧部材323を移動する。
押し付け部材343は、第1ばね342と加圧部材323との間に設けられている。押し付け部材343は、第1ばね342に押されることにより、記録部材の搬送方向(図12の矢印E方向)において加圧面331cの中心部Xより下流側に設けられている支点(第1支点)343aを中心として回転移動する。
(定着装置の動作)
まず、図12(a)に示すように、加圧部材323のパッド部材323aおよびヘッド部材323bが加圧している状態である。つまり、通常モードである。そして、第1ばね342が押し付け部材343を押すと、押し付け部材343が回転移動する。この回転移動に伴って、図12の(b)に示すように、加圧部材323の加圧面323cが記録部材の搬送方向(図12の矢印E方向)において下流側を向く。したがって、ヘッド部材323bが加熱ロール311から離れ、パッド部材323aのみが加圧する状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(8)第8の実施形態
第8の実施形態は、上記第6の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第6の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図13は、第8の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
(定着装置の構成)
定着装置302は、図13に示すように、第7移動機構(移動機構)350を備えている。第7移動機構350は、第2加圧支持部材351と、第2ばね352(第1ばね部材)と、第3ばね(第2ばね部材)353と、第1押し付け部材(第2支持手段)354とを備えている。
第2加圧支持部材351は、第1押し付け部材354を介して加圧部材323を支持している。第2加圧支持部材351は、第2ばね352および第3ばね353を保持する第2保持部351aおよび第3保持部351bを設けている。第2保持部351aは、記録部材の搬送方向(図13の矢印E方向)において接触面323cの中心部Xより上流側に設けられている。第3保持部351bは、記録部材の搬送方向(図13の矢印E方向)において接触面323cの中心部Xより下流側に設けられている。第3保持部351bは、第2保持部351aに比べて、記録部材の搬送方向(図13の矢印E方向)において接触面323cの中心部Xの近くに設けられている。
第2ばね352は、第2保持部351aに設けられている。第2ばね352は、第1押し付け部材354を押す。第2ばね352は、第1押し付け部材354を押すことにより、加圧部材323を移動させる。第3ばね353は、第3保持部351bに設けられている。第3ばね3453は、第1押し付け部材354を押す。
第1押し付け部材354は、第1ばね352と加圧部材323との間に設けられている。第1押し付け部材354は、第2ばね352に押されることにより、加圧部材323を移動させる。
(定着装置の動作)
まず、図13(a)に示すように、加圧部材323のパッド部材323aおよびヘッド部材323bが加圧している状態である。つまり、通常モードである。そして、第2ばね352が第1押し付け部材354を押すと、第1押し付け部材354が加圧部材323を移動させる。この移動により、図13の(b)に示すように、加圧部材323の加圧面323cが記録部材の搬送方向(図13の矢印E方向)において下流側を向く。したがって、ヘッド部材323bが加熱ロール311から離れ、パッド部材323aのみが加圧する状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(9)第9の実施形態
第9の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図14は、第9の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
(定着装置の構成)
定着装置400は、加熱装置(加熱手段)410と、加圧装置(加圧手段)420と、第8移動機構(移動手段)430とを備えている。加熱装置410は、加熱ロール411を備えている。加圧装置420は、ベルトアセンブリー421と、支持部材(第4支持手段)425と、ばね426とを備えている。ベルトアセンブリー421は、ベルト422と、加圧部材423と、加圧支持部材(第3支持手段)424とを有している。
加圧部材423は、図14に示すように、パッド部材423aと、ヘッド部材423bとを有している。パッド部材423aは、先端部423cがR形状に形成されている。つまり、パッド部材423aは、記録部材の搬送方向(図14の矢印E方向)において上流側がR形状に形成されている。そのため、先端部423がL形状である場合に比べて、先端部423cの圧力が高くなるのを防止する。
支持部材425は、ベルトアセンブリー421を回転移動可能に支持している。支持部材425は、支点(第2支点)425aを中心にして回転移動自在に支持されている。したがって、支持部材425が矢印I方向に回転移動すると、それに伴って加圧支持部材424が矢印I方向に回転移動する。支持部材425の他方の端には、接触片425bが固定されている。接触片425bの一方の面には、ばね426が接触している。接触片425bの他方の面には、後述するカム431が接触している。ばね426は、接触片425bの一方の面を押している。
第8移動機構430は、カム431と、第1ギア432と、第2ギア433とを備えている。第1ギア432は、回転するベルトアセンブリー421の中心に固定されている。つまり、第1ギア432は、加圧支持部材424に固定されている。第1ギア432は、第2ギア433と噛み合っている。第1ギア432は、支持部材425が矢印方向Iに回転移動すると、矢印J方向に回転する。第1ギア432は、回転することで加圧部材423を移動させる。
第2ギア433は、支持部材425の支点425に固定されている。第2ギア433は、回転しない。第2ギア433は、第1ギア432と噛み合っている。第2ギア433は、第1ギア432が矢印I方向に回転移動すると、第1ギア432を矢印J方向に回転させる。カム431は、回転することにより接触片425bの他方の面を、ばね426に抗して押す。
(定着装置の動作)
まず、図14(a)に示すように、加圧部材423のパッド部材423aおよびヘッド部材423bが加圧している状態である。つまり、通常モードである。そして、カム431が回転すると、ばね426に抗して接触片425bを移動させ、支持部材425を矢印I方向に回転移動させる。支持部材426が回転移動すると、第1ギア432が矢印I方向に回転移動して、第1ギア432が矢印I方向に回転し、加圧部材423が移動する。加圧部材423が移動すると、図14(b)に示すように、ヘッド部423bが加熱ロール411から離間し、パッド部423aのみが加圧している状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(10)第10の実施形態
第10の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図15は、第10の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。
(定着装置の構成)
定着装置500は、図15に示すように、加熱装置(加熱手段)510と、加圧装置(加圧手段)520と、スライド機構(移動手段)530とを備えている。加熱装置510は、加熱ロール511を有している。加圧装置520は、ベルトアセンブリー521と、支持部材525と、圧力調節機構526とを備えている。ベルトアセンブリー521は、ベルト522と、加圧部材523と、加圧支持部材(第5支持手段)524とを有している。
加圧支持部材524は、加圧部材523を支持している。加圧支持部材524は、加圧部材523を挟んだ両端に、第1ガイド524aおよび第2ガイド524bを設けている。第1ガイド524aは、記録部材の搬送方向(図15の矢印E方向)において加圧部材523の上流側に設けられている。第2ガイド524bは、記録部材の搬送方向(図15の矢印E方向)において加圧部材523の下流側に設けられている。第1ガイド524aおよび第2ガイド524bは、図示省略した記録部材を案内する。加圧支持部材524は、図15(d)に示すように、スライド機構530により、矢印K方向に移動させられる。
支持部材525は、加圧支持部材624を矢印K方向に移動可能に支持している。つまり、支持部材525は、加圧支持部材624を介して、加圧部材523を支持している。そのため、支持部材525が回転移動すると、それに伴って加圧部材523が移動する。支持部材525は、支点525aを中心として回転移動する。支持部材525は、支点525aに支持されている端とは反対の端に接触片525bを設けている。支持部材525は、圧力調節機構526により、矢印L方向に回転移動させられる。
圧力調節機構526は、第1ばね526aと、第1カム526bとを有している。第1ばね526aは、接触片525bの一方の面に接触している。第1カム526bは、接触片525bの他方の面に接触している。圧力調節機構526は、第1カム526bが回転することで、第1ばね526aに抗して接触片525bを押し、支持部材525を矢印L方向に回転移動させる。つまり、圧力調整機構525は、加圧部材521を移動させることにより、加圧部材521の圧力を調整する。
スライド機構530は、第2ばね531と、第2カム532とを有している。第2ばね531は、記録部材の搬送方向(図15の矢印E方向)において加圧支持部材524の上流側の側面に設けられている。第2カム532は、記録部材の搬送方向(図15の矢印E方向)において加圧支持部材524の下流側の側面に設けられている。スライド機構530は、第2カム532が回転すると、第2ばね531の作用により、加圧支持部材524を矢印K方向に移動させる。つまり、スライド機構530は、加圧部材523を矢印K方向に移動させる。
(定着装置の動作)
スライド機構530の第2カム532および圧力調節機構526の第1カム526bの両方が回転しない場合は、図15(a)に示すように、加圧部材523のパッド部材523aおよびヘッド部材523bが加圧している状態となる。つまり、通常モードである。
圧力調節機構526の第2カム526bのみが回転する場合は、図15(b)に示すように、支持部材525が矢印L方向に回転移動して、加圧部材523のパッド部材523aおよびヘッド部材523bが加圧している状態であるが、加圧部材523の圧力が通常モードに比べて小さくなる。つまり、薄紙モードとなる。
スライド機構530の第2カム532および圧力調節機構526の第1カム526bの両方が回転する場合は、図15(c)に示すように、支持部材525が矢印L方向に回転移動し、加圧支持部材524が矢印K方向に移動して、ヘッド部材523bが加熱ロール511から離間し、パッド部材523aが加圧していない状態となる。つまり、解除モードとなる。
スライド機構530の第2カム532のみが回転する場合は、図15(d)に示すように、加圧支持部材524が矢印K方向に移動して、ヘッド部材523bが加熱ロール511から離間し、パッド部材523aのみが加圧している状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(11)第11の実施形態
第11の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図16は、第11の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。図17は、加圧部材の加圧方向を示す概念図である。図18は、封筒モードにおける定着装置を示す斜視図である。
(定着装置の構成)
定着装置600は、図16に示すように、加熱装置(加熱手段)610と、加圧装置(加圧手段)620と、第9移動機構(移動手段)630とを備えている。加熱装置610は、加熱ロール611と、ベアリング612と、加熱支持部材613とを備えている。加圧装置620は、ベルトアセンブリー621と、支持部材(第6支持手段)625と、ばね626とを備えている。ベルトアセンブリー621は、ベルト622と、加圧部材623と、位置規制部材624とを有している。
位置規制部材624は、通常モードにおいてベアリング612に接触しない。つまり、通常モードにおいて位置規制部材624とベアリング612との間には隙間がある。一方、位置規制部材624は、封筒モードにおいてベアリング612に接触する。
支持部材625は、ベルトアセンブリー621を支持している。つまり、支持部材625は、図示省略した加圧支持部材を介して加圧部材623を支持している。支持部材625は、支点625aを中心として、回転角が10度矢印M方向に回転移動する。支持部材625が回転移動すると、それに伴ってベルトアセンブリー621が移動する。つまり、支持部材625が回転移動すると、加圧部材623が加熱ロール611から離間し、加熱ロール611に対する加圧部材623の角度が変わる。加熱ロール611に対する加圧部材623の角度が変わると、図17に示すように、加圧部材623の加圧方向が相対的に回転する。つまり、回転前の加圧方向Yから回転後の加圧方向Zに回転する。
第9移動機構630は、図18に示すように、板ばね(移動部材)631を設けている。板ばね631は、支持部材625に固定されている。板ばね631は、ベルトアセンブリー621を挟んで、加熱ロール611と対向する位置に設けられている。板ばね631は、ベルトアセンブリー621の回転後の角度を維持したまま、ベルトアセンブリー621を加熱ロール611に向けて押す。つまり、板ばね631は、加圧部材623の回転後の角度を維持したまま、加圧部材623のパッド部材623aを加熱ロール611に押し付ける。つまり、移動部材を板ばね631とすることにより定加重状態となる。
(定着装置の動作)
通常モードから支持部材625を矢印M方向に回転移動させると、それに伴って加圧部材623が加熱ロール611から離間し、加熱ロール611に対する加圧部材623の角度が変わる。そして、加圧部材623の回転後の角度を維持した状態となる。このとき、加圧部材623が加熱ロール611から離間しているため、解除モードとなる。
加圧部材623の回転後の角度を維持した状態で、図18に示すように、板ばね631が加圧部材623のパッド部材623aを加熱ロール611に押し付ける。このとき、通常モードにおける加熱ロール611に対する加圧部材623の角度から加圧部材623の角度が変わっているため、加圧部材623のヘッド部材623aは、加圧していない状態となる。つまり、封筒モードとなる。
(12)第12の実施形態
第12の実施形態は、上記第1の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図19は、第12の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。図20は、第12の実施形態にかかるベルトアセンブリーを示す斜視図である。
(定着装置の構成)
定着装置700は、図19に示すように、加熱装置(加熱手段)710と、加圧装置(加圧手段)720と、ハンドル(移動手段)730とを備えている。加熱装置710は、加熱ロール711と、ベアリング712と、加熱支持部材713とを備えている。
加圧装置720は、ベルトアセンブリー721と、支持部材(第8支持部材)725と、ばね726とを備えている。ベルトアセンブリー721は、ベルト722と、加圧部材723と、ベルトガイド(第7支持部材)724とを有している。
ベルトガイド724は、図示省略した加圧支持部材の端に設けられている。ベルトガイド724は、ベルト722を回転自在に保持している。ベルトガイド724は、ハンドル730を操作することで、回転移動する。このベルトガイド724の回転移動に伴って、加圧部材723が移動する。ベルトガイド724が回転移動すると、ベルトガイド724は、加熱装置710のベアリング712に接触する。
支持部材725は、後述するハンドル730のボス731が嵌る第1孔725bおよび第2孔725cを設けている。支持部材725は、ベルトガイド724と接触する支持部725dを設けている。支持部725dは、半月上の絞り形状に形成されている。そのため、支持部材725は、回転移動可能にベルトガイド724を支持している。支持部材725は、ベルトガイド724と支持部725dとが接触することで、ベルトアセンブリー721を支持している。
ハンドル730は、図20に示すように、ベルトガイド724に設けられている。ハンドル730は、図示省略した作業者に矢印N方向に操作されることにより、ベルトガイド724を回転移動させる。ハンドル730は、ボス731を設けている。ボス731は、支持部材725の第1孔725aおよび第2孔725bに嵌る。
(定着装置の動作)
ハンドル730のボス731が支持部材725の第1孔725bに嵌っている場合は、通常モードである。そして、図示省略した作業者がハンドル730を矢印N方向に操作すると、ボス731が第2孔725cに嵌り、封筒モードとなる。このとき、ベルトガイド724が加熱装置710のベアリング712に接触し、定変位状態となる。
(13)第13の実施形態
第13の実施形態は、上記第12の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第12の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図21は、第13の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。
定着装置701は、第1ベルトガイド(第9支持手段)741と、第10移動機構(移動手段)740とを備えている。第10移動機構740は、ウォームギア742と、モーター743とを備えている。
第1ベルトガイド741は、第1ギア部(歯形)741aを設けている。第1ギア部741aは、第1ベルトガイド741の外周に設けられ、ウォームギア742と噛み合っている。ウォームギア742は、モーター743を駆動させることで矢印O方向に移動し、第1ベルトガイド741を回転移動させる。
通常モードの状態で、モーター733を駆動させると、第1ベルトガイド741が回転移動し、加圧部材723が移動し、封筒モードとなる。
(14)第14の実施形態
第14の実施形態は、上記第12の実施形態の定着装置を変更したものである。したがって、主に定着装置について図面を参照して説明し、第12の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図22は、第14の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。
定着装置702は、第2ベルトガイド(第10支持手段)751と、第11移動機構(移動機構)750とを備えている。第11移動機構750は、第1ハンドル752と、引張りばね753とを備えている。
第2ベルトガイド751は、第2ギア部751aを設けている。第2ギア部751aは、第2ベルトガイド751の外周に設けられ、第1ハンドル752の第3ギア部752aと噛み合っている。第1ハンドル752は、第3ギア部752aと、引掛け部752bとを設けている。第1ハンドル752は、図示省略した作業者により矢印Q方向に操作されることにより、第2ベルトガイド751を回転移動させる。引掛け部752bには、引張りばね753が固定されている。
引張りばね753の一方の端は、引掛け部752bに引掛けられている。引張りばね753の他方の端は、図示省略した加熱装置710の加熱支持部材に引掛けられている。つまり、引張りばね743は、第1ハンドル752を引っ張っている。
通常モードの状態で、図示省略した作業者が第1ハンドル752を矢印Q方向に操作すると、加圧部材723が移動し、封筒モードとなる。このとき、引張りばね753の作用により、定荷重状態となる。
本発明は、定着装置やカラープリンタ、FAX、カラー複写機、これらの機能を備えた装置などの画像形成装置に利用することができる。
本発明の一実施形態にかかるカラープリンタを示す概略図である。 第1の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 封筒モードにおける定着装置を示す概略図である。 圧力分布を示す図である。 第2の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 加圧状態を示す概念図である。 第3の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 解除モードにおける加圧状態を示す概念図である。 第4の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第5の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第6の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第7の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第8の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第9の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第10の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 第11の実施形態にかかる定着装置を示す概略図である。 加圧部材の加圧方向を示す概念図である。 封筒モードにおける定着装置を示す斜視図である。 第12の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。 第12の実施形態にかかるベルトアセンブリーを示す斜視図である。 第13の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。 第14の実施形態にかかる定着装置を示す斜視図である。
100…定着装置、110…加熱装置、111a…加熱源、112…ベアリング、120…加圧装置、123…加圧部材、123a…パッド部材、123b…ヘッド部材、130…移動機構、P…記録媒体。

Claims (10)

  1. 加熱源を内蔵する加熱手段と、
    第1部材と前記第1部材より弾性を有する第2部材とにより形成される加圧部材を有し当該加圧部材を前記加熱手段との間に挟まれた記録媒体に向けて加圧する加圧手段と、
    前記第1部材と前記第2部材とで前記加圧を行う第1の状態前記第2部材を前記加熱手段から離間させ前記第1部材で前記加圧を行う第2の状態および前記第1部材を前記加熱手段から離間させ前記第2部材で前記加圧を行う第3の状態のいずれかの位置に前記加圧部材を移動させる移動手段と
    を備え、
    前記第1の状態および前記第2の状態においては、前記記録媒体の厚みが変化しても前記加圧手段から前記記録媒体に所定の力で圧力が与えられ、
    前記第3の状態においては、前記加圧部材が所定の位置とされ、前記記録媒体の厚みが変化すると、前記加圧手段から前記記録媒体に与えられる圧力が変化することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第2部材で加圧する状態において前記第2部材が及ぼす圧力は、前記第1部材および前記第2部材で加圧する状態において前記第1部材および前記第2部材が及ぼす圧力より小さいことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第2部材で加圧する状態において前記第2部材の加圧している部分の前記記録媒体の搬送方向における幅は、前記第1部材および前記第2部材で加圧する状態において前記第1部材および前記第2部材の加圧する部分の前記記録媒体の搬送方向における幅より広いことを特徴とする請求項1またはに記載の定着装置。
  4. 前記加熱手段から離間した前記第1部材の離間距離は、前記記録媒体に加圧しない距離であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記第2部材で加圧する状態において、前記第2部材が及ぼす圧力を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記加熱手段は、ベアリングを備え、
    前記規制部材は、前記ベアリングと接触して前記加圧部材の位置を規制することを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  7. 前記記録媒体の搬送方向において、前記第2部材を前記第1部材より上流側に設け、前記第2部材の流側の形状をR形状とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記移動手段が前記加圧手段を移動させることにより、前記加圧部材が及ぼす圧力の圧力分布が変わることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記加圧手段は、支点を中心に回転移動し、前記加圧部材を支持する支持手段を備え、
    前記移動手段は、前記支点を変位させることにより複数の加圧状態を選択することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 前記複数の加圧状態には、定荷重状態と、定変位状態が含まれることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
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