JP4930771B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、電動モータにより操舵補助力を発生する電動パワーステアリング装置に関する。
いわゆるラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置として、操舵補助用の電動モータの出力回転を、ボールねじ機構によって、ラックを含む操舵軸の軸方向移動に変換する電動パワーステアリング装置が提案されている(特許文献1参照)。
例えば、操舵軸は、当該操舵軸を軸方向摺動可能に支持しつつラック軸をピニオンに押圧するためのラック軸支持装置と、操舵軸に形成されたねじ軸に螺合するボールナットと、ラックブッシュとを介して、ハウジングによって3点支持されている。通例、ラック軸支持装置は、ラック軸を挟んでピニオンとは正反対の位置に配置されている。ボールナットは、操舵軸の軸方向の位置に関して、ラック軸支持装置とラックブッシュとの間に配置されており、ボールナットの外周に、電動モータの出力回転を減速する減速機構の従動ギヤが一体に形成されている。
しかしながら、各部品の製造寸法のばらつきや、ラックに対する外部入力(路面入力)の影響で、ラック軸に撓みを生じている。すなわち、ラック軸支持装置、ボールナットおよびラックブッシュにより支持されるラック軸の各部位が、同軸上には配置されてはいない。
このような状況下で、ボールナットがリジッドに支持されているため、上記の3点のうちの何れかの支持部位に、こじりを生じ、過大な径方向荷重が発生して異常摩耗が発生したり、何れかの支持部位に遊びが生じて異音を発生したりするという問題がある。
一方、ボールナットの内部におけるねじ軸の撓みを抑制するために、ボールナットの両端部の内周とねじ軸との間に、滑り軸受として機能する一対の軸受を介在させる電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平5−262243号公報 特開2005−280555号公報
特許文献2の電動パワーステアリング装置は、すべり軸受がねじ軸と摺動するため、摺動抵抗によるロストルクが大きくなるという問題がある。すべり軸受としての軸受の摩耗によって耐久性が低下するおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ボールねじ嵌合部の耐久性を向上することができ、また異音発生を防止することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵部材(2) と共に回転するピニオン(3) と、ピニオンに噛み合うラック(4) を有し、軸方向(X1)移動可能に筒状のハウジング(9) に収容されたラック軸(5) と、ラック軸の一部に形成されたねじ軸(18)と、上記ハウジング内でねじ軸にボール(19)を介して螺合するボールナット(17)と、ボールナットの第1の端部(17a) に継手(23;23A)を介して連結され、ボールナット(17)に回転駆動力を伝達する回転部材(22)と、ハウジングにより保持され上記回転部材を回転可能に支持する第1の軸受(26)と、ハウジングにより保持されボールナットの第2の端部(17b) を軸方向に支持し、上記第2の端部の径方向移動を許容する第2の軸受(30)と、を備え、上記継手は、上記回転部材と上記ボールナットの第1の端部との組合せ誤差を吸収する機能を有する弾性継手を含み、上記ボールナットの第2の端部と第2の軸受との間に低摩擦部材(34)が介在しており、上記第2の軸受は低摩擦部材を介してボールナットの第2の端部を軸方向に支持していることを特徴とするものである。
本発明では、回転部材からの回転駆動力が継手を介してボールナットに伝達され、その回転が、ねじ軸を有するラック軸の軸方向移動に変換されて、操舵補助される。このとき、ボールナットの第1の端部と回転部材とを繋ぐ継手によって、回転部材に対するボールナットの組合せ誤差(偏心、偏角等)が許容されている一方、ボールナットの第2の端部は第2の軸受によって径方向移動が許容された状態で支持されている。
したがって、仮に、ラック軸に撓みが生じていたとしても、ボールナットは、ラック軸の撓みに倣うようにして、ラック軸の径方向に変位することができる。これにより、ボールナットとこれを挿通するねじ軸(ラック軸)との間に、こじれが生ずることを防止でき、その結果、耐久性を向上することができる。また、ボールナットとねじ軸(ラック軸)との間で、がたつきによる異音が発生することを防止することができる。一方、ラック軸を軸方向に移動させるときの反力については、ボールナットを介して第2の軸受によって受けられる。
また、上記ボールナットの第2の端部と第2の軸受との間に低摩擦部材が介在しており、上記第2の軸受は低摩擦部材を介してボールナットの第2の端部を軸方向に支持しているので、ボールナットが径方向に円滑に移動でき、ラック軸のこじり発生を確実に防止することができる。低摩擦部材としては、例えばPTFEからなる合成樹脂板や合成樹脂被覆層を用いることができる。また、潤滑油含浸部材を用いることができる。
また、本発明は、上記ラック軸の軸方向移動を案内するガイド(12)、およびガイドを付勢することによりラック軸をピニオン側へ付勢する付勢部材(13)を含むラック軸案内装置(10)と、上記ハウジングにより保持され、ラック軸を支持するラックブッシュ(16)と、を備え、上記ボールナットは、ラック軸の軸方向に関して、上記ラック軸案内装置とラックブッシュとの間に配置されている場合がある(請求項2)。この場合、ラック軸を当該ラック軸の軸方向に関して、ボールナットを挟んだ両側で、ラックブッシュおよびラック軸案内装置により支持することになり、ラック軸をこじれを生じさせることなく安定して支持することができる。
上記継手はオルダム継手(23A) を含んでいてもよい(請求項)。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材2と、この操舵部材2と図示しないステアリングシャフトおよび中間軸等を介して連結され、操舵部材2と共に回転するピニオン3と、このピニオン3に噛み合うラック4を有して車両の左右方向に延びる操舵軸としてのラック軸5とを有している。
ラック軸5の両端部にはそれぞれタイロッド6が結合されており、各タイロッド6は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する操向輪(図示せず)に連結されている。操舵部材2が操作されると、この回転がピニオン3およびラック4によって、車両の左右方向に沿ってのラック軸5の直線運動に変換される。これにより、操向輪の転舵が達成される。
一方、操舵部材2に負荷される操舵トルクおよび車速センサにより検出された車速に基づいて制御される操舵補助用の電動モータ6が備えられている。具体的には、電動モータ6の出力回転が、減速機構7を介して運動変換機構としてのボールねじ機構8に伝達されて、ラック軸5の軸方向X1への移動に変換され、操舵が補助される。本電動パワーステアリング装置1はいわゆるラックアシストタイプである。
ラック軸5は筒状のハウジング9内に収容され、支持されている。ハウジング9の一端部9aには、ラック軸5をピニオン9側へ付勢しつつラック軸5を軸方向X1に摺動自在に支持するラック軸案内装置10が設けられている。
ラック軸案内装置10は、ハウジング9の一部にハウジング9の径方向に突出形成された支持筒11と、支持筒11の深さ方向に進退可能に支持され、ラック軸5を軸方向X1にスライド自在に案内するガイド12と、このガイド12を付勢することによりラック軸5をピニオン3へ向けて付勢する例えば圧縮コイルばねからなる付勢部材13と、この付勢部材13の付勢力を調整するために支持筒11の入口内周のねじ部に螺合された調整ボルト14と、この調整ボルト14を支持筒11に固定するロックナット15とを備えている。
ハウジング9の他端部9bの内周には、ラック軸5を挿通させてこれを支持する筒状のラックブッシュ16が保持されている。
ボールねじ機構8は、ラック軸5を取り囲み、ラック軸5を軸方向X1に移動可能に支持する回転筒としてのボールナット17と、ラック軸5の一部に形成されるねじ軸18と、ボールナット17とねじ軸18との間に介在し、ボールナット17およびねじ軸18に係合する複数のボール(転動体)19とを備える。
ボールねじ機構8では、ボールナット17とねじ軸18がボール19を介して螺合する。ボールねじ機構8は、ボールナット17の内周のねじ溝とねじ軸18の外周のねじ溝との間をボール19が循環する、いわゆる内部循環形式または外部循環形式の一般的な構成である。
電動モータ6は、ハウジング9に固定されたモータハウジング20と、回転軸21とを有している。電動モータ6の出力回転は、減速機構7により減速されて筒状の回転部材22に伝達され、さらに、継手としての弾性継手23を介してボールナット17に伝達されるようになっている。
減速機構7は、電動モータ6の回転軸21に一体回転可能な小径の駆動ギヤ24と、回転部材22と一体回転可能に設けられ、上記駆動ギヤ24に噛み合う大径の被動ギヤ25とを備えている。
回転部材22は、一対の第1の軸受26を介してハウジング9に回転可能に且つ軸方向移動不能に支持されている。被動ギヤ25は、一対の第1の軸受26間において、回転部材22の外周に一体回転可能に嵌合されている。
第1の軸受26は、ハウジング9の内周に保持された外輪27と、回転部材22の外周に一体回転可能に嵌合された内輪28と、外輪27および内輪28の間に介在する転動体29とを備えている。
ボールナット17は、軸方向に対向する第1の端部17aと第2の端部17bとを有している。ボールナット17の第1の端部17aとこれに対向する回転部材22の端部22aとの間に、上記の弾性継手23が介在している。弾性継手23は、回転部材22の回転をボールナット17に伝達する働きをする。また、弾性継手23は、回転部材22に対するボールナット17の第1の端部17aの組合せ誤差を吸収(すなわち、所定量の偏心と所定量の偏角とを許容)することができるように弾性部材により構成されている。
ボールナット17の第2の端部17bは、第2の軸受30によって、軸方向に支持されている。第2の軸受30は、ハウジング9に保持された第1の軌道輪31と、第1の軌道輪31に対向する第2の軌道輪32と、第1の軌道輪31および第2の軌道輪32間に介在する転動体33とを備えている。
また、第2の軌道輪32とボールナット17の第2の端部17bとの間には、低摩擦部材34が介在している。上記第2の軸受30は、低摩擦部材34を介して、ボールナット17の第2の端部17bを軸方向に支持している。低摩擦部材34としては、例えばPTFEからなり、第2の軌道輪32に保持されてボールナット17の第2の端部17bに低摩擦で摺接する環状の合成樹脂板を用いることができる。
低摩擦部材34として、PTFEからなる合成樹脂被覆層を用いてもよい。また、潤滑油含浸部材を用いてもよい。また、低摩擦部材34は、ボールナット17の第2の端部17bに保持されて、第2の軌道輪32に対して摺接するものであってもよい。
次いで、分解斜視図である図2および断面図である図3を参照して、弾性継手23は、環状をなす主体部44と、主体部44から放射方向に延びる複数の係合腕45とを含む。複数の係合腕45は、主体部44の周方向Y1に等間隔で配置される。各係合腕45は、それぞれ周方向Y1に対向する一対の動力伝達面46を有している。弾性継手23は、例えば合成ゴム製又はポリウレタン等の合成樹脂製である。
弾性継手23は、筒状の回転部材22の端部22aおよび筒状のボールナット17の第1の端部17aの互いの対向面53,54間に介在しており、各対向面53,54のそれぞれに、弾性継手23の係合腕45に係合する係合要素が設けられている。
具体的には、回転部材22の端部22aの対向面53には、上記係合要素としての複数の第1の係合突起55が突出形成されている。これらの第1の係合突起55は、回転部材22の周方向に等間隔で配置されている。同様に、ボールナット17の第1の端部17aの対向面54には、上記係合要素としての複数の第2の係合突起56が突出形成されている。これらの第2の係合突起56は、ボールナット17の周方向に等間隔で配置されている。
弾性継手23の各係合腕45が、それぞれ対応する第1の係合突起55および第2の係合突起56の間に介在している。すなわち、弾性継手23の組立状態で、図3に示すように、第1および第2の係合突起55,56が周方向に交互に配置され、周方向に相隣接する第1および第2の係合突起55,56間に、弾性継手23の対応する係合腕45が挟持される。
換言すると、周方向に隣接する第1および第2の係合突起55,56が、弾性継手23の対応する係合腕45を周方向に挟んで互いに噛み合わされている。これにより、回転部材22およびボールナット17の両者が、弾性継手23を介して回転方向(周方向)に連結されて、両者間にトルク伝達が可能とされている。
また、第1および第2の係合突起55,56は、弾性継手23の対応する係合腕45への動力伝達面57,58をそれぞれ含む。また、係合腕45は、回転部材22の端部22aおよびボールナット17の第1の端部17a間に、軸方向に締め代を持って挟持されており、その弾性反発力によって、ボールナット17を第2の軸受30側へ向かう軸方向に弾性的に付勢している。
本実施の形態によれば、電動モータ6の出力回転が、減速機構7を介して回転部材22に伝達され、回転部材22からの回転駆動力が弾性継手23を介してボールナット17に伝達される。そのボールナット17の回転が、ねじ軸18を有するラック軸5の軸方向移動に変換されて、操舵補助される。
このとき、ボールナット17の第1の端部17aと回転部材22とを繋ぐ弾性継手23によって、回転部材22に対するボールナット17の偏心、偏角が許容されている。一方、ボールナットの第2の端部17bは第2の軸受30によって径方向移動が許容された状態で支持されている。
したがって、仮に、製造誤差や外力負荷が原因で、ラック軸5に撓みが生じていたとしても、ボールナット17は、ラック軸5の撓みに倣うようにして、ラック軸5の径方向に変位することができる。したがって、ボールナット17とこれを挿通するねじ軸18との間に、こじれが生ずることを防止でき、その結果、耐久性を向上することができる。
また、ボールナット17とねじ軸18との間で、がたつきによる異音が発生することを防止することができる。
また、ラック軸5を当該ラック軸5の軸方向X1に関して、ボールナット17を挟んだ両側で、ラックブッシュ16およびラック軸案内装置10により支持することになり、ラック軸5をこじれを生じさせることなく安定して支持することができる。
また、ボールナット17の第2の端部17bと第2の軸受30との間に低摩擦部材34が介在しているので、ボールナット17が径方向に円滑に移動でき、この点からも、ラック軸5のこじり発生を確実に防止することができる。
上記の実施の形態では、ボールナット17と回転部材22とを接続する継手として弾性継手23を用いたが、これに代えて、図4に示すようなオルダム継手23Aを用いることができる。
オルダム継手23Aは、ラック軸5を挿通させるために筒状をなす継手本体61を備えている。その継手本体61は、相対向する第1および第2の端部62,63を有している。第1の端部62には第1のスライド溝64が形成され、第2の端部63には第2のスライド溝65が形成されている。
第1のスライド溝64は、回転部材22の端部22aに形成された断面矩形の突条からなる第1のスライダ66に嵌め合わされおり、第1のスライド溝64と第1のスライダ66とで、第1の滑り対偶68を構成している。
また、第2のスライド溝65は、ボールナット17の第1の端部17aに形成された断面矩形の突条からなるスライダ67に嵌め合わされおり、第2のスライド溝65と第2のスライダ67とで、第2の滑り対偶69を構成している。
第1の滑り対偶68の滑り方向Z1と第2の滑り対偶69の滑り方向Z2とは、互いに異なる方向とされている。例えば互いに直交する方向とされている。
第1のスライダ66は、互いに平行な一対の動力伝達面70を有しており、第1のスライド溝64は上記一対の動力伝達面70に滑り接触する一対の動力伝達面71を有している。同様に、第2のスライダ67は、互いに平行な一対の動力伝達面72を含み、第2のスライド溝65は、上記一対の動力伝達面72に滑り接触する一対の動力伝達面73を有している。
本実施の形態においても、オルダム継手23Aが回転部材22に対するボールナット17の所定量の偏心を許容し、また、微小量の偏角を許容するので、耐久性向上と異音発生の防止という、図2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。なお、本実施の形態において、継手本体61を弾性部材により構成しているので、上記の偏心、偏角の許容度を向上することができる。
その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施の形態としての電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 上記電動パワーステアリング装置の、弾性継手を含む要部の分解斜視図である。 弾性継手の断面図である。 本発明の別の実施の形態の電動パワーステアリング装置の要部としてのオルダム継手の分解斜視図である。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置、2…操舵部材、3…ピニオン、4…ラック、5…ラック軸、6…電動モータ、7…減速機構、8…ボールねじ機構、9…ハウジング、10…ラック軸案内装置、12…ガイド、13…付勢部材、16…ラックブッシュ、17…ボールナット、17a…第1の端部、17b…第2の端部、18…ねじ軸、19…ボール、22…回転部材、23…弾性継手(継手)、23A…オルダム継手、26…第1の軸受、30…第2の軸受、34…低摩擦部材

Claims (3)

  1. 操舵部材と共に回転するピニオンと、
    ピニオンに噛み合うラックを有し、軸方向移動可能に筒状のハウジングに収容されたラック軸と、
    ラック軸の一部に形成されたねじ軸と、
    上記ハウジング内でねじ軸にボールを介して螺合するボールナットと、
    ボールナットの第1の端部に継手を介して連結され、ボールナットに回転駆動力を伝達する回転部材と、
    ハウジングにより保持され上記回転部材を回転可能に支持する第1の軸受と、
    ハウジングにより保持されボールナットの第2の端部を軸方向に支持し、上記第2の端部の径方向移動を許容する第2の軸受と、を備え、
    上記継手は、上記回転部材と上記ボールナットの第1の端部との組合せ誤差を吸収する機能を有する弾性継手を含み、
    上記ボールナットの第2の端部と第2の軸受との間に低摩擦部材が介在しており、上記第2の軸受は低摩擦部材を介してボールナットの第2の端部を軸方向に支持していることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記ラック軸の軸方向移動を案内するガイド、およびガイドを付勢することによりラック軸をピニオン側へ付勢する付勢部材を含むラック軸案内装置と、
    上記ハウジングにより保持され、ラック軸を支持するラックブッシュと、を備え、
    上記ボールナットは、ラック軸の軸方向に関して、上記ラック軸案内装置とラックブッシュとの間に配置されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1または2において、上記継手はオルダム継手を含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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