JP4930424B2 - 位相トラッキング回路、無線受信機、信号処理方法、及び信号処理に用いるプログラム - Google Patents

位相トラッキング回路、無線受信機、信号処理方法、及び信号処理に用いるプログラム Download PDF

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Description

本明細書に記載の装置・方法・及びプログラムは、多重通信の無線通信システムに用いられる無線受信機及びその制御方法に関し、特に受信信号の定常位相回転を補正するための位相トラッキング回路、無線受信機、信号処理方法、及び信号処理を実行させるためのプログラムに関するものである。
多重通信の無線システムに用いられる変復調技術として、高速なデータ信号(広帯域信号)を複数(マルチキャリア)の低速信号(マルチキャリアのうちの1つ、以下サブキャリア信号)に分割して伝送するマルチキャリア変調方式がある。特に、各サブキャリア信号の周波数が直交関係にあるものをOFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)変調方式といい、802.11aや802.11g等の無線LAN規格において採用されている。送信データ中のサブキャリア信号同士は、互いに重なり合うように密に配置されているが、受信機側のFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)回路において、各サブキャリア信号を分離することができる。
OFDM方式では、各サブキャリア信号同士が干渉しないように、受信機側のAFC(Automatic Freqrency Control:自動周波数誤差補正)回路において、送受信機間におけるキャリア周波数の同期を行っている。しかし、AFCにおいて新たに生じた残留周波数誤差や、周波数変換の際に加わる位相雑音により、サブキャリア信号に定常位相回転が生じてしまう。この定常位相回転を補正するために、受信機側は位相トラッキング回路を備えている。位相トラッキング回路では、基準となるパイロット信号を用いて位相回転量を検出し、検出された位相回転量をもとにサブキャリア信号の位相補正を行う。特許文献1及び2には、このような位相トラッキング回路を備えた多重通信用の無線受信機が開示されている。
特開2001−53712号公報 特開2001−127730号公報
従来の無線受信機における位相トラッキング回路では、一区切りのデータ(以下、シンボル)に含まれる複数のパイロット信号により検出された位相回転量を平均し、平均化された位相回転量を用いてサブキャリア信号の位相補正を行っている。これにより、熱雑音の影響を抑制することができる。しかし、例えばミリ波帯の周波数(60GHz等)でOFDM方式の通信を行う場合は、同一シンボル内におけるサブキャリア信号の位相回転量のばらつきが大きくなる。このため、平均化された位相回転量を補正に用いると、サブキャリア信号の位相回転量を正しく補正することができず、結果として受信特性を劣化が生じてしまうという課題があった。
本明細書に記載の位相トラッキング回路は、上記の課題を解決することを目的とするものであり、多重通信の無線システムにおける残留周波数誤差及び位相雑音の影響による受信特性の劣化を抑制するためのものである。
本明細書に記載の信号処理方法は、データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号信号中のシンボルを、無線送信機との間でキャリア周波数の同期を行う自動周波数誤差補正回路から入力されるグループ分けに関する情報に基づいて、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割するステップと、前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップと、を有することを特徴とする。また、本明細書に記載の位相トラッキング回路は、上記の方法を実現するための機構を備えた回路であり、本明細書に記載のプログラムは、上記の無線受信機に対し上記の方法を実行させるためのプログラムである。
上記の構成によれば、グループごとに位相回転量の補正を行うため、同一シンボル内におけるサブキャリア信号の位相のばらつきが大きい場合でも、残留周波数誤差及び位相雑音の影響による受信特性の劣化を抑制することができる。
最初に、従来技術及びその課題について、図面を用いて詳細に説明する。
(比較例)
図1は、比較例に係る無線受信機における復調器部分の構成を示した図である。図示するように、比較例の復調器はAFC回路10、FFT回路12、チャネル等価回路14、及び位相トラッキング回路20を有する。
受信されたOFDM信号はAFC回路10に入力され、キャリア周波数誤差の補正が行われる。次に、FFT回路12において一括復調が行われ、各サブキャリア信号へと分波される。その後、チャネル等化回路14において各サブキャリア信号に対し同期検波処理が行われる。チャネル等化回路14の出力は、位相トラッキング回路20へ入力される。
図2(a)〜(c)は、送信信号の波形の振幅及び位相を周波数領域で示した図である。図2(a)の縦軸は振幅、図2(b)の縦軸は位相を表し、横軸は共に周波数を表す。図示するように、1つのシンボルには複数のデータサブキャリア信号と、複数のパイロットサブキャリア信号(受信機側で既知であるサブキャリア信号)とが含まれている。パイロットサブキャリア信号は、所定数のデータサブキャリア信号ごとにほぼ等間隔で配置されている。また、図2(c)は図2(a)及び(b)を複素平面において表現した図(I−Qコンスタレーション)である。パイロットサブキャリア信号を白い円で、データサブキャリア信号を黒い円で表している。データサブキャリア信号については一部のみを図示し、他は省略している。
図3は、図1のFFT回路12の出力を示した図であり、フーリエ変換により復調された受信信号の振幅を示す。受信信号の波形は、無線信号の搬送経路におけるマルチパスフェージングの影響により歪みを受けている。
図4(a)〜(c)は、図1のチャネル等化回路14の出力を示した図であり、信号波形の表現方法は図2(a)〜(c)と共通である。図4(a)を参照に、チャネル等化処理によりマルチパスフェージングの歪み(図3)は補正されている。図4(b)及び(c)を参照に、パイロットサブキャリア信号及びデータサブキャリア信号は、定常位相回転により位相のずれを生じている。この定常位相回転は、図1のAFC回路10における残留周波数誤差や、搬送経路において加わる位相雑音に起因するものである。
図1を参照に、位相トラッキング回路20は、パイロットサブキャリア抽出回路22、位相回転量検出回路24、位相回転量平均回路26、及び位相補正回路28を有する。位相トラッキング回路20に入力された信号は、パイロットサブキャリア抽出回路22に入力され、パイロットサブキャリア信号とデータサブキャリア信号とに分離して出力される。パイロットサブキャリア信号は位相回転量検出回路24に入力される。位相回転量検出回路24は、抽出したパイロットサブキャリア信号と既知のパイロットサブキャリア信号とを比較することにより、パイロットサブキャリア信号の位相回転量を検出し、結果を位相回転量平均回路26へ出力する。
位相回転量平均回路26は、複数のパイロットサブキャリア信号のそれぞれから検出された位相回転量を平均して、シンボル全体としての位相回転量を求め、結果を位相補正回路28へと出力する。位相補正回路28は、パイロットサブキャリア抽出回路22から入力されるデータサブキャリア信号を、位相回転量平均回路26から入力される位相回転量で除算することにより、シンボルの定常位相回転を補正する。位相補正回路28の出力は、位相トラッキング回路20の出力として不図示のデータ判定回路へ入力され、データの判定が行われる。
図5(a)〜(c)は、図1のパイロットサブキャリア抽出回路22において分離されたパイロットサブキャリア信号及びデータサブキャリア信号の波形を示した図である。図5(a)において、パイロットサブキャリア信号が抽出された後のデータサブキャリア信号の振幅を示す。また、図5(b)は抽出されたパイロットサブキャリア信号の振幅を、図5(c)は位相をそれぞれ示す。
図6(a)〜(c)は、図1の位相回転量検出回路24における位相回転量の検出方法を示す図である。図6(a)は受信信号におけるパイロットサブキャリア信号の位相を、図6(b)は既知のパイロットサブキャリアの位相をそれぞれ示す。両者を比較することにより、図6(c)に示すようにパイロットサブキャリア信号の位相回転量を検出する。ここでは、位相回転量は全て25°となっているため、位相回転量の平均も25°となる。
図7(a)〜(c)は、図1の位相補正回路28の出力を示した図であり、信号波形の表現方法は図2(a)〜(c)と共通である。図2(a)〜(c)と異なり、シンボルにはパイロットサブキャリア信号が含まれていない。図7(a)〜(c)のデータサブキャリア信号は、図4(a)〜(c)に示したチャネル等化後のデータサブキャリア信号を、図6(c)で検出した位相回転量の平均値である25°で除算したものである。これにより、データサブキャリア信号の位相が補正され、図2(a)〜(c)の送信信号におけるデータサブキャリア信号の位相と一致する。以上のように、位相トラッキング回路20により受信信号における定常位相回転を補正することができる。
図5(c)を参照に、上記の比較例では1つのシンボルに含まれる複数のパイロットサブキャリア信号の位相回転量はどれも25°で等しい。しかし、図8(a)〜(c)に示すように、パイロットサブキャリア信号の位相回転量は常に等しくなるとは限らない。特に、周波数の大きいミリ波帯の周波数(例えば、60GHz)においてOFDM通信を行う場合は、同一シンボル内におけるサブキャリア信号の定常位相回転量のばらつきは大きくなる。例えば図8(c)では、左から1番目と3番目のパイロットサブキャリア信号の間に50°の位相差が生じている。このような場合は、複数のパイロットサブキャリア信号の位相回転量の平均を用いて移送回転量の補正を行うことが必ずしも適切ではなく、場合によっては補正による誤差が大きくなり受信特性が劣化するおそれがある。
以下の実施例では、上記のように同一シンボル内におけるサブキャリア信号の位相回転量のばらつきが大きい場合であっても、残留周波数誤差及び位相雑音の影響による受信特性の劣化を抑制することのできる位相トラッキング回路及び信号処理方法を開示する。また、そのような位相トラッキング回路を備える無線受信機と、無線受信機に所定の信号処理を実行させるためのプログラムについても同様に説明する。
図9は、実施例1に係る無線受信機における復調器部分の構成を示した図である。図1(比較例)と共通の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図9の構成は、位相トラッキング回路20Aの構成が図1に示す位相トラッキング回路20と異なる。位相トラッキング回路20Aは、パイロットサブキャリア抽出回路22と位相補正回路28との間に分割回路30を有する。分割回路30は、記憶装置32と接続されている。また、分割回路30には、AFC回路10からの同期情報(シンボルの先頭位置の情報)が入力される。図1と異なり、位相トラッキング回路20Aは位相回転量平均回路26を備えていない。
図10は、位相トラッキング回路20Aにおける信号処理の流れを示したフローチャートである。図9及び図10を参照に、最初にパイロットサブキャリア抽出回路22が、入力信号からパイロットサブキャリア信号を抽出する(ステップS10)。次に、位相回転量検出回路24が抽出されたパイロットサブキャリア信号の位相回転量を検出する(ステップS12)。次に、分割回路30が記憶装置32及びAFC回路10からグループ分けに関する情報を取得し(ステップS14)、そのグループ分けに関する情報をもとに入力信号(シンボル)を複数のグループに分割する(ステップS16)。その後、位相補正回路28がステップS12で検出されたパイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、データサブキャリア信号の位相補正を行う(ステップS18)。位相補正は、ステップS16において分割されたグループごとに行う。
図11(a)及び(b)を参照に、位相トラッキング回路20Aの信号処理についてさらに詳しく説明する。図11(a)は図10のステップS16におけるグループ分け処理を説明する図であり、位相トラッキング回路20Aへの入力信号の波形を示す。図示するように、データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を合わせたサブキャリア信号には、周波数の小さい順にサブキャリア番号1〜nが付されている。また、パイロットサブキャリア信号には、周波数の小さい順にパイロット番号1〜mが付されている(m<n)。サブキャリア番号1〜n及びパイロット番号1〜mは、例えば不揮発性の半導体メモリからなる記憶装置32に記憶されている。分割回路30は、AFC回路10から入力されるシンボルの先頭位置情報に基づいて、これらの番号を実際の入力信号と対応させる。
図11(a)を参照に、パイロットサブキャリア信号Pより低い周波数のデータサブキャリア信号(サブキャリア番号1〜4)は、グループQに分類される。また、パイロットサブキャリア信号Pより高い周波数のデータサブキャリア信号(サブキャリア番号n〜n−3)は、グループQに分類される。パイロットサブキャリア信号PとPとの間のサブキャリア信号は、サブキャリア番号が6〜8のものはグループQに、9〜11のものはグループQにそれぞれ分類される。以下同様に、隣接するパイロットサブキャリア信号の周波数の平均を基準としてグループ分け処理を行う。すなわち、パイロットサブキャリア信号Pk−1とP(kはm以下の整数)との間にあるサブキャリア信号については、サブキャリア番号が(Pk−1+P)/2より小さいものをグループQk−1に、(Pk−1+P)/2より大きいものをグループQにそれぞれ分類する(Pk−1及びPは、パイロットサブキャリアPk−1及びPのそれぞれのサブキャリア番号とする)。
以上の処理により、シンボル中のデータサブキャリア信号はグループQ〜Qに分類される。図11(a)では、グループの数がパイロットサブキャリアの数と等しく、各グループに1つずつのパイロットサブキャリア信号が含まれるようにグループ分けが行われる。
図11(b)は図10のステップS18における位相補正処理を説明する図であり、グラフはパイロットサブキャリア信号P〜Pの位相回転量を示す。図9の位相補正回路28は、パイロットサブキャリア信号Pの位相回転量に基づき、グループQに含まれるデータサブキャリア信号の定常位相回転を補正する。ここではパイロットサブキャリア信号Pの位相回転量が25°であるため、グループQの位相回転量は−25°修正される。以下、同様にグループQ〜Qについても、パイロットサブキャリア信号P〜Pをもとに位相回転を補正する。
以上のように、図9に記載の位相トラッキング回路20Aは、データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号を複数のグループに分割する分割手段(分割回路30)と、パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づきデータサブキャリア信号の位相を補正する補正手段(位相補正回路28)とを有する。グループ分けの際には、各グループにつきパイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるようにグループ分けを行い、データサブキャリアの位相補正は、同一のグループに含まれるパイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づいて行う。定常位相回転の補正をグループごとに行うことで、パイロットサブキャリア信号とデータサブキャリア信号との間における位相回転量のミスマッチを低減することができる。これにより、同一シンボル内におけるサブキャリア信号の位相回転量のばらつきが大きい場合であっても、残留周波数誤差及び位相雑音の影響による受信特性の劣化を抑制することができる。特に、実施例1のように各グループにつきパイロットサブキャリ信号が1つずつ含まれるようにグループ分けを行った場合は、後述する実施例2に比べてパイロットサブキャリア信号とデータサブキャリア信号とのミスマッチをさらに低減することができるため、受信特性の劣化をさらに抑制することができる。
また、図10に記載の信号処理方法は、データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号を、各グループにつきパイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように複数のグループに分割するステップ(ステップS16)と、パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれるデータサブキャリア信号の位相を補正するステップ(ステップS18)とを含む。図9の位相トラッキング回路20Aは、図10の信号処理方法を実現するための回路構成の一例であり、図10の信号処理方法は他の回路または装置よって実現されてもよい。また、図10のステップS16及びS18を含む信号処理は、プログラムに記述して所定の記憶手段(例えば、無線受信機内の不揮発性メモリ)に記憶させることができる。これにより、プログラムを必要に応じて記憶手段から読み出すことで、上記の処理を無線受信機に実行させることができる。
実施例2は、1つのグループにつきパイロットサブキャリア信号が2つ以上含まれるようにグループ分けを行う例である。図12は、実施例2に係る無線受信機における復調器部分の構成を示した図である。図9(実施例1)と共通の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図12の構成は、位相トラッキング回路20Bの構成が図9に示す位相トラッキング回路20Aと異なる。位相トラッキング回路20Bは、図1に示したものと同じ位相回転量平均回路26を有する。位相回転量平均回路26には、位相回転量検出回路24及び分割回路30の出力が入力される。位相回転量平均回路26の出力は、位相補正回路28へ入力される。
図13は、位相トラッキング回路20Bにおける信号処理の流れを示したフローチャートである。図12及び図13を参照に、最初に分割回路30が、記憶装置32及びAFC回路10からグループ分けに関する情報を取得し(ステップS20)、そのグループ分けに関する情報をもとに入力信号(シンボル)を複数のグループに分割する(ステップS22)。次に、パイロットサブキャリア抽出回路22が、入力信号からパイロットサブキャリア信号を抽出する(ステップS24)。次に、位相回転量検出回路24が抽出されたパイロットサブキャリア信号の位相回転量を検出する(ステップS26)。次に、位相回転量平均回路26が、ステップS22において分割されたグループごとに、ステップS26において検出されたパイロットサブキャリアの位相回転量を平均する(ステップS28)。最後に位相補正回路28が、ステップS28で算出されたグループごとのパイロットサブキャリア信号の平均位相回転量に基づき、データサブキャリア信号の位相補正を行う(ステップS30)。位相補正は、ステップS22において分割されたグループごとに行う。
図14(a)及び(b)を参照に、位相トラッキング回路20Bの信号処理についてさらに詳しく説明する。図14(a)は図13のステップS22における分割処理を説明する図であり、位相トラッキング回路20Bへの入力信号の波形を示す。図11(a)と同じく、サブキャリア信号にはサブキャリア番号1〜nが、パイロットサブキャリア信号にはパイロット番号1〜mがそれぞれ付されている(m<n)。
図14(a)を参照に、パイロットサブキャリア信号P及びPを含むサブキャリア番号1〜15のサブキャリア信号が、同一のグループRに分類される。すなわち、図11(a)におけるグループQ及びQが、同一のグループRとなる。同様に、図11(a)において隣接するグループであるQk−1及びQ(kはm以下の整数)が、同一のグループRk/2に分類される。以上の処理により、シンボル中のデータサブキャリア信号はグループR〜Rm/2に分類される。図11(a)と異なり、図14(a)では各グループに2つずつのパイロットサブキャリア信号が含まれるようにグループ分けが行われる。
図14(b)は、図13のステップS28における平均化処理及びステップS30における位相補正処理を説明する図であり、グラフはパイロットサブキャリア信号P〜Pの位相回転量を示す。図12の位相回転量平均回路26は、同一のグループに含まれるパイロットサブキャリア信号の位相回転量を平均する。例えば、グループRに含まれるパイロットサブキャリア信号P及びPの位相回転量を平均してグループRの平均位相回転量P’を算出する。ここでは、Pの位相回転量が25°、Pの位相回転量が15°であるため、P’の値は(25°+15°)/2=20°となる。以下、同様に同一グループ内の隣接するパイロットサブキャリア信号同士を平均して、グループごとの位相回転量P’〜Pm/2’を求める。
図12の位相補正回路28は、位相回転量平均回路26により求められた平均位相回転量量P’〜Pm/2’に基づき、グループR〜Rm/2のそれぞれに含まれるデータサブキャリア信号の定常位相回転を補正する。例えば、グループRの平均位相回転量は20°であるため、グループRに含まれるデータサブキャリア信号(サブキャリア番号1〜15)の位相回転量は−20°修正される。
以上のように、図12(実施例2)に記載の分割回路30は、各グループにつき2つのパイロットサブキャリア信号が含まれるようにシンボルのグループ分けを行う。これにより、実施例1に比べてグループの数を少なくすることができるため計算量を小さくすることができ、信号処理をさらに高速化することができる。なお、シンボルのグループ分けの方法は実施例1及び実施例2に限定されるものではない。例えば、1つのグループにパイロットサブキャリア信号が3つ以上含まれるようにグループ分けを行ってもよい。また、それぞれのグループに含まれるパイロットサブキャリア信号の本数が異なっていてもよい。
また、図12に記載の位相補正回路28は、同一グループに含まれるパイロットサブキャリア信号の位相回転量の平均に基づいて、データサブキャリア信号の位相補正を行う。上記以外でも、平均位相回転量を用いずに、グループ内における任意の(1つの)パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき位相補正を行ってもよい。ただし、1つのグループに2以上のパイロットサブキャリア信号が含まれる場合は、平均位相回転量を用いたほうがグループごとの定常位相回転をより正確に補正することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。例えば、実施例1または2に記載の無線受信機を、OFDM変調方式の無線送信機と組み合わせて無線通信システムを構成してもよい。
以下に付記する。
(付記1)データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号を、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割する分割手段と、
前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正する補正手段と、
を具備することを特徴とする位相トラッキング回路。
(付記2)前記分割手段は、各グループにつき1つの前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする付記1に記載の位相トラッキング回路。
(付記3)前記分割手段は、各グループにつき2以上の前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする付記1に記載の位相トラッキング回路。
(付記4)前記補正手段は、前記各グループに含まれる前記2以上のパイロットサブキャリア信号のそれぞれの前記位相回転量の平均に基づき、前記データサブキャリア信号の位相を補正することを特徴とする付記3に記載の位相トラッキング回路。
(付記5)付記1から4のうちいずれか1項に記載の位相トラッキング回路を具備することを特徴とする無線受信機。
(付記6)データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号を、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割するステップと、
前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップと、
を有することを特徴とする信号処理方法。
(付記7)前記入力信号を分割するステップは、各グループにつき1つの前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする付記6に記載の信号処理方法。
(付記8)前記入力信号を分割するステップは、各グループにつき2以上の前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする付記6に記載の信号処理方法。
(付記9)前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップは、前記各グループに含まれる前記2以上のパイロットサブキャリア信号のそれぞれの前記位相回転量の平均に基づき、前記データサブキャリア信号の位相を補正することを特徴とする付記8に記載の信号処理方法。
(付記10)無線受信機に対し、
データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号を、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割するステップと、
前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップと、
を実行させるためのプログラム。
図1は比較例に係る無線受信機の構成を示すブロック図である。 図2は比較例における送信信号の波形を示す図である。 図3は図1のFFT回路12の出力信号を示す図である。 図4は図1のチャネル等化回路14の出力信号を示す図である。 図5は図1のパイロットサブキャリア抽出回路22の出力信号を示す図である。 図6は図1の位相回転量検出回路24における位相回転量の検出方法を説明するための波形図である。 図7は図1の位相補正回路28の出力信号を示す図である。 図8は比較例におけるパイロットサブキャリア信号の位相回転量の例を示す図である。 図9は実施例1に係る無線受信機の構成を示すブロック図である。 図10は実施例1に係る無線受信機の信号処理の流れを示したフローチャートである。 図11は実施例1に係る無線受信機の信号処理を詳細に説明するための波形図である。 図12は実施例2に係る無線受信機の構成を示すブロック図である。 図13は実施例2に係る無線受信機の信号処理の流れを示したフローチャートである。 図14は実施例2に係る無線受信機の信号処理を詳細に説明するための波形図である。
符号の説明
10 AFC回路
12 FFT回路
14 チャネル等化回路
20 位相トラッキング回路
22 パイロットサブキャリア抽出回路
24 位相回転量検出回路
26 位相回転平均回路
28 位相補正回路
30 分割回路
32 記憶装置

Claims (5)

  1. データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号中のシンボルを、無線送信機との間でキャリア周波数の同期を行う自動周波数誤差補正回路から入力されるグループ分けに関する情報に基づいて、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割する分割手段と、
    前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正する補正手段と、
    を具備することを特徴とする位相トラッキング回路。
  2. 前記分割手段は、各グループにつき1つの前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする請求項1に記載の位相トラッキング回路。
  3. 前記分割手段は、各グループにつき2以上の前記パイロットサブキャリア信号が含まれるように、前記入力信号を前記複数のグループに分割することを特徴とする請求項1に記載の位相トラッキング回路。
  4. データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号中のシンボルを、無線送信機との間でキャリア周波数の同期を行う自動周波数誤差補正回路から入力されるグループ分けに関する情報に基づいて、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割するステップと、
    前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップと、
    を有することを特徴とする無線受信機の信号処理方法。
  5. 無線受信機に対し、
    データサブキャリア信号及びパイロットサブキャリア信号を含む入力信号中のシンボルを、無線送信機との間でキャリア周波数の同期を行う自動周波数誤差補正回路から入力されるグループ分けに関する情報に基づいて、各グループにつき前記パイロットサブキャリア信号が少なくとも1つ以上含まれるように、複数のグループに分割するステップと、
    前記パイロットサブキャリア信号の位相回転量に基づき、前記パイロットサブキャリア信号と同一のグループに含まれる前記データサブキャリア信号の位相を補正するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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