JP4927641B2 - 配線・配管材の固定装置及び固定方法 - Google Patents

配線・配管材の固定装置及び固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、ケーブル等の配線や、内部にケーブル等を収容して保護する電線管、給水管、蒸気管等の配管を建物の壁面等に沿って配線、配管するために構造物等の造営材に固定される配線・配管材の固定装置及び固定方法に関するものである。
従来より、この種の配線・配管材を工場、構内、倉庫等の建物の壁面、天井面などに沿って配線、配管するために鉄筋、鉄骨構造物等の造営材に固定される固定装置が用いられている。この固定装置は、一般に、配線・配管材を支持する支持具と、造営材に固定される固定具とで構成され、例えば、実登3021155号公報等に掲載されている。
図9は従来の固定装置を示し、図において、固定装置41は、造営材2に固定される固定具42と、2分割体からなり、配管材である電線管4を両側から挟んで支持するとともに固定具42に連結固定される支持具43とで構成されている。前記固定具42は、コ字板状に形成され、円形状の係止孔44を備え、対向する一方の板状部45に開設されたねじ孔45aに螺着された固定ボルト31と他方の板状部46とで把持することによって造営材2のフランジ2a等に固定されるようになっている。一方、前記支持具43は2分割された円弧帯板部材43a及び円弧帯板部材43bの各々の一端部に、前記固定具42の係止孔44に挿入され係止される係止爪47が設けられている。また、支持具43は、他端部相互を連結ボルト32を介して締付けて近接させることにより、電線管4を両側から挟持するとともに、前記一端部に設けられた一対の係止爪47が拡開し固定具42の係止孔44の周壁面44aに圧接係止することによって該固定具42に連結固定されるようになっている。
このように構成された固定装置41は、固定具42を造営材2に固定し、支持具43の係止爪47を固定具42の係止孔44に係止させ、該支持具43を固定具42に連結固定するとともに、支持具43で電線管4を挟持することにより、これを建物の壁面、天井面などに沿って配管することができる。
実登3021155号公報(図6)
しかし、従来の固定装置41は、これを使用して電線管4を壁面等に沿って配線、配管するに際し、固定具42を造営材2に固定した後、支持具43を固定具42に連結固定するときに、支持具43の一対の円弧帯板部材で電線管4を挟持してから固定具42に連結固定することはできなかった。支持具43の一対の円弧帯板部材の端部に設けられたフランジに挿通された連結ボルト32を回動して締付けることにより、支持具43の一端部に設けた一対の係止爪47は互いに反対側に拡開してその外周縁相互の間隔が大きくなり、その状態では一対の係止爪47を対向した状態で固定具42の係止孔44内に挿入することはできないからである。なお、固定具42の係止孔44を著しく大きなものとすれば係止爪47の挿入は可能となるが、固定具42自体の強度、剛性が著しく低下してしまう。
そこで、固定具42を造営材2に固定した後、支持具43を固定具42に連結固定するときには、まず、支持具42のいずれか一方の円弧帯板部材の係止爪47を固定具42の係止孔44に挿入し、次に、前記一方の円弧帯板部材に電線管4をあてはめた後、これらの一方の円弧帯板部材と電線管4とを手で把持しつつ他方の係止爪47を固定具42の係止孔44内に挿入する。その後、他方の円弧帯板部材を電線管4の他方側からあてはめ、両側から電線管4を挟んでから、両円弧帯板部材の他端部の一対のフランジに設けた挿通孔、ねじ孔に連結ボルト32を挿通し、回動して締付けることによりフランジ相互を近接させる。これにより、円弧帯板部材の一端部の一対の係止爪47は互いに反対方向に拡開し、固定具42の係止孔44の周壁面44aに圧接し係止されて該固定具42に連結固定されるとともに、電線管4は支持具43によって強固に挟持され支持されることとなる。
ところが、支持具43はこのようにして電線管4を支持し、固定具42に連結固定されるものであるから、常に両手を使用して、一対の円弧帯板部材の係止爪47を片方ずつ順に固定具42の係止孔44内に挿入しつつ電線管4を挟持しなければならず、係止爪47の係止孔44内への挿入動作と電線管4の挟持動作とが混在し、これらの作業を一体的に行なわねばならなかった。そして、これらは全て造営材2への設置箇所の小さいスペースで行なわねばならないから、固定装置41の造営材2への設置は大変面倒で作業しにくいものであった。そして、その故に、固定装置41の設置箇所が高所にある場合は、危険性をも伴った。
そこで、本発明は、支持具で配線・配管材を支持し、支持具を固定具に連結固定する作業を楽にかつ円滑に行なうことができる配線・配管材の固定装置及び固定方法の提供を課題とするものである。
請求項1の配線・配管材の固定装置は、係止孔を備え、造営材に固定される固定具と、2分割体からなり、配線・配管材を両側から挟んで支持し、各々の一端部にこれを折り返し互いに対向するよう設けられてなる一対の係止爪が前記固定具の係止孔に挿入され互いに反対方向に拡開して該係止孔の周壁面に圧接し係止されることによって該固定具に連結固定される支持具とを備え、更に、前記2分割体の各々の他端部に互いに対向するように設けられたフランジに挿通され、回動し締付けることにより前記他端部相互を近接させて支持具で配線・配管材を挟持せしめる連結ボルトを備えている。前記支持具の係止爪は、各分割体の一端部を折り返し、その折り返し端部に鍔部が形成されてなり、前記鍔部は、その外周縁が固定具の係止孔に対応した形状に形成されているとともに、その突出長さは、前記配線・配管材が仮保持され、一対の係止爪が互いに近接した状態で、前記固定具の係止孔に挿入可能な大きさに形成されている。そして、前記連結ボルトは、前記配線・配管材が両側から仮保持され、一対の係止爪が互いに当接し、2分割体の他端部間が最大に拡開した状態で、前記2分割体の他端部間に架け渡されて挿通可能な軸長に形成されている。
ここで、配線・配管材の仮保持とは、支持具の2分割体で配線・配管材を両側から挟んで緩めに支持した状態を意味し、前記支持具で配線・配管材を最終的に強固に支持するのは、一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入し、係止させた後である。
一対の係止爪は互いに近接した状態で、固定具の係止孔に挿入されるものであるから、一対の係止爪は互いに当接した状態で係止孔に挿入可能であることは必要であるが、更に、一対の係止爪が互いに近接した状態においても係止孔に挿入可能であってもよい。
前記固定装置は、例えば、後述するように、係止爪を固定具の係止孔に対応した形状に形成し、或いは係止爪に形成された鍔部を所定の大きさに形成するなどの手段によって、配線・配管材を両側から仮保持した状態で、一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入することが可能となる。
通常、支持具の2分割体で配線・配管材を挟み、2分割体の他端部相互を連結ボルト等を介して近接させると、2分割体の反対側の各一端部に設けられた一対の係止爪は互いに反対側に拡開し、一対の係止爪の外周縁の間隔は拡大するので、その拡開状態では一対の係止爪を対向させてそのまま固定具の係止孔内に挿入することはできない。
しかし、請求項1の固定装置は、前述のように、配線・配管材が両側から仮保持され、一対の係止爪が互いに近接した状態で、一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入可能に形成されている。したがって、固定具を造営材に固定した後、配線・配管材を支持具によって仮保持し、その後、その仮保持した状態で、支持具の係止爪を固定具の係止孔に挿入し、係止させ、最終的に、配線・配管材を本締めすることができるため、係止爪の固定具の係止孔内への挿入動作と配線・配管材の挟持動作とは混在せず、各々の操作を個別に行なうことができ、片手で配線・配管材と支持具とを把持することもでき、作業性が向上する。
請求項2の配線・配管材の固定装置は、特に、2分割体の一方のフランジに、連結ボルトが挿通する挿通孔が開設され、前記2分割体の他方のフランジに、前記連結ボルトが螺着するねじ孔が形成され、前記挿通孔は、長孔に形成されている。ここで、配線・配管材が支持具の2分割体によって両側から緩んだ状態で仮保持されたときに、2分割体の他端部に設けられた一対のフランジは斜めの状態で対向することになる。一方、2分割体の他方のフランジには、ねじ孔が形成されており、連結ボルトを螺着すると、この他方のフランジに対して垂直状態に貫通する。しかし、この請求項3によれば、この両フランジに挿通された連結ボルトは長孔内を長手方向に移動できるので、連結ボルトを両フランジに無理なく架け渡して挿通することができる。このため、挿通孔が単なる丸孔で形成されている場合は、斜めに対向した状態の両フランジ間に連結ボルトを架け渡すと、無理な力が加わってフランジがこじられて変形することがあるが、長孔の形成によりそれを回避することができる。
請求項3の配線・配管材の固定装置は、2分割体の両方のフランジに、連結ボルトが挿通する挿通孔が形成され、連結ボルトは、ナットを用いて支持具の両他端部に取付けられる。
請求項4の配線・配管材の固定方法は、請求項1に記載された固定具を造営材に固定した後、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された2分割体からなる支持具のフランジに請求項1に記載された連結ボルトを挿通して支持具で配線・配管材を両側から仮保持し、次いで、前記配線・配管材が仮保持され、前記支持具の一対の係止爪が互いに近接した状態で、前記一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入する。そして、次に、前記連結ボルトを回動し締付けて前記支持具の他端部相互を近接させることにより、前記一対の係止爪を互いに反対方向に拡開し、前記固定具の係止孔の周壁面に圧接、係止させて、該支持具を該固定具に連結固定するとともに、前記支持具で前記配線・配管材を強固に支持するものである。
請求項1の発明は、固定装置が、配線・配管材が両側から仮保持され、一対の係止爪が互いに近接した状態で、一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入可能に形成されているから、係止爪の固定具の係止孔内への挿入動作と配線・配管材の挟持動作とを別個に行なうことができ、造営材に設置する箇所の小さいスペースにおいて、固定装置を楽にかつ円滑に設置し、配線・配管材を配線、配管することができる。特に、固定装置の設置箇所が高所である場合にその効果は大きい。
そして、連結ボルトを介して支持具で配線・配管材を簡単に仮保持することができ、支持具の一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入し易くなり、固定装置を楽にかつ円滑に設置することができる。
請求項2の発明は、2分割体の一方のフランジに連結ボルトが挿通される挿通孔が長孔に形成されているので、連結ボルトを両フランジに無理なく架け渡して挿通することができ、フランジの変形を防止できる。これにより、連結ボルトで支持具の他端部相互を確実に近接させて配線・配管材を強固に支持することができる。
請求項3の発明は、2分割体の両方のフランジに、連結ボルトが挿通する挿通孔が形成され、連結ボルトはナットを用いて支持具の両他端部に取付けられるので、フランジには長孔やねじ孔を設けることなく、単に連結ボルトが挿通する丸孔を形成すればよい。これにより、支持具を安価に形成できる。
請求項4の発明は、支持具の係止爪の固定具の係止孔内への挿入動作と配線・配管材の挟持動作とを別個に行なうことができるので、請求項1と同様に、造営材への設置箇所の小さいスペースにおいて、固定装置を楽にかつ円滑に設置することができる。
そして、特に、2分割体からなる支持具のフランジに連結ボルトを挿通することにより、配線・配管材を簡単に仮保持することができ、支持具の一対の係止爪を固定具の係止孔に挿入し易くなり、固定装置を楽にかつ円滑に設置することができる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の実施形態の固定装置を示し、図2は図1の固定具と支持具との連結固定の状態を、図3は固定具の係止孔と支持具の係止爪との係止状態を示す。
図1乃至図6において、固定装置1は、造営材2に固定される固定具11と、2分割体からなり、前記固定具11に連結固定されるとともに、配線・配管材を両側から挟んで支持する支持具21とを備えて成る。固定具11には、正八角形状の係止孔18が形成されている。また、支持具21は各分割体の一端部に、配線・配管材に組付け後に互いに対向し、固定具11の係止孔18に挿入され、その周壁面に圧接係止する係止爪24が設けられている。ここで、本実施形態で適用する配線・配管材は、長尺で可撓性を有し、内部にケーブル等の電線を収容して保護する断面円形の波付電線管3であって、環状山部と環状谷部とが交互に形成され、外周面が凹凸状をなしており、比較的大径のものを対象としている。
前記固定装置1をより詳細に説明すると、まず、前記固定具11は、図4に示すように、鋼板等の金属板材を折曲げ加工して全体が略コ字板状に形成されており、平板をコ字板状に折曲形成してなる板状部の幅方向の両端部にこれと直交して固定具11の内部側に立設するフランジ15が全長に至って突設され、また、板状部とフランジ15との境界部分にはリブ16が全長に至って設けられ、全体の剛性を大きくしている。固定具11において対向する一方の板状部12のほぼ中央には固定ボルト31が螺着されるねじ孔17が開設されている。そして、対向する他方の板状部13及び対向する両板状部間にあってこれらを連結する連結板状部14の各中央には正八角形状に形成された係止孔18が開設されている。更に、他方の板状部13の両端部に立設されたフランジ15の先端面は鋸歯状に形成されている。この固定具11は、対向する一方の板状部12のねじ孔17に螺着された固定ボルト31と他方の板状部13のフランジ15とで造営材2のフランジ2a等を把持することによってその造営材2に固定されるようになっている。
次に、前記支持具21は、図5及び図6に示すように、金属製であって円弧帯板状に形成された長尺の円弧帯板部材22と短尺の円弧帯板部材23との2分割体からなり、両円弧帯板部材を組み付けると環状の帯板部材が形成され、波付電線管3を両側から挟持して支持できるようになっている。前記円弧帯板部材の各々の一端部は幅がテーパ状に狭く形成されており、更にその先端側には互いに反対側に折り返されて固定具11の係止孔18内に挿入、係止される係止爪24が形成されている。これらの各係止爪24は固定具11の係止孔18の周壁面19に互いに反対方向に圧接する一対の係止爪を形成している。各係止爪24は折り返される折曲部25においてその外面25aが固定具11の係止孔18の周壁面19に圧接されるものとなっており、この折曲部25は、係止孔18の周壁面19との圧接部ともなっている。各円弧帯板部材には円弧方向に沿って補強用のリブ26が設けられている。但し、このリブ26は支持具21が小型のものなど一定の場合は不要とすることができる。
更に、折曲部25は、固定具11の係止孔18の形状に対応して2箇所で所定の傾斜角度に折曲されており、本実施形態では、傾斜角度は、係止孔18が正八角形状に形成されているので、約45°に設定されている。係止爪24の折曲部25より更に先端部分は鍔部24aが形成されており、この鍔部24aは、折曲部25と同様に、係止孔18の形状に対応して2箇所で所定の傾斜角度に折曲され、本実施形態では、その傾斜角度は約45°に設定されている。
また、係止爪24の鍔部24aにおいて、図5(d)及び図6(d)に示す折り返し方向の突出長さPは、少なくとも、波付電線管3が仮保持され、一対の係止爪24が互いに当接した状態で、固定具11の係止孔18に挿入可能な大きさに形成されている。ここで、一対の係止爪24の鍔部24aは、固定具11の係止孔18に対して垂直方向から挿入されるとは限らず、傾斜させて斜め方向から挿入されてもよい。要するところ、鍔部24aの突出長さPは、係止爪24が互いに当接して対向した状態で係止孔18に挿入さえできれば、その挿入方向は問わない。
一方、各円弧帯板部材の他端部は外方向に折曲され、その先端部にはフランジ27が形成されている。各フランジ27は対向する一対のフランジを形成しており、支持具21が波付電線管3を挟持したときは、互いに平行状態となるように設定されている。更に、いずれか一方の、本実施形態では、長尺の円弧帯板部材22側のフランジ27の中央には連結ボルト32が挿通される長孔27aが形成され、いずれか他方の、本実施形態では、短尺の円弧帯板部材23のフランジ27における前記一方のフランジ27の長孔27aと対向する位置には連結ボルト32が螺着するねじ孔27bが形成されている。
ここで、連結ボルト32は、図7を参照して、その軸長L2は、少なくとも、波付電線管3が仮保持され、一対の係止爪24が互いに当接し、円弧帯板部材22及び円弧帯板部材23の他端部間が最大に拡開して、一対のフランジ27の間隔L1が最大に拡張した状態で、円弧帯板部材22及び円弧帯板部材23の他端部間である一対のフランジ27間に架け渡されて挿通可能な長さに形成されている。これにより、支持具21は、その他端部間が連結ボルト32を介して連結され、波付電線管3が仮保持された状態で、一対の係止爪24を固定具11の係止孔18内に挿入することができる。なお、図7は、一対の係止爪24は互いに近接する状態で固定具11の係止孔18に挿入されるものを示している。
支持具21は、このように形成され、一対の係止爪24が固定具11の係止孔18に挿入された後、円弧帯板部材22のフランジ27の長孔27aに挿通されかつ円弧帯板部材23のねじ孔27bに螺着された連結ボルト32を締付けてフランジ27相互を近接させることにより、係止爪24の折曲部25が互いに反対方向に拡開し、固定具11の係止孔18の周壁面19に圧接係止して、固定具11に連結固定されるとともに、波付電線管3を両側から挟んで支持するようになっている。
次に、このように構成された固定装置1を使用して波付電線管3を建物の壁面に沿って配管する方法を説明する。
まず、固定具11の対向する一方の板状部12のねじ孔17に固定ボルト31を螺着し、造営材2のフランジ2a等を固定ボルト31の先端と、対向する他方の板状部13の鋸歯状に形成されたフランジ15とで把持することによって固定具11を造営材2に固定する。なお、固定具11の係止孔18は板状部13及び連結板状部14に各1個設けられているので、固定具11は造営材2に対して2方向に取付けることができる。
次に、支持具21の2分割された円弧帯板部材を波付電線管3の外面の両側から挟んで波付電線管3を所定の配列方向に緩んだ状態で仮保持しつつ、連結ボルト32を円弧帯板部材22のフランジ27の長孔27aに挿通し、円弧帯板部材23のねじ孔27bに螺着する。ここで、片手で支持具2の両円弧帯板部材と波付電線管3とを把持しつつ、図7に示すように、一対の係止爪24が互いに近接する方向に両円弧帯板部材を回動させると、他端部相互は最大またはそれに近い状態に拡開し、一対のフランジ27はその間隔L1が最大またはそれに近い大きさに離間する。
一方、連結ボルトは、その軸長L2が、少なくとも、一対の係止爪24が互いに当接し、一対のフランジ27の間隔L1が最大に拡張された状態で一対のフランジ27間に挿通可能な長さに形成されているので、図7に示すように、円弧帯板部材22及び円弧帯板部材23の各他端部に架け渡される。このとき、長尺の円弧帯板部材22のフランジ27に設けられた連結ボルト32の挿通孔は長孔27aで形成されている。このため、一方がねじ孔に形成され、フランジに対して連結ボルトは垂直状態に貫通し、かつ、一対のフランジ27が傾斜状態で拡開しているときも、連結ボルト32は長孔27a内を長手方向に移動できるので、連結ボルト32を両フランジ27に無理なく架け渡して挿通することができる。これにより、斜めに開いた状態の両フランジに無理な力が加わってフランジがこじられ変形するのを防止できる。
このようにして、波付電線管3は連結ボルト32を介して支持具21に仮保持され、波付電線管3及び支持具21は一体に仮組付けされる。
次に、図7に示すように、波付電線管3が連結ボルト32を介して支持具21により仮保持され、かつ、片手で支持具21の両円弧帯板部材と波付電線管3とを把持しつつ両円弧帯板部材を回動することにより、一対の係止爪24における鍔部24aの外周縁24bの間隔W2が最小またはそれに近い大きさとなっている状態で、一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に向けて挿入する。このとき、一対の係止爪24は当接または近接して対向する状態で、係止孔18に向けて垂直方向に挿入してもよいし、傾斜させて一方の鍔部24aの外周縁24bを先に斜め方向から挿入することもできる。
ここで、図4(a)及び図7に示す係止孔18の正八角形状の対辺間隔W1は、一般には、一対の鍔部24aの外周縁24bの間隔W2より大きく形成されるが、必ずしもこれに限られない。即ち、一対の鍔部24aを傾けて斜め方向から係止孔18に挿入する場合は、一方の鍔部24aの外周縁24bを先に斜め方向から挿入して係止孔18の片側に押し寄せることにより、他方の鍔部24aを挿入できるスペースが確保され、その挿入が可能となるので、係止孔18の対辺間隔W1は一対の鍔部24aの外周縁24bの間隔W2より僅かに小さく形成することもできる。図8は一対の係止爪24を係止孔18に挿入した直後の状態を示す。
一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入したら、図2の矢印で示すように、連結ボルト32を回動し締付けてフランジ27相互を近接させると、係止爪24の折曲部25は、図2及び図3の矢印で示すように、互いに反対側に拡開する方向の力を受け、連結ボルト32の締付力に対応して固定具11の係止孔18の周壁面19に強く圧接され、係止される。これにより、支持具21は固定具11に強固に連結固定される。同時に、波付電線管3は支持具21の円弧帯板部材22及び円弧帯板部材23によって両側から強固に挟持され、支持具21に安定して支持される。
なお、上記手順において、固定具11を造営材2に固定する作業は、連結ボルト32を介して支持具21で波付電線管3を仮保持してから、前記要領で一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入し、支持具21を固定具11に連結固定してから行なうことも可能である。但し、固定具11と支持具21とを把持しながら造営材2に固定しなければならないので、多少作業しにくくなる。
次に、本実施形態の固定装置1の作用を説明する。
通常、支持具11の2分割体で波付電線管3を挟み、2分割体の他端部相互を連結ボルト32を介して当接または近接させると、2分割体の反対側の各一端部に設けられた一対の係止爪24は互いに反対側に拡開し、一対の鍔部24aの外周縁24bの間隔W2は拡張するので、その拡開状態では一対の係止爪24を対向させてそのまま固定具11の係止孔18内に挿入することはできない。
しかし、本実施形態の固定装置1は、係止爪24の鍔部24aの外周縁24bが固定具11の係止孔18の正八角形状に対応した形状に形成されているとともに、その突出長さPは、波付電線管3が仮保持され、一対の係止爪24が互いに近接した状態で、固定具11の係止孔18に挿入可能な大きさに形成されている。これにより、波付電線管3が両側から仮保持され、一対の係止爪24が互いに近接または当接して対向する状態で、一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入することが可能となる。したがって、固定具11を造営材2に固定した後、波付電線管3を仮保持した状態で、支持具11の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入し、係止させ、次に、連結ボルト32を回動し締付けて波付電線管3を本締めすることができる。その結果、係止爪24の固定具11の係止孔18内への挿入動作と波付電線管3の挟持動作とが混在せず、各々を別個に行なうことができるため、作業性が向上し、造営材2への設置カ所の小さいスペースにおいて、固定装置1を楽にかつ円滑に造営材2に設置できる。
また、連結ボルト32は、少なくとも、波付電線管3が仮保持され、一対の係止爪24が互いに当接し、円弧帯板部材22の他端部と円弧帯板部材23の他端部とが最大に拡開した状態で、支持具21の一対のフランジ27間に架け渡されて挿通可能な軸長に形成されている。これにより、波付電線管3と支持具21とが一体化し、これらを把持して一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入し易くなる。
ところで、上記実施形態の支持具21においては、波付電線管3を両側から仮保持する手段として、連結ボルト32を用いているが、本発明を実施する場合には、必ずしもこの手段に限られるものではない。
また、上記実施形態の支持具21は、円弧帯板部材22のフランジ27に長孔27aを、円弧帯板部材23のフランジ27にねじ孔27bを形成し、連結ボルト32を挿通し取付けているが、円弧帯板部材23のフランジ27の肉厚が薄くねじ孔27bを形成することが困難な場合などにおいては、このねじ孔27bに代えて挿通孔とし、図示しないが、連結ボルト32はナットを使用してフランジ27に取付けるものとしてもよい。この場合は、フランジには長孔やねじ孔を設けることなく、単に連結ボルトが挿通する丸孔を形成すればよい。これにより、支持具を安価に形成できる。なお、この構成とした場合は、請求項3の態様に相当する。
更に、上記実施形態の固定装置1は、固定具11の係止孔18が正八角形状に形成されたものを例示しているが、本発明を実施する場合には、これに限られないことは言うまでもなく、一般的な円形状のものにも当然同様に適用でき、更に、他の多角形状のものにも適用できる。
そして、上記実施形態の支持具21は、長尺の円弧帯板部材22と短尺の円弧帯板部材23との2分割体で形成しているが、左右対称の半円形状の一対の円弧帯板部材の2分割体に形成したものであってもよい。
加えて、固定具11及び支持具21は、金属製としているが、これに限られるものではなく、強化繊維入りの硬質合成樹脂製とすることも可能である。
更に、上記実施形態の固定装置1は、配線・配管材として断面円形の波付電線管3を使用しているが、直状管や断面角形のものにも同様に適用できる。そして、可撓性を有しない配線・配管材の支持にも使用できることは言うまでもない。
なお、上記実施形態の固定装置1は、支持具21で波付電線管3を仮保持した状態で、一対の係止爪24を固定具11の係止孔18に挿入し、係止させて固定具11に連結固定しているが、波付電線管3を仮保持しない状態で、まず、一方の円弧帯板部材を波付電線管3にあてがいつつその係止爪24を係止孔18に挿入し、次に、他方の円弧帯板部材を波付電線管3にあてがって挟持しつつ他方の係止爪24を係止孔18に挿入し係止させて固定具11に連結固定することもでき、この手順で造営材2に設置することを妨げるものではない。
本発明の実施形態の配線・配管材の固定装置を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図1(b)のA−A切断線による断面図である。 図2の係止孔と係止爪との係止状態を示す支持具の底面図である。 図1の固定具を示し、(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は正面図、(d)は右側面図である。 図1の支持具の長尺の円弧帯板部材を示し、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。 図1の支持具の短尺の円弧帯板部材を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。 図1の固定具の係止孔に支持具の係止爪を挿入する直前の状態を示す正面図である。 図1の固定具の係止孔に支持具の係止爪を挿入した直後の状態を示す正面図である。 従来の配線・配管材の固定装置を示し、(a)は正面図、(b)は(a)の固定具の斜視図である。
符号の説明
1 固定装置
2 造営材
3 波付電線管
11 固定具
18 係止孔
19 周壁面
21 支持具
22、23 円弧帯板部材
24 係止爪
24a 鍔部
24b 外周縁
27 フランジ
27a 長孔
27b ねじ孔
32 連結ボルト

Claims (4)

  1. 係止孔を備え、造営材に固定される固定具と、
    2分割体からなり、配線・配管材を両側から挟んで支持し、各々の一端部に互いに対向するよう設けられてなる一対の係止爪が前記固定具の係止孔に挿入され互いに反対方向に拡開して該係止孔の周壁面に圧接し係止されることによって該固定具に連結固定される支持具と
    を備え、
    更に、前記2分割体の各々の他端部に互いに対向するように設けられたフランジに挿通され、回動し締付けることにより前記他端部相互を近接させて前記支持具で前記配線・配管材を挟持せしめる連結ボルトを備え、
    前記支持具の係止爪は、各分割体の一端部を折り返し、その折り返し端部に鍔部が形成されてなり、
    前記鍔部は、その外周縁が固定具の係止孔に対応した形状に形成されているとともに、その突出長さは、前記配線・配管材が両側から仮保持され、前記一対の係止爪が互いに近接した状態で、前記固定具の係止孔に挿入可能な大きさに形成され、
    前記連結ボルトは、前記配線・配管材が両側から仮保持され、前記一対の係止爪が互いに当接し、前記2分割体の他端部間が最大に拡開した状態で、前記2分割体の他端部間に架け渡されて挿通可能な軸長に形成されたことを特徴とする配線・配管材の固定装置。
  2. 前記2分割体の一方のフランジに、連結ボルトが挿通する挿通孔が開設され、
    前記2分割体の他方のフランジに、前記連結ボルトが螺着するねじ孔が形成され、
    前記挿通孔は、長孔に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材の固定装置。
  3. 前記2分割体の両方のフランジに、連結ボルトが挿通する挿通孔が形成され、
    前記連結ボルトは、ナットを用いて支持具の両他端部に取付けられたことを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材の固定装置。
  4. 請求項1に記載された固定具を造営材に固定した後、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された2分割体からなる支持具のフランジに請求項1に記載された連結ボルトを挿通して該支持具によって配線・配管材を両側から仮保持し、
    次いで、前記配線・配管材が仮保持され、前記支持具の一対の係止爪が互いに近接した状態で、前記一対の係止爪を前記固定具の係止孔に挿入し、
    次に、前記連結ボルトを回動し締付けて前記支持具の他端部相互を近接させることにより、前記一対の係止爪を互いに反対方向に拡開し、前記固定具の係止孔の周壁面に圧接、係止させて、該支持具を該固定具に連結固定するとともに、前記支持具で前記配線・配管材を強固に支持することを特徴とする配線・配管材の固定方法。
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