JP4927523B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両、船舶等の移動体に搭載される計器装置に関し、特に、文字板の外周縁を覆うリング部材を備えた計器装置に関する。
車両、船舶などの移動体には、各種の計測手段が計測した複数の情報を移動体の乗員に対して表示する計器装置が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の計器装置として、例えば、移動体としての車両の速度を表示する表示計器としてのスピードメータと、エンジンの回転数を表示する表示計器としてのタコメータと、燃料の残量を表示する表示計器としてのフューエルゲージと、エンジンの冷却水の温度を表示する表示計器としてのテンパラチャゲージなどを備えた車両用コンビネーションメータが用いられる。
前述した車両用コンビネーションメータは、前述した各メータ及びゲージの計器ユニットとしてのムーブメントを収容する計器ケースと、前記計器ケースの前面側(乗員側)に配される文字板と、指針と、文字板の前面側に配される見返し板と、文字板の裏面側に配される導光板と、文字板及び指針の裏面側に配され且つ導光板に光を供給する光源などを備えている。そして、ムーブメントは、それぞれ、計測量に応じて回転する出力軸を備えている。
前記文字板は、例えば、スピードメータ用文字板と、タコメータ用文字板と、フューエルゲージ用文字板と、テンパラチャゲージ用文字板と、を備えている。これらの各文字板は、互いに別体に形成されるとともに、それぞれ、車速表示用目盛、エンジン回転数表示用目盛、燃料残量表示用目盛、冷却水温度表示用目盛などが記されている。
また、前記文字板には、前記各目盛が記される外周部分に出力軸を中心に外側に向かうに従って徐々に乗員側から離れる方向或いは乗員側に近づく方向に傾斜した傾斜部が設けられており、この傾斜部には、中心から外側に向かうのに従って徐々に色が濃くなるようなグラデーション模様の着色層が設けられている。そして、この着色層上に目盛が重ねて印刷されている。
前記各文字板の車速表示用目盛等の各目盛は、乗員側から例えば夜間等の暗い時でも視認できるように、前記光源から照射される光を前記文字板に導く導光板によって、前記文字板等が照らされている。この際、計器ケース内において文字板の裏側部分にあたる部分には、光が透過するように開口部が設けられている。
前記光源は、前記計器ケース内に取り付けられたプリント配線板等と電気的に接続されており、点灯状況が制御される。この種の光源は、例えば、前記計器ケース内に設けられて、前記指針の先端方向に向かって光を出射するように配されたり、前記文字板の背面側から該文字板を照射するように配されたり、見返し板の背面側から導光板を介して前記文字板の表面側を照射するように配されている。
前述した構成の計器装置は、光源から出射された光が導光板を介して傾斜部の前面側に照射されて、目盛が記された傾斜部がリング状に発光する。この際に、傾斜部に設けられたグラデーション模様の着色層が、導光板からの光によって内側から外側に向かうに従って徐々に色が濃くなるように照らし出されて、リング状のグラデーションを帯びて視認される。このことによって、文字板に立体感を与えて、表示に立体感を持たせることで視認性及び装飾性の向上を図っていた。
特開2002−296078号公報
しかしながら、前述した構成の計器装置では、一定の新規性しか得られず、乗員に斬新感を与える表示は十分には得られなかった。また、文字板に傾斜部を設けるなど、装飾効果を得るための構造が複雑化する傾向であった。
従って、本発明の目的は、簡単な構造で装飾効果を向上させるとともに、乗員に斬新感を与えることができる計器装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、計器ケースと、前記計器ケースに取り付けられ且つ移動体の状況を示す表示部を有する文字板と、前記文字板の前記移動体の乗員側に設けられ且つ前記表示部を前記移動体の乗員側に露出する露出窓が設けられた見返し板と、を備えた計器装置において、前記露出窓の開口縁部が、前記表示部の外周部を覆い且つ前記文字板に直交する方向に所定の間隔をあけて設けられるとともに、前記表示部の外周部に所定色の文字板着色層が露出窓外部から露出窓内部に連続して設けられ且つ内側から外側に向かうに従って徐々に密度が変化する網点状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記表示部と前記文字板着色層とが、前記計器ケース内に収容された光源からの光によって光輝する構成となっていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記見返し板の前記露出窓の前記開口縁部の前記移動体の乗員側に取り付けられるリング部材を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、見返し板に設けられた露出窓の開口縁部が、文字板の表示部の外周部を該文字板に直交する方向に所定の間隔をあけて覆うように設けられて、表示部の外周部に露出窓外部から露出窓内部に連続し且つ内側から外側に向かうに従って徐々に密度が変化する網点状に形成された所定色の文字板着色層が設けられているので、文字板の表示部に奥行きを持たせることができるとともに、グラデーションを帯びて視認させ且つ文字板の表示部を見る角度によって文字板着色層の幅が変化するように視認させることができる。このため、文字板の表示部の奥行きを強調して装飾効果を向上させるとともに、新規性のある装飾効果を得ることができる。また、見返し板の露出窓の開口縁部と文字板の表示部の外周部とを間隔をあけて配して該表示部の外周部に文字板着色層を設けるだけで良く、簡単な構造で装飾効果を得ることができる。
請求項2に記載された発明によれば、表示部と文字板着色層とが光源からの光によって光輝する構成となっているので、光源から照射された光が文字板着色層を介して乗員側に出射されることによって、文字板の外縁部が所定色に光輝するように移動体の乗員に視認させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、見返し板に設けられた露出窓の開口縁部の乗員側に取り付けられたリング部材を備えているので、文字板の表示部の奥行きをさらに強調することができ、文字板の表示部の装飾効果を向上させることができる。
以上説明したように、請求項1に記載された発明によれば、文字板の表示部に奥行きを持たせることができるとともに、グラデーションを帯びて視認させ且つ文字板の表示部を見る角度によって文字板着色層の幅が変化するように視認させることができるので、文字板の表示部の奥行きを強調して装飾効果を向上させるとともに、新規性のある装飾効果を得ることができる。また、見返し板の露出窓の開口縁部と文字板の表示部の外周部とを間隔をあけて配して該表示部の外周部に文字板着色層を設けるだけで良く、簡単な構造で装飾効果を得ることができる。よって、簡単な構造で装飾効果を向上させるとともに、移動体の乗員に斬新感を与えることができる。
請求項2に記載された発明によれば、光源から照射された光が文字板着色層を介して乗員側に出射されることによって、文字板の外縁部が所定色に光輝するように移動体の乗員に視認させることができるので、文字板の表示部の装飾効果を向上させることができる。よって、移動体の乗員に斬新感を与えることができる。
請求項3に記載された発明によれば、文字板の表示部の奥行きをさらに強調することができ、文字板の表示部の装飾効果を向上させることができる。よって、移動体の乗員に斬新感を与えることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる計器装置の指針を図1乃至図6を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかる計器装置の照明構造は、図6に示す計器装置としての車両用コンビネーションメータ1に用いられる。
車両用コンビネーションメータ1は、自動車等の移動体に搭載されて、この移動体の乗員に対して該移動体の状況を表示する装置である。車両用コンビネーションメータ1は、図6に示すように、計器ケースとしてのケース31と、表示計器4と、見返し板10と、透明カバー11と、裏カバー35とを備えている。
ケース31は、合成樹脂等によって移動体の乗員側に開口部3aを有する箱状に形成されている。ケース31には、表示計器4の後述する各文字板6a,6b,6c,6dそれぞれに対応する取付面31a,31b,31c,31dが形成されている。これらの取付面31a,31b,31c,31dは、各文字板6a,6b,6c,6dの輪郭と相似形状に形成されている。そして、ケース31は、各取付面31a,31b,31c,31dそれぞれに、各文字板6a,6b,6c,6dを取り付ける。また、ケース31は、移動体の乗員側と相対する開口部3aを有する箱状に形成されている。
上記取付面31a,31b,31c,31dには、図6に示すように、後述する各指針2a,2b,2c,2dの基端部21(図1に示す)が挿入されて取り付けられる指針用開口部32a,32b,32c,32dと複数の照明用開口部33a,33b,33c,33dがそれぞれ形成されている。複数の照明用開口部33a,33b,33c,33dは、後述する各文字板6a,6b,6c,6dの表示部としての目盛・文字9a,9b,9c,9dそれぞれを照明する文字板照明用LED16が配される。
裏カバー35は、ケース31側に開口したケース状に形成されている。そして、裏カバー35の外縁にケース31が組み付けられる。
ケース31内には、図2又は図6に示すように、後述する計器ユニットとしてのムーブメント7a,7b,7c,7dや、各文字板6a,6b,6c,6d用の光源としての文字板照明用LED16や、各指針2a,2b,2c,2d用の光源としての指針照明用LED12等が収容される。ケース31内には、さらに、ムーブメント7a,7b,7c,7d、文字板照明用LED16、指針照明用LED12等と電気的に接続するプリント基板13が収容される。プリント基板13は、ケース31と裏カバー35との間に設けられて、ムーブメント7a,7b,7c,7d等の動作を制御するためのマイコン等の電子部品等が実装されている。
表示計器4は、図6に示すように、車両の速度を表示するスピードメータ4aと、エンジンの回転数を表示するタコメータ4bと、燃料の残量を表示するフューエルゲージ4cと、エンジンの冷却水の温度を表示するテンパラチャゲージ4dと、を備えている。
スピードメータ4a,タコメータ4b,フューエルゲージ4c及びテンパラチャゲージ4dには、それぞれ、計器ユニットとしてのムーブメント7a,7b,7c,7dと、指針2a,2b,2c,2dと、計器装置の文字板としての車速表示用文字板6a,エンジン回転数表示用文字板6b,燃料残量表示用文字板6c,冷却水温度表示用文字板6dと、文字板用導光板5a,5b,5c,5d等によって構成されている。
ムーブメント7a,7b,7c,7dは、それぞれ、車両に搭載された図示しない車速計測手段、エンジン回転数計測手段、燃料残量計測手段及び冷却水温度計測手段等と接続されている。ムーブメント7a,7b,7c,7dは、それぞれ、これらの計測手段が計測した計測量等に応じて回転する出力軸8a,8b,8c,8dを備えている。
指針2a,2b,2c,2dは、アクリル樹脂等の透光性を有する導光材料等から形成されている。なお、指針2a,2b,2c,2dは、互いに同等の構成であるので、以下スピードメータ4a用の指針2aを代表して説明する。
指針2aは、図2に示すように、基端部21と、基端部21から該基端部21の外周方向に向かって延びた指示部22と、を備えている。基端部21は、円盤状に形成されるとともに光源としての指針照明用LED12からの光が入射する受光部21aを備えている。受光部21aは、指針照明用LED12からの光を指示部22の先端に向かって反射する。指示部22は、基端部21から離れるのに従って徐々に細くなる錐状に形成されている。
指針2aは、基端部21がムーブメント7aの出力軸8aに取り付けられており、図2に示すように、車速表示用文字板6aの中央部に基端部21が位置した状態で取り付けられる。そして、指針2aは、ムーブメント7aの出力軸8aと一体となって回転する。指針2aは、各計測手段が計測した計測量に応じて、ムーブメント7aによって回動されて、車速表示用文字板6aに付された後述する目盛・文字9a等と協働して計測量を表示する。また、指針2aは、例えば夜間等の暗い時等において、基端部21の受光部21aに前述した指針照明用LED12からの光が入射されて、指示部22が光輝する。
計器装置の文字板としての車速表示用文字板6a,エンジン回転数表示用文字板6b,燃料残量表示用文字板6c,冷却水温度表示用文字板6dは、それぞれ、前述したケース31の取付面31a,31b,31c,31dの移動体の乗員側に取り付けられる。これらの文字板6a,6b,6c,6dの詳細な構成については後述する。
文字板用導光板5a,5b,5c,5dは、各文字板6a,6b,6c,6dの輪郭と相似形状に形成されるとともに、各文字板6a,6b,6c,6dそれぞれの背面側に配されている。各導光板5a,5b,5c,5dは、それぞれ、後述する文字板照明用LED16からの光を各文字板6a,6b,6c,6dの後述する表示部としての目盛・文字9a,9b,9c,9dに導いて、これら目盛・文字9a,9b,9c,9dを光輝させる。
前述した構成によって、表示計器4としてのスピードメータ4a,タコメータ4b,フューエルゲージ4c及びテンパラチャゲージ4dは、それぞれ、前述した計測手段が計測した計測量に応じて出力軸8a,8b,8c,8d及び指針2a,2b,2c,2dを回転させる。そして、指針2a,2b,2c,2dが、それぞれ、各文字板6a,6b,6c,6dそれぞれの目盛・文字9a,9b,9c,9dを指示することによって、移動体の乗員に対して該移動体の状況を表示する。
見返し板10は、図6に示すように、各文字板6a,6b,6c,6dの移動体の乗員側、即ち前面側に配され、ケース31に取り付けられる。見返し板10には、各文字板6a,6b,6c,6dをそれぞれ移動体の乗員に対して露出させる露出窓としてのスピードメータ露出窓10aと、タコメータ露出窓10bと、フューエルゲージ露出窓(図示せず)と、テンパラチャゲージ露出窓10dとが形成されており、表示計器4としてのスピードメータ4a,タコメータ4b,フューエルゲージ4c及びテンパラチャゲージ4d等の表示部分以外を移動体の乗員に対して遮蔽する。これらの露出窓10a,10b,10c,10dの詳細な構成については後述する。
透明カバー11は、板状に形成され且つ透明性を有する樹脂等から形成されている。透明カバー11は、見返し板10の移動体の乗員側、即ち前面側に配されている。透明カバー11は、その外縁からケース31に向かって突設された係止爪(図示せず)が設けられている。係止爪は、ケース31の係止受け溝内に収容されて係止される。
透明カバー11は、前述のように、係止爪がケース31の係止受け溝に係止された際にケース31の移動体の乗員側、即ち前面側を覆う。透明カバー11は、各文字板6a,6b,6c,6dと、後述する各リング部材40a,40b,40c,40dと、見返し板10と、を覆って車両用コンビネーションメータ1内へ埃等が侵入するのを防ぐ。
前述した文字板6a,6b,6c,6dは、互いに略同等の構造をなしているため、以下、スピードメータ用の車速表示用文字板6a(以下、単に文字板6aと呼ぶ)を代表して説明する。
文字板6aは、図6に示すように、平面形状が略円形に形成されており、その外周に沿って表示部としての車速を表示する車速表示用の目盛・文字9aが形成されている。文字板6aは、指針2aの基端部21用の開口部が設けられている。
文字板6aは、図4に示すように、透光基板61と、透光基板61の移動体の乗員側、即ち正面側に設けられた意匠印刷層62と、該意匠印刷層62の正面側に設けられた遮光層63とを有している。
意匠印刷層62は、文字板照明用LED16から導光板5aを介して出射された光を透過して車速表示用の目盛・文字9aを所定色(例えば白色)に移動体の乗員に視認させる。
遮光層63は、目盛・文字9aと後述する文字板着色層65が形成された外周部19を除いて設けられている。そして、意匠印刷層62及び遮光層63が設けられた透光基板61の前面側には、表面に傷等が付くことを防止するためのトップコート層60が設けられている。
さらに、透光基板61の背面側に拡散層64の外周に沿って、文字板着色層65が設けられている。文字板着色層65は、平面形状がドーナツ状に形成されており、見返し板10に設けられた露出窓10aよりも内側に文字板6aの径方向に外側に向かって延在して設けられている。文字板着色層65は、目盛・文字9aの外周部19を縁取るように形成されて、所定色として青色に着色されて設けられている。また、文字板着色層65は、内側から外側に向かうに従って徐々に密度が変化する網点状に形成されている。本実施例では、内側から外側に向かうに従って徐々に密度が粗くなる網点状に形成されている。
また、文字板着色層65は、透光性の材料で形成されており、文字板照明用LED16から導光板5aを介して出射された光が透過して、移動体の乗員に青色(所定色)に光輝して視認される。
前述した露出窓10a,10b,10c,10dは、互いに同等の構成であるので、以下スピードメータ露出窓10aを代表して説明する。スピードメータ露出窓10aは、図2又は図3に示すように、開口縁部25が文字板6aの表示部としての目盛・文字9aの外周部19を覆うように設けられている。即ち、開口縁部25が文字板6aの目盛・文字9aの外周部19に設けられた文字板着色層65の一部を覆うように設けられている。
また、開口縁部25には、文字板6aに向かって突出する平板部26が設けられており、この平板部26の文字板6a側の端部27が該文字板6aと所定の間隔をあけて設けられている。即ち、平板部26の端部27は、文字板6aの目盛・文字9aの外周部19に設けられた文字板着色層65と該文字板6aに直交する方向に所定の間隔をあけて設けられている。このため、文字板6aと開口縁部25の平板部26の端部27との間から露出窓10aに覆われた部分の文字板着色層65も移動体の乗員に視認される。
さらに、開口縁部25には、図2又は図3に示すように、移動体の乗員側、即ち前面側に該開口縁部25を覆うようにリング部材40aが設けられている。リング部材40aは、平面形状がリング状に形成されており、開口縁部25の前面側に取り付けられて露出窓10aの開口縁部25の前面側を覆う。そして、リング部材40aは、図6に示すように、見返し板10の移動体の乗員側、即ち、見返し板10の前面側に設けられている。
本実施形態によれば、見返し板10に設けられた露出窓10aの開口縁部25が、文字板6aの表示部としての目盛・文字9aの外周部19に青色(所定色)の内側から外側に向かうに従って徐々に密度が粗くなる網点状に形成された文字板着色層65の一部を覆うように設けられて、そして、開口縁部25の平板部26の端部27が文字板着色層65と文字板6aに直交する方向に所定の間隔をあけて設けられている。
このため、見返し板10の露出窓10aの開口縁部25と文字板6aの表示部としての目盛・文字9aとの奥行きを強調することができ、さらに、青色(所定色)が連続して徐々に変化するように見せることができるとともに、文字板6aと開口縁部25の平板部26の端部27との間から露出窓10aに覆われた文字板着色層65を移動体の乗員に視認させることができる。そして、図5に示すように、文字板の表示部に奥行きを持たせることができるとともに、グラデーションを帯びて視認させ且つ移動体の乗員がスピードメータ4aを見る角度によって文字板着色層65の幅が変化するように視認させることができる。
また、文字板着色層65が透光性の材料で形成され且つ遮光層63の設けられていない文字板6aの目盛・文字9aの外周部19に設けられて、文字板照明用LED16から導光板5aを介して出射された光が透過して、青色(所定色)に光輝するので、文字板6aの表示部としての目盛・文字9aの外周部19が青色(所定色)に光輝して移動体の乗員に視認させることができる。
さらに、見返し板10の露出窓10aの開口縁部25の乗員側に該開口縁部25を覆うように取り付けられたリング部材40aを備えているので、移動体の乗員が視認した際に、文字板6aの目盛・文字9aの奥行きをさらに強調することができる。
また、前述した実施形態では、文字板着色層65が所定色として青色で形成されているが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、赤色、黄色等の種々の色で形成されていても良い。
上述した実施形態では、スピードメータ4aについて主に説明したが、本発明では、タコメータ4b,フューエルゲージ4c,テンパラチャゲージ4dについても同様の構成とすることはもちろんである。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる計器装置の表示計器としてのスピードメータを示す斜視図である。 図1中のI−I線に沿う断面図である。 図2に示されたスピードメータの部分拡大図である。 図3の要部拡大図である。 (a)は、本発明の一実施形態にかかる計器装置の表示計器としてのスピードメータを正面から見た時の説明図であり、(b)は、スピードメータを斜めから見た時の説明図である。 本発明の一実施形態にかかる計器装置としての車両用コンビネーションメータを分解して示す斜視図である。
符号の説明
1 車両用コンビネーションメータ(計器装置)
6a 車速表示用文字板(文字板)
6b エンジン回転数表示用文字板(文字板)
6c 燃料残量表示用文字板(文字板)
6d 冷却水温度表示用文字板(文字板)
7a,7b,7c,7d ムーブメント(計器ユニット)
9a,9b,9c,9d 目盛・文字(表示部)
10 見返し板
10a スピードメータ露出窓(露出窓)
10b タコメータ露出窓(露出窓)
10c フューエルゲージ露出窓(露出窓)
10d テンパラチャゲージ露出窓(露出窓)
12 指針照明用LED(光源)
16 文字板照明用LED(光源)
19 外周部
25 開口縁部
31 ケース(計器ケース)
40a,40b,40c,40d リング部材
65 文字板着色層

Claims (3)

  1. 計器ケースと、前記計器ケースに取り付けられ且つ移動体の状況を示す表示部を有する文字板と、前記文字板の前記移動体の乗員側に設けられ且つ前記表示部を前記移動体の乗員側に露出する露出窓が設けられた見返し板と、を備えた計器装置において、
    前記露出窓の開口縁部が、前記表示部の外周部を覆い且つ前記文字板に直交する方向に所定の間隔をあけて設けられるとともに、
    前記表示部の外周部に所定色の文字板着色層が露出窓外部から露出窓内部に連続して設けられ且つ内側から外側に向かうに従って徐々に密度が変化する網点状に形成されていることを特徴とする計器装置。
  2. 前記表示部と前記文字板着色層とが、前記計器ケース内に収容された光源からの光によって光輝する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記見返し板の前記露出窓の前記開口縁部の前記移動体の乗員側に取り付けられるリング部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の計器装置。
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