JP4925886B2 - 放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、インバータ方式の放電灯点灯装置に用いられるインバータ回路及びそのインバータ回路を用いた放電灯点灯装置及び照明器具に関する。
インバータ方式の放電灯点灯装置は、インバータ回路が生成した高周波の交流電圧を放電灯に印加することにより、放電灯を点灯する。
放電灯は、寿命末期になると点灯時の等価抵抗値が増大する。これにより回路バランスが崩れ、放電灯に過大な電力が加わると、放電灯が発熱し、放電灯やソケットが溶解するなど危険な状態となる可能性がある。
このような事態を避けるため、放電灯点灯装置は、通常、放電灯に印加される電圧を検出してインバータ回路の動作を停止させる過電圧保護回路や、放電灯の寿命末期に発生する整流放電を検出してインバータ回路の動作を停止させる整流放電保護回路や、負荷の電力を一定に保つ定電力制御回路など、様々な保護回路を設けている。
特開2004−241320号公報
上述したような様々な保護回路を設けると、放電灯点灯装置の回路構成が複雑になるので、部品数が増加し、放電灯点灯装置が大型化し、製造コストが高くなる。
この発明にかかるインバータ回路は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複雑な保護回路がなくても、寿命末期などにより放電灯の等価抵抗値が増大した場合に、放電灯に過大な電力が加わるのを防ぐことを目的とする。
この発明にかかるインバータ回路は、
入力した直流電圧を放電灯に印加する交流電圧に変換するインバータ回路において、
基準電位入力端子と、
直流電圧を上記基準電位入力端子に対する電位差として入力する直流入力端子と、
上記放電灯の一方の電極の両端をそれぞれ接続する2つの第一接続端子と、
上記放電灯の他方の電極の両端をそれぞれ接続する2つの第二接続端子と、
一端を上記直流入力端子に接続した第一のスイッチング素子と、
一端を上記第一のスイッチング素子の他端に接続し、他端を上記基準電位入力端子に接続した第二のスイッチング素子と、
上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子とを交互にオンオフする制御回路と、
一端を上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子との接続点に接続し、他端を上記第一接続端子の一方に接続したチョークコイルと、
一端を上記第一接続端子の他方に接続し、他端を上記第二接続端子の一方に接続した始動コンデンサと、
一端を上記第二接続端子の他方に接続し、他端を上記基準電位入力端子に接続した結合コンデンサと、
アノードを上記基準電位入力端子に接続し、カソードを上記第二接続端子の他方に接続した第一の整流素子と、
アノードを上記第二接続端子の他方に接続し、カソードを上記直流入力端子に接続した第二の整流素子とを有することを特徴とする。
この発明にかかるインバータ回路によれば、第一の整流素子及び第二の整流素子が結合コンデンサの両端電圧を0V以上直流電圧以下に抑制するので、放電灯が寿命末期になるなどして放電灯の等価抵抗値が増大した場合でも、放電灯に印加される交流電圧が異常に大きくなることを抑え、過負荷となるのを防ぐことができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具800の構成を示す回路構成図である。
照明器具800は、放電灯点灯装置100、放電灯LAを備える。照明器具800は、商用電源などの交流電源ACから電力の供給を受けて、放電灯LAを点灯する。
放電灯点灯装置100は、直流電源回路110、制御部181、インバータ回路130を備える。
直流電源回路110は、交流電源ACから入力した交流電圧を直流電圧VINに変換する。直流電源回路110は、例えば、ダイオードブリッジと昇圧チョッパ回路とから構成される。
制御部181は、インバータ回路130の動作(例えば、予熱・始動・点灯・消灯など)を制御する制御信号を出力する。
インバータ回路130は、駆動回路151、FETQ51、FETQ52、チョークコイルL61、始動コンデンサC72、結合コンデンサC71、ダイオードD91、ダイオードD92を有する。
インバータ回路130は、直流電源回路110が出力した直流電圧VINを、基準電位入力端子bに対する直流入力端子aの電位差として入力する。なお、直流電圧VINは正であり、直流入力端子aのほうが基準電位入力端子bよりも高電位である。
インバータ回路130は、入力した直流電圧VINを交流電圧vOUTに変換する。インバータ回路130が変換した交流電圧vOUTは、第一接続端子cと第二接続端子dとの間に接続された放電灯LAに印加される。
照明器具800は、放電灯LAを着脱自在に取り付けることができるランプソケットを有する。ランプソケットは、第一接続端子c及び第二接続端子dを内蔵している。
放電灯LAは、2つの電極を有している。放電灯LAをランプソケットに取り付けることにより、2つの電極の一方が第一接続端子cに、他方が第二接続端子dに電気的に接続される。
放電灯LAの各電極は、それぞれフィラメントを有している。第一接続端子cは、2つの端子からなり、放電灯LAを接続することにより、放電灯LAのフィラメントを介して、2つの端子が電気的に接続する。第二接続端子dも同様である。
駆動回路151(制御回路)は、制御部181が出力した制御信号を入力し、入力した制御信号にしたがって、FETQ51及びFETQ52をオンオフ制御する。インバータ回路130動作時において、駆動回路151は、FETQ51及びFETQ52を交互にオンオフする。
駆動回路151がFETQ51及びFETQ52をオンオフする周波数は、制御部181からの制御信号により定まるインバータ回路130の動作モードごとに一定である。例えば、放電灯LAの点灯時の動作周波数は50kHzというように、あらかじめ周波数が決まっている。
FETQ51(第一のスイッチング素子)及びFETQ52(第二のスイッチング素子)は、例えば、NMOSFETである。
FETQ51は、ドレイン端子を直流入力端子aに接続し、ソース端子をFETQ52のドレイン端子及びチョークコイルL61の一方の端子に接続し、ゲート端子を駆動回路151に接続している。
FETQ52は、ドレイン端子をFETQ51のソース端子及びチョークコイルL61の一方の端子に接続し、ソース端子を基準電位入力端子bに接続し、ゲート端子を駆動回路151に接続している。
チョークコイルL61は、インダクタであり、一方の端子をFETQ51とFETQ52との接続点に接続し、他方の端子を第一接続端子cに接続している。
始動コンデンサC72は、一方の端子を第一接続端子cに接続し、他方の端子を第二接続端子dに接続している。
結合コンデンサC71は、一方の端子を第二接続端子dに接続し、他方の端子を基準電位入力端子bに接続している。
ダイオードD91(第一の整流素子)は、アノード端子を基準電位入力端子b及び結合コンデンサC71に接続し、カソード端子を第二接続端子d及びダイオードD92のアノード端子に接続している。ダイオードD91は、結合コンデンサC71の両端電圧が0V以下になるとオンになり導通するので、結合コンデンサC71の両端電圧が0V以下になるのを防ぐ働きをする。
ダイオードD92(第二の整流素子)は、アノード端子を第二接続端子d及びダイオードD91のカソードに接続し、カソード端子を直流入力端子aに接続している。ダイオードD92は、結合コンデンサC71の両端電圧が直流電圧VIN以上になるとオンになり導通するので、結合コンデンサC71の両端電圧が直流電圧VIN以上になるのを防ぐ働きをする。
なお、第一接続端子cの2つの端子のうち、一方には、チョークコイルL61が接続し、他方には、始動コンデンサC72が接続している。
また、第二接続端子dの2つの端子のうち、一方には、始動コンデンサC72が接続し、他方には、結合コンデンサC71、ダイオードD91、ダイオードD92が接続している。
このため、放電灯LAを接続しなければ、負荷回路が形成されない。
次に、動作について説明する。
基準電位入力端子bの電位を基準とする。
直流入力端子aの電位は、直流電源回路110が出力しインバータ回路130が入力する直流電圧VINである。
FETQ51とFETQ52との接続点の電位をv、第一接続端子cの電位をv、第二接続端子dの電位をv、チョークコイルL61の両端電圧をvL1、チョークコイルL61を流れる電流をiL1、始動コンデンサC72を流れる電流をiC2、結合コンデンサC71を流れる電流をiC1、放電灯LAを流れる電流をiLAとする。
ここで、vL1=v−v、vOUT=v−v、iL1=iC2+iLAである。また、結合コンデンサC71の両端電圧はv、始動コンデンサC72の両端電圧はvOUTである。
結合コンデンサC71を流れる電流iC1は、ダイオードD91及びダイオードD92がいずれもオフの場合、iL1と等しい。また、ダイオードD91及びダイオードD92のいずれかがオンの場合は、0になる。
図2は、この実施の形態における放電灯LA点灯中のインバータ回路130各部の電圧・電流を示す波形図である。
横軸は時刻を示し、縦軸は電圧または電流を示す。
電圧vは細線、電圧v及び電圧vは太線で示す。なお、右上がり斜線で示したのは、電圧vと電圧vとの差であり、チョークコイルL61の両端電圧vL1である。
また、電流iL1及び電流iC2は細線、電流iC1及び電流iLAは太線で示す。
時刻tにおいて、駆動回路151からの駆動信号により、FETQ51がオン、FETQ52がオフになる。これにより、電圧vは直流電圧VINと等しくなる。
チョークコイルL61の両端電圧vL1が正なので、電流iL1が増加して、始動コンデンサC72及び結合コンデンサC71を充電し、電圧v及び電圧vが上昇する。また、放電灯LAには、交流電圧vOUT=v−vが印加される。点灯中の放電灯LAは等価的に抵抗であると考えられるので、放電灯LAには、交流電圧vOUTに比例した電流iLAが流れる。
時刻tにおいて、始動コンデンサC72及び結合コンデンサC71が充電された結果、電圧vが電圧vより高くなり、チョークコイルL61の両端電圧vL1が負になる。チョークコイルL61の働きにより、電流iL1は減少に転じるが流れ続け、始動コンデンサC72及び結合コンデンサC71が更に充電されるので、電圧v及び電圧vは更に上昇する。
時刻tにおいて、電圧vが直流電圧VINに達すると、ダイオードD92がオンになり導通するので、電流iC1が0になり、電圧vは直流電圧VINを超えて上昇することはない。
時刻tにおいて、駆動回路151からの駆動信号により、FETQ51がオフ、FETQ52がオンになる。これにより、電圧vは0になる。
また、チョークコイルL61を流れる電流iL1が減少して、電流iLAより小さくなると、始動コンデンサC72を放電を始め(電流iC2<0)、電圧vが下降する。
時刻tにおいて、チョークコイルL61を流れる電流iL1が負に転じると、結合コンデンサC71が放電を始める。これにより、電圧vも下降する。
その後、結合コンデンサC71及び始動コンデンサC72は放電を続け、時刻tにおいて、電圧vが0に達すると、ダイオードD91がオンになり導通するので、電圧vdが負になることはない。
時刻tにおいて、駆動回路151からの駆動信号により、FETQ51がオン、FETQ52がオフになる。
以上の動作を繰り返すことにより、放電灯LAに交流電圧vOUTが印加される。
定常状態において、チョークコイルL61を流れる電流iL1の振幅は、右上がり斜線で示したチョークコイルL61の両端電圧vL1の面積によって定まる。
図3は、この実施の形態における寿命末期の放電灯LA点灯中のインバータ回路130各部の電圧・電流を示す波形図である。
放電灯LAは、寿命末期になると、点灯時の等価抵抗値が高くなる。
これにより、始動コンデンサC72と放電灯LAとの並列回路の容量性リアクタンス成分が大きくなる。インバータ回路130が、チョークコイルL61・始動コンデンサC72(及び放電灯LA)・結合コンデンサC71からなる負荷回路の共振周波数より高い周波数で駆動している場合、負荷回路の合成インピーダンスは、誘導性リアクタンス成分を含むので、放電灯LAの等価抵抗値が高くなると、合成インピーダンスは減少する。
このため、電流iL1が大きくなる。また、放電灯LAの等価抵抗値の上昇により、放電灯LAを流れる電流iLAは減少するので、始動コンデンサC72を流れる電流iC2が大きくなり、始動コンデンサC72の両端電圧(=vOUT)の振幅が大きくなる。
また、結合コンデンサC71を流れる電流も大きくなるが、ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより、結合コンデンサC71の両端電圧(=v)は、0V以上VIN以下の値に納まる。
このため、始動コンデンサC72の両端電圧と結合コンデンサC71の両端電圧との和である電圧vは、あまり上昇しない。その結果、電流iL1の増大も抑えられる。
次に、ダイオードD91及びダイオードD92がない場合と比較する。
図4は、対比例における放電灯LA点灯中のインバータ回路各部の電圧・電流を示す波形図である。
対比例のインバータ回路は、この実施の形態におけるインバータ回路130と比較して、ダイオードD91及びダイオードD92がない点が異なり、他の点は同じである。
なお、放電灯LAは、正常である(寿命末期ではない)ものとする。
時刻tにおいて、電圧vは直流電圧VINに達するが、ダイオードD92がないので、結合コンデンサC71の両端電圧は制限されず、VINを超えて上昇する。
時刻tにおいて、電圧vは0に達するが、ダイオードD91がないので、結合コンデンサC71の両端電圧は制限されず、0V以下にまで下降する。
上記以外の点において、対比例におけるインバータ回路の動作は、この実施の形態におけるインバータ回路130の動作と変わらない。
放電灯LAが正常な場合、電圧vがVIN以上または0V以下である期間は短いので、図2と比較して、放電灯LAを流れる電流iLAもあまり変わらない。
図5は、対比例における寿命末期の放電灯LA点灯中のインバータ回路各部の電圧・電流を示す波形図である。
寿命末期により、放電灯LAの等価抵抗値が大きくなった結果、電圧vが直流電圧VIN以上または0V以下である期間が長くなる。
そのため、図3と比較して、電圧vが著しく大きくなり、放電灯LAを流れる電流iLAも増大している。
図6は、この実施の形態におけるインバータ回路130及び対比例のインバータ回路において、放電灯LAの点灯時等価抵抗値が変化した場合の放電灯LAの消費電力の変化を示すグラフ図である。
太線はこの実施の形態におけるインバータ回路130の場合、細線は対比例のインバータ回路の場合である。
放電灯LAにおける消費電力は、放電灯LAの等価抵抗値がある程度の値に達するまでは上昇し、放電灯LAの等価抵抗値がその値を超えると減少して、最終的には0になる。
このため、放電灯LAが寿命末期になる過渡期において、消費電力が大きくなる時期が存在するが、この実施の形態におけるインバータ回路130は、ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより、消費電力の異常な増大が抑えられる。
このため、放電灯LAの寿命末期を検出する回路などを設けなくても、消費電力の異常な増大による過負荷状態とはならず、インバータ回路130を保護することができる。
以上説明した内容を、別の観点から説明する。
結合コンデンサC71に流れる電流iC1の実効値と、結合コンデンサC71に発生する電圧vの実効値との間には、iC1=j2πfC(ただし、jは虚数単位。πは円周率。fは動作周波数。Cは結合コンデンサC71の容量。)という関係がある。
ここで、結合コンデンサC71に発生する電圧vは、ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより0〜VINの間の値に抑制されているので、電圧vの実効値は、約VIN/2である。これは、放電灯LAの等価抵抗値が変化しても変わらない。
また、自励式のインバータ回路は回路バランスによって動作周波数fが変化するが、インバータ回路130は他励式であり、点灯時の動作周波数が一定に制御されているので、動作周波数fも、放電灯LAの等価抵抗値にかかわらず一定である。
したがって、結合コンデンサC71に流れる電流iC1の実効値は、放電灯LAの等価抵抗値にかかわらず一定である。
ダイオードD91及びダイオードD92がいずれもオフの場合における負荷回路の合成インピーダンスをZとすると、
Figure 0004925886
ただし、Zは、放電灯LAと始動コンデンサC72との並列回路の合成インピーダンス。Xは、チョークコイルL61と結合コンデンサC71との直列回路の合成リアクタンスで、X=2πfL−1/2πfC(Lは、チョークコイルL61のインダクタンス。)。RLAは、放電灯LAの等価抵抗値である。
電圧vの交流成分をv、電圧vの交流成分をvC1、電圧vOUTの交流成分をvとする。電圧vは矩形波なので、|v|=VIN/2である。
ダイオードD91及びダイオードD92がオフなら、負荷回路を流れる電流と結合コンデンサC71を流れる電流とは等しいので、v/Z=j2πfCC1である。したがって、
Figure 0004925886
である。
定常状態における電圧vの直流成分はVIN/2だから、VIN/2−√2|vC1|≦v≦VIN/2+√2|vC1|である。VIN/2≧√2|vc1|であれば、0≦v≦VINとなる。すなわち、|v|/|vC1|≧√2であれば、ダイオードD91及びダイオードD92はオンにならない。
そこで、|v|/|vC1|の最小値を考える。数2より、
Figure 0004925886
ここで、X4πfC>1とすると、RLAの増加に伴って、|v|/|vC1|は、単調減少する。√2<X2πfC<√2・C/Cである場合、
Figure 0004925886
のとき、|v|/|vC1|=√2となり、RLAがこの値より大きい場合に、|v|/|vC1|<√2となって、ダイオードD91及びダイオードD92がオンになる期間が生じる。
LAが数4の値より小さく、ダイオードD91及びダイオードD92が常にオフであるとすると、電圧vは、合成インピーダンスZと合成インピーダンスZとの分圧比によって定まるので、
Figure 0004925886
である。
LAにかかわらず、|v|=VIN/2で一定なので、|v|/|v|が最小のとき、|v|は最大となる。|v0|/|vL|は、RLAの増加に伴って、単調減少し、RLA→∞の極限における値|X2πfC−1|が最小値となる。
したがって、ダイオードD91及びダイオードD92がない場合において、
Figure 0004925886
である。
また、放電灯LAにおける消費電力をWLAとすると、WLA=|v/RLAだから、
Figure 0004925886
である。これは、RLA=|X/(1−X2πfC)|のとき、最大値
Figure 0004925886
をとる。
放電灯LAにおける最大消費電力を抑えるためには、これよりもRLAが小さい段階で、ダイオードD91及びダイオードD92がオンになる期間が生じる必要がある。そのため、X2πfC≦√2または
Figure 0004925886
となるように、回路定数を設計する。
ダイオードD71がオンの場合、結合コンデンサC71の両端が短絡するので、結合コンデンサC71がないものとみなすことができる。したがって、Z=Z+jX’(ただし、X’はチョークコイルL61のリアクタンスで、X’=2πfL。)である。ダイオードD92がオンの場合も、同様に考えることができる。
この場合において、
Figure 0004925886
である。また、WLAの最大値は、
Figure 0004925886
である。2πfL>1/2πfC、C>Cであるとすると、|v|の最大値及びWLAの最大値ともに、ダイオードD91及びダイオードD92がない場合よりも低く抑えられている。
次に、|v|と|vC1|との関係を考えると、
Figure 0004925886
である。|vC1|/|v|は、RLAの増加に伴って単調減少するので、
Figure 0004925886
である。
ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより、|vC1|≦VIN/2なので、
Figure 0004925886
である。
定常状態において、出力電圧vOUTの直流成分は0だから、vOUTの最大値は√2|v|である。
すなわち、放電灯LAの寿命末期時に放電灯LAの等価抵抗値が増大しても、出力電圧vOUTは、VIN×C/√2C以下に抑えられる。
これにより、特別な保護回路を用いなくても、放電灯LAの寿命末期に放電灯LAに過大な電力が供給されず、インバータ回路130に過負荷がかからない。
この実施の形態におけるインバータ回路130は、
入力した直流電圧VINを放電灯LAに印加する交流電圧vOUTに変換するインバータ回路130において、
基準電位入力端子bと、
直流電圧VINを上記基準電位入力端子bに対する電位差として入力する直流入力端子aと、
上記放電灯LAの一方の電極の両端をそれぞれ接続する2つの第一接続端子cと、
上記放電灯LAの他方の電極の両端をそれぞれ接続する2つの第二接続端子dと、
一端(ドレイン端子)を上記直流入力端子aに接続した第一のスイッチング素子(FETQ51)と、
一端(ドレイン端子)を上記第一のスイッチング素子(FETQ51)の他端(ソース端子)に接続し、他端(ソース端子)を上記基準電位入力端子bに接続した第二のスイッチング素子(FETQ52)と、
上記第一のスイッチング素子(FETQ51)と上記第二のスイッチング素子(FETQ52)とを交互にオンオフする制御回路(駆動回路151)と、
一端を上記第一のスイッチング素子(FETQ51)と上記第二のスイッチング素子(FETQ52)との接続点に接続し、他端を上記第一接続端子の一方に接続したチョークコイルL61と、
一端を上記第一接続端子cの他方に接続し、他端を上記第二接続端子dに接続した始動コンデンサC72と、
一端を上記第二接続端子dの一方に接続し、他端を上記基準電位入力端子bに接続した結合コンデンサC71と、
アノードを上記基準電位入力端子bに接続し、カソードを上記第二接続端子dの他方に接続した第一の整流素子(ダイオードD91)と、
アノードを上記第二接続端子dの他方に接続し、カソードを上記直流入力端子aに接続した第二の整流素子(ダイオードD92)とを有することを特徴とする。
この実施の形態におけるインバータ回路130によれば、ダイオードD91及びダイオードD92が結合コンデンサC71の両端電圧を0V以上直流電圧VIN以下に抑制するので、放電灯LAが寿命末期になり等価抵抗値が増大した場合でも、出力電圧vOUTが異常に大きくなるのを抑えることができるという効果を奏する。
このようなインバータ回路130を備える放電灯点灯装置100及び照明器具800は、放電灯LAの寿命末期における過負荷を防ぐための保護回路を設ける必要がないので、放電灯点灯装置100及び照明器具800を小型化することができ、放電灯点灯装置100及び照明器具800の製造コストを抑えることができるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2について、図7を用いて説明する。
図7は、この実施の形態における照明器具800の構成を示す回路構成図である。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
インバータ回路130は、更に、コンデンサC62、ダイオードD63、ダイオードD64、コンデンサC65、定電圧ダイオードZ66、コンデンサC83を有する。
コンデンサC62は、一方の端子をFETQ51とFETQ52との接続点に接続している。
ダイオードD63は、カソード端子をコンデンサC62の他方の端子に接続し、アノード端子を基準電位端子bに接続している。
ダイオードD64は、アノード端子をコンデンサC62とダイオードD63との接続点に接続している。
コンデンサC65は、一方の端子をダイオードD64に接続し、他方の端子を基準電位端子bに接続している。
定電圧ダイオードZ66(ツェナーダイオード)は、カソード端子をダイオードD64とコンデンサC65との接続点に接続し、アノード端子を基準電位端子bに接続している。
コンデンサC83は、一方の端子を第一接続端子cに接続し、他方の端子を基準電位入力端子bに接続している。
コンデンサC62及びダイオードD63は、いわゆるスナバ回路である。
FETQ51がオン、FETQ52がオフの状態から、FETQ51がオフ、FETQ52がオンの状態(あるいはその逆)に遷移するとき、FETQ51とFETQ52とが同時のオンの期間があると、直流電源回路110の出力が短絡してしまうので、駆動回路151は、FETQ51をオフにしてからFETQ52をオンにするよう制御する。FETQ51とFETQ52とが共にオフの期間は、デッドタイムと呼ばれている。
デッドタイムにおいて、チョークコイルL61を流れる電流が急激に減少すると、チョークコイルL61の両端電圧が急激に上昇する。そのため、FETQ51やFETQ52のドレイン−ソース間に大電圧が加わり、FETQ51やFETQ52が破壊されるおそれがある。
コンデンサC62は、デッドタイムにおいて、チョークコイルL61を流れる電流を補うことにより、このピーク電圧を小さくし、FETQ51やFETQ52を保護するものである。
FETQ51がオン、FETQ52がオフの状態から、デッドタイムを経て、FETQ51がオフ、FETQ52がオンの状態に遷移する場合において、コンデンサC62には、ダイオードD63を通して電流が流れ、コンデンサC62が充電される。
その後、コンデンサC62には、ダイオードD64を通して逆方向の電流が流れ、コンデンサC62が放電する。
この例では、コンデンサC62を放電する電流により、コンデンサC65を充電し、定電圧ダイオードZ66により一定の電圧値として、制御部181などに供給する直流電源電圧Vccを生成している。
ここで、コンデンサC65を放電する電流は、コンデンサC62から、ダイオードD64、コンデンサC65または定電圧ダイオードZ66を通って、基準電圧入力端子bに達し、コンデンサC83、チョークコイルL61を通って、コンデンサC62に戻ってくる。
このとき、結合コンデンサC71は、それまでFETQ51がオンだったので、直流電圧VINまで充電されている。そのため、ダイオードD91はオフ、ダイオードD92はオンの状態である。結合コンデンサC71には電流が流れていない。
コンデンサC83がない場合について考えると、コンデンサC65を放電する電流は、
基準電圧入力端子bから直流電源回路110のなかを通り、ダイオードD92、放電灯LA及び始動コンデンサC72、チョークコイルL61を通って、コンデンサC62に戻ってくる。放電経路が長いため、コンデンサC62が十分に放電されない可能性がある。
負荷回路の合成容量は、コンデンサC83を並列に接続することにより、大きくなる。インバータ回路130の駆動周波数は負荷回路の共振周波数より高いので、合成容量成分が大きくなることにより、負荷回路の合成インピーダンスZのリアクタンス成分が大きくなる。その結果、負荷回路を流れる電流の遅れ位相が大きくなり、コンデンサC62を十分に放電できるようになる。これにより、コンデンサC62及びダイオードD63からなるスナバ回路が確実に機能して、FETQ51やFETQ52を保護することができる。
この実施の形態におけるインバータ回路130は、更に、
一端を上記第一接続端子cの一方に接続し、他端を上記基準電位入力端子bに接続したコンデンサC83を有することを特徴とする。
この実施の形態におけるインバータ回路130によれば、コンデンサC83を接続することによりスナバ回路のコンデンサが確実に放電されるので、FETQ51やFETQ52を保護することができるという効果を奏する。
このようなインバータ回路130を備える放電灯点灯装置100及び照明器具800は、ダイオードD91やダイオードD92を確実に保護することができるので、放電灯点灯装置100及び照明器具800を小型化することができ、放電灯点灯装置100及び照明器具800の製造コストを抑えることができるという効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態3について、図8〜図9を用いて説明する。
図8は、この実施の形態における照明器具800の構成を示す回路構成図である。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
放電灯点灯装置100は、更に、過電圧検出部182を備える。
過電圧検出部182(保護回路)は、基準電位入力端子bに対する第一接続端子cの電位を測定し、測定した電位の最大値が所定の電圧値以上である場合に、過電圧検出信号を出力する。
過電圧検出部182が出力した過電圧検出信号は、制御部181が入力し、制御部181は、駆動回路151の動作を停止させる制御信号を出力する。
実施の形態1で説明したように、インバータ回路130は、ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより、放電灯LAが寿命末期になっても過負荷となることがないので、保護回路を設ける必要がない。
しかし、過渡期において、放電灯LAの消費電力が増大する場面があり、インバータ回路130に負担をかける。
この実施の形態におけるインバータ回路130は、これを防ぐため、過電圧検出部182を設けている。
過電圧検出部182は、第一接続端子cの電圧vを監視することにより、放電灯LAの寿命末期を検出し、電圧vの最大値が所定の電圧を超えた場合に、駆動回路151の動作を停止する。
図9は、この実施の形態におけるインバータ回路130において、放電灯LAの点灯時等価抵抗値が変化した場合の電圧vの変化を示すグラフ図である。
太線は、この実施の形態におけるインバータ回路130の場合を示す。細線は、対比のため、ダイオードD91及びダイオードD92がないインバータ回路の場合を示す。
ここに示すように、ダイオードD91及びダイオードD92の働きにより、寿命末期により放電灯LAの等価抵抗値が大きくなった場合でも、電圧vの上昇は抑えられる。
これは、インバータ回路130を保護するという点では有効であるが、電圧vにより寿命末期を検出しようとした場合には、検出が困難になるという側面がある。
そこで、この実施の形態におけるインバータ回路130では、結合コンデンサC71の容量Cと、始動コンデンサC72の容量Cとの間の関係を規定することにより、放電灯LAの寿命末期に、電圧vが所望の値になるようにし、過電圧検出部182による寿命末期の検出が確実にできるようにする。
実施の形態1で説明したように、RLA→∞の極限において、vOUT≦VIN×C/√2Cである。
=vOUT+vであり、vの最大値はVINであるから、vの最大値は、VIN+VIN×C/√2Cである。
これに対して、放電灯LAが正常点灯時の出力電圧vOUTの最大値をVLAとすると、正常点灯時におけるvの最大値は、VIN+VLAである。
したがって、結合コンデンサC71の容量Cと、始動コンデンサC72の容量Cとの比C/Cを所定の値に設定することにより、放電灯LAの寿命末期における電圧vの最大値を所望の値にすることができるので、放電灯点灯装置100の設計が容易になる。
放電灯LAの正常点灯時電圧は、部品のばらつきや周囲環境の変化などに左右され、最大で15〜20%の範囲内で変化する。
そこで、VIN×C/√2C≧1.2VLAとなるようにC及びCを設定する。
これにより、放電灯LAの寿命末期における電圧vの最大値と、正常時における電圧vの最大値との差は、VIN×C/√2C−VLA≧0.2VLAとなり、VLAに20%以内のばらつきがある場合でも、放電灯LAの寿命末期を確実に検出できる。
この実施の形態における放電灯点灯装置100は、更に、
上記基準電位入力端子bに対する上記第一接続端子cの電位vを測定し、測定した電位vの最大値が所定の電圧値以上である場合に上記制御回路(駆動回路151)の動作を停止させる保護回路(過電圧検出部182)を備え、
上記結合コンデンサC71の容量をC、上記始動コンデンサC72の容量をC、上記直流電圧の電圧値をVIN、上記放電灯LAの正常点灯時における電極間電圧の最大電圧値をVLAとして、VIN×C/√2C≧VLA×1.2であることを特徴とする。
この実施の形態における放電灯点灯装置100によれば、放電灯LAの寿命末期における電圧vの最大値を、正常時と識別可能な値としているので、過電圧検出部182が放電灯LAの寿命末期を確実に検出することができるという効果を奏する。
実施の形態1における照明器具800の構成を示す回路構成図。 実施の形態1における放電灯LA点灯中のインバータ回路130各部の電圧・電流を示す波形図。 実施の形態1における寿命末期の放電灯LA点灯中のインバータ回路130各部の電圧・電流を示す波形図。 対比例における放電灯LA点灯中のインバータ回路各部の電圧・電流を示す波形図。 対比例における寿命末期の放電灯LA点灯中のインバータ回路各部の電圧・電流を示す波形図。 実施の形態1におけるインバータ回路130及び対比例のインバータ回路において、放電灯LAの点灯時等価抵抗値が変化した場合の放電灯LAの消費電力の変化を示すグラフ図。 実施の形態2における照明器具800の構成を示す回路構成図。 実施の形態3における照明器具800の構成を示す回路構成図。 実施の形態3におけるインバータ回路130において、放電灯LAの点灯時等価抵抗値が変化した場合の電圧vの変化を示すグラフ図。
符号の説明
100 放電灯点灯装置、110 直流電源回路、130 インバータ回路、151 駆動回路、181 制御部、182 過電圧検出部、800 照明器具、AC 交流電源、D91,D92 ダイオード、C71 結合コンデンサ、C72 始動コンデンサ、C83 コンデンサ、L61 チョークコイル、LA 放電灯、Q51,Q52 FET。

Claims (3)

  1. 直流電圧を生成する直流電源回路と、
    上記直流電源回路が生成した直流電圧を、放電灯に印加する交流電圧に変換するインバータ回路とを備え、
    上記インバータ回路は、
    一端を上記直流電源回路の出力のうち正電位側に電気接続した第一のスイッチング素子と、
    一端を上記第一のスイッチング素子の他端に電気接続し、他端を上記直流電源回路の出力のうち負電位側に電気接続した第二のスイッチング素子と、
    上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子とをともにオフするデッドタイムを設けつつ、上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子とを交互にオンオフする制御回路と、
    一端を上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子との接続点に電気接続し、他端を上記放電灯の2つのフィラメントのうち第一のフィラメントの一端に電気接続するよう配置されたチョークコイルと、
    一端を上記放電灯の上記第一のフィラメントの他端に電気接続し、他端を上記放電灯の2つのフィラメントのうち第二のフィラメントの一端に電気接続するよう配置された始動コンデンサと、
    一端を上記放電灯の上記第二のフィラメントの他端に電気接続するよう配置され、他端を上記直流電源回路の出力のうち負電位側に電気接続した結合コンデンサと、
    アノードを上記直流電源回路の出力のうち負電位側に接続し、カソードを上記結合コンデンサの両端のうち上記放電灯に電気接続する側に電気接続した第一の整流素子と、
    アノードを上記第一の整流素子のカソードに電気接続し、カソードを上記直流電源回路の出力のうち正電位側に電気接続した第二の整流素子と、
    上記デッドタイムにおいて上記チョークコイルを流れる電流が流れるコンデンサであって上記チョークコイルを流れる電流が急激に減少するのを防ぐコンデンサを有し、一端を上記第一のスイッチング素子と上記第二のスイッチング素子との接続点に電気接続し、他端を上記直流電源回路の出力のうち負電位側に電気接続したスナバ回路と、
    一端を上記チョークコイルの両端のうち上記放電灯に電気接続する側に電気接続し、他端を上記直流電源回路の出力のうち負電位側に電気接続し、上記スナバ回路のコンデンサの放電経路を形成することにより上記スナバ回路のコンデンサを十分に放電する放電用コンデンサとを有することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 上記放電灯点灯装置は、更に、
    上記直流電源回路の出力のうち負電位側を基準として、上記チョークコイルの両端のうち上記放電灯に電気接続する側の電位を測定し、測定した電位の最大値が所定の電圧値以上である場合に上記制御回路の動作を停止させる保護回路を備え、
    上記結合コンデンサの容量をC、上記始動コンデンサの容量をC、上記直流電源回路が生成した直流電圧の電圧値をVIN、上記放電灯の正常点灯時におけるフィラメント間電圧の最大電圧値をVLAとして、VIN×C/√2C≧VLA×1.2であることを特徴とする請求項に記載の放電灯点灯装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の放電灯点灯装置と、
    上記放電灯を着脱自在に取り付け可能であり、上記放電灯を取り付けることにより、上記放電灯のフィラメントと上記放電灯点灯装置とを電気接続するランプソケットと
    を備えることを特徴とする照明器具。
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