JP4919786B2 - 蛍光内視鏡 - Google Patents
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Description
この技術においては、プローブの先端にバルーンが設けられている。上述の検査を行う際に、上記バルーンを膨らませて血管壁に密着させていた。
この技術によれば、距離測定手段と特性値算出手段とにより、照射部と被検体との距離に影響されないで病変部の診断を行うことが開示されている。
本発明は、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部の半径方向に位置する前記体腔の内壁と接触することにより、前記挿入部の半径方向における前記体腔に対する前記挿入部の位置決めを行うバルーンと、前記内壁に対して照射される励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射するとともに、前記内壁から発生して前記バルーンを透過した蛍光を前記挿入部の複数の異なる半径方向から前記挿入部の内部に導入する光出射導入部と、該光出射導入部から導入された蛍光を撮像する撮像部と、前記バルーンにおける前記内壁との接触面と、前記挿入部と、の間の距離に基づいて前記撮像部を前記撮像部に入射する蛍光の光軸に沿って移動させる移動部と、が設けられた蛍光内視鏡を提供する。
光出射導入部から挿入部の半径方向外方に出射された励起光は、バルーンにより挿入部からの距離を等しくされた体腔の内壁に対して照射され、励起光が照射された内壁から蛍光が発生される。体腔の内壁から発生した蛍光は、バルーンを透過して挿入部の半径方向内方に向かい、光出射導入部によって挿入部の内部に導入される。ここで、体腔の内壁の複数個所から蛍光が発生した場合には、挿入部の複数の異なる半径方向から、それぞれの蛍光が挿入部の内部に導入される。そして、光出射導入部から挿入部内に導入された蛍光は、撮像部により撮像される。
したがって、バルーンおよび移動部により、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁と撮像部との距離を等しくすることができる。例えば、観察位置を挿入部の進退方向に沿って変えた場合であっても、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁から撮像部までの距離は所定の一定距離に保たれ、この状態で体腔の内壁から発生した蛍光の観察を行うことができる。
挿入部の内部に導入された蛍光は、光出射導入部に設けられた反射部により挿入部の中心軸線方向に向けて反射される。また、反射部は中心軸線周りに回転可能に配置されているため、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁から発生した蛍光は挿入部の中心軸線方向に向けて反射される。
なお、反射部は、上記内壁から発生した蛍光のみを反射してもよく、体腔の診断に不必要な波長の光(例えば、照射部から出射された励起光など)を透過してもよい。
本発明によれば、反射部を回転させることにより、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁の部分領域から発生した蛍光を撮像部に向けて反射させて、撮像部に蛍光を撮像させることができる。
なお、回転部は、反射部のみを回転させるものであってもよいし、反射部を含む光出射導入部を回転させるもの、例えば、光出射導入部を備えたチューブ状のものであって、挿入部に対して回転可能に配置されたものであってもよい。
ここで、回転部は、挿入部の内部に、挿入部の中心軸線周りに回転可能に配置されているため、蛍光を挿入部の複数の異なる半径方向から挿入部の内部に導入することが可能である。よって、本発明によれば、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁から発生した蛍光を撮像できる。
ここで、回転部は、挿入部の内部に、挿入部の中心軸線周りに回転可能に配置されているため、蛍光を挿入部の複数の異なる半径方から挿入部の内部に導入することが可能である。よって、本発明によれば、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁から発生した蛍光を撮像できる。
光出射導入部の内部に導入された蛍光は、光出射導入部に設けられた円錐ミラーにより挿入部の中心軸線方向に向けて反射される。円錐ミラーから反射した蛍光は撮像部により撮像され、撮像部は挿入部の複数の異なる半径方向に位置する内壁の部分領域の像を取得することができる。よって、本発明によれば、挿入部の複数の異なる半径方向に位置する体腔の内壁から発生した蛍光を撮像できる。
例えば、撮像部から出力された撮像信号が、円錐ミラーに映った内壁の全内周面の蛍光画像に係る信号である場合には、画像処理部は円錐ミラーに映った蛍光画像に係る信号を、体腔を展開した状態の蛍光画像に係る信号に変換処理することができる。
そして、演算部により求められた距離に基づいて移動部が撮像部を上記中心軸線方向に沿って移動させることにより、上記内壁から撮像部までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
したがって、移動部が蛍光強度信号に基づいて撮像部を移動させることにより、内壁から撮像部までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
したがって、移動部が制御部により求められた距離に基づいて撮像部を移動させることにより、上記内壁から撮像部までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
したがって、移動部が制御部により求められた距離に基づいて撮像部を移動させることにより、上記内壁から撮像部までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る蛍光内視鏡ついて図1から図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態の蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
蛍光内視鏡1は、図1に示すように、被検体の体腔3内に挿入される挿入部5と、励起光を出射する光源7と、挿入部5と体腔3の内壁との距離を測定する測定制御部9と、撮像された蛍光像を表示する表示部11と、を備えている。
挿入部5は、被検体の体腔3内に挿入されるとともに、体腔3の内壁から発生する蛍光を観察するものである。挿入部5には、図2に示すように、外皮チューブ13と、バルーン15と、照射部(光出射導入部)17と、導入部(光出射導入部)19と、撮像部21と、移動部23とが設けられている。
照射部17は、光源7から出射された励起光を体腔3の内壁に向けて出射させるものである。照射部17は、図2に示すように、ライトガイド29と、照射用レンズ31と、照射用ミラー33とを備えている。
撮像用レンズ系41は、ダイクロイックミラー35に反射された蛍光の像を撮像素子43の受光面に結像させるものである。撮像用レンズ系41は、ダイクロイックミラー35と撮像素子43との間に配置されるとともに、照射用ミラー33の内側、言い換えると、挿入部5の中心軸線上に配置されている。本実施形態においては、図2に示すように、複数のレンズから構成された撮像用レンズ系41の場合に適用して説明するが、特に撮像用レンズ系41の構成について限定するものではない。
移動部23は、体腔3の内壁と撮像素子43との距離を一定に保つものである。移動部23は、図2に示すように、保持部45と、アクチュエータ47とを備えている。
まず、蛍光内視鏡1の挿入部5が、体腔3の内部に挿入される。このとき、バルーン15は、図2に実線で示されるように、挿入の邪魔にならないように縮められ、挿入部5の外周面に密着した状態とされている。
流量計51は、送気ポンプ49から出力される流量信号に基づいて上記空気流量を計測し、上記空気流量に係る情報をアクチュエータ駆動部53に出力する(ステップS1)。アクチュエータ駆動部53は、入力された上記空気流量に係る情報に基づいて、バルーン15の外径を求めることにより、挿入部5と体腔3の内壁との距離を測定する(ステップS2)。
照射部17から挿入部5の半径方向外方に出射された励起光は、バルーン15により挿入部5からの距離を等しくされた体腔3の内壁に対して照射され、励起光が照射された内壁から蛍光が発生される。体腔3の内壁から発生した蛍光は、バルーン15を透過して挿入部5の半径方向内方に向かい、蛍光用窓27から挿入部5の内部に導入される。
ダイクロイックミラー35により反射された蛍光は、撮像部21の撮像素子43により撮像され、撮像素子43は挿入部5の半径方向に位置する内壁の部分領域の像を取得することができる。
バルーン15に流入した空気の流量は流量計51により計測され、流量計51から出力される流量信号はアクチュエータ駆動部53に入力される。アクチュエータ駆動部53は、流量信号に基づいて、膨張したバルーン15の体積を算出することにより、バルーン15における上記内壁との接触面と、挿入部5と、の間の距離を算出することができる。
よって、アクチュエータ駆動部53により求められた距離に基づくことにより、移動部23は撮像素子43を上記中心軸線方向に沿って移動させるため、上記内壁から撮像素子43までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図7から図10を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、反射部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図7から図10を用いて反射部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図7は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
導入部119は、体腔3から発生した蛍光を撮像部21にむけて反射するものである。導入部119は、円錐ミラー(反射部)135を備えている。
円錐ミラー135は、蛍光用窓27を透過した蛍光を挿入部5の中心軸線に沿う方向へ反射させるものである。円錐ミラー135は、外皮チューブ13の内部であって蛍光用窓27と対向する位置に配置されている。また、図8に示すように、円錐ミラー135は円錐状に形成されるとともに、円錐面が反射面とされたミラーである。そのため、円錐ミラー135は、体腔3の内壁全面から発生した蛍光を撮像部21に向けて反射するものである。なお、円錐ミラー135は、挿入部105の先端部に配置されている。
なお、バルーン15による挿入部5の固定、および、体腔3の内壁から撮像素子43までの距離の制御方法は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
また、光源7から出射された励起光を体腔3に照射するまでの作用についても、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
蛍光信号処理部157は、撮像素子43から入力された撮像信号と、画像センサ161から入力された挿入長さに係る信号に基づいて、画像信号を生成する。ここで、撮像素子43から入力された撮像信号に係る画像は、図9に示すように、円錐ミラー135の円周面に映った体腔3の内壁の像である。蛍光信号処理部157は、挿入長さに係る信号に基づいて、上記撮像信号に対して展開処理や伸張処理などの処理を行い、図10に示すような、体腔3を展開した画像に係る画像信号を生成する。生成された画像信号は、図7に示すように、モニタ59に出力され、モニタ59において表示される。
挿入部105の内部に導入された蛍光は、導入部119に設けられた円錐ミラー135により挿入部105の中心軸線方向に向けて反射される。円錐ミラー135から反射した蛍光は撮像素子43により撮像され、撮像素子43は挿入部105の半径方向に位置する内壁の全内周面の像を取得することができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図11および図12を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図11および図12を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図11は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部205には、図12に示すように、外側挿入部(挿入部)213Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)213Bと、が設けられている。
その後、回転挿入部213Bが外側挿入部213Aの内部に挿入される。
蛍光信号処理部57は、撮像素子43から入力された撮像信号に基づいて、画像信号を生成する。画像信号は、蛍光信号処理部57からモニタ59に出力され、モニタ59において表示される。
次に、本発明の第1の実施形態の第3変形例について図13および図14を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態の第2変形例と同様であるが、第1の実施形態とは、回転挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図13および図14を用いて回転挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図13は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態の第2変形例と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部905には、図14に示すように、外側挿入部213Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)913Bと、が設けられている。
なお、本実施形態においては、信号ロータリジョイント917として公知のスリップリング等の集電装置を用いることができ、本実施形態で例示した態様の信号ロータリジョイントに限定するものではない。
なお、挿入部駆動モータ919としては、公知のモータを用いることができ、特に限定するものではない。
なお、バルーン15による挿入部905の固定、および、体腔3の内壁から撮像素子43までの距離の制御方法は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
光源7から出射された励起光は、ライトガイド229により外側挿入部213A内を通って、光ロータリジョイント915に導かれる。励起光は、外側挿入部213Aのライトガイド229からレンズ916Aに向けて出射される。レンズ916Aに入射した励起光は平行光となりレンズ916Bに入射する。
レンズ916Bに入射した励起光は、回転挿入部913Bのライトガイド229に集光する。集光された励起光は、照射用レンズ231を通って出射される。以後、励起光が体腔3を照明する作用は、第2変形例と同様であるのでその説明を省略する。
結像された蛍光像に基づいて、撮像素子43は撮像信号を信号ロータリジョイント917に出力する。撮像素子43からの撮像信号は、信号ロータリジョイント917の撮像用集電環921から撮像用ブラシ923を通って、蛍光信号処理部57に入力される。
次に、本発明の第1の実施形態の第4変形例について図15から図17を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態の第2変形例と同様であるが、第1の実施形態とは、回転挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図15から図17を用いて回転挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図15は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態の第2変形例と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部305には、図16に示すように、外側挿入部213Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)313Bと、が設けられている。
回転挿入部313Bは外側挿入部213Aの内部に挿入されるものである。回転挿入部313Bには、励起光用窓225と、蛍光用窓227と、照射部(光出射導入部)217と、導入部(光出射導入部)219と、撮像部21と、移動部23と、鉗子孔325と、が設けられている。
なお、バルーン15による外側挿入部213Aの固定、および、回転挿入部313Bによる体腔3の蛍光撮像の方法は、第1の実施形態の第2変形例と同様であるので、その説明を省略する。
例えば、鉗子孔325には直視スコープ327が挿通され、回転挿入部313Bの先端側端部から、直視スコープ327の先端が突出させる。このように直視スコープ327を用いることにより、挿入部305の中心軸線方向の画像を取得することができる。
あるいは、鉗子孔325に種々の鉗子を挿通させることにより、体腔3への医療処置を施すことができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第5変形例について図18および図19を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図18および図19を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図18は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部405には、図19に示すように、外側挿入部(挿入部)413Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)413Bと、が設けられている。
まず、蛍光内視鏡401の外側挿入部413Aが、体腔3の内部に挿入される。外側挿入部413Aの内部に図示しない直視型内視鏡を入れた状態で体腔への挿入を行ってもよい。挿入の際、前方を見ることができるので挿入が楽に行える。観察位置に到達したら、直視型内視鏡を抜いて回転挿入部413Bを挿入する。このとき、バルーン15は、挿入の邪魔にならないように縮められ、外側挿入部413Aの外周面に密着した状態とされている。外側挿入部413Aの挿入側端部が体腔3の検査領域に到達すると、送気ポンプ49から空気がバルーン15に送気され、バルーン15は膨張して体腔3の内壁に押し付けられる。外側挿入部413Aは、バルーン15により体腔3に対して固定されるとともに、外側挿入部413Aの挿入側端部は体腔3における管路の略中央に配置される。
その後、回転挿入部413Bが外側挿入部413Aの内部に挿入される。
アクチュエータ447は、入力された制御信号に基づいて、挿入部405に対する保持部445の相対位置を変更する。
次に、本発明の第1の実施形態の第6変形例について図20を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図20を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図20は、本変形例における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
撮像用レンズ系541は、ダイクロイックミラー35に反射された蛍光の像を撮像素子43の受光面に結像させるものである。撮像用レンズ系541は、ダイクロイックミラー35と撮像素子43との間に配置されている。
保持部545は、照射用レンズ531と撮像用レンズ系541と撮像素子43とを保持するものである。また、保持部545は、金属チューブ14に対して、挿入部505の中心軸線に沿って相対移動可能に配置されたものである。保持部545には、アクチュエータ47が接続されている。
なお、バルーン15による挿入部505の固定、および、体腔3の内壁から撮像素子43までの距離の制御方法は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
以後の作用効果は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について図21および図22を参照して説明する。
本実施形態の蛍光内視鏡の基本構成は、第1の実施形態の第2変形例と同様であるが、第1の実施形態の第2変形例とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図21および図22を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図21は、本実施形態における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態の第2変形例と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部605には、図21に示すように、外側挿入部(挿入部)613Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)613Bと、が設けられている。
なお、バルーン615により外側挿入部613Aを体腔3に固定する方法、および、光源7から励起光が体腔3に照射されるまでの作用は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記蛍光剤から発生した蛍光は、外側挿入部613Aおよび蛍光用窓227を透過して回転挿入部613B内に入射する。入射した蛍光は、ダイクロイックミラー35を透過して蛍光検出部624に入射する。蛍光検出部624は、入射した蛍光の蛍光強度に基づいた、蛍光強度に係る信号をアクチュエータ駆動部653に出力する。
次に、本発明の第2の実施形態の第1変形例について図23および図24を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図23および図24を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図23は、本実施形態における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部705には、図23に示すように、外側挿入部(挿入部)713Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)713Bと、が設けられている。
なお、バルーン15により外側挿入部713Aを体腔3に固定する方法、および、体腔3から発生した蛍光を撮像する方法などは、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
したがって、制御部754により求められた距離に基づくことにより、移動部23は上記内壁から撮像部21の撮像素子43までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
次に、本発明の第2の実施形態の第2変形例について図25および図26を参照して説明する。
本変形例の蛍光内視鏡の基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、挿入部の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図25および図26を用いて挿入部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図25は、本実施形態における蛍光内視鏡の構成を説明する模式図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
挿入部805には、図25に示すように、外側挿入部(挿入部)813Aと、回転挿入部(光出射導入部、回転部)813Bと、が設けられている。
なお、バルーン15により外側挿入部813Aを体腔3に固定する方法、および、体腔3から発生した蛍光を撮像する方法などは、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
したがって、制御部854により求められた距離に基づくことにより、移動部23は上記内壁から撮像部21の撮像素子43までの距離を所定の一定距離に保つことができる。
例えば、第1の実施形態の第1変形例においては、体腔の内壁と挿入部の間の距離を求めるためにバルーンの流量を測定することに代えて、測定挿入部の先端部に超音波発生測定部を設けることができるものである。
3 体腔
5,105,205,305,405,505,605,705,805,905 挿入部
15 バルーン
17,217,417,517 照射部(光出射導入部)
19,119,219 導入部(光出射導入部)
21,421,521 撮像部
23,423,523 移動部
35 ダイクロイックミラー(反射部)
37 駆動モータ(回転駆動部)
49 送気ポンプ(流入部)
51 流量計(流量計測部)
53 アクチュエータ駆動部(演算部)
135 円錐ミラー(反射部)
157 蛍光信号処理部(画像処理部)
161 画像センサ(挿入長計測部)
213A,413A,613A,713A,813A 外側挿入部(挿入部)
213B,313B,413B,613B,713B,813B,913B 回転挿入部(光出射導入部、回転部)
609 測定制御部(移動部)
653 アクチュエータ駆動部(演算部)
624 蛍光検出部
724 超音波発生測定部(超音波信号発生器、超音波信号検出器)
749 ポンプ(流入部)
754,854 制御部
824 マイクロ波発生測定部(マイクロ波信号発生器、マイクロ波信号検出器)
Claims (11)
- 体腔内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の半径方向に位置する前記体腔の内壁と接触することにより、前記挿入部の半径方向における前記体腔に対する前記挿入部の位置決めを行うバルーンと、
前記内壁に対して照射される励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射するとともに、前記内壁から発生して前記バルーンを透過した蛍光を前記挿入部の複数の異なる半径方向から前記挿入部の内部に導入する光出射導入部と、
該光出射導入部から導入された蛍光を撮像する撮像部と、
前記バルーンにおける前記内壁との接触面と、前記挿入部と、の間の距離に基づいて前記撮像部を前記撮像部に入射する蛍光の光軸に沿って移動させる移動部と、
が設けられた蛍光内視鏡。 - 前記光出射導入部が、前記励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射する照射部と、
前記内壁から発生した蛍光を、前記挿入部の中心軸線方向に向けて反射するとともに、前記中心軸線周りに回転可能に配置された反射部と、
を備え、
前記撮像部が、前記反射部から反射した蛍光を撮像する請求項1記載の蛍光内視鏡。 - 前記反射部を回転させる回転駆動部が設けられた請求項2記載の蛍光内視鏡。
- 前記光出射導入部が、前記挿入部の少なくとも先端部の内側に配置されるとともに、前記挿入部の中心軸線周りに回転可能に配置された回転部と、
該回転部に設けられ、前記励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射する照射部と、
前記回転部に設けられ、前記内壁から発生した蛍光を、前記中心軸線方向に向けて反射する反射部と、
を備え、
前記撮像部が、前記回転部に設けられ、前記反射部から反射した蛍光を撮像する請求項1記載の蛍光内視鏡。 - 前記光出射導入部が、前記挿入部の少なくとも先端部の内側に配置されるとともに、前記挿入部の中心軸線周りに回転可能に配置された回転部と、
該回転部に設けられ、前記励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射する照射部と、
を備え、
前記撮像部が、前記回転部の内部に導入された蛍光を撮像する請求項1記載の蛍光内視鏡。 - 前記光出射導入部が、前記励起光を前記挿入部の半径方向外方に出射する照射部と、
前記内壁から発生した蛍光を、前記挿入部の中心軸線方向に向けて反射する円錐ミラーと、
を備え、
前記撮像部が、前記円錐ミラーから反射した蛍光を撮像する請求項1記載の蛍光内視鏡。 - 前記体腔に対する前記挿入部の挿入長さを計測する挿入長計測部と、
前記撮像部から出力される撮像信号と、前記挿入長計測部から出力される挿入長さに係る信号と、に基づいて前記撮像信号の展開処理を行う画像処理部と、
が設けられた請求項1から6のいずれかに記載の蛍光内視鏡。 - 前記バルーンに流体を流入させる流入部と、
前記バルーンに流入した流体の流量を計測する流量計測部と、
該流量計測部から出力された流量信号に基づいて、前記バルーンにおける前記内壁との接触面と、前記挿入部と、の間の距離を求める演算部と、が設けられ、
前記移動部が、前記演算部により求められた距離に基づいて、前記撮像部を前記中心軸線方向に沿って移動させる請求項1から7のいずれかに記載の蛍光内視鏡。 - 前記バルーンにおける前記内壁との接触面には蛍光剤が配置され、
該蛍光剤から発生した蛍光の強度を検出する蛍光検出部が設けられ、
前記移動部が、前記蛍光検出部から出力された蛍光強度信号に基づいて、前記撮像部を移動させる請求項1から7のいずれかに記載の蛍光内視鏡。 - 前記バルーンに流入する流体が液体であって、
前記バルーンにおける前記内壁との接触面に向かって超音波を発生させる超音波信号発生器と、
前記接触面から反射した超音波を検出する超音波信号検出器と、
前記超音波信号発生器を制御するとともに、前記超音波信号検出器から出力される検出信号に基づいて、前記バルーンにおける前記内壁との接触面と、前記挿入部と、の距離を求める制御部と、が設けられ、
前記移動部が、前記制御部により求められた距離に基づいて、前記撮像部を前記中心軸線方向に沿って移動させる請求項1から7のいずれかに記載の蛍光内視鏡。 - 前記バルーンにおける前記内壁との接触面に向かってマイクロ波を発生させるマイクロ波信号発生器と、
前記接触面から反射したマイクロ波を検出するマイクロ波信号検出器と、
前記マイクロ波信号発生器を制御するとともに、前記マイクロ波信号検出器から出力される検出信号に基づいて、前記バルーンにおける前記内壁との接触面と、前記挿入部と、の距離を求める制御部と、が設けられ、
前記移動部が、前記制御部により求められた距離に基づいて、前記撮像部を前記中心軸線方向に沿って移動させる請求項1から7のいずれかに記載の蛍光内視鏡。
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